JPH11326434A - 負荷短絡検出回路 - Google Patents

負荷短絡検出回路

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JPH11326434A
JPH11326434A JP10124899A JP12489998A JPH11326434A JP H11326434 A JPH11326434 A JP H11326434A JP 10124899 A JP10124899 A JP 10124899A JP 12489998 A JP12489998 A JP 12489998A JP H11326434 A JPH11326434 A JP H11326434A
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JP
Japan
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circuit
voltage
power supply
channel mosfet
gate
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Application number
JP10124899A
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English (en)
Inventor
Akira Nakamori
昭 中森
Akinori Matsuda
昭憲 松田
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体素子点数が少なく、安価で、確実に負荷
短絡を検出できる負荷短絡検出回路を提供すること。 【解決手段】PMOS1のソース5を電源の高電位側1
と接続し、PMOS1のドレイン6とNMOS1のドレ
イン9を接続し、NMOS1のソース8を電源のグラン
ド側2に接続し、NMOS1のドレイン9とゲート10
を接続し、PMOS1のゲート7をインバータ回路の入
力3とし、PMOS1とNMOS1のドレイン6、9同
志の接続点をインバータ回路の出力4とする。入力電圧
がインバータ回路のしきい値Vth0 より高くなると、出
力電圧がLレベルとなり負荷短絡を検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DC−DCコン
バータ回路を含んだ電源回路に用いられる、負荷短絡を
検出する負荷短絡検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来方式による負荷短絡検出回路
を含んだ電源回路である。電源回路は、電池61、DC
−DCコンバータ回路62、電圧検出回路63および集
積回路100(以下、ICと称す)で構成され、負荷に
安定した直流電圧を供給する。IC100は電源回路が
負荷に供給する電圧を、電圧検出回路63で検出し、そ
の検出した電圧と、IC100内の基準電圧67との差
の電圧である誤差電圧を誤差増幅器64(エラーアン
プ)において演算を行う。その誤差電圧はPWM(Pu
lse Width Modulation)回路68
で搬送波と比較され、DC−DCコンバータ回路62を
構成するパワースイッチング素子(パワーMOSFET
やIGBTなど)の開閉信号が演算される。この開閉信
号は駆動回路69を介してDC−DCコンバータ回路6
2に転送される。この一連の動作で、電源回路は負荷の
変動に対しても常に安定な直流電力を供給することが可
能となる。
【0003】従来の負荷短絡検出回路70は負荷の電圧
を電圧検出回路63で検出し、その検出電圧を誤差増幅
器64のマイナス入力65に入力し、電源電圧(電源の
高電位側の電位とグランド側の電位の差の電圧をいう)
のほぼ中間電圧に設定する一定の基準電圧67を誤差増
幅器64のプラス入力66に入力した誤差増幅器64
で、その出力である誤差電圧を常時監視することで負荷
短絡を検出していた。
【0004】電源回路の健全運転時においては、前記の
検出電圧との偏差が僅少であり、誤差増幅器64の誤差
電圧は、ほぼ基準電圧67程度の一定電圧と微小な交流
電圧の重畳電圧となり、ほぼ電源電圧の中間電圧で変動
している。しかし、一旦、負荷が短絡すると検出電圧が
極端に小さくなるため、誤差増幅器64のマイナス入力
65も小さくなり、そのため、誤差増幅器64の出力で
ある誤差電圧は、電源電圧まで振り切れることになる。
【0005】誤差増幅器64から出力される誤差電圧
は、負荷短絡検出回路70の入力端子53に入力され
る。IC100内に電源電圧より若干小さいしきい値電
圧56を設け、前記の誤差電圧としきい値電圧56を演
算増幅器で構成した比較器55のマイナス入力とプラス
入力に入力して、この比較器55の出力端子54から出
力される出力電圧が、電源電圧からグランドの電圧(L
レベル)に変化することを捉えて、負荷短絡を検出す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来方式では、I
C100内で、一定電圧のしきい値電圧56を作る回路
が必要となる。また比較器55に使われる演算増幅器は
数十個と多数の半導体素子や抵抗などで構成され、回路
も複雑であるために、その設計および製造に要する費用
は極めて多額である。
【0007】この発明の目的は、前記の課題を解決し
て、半導体素子点数が少なく、安価で、確実に負荷短絡
を検出できる負荷短絡検出回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、電源用の負荷短絡検出回路において、電源の高電
位側に接続されるpチャネル型スイッチング素子と、電
源のグランド側に接続されるnチャネル型スイッチング
素子から成り、pチャネル型スイッチング素子のゲート
を入力とし、pチャネル型スイッチング素子の低電位側
とnチャネル型スイッチング素子の高電位側を接続し、
該接続点を出力とするインバータ回路で構成する。
【0009】この電源の高電位側にpチャネルMOSF
ETのソースを接続し、該pチャネルMOSFETのド
レインとnチャネルMOSFETのドレインを接続し、
該nチャネルMOSFETのソースを電源のグランド側
に接続し、該nチャネルMOSFETのドレインとゲー
トを接続し、前記pチャネルMOSFETのゲートを入
力とし、pチャネルMOSFETとnチャネルMOSF
ETのドレイン同志の接続点を出力とするインバータ回
路で構成するとよい。
【0010】この電源の高電位側にpチャネルMOSF
ETのソースを接続し、該pチャネルMOSFETのド
レインとnチャネルMOSFETのドレインを接続し、
該nチャネルMOSFETのソースを電源のグランド側
に接続し、前記pチャネルMOSFETのゲートと前記
nチャネルMOSFETのゲートを接続し、前記ゲート
同志の接続点を入力とし、前記ドレイン同志の接続点を
を出力とするインバータ回路で構成するとよい。
【0011】この電源の高電位側にpチャネルMOSF
ETのソースを接続し、該pチャネルMOSFETのド
レインと第1のnチャネルMOSFETのドレインを接
続し、該nチャネルMOSFETのソースを電源のグラ
ンド側に接続し、電源の高電位側にバイアス電流回路の
一方を接続し、他方を第2のnチャネルMOSFETの
ドレインを接続し、該第2のnチャネルMOSFETの
ソースを電源のグランド側に接続し、前記の第1のnチ
ャネルMOSFETのゲートと前記の第2のMOSFE
Tのゲートを接続し、該の第2のMOSFETのドレイ
ンとゲートを接続し、前記のpチャネルMOSFETの
ゲートを入力とし、前記のpチャネルMOSFETのソ
ースを出力とするインバータ回路で構成すると好まし
い。
【0012】前記のように、インバータ回路を用いるこ
とで、半導体素子の部品点数を低減できて、安価で確実
に負荷短絡を検出できる。またMOSFETでインバー
タ回路を構成することで、検出精度を高めることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下の実施例の負荷短絡検出回路
は、図7の負荷短絡検出回路に相当する回路である。 〔実施例1〕図1は、この発明の第1実施例の負荷短絡
検出回路である。この負荷短絡検出回路はpチャネルM
OSFET(以下、PMOSと称す)とnチャネルMO
SFET(以下、NMOSと称す)で構成される。PM
OS1のソース5を電源の高電位側1と接続し、PMO
S1のドレイン6とNMOS1のドレイン9を接続し、
NMOS1のソース8を電源のグランド側2に接続す
る。またNMOS1のドレイン9とゲート10を接続す
る。このPMOS1とNMOS1でインバータ回路を構
成する。PMOS1のゲート7がインバータ回路の入力
3となり、PMOS1とNMOS1のドレイン6、9同
志の接続点がインバータ回路の出力4となる。
【0014】図2は、図1の負荷短絡検出回路の動作を
説明する図である。図2は縦軸が出力電圧で横軸が入力
電圧であるインバータの入出力特性曲線を示す。この入
出力特性曲線と、インバータ回路の出力電圧とインバー
タ回路の入力電圧が等しい直線11との交点で、この交
点の入力電圧の値をこのインバータ回路のしきい値電圧
Vth0 という。入出力特性曲線で、出力電圧が、電源電
圧V0 であるHレベルから、グランド近傍の電圧(第1
実施例ではNMOSのゲートしきい値電圧)であるLレ
ベルに移行する入力電圧、またはLレベルからHレベル
に移行する入力電圧は、このインバータ回路のしきい値
電圧Vth0 との比較で決まる。
【0015】つまり、インバータ回路の入力電圧がイン
バータ回路のしきい値電圧Vth0 より小さい場合は、イ
ンバータ回路の出力電圧はHレベルとなり、大きい場合
は、Lレベルとなる。図1の回路では、Lレベルの電圧
は零ではなく、NMOSのゲートしきい値電圧Vth1 と
なり、Lレベルの検出精度が悪い。つぎにこの動作を詳
細に説明する。インバータ回路の入力電圧が零からNM
OS1のゲートしきい値電圧Vth1 の間は、NMOS1
はカットオフ状態(NMOSがオフ状態)、PMOS1
は非飽和状態(ドレイン電圧を増大させるとドレイン電
流が線形に増大する状態、つまりPMOS1のインピー
ダンスが小さい状態)で、出力電圧は電源電圧V0 とな
る。入力電圧がNMOS1のゲートしきい値電圧Vth1
とインバータ回路のしきい値電圧Vth0 の間は、NMO
S1は飽和状態(ドレイン電圧を増大させてもドレイン
電流が増大しない状態、つまりNMOS1のインピーダ
ンスが大きい状態)で、PMOS1が非飽和状態のた
め、NMOS1のインピーダンスに比べてPMOS1の
インピーダンスが低く、出力電圧は電源電圧V0 に近い
値となる。入力電圧がインバータ回路のしきい値電圧V
th0 付近で、NMOS1と、PMOS1が互いに飽和状
態となり出力電圧は電源電圧V0 近傍からNMOS1の
ゲートしきい値電圧Vth1 近傍に移行する。
【0016】入力電圧が、インバータ回路のしきい値電
圧Vth0 と、電源電圧V0 からPMOS1のゲートしき
い値電圧Vth2 を差し引いた電圧(Vth0 −Vth2 )と
の間でも、NMOS1、PMOS1共に飽和状態である
が、PMOS1のゲート電圧(ゲート・ソース間電圧)
が小さくなるので、PMOS1のインピーダンスはNM
OS1と比べて大きくなり、出力電圧はNMOSのゲー
トしきい値電圧Vth1近傍に近づく。入力電圧が、電源
電圧V0 からPMOS1のゲートしきい値電圧Vth2 を
差し引いた電圧(V0 −Vth2 )より大きい場合、NM
OS1は飽和状態で、PMOS1はカットオフ状態とな
り、出力電圧はNMOS1のゲートしきい値電圧Vth1
となる。出力電圧がNMOS1のゲートしきい値電圧V
th1 となるのはNMOS1のドレイン9とゲート10が
接続されているためである。
【0017】このインバータ回路のしきい値電圧Vth0
は、NMOS1とPMOS1のゲートの寸法などを変え
ることで、NMOS1のゲートしきい値電圧Vth1 と、
電源電圧V0 からPMOSのゲートしきい値電圧Vth2
を差し引いた電圧(Vth0 −Vth2 )との間の任意の電
圧値にすることができる。また、前記のゲート寸法(ゲ
ート幅とチャネル長)などを変えることで、出力電圧が
インバータ回路のしきい値電圧Vth0 付近で、電源電圧
V0 近傍からNMOS1のゲートしきい値電圧Vth1 近
傍に変り、さらに、この変化率(出力電圧の変化分/入
力電圧の変化分)も任意に変えることができる。
【0018】インバータ回路の入出力特性としては、概
略、入力電圧がインバータ回路のしきい値電圧Vth0 よ
り小さいとHレベルとなり、インバータ回路のしきい値
電圧Vth0 より大きいとLレベルとなる。つまり、イン
バータ回路のしきい値電圧Vth0 を境にHレベルからL
レベル、LレベルからHレベルに移行する。この第1実
施例のインバータ回路では、前記したように、出力電圧
がLレベルの状態で、電圧が零Vとはならず、NMOS
のゲートしきい値電圧Vth1 となる。そのため、Lレベ
ルの検出精度が悪くなり、負荷短絡の検出精度も悪くな
る。この検出精度を高める回路例をつぎに説明する。
【0019】尚、前記において、数値例を述べると、電
源電圧V0 は2.3V程度、インバータ回路のしきい値
電圧Vth0 は1.7V程度、NMOS1のゲートしきい
値電圧Vth1 は0.43V程度、PMOS1のゲートし
きい値電圧Vth2 は0.43V程度である。この数値例
は以下の実施例についても当てはまる。 〔実施例2〕図3は、この発明の第2実施例の負荷短絡
検出回路である。この負荷短絡検出回路はPMOS2と
NMOS2で構成され、PMOS2とNMOS2のドレ
イン16、19同志およびPMOS2とNMOS2のゲ
ート17、20同志を接続し、ゲート同志の接続点13
aを入力13、ドレイン同志の接続点14aを出力14
とするインバータ回路である。
【0020】図4は、図3の負荷短絡検出回路の動作を
説明する図で、同図(a)はインバータ回路の入出力特
性、同図(b)はインバータ電流である。この入出力特
性では入力電圧がインバータ回路のしきい値電圧Vth0
を超えて電源電圧V0 まで上昇したとき、出力電圧はN
MOS2が非飽和となるために、グランド電圧VGNDと
なり、検出精度が第1実施例の回路と比べて向上する。
ただし、インバータ回路の出力14が電源電圧V0 から
グランド電圧VGND への移行する際、図4(b)で示す
ように大きな電流が、インバータ電流I0 として流れる
ため、このインバータ回路の消費電流を増加することに
なる。
【0021】つぎにこの動作を詳細に説明する。インバ
ータ回路の入力電圧が零からNMOS2のゲートしきい
値電圧Vth1 の間では、NMOS2はカットオフ状態
(NMOS2がオフ状態)、PMOS2は非飽和状態
で、出力電圧は電源電圧V0 となる。入力電圧がNMO
S2のゲートしきい値電圧Vth2 とインバータ回路のし
きい値電圧Vth0 の間では、NMOS2は飽和状態で、
PMOS2が非飽和状態のため、NMOS2のインピー
ダンスに比べてPMOS2のインピーダンスが低く、出
力電圧は電源電圧V0 に近い値となる。
【0022】入力電圧がインバータ回路のしきい値電圧
Vth0 近傍で、NMOS2と、PMOS2が互いに飽和
状態となり出力電圧は電源電圧V0 近傍からグランド電
圧VGND 近傍に移行する。入力電圧が、インバータ回路
のしきい値電圧Vth0 と、電源電圧V0 からPMOSの
ゲートしきい値電圧Vth2 を差し引いた電圧(V0 −V
th2 )との間では、NMOS2が非飽和状態でPMOS
2が飽和状態となり、出力電圧はグランド電圧VGND に
近づく。入力電圧が電源電圧V0 からPMOS2のゲー
トしきい値電圧Vth2 を差し引いた電圧(V0 −Vth2
)より大きい場合にはNMOS2が非飽和状態で、P
MOS2がカットオフ状態となり、出力電圧がグランド
電圧VGND 、即ち、零Vとなる。
【0023】前記のように、このインバータ回路のしき
い値電圧Vth0 は、NMOS2とPMOS2のゲートの
寸法などを変えることで、NMOS2のゲートしきい値
電圧Vth1 と電源電圧V0 からPMOS2のゲートしき
い値電圧Vth2 を差し引いた電圧(V0 −Vth2 )との
間の任意の値にすることができる。また、前記のゲート
寸法などを変えることで、出力電圧がインバータ回路の
しきい値電圧Vth0 近傍で、電源電圧V0 近傍からNM
OS1のゲートしきい値電圧Vth1 近傍に変わり、さら
に、この変化率(出力電圧の変化分/入力電圧の変化
分)を変えることができる。
【0024】インバータ回路の入出力特性としては、前
記と同様に、概略、入力電圧がインバータ回路のしきい
値電圧Vth0 より小さいとHレベルとなり、インバータ
回路のしきい値電圧Vth0 より大きいとLレベルとな
る。つまり、インバータ回路のしきい値電圧Vth0 を境
にHレベルからLレベル、LレベルからHレベルに移行
する。このLレベルは、前記したように、ほぼ零Vの電
圧となり、Lレベルの検出精度は第1実施例の回路と比
べて向上する。
【0025】しかし、前記したように、この移行期間中
に図4のように、大きなインバータ電流I0 が流れるた
め、消費電流が大きい。これを解決する回路例をつぎに
説明する。 〔実施例3〕図5は、この発明の第3実施例の負荷短絡
検出回路である。この回路はPMOS3とNMOS3、
4で構成され、NMOS3のゲート30は、電源の高電
位側1から電源のグランド側2に流れ込むバイアス電流
をバイアス電流回路41で製作し、このバイアス電流回
路41とNMOS4のドレイン29、ゲート40を接続
し、また、NMOS3のゲート30に接続し、NMOS
3、4のソース28、38を電源のグランド側2に接続
したインバータ回路である。ここで、NMOS3、4は
ミラー回路を構成する。
【0026】図6は、図5の負荷短絡検出回路の動作を
説明する図で、同図(a)はインバータ回路の入出力特
性、同図(b)はインバータ電流である。この入出力特
性は、入力電圧が、電源電圧V0 からインバータ回路の
しきいちVth0 を差し引いた電圧(V0 −Vth2 )を超
えて、電源電圧V0 まで上昇したとき、出力電圧はNM
OS3が非飽和となるために、グランド電圧VGND とな
り、Lレベルの検出精度が向上する。そして、バイアス
電流回路41を調整してバイアス電流を小さく設定する
ことで、PMOS3とNMOS3で構成されるインバー
タ回路に流れるインバータ電流I1 を小さく制御できる
ために、第2実施例のインバータ回路と比べて消費電流
を小さくできる。
【0027】
【発明の効果】この発明において、PMOSとNMOS
で構成されるインバータ回路を負荷短絡検出回路として
用いることで、半導体素子点数の少ない、安価で、確実
に負荷短絡を検出できる回路とすることができる。ま
た、バイアス電流回路を加えることで、消費電流の小さ
な回路とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の負荷短絡検出回路図
【図2】図1の負荷短絡検出回路の動作を説明する図
【図3】この発明の第2実施例の負荷短絡検出回路図
【図4】図3の負荷短絡検出回路の動作を説明する図
で、(a)はインバータ回路の入出力特性、(b)はイ
ンバータ電流
【図5】この発明の第3実施例の負荷短絡検出回路図
【図6】図5の負荷短絡検出回路の動作を説明する図
で、(a)はインバータ回路の入出力特性、(b)はイ
ンバータ電流
【図7】従来方式による負荷短絡検出回路を含んだ電源
回路図
【符号の説明】
1 電源の高電位側 2 電源の定電位側 3、13、23 入力 4、14、24 出力 5、8、15、18、25、28、38 ソース 6、9、16、19、26、29 ドレイン 7、10、、17、20、27、30、40 ゲート 11 直線 13a 接続点 14a 接続点 41 バイアス電流回路 PMOS1〜3 pチャネルMOSFET NMOS1〜4 nチャネルMOSFET V0 電源電圧 Vth0 インバータ回路のしきい値電圧 Vth1 NMOS1、2、3のしきい値電圧 Vth2 PMOS1、2、3のしきい値電圧 VGND グランド電圧 I0 インバータ電流 I1 インバータ電流

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源用の負荷短絡検出回路において、電源
    の高電位側に接続されるpチャネル型スイッチング素子
    と、電源のグランド側に接続されるnチャネル型スイッ
    チング素子から成り、pチャネル型スイッチング素子の
    ゲートを入力端子とし、pチャネル型スイッチング素子
    の低電位側とnチャネル型スイッチング素子の高電位側
    を接続し、該接続点を出力端子とするインバータ回路で
    構成することを特徴とする負荷短絡検出回路。
  2. 【請求項2】電源の高電位側にpチャネルMOSFET
    のソースを接続し、該pチャネルMOSFETのドレイ
    ンとnチャネルMOSFETのドレインを接続し、該n
    チャネルMOSFETのソースを電源のグランド側に接
    続し、該nチャネルMOSFETのドレインとゲートを
    接続し、前記pチャネルMOSFETのゲートを入力と
    し、pチャネルMOSFETとnチャネルMOSFET
    のドレイン同志の接続点を出力とするインバータ回路で
    構成することを特徴とする請求項1に記載の負荷短絡検
    出回路。
  3. 【請求項3】電源の高電位側にpチャネルMOSFET
    のソースを接続し、該pチャネルMOSFETのドレイ
    ンとnチャネルMOSFETのドレインを接続し、該n
    チャネルMOSFETのソースを電源のグランド側に接
    続し、前記pチャネルMOSFETのゲートと前記nチ
    ャネルMOSFETのゲートを接続し、前記ゲート同志
    の接続点を入力とし、前記ドレイン同志の接続点をを出
    力とするインバータ回路で構成することを特徴とする請
    求項1に記載の負荷短絡検出回路。
  4. 【請求項4】電源の高電位側にpチャネルMOSFET
    のソースを接続し、該pチャネルMOSFETのドレイ
    ンと第1のnチャネルMOSFETのドレインを接続
    し、該nチャネルMOSFETのソースを電源のグラン
    ド側に接続し、電源の高電位側にバイアス電流回路の一
    方を接続し、他方を第2のnチャネルMOSFETのド
    レインを接続し、該第2のnチャネルMOSFETのソ
    ースを電源のグランド側に接続し、前記の第1のnチャ
    ネルMOSFETのゲートと前記の第2のMOSFET
    のゲートを接続し、該の第2のMOSFETのドレイン
    とゲートを接続し、前記のpチャネルMOSFETのゲ
    ートを入力とし、前記のpチャネルMOSFETのソー
    スを出力とするインバータ回路で構成することを特徴と
    する請求項1に記載の負荷短絡検出回路。
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