JPH11326401A - 警報報知回路及びその報知方法 - Google Patents

警報報知回路及びその報知方法

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JPH11326401A
JPH11326401A JP12441098A JP12441098A JPH11326401A JP H11326401 A JPH11326401 A JP H11326401A JP 12441098 A JP12441098 A JP 12441098A JP 12441098 A JP12441098 A JP 12441098A JP H11326401 A JPH11326401 A JP H11326401A
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JP
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power supply
voltage level
alarm signal
main power
voltage
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JP12441098A
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Satoshi Yoshida
聡 吉田
Masashi Ikeda
昌史 池田
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主電源の電圧レベル低下に対して有効な警報
報知回路を得る。 【解決手段】 CPU4は電圧検出回路15から出力さ
れる警報信号#1を受け付けると、送信部7への電源の
供給を停止する。同時に通信先情報をLCD6の画面上
に表示させる。CPU4はメモリー3から表示時間設定
データを取得し、カウンタ17にセットする。予備電池
14と主電源2との間にDC/DCコンバータ12とレ
ギュレータ13が設けられており、端末装置が正常に動
作している場合は、予備電池14に常に充電するように
なっている。予備電池14の電圧レベルを監視する予備
電池電圧監視回路18があり、LCD CONT/DR
V12への電源供給を強制的に停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は警報報知回路及びそ
の報知方法に関し、特に電池を主電源とする通信端末装
置の警報報知回路及びその報知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等に代表される表示画面付き情
報通信用端末装置は飛躍的に小型軽量化がなされてき
た。これら通信用端末装置はその携帯性から電池のみを
主電源として使用している場合が多く、その形状から電
池自体の大きさが制限され、小型小容量のもののみ使用
可能である。
【0003】端末装置から送信を行うためにはある一定
の電力が必要であるが、通信を連続して行った結果、通
信状態を維持できなくなり、結果的には電源がオフにな
らざるをえず、画面上に表示されていた情報や揮発性メ
モリー(電源が失われると、メモリー内容も失われるメ
モリー素子)に格納されていた情報などは強制的に消去
されてしまい、装置自体は動作停止の状態にまで陥って
しまう。
【0004】このような問題の対策として、ある電源電
圧レベルを予め設定しておき、検出した電池の電圧レベ
ルがこれよりも低下していた場合は、警報信号によりC
PUへ報知する方法がある。例えば、特開平4−265
866号公報には、検知された電池の出力電圧レベルが
予め設定しておいた警報報知電圧レベルより低下したと
きに警報報知を行う方法が提案されている。
【0005】また、特開平2−154539号公報に
は、警報信号を報知する検出レベルがA,B2種類設定
されており、電源電圧が検出レベルAを下回った場合は
CPUへ報知を行い、CPUは電圧レベル低下を表すサ
インを表示部に報知する。更に電圧が低下していき、検
出レベルBを下回ると、CPUは受信部への電源供給を
オフし、記憶部へ必要なデータを待避させ、受信不能及
びCPU HALT(停止)状態を示す電池寿命警報を
表すサインを表示部に報知してから、CPUはHALT
状態になり、内部データが破壊される前に機能を停止さ
せる方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−26586
6号公報記載の提案の場合は、電池の電圧レベルの低下
を操作する者に対して報知するだけであるという問題が
ある。すなわち、警報が報知された後、直ちに動作停止
状態に陥ってしまうためである。また、特開平2−15
4539号公報記載の提案の場合は、メモリー(記憶
部)に待避させたデータを参照することができないとい
う問題がある。すなわち、CPUは警報を報知した後、
動作停止状態に陥ってしまうため、電源が充電されるま
で待つか、あるいは電池を交換しない限り装置を動作さ
せることができないためである。
【0007】さらに、警報通知が継続されない問題があ
る。すなわち、警報を報知する電圧レベルが動作停止状
態に陥る寸前の電圧レベルに設定されているためであ
る。
【0008】本発明の目的は、主電源の電圧レベル低下
に対して有効な警報報知回路及びその報知方法を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電池を
主電源とする通信端末装置における前記主電源の電圧レ
ベル低下の警報報知回路であって、所定情報を格納する
記憶手段と、前記主電源の電圧レベルが第一の閾値より
低くなったときに第一の警報信号を出力する第一の電圧
検出手段と、前記第一の警報信号が出力されたときに送
信動作を停止する送信動作停止手段と、前記主電源の電
圧レベルが前記第一の閾値より低く設定された第二の閾
値より低くなったときに第二の警報信号を出力する第二
の電圧検出手段と、前記第二の警報信号が出力されたと
きから予め設定された時間経過後に前記記憶手段の情報
表示を停止する情報表示停止手段とを含むことを特徴と
する警報報知回路が得られる。
【0010】さらに、通常時に前記主電源からフローテ
ィング充電される予備電池と、前記予備電源の電圧レベ
ルが第三の閾値より低下したときに直ちに前記情報表示
を停止する手段とを含むことを特徴とする警報報知回路
が得られる。
【0011】また本発明によれば、電池を主電源とする
通信端末装置における前記主電源の電圧レベル低下の警
報報知回路の報知方法であって、前記主電源の電圧レベ
ルが第一の閾値より低くなったときに第一の警報信号を
出力するステップと、前記第一の警報信号が出力された
ときに送信動作を停止するステップと、前記主電源の電
圧レベルが前記第一の閾値より低く設定された第二の閾
値より低くなったときに第二の警報信号を出力するステ
ップと、前記第二の警報信号が出力されたときから予め
設定された時間経過後に情報の表示を停止するステップ
と、予備電源の電圧レベルが第三の閾値より低下したと
きに直ちに前記前記情報の表示を停止するステップとを
含むことを特徴とする報知方法が得られる。
【0012】本発明の作用は次の通りである。通信用端
末装置の主電源の電圧レベルが低下しても、動作停止の
状態に陥らないようにするために、主電源の電圧レベル
の低下をA,B,Cの3段階に分けて認識するように
し、それぞれの段階にて端末装置の制御を行う。
【0013】より具体的には、端末装置が通信不能の状
態に陥る電圧レベルAを予め設定しておき、検出した電
池の電圧レベルがこれを下回った場合は、CPUへ警報
信号#1を報知する。さらに電源の電圧レベルが低下し
て電圧レベルBを検出すると、CPUへ警報信号#2を
報知する。
【0014】また、メモリーに格納していた情報を取り
出し、一定時間、端末装置の画面上に表示させる。具体
的には、主電源の電圧レベル低下による警報信号がCP
Uへ報知されると、CPUはカウンタに情報を表示させ
る時間をセットし、時間を計数する。さらに、電圧が低
下した場合でもカウンタを動作させるため、また、メモ
リー内のデータを消去させないための予備電池を設け、
予備電池の電圧レベルCを検出する。
【0015】端末装置が通信状態となった時点にて、通
信に必要な情報をメモリーに格納する。通信中、電池の
電圧レベル低下に伴う警報信号#1をCPUが認識した
場合、直ちに送信部へ送信動作を停止させるように指示
し、メモリーに格納されている情報を画面上に表示させ
るよう命令する。
【0016】CPUは画面への表示命令処理を行った後
に、メモリーに設定されているLCD(液晶表示)表示
時間設定値を取得する。さらに、電圧レベルが低下した
ことをCPUが警報信号#2により認識すると、警報信
号#1を認識した時点にて取得したLCD表示時間設定
値をカウンタにセットし、カウンタ動作を開始させる。
このとき、カウンタは予備電池を電源として動作してい
る。カウンタはLCD表示時間設定値までカウントアッ
プすると、LCDへの表示を強制的に停止させ、予備電
池をメモリー内のデータを保持するためだけに使用す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明による警報報知回路の実施例
の構成を示すブロック図である。図1において、本発明
による警報報知回路は、その主体をなす警報報知部1
と、電池により構成される主電源2と、全体を制御する
CPU4、データを格納するメモリー3と、データを表
示するLCD6と、LCD6を制御/駆動するLCD制
御(CONT)/駆動回路(DRV)5と、通信データ
を送信する送信部7と、送信部7の電源を制御するAN
D(論理積)回路8とを有する。
【0019】警報報知部1は、主電源2の電圧レベルの
低下を検出する電圧検出回路11,15と、LCD6の
表示時間を、システムクロック(SCLK)を計数する
ことによって設定する(タイマ)カウンタ17と、カウ
ンタ17の動作開始を設定するフリップフロップ(カウ
ンタ制御部)16と、電圧検出回路11,15の出力を
位相反転してフリップフロップ16を駆動するインバー
タ23,24とを有する。
【0020】更に、警報報知部1は、カウンタ17の出
力Qを位相反転してフリップフロップ16をリセット
(RST)するインバータ26と、主電源2の電圧を装
置電源電圧に変換するDC/DCコンバータ12と、電
源電圧を安定化するレギュレータ13と、メモリーバッ
クアップ等用の予備電池1と4、予備電池14の電圧を
監視する予備電池電圧監視回路18と、予備電池14出
力を制御するAND回路19と、逆流防止ダイオード2
0,21とを有している。
【0021】電圧検出回路15の出力は、警報信号#1
としてCPU4に、フリップフロップ16の(データ)
入力端子Dに接続される。電圧検出回路15とフリップ
フロップ16の入力端子Dとの間にはインバータ26が
設けられており、電圧検出回路15の出力信号を位相反
転させている。
【0022】CPU4は電圧検出回路15から出力され
る警報信号#1を受付けると、送信部7への電源の供給
を停止する。同時に通信先情報をLCD6の画面上に表
示させるため、揮発性メモリーであるメモリー3からこ
の情報を取得し、LCD CONT/DRV5に取得デ
ータを転送する。さらに、CPU4はLCD6への表示
時間を設定するためにメモリー3から表示時間設定デー
タを取得しカウンタ17にセットする。
【0023】電圧検出回路11の出力はインバータ24
を介してフリップフロップ16のCLK(クロック)端
子に接続されており、カウンタ17の動作を開始させる
ための信号を出力する。カウンタ17の出力信号はイン
バータ26を介してLCDCONT/DRV5のRST
端子及びフリップフロップ16のRST端子に接続され
ている。
【0024】カウンタ17がタイム(カウント)アップ
したときに、LCD CONT/DRV5及びフリップ
フロップ16にリセットがかかる。予備電池14と主電
源2との間に、DC/DCコンバータ12とレギュレー
タ13が設けられており、端末装置が正常に動作してい
る場合は、予備電池14に常に(フローティング)充電
するようになっている。予備電池14の電圧レベルを監
視する予備電池電圧監視回路18があり、LCD CO
NT/DRV12への電源供給を強制的に停止する。
【0025】次に、電圧検出回路11,15及び予備電
池電圧監視回路18の詳細な構成について説明する。こ
れらの検出回路は、例えばディテクタ(電圧検出素子)
と抵抗器との組み合わせにて実現できる。図4は電圧検
出回路11,15及び予備電池電圧監視回路18の構成
例を示すブロック図である。
【0026】図4において、電圧検出回路はディテクタ
27及び抵抗器R1,R2から構成される。電圧検出回
路に入力された電圧レベルは抵抗器R1,R2により分
圧され、ディテクタ27に入力される。ディテクタ27
は、この分圧された電圧レベルが自身(内部)に設定さ
れている(基準)レベル(閾値)を下回っていると、出
力端子から例えばロー(L)レベルの信号を出力する。
ディテクタ27の出力は警報信号#1,#2あるいは検
知信号として各部へ供給される。このように、抵抗器R
1,R2の分圧比により、ディテクタ27の設定に合っ
た電圧レベルにて信号を出力させることができる。
【0027】電圧検出回路11,15として用いる場合
には、抵抗器R1,R2の値を電圧検出回路11,15
用にそれぞれ設定し、ディテクタ27の出力信号を警報
信号#1あるいは#2とする。予備電池電圧監視回路1
8として用いる場合には、抵抗器R1,R2の値を予備
電池電圧監視回路18用に設定し、入力を予備電池14
からとし、ディテクタ27の出力信号をゲート19に接
続する。
【0028】本発明の実施例の動作を図1により説明す
る。本発明による警報報知回路を含む端末装置が通信状
態になると、CPU4は通信先の情報等をメモリー3に
登録する。登録する情報は、例えば電話番号や通信相手
の氏名等である。主電源2の電圧レベルが図5に示すよ
うにDET1のレベルまで低下した場合、電圧検出回路
15はCPU4へ警報信号#1を報知する。
【0029】また、この警報信号#1はフリップフロッ
プ16のD入力端子に接続される。CPU4は電圧検出
回路15からの警報信号#1を受け付けると、送信部7
への電源供給を制御しているTXON端子の信号レベル
を例えばLレベルにする。これによって、AND回路2
4の出力信号がLレベルとなり、送信部7への電源供給
を停止させることができる。
【0030】CPU4は通信状態に入った時点にて登録
しておいた情報をメモリー3から取得し、この情報をシ
リアルデータに変換して、CLK端子から出力されるC
LK信号に同期させてLCD CONT/DRV5へ転
送する。LCD CONT/DRV5はCPU4から転
送されたデータ受け取ると、LCD6に出力し、情報を
画面に表示させる。
【0031】さらに、CPU4はメモリー3に登録され
ているLCD表示時間設定値データを取得する。このと
き、送信部18への電源供給を停止させたことにより、
電圧レベルが上昇すると思われるが、電圧検出回路15
にヒステリシス特性を設けているので、DET1の付近
にて主電源2の電圧レベルがいくらか変動しても、警報
信号を何度も報知することはない。
【0032】DET1からさらに電圧レベルが低下し、
DET2にまで電圧レベルが低下すると、電圧検出回路
11から警報信号#2が出力され、フリップフロップ1
6のCLK端子に入力され、フリップフロップ16のD
端子にセットされていたハイ(H)レベルの信号が、カ
ウンタ17のEN(イネーブル)端子に出力される。
【0033】また、CPU4は電圧検出回路11から出
力される警報信号#2を受け付けると、先程、警報信号
#1を受け付けたときに取得したLCD表示時間設定値
をカウンタ17のDATA端子にセットする。さらに、
カウンタ17のLD端子にHレベルの信号を出力するこ
とにより、カウンタ17の動作を開始させる。
【0034】電圧検出回路11から警報信号#2が出力
される電圧レベルは、DC/DCコンバータ12が主電
源2の出力電圧3.6Vを昇圧させた5V電圧を出力で
きなくなるレベルである。従って、主電源2の電圧レベ
ルがDET2のレベルにまで低下すると、予備電池14
は充電を終了し、かわってカウンタ17及びメモリー3
へ電源を供給するため放電を開始する。
【0035】カウンタ17がDATA端子にセットされ
たLCD表示時間設定値までカウントアップすると、出
力端子QからHレベルの信号が出力される。この信号は
インバータ26にてLレベルに反転され、AND回路2
5の入力端子及びフリップフロップ16のRST端子に
入力される。
【0036】フリップフロップ16のRST端子にLレ
ベルの信号が入力されると、フリップフロップ16の出
力端子QからLレベルの信号が出力され、カウンタ17
の動作が停止する。AND回路25の出力端子はLCD
CONT/DRV5のRST端子に接続されており、
AND回路25の入力端子にLレベルの信号が入力され
ると、出力端子からLレベルの信号が出力され、LCD
CONT/DRV5にリセットがかかり、LCD6の
画面上に出力されていた情報の表示を終了させる。
【0037】ここで、LCD6への電源の供給が停止
し、予備電池14はメモリー3内に登録されているデー
タを保持させるためのみに使用される。LCD CON
T/DRV5のリセットはカウンタ17の出力信号によ
るリセットとは別に電池の電圧レベル低下時以外のリセ
ット、例えば、装置電源オフキーが押下された場合にも
対応させる必要がある。
【0038】このため、AND回路25のもう1つの入
力端子に装置電源オフキーの状態を入力させる。これに
より、電圧レベル低下による警報信号が発せられない場
合でも、LCD CONT/DRV5ヘリセットがかか
る。
【0039】予備電池14の電圧レベルを監視している
予備電池電圧監視回路18にて、図6に示すように、D
ET3の電圧レベルを検出するとLレベルの信号を出力
し、ゲート19の出力を遮断させて、LCD CONT
/DRV5のVcc(電源)端子への電源の供給を強制
的にストップさせる。
【0040】カウンタ17にセットするLCD表示時間
設定値が大きすぎた場合でも、設定時間に到達する前に
LCD CONT/DRV5への電源の供給が停止し、
予備電池14は、メモリー3内に登録されているデータ
を保持させるためだけに使用される。この後、電池の交
換等により主電源10の電圧レベルが復帰すると、電圧
検出回路11,15から出力されている警報信号#1及
び#2がHレベル(解除状態)となり、CPU4は通常
状態に戻る。また、予備電池14への充電が再開され
る。
【0041】次に、本発明の実施例の動作を図2に示す
フローチャートをもって説明する。通信用端末装置の電
源が投入されると同時に、予備電池14への(フローテ
ィング)充電を開始する(ステップ31)。通信用端末
装置が通信状態となったときに、通信先の必要な情報を
メモリー3に格納する(ステップ32)。主電源2の電
圧レベルを電圧検出回路15にて検出する(ステップ3
3)。
【0042】主電源2の電圧レベルが警報信号#1を発
する電圧レベルを下回っていた場合(ステップ34がY
ES)、電圧検出回路15から警報信号#1がCPU4
及びカウンタ制御部(フリップフロップ)16へ出力さ
れる(ステップ35)。CPU4は警報信号#1を受け
付けると送信部7へ信号を出力し、送信部7の動作を停
止させる(ステップ36)。
【0043】さらに、CPU4は先ほど通信状態になっ
たときに格納していた情報をメモリー3から取出し、L
CD CONT/DRV5へ出力する。LCD CON
T/DRV5はCPU4から受取った情報をLCD6上
に表示させる(ステップ37)。
【0044】CPU4は情報をLCD6に表示させる時
間を示すLCD表示時間設定値をメモリー3から取得
し、保持しておく(ステップ38)。主電源2の電圧レ
ベルを電圧検出回路19にて検出する(ステップ3
9)。
【0045】主電源2の電圧レベルが警報信号#2を発
する電圧レベルを下回っていた場合(ステップ40がY
ES)、電圧検出回路11から警報信号#2がCPU4
及びカウンタ制御部16へ出力される(ステップ4
1)。電圧検出回路11から出力される警報信号#2を
受取ったカウンタ制御部16はカウンタ17に対して動
作を開始させるための信号を出力する(ステップ4
2)。
【0046】CPU4は電圧検出回路11から出力され
る警報信号#2を受取ると、LCD表示時間設定値をカ
ウンタ17にセットし、カウンタ17の動作を開始させ
るための信号を出力する(ステップ43)。このとき、
カウンタ17は予備電池14を電源として動作してい
る。
【0047】カウンタ17はCPU4から設定されたL
CD表示時間設定値までカウントし、カウントアップし
た時点(ステップ44がYES)にて、LCD CON
T/DRV5へ信号を出力する。カウンタ17から出力
される信号をLCD CONT/DRV5のリセット端
子に接続することにより、LCD CONT/DRV5
にリセットがかかり、LCD6への表示を終了させるこ
とが可能となる(ステップ47)。
【0048】また、このリセット信号をカウンタ制御部
16のリセット信号としても用いることにより、カウン
タ17の動作を停止させ、予備電池14をメモリー3の
データ保持用としてのみ用いるようにする。また、LC
D表示時間設定値が大きすぎた場合(ステップ44がN
O)は、LCD6の情報表示が続きメモリー3のデータ
を保持できなくなる。
【0049】そこで、予備電池電圧監視回路18にて予
備電池14の電圧レベルを監視し(ステップ45)、電
圧レベルが設定した値を下回った場合(ステップ46が
YES)は、LCD CONT/DRV5への電源供給
を強制的に停止させる。このように、電池の電圧レベル
が低下した場合でも、一定時間は動作停止状態に陥らず
に端末装置を操作することができる。
【0050】次に、本発明の他の実施例について図3を
参照して説明する。図3においては、カウンタ17がC
PU4の内部に設けられている。カウンタ17は画面へ
の表示時間を計数するために使用されており、この機能
をCPU4内部にて行うことにより、カウンタ制御部1
6も削除することができる。従って、警報報知回路の回
路規模を縮小することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信不能となっても直ちには装置が動作停止の状態には陥
らず、一定時間は操作することが可能となる効果があ
る。すなわち、検出した主電源(電池)の電圧レベルが
予め設定しておいた電圧レベルを下回った場合、まず、
送信部への電源供給を停止することにより、装置全体の
消費電流(力)を減少させ、その分を制御部を動作させ
るために使用しているためである。また、他の通信用装
置を用いて作業を継続して行える効果がある。
【0052】すなわち、動作停止の状態になる前に画面
に情報を表示させるようにしているためである。さら
に、装置の異常状態が継続してわかる効果がある。すな
わち、電圧の検出レベルを3段階に分けているためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例のフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図4】電圧検出回路の詳細回路図である。
【図5】電圧検出回路の動作説明図である。
【図6】予備電池電圧監視回路の動作説明図である。
【符号の説明】
1 警報報知部 2 主電源 3 メモリー 4 CPU 5 LCD制御/駆動回路 6 LCD 7 送信部 8,19,25 ゲート回路 11,15 電圧検出回路 12 DC/DCコンバータ 13 レギュレータ 14 予備電池 16 フリップフロップ 17 カウンタ 18 予備電池電圧監視回路 20,21 ダイオード 23,24,26 インバータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を主電源とする通信端末装置におけ
    る前記主電源の電圧レベル低下の警報報知回路であっ
    て、所定情報を格納する記憶手段と、前記主電源の電圧
    レベルが第一の閾値より低くなったときに第一の警報信
    号を出力する第一の電圧検出手段と、前記第一の警報信
    号が出力されたときに送信動作を停止する送信動作停止
    手段と、前記主電源の電圧レベルが前記第一の閾値より
    低く設定された第二の閾値より低くなったときに第二の
    警報信号を出力する第二の電圧検出手段と、前記第二の
    警報信号が出力されたときから予め設定された時間経過
    後に前記記憶手段の情報表示を停止する情報表示停止手
    段とを含むことを特徴とする警報報知回路。
  2. 【請求項2】 さらに、通常時に前記主電源からフロー
    ティング充電される予備電池と、前記予備電源の電圧レ
    ベルが第三の閾値より低下したときに直ちに前記情報表
    示を停止する手段とを含むことを特徴とする請求項1記
    載の警報報知回路。
  3. 【請求項3】 電池を主電源とする通信端末装置におけ
    る前記主電源の電圧レベル低下の警報報知回路の報知方
    法であって、前記主電源の電圧レベルが第一の閾値より
    低くなったときに第一の警報信号を出力するステップ
    と、前記第一の警報信号が出力されたときに送信動作を
    停止するステップと、前記主電源の電圧レベルが前記第
    一の閾値より低く設定された第二の閾値より低くなった
    ときに第二の警報信号を出力するステップと、前記第二
    の警報信号が出力されたときから予め設定された時間経
    過後に情報の表示を停止するステップと、予備電源の電
    圧レベルが第三の閾値より低下したときに直ちに前記前
    記情報の表示を停止するステップとを含むことを特徴と
    する報知方法。
JP12441098A 1998-05-07 1998-05-07 警報報知回路及びその報知方法 Pending JPH11326401A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7710120B2 (en) 2004-07-20 2010-05-04 Panasonic Ev Energy Co., Ltd. Abnormal voltage detector apparatus for detecting voltage abnormality in assembled battery
KR20180028382A (ko) * 2016-09-08 2018-03-16 아즈빌주식회사 감시 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7710120B2 (en) 2004-07-20 2010-05-04 Panasonic Ev Energy Co., Ltd. Abnormal voltage detector apparatus for detecting voltage abnormality in assembled battery
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