JPH11326082A - トルクセンサ - Google Patents

トルクセンサ

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JPH11326082A
JPH11326082A JP10150664A JP15066498A JPH11326082A JP H11326082 A JPH11326082 A JP H11326082A JP 10150664 A JP10150664 A JP 10150664A JP 15066498 A JP15066498 A JP 15066498A JP H11326082 A JPH11326082 A JP H11326082A
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JP
Japan
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moving body
shaft
shafts
torque
steering
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Application number
JP10150664A
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English (en)
Inventor
Masanobu Inoue
昌宣 井ノ上
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11326082A publication Critical patent/JPH11326082A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トルクに応じた2つのシャフトの相対回転量に
対応する移動体の円滑な軸方向移動量から、そのトルク
を正確に検出できるトルクセンサを提供する。 【解決手段】第1シャフト71に移動体80が軸方向移
動可能に嵌め合わされる。運動変換機構90は、その第
1シャフト71と、この第1シャフト71に弾性的に同
軸中心に相対回転可能に連結される第2シャフト72と
の相対回転量が、移動体80の軸方向移動距離に対応す
るように、両シャフト71、72の相対回転を移動体8
0の軸方向移動に変換する。その移動体80の軸方向移
動距離に対応するトルク信号を出力する手段95を備え
る。その移動体80の内周と第1シャフト71の外周と
の間の摩擦抵抗を低減する機構81が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクに応じた2
つのシャフトの相対回転量に対応する移動体の軸方向移
動量から、そのトルクを検出するトルクセンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平7‐198510号公報、実登第
2513594号公報に開示されるトルクセンサは、第
1シャフトと、その第1シャフトに弾性的に同軸中心に
相対回転可能に連結される第2シャフトと、その第1シ
ャフトに軸方向移動可能に嵌め合わされる移動体と、両
シャフトの相対回転量が移動体の軸方向移動距離に対応
するように、両シャフトの相対回転を移動体の軸方向移
動に変換する運動変換機構と、その移動体の軸方向移動
距離に対応するトルク信号を出力する手段とを備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、その移動体は第
1シャフトに対して滑り接触していた。また、第1シャ
フトと第2シャフトとの間には公差による傾きがある。
さらに、運動変換機構により両シャフトの相対回転を移
動体の軸方向移動に変換する際に、その移動体に径方向
の力が作用する。そのため、その移動体の内周と第1シ
ャフトの外周との間の摩擦抵抗が大きくなり、移動体の
移動が阻害され、正確なトルク検知が阻害される場合が
ある。
【0004】本発明は、上記問題を解決することのでき
るトルクセンサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1シャフト
と、その第1シャフトに弾性的に同軸中心に相対回転可
能に連結される第2シャフトと、その第1シャフトに軸
方向移動可能に嵌め合わされる移動体と、両シャフトの
相対回転量が移動体の軸方向移動距離に対応するよう
に、両シャフトの相対回転を移動体の軸方向移動に変換
する運動変換機構と、その移動体の軸方向移動距離に対
応するトルク信号を出力する手段とを備えるトルクセン
サに適用される。本発明は、そのトルクセンサにおい
て、その移動体の内周と第1シャフトの外周との間の摩
擦抵抗を低減する機構が設けられていることを特徴とす
る。本発明の構成によれば、移動体に径方向力が作用し
ても、その移動体と第1シャフトとが直接接触する場合
に比べ、その移動体の内周と第1シャフトの外周との間
に作用する摩擦力を低減できる。これにより、移動体の
移動が阻害されるのを防止し、正確なトルク検知を確保
できる。
【0006】その摩擦抵抗低減機構は、その移動体の内
周と第1シャフトの外周の中の少なくとも一方に形成さ
れる凹部と、この凹部により保持される転動部材とを有
し、その転動部材は移動体と第1シャフトとに転がり接
触可能とされているのが好ましい。この構成によれば、
その移動体の内周と第1シャフトの外周との間に転動部
材を介在させることで、両者が直接接触する場合に比べ
て、両者間の摩擦抵抗を小さくし、移動体の移動が阻害
されるのを防止できる。
【0007】その摩擦抵抗低減機構は、その移動体の内
周と第1シャフトの外周の中の少なくとも一方に全周に
亘って形成される周溝と、この周溝内に封入される潤滑
剤とを有し、その潤滑剤を介して移動体と第1シャフト
とは滑り接触可能とされているのが好ましい。この構成
によれば、その移動体の内周と第1シャフトの外周との
間に潤滑剤を介在させることで、両者が直接が接触する
時に比べて、両者間の摩擦抵抗を小さくし、移動体の移
動が阻害されるのを防止できる。また、その潤滑剤は周
溝内に保持されるので、長期に亘り潤滑効果を維持する
ことができる。
【0008】その運動変換機構は、その移動体と第2シ
ャフトの中の一方に一体成形される一対のカム面と、各
カム面に接触可能に移動体と第2シャフトの中の他方に
一体成形される受け部と、その受け部を各カム面に押し
付ける弾力を作用させる手段とを有し、両カム面の間隔
は、その移動体と第2シャフトの中の他方から軸方向に
沿って離れるに従い漸次小さくされ、両カム面は両シャ
フトの軸心を含む平面に関し互いに対称な形状とされ、
両シャフトの相対回転位置が一定の基準位置にある時
に、両カム面に受け部が接することで移動体の軸方向一
方への移動が阻止され、両シャフトの一方向への相対回
転時に、一方のカム面と受け部とが離れると共に、他方
のカム面と受け部との接触位置の変化に応じて移動体が
軸方向他方に移動可能とされ、両シャフトの他方向への
相対回転時に、他方のカム面と受け部とが離れると共
に、一方のカム面と受け部との接触位置の変化に応じて
移動体が軸方向他方に移動可能とされているのが好まし
い。この構成によれば、カム面は単純な形状でよく、ま
た、移動体と第2シャフトの中の一方と一体成形され、
受け部は移動体と第2シャフトの中の他方と一体成形さ
れるので、複雑な加工が不要で部品点数を削減でき、製
造コストを低減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6(2)を参照し
て本発明の第1実施形態を説明する。図1に示すラック
ピニオン式パワーステアリング装置1は、ステアリング
ホイールHに連結される入力シャフト2と、この入力シ
ャフト2にトーションバー3を介して弾性的に同軸中心
に相対回転可能に連結される出力シャフト4とを備えて
いる。そのトーションバー3はピン5を介し入力シャフ
ト2に連結され、また、セレーション6を介し出力シャ
フト4に連結されている。その出力シャフト4にピニオ
ン7が形成され、このピニオン7に噛み合うラック8が
操舵用車輪(図示省略)に連結されている。その入力シ
ャフト2はベアリング9を介しバルブハウジング10a
に支持され、また、ブッシュ11を介し出力シャフト4
に支持されている。その出力シャフト4はベアリング1
2、13を介しラックハウジング10bに支持されてい
る。これにより、操舵による入力シャフト2の回転がト
ーションバー3を介しピニオン7に伝達されてラック8
が車両幅方向に移動し、このラック8の移動により車輪
が操舵される。なお、その入出力シャフト2、4とバル
ブハウジング10aとの間にオイルシール14、15が
設けられている。また、そのラック8を支持するサポー
トヨーク16が設けられ、このサポートヨーク16はバ
ネ17の弾力によりラック8に押し付けられている。
【0010】操舵補助力を付与する油圧アクチュエータ
として油圧シリンダ18が設けられている。その油圧シ
リンダ18は、ラックハウジング10bにより構成され
るシリンダチューブと、ラック8に一体に形成されたピ
ストン20と、そのピストン20により仕切られる一対
の油室21、22とを備える。各油室21、22にロー
タリー式油圧制御弁23が接続されている。その制御弁
23は、筒状の第1バルブ部材24と、この第1バルブ
部材24に相対回転可能に挿入される第2バルブ部材2
5とを備えている。その第1バルブ部材24は出力シャ
フト4にピン26を介し同行回転可能に取り付けられて
いる。その第2バルブ部材25は入力シャフト2の外周
に一体に形成されている。
【0011】図2に示すように、第1バルブ部材24の
内周と第2バルブ部材25の外周とに、軸方向に沿う複
数の凹部が周方向等間隔に形成されている。その第1バ
ルブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する4つ
の右操舵用凹部27と、互いに周方向等間隔に位置する
4つの左操舵用凹部28とで構成される。その第2バル
ブ部材側凹部は、互いに周方向等間隔に位置する4つの
圧油供給用凹部29と、互いに周方向等間隔に位置する
4つの圧油排出用凹部30とで構成される。各右操舵用
凹部27と各左操舵用凹部28とは周方向に交互に配置
され、各圧油供給用凹部29と各圧油排出用凹部30と
は周方向に交互に配置される。各右操舵用凹部27は、
第1バルブ部材24に形成された第1流路31およびバ
ルブハウジング10aに形成された第1ポート32を介
し、図1に示すように油圧シリンダ18の一方の油室2
1に通じる。各左操舵用凹部28は、第1バルブ部材2
4に形成された第2流路33およびバルブハウジング1
0aに形成された第2ポート34を介し、油圧シリンダ
18の他方の油室22に通じる。各圧油供給用凹部29
は、第1バルブ部材24に形成された第3流路35およ
びバルブハウジング10aに形成された入口ポート36
を介し、図1に示すようにポンプ37に通じる。そのポ
ンプ37はモータ50により駆動され、例えば、そのモ
ータ50の回転速度に応じた流量の圧油を吐出するベー
ンポンプやギヤポンプにより構成できる。各圧油排出用
凹部30は、第2バルブ部材25に形成された第1排出
路38、入力シャフト2とトーションバー3の内外周間
の通路47、図1に示す入力シャフト2に形成された第
2排出路39、及びバルブハウジング10aに形成され
た排出ポート40を介して、タンク41に通じる。これ
により、そのポンプ37、タンク41、及び油圧シリン
ダ18の各油室21、22は、第1バルブ部材24と第
2バルブ部材25の内外周間の弁間流路42を通じ連絡
する。その弁間流路42における第1バルブ部材側凹部
と第2バルブ部材側凹部の間は、両バルブ部材24、2
5の相対回転により開度が変化する絞り部A、B、C、
Dとされ、その絞り部A、B、C、Dの開度変化により
油圧シリンダ18に作用する油圧が制御される。
【0012】図2は、操舵が行なわれていない舵角中点
での両バルブ部材24、25の相対位置を示す。この状
態において、各圧油供給用凹部29と各圧油排出用凹部
30とは全絞り部A、B、C、Dを介し連絡するため、
ポンプ37から供給された圧油は直接タンク41へ還流
し操舵補助力は発生せず、そのため、上記モータ50を
操舵補助に必要な操舵補助速度で駆動する必要はない。
【0013】舵角中点から右方へ操舵すると、操舵トル
クに応じてトーションバー3は捩じれ、両バルブ部材2
4、25は相対回転する。その結果、各右操舵用凹部2
7と各圧油供給用凹部29との間の絞り部Aの開度およ
び各左操舵用凹部28と各圧油排出用凹部30との間の
絞り部Bの開度が大きくなり、各左操舵用凹部28と各
圧油供給用凹部29との間の絞り部Cの開度および各右
操舵用凹部27と各圧油排出用凹部30との間の絞り部
Dの開度が小さくなる。これにより、ポンプ37から油
圧シリンダ18の一方の油室21へ圧油が供給され、油
圧シリンダ18の他方の油室22からタンク41へ圧油
が還流され、車両の右方への操舵補助力がラック8に作
用する。
【0014】舵角中点から左方へ操舵すると、各絞り部
A、B、C、Dの開度は右方へ操舵した場合と逆に変化
するので、車両の左方への操舵補助力がラック8に作用
する。
【0015】図1に示すように、上記モータ50はコン
トローラ60に接続される。そのコントローラ60は、
制御回路61と駆動回路62とを有する。その制御回路
61はコンピュータにより主構成され、操舵トルクの大
きさを検知するトルクセンサ70に接続され、その検知
トルクに応じた指示信号を駆動回路62に出力する。そ
の駆動回路62はバッテリー電源63に接続され、制御
回路61からの指示信号に対応する駆動電流をモータ5
0に送る。
【0016】図3〜図5、図6(1)、図6(2)に示
すように、そのトルクセンサ70は、第1シャフト71
と第2シャフト72とを備える。その第1シャフト71
はステアリングホイールHに連結され、第2シャフト7
2は上記入力シャフト2に連結される。なお、第1シャ
フト71が入力シャフト2に連結され、第2シャフト7
2がステアリングホイールHに連結されてもよい。
【0017】その第1シャフト71に軸心に沿い形成さ
れた凹部71aと第2シャフト72に軸心に沿い形成さ
れた凹部72aとにトーションバー73が挿入される。
そのトーションバー73の一端は、第1シャフト71の
一端とステアリングホイールHとの連結シャフト79に
ピン74により連結される。そのトーションバー73の
他端は第2シャフト72にピン75により連結される。
これにより、第2シャフト72は第1シャフト71に操
舵トルクに応じて弾性的に同軸中心に相対回転可能に連
結されている。
【0018】その第1シャフト71と第2シャフト72
を覆うハウジング76が設けられ、そのハウジング76
により各シャフト71、72はベアリング77、78を
介して支持される。また、第1シャフト71の他端は、
第2シャフト72の一端の凹部72aの内周に、スリー
ブ89を介して支持される。
【0019】その第1シャフト71に、筒状の移動体8
0が、その移動体80と第1シャフト71との間の摩擦
抵抗を低減する機構81を介して軸方向移動可能に嵌め
合わされる。図3、図4、図6(1)、(2)に示すよ
うに、その摩擦抵抗低減機構81は、その第1シャフト
71の外周に周方向に等間隔をおいて形成される複数
(本実施形態では4つ)の凹部81aと、各凹部81a
内に保持されるボール(転動部材)81bとを有する。
各ボール81bは、凹部81aの内面を介して第1シャ
フト71に転がり接触すると共に、移動体80に転がり
接触する。なお、転動部材の保持用凹部を移動体80の
内周に形成してもよい。また、その保持用凹部を第1シ
ャフト71の外周と移動体80の内周の両方に形成して
もよく、この場合、移動体80の軸方向移動を阻害しな
いように、少なくとも一方の凹部の軸方向寸法は転動部
材の軸方向移動を許容するように設定する。
【0020】その第1シャフト71と第2シャフト72
の相対回転量が移動体80の軸方向移動距離に対応する
ように、両シャフト71、72の相対回転を移動体80
の軸方向移動に変換する運動変換機構90が設けられて
いる。
【0021】図3、図5、図6(1)、(2)に示すよ
うに、その運動変換機構90は、複数(本実施形態では
2つ)のボールにより構成されるカムフォロア91と、
各カムフォロア91を保持するために第2シャフト72
の一端外周に周方向に等間隔で形成された凹部96と、
各カムフォロア91が挿入されるように移動体80の内
周に周方向に等間隔で形成されたカム溝92と、複数
(本実施形態では2つ)のボールにより構成される案内
部材93と、各案内部材93を保持するために第1シャ
フト71の他端外周に周方向に等間隔で形成された凹部
94と、各案内部材93が挿入されるように移動体80
の内周に周方向に等間隔で形成された案内溝98とを有
する。
【0022】各カムフォロア91は、凹部96を介して
第2シャフト72に転がり接触し、カム溝92を介して
移動体80に転がり接触する。各案内部材93は凹部9
4を介して第1シャフト71に転がり接触し、案内溝9
8を介して移動体80に転がり接触する。各カム溝92
の長手方向は、軸方向一方に向かうに従い周方向一方に
向かう螺旋状に両シャフト71、72の軸方向に対して
傾斜する。各案内溝98の長手方向は両シャフト71、
72の軸方向に沿う。
【0023】直進操舵状態、すなわち両シャフト71、
72に操舵トルクが作用していない状態において、両シ
ャフト71、72の相対回転位置は基準位置とされる。
この基準位置に両シャフト71、72の相対回転位置が
ある時に、各カムフォロア91はカム溝92の両端間に
配置される。各カムフォロア91がカム溝92に接触す
ることで、両シャフト71、72が相対回転しない限り
移動体80の軸方向移動は阻止される。
【0024】左右一方への操舵時に路面から作用する反
力に対応する操舵トルクによりトーションバー73がね
じれ、両シャフト71、72が一方向に相対回転する
と、各カムフォロア91が各カム溝92の内面を介して
移動体80に周方向一方に沿う力を作用させる。この周
方向力が移動体80に作用すると、各カム溝92の長手
方向は上記のように両シャフト71、72の軸方向に対
して傾斜し、各案内溝98の長手方向は両シャフト7
1、72の軸方向に沿うので、その周方向力の軸方向分
力により移動体80は軸方向一方に向かい移動する。ま
た、左右他方への操舵時に路面から作用する反力に対応
する操舵トルクによりトーションバー73がねじれ、両
シャフト71、72が他方向に相対回転すると、各カム
フォロア91が各カム溝92の内面を介して移動体80
に周方向他方に沿う力を作用させる。この周方向力が移
動体80に作用すると、各カム溝92の長手方向は上記
のように両シャフト71、72の軸方向に対して傾斜
し、各案内溝98の長手方向は両シャフト71、72の
軸方向に沿うので、その周方向力の軸方向分力により移
動体80は軸方向他方に向かい移動する。すなわち、そ
の移動体80の軸方向移動距離は両シャフト71、72
により伝達されるトルクに対応する。
【0025】上記ハウジング76に、その移動体80の
軸方向移動距離に対応するトルク信号を出力するポテン
ショメータ95が取り付けられている。このポテンショ
メータ95は、その移動体80の外周に形成された周溝
80aに、軸方向に同行移動可能かつ周方向に相対回転
可能に挿入される可動片95aを有する。その可動片9
5aの移動量に対応する電気信号を上記制御回路61に
出力する。その電気信号が操舵トルクの大きさに対応す
るトルク信号になる。なお、その移動体80の一端面
と、第2シャフト72の支持用ベアリング78の固定用
止め輪111との間に、圧縮コイルバネ112が挟まれ
ている。そのバネ112の弾力により、移動体80はポ
テンショメータ95の可動片95aに押し付けられる。
これにより、移動体80の軸方向におけるがたつきが防
止され、トルク検出精度の向上が図られている。
【0026】その制御回路61は、そのトルク信号に対
応する操舵トルクの大きさに基づき、操舵補助を行うか
否かを判断する。例えば、その検知された操舵トルクの
大きさが、直進操舵状態であるとみなせる設定トルク値
を超えた場合に操舵有りと判断する。また、その操舵ト
ルクの大きさが、設定トルク値を超えない場合や、操舵
有りと判断された後に設定時間だけ設定トルク値を超え
ない場合に操舵なしと判断する。その制御回路61が操
舵有りと判断した場合、上記モータ50の回転速度を操
舵補助速度とする指示信号を駆動回路62に出力し、そ
の指示信号に応じ駆動回路62はモータ50に回転速度
が操舵補助速度になるように電流を流す。その操舵補助
速度は、上記ポンプ37から送り出される圧油の流量が
操舵補助に必要な流量になるように予め設定される速度
である。なお、その制御回路61に接続される車速セン
サを別途設け、車速に応じてモータ50の操舵補助速度
を変更し、低車速では操舵補助力を大きくして車両の旋
回性能を向上し、高車速では操舵補助力を小さくして車
両の走行安定性を向上してもよい。その制御回路61が
操舵なしと判断した場合、上記モータ50の回転速度を
操舵補助速度とする指示信号を駆動回路62に出力する
ことはなく、また、すでにモータ50の回転速度が操舵
補助速度である場合は、そのモータ50の回転速度を待
機速度とする指示信号を駆動回路62に出力し、その指
示信号に応じ駆動回路62はモータ50に回転速度が待
機速度になるように電流を流すか、その待機速度が零で
ある場合はモータ50への通電を停止する。
【0027】上記トルクセンサ70によれば、移動体8
0の内周と第1シャフト71の外周との間の摩擦抵抗
を、両者80、71間にボール81bを介在させること
で、両者80、71が直接接触する時に比べて小さくで
きる。よって、移動体80に径方向力が作用しても、移
動体80と第1シャフト71とが直接接触する場合に比
べ、その移動体80の内周と第1シャフト71の外周と
の間に作用する摩擦力を低減できる。これにより、移動
体80の移動が阻害されるのを防止し、正確なトルク検
知を確保できる。また、上記実施形態によれば、カムフ
ォロア91は第2シャフト72と移動体80に転がり接
触する転動部材により構成され、案内部材93は第1シ
ャフト71と移動体80に転がり接触する転動部材によ
り構成されているので、これによっても移動体80の移
動が阻害されるのを防止できる。
【0028】図7に示す本発明の第2実施形態のトルク
センサ70′は、上記第1実施形態の摩擦抵抗低減機構
81とは異なる摩擦抵抗低減機構81′を有する。すな
わち、その摩擦抵抗低減機構81′は、その第1シャフ
ト71の外周に全周に亘って形成される周溝71bと、
この周溝71b内に封入されるグリース(潤滑剤)99
とを有する。そのグリース99を介して移動体80と第
1シャフト71とは滑り接触可能とされている。その周
溝71bの軸方向寸法は、移動体80が移動しても常に
移動体80により覆われるように設定されている。な
お、その潤滑剤封入用の周溝を、移動体80の内周に形
成してもよいし、第1シャフト71の外周と移動体80
の内周の双方に形成してもよい。この第2実施形態によ
れば、その移動体80の内周と第1シャフト71の外周
との間の摩擦抵抗を、両者81、71間にグリース99
を介在させることで、両者81、71が直接接触する時
に比べて小さくし、移動体80の移動が阻害されるのを
防止できる。また、そのグリース99は周溝71b内に
保持されるので、長期に亘り潤滑効果を維持することが
できる。他の構成、作用、効果は第1実施形態と同様
で、同一部分は同一符号で示す。
【0029】図8、図9は本発明の第3実施形態を示
す。以下、上記第1実施形態と同一部分は同一符号で示
し、相違点を説明する。
【0030】まず、この第3実施形態におけるトルクセ
ンサ70″は、ステアリング装置1のバルブハウジング
10a内に設けられ、そのステアリング装置1の入力シ
ャフト2により構成される第1シャフト71″と、ステ
アリング装置1の出力シャフト4に同行回転するよう連
結される第2シャフト72″とを有する。
【0031】その第1シャフト71″は、入力シャフト
2における一端と油圧制御弁23との間の部分により構
成される。その第2シャフト72″は筒状で、第1シャ
フト71″の外周に相対回転可能に嵌め合わされると共
に、出力シャフト4と同行回転する第1バルブ部材24
に、筒状の連結部材100″を介して同行回転するよう
に連結されている。また、その第1シャフト71″の外
周にリング101″が嵌め合わされ、そのリング10
1″の外周に第2シャフト72″の内周が接すること
で、第2シャフト72″の径方向変動が防止される。こ
れにより、第2シャフト72″は第1シャフト71″
に、ステアリング装置1のトーションバー3を介して、
操舵トルクに応じて弾性的に同軸中心に相対回転可能に
連結されている。
【0032】その連結部材100″に、油圧制御弁23
の第2排出路39と排出ポート40を連絡する流路10
0a″が形成されている。その連結部材100″の内周
と入力シャフト2の外周との間、その連結部材100″
の外周とバルブハウジング10aの内周との間に、シー
ル部材102″、103″が配置されている。
【0033】筒状の移動体80″が第1シャフト71″
に摩擦抵抗低減機構81″を介して軸方向移動可能に嵌
め合わされる。その摩擦抵抗低減機構81″は、第2実
施形態と同様の構成とされ、その第1シャフト71″の
外周に全周に亘って形成される周溝71b″と、この周
溝71b″内に封入されるグリース(潤滑剤)99とを
有し、そのグリース99を介して移動体80″と第1シ
ャフト71″とは滑り接触可能とされている。なお、摩
擦抵抗低減機構として第1実施形態と同様の構成のもの
を採用してもよい。
【0034】その第1シャフト71″と第2シャフト7
2″の相対回転量が移動体80″の軸方向移動距離に対
応するように、両シャフト71″、72″の相対回転を
移動体80″の軸方向移動に変換する運動変換機構9
0″が設けられている。
【0035】図9に示すように、その運動変換機構9
0″は、その移動体80″と一体成形される一対のカム
面88″、89″と、各カム面88″、89″に接触可
能に第2シャフト72″と一体成形される受け部84″
と、その受け部84″を各カム面88″、89″に押し
付ける弾力を作用させる手段とを有する。
【0036】その一対のカム面88″、89″は、その
移動体80″の一端側に形成された切欠の内面により構
成されている。両カム面88″、89″は両シャフト7
1″、72″の軸方向に対して傾斜し、両カム面8
8″、89″の互いとの間隔は、第2シャフト72″か
ら軸方向に沿って離れるに従い漸次小さくされ、両カム
面88″、89″は両シャフト71″、72″の軸心を
含む平面に関し互いに対称な形状とされている。
【0037】その受け部84″は、その第2シャフト7
2″の一端側に形成された突出部により構成されてい
る。その受け部84″は、各カム面88″、89″に接
触可能な外面84a″、84b″を有する。この受け部
84″の外面84a″、84b″は両シャフト71″、
72″の軸心を含む平面に関し互いに対称な形状とされ
ている。
【0038】図8に示すように、その移動体80″の他
端面と、バルブハウジング10aに取り付けられたバネ
受け91″との間に、圧縮コイルバネ92″が挟まれて
いる。そのバネ92″の弾力により、各カム面88″、
89″に受け部84″は押し付けられる。
【0039】また、その第1シャフト71″の外周に複
数(本実施形態では2つ)のピンにより構成される案内
部材93″が挿入されている。この第1シャフト71″
により保持された各案内部材93″は、移動体80″の
内周に周方向に等間隔で形成された案内溝98″に、軸
方向相対移動可能に挿入されている。各案内溝98″の
長手方向は両シャフト71″、72″の軸方向に沿う。
【0040】直進操舵状態、すなわち両シャフト7
1″、72″に操舵トルクが作用していない状態におい
て、両シャフト71″、72″の相対回転位置は基準位
置とされる。この基準位置に両シャフト71″、72″
の相対回転位置がある時に、両カム面88″、89″に
受け部84″が接することで、両シャフト71″、7
2″が相対回転しない限り、移動体80″の軸方向一
方、すなわち第2シャフト72″に向かう方向への移動
が阻止される。
【0041】左右一方への操舵時に路面から作用する反
力に対応する操舵トルクによりトーションバー3がねじ
れ、両シャフト71″、72″が一方向に相対回転する
と、一方のカム面88″と受け部84″とが離反すると
共に、他方のカム面89″と受け部84″との接触位置
の変化に応じて移動体80″が軸方向他方、すなわち第
2シャフト72″から離反する方向に向かい移動する。
また、左右他方への操舵時に路面から作用する反力によ
りトーションバー3がねじれ、両シャフト71″、7
2″が他方向に相対回転すると、他方のカム面89″と
受け部84″とが離反すると共に、一方のカム面88″
と受け部84″との接触位置の変化に応じて移動体8
0″が軸方向他方、すなわち第2シャフト72″から離
反する方向に向かい移動する。すなわち、その移動体8
0″の軸方向移動距離は両シャフト71″、72″によ
り伝達されるトルクに対応する。なお、両シャフト7
1″、72″の上記基準位置からの一方向への相対回転
時と他方向への相対回転時とで各相対回転量が等しい場
合は、移動体80″の軸方向移動距離は相等しくなる。
【0042】上記バルブハウジング10aに、その移動
体80″の軸方向移動距離に対応するトルク信号を出力
するポテンショメータ95が取り付けられている。この
ポテンショメータ95は、その移動体80″の外周に形
成されたフランジ80a″に、軸方向に同行移動可能か
つ周方向に相対回転可能に接する可動片95aを有す
る。その可動片95aの移動量に対応する電気信号を上
記制御回路61に出力する。その電気信号が操舵トルク
の大きさに対応するトルク信号になる。他の構成、作用
は第1実施形態と同様とされている。
【0043】上記第3実施形態によれば、カム面8
8″、89″は単純な形状でよく、また、カム面8
8″、89″は移動体80″と一体成形され、受け部8
4″は第2シャフト72″と一体成形されるので、複雑
な切削加工が不要で鍛造加工により形成でき、部品点数
を削減できるので、製造コストを低減できる。また、両
カム面88″、89″は、両シャフト71″、72″が
基準位置にある時、すなわち直進操舵時に、移動体8
0″の軸方向一方への移動を阻止できるように受け部8
4″に同時に接する。これにより、その受け部84″を
両カム面88″、89″に対して正確に一定位置で位置
決めでき、その位置において受け部84″は軸方向移動
を阻止されるので、操舵トルクの零点を正確に設定する
ことができる。また、両シャフト71″、72″の基準
位置からの一方向への相対回転時と他方向への相対回転
時とで各相対回転量が等しい場合は、その移動体80″
の軸方向移動距離が相等しくなるので、操舵方向に拘ら
ず、複雑なカム面を形成することなく、正確に操舵トル
クの大きさを検知できる。さらに、その移動体80″を
摩擦抵抗低減機構81″を介して円滑に軸方向に案内で
きるので、両シャフト71″、72″が基準位置にない
時でも、受け部84″を各カム面88″、89″に対し
て両シャフト71″、72″の相対回転量に応じた位置
に正確に位置決めでき、操舵トルクの大きさを正確に検
知できる。これにより、その検知した操舵トルクの大き
さに基づき操舵補助の必要性を正確に判断して適正な操
舵補助を行うと共に省エネルギー化を図ることができ
る。また、直進操舵状態において、両カム面88″、8
9″が受け部84″に同時に接して移動体80″の軸方
向移動を阻止することで、ステアリングホイールの直進
時の安定感を向上して操舵フィーリングを向上できる。
【0044】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、第1、第2実施形態において移動体により
カムフォロアを保持し、第2シャフトにカム溝を形成し
てもよい。また、第3実施形態において移動体に受け部
を設け、第2シャフトにカム面を形成してもよい。ま
た、トルク信号を出力する手段はポテンショメータに限
定されず、移動体の軸方向移動距離に対応するトルク信
号を出力できるものであればよい。さらに、本発明は、
操舵トルク以外のトルクを検出するトルクセンサにも適
用できる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、トルクに応じた2つの
シャフトの相対回転量に対応する移動体の円滑な軸方向
移動量から、そのトルクを正確に検出でき、さらに製造
コストを低減できるトルクセンサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のパワーステアリング装
置の断面図
【図2】図1のII‐II線断面図
【図3】本発明の第1実施形態のトルクセンサの断面図
【図4】図3のIV‐IV線断面図
【図5】図3のV‐V線断面図
【図6】本発明の第1実施形態のトルクセンサの(1)
は部分平面図、(2)は部分側面図
【図7】本発明の第2実施形態のトルクセンサの断面図
【図8】本発明の第3実施形態のトルクセンサの断面図
【図9】本発明の第3実施形態のトルクセンサの部分平
面図
【符号の説明】
70、70′、70″ トルクセンサ 71、71″ 第1シャフト 71b 周溝 72、72″ 第2シャフト 80、80″ 移動体 81、81′、81″ 摩擦抵抗低減機構 81a 凹部 81b ボール(転動部材) 84″ 受け部 88″、89″ カム面 90、90″ 運動変換機構 91 カムフォロア 92 カム溝 92″ バネ 95 ポテンショメータ 99 グリース(潤滑剤)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1シャフトと、 その第1シャフトに弾性的に同軸中心に相対回転可能に
    連結される第2シャフトと、 その第1シャフトに軸方向移動可能に嵌め合わされる移
    動体と、 両シャフトの相対回転量が移動体の軸方向移動距離に対
    応するように、両シャフトの相対回転を移動体の軸方向
    移動に変換する運動変換機構と、 その移動体の軸方向移動距離に対応するトルク信号を出
    力する手段とを備えるトルクセンサにおいて、 その移動体の内周と第1シャフトの外周との間の摩擦抵
    抗を低減する機構が設けられていることを特徴とするト
    ルクセンサ。
  2. 【請求項2】 その摩擦抵抗低減機構は、その移動体の
    内周と第1シャフトの外周の中の少なくとも一方に形成
    される凹部と、この凹部により保持される転動部材とを
    有し、その転動部材は移動体と第1シャフトとに転がり
    接触可能とされている請求項1に記載のトルクセンサ。
  3. 【請求項3】 その摩擦抵抗低減機構は、その移動体の
    内周と第1シャフトの外周の中の少なくとも一方に全周
    に亘って形成される周溝と、この周溝内に封入される潤
    滑剤とを有し、その潤滑剤を介して移動体と第1シャフ
    トとは滑り接触可能とされている請求項1に記載のトル
    クセンサ。
  4. 【請求項4】 その運動変換機構は、その移動体と第2
    シャフトの中の一方に一体成形される一対のカム面と、
    各カム面に接触可能に移動体と第2シャフトの中の他方
    に一体成形される受け部と、その受け部を各カム面に押
    し付ける弾力を作用させる手段とを有し、 両カム面の間隔は、その移動体と第2シャフトの中の他
    方から軸方向に沿って離れるに従い漸次小さくされ、 両カム面は両シャフトの軸心を含む平面に関し互いに対
    称な形状とされ、 両シャフトの相対回転位置が一定の基準位置にある時
    に、両カム面に受け部が接することで移動体の軸方向一
    方への移動が阻止され、 両シャフトの一方向への相対回転時に、一方のカム面と
    受け部とが離れると共に、他方のカム面と受け部との接
    触位置の変化に応じて移動体が軸方向他方に移動可能と
    され、 両シャフトの他方向への相対回転時に、他方のカム面と
    受け部とが離れると共に、一方のカム面と受け部との接
    触位置の変化に応じて移動体が軸方向他方に移動可能と
    されている請求項1〜3の中の何れかに記載のトルクセ
    ンサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111504832A (zh) * 2020-05-27 2020-08-07 河南科技大学 轴承钢球试验台

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111504832A (zh) * 2020-05-27 2020-08-07 河南科技大学 轴承钢球试验台
CN111504832B (zh) * 2020-05-27 2023-06-13 河南科技大学 轴承钢球试验台

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