JPH11323908A - 土木作業機への複数流体供給装置 - Google Patents
土木作業機への複数流体供給装置Info
- Publication number
- JPH11323908A JPH11323908A JP14517698A JP14517698A JPH11323908A JP H11323908 A JPH11323908 A JP H11323908A JP 14517698 A JP14517698 A JP 14517698A JP 14517698 A JP14517698 A JP 14517698A JP H11323908 A JPH11323908 A JP H11323908A
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- JP
- Japan
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- pipe
- supply pipe
- air
- stop valve
- fluid supply
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- Pending
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 セメント混合液がエア供給管がわへ漏出して
もエアコンプレッサーの破損等の事故に至らないように
改良する。 【解決手段】 エアの圧力供給手段と接続されたエア供
給管と、主としてセメント混合液の圧力供給手段と接続
されたセメント混合液供給管とを併用管の一端に接続
し、該併用管の他端を土木作業機の流体供給口に接続し
た構成において、上記セメント混合液供給管に1つのス
トップバルブを設け、上記エア供給管に2つのストップ
バルブを設けると共に、両ストップバルブの間に、ドレ
ーンストップバルブを有するドレーン管を分岐接続し
た、土木作業機への複数流体供給装置。
もエアコンプレッサーの破損等の事故に至らないように
改良する。 【解決手段】 エアの圧力供給手段と接続されたエア供
給管と、主としてセメント混合液の圧力供給手段と接続
されたセメント混合液供給管とを併用管の一端に接続
し、該併用管の他端を土木作業機の流体供給口に接続し
た構成において、上記セメント混合液供給管に1つのス
トップバルブを設け、上記エア供給管に2つのストップ
バルブを設けると共に、両ストップバルブの間に、ドレ
ーンストップバルブを有するドレーン管を分岐接続し
た、土木作業機への複数流体供給装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーガ掘削機、撹
拌掘削機等の土木作業機に主としてエアとセメント混合
液とを選択的に供給するための複数流体供給装置に関す
る。
拌掘削機等の土木作業機に主としてエアとセメント混合
液とを選択的に供給するための複数流体供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、オーガ掘削機のスクリュー中空軸
内にエアとセメントミルクと水とを選択的に供給する装
置として、エアコンプレッサーと接続されたエア供給管
と、セメントミルクおよび水が選択的に供給されるグラ
ウトポンプと接続されたセメントミルク、水供給管と
を、オーガ掘削機のスクリュー中空軸に一端を接続され
た併用管の他端に合流接続し、上記エア供給管に逆止弁
を、上記合流接続点に切換バルブをそれぞれ接続した構
成のものが一般に使用されている。
内にエアとセメントミルクと水とを選択的に供給する装
置として、エアコンプレッサーと接続されたエア供給管
と、セメントミルクおよび水が選択的に供給されるグラ
ウトポンプと接続されたセメントミルク、水供給管と
を、オーガ掘削機のスクリュー中空軸に一端を接続され
た併用管の他端に合流接続し、上記エア供給管に逆止弁
を、上記合流接続点に切換バルブをそれぞれ接続した構
成のものが一般に使用されている。
【0003】しかし、上記の従来装置では、切換バルブ
がセメントにより摩耗してセメントミルクがエア供給管
がわへ漏れ、それが遂には逆止弁に流入して固結し、そ
れにより逆止弁を作業不能に至らしめてセメントをエア
コンプレッサーにまで流入させて該コンプレッサーの破
損等の事故を招いていた。
がセメントにより摩耗してセメントミルクがエア供給管
がわへ漏れ、それが遂には逆止弁に流入して固結し、そ
れにより逆止弁を作業不能に至らしめてセメントをエア
コンプレッサーにまで流入させて該コンプレッサーの破
損等の事故を招いていた。
【0004】
【発明の解決すべき課題】本発明は、セメント混合液が
エア供給管がわに漏出してもコンプレッサー等のエア圧
力供給手段の破損に至らないように改良することを課題
とする。
エア供給管がわに漏出してもコンプレッサー等のエア圧
力供給手段の破損に至らないように改良することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、エア
の圧力供給手段と接続されたエア供給管と、主としてセ
メント混合液の圧力供給手段と接続されたセメント混合
液供給管とを併用管の一端に接続し、該併用管の他端を
土木作業機の流体供給口に接続した構成において、上記
セメント混合液供給管に1つのストップバルブを設け、
上記エア供給管に2つのストップバルブを設けると共
に、両ストップバルブの間に、ドレーンストップバルブ
を有するドレーン管を分岐接続した、土木作業機への複
数流体供給装置を提案する。
の圧力供給手段と接続されたエア供給管と、主としてセ
メント混合液の圧力供給手段と接続されたセメント混合
液供給管とを併用管の一端に接続し、該併用管の他端を
土木作業機の流体供給口に接続した構成において、上記
セメント混合液供給管に1つのストップバルブを設け、
上記エア供給管に2つのストップバルブを設けると共
に、両ストップバルブの間に、ドレーンストップバルブ
を有するドレーン管を分岐接続した、土木作業機への複
数流体供給装置を提案する。
【0006】本発明におけるエア供給管、セメント混合
液供給管、併用管等の「管」とは、金属パイプ、フレキ
シブルホース等の総称として用いられる。以下図面を参
照して本発明の実施例について説明する。
液供給管、併用管等の「管」とは、金属パイプ、フレキ
シブルホース等の総称として用いられる。以下図面を参
照して本発明の実施例について説明する。
【0007】
【実施例】図1は、マスト(1)に昇降自在に支持され
た駆動部(2)にスクリューオーガ(3)の上端部を接
続してなるオーガ掘削機において、地上に設置された複
数流体供給装置(S)から引き出された併用管(4)の
先端を上記駆動部(2)の側面に支持し、該併用管
(4)の先端をスイベルジョイントを介して上記スクリ
ューオーガ(3)の中空軸に接続してある。
た駆動部(2)にスクリューオーガ(3)の上端部を接
続してなるオーガ掘削機において、地上に設置された複
数流体供給装置(S)から引き出された併用管(4)の
先端を上記駆動部(2)の側面に支持し、該併用管
(4)の先端をスイベルジョイントを介して上記スクリ
ューオーガ(3)の中空軸に接続してある。
【0008】複数流体供給装置(S)は次のような構成
である。図2において、上記併用管(4)の基端に、エ
ア供給管(5)と、本例ではセメントミルクおよび水を
選択的に供給すべきセメント混合液・水供給管(6)と
を分岐接続し、一方のエア供給管(5)の基端に、エア
圧力供給手段として、エアコンプレッサー(7)を接続
し、他方のセメント混合液・水供給管(6)の基端に、
セメント混合液および水の圧力供給手段として、グラウ
トポンプ(8)を接続してある。上記グラウトポンプ
(8)には、セメントミルク混合槽および水槽がそれぞ
れ弁を介して接続される(図示略)。
である。図2において、上記併用管(4)の基端に、エ
ア供給管(5)と、本例ではセメントミルクおよび水を
選択的に供給すべきセメント混合液・水供給管(6)と
を分岐接続し、一方のエア供給管(5)の基端に、エア
圧力供給手段として、エアコンプレッサー(7)を接続
し、他方のセメント混合液・水供給管(6)の基端に、
セメント混合液および水の圧力供給手段として、グラウ
トポンプ(8)を接続してある。上記グラウトポンプ
(8)には、セメントミルク混合槽および水槽がそれぞ
れ弁を介して接続される(図示略)。
【0009】上記セメント混合液・水供給管(6)に
は、エアシリンダにより開閉されるストップバルブ
(9)を設け、該ストップバルブ(9)とポンプ(8)
との間にリリーフバルブ(10)を接続してある。
は、エアシリンダにより開閉されるストップバルブ
(9)を設け、該ストップバルブ(9)とポンプ(8)
との間にリリーフバルブ(10)を接続してある。
【0010】一方、上記エア供給管(5)には、エアシ
リンダ開閉式の第1ストップバルブ(11)および第2
ストップバルブ(12)を設けると共に、両ストップバ
ルブ(11)、(12)の間に、ドレーン管(13)を
接続し、該ドレーン管(13)にエアシリンダ開閉式ド
レーンストップバルブ(14)を設けてある。(1
5)、(16)、(17)はそれぞれ管の中間継手、
(18)は圧力計である。
リンダ開閉式の第1ストップバルブ(11)および第2
ストップバルブ(12)を設けると共に、両ストップバ
ルブ(11)、(12)の間に、ドレーン管(13)を
接続し、該ドレーン管(13)にエアシリンダ開閉式ド
レーンストップバルブ(14)を設けてある。(1
5)、(16)、(17)はそれぞれ管の中間継手、
(18)は圧力計である。
【0011】上例の作用について次に説明する。一例と
して、オーガ掘削機による掘削時にエアを供給する場合
は、図2においてセメント混合液・水供給管(6)にお
けるストップバルブ(9)を閉じ、ついでエア供給管
(5)におけるドレーンストップバルブ(14)を閉じ
ると共に第1、第2ストップバルブ(11)、(12)
を開くと、コンプレッサー(7)の圧力エアがエア供給
管(5)、併用管(4)を経てスクリューオーガ(3)
の中空軸内に圧送され、該中空軸の下端から掘削孔内へ
噴射される。
して、オーガ掘削機による掘削時にエアを供給する場合
は、図2においてセメント混合液・水供給管(6)にお
けるストップバルブ(9)を閉じ、ついでエア供給管
(5)におけるドレーンストップバルブ(14)を閉じ
ると共に第1、第2ストップバルブ(11)、(12)
を開くと、コンプレッサー(7)の圧力エアがエア供給
管(5)、併用管(4)を経てスクリューオーガ(3)
の中空軸内に圧送され、該中空軸の下端から掘削孔内へ
噴射される。
【0012】次に、上記スクリューオーガ(3)を地中
から引き抜くときにセメントミルクを供給する場合は、
エア供給管(5)における第1、第2ストップバルブ
(11)、(12)を閉じ、ドレーンストップバルブ
(14)を開き、ついでセメント混合液・水供給管
(6)におけるストップバルブ(9)を開くと、グラウ
トポンプ(8)から圧送されるセメントミルクが上記供
給管(6)、併用管(4)を経てスクリューオーガ
(3)中空軸内に送られ、該中空軸下端から掘削孔内に
噴射される。
から引き抜くときにセメントミルクを供給する場合は、
エア供給管(5)における第1、第2ストップバルブ
(11)、(12)を閉じ、ドレーンストップバルブ
(14)を開き、ついでセメント混合液・水供給管
(6)におけるストップバルブ(9)を開くと、グラウ
トポンプ(8)から圧送されるセメントミルクが上記供
給管(6)、併用管(4)を経てスクリューオーガ
(3)中空軸内に送られ、該中空軸下端から掘削孔内に
噴射される。
【0013】上記セメントミルク供給時に、該セメント
ミルクが第1ストップバルブ(11)から漏れてエア供
給管(5)がわへ逆流した場合、該漏出セメントミルク
が第2ストップバルブ(12)により逆流を遮断されつ
つドレーン管(13)を通じて排出され、それによりコ
ンプレッサー(7)の破損が未然に防止される。
ミルクが第1ストップバルブ(11)から漏れてエア供
給管(5)がわへ逆流した場合、該漏出セメントミルク
が第2ストップバルブ(12)により逆流を遮断されつ
つドレーン管(13)を通じて排出され、それによりコ
ンプレッサー(7)の破損が未然に防止される。
【0014】
【発明の効果】本発明の土木作業機への複数流体供給装
置によれば、セメント混合液が第1ストップバルブから
エア供給管がわに漏出しても、第2ストップバルブとド
レーン管によって該漏出セメント混合液を外部へ排出
し、それにより漏出セメント混合液がエア圧力供給手段
に逆流するのを阻止し、その安全を確保することができ
る。
置によれば、セメント混合液が第1ストップバルブから
エア供給管がわに漏出しても、第2ストップバルブとド
レーン管によって該漏出セメント混合液を外部へ排出
し、それにより漏出セメント混合液がエア圧力供給手段
に逆流するのを阻止し、その安全を確保することができ
る。
【図1】複数流体供給装置を接続したオーガ掘削機の側
面図である。
面図である。
【図2】複数流体供給回路図である。
4 併用管 5 エア供給管 6 セメント混合液供給管 7 エアコンプレッサー 8 グラウトポンプ 9 ストップバルブ 11 第1ストップバルブ 12 第2ストップバルブ 13 ドレーン管 14 ドレーンストップバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 昇 千葉県千葉市花見川区天戸町1293 三和機 材株式会社千葉工場内 (72)発明者 砂嶽 貴志 千葉県千葉市花見川区天戸町1293 三和機 材株式会社千葉工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 エアの圧力供給手段と接続されたエア供
給管と、主としてセメント混合液の圧力供給手段と接続
されたセメント混合液供給管とを併用管の一端に接続
し、該併用管の他端を土木作業機の流体供給口に接続し
た構成において、 上記セメント混合液供給管に1つのストップバルブを設
け、 上記エア供給管に2つのストップバルブを設けると共
に、両ストップバルブの間に、ドレーンストップバルブ
を有するドレーン管を分岐接続した、土木作業機への複
数流体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14517698A JPH11323908A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 土木作業機への複数流体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14517698A JPH11323908A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 土木作業機への複数流体供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11323908A true JPH11323908A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15379199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14517698A Pending JPH11323908A (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 土木作業機への複数流体供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11323908A (ja) |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP14517698A patent/JPH11323908A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050415 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070111 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070605 |