JPH1132380A - 携帯電話機と交換機との通信システム - Google Patents

携帯電話機と交換機との通信システム

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JPH1132380A
JPH1132380A JP9197798A JP19779897A JPH1132380A JP H1132380 A JPH1132380 A JP H1132380A JP 9197798 A JP9197798 A JP 9197798A JP 19779897 A JP19779897 A JP 19779897A JP H1132380 A JPH1132380 A JP H1132380A
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answering machine
mobile phone
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exchange
control circuit
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JP9197798A
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Hiromitsu Yonekura
米倉弘満
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 交換機の記憶手段の記憶容量の膨大化を防止
する。 【解決手段】 交換機31と通信路網35を形成する電
話回線34を介して接続する複数の無線基地局33と、
これらの無線基地局33とそれぞれ交信する携帯電話機
1とから成る携帯電話機と交換機との通信システムに於
いて、前記交換機31には、主制御回路36と電気的に
接続する通話可否確認手段44及び留守番内容の記憶蓄
積装置45とを設け、前記通話可否確認手段44は、そ
の一部を構成する通話状態確認回路で最終的な通話状態
を確認した後に、、前記主制御回路36は通話可否確認
手段44からの確認信号に基づき、前記記憶蓄積装置4
5の留守番内容送出回路に指令を出力し、該留守番内容
送出回路は留守番内容記憶蓄積部46に記憶保存されて
いる発呼者Aの留守番内容を主制御回路36に送出し、
主制御回路36の制御により、交信エリア内の前記無線
基地局33を介し、所持者Bの携帯電話機1から自動的
に発呼者Aの留守番内容が流れること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機と交換
機を有する基地局との通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機の所持者(以下、「所持者」
と言う。)は、その契約をしている携帯電話会社に対
し、留守番電話サービスを受けることができる。
【0003】従来、携帯電話会社の中央基地局(以下、
「交換機」と言う。)の留守番電話装置は、所持者が所
望する時、交換機に対し、当該携帯電話機のプッシュボ
タンを介して特定の番号を操作し、その回線が交換機と
接続した後に、交換機の留守番電話装置に一時記憶され
ている発呼者(所持者に対して電話をかけた者)のメッ
セージ(以下、「留守番内容」)を聞くことができる通
信システムとなっている。
【0004】しかして、交換機の留守番電話装置は、一
般に留守番内容記憶機能と留守番内容再生機能とを有し
ている。前者は携帯電話機を使用している所持者にする
発呼者からの着信信号を検知した場合に於いて、所持者
に対する通話不能の時に作動する機能である。この留守
番内容記憶機能は、例えば所持者が携帯電話機を使用中
の場合、無線基地局からの電波が当該携帯電話機に通じ
ない場合、当該携帯電話機の電源がOFFの場合等に作
動する。この場合留守番電話装置は、発呼者に対して
「留守録音する旨」の応答メッセージを回線を介して伝
える。そして、発呼者から応答があれば留守番内容を記
憶媒体に記憶する。
【0005】一方、後者は所持者からの積極的な携帯電
話機の特定番号の操作に基づく着信信号を検知すると、
前述した発呼者の留守番内容を再生し、電話回線並びに
無線基地局を介して所持者に記憶保存中の留守番内容を
伝える機能である。
【0006】しかしながら、このような従来の交換機の
留守番電話装置は、例えば所持者が留守番内容を聞くの
を忘れ、交換機に長時間アクセスするまでは記憶媒体に
記憶している。もちろん交換機は、一定の時間又は特定
の日数中に留守番電話回線へのアクセスが無い場合に
は、留守番内容を自動的に消去する記憶消去機能を有し
ている。しかし、携帯電話が勢い普及しつつある現状で
は、上記の事例の場合にも留守番電話装置の記憶媒体に
全ての留守番内容を記憶させておくことは、記憶手段
(磁気媒体、固定メモリー等)の記憶容量が非常に大き
くなるので、設備投資の面から解決すべき問題点があっ
た。また所持者の立場から見ると、携帯電話会社の記憶
手段の記憶容量の都合で、上記事例の場合に、いわば一
方的に留守番内容が自動的に消去される通信システム
は、少なからず不本意の感があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の問題点に鑑み、第1の目的は電話会社から見た場
合に於いて、交換機の記憶蓄積装置に記憶・蓄積すべき
発呼者の留守番内容を最小限度の時間内に止どめること
ができ、したがって、記憶手段の記憶容量の膨大化を防
止することができると共に、電話会社の留守番内容の管
理責任の低減化を図ることができることである。第2の
目的は所持者から見た場合に於いて、交換機に積極的な
アクセスしなかった場合の不利益(留守番内容の自動消
去)から免れることができることである。第3の目的は
所持者が交換機側から自動的に送信されてくる留守番内
容を所望する場所で聞くことができることである。第4
の目的は交換機の記憶蓄積装置に記憶されている留守番
内容を合理的に消去させることができることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話機と交
換機との通信システムは、交換機31と通信路網35を
形成する電話回線34を介して接続する複数の無線基地
局33と、これらの無線基地局33とそれぞれ交信する
携帯電話機1とから成る携帯電話機と交換機との通信シ
ステムに於いて、前記交換機31には、主制御回路36
と電気的に接続する通話可否確認手段44及び留守番内
容の記憶蓄積装置45とを設け、前記通話可否確認手段
44は、携帯電話機1の所持者Bが交信エリアに於いて
当該携帯電話機1の電源スイッチ13aを「OFFの状
態からONの状態」にした時、「電源ONの初期信号」
であるか否かを確認し、前記主制御回路36は通話可否
確認手段44からの確認信号に基づき、交信要求送出回
路60からの交信要求信号を出力し、携帯電話機1が通
話状態になれば、前記記憶蓄積装置45の留守番内容送
出回路51に指令を出力し、該留守番内容送出回路51
は留守番内容記憶蓄積部46に記憶保存されている発呼
者Aの留守番内容を主制御回路36に送出し、主制御回
路36の制御により、交信エリア内の前記無線基地局3
3を介し、所持者Bの携帯電話機1から自動的に発呼者
Aの留守番内容が流れることを特徴とする。
【0009】また本発明の携帯電話機と交換機との通信
システムは、交換機31と通信路網35を形成する電話
回線34を介して接続する複数の無線基地局33と、こ
れらの無線基地局33とそれぞれ交信する携帯電話機1
とから成る携帯電話機と交換機との通信システムに於い
て、前記交換機31には、主制御回路36Bと電気的に
接続する通話可否確認手段44B及び留守番内容の記憶
蓄積装置45Bとを設け、前記通話可否確認手段44B
は、携帯電話機1の所持者Bが交信エリア外(圏外)か
ら交信エリア内(圏内)に当該携帯電話機1の電源スイ
ッチ13aを「ONの状態のまま」移動して来た時、携
帯電話機存在確認回路47Bで携帯電話機1の存在を確
認し、前記主制御回路36Bは当該携帯電話機1に対し
て通話可否確認手段44Bの交信要求信号送出回路60
から交信要求信号を出力し、一方、当該携帯電話機1の
システムコントローラ5Bは、前記交信要求信号を受け
取った時当該識別番号を自動的に連動出力し、前記主制
御回路36Bは通話可否確認手段44Bで前記識別番号
を確認した後、携帯電話機1が通話状態になれば記憶蓄
積装置45Bの留守番内容送出回路51Bに指令を出力
し、該留守番内容送出回路51Bは留守番内容記憶蓄積
部46Bに記憶保存されている発呼者Aの留守番内容を
主制御回路36Bに送出し、主制御回路36Bの制御に
より、交信エリア内の前記無線基地局33を介し、所持
者Bの携帯電話機1から自動的に発呼者Aの留守番内容
が流れることを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の携帯電話機と交換機との
通信システムは、交換機31と通信路網35を形成する
電話回線34を介して接続する複数の無線基地局33
と、これらの無線基地局33とそれぞれ交信する携帯電
話機1とから成る携帯電話機と交換機との通信システム
に於いて、携帯電話機1には電源3が「OFFの状態」
から「ONの状態」になった場合に、交換機31側の電
話識別信号検出回路48と電気的に接続する主制御回路
36から発せられる携帯電話1の判別に関する「0」と
「1」を組合わせたプロコトルの確認信号と、この確認
信号に応答する当該携帯電話機1のシステムコントロー
ラ5から出力される「0」と「1」の応答信号に基づい
て当該携帯電話機1の識別信号を確認し、通話可否確認
手段44Bの一部を構成する交信要求送出回路60から
の交信要求信号を出力し、携帯電話機1が通話状態にな
れば、主制御回路36は識別信号を確認した後留守番内
容記憶蓄積部46に記憶保存されている発呼者Aの留守
番内容を主制御回路36に送出する留守番内容送出回路
51に指令を出力し、主制御回路36の制御により、交
信エリア内の前記無線基地局33を介し、所持者Bの携
帯電話機1から自動的に発呼者Aの留守番内容が流れる
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施の
形態を説明する。まず図1は携帯電話機1の構成を示す
分解説明図である。この図面を参照に携帯電話機1の構
成を説明すると、2は下側の収納ケースである。3は下
側の収納ケースに収納される電源としてのバッテリーで
ある。4は下側の収納ケースに嵌合するメインボード
で、このメインボード4の上面には、システムコントロ
ーラ5、BBIC(ベースバンド)6、RFIC(高周
波集積回路)7等が取付けられ、一方、その下面には、
TCXO(温度補償型水晶発振器)8、フイルター9、
フラッシュメモリー10等が設けられている。
【0012】ところで、前記システムコントローラ5
は、本実施例では電源3が「OFFの状態からONの状
態」になった場合に、当該携帯電話機1の識別信号(I
D番号等)を自動的に連動出力する。また実施例如何に
よっては、システムコントローラ5は、携帯電話機1側
の電源3が「ONの状態」に切り替わった場合に交換機
31側から発せられ、かつ、携帯電話1の判別に関する
「0」と「1」を組合わせたプロコトルの確認信号に対
し、「0」と「1」の応答信号を当該携帯電話機1の識
別コードに基づいて順次出力する。或いはまた交換機側
からの交信要求信号を受け取った時当該識別番号を自動
的に連動出力する。
【0013】11はメインボード4に取付けられた送話
マイクである。12はキー基盤で、このキー基盤12に
はプッシュ式の各種スイッチ13を有するスイッチプレ
ート14が装着される。15は受話レシーバー16並び
にLCD(液晶表示器)17を有する液晶表示板であ
る。18は各種スイッチ用の嵌合孔を有する上側のカバ
ーケースで、この上側のカバーケース18と下側の収納
ケース2の上部周壁にそれぞれ形成された切欠部を介
し、送受信用アンテナ19の基部が取付けられる。
【0014】次に図2は携帯電話機1の主な電気回路を
示すブロック図である。携帯電話機1は概ね図1で示し
た構成部品を備えている。
【0015】したがって、図2で示すように、携帯電話
機1は送受信用アンテナ19に結合された無線主機能部
21を有する。この無線主機能部21は、大別すると、
無線送信回路と受信回路を含み、無線電波によって後述
する電話会社の無線基地局と交信(通信)が可能であ
る。
【0016】また携帯電話機1は電源3の0Nにより機
能を発揮するシステムコントローラ5を有する。このシ
ステムコントローラ5はCPUを中心とし電話機能部を
形成し、例えば所持者が送話マイク11に向かって話し
かけると、その音声を信号として処理したり、或いは前
述した発呼者の留守番内容を信号処理して所持者に伝え
たり、或いはまた回線結合用接続部23に図示しないモ
ジュラコネクタを取付けられた場合に、当該携帯電話機
1をデータ通信モードとして使用できるようにする等様
々な信号を演算処理する。
【0017】しかして、このシステムコントローラ5に
は各種スッチ13や液晶表示部17が電気的に接続され
ている。前記各種スッチ13は、普通一般に携帯電話機
1の電源3を「ON」、「OFF」する電源スイッチ1
3a、留守番内容を積極的に消去するための消去スイッ
チ13b、留守番内容をそのまま継続保存させるための
継続保存スイッチ13c、通話状態を可能とする暗証番
号入力用テンキー13d等で構成されている。また前記
液晶表示部17には通話の相手となる加入者コード(電
話番号)や後述する交換機から自動的送られて来る各種
のメッセージが表示される。
【0018】ところで、前記消去スイッチ13bは、本
実施例では通話終了ボタンの機能と兼用であり、所持者
Bが該消去スイッチ13b(=再生・通話終了ボタン)
を押すと、交換機側の主制御回路36は通話を終了させ
ると共に、留守番内容消去回路52に命令を出力し、留
守番内容記憶蓄積部46に記憶されている留守番内容を
消去する。また所持者Bが携帯電話機1から発呼者Aの
留守番内容が流れる間(再生中)に当該携帯電話機1の
前記継続保存スイッチ13cを操作すると、交換機側の
主制御回路36は、留守番内容消去回路52に命令を出
力し、留守番内容記憶蓄積部46に記憶されている留守
番内容を消去させない。
【0019】次に図3は携帯電話機1と交換機31との
通信システムを示す概略説明図である。
【0020】図3に於いて、通信端末装置としての携帯
電話機1は、例えば不動産の一例としての建物内に設置
された有線電話或いは公衆電話32と、適当な場所に設
置された電話会社の複数の無線局33と、これらの無線
局33とそれぞれ電話回線34を介して網状に形成され
た通信路網35並びにこの通信路網35と信号のやり取
りをする主制御回路(CPU)36を備える電子の交換
機31とで構成され、前記交換機31の主制御回路36
には、本発明の主要部である通話可否確認手段44、留
守番内容の記憶蓄積装置45、各種の電子回路、機能部
等が接続されている。
【0021】すなわち、37は電話回線34と主制御回
路36に介在する走査部で、この走査部37は加入者の
電話回線34に流れる電流状態を時分割的に走査し、か
つ、標本的に抽出し、それを主制御回路36に伝達する
機能を有する。
【0022】また38は主制御回路36と電気的に接続
する一時記憶装置で、この一時記憶装置38は電話回線
34或いは通信(通話)路網35が交換処理の中間段階
で時々刻々変わる情報を一時的に記憶したり、また「発
呼者A」と「所持者B」との間で通話が繋がった場合
に、当該発呼者Aの識別情報を当該電話機との関係で記
憶する機能等を有する。
【0023】39は主制御回路36と電気的に接続する
半固定記憶部で、この半固定記憶部39は電話番号の
「呼び」がいかなる中継線40を使うのかの識別情報、
短縮ダイヤルの交換情報等を記憶する機能を有する。ま
たこの半固定記憶部39は主制御回路36が「呼びの処
理」を行うための手順(ソフトウエア)を格納するため
にも使用されている。
【0024】41は主制御回路36と通信路網35との
間に介在する信号分配部で、この信号分配部41は主制
御回路36で処理された通話接続回路情報を中継線4
0、通信路網35に分配する機能を有する。
【0025】45は主制御回路36と電気的に接続する
留守番内容の記憶蓄積装置で、この記憶蓄積装置45は
発呼者Aからの着信信号を主制御回路36で処理した送
信信号が所持者Bの携帯電話1に繋がらない時に、発呼
者Aの応答した留守番内容を主制御回路36を介して一
時的に記憶・蓄積する機能を有すると共に、前記携帯電
話1の電源3が「OFFの状態」から「ONの状態」に
なった場合に、主制御回路36を介して発呼者Aの前記
留守番内容を携帯電話機1に直ちに送出する機能を有す
る。さらに、実施例如何によっては、所持者が交換機3
1側から自動的に送られてきた留守番内容をその場で聞
きたくない場合に、「留守番有り」の情報だけを所持者
の視覚に訴えるようにし、前記留守番内容を所望する場
所で聞けるように構成している。
【0026】したがって、主制御回路36は、この留守
番内容の記憶蓄積装置45を作動させる制御、取り敢え
ず「留守番有り」の情報だけ携帯電話機側に送信する制
御、半固定記憶部39に格納されている手順の制御、発
呼者Aと所持者Bとの間で通信が繋がった場合に於ける
課金システムの制御、その他通話回線に必要な制御を行
う。
【0027】図4は主制御回路36を中心とする留守番
内容の記憶蓄積装置45並びに携帯電話機1との通話可
否の信号を確認する通話可否確認手段44の電気回路を
示すブロック図である。この図4で示す通話可否確認手
段44及び留守番内容の記憶蓄積装置45の第1実施例
は、携帯電話機1と交換機31との通信システムの主要
部を構成する。
【0028】まず46は留守番内容の記憶蓄積装置45
の一部を構成し、かつ、主制御回路36に電気的に接続
する留守番内容記憶蓄積部である。この留守番内容記憶
蓄積部46は、前述したように所持者Bの携帯電話機1
に繋がらない場合に於いて、発呼者Aの応答した留守番
内容を主制御回路36を介して一時的に記憶・蓄積す
る。
【0029】次に47は通話可否確認手段44の一部を
構成し、かつ、主制御回路36に電気的に接続する携帯
電話機1の電源状態確認回路である。この電源状態確認
回路47は、「所持者Bの携帯電話機1がOFFの状態
からONの状態になったか」、「携帯電話機1の所持者
Bが交信エリア外(圏外)から交信エリア内(圏内)に
当該携帯電話機1の電源スイッチ13aをONの状態の
まま移動して来たか否か」、「発呼者Aからの発呼時に
所持者Bの携帯電話機1がOFF又はONの状態である
か」、「発呼者Aからの発呼時に所持者Bの携帯電話機
1がONの状態のまま無線基地局33との間で電波(通
信)一時とぎれた(中断)したか」等所持者Bの携帯電
話機1の電源3の状態を確認する。
【0030】この電源状態の確認は、交換機31の主制
御回路36側から無線基地局33を介して所持者Bの携
帯電話機1に常に発せられる一定のプロコトルの確認信
号、又は所持者Bの携帯電話機1から交信エリア内の無
線基地局33に対して発せられる「電源ONの初期信
号」、「電源ONの継続信号」等により実施される。
【0031】例えば携帯電話機1のシステムコントロー
ラ5は、その電源3が「OFFの状態からONの状態」
になった場合に、交換機31側の電話識別信号検出回路
48と電気的に接続する主制御回路36から発せられる
携帯電話1の判別に関する「0」と「1」を組合わせた
プロコトルの確認信号に対し、当該携帯電話機1の識別
コードに基づいて「0」と「1」の応答信号が出力され
る。この場合前記プロコトルの確認信号は、具体的には
「O」及び「1」の数字を6〜8桁に適当に組合わせた
確認信号を所持者Bの携帯電話機1と交換機31の主制
御回路36との間で交換することにより行われる。
【0032】48は同じく通話可否確認手段44の一部
を構成し、かつ、主制御回路36に電気的に接続する携
帯電話機1の電話識別信号検出回路である。この電話識
別信号検出回路48は、携帯電話機1の電源3がOFF
からONの状態に成った後に該携帯電話機1のシステム
コントローラ5から自動的に出力される当該携帯電話の
識別信号(ID番号等)を交換機31が受理した場合
に、その識別信号を検出し、主制御回路36に検出信号
を出力する。したがって、この実施例の場合、電話識別
信号検出回路48で検出された識別信号は、主制御回路
36に接続する携帯電話機判別回路50により判別され
る。
【0033】次に60は通話可否確認手段44の一部を
構成する交信要求信号送出回路である。また61は当該
携帯電話機1との通話が可能な状態であるか否かを最終
的に確認する通話状態確認回路で、この通話状態確認回
路61も本実施例では通話可否確認手段44の一部を構
成する。
【0034】ところで、この電話識別信号検出回路48
は、携帯電話機1のテンキー13cの入力に基づく信号
との関係で課金システムの制御のために機能する半固定
記憶部39とは相違と、留守番内容の記憶装置蓄積装置
45との関係で機能する回路である。
【0035】51は主制御回路36及び留守番内容記憶
蓄積部46にそれぞれ電気的に接続する留守番内容送出
回路である。この留守番内容送出回路は51は留守番内
容記憶蓄積部46の後述の留守番内容消去回路52と共
に留守番内容の記憶蓄積装置45を構成する。
【0036】しかして、留守番内容送出回路51は主制
御回路36からの指令を受け、該主制御回路36に留守
番内容記憶蓄積部46に記憶保存されている発呼者Aの
留守番内容を主制御回路36に出力(送出)する。そし
て、主制御回路36は留守番内容送出回路51から受理
した留守番内容を電話回線34を介して無線基地局33
へと送信する。
【0037】52は主制御回路36に電気的に接続する
留守番内容消去回路である。この留守番内容消去回路5
2は、前述したように携帯電話機1の所持者Bが留守番
内容の再生終了(留守番内容を聞いた)後、当該携帯電
話機1の消去スイッチ13bを操作することにより機能
し、主制御回路36の指令に基づき留守番内容記憶蓄積
部46に記憶保存されている発呼者Aの留守番内容を消
去する。この場合所持者Bが留守番内容の再生中に継続
保存スイッチ13cを押すと、当該留守番内容は消去さ
れず、継続保存される。
【0038】次に図5は主に図4を参照に説明したフロ
ーチャートである。まず発呼者Aから交換機31に電話
をかけた場合に於いて、所持者Bの携帯電話機1との通
信が不可能の場合には、発呼者Aの留守番内容が主制御
回路36を介して留守番内容記憶蓄積部46に記憶保存
される。
【0039】次に所持者Bが交信エリアXに於いて、携
帯電話機1の電源スイッチ13aを操作し、その電源3
を「OFFの状態」から「ONの状態」にする。そうす
ると、交信エリアX内の無線基地局33は、当該携帯電
話機1の「電源ONの初期信号」並びにこの電源ONの
初期信号に連動する携帯電話機1のシステムコントロー
ラ5から出力される「当該携帯電話の識別信号(ID番
号等)」をそれぞれ着信し、これらの着信信号を電話回
線34を介して交換機31側に送信する。交換機31の
主制御回路36は、無線基地局33から送られてきた信
号を受理すると、電源状態確認回路47に「電源ONの
初期信号」を、一方、「当該携帯電話の識別信号(ID
番号等)」を電話識別信号検出回路48に出力する。
【0040】次に通話可否確認手段44の電源状態確認
回路47は、主制御回路36からの信号が携帯電話機1
の電源スイッチ13aの操作に基づく電源OFFの状態
から電源ONの状態の「電源ONの初期信号」であるか
否かを確認する。そして、電源状態確認回路47は電源
ONの初期信号であることを確認したならば、その旨を
主制御回路36に伝える。一方、電話識別信号検出回路
48は、主制御回路36の指令に基づき、携帯電話機1
側から受け取った電話の識別信号を検出する。この電話
識別信号検出回路48で検出された信号は、携帯電話機
判別回路50で判別される。
【0041】次に主制御回路36は、電源状態確認回路
47で確認した信号が「電源ONの初期信号」であるこ
と、及び電話識別信号検出回路48で検出された識別信
号が「電源ONの初期信号」と連動しているとの携帯電
話機判別回路50の判別に基づき、前述した交信要求送
出回路60からの交信要求信号を出力し、携帯電話機1
が通話状態になれば留守番内容送出回路51に留守番内
容記憶蓄積部46の留守番内容を送信するように指令を
出す。そこで、留守番内容送出回路51は留守番内容記
憶蓄積部46に記憶保存されいる発呼者Aの留守番内容
を主制御回路36及び無線基地局33をそれぞれ介して
所持者Bの携帯電話機1に送出する。
【0042】したがって、所持者Bの携帯電話機1から
発呼者Aの留守番内容が音声として流れる。そして、所
持者Bは発呼者Aの留守番内容を聞いた後に当該留守番
内容の消去を希望する場合には、携帯電話機1の消去ス
イッチ13bを操作する。なお、所持者Bを前記消去ス
イッチ13bで一定の時間消去しない場合には、従来の
実施例と同様に留守番内容記憶蓄積部46に蓄積された
留守番内容は自動的に消去される。
【0043】
【実施例】発明の実施の形態で説明した第1実施例に於
いて、主制御回路36には、通話可否確認手段44が携
帯電話機1の通話状態のOKを確認した時、本人確認の
ために暗証番号の入力を要求する暗証番号入力要求回路
が接続されている。この場合望ましくは暗証番号入力要
求は、所持者Bの携帯電話機1の液晶表示部17に現れ
る。しかして、所持者Bは、液晶表示部17に「暗証番
号入力せよ」のメッセイジが現れた時は、テンキー13
dを利用して、例えば「1135」と言う暗証番号を入
力する。そして、暗証番号が入力されたならば交換機側
の主制御回路36は図示しない暗証番号確認回路によ
り、当該暗証番号を確認する。
【0044】以下、この欄では本発明の実施の形態で説
明した留守番内容の記憶蓄積装置45の他の実施例(第
2実施例、第3実施例)について説明する。この他の実
施例は、第1実施例の主要部をそっくりそのまま含んで
いる。なお、他の実施例を説明するに当たって、第1実
施例と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明
を省略する。
【0045】図6は第2実施例である。この留守番内容
の記憶蓄積装置45Aは、留守電有りのメッセージを携
帯電話機1側に送信するための留守電有りの送出回路5
5が主制御回路36Aに電気的に接続している点、また
留守電有りの送出回路55と関連して起動するタイマー
回路56が主制御回路36Aに電気的に接続している点
がそれぞれ特徴である。
【0046】上記構成に於いては、留守電有りの送出回
路55から主制御回路36Aを介して携帯電話機1側に
留守電有りのメッセージが送信されると、携帯電話機1
の液晶表示部17に、例えば「留守電2本有り」の伝言
が表示される。次にメッセージの送信後にタイマー回路
56が起動する。このタイマー回路56の起動時間は、
本実施例では15秒程度に設定されている。
【0047】しかして、タイマー回路56に設定された
所定の時間が経過すると、主制御回路36Aから留守番
内容送出回路51Aに留守番内容の送出指令が出力され
る。したがって、携帯電話機1の所持者Bは、その電源
スイッチ13aを「ONの状態」に入れた場合に於い
て、その場で交換機31側の留守番内容を聞きたくない
事情がある時は、直ちに電源スイッチ13aを「OFF
の状態」にし、後に適当な場所で再び携帯電話機1の電
源スイッチ13aを「ONの状態」に入れ直せば良い。
【0048】図7は第3実施例である。この第3実施例
は携帯電話機1の所持者Bが圏外から圏内に当該携帯電
話機の電源スイッチをONの状態のまま移動して来た時
に、交換機側と直ちに交信できるように構成している共
に、前記第2実施例の構成を加味している。
【0049】すなわち、この実施例の交換機31には、
主制御回路36Bと電気的に接続する通話可否確認手段
44B及び留守番内容の記憶蓄積装置45Bとを設け、
前記通話可否確認手段44Bは、携帯電話機1の所持者
Bが交信エリア外(圏外)から交信エリア内(圏内)に
当該携帯電話機1の電源スイッチ13aを「ONの状態
のまま」移動して来た時、携帯電話機存在確認回路47
Bで携帯電話機1の存在を確認し、前記主制御回路36
Bは当該携帯電話機1に対して通話可否確認手段44B
の交信要求信号送出回路60から交信要求信号を出力
し、一方、当該携帯電話機1のシステムコントローラ5
Bは、前記交信要求信号を受け取った時当該識別番号を
自動的に連動出力し、前記主制御回路36Bは通話可否
確認手段44Bで前記識別番号を確認した後、携帯電話
機1が通話状態になれば記憶蓄積装置45Bの留守番内
容送出回路51Bに指令を出力し、該留守番内容送出回
路51Bは留守番内容記憶蓄積部46Bに記憶保存され
ている発呼者Aの留守番内容を主制御回路36Bに送出
し、主制御回路36Bの制御により、交信エリア内の前
記無線基地局33を介し、所持者Bの携帯電話機1から
自動的に発呼者Aの留守番内容が流れることを特徴とす
る。
【0050】この場合前記携帯電話機存在確認回路47
Bは、例えば携帯電話機1から送信される「電源ONの
の状態に於ける信号」により、当該携帯電話機存在確を
確認する。
【0051】そして、上記構成に於いて、留守電有りの
メッセージを携帯電話機1側に送信するための留守電有
りの送出回路55Bが主制御回路36Bに電気的に接続
していると共に、この留守電有りの送出回路55Bと関
連して起動するタイマー回路56Bが主制御回路36B
に電気的に接続している。
【0052】なお、この第3実施例に於いても、第1実
施例と同様に主制御回路36Bには、通話可否確認手段
44Bが携帯電話機1の通話状態のOKを確認した時、
本人確認のために暗証番号の入力を要求する暗証番号入
力要求回路が接続されている。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)電話会社から見た場合に於いて、交換機の記憶蓄
積装置に記憶・蓄積すべき発呼者の留守番内容を最小限
度の時間内に止どめることができる。したがって、記憶
手段の記憶容量の膨大化を防止することができると共
に、電話会社の留守番内容の管理責任の低減化を図るこ
とができる。 (2)所持者から見た場合に於いて、交換機に積極的な
アクセスしなかった場合の不利益(留守番内容の自動消
去)から免れることができる。 (3)所持者は、飛行機、病院、電車内等携帯電話機の
電源をOFFにすべき場に於いて、電源をOFFにした
場合、その場から離れ電源をONにした場合に交換機側
から自動的に送信されてくる留守番内容を聞くことがで
きる。したがって基本的には所持者はワンタッチ操作で
自己に対する留守番内容を簡単、かつ、直ちに聞くこと
ができると共に、留守内容を聞くことに対する「失念」
から解放される。 (4)所持者が交換機側から自動的に送信されてくる留
守番内容を所望する場所で聞くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の携帯電話機の構成を示す分解説
明図。
【図2】図1の主な電気回路を示すブロック図。
【図3】本発明の携帯電話機と交換機との通信システム
を示す概略説明図。
【図4】本発明の主要部(留守番内容の記憶蓄積装置)
の概略説明図。
【図5】主に図4を参照に説明したフローチャート。
【図6】本発明の主要部の第2実施例を示す概略説明
図。
【図7】本発明の主要部の第3実施例を示す概略説明
図。
【符号の説明】
1…携帯電話機、3…電源、5…システムコントロー
ラ、13…各種スイッチ、13a…電源スイッチ、13
b…消去スイッチ、13c…継続保存スイッチ、13d
…暗証番号入力用テンキー(=テンキー)、17…液晶
表示部、19…アンテア、21…無線主機能部、31…
交換機、33…無線基地局、34…電話回線、35…通
信路網、36…主制御回路、37…走査部、38…一時
記憶装置、A…発呼者、B…所持者、39…半固定記憶
部、40…中継線、41…信号分配部、44…通話可否
確認手段、45…留守番内容の記憶蓄積装置、46…留
守番内容記憶蓄積部、47…電源状態確認回路、48…
電話識別信号検出回路、50…携帯電話機判別回路、5
1…留守番内容送出回路、52…留守番内容消去回路、
56…タイマー回路、60…交信要求信号送出回路、6
1…通話状態確認回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機31と通信路網35を形成する電
    話回線34を介して接続する複数の無線基地局33と、
    これらの無線基地局33とそれぞれ交信する携帯電話機
    1とから成る携帯電話機と交換機との通信システムに於
    いて、前記交換機31には、主制御回路36と電気的に
    接続する通話可否確認手段44及び留守番内容の記憶蓄
    積装置45とを設け、前記通話可否確認手段44は、携
    帯電話機1の所持者Bが交信エリアに於いて当該携帯電
    話機1の電源スイッチ13aを「OFFの状態からON
    の状態」にした時、「電源ONの初期信号」であるか否
    かを確認し、前記主制御回路36は通話可否確認手段4
    4からの確認信号に基づき、交信要求送出回路60から
    の交信要求信号を出力し、携帯電話機1が通話状態にな
    れば、前記記憶蓄積装置45の留守番内容送出回路51
    に指令を出力し、該留守番内容送出回路51は留守番内
    容記憶蓄積部46に記憶保存されている発呼者Aの留守
    番内容を主制御回路36に送出し、主制御回路36の制
    御により、交信エリア内の前記無線基地局33を介し、
    所持者Bの携帯電話機1から自動的に発呼者Aの留守番
    内容が流れることを特徴とする携帯電話機と交換機との
    通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、携帯電話機1には、
    電源3がOFFの状態からONの状態になった場合に、
    当該携帯電話機1の識別番号を自動的に連動出力するシ
    ステムコントローラ5が設けられていることを特徴とす
    る携帯電話機と交換機との通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、主制御回路36に
    は、通話可否確認手段44が携帯電話機1の通話状態の
    OKを確認した時、本人確認のために暗証番号の入力を
    要求する暗証番号入力要求回路が接続していることを特
    徴とする携帯電話機と交換機との通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、留守電有りのメッセ
    ージを携帯電話機1側に送信するための留守電有りの送
    出回路55が主制御回路36Aに電気的に接続している
    と共に、この留守電有りの送出回路55と関連して起動
    するタイマー回路56が主制御回路36Aに電気的に接
    続していることを特徴とする携帯電話機と交換機との通
    信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に於いて、所持者Bが携帯電話
    機1の再生・通話終了ボタンを押すと、交換機側の主制
    御回路36は留守番内容消去回路52に命令を出力し、
    留守番内容記憶蓄積部46に記憶されている留守番内容
    を消去することを特徴とする携帯電話機と交換機との通
    信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に於いて、所持者Bが携帯電話
    機1から発呼者Aの留守番内容が流れる間(再生中)に
    当該携帯電話機1の継続保存スイッチを操作すると、交
    換機側の主制御回路36は留守番内容消去回路52に命
    令を出力し、留守番内容記憶蓄積部46に記憶されてい
    る留守番内容を消去させないことを特徴とする携帯電話
    機と交換機との通信システム。
  7. 【請求項7】 交換機31と通信路網35を形成する電
    話回線34を介して接続する複数の無線基地局33と、
    これらの無線基地局33とそれぞれ交信する携帯電話機
    1とから成る携帯電話機と交換機との通信システムに於
    いて、前記交換機31には、主制御回路36Bと電気的
    に接続する通話可否確認手段44B及び留守番内容の記
    憶蓄積装置45Bとを設け、前記通話可否確認手段44
    Bは、携帯電話機1の所持者Bが交信エリア外(圏外)
    から交信エリア内(圏内)に当該携帯電話機1の電源ス
    イッチ13aを「ONの状態のまま」移動して来た時、
    携帯電話機存在確認回路47Bで携帯電話機1の存在を
    確認し、前記主制御回路36Bは当該携帯電話機1に対
    して通話可否確認手段44Bの交信要求信号送出回路6
    0から交信要求信号を出力し、一方、当該携帯電話機1
    のシステムコントローラ5Bは、前記交信要求信号を受
    け取った時当該識別番号を自動的に連動出力し、前記主
    制御回路36Bは通話可否確認手段44Bで前記識別番
    号を確認した後、携帯電話機1が通話状態になれば記憶
    蓄積装置45Bの留守番内容送出回路51Bに指令を出
    力し、該留守番内容送出回路51Bは留守番内容記憶蓄
    積部46Bに記憶保存されている発呼者Aの留守番内容
    を主制御回路36Bに送出し、主制御回路36Bの制御
    により、交信エリア内の前記無線基地局33を介し、所
    持者Bの携帯電話機1から自動的に発呼者Aの留守番内
    容が流れることを特徴とする携帯電話機と交換機との通
    信システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に於いて、留守電有りのメッセ
    ージを携帯電話機1側に送信するための留守電有りの送
    出回路55Bが主制御回路36Bに電気的に接続してい
    ると共に、この留守電有りの送出回路55Bと関連して
    起動するタイマー回路56Bが主制御回路36Bに電気
    的に接続していることをを特徴とする携帯電話機と交換
    機との通信システム。
  9. 【請求項9】 交換機31と通信路網35を形成する電
    話回線34を介して接続する複数の無線基地局33と、
    これらの無線基地局33とそれぞれ交信する携帯電話機
    1とから成る携帯電話機と交換機との通信システムに於
    いて、携帯電話機1には電源3が「OFFの状態」から
    「ONの状態」になった場合に、交換機31側の電話識
    別信号検出回路48と電気的に接続する主制御回路36
    から発せられる携帯電話1の判別に関する「0」と
    「1」を組合わせたプロコトルの確認信号と、この確認
    信号に応答する当該携帯電話機1のシステムコントロー
    ラ5から出力される「0」と「1」の応答信号に基づい
    て当該携帯電話機1の識別信号を確認し、通話可否確認
    手段44Bの一部を構成する交信要求送出回路60から
    の交信要求信号を出力し、携帯電話機1が通話状態にな
    れば、主制御回路36は識別信号を確認した後留守番内
    容記憶蓄積部46に記憶保存されている発呼者Aの留守
    番内容を主制御回路36に送出する留守番内容送出回路
    51に指令を出力し、主制御回路36の制御により、交
    信エリア内の前記無線基地局33を介し、所持者Bの携
    帯電話機1から自動的に発呼者Aの留守番内容が流れる
    ことを特徴とする携帯電話機と交換機との通信システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002345010A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Nec Saitama Ltd 携帯型通信装置

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