JPH11323446A - 成形用ペレットの製造方法 - Google Patents
成形用ペレットの製造方法Info
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- JPH11323446A JPH11323446A JP12579998A JP12579998A JPH11323446A JP H11323446 A JPH11323446 A JP H11323446A JP 12579998 A JP12579998 A JP 12579998A JP 12579998 A JP12579998 A JP 12579998A JP H11323446 A JPH11323446 A JP H11323446A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形体の不良率を低下させることのできる成
形用ペレットの製造方法を提供する。 【解決手段】 押し出し成形機11内に収容した軽金属
または軽金属合金の金属粉21を押し出し成形可能な温
度以上で、溶融温度未満にヒーター18で加熱し、1m
m〜2mmの径で押し出して円柱状体22とした後、カ
ッター31で径よりも短い1mm〜2mmの長さに切断
して成形用ペレット23にする。
形用ペレットの製造方法を提供する。 【解決手段】 押し出し成形機11内に収容した軽金属
または軽金属合金の金属粉21を押し出し成形可能な温
度以上で、溶融温度未満にヒーター18で加熱し、1m
m〜2mmの径で押し出して円柱状体22とした後、カ
ッター31で径よりも短い1mm〜2mmの長さに切断
して成形用ペレット23にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チクソ成形など
の成形用材料として使用する成形用ペレットの製造方法
に関するものである。
の成形用材料として使用する成形用ペレットの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チクソ成形に使用する成形用ペレ
ットは、チッピングによって製造していた。図3は従来
の成形用ペレットの製造方法を示す説明図、図4は従来
の成形用ペレットの拡大斜視図である。図3または図4
において、1は円板状に成形された軽金属または軽金属
合金の金属板、2は金属板1をチッピングする工具、3
は金属板1を工具2でチッピングしたチッピング片を示
し、4はチッピング片3から製造した成形用ペレットを
示す。
ットは、チッピングによって製造していた。図3は従来
の成形用ペレットの製造方法を示す説明図、図4は従来
の成形用ペレットの拡大斜視図である。図3または図4
において、1は円板状に成形された軽金属または軽金属
合金の金属板、2は金属板1をチッピングする工具、3
は金属板1を工具2でチッピングしたチッピング片を示
し、4はチッピング片3から製造した成形用ペレットを
示す。
【0003】次に、成形用ペレット4の製造について説
明する。まず、中心を支持して金属板1を回転させ、金
属板1の側面に工具2を当てることにより、金属板1を
幅が1mm〜2mmのチッピング片3にチッピングす
る。そして、チッピング片3を3mm位の長さに切断す
ることにより、成形用ペレット4にする。
明する。まず、中心を支持して金属板1を回転させ、金
属板1の側面に工具2を当てることにより、金属板1を
幅が1mm〜2mmのチッピング片3にチッピングす
る。そして、チッピング片3を3mm位の長さに切断す
ることにより、成形用ペレット4にする。
【0004】このようにして製造した成形用ペレット4
は、ホッパーから射出成形機へ供給され、スクリューで
計量されながら搬送される。そして、搬送されながら半
溶融状態から溶融状態へ加熱され、金型内へ射出される
が、金型内へ射出する際、固相率がかなり高くても完全
液相とあまり変わらない流動性を得るため、攪拌などに
よって剪断力を与える。このように剪断力の影響下で凝
固させると、通常、樹枝状になる樹枝状晶が粒状とな
り、成形体に強度および靱性を与えることができる。
は、ホッパーから射出成形機へ供給され、スクリューで
計量されながら搬送される。そして、搬送されながら半
溶融状態から溶融状態へ加熱され、金型内へ射出される
が、金型内へ射出する際、固相率がかなり高くても完全
液相とあまり変わらない流動性を得るため、攪拌などに
よって剪断力を与える。このように剪断力の影響下で凝
固させると、通常、樹枝状になる樹枝状晶が粒状とな
り、成形体に強度および靱性を与えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の成形用ペレット
4は、金属板1を工具2でチッピングした後、所定の長
さに切断しているので、図4に示すように、チッピング
面、すなわち表面のほぼ全面がざらざらした面となって
引っ掛かり易いものとなる。この成形用ペレット4をホ
ッパーから射出成形機へ供給する際、スクリューで強制
的に送りながら成形用ペレット4を計量しているので、
成形用ペレット4同士が引っ掛かり合ってホッパー内に
ブリッジが発生すると、成形用ペレット4の供給量が少
なくなり、成形体にショートが発生する。
4は、金属板1を工具2でチッピングした後、所定の長
さに切断しているので、図4に示すように、チッピング
面、すなわち表面のほぼ全面がざらざらした面となって
引っ掛かり易いものとなる。この成形用ペレット4をホ
ッパーから射出成形機へ供給する際、スクリューで強制
的に送りながら成形用ペレット4を計量しているので、
成形用ペレット4同士が引っ掛かり合ってホッパー内に
ブリッジが発生すると、成形用ペレット4の供給量が少
なくなり、成形体にショートが発生する。
【0006】また、成形用ペレット4同士が引っ掛かり
合って多く供給されると、成形体に通常よりも多いバリ
が発生する。このように、成形用ペレット4の供給量に
ばらつきが発生すると、成形体にショート、多数のバリ
が発生し、成形体の不良率が高くなるという不都合があ
る。
合って多く供給されると、成形体に通常よりも多いバリ
が発生する。このように、成形用ペレット4の供給量に
ばらつきが発生すると、成形体にショート、多数のバリ
が発生し、成形体の不良率が高くなるという不都合があ
る。
【0007】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、成形体の不良率を低下させ
ることのできる成形用ペレットの製造方法を提供するも
のである。
するためになされたもので、成形体の不良率を低下させ
ることのできる成形用ペレットの製造方法を提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる成形用
ペレットの製造方法は、押し出し成形機内に収容した最
大長が略4mm以下の金属片を押し出し成形可能な温度
以上で、溶融温度未満に加熱して所定径に押し出し成形
した後、所定長に切断することにより、成形用ペレット
を製造する。そして、所定径および所定長を1mm〜2
mmにしたり、所定長を所定径よりも長くするのが望ま
しい。なお、金属片は、金属粉も含むものとする。
ペレットの製造方法は、押し出し成形機内に収容した最
大長が略4mm以下の金属片を押し出し成形可能な温度
以上で、溶融温度未満に加熱して所定径に押し出し成形
した後、所定長に切断することにより、成形用ペレット
を製造する。そして、所定径および所定長を1mm〜2
mmにしたり、所定長を所定径よりも長くするのが望ま
しい。なお、金属片は、金属粉も含むものとする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態を適用
して成形用ペレットを製造する押し出し成形機の概略構
成を示す説明図、図2はこの発明の一実施形態である成
形用ペレットの拡大斜視図である。
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態を適用
して成形用ペレットを製造する押し出し成形機の概略構
成を示す説明図、図2はこの発明の一実施形態である成
形用ペレットの拡大斜視図である。
【0010】図1において、11は押し出し成形機を示
し、一端(先端)に軸方向へ向けて設けた1mm〜2m
mの直径の開口によってノズル13が形成され、他端側
の周壁に供給口14が形成された円筒状の胴体部12
と、一部が突出する状態で胴体部12内に収容され、後
述する金属粉21を供給口14側からノズル13側へ搬
送するスクリュー15と、胴体部12の他端に取り付け
られ、スクリュー15を回転させる駆動部16とで構成
されている。
し、一端(先端)に軸方向へ向けて設けた1mm〜2m
mの直径の開口によってノズル13が形成され、他端側
の周壁に供給口14が形成された円筒状の胴体部12
と、一部が突出する状態で胴体部12内に収容され、後
述する金属粉21を供給口14側からノズル13側へ搬
送するスクリュー15と、胴体部12の他端に取り付け
られ、スクリュー15を回転させる駆動部16とで構成
されている。
【0011】なお、大きな加圧で押し出し成形できるよ
うに、ノズル13の径(断面積)に対するスクリュー1
5の径(断面積)を大きな比にしてある。17は胴体部
12の周面に、金属粉21を供給口14へ供給できるよ
うに取り付けられたホッパー、18は胴体部12の周囲
に配設された金属粉21を加熱するためのヒーターを示
す。
うに、ノズル13の径(断面積)に対するスクリュー1
5の径(断面積)を大きな比にしてある。17は胴体部
12の周面に、金属粉21を供給口14へ供給できるよ
うに取り付けられたホッパー、18は胴体部12の周囲
に配設された金属粉21を加熱するためのヒーターを示
す。
【0012】21は金属片としての金属粉を示し、軽金
属、例えばマグネシウム(Mg)の金属粉である。22
は押し出し成形された円柱状体、23は円柱状体22を
カッター31で1mm〜2mmの長さに切断した成形用
ペレットを示す。なお、23aは成形用ペレット23の
周面、23bは成形用ペレット23の側面、すなわち切
断面を示す。
属、例えばマグネシウム(Mg)の金属粉である。22
は押し出し成形された円柱状体、23は円柱状体22を
カッター31で1mm〜2mmの長さに切断した成形用
ペレットを示す。なお、23aは成形用ペレット23の
周面、23bは成形用ペレット23の側面、すなわち切
断面を示す。
【0013】次に、成形用ペレット23の製造について
説明する。まず、ホッパー17に金属粉21を充填し、
ヒーター18に通電して金属粉21を押し出し成形可能
で、溶融温度未満の200℃に加熱できる状態にする。
次に、駆動部16でスクリュー15を回転させ、金属粉
21を供給口14側からノズル13側へスクリュー15
で搬送すると、金属粉21は加熱され、大きな押し出し
比で加圧されることにより、結合して周面が平滑な円柱
状体22としてノズル13から押し出される。そして、
押し出し成形された円柱状体22をカッター31で1m
m〜2mmの長さに切断することにより、図2に示すよ
うに、周面23aが平滑で、側面(破断面)23bがざ
らざらした面の成形用ペレット23となる。
説明する。まず、ホッパー17に金属粉21を充填し、
ヒーター18に通電して金属粉21を押し出し成形可能
で、溶融温度未満の200℃に加熱できる状態にする。
次に、駆動部16でスクリュー15を回転させ、金属粉
21を供給口14側からノズル13側へスクリュー15
で搬送すると、金属粉21は加熱され、大きな押し出し
比で加圧されることにより、結合して周面が平滑な円柱
状体22としてノズル13から押し出される。そして、
押し出し成形された円柱状体22をカッター31で1m
m〜2mmの長さに切断することにより、図2に示すよ
うに、周面23aが平滑で、側面(破断面)23bがざ
らざらした面の成形用ペレット23となる。
【0014】このようにして製造した成形用ペレット2
3は、ホッパーから射出成形機へ供給され、スクリュー
で計量されながら搬送される。そして、搬送されながら
半溶融状態から溶融状態に加熱され、金型内へ射出され
るが、金型内へ射出する際、固相率がかなり高くても完
全液相とあまり変わらない流動性を得るため、攪拌など
によって剪断力を与える。このように剪断力の影響下で
凝固させると、通常、樹枝状になる樹枝状晶が粒状とな
り、成形体に強度および靱性を与えることができる。
3は、ホッパーから射出成形機へ供給され、スクリュー
で計量されながら搬送される。そして、搬送されながら
半溶融状態から溶融状態に加熱され、金型内へ射出され
るが、金型内へ射出する際、固相率がかなり高くても完
全液相とあまり変わらない流動性を得るため、攪拌など
によって剪断力を与える。このように剪断力の影響下で
凝固させると、通常、樹枝状になる樹枝状晶が粒状とな
り、成形体に強度および靱性を与えることができる。
【0015】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、金属粉21を押し出し成形可能で、溶融温度未
満にヒーター18で加熱し、押し出し成形機11で円柱
状体22に成形した後、円柱状体22をカッター31で
切断して成形用ペレット23を製造するので、成形用ペ
レット23の、側面(破断面)23bはざらざらした面
となるが、周面23aはなめらかな平滑面となる。した
がって、成形用ペレット23を使用して成形体を成形す
る場合、ホッパーから射出成形機へ成形用ペレット23
を供給しても、周面23aが滑り易い平滑面であるの
で、ホッパー内にブリッジが発生せず、また、スクリュ
ーで強制的に送りながら計量しても、成形用ペレット2
3同士が引っ掛からずに分離することによって的確に計
量できるため、成形体にショート、多数のバリが発生し
なくなり、成形体の不良率を低下させることができる。
よれば、金属粉21を押し出し成形可能で、溶融温度未
満にヒーター18で加熱し、押し出し成形機11で円柱
状体22に成形した後、円柱状体22をカッター31で
切断して成形用ペレット23を製造するので、成形用ペ
レット23の、側面(破断面)23bはざらざらした面
となるが、周面23aはなめらかな平滑面となる。した
がって、成形用ペレット23を使用して成形体を成形す
る場合、ホッパーから射出成形機へ成形用ペレット23
を供給しても、周面23aが滑り易い平滑面であるの
で、ホッパー内にブリッジが発生せず、また、スクリュ
ーで強制的に送りながら計量しても、成形用ペレット2
3同士が引っ掛からずに分離することによって的確に計
量できるため、成形体にショート、多数のバリが発生し
なくなり、成形体の不良率を低下させることができる。
【0016】そして、成形用ペレット23の最大長を1
mm〜2mmと細かくしたので、成形用ペレット23を
使用して成形体を成形する場合、剪断力の影響下で凝固
させると、通常、樹枝状になる樹枝状晶がより細かな粒
状となり、成形体の強度および靱性を向上させることが
できる。また、金属粉21を押し出し成形可能で、溶融
温度未満に加熱して押し出し成形するので、すなわち金
属粉21を押し出し成形可能な温度に加熱すればよいの
で、金属粉21を必要以上に加熱しなくても成形用ペレ
ット23が製造できるため、成形用ペレット23を安価
に製造することができる。
mm〜2mmと細かくしたので、成形用ペレット23を
使用して成形体を成形する場合、剪断力の影響下で凝固
させると、通常、樹枝状になる樹枝状晶がより細かな粒
状となり、成形体の強度および靱性を向上させることが
できる。また、金属粉21を押し出し成形可能で、溶融
温度未満に加熱して押し出し成形するので、すなわち金
属粉21を押し出し成形可能な温度に加熱すればよいの
で、金属粉21を必要以上に加熱しなくても成形用ペレ
ット23が製造できるため、成形用ペレット23を安価
に製造することができる。
【0017】上記した実施形態では、金属片として金属
粉21を使用したが、最大長が略4mm以下、すなわち
例えば3mmの立方体以下の大きさの金属片であれば、
同様な効果を得ることができる。また、金属片を円柱状
体22に押し出し成形したが、円柱以外の形状に押し出
し成形しても、周面はなめらかな平滑面となるので、角
柱、楕円柱などの形状で押し出し成形しても、同様な効
果を得ることができる。
粉21を使用したが、最大長が略4mm以下、すなわち
例えば3mmの立方体以下の大きさの金属片であれば、
同様な効果を得ることができる。また、金属片を円柱状
体22に押し出し成形したが、円柱以外の形状に押し出
し成形しても、周面はなめらかな平滑面となるので、角
柱、楕円柱などの形状で押し出し成形しても、同様な効
果を得ることができる。
【0018】さらに、成形用ペレット23の径(最大
幅)および長さ(軸方向の長さ)を1mm〜2mmとし
たが、長さを径よりも大きくすることにより、成形用ペ
レット23の平滑面が多くなるので、成形材料として一
層効果的な成形用ペレットになる。また、金属として軽
金属のマグネシウム(Mg)を例示したが、亜鉛(Z
n)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)などの軽
金属、およびこれらを用いたジュラルミンなどの軽金属
合金、さらには他の金属であってもよいことは言うまで
もない。
幅)および長さ(軸方向の長さ)を1mm〜2mmとし
たが、長さを径よりも大きくすることにより、成形用ペ
レット23の平滑面が多くなるので、成形材料として一
層効果的な成形用ペレットになる。また、金属として軽
金属のマグネシウム(Mg)を例示したが、亜鉛(Z
n)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)などの軽
金属、およびこれらを用いたジュラルミンなどの軽金属
合金、さらには他の金属であってもよいことは言うまで
もない。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、金属
片を押し出し成形可能で、溶融温度未満に加熱して押し
出し成形した後、切断して成形用ペレットを製造するの
で、成形用ペレットの、側面(破断面)はざらざらした
面となるが、周面はなめらかな平滑面となる。したがっ
て、成形用ペレットを使用して成形体を成形する場合、
ホッパーから射出成形機へ成形用ペレットを供給して
も、周面が滑り易い平滑面であるので、ホッパー内にブ
リッジが発生せず、また、スクリューで強制的に送りな
がら計量しても、成形用ペレット同士が引っ掛からずに
分離することによって的確に計量できるため、成形体に
ショート、多数のバリが発生しなくなり、成形体の不良
率を低下させることができる。
片を押し出し成形可能で、溶融温度未満に加熱して押し
出し成形した後、切断して成形用ペレットを製造するの
で、成形用ペレットの、側面(破断面)はざらざらした
面となるが、周面はなめらかな平滑面となる。したがっ
て、成形用ペレットを使用して成形体を成形する場合、
ホッパーから射出成形機へ成形用ペレットを供給して
も、周面が滑り易い平滑面であるので、ホッパー内にブ
リッジが発生せず、また、スクリューで強制的に送りな
がら計量しても、成形用ペレット同士が引っ掛からずに
分離することによって的確に計量できるため、成形体に
ショート、多数のバリが発生しなくなり、成形体の不良
率を低下させることができる。
【0020】そして、成形用ペレットの最大長を1mm
〜2mmと細かくしたので、成形用ペレットを使用して
成形体を成形する場合、剪断力の影響下で凝固させる
と、通常、樹枝状になる樹枝状晶がより細かな粒状とな
り、成形体の強度および靱性を向上させることができ
る。また、金属片を押し出し成形可能で、溶融温度未満
に加熱して押し出し成形するので、すなわち金属片を押
し出し成形可能な温度に加熱すればよいので、金属片を
必要以上に加熱しなくても成形用ペレットが製造できる
ため、成形用ペレットを安価に製造することができる。
〜2mmと細かくしたので、成形用ペレットを使用して
成形体を成形する場合、剪断力の影響下で凝固させる
と、通常、樹枝状になる樹枝状晶がより細かな粒状とな
り、成形体の強度および靱性を向上させることができ
る。また、金属片を押し出し成形可能で、溶融温度未満
に加熱して押し出し成形するので、すなわち金属片を押
し出し成形可能な温度に加熱すればよいので、金属片を
必要以上に加熱しなくても成形用ペレットが製造できる
ため、成形用ペレットを安価に製造することができる。
【図1】この発明の一実施形態を適用して成形用ペレッ
トを製造する押し出し成形機の概略構成を示す説明図で
ある。
トを製造する押し出し成形機の概略構成を示す説明図で
ある。
【図2】この発明の一実施形態である成形用ペレットの
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図3】従来の成形用ペレットの製造方法を示す説明図
である。
である。
【図4】従来の成形用ペレットの拡大斜視図である。
11 押し出し成形機 12 胴体部 13 ノズル 14 供給口 15 スクリュー 16 駆動部 17 ホッパー 18 ヒーター 21 金属粉 22 円柱状体 23 成形用ペレット 23a 周面 23b 側面 31 カッター
Claims (4)
- 【請求項1】 押し出し成形機内に収容した最大長が略
4mm以下の金属片を押し出し成形可能な温度以上で、
溶融温度未満に加熱して所定径に押し出し成形した後、
所定長に切断する、 ことを特徴とする成形用ペレットの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の成形用ペレットの製造
方法において、 前記所定径および前記所定長は、1mm〜2mmであ
る、ことを特徴とする成形用ペレットの製造方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の成形用ペレットの製造
方法において、 前記所定長は、前記所定径よりも長い、 ことを特徴とする成形用ペレットの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載の成形用ペレットの製造方法において、 前記金属片は、軽金属または軽金属合金である、 ことを特徴とする成形用ペレットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12579998A JPH11323446A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 成形用ペレットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12579998A JPH11323446A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 成形用ペレットの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11323446A true JPH11323446A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=14919192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12579998A Pending JPH11323446A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 成形用ペレットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11323446A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010069538A (ja) * | 2009-11-13 | 2010-04-02 | Kumamoto Prefecture | チクソモールディング法射出成形機用ペレットの製造方法および製造装置 |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP12579998A patent/JPH11323446A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010069538A (ja) * | 2009-11-13 | 2010-04-02 | Kumamoto Prefecture | チクソモールディング法射出成形機用ペレットの製造方法および製造装置 |
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