JPH1132314A - データ放送受信装置 - Google Patents

データ放送受信装置

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JPH1132314A
JPH1132314A JP9188696A JP18869697A JPH1132314A JP H1132314 A JPH1132314 A JP H1132314A JP 9188696 A JP9188696 A JP 9188696A JP 18869697 A JP18869697 A JP 18869697A JP H1132314 A JPH1132314 A JP H1132314A
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broadcasting
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篤史 堀岡
Kazuaki Obara
和昭 小原
Takashi Takeda
享司 竹田
Shinya Kusuhara
信哉 楠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字多重放送を受信してHTML用ブラウザ
で画面上に表示等することができ、また、データ放送,
及び,文字多重放送を同時に受信したとき、データ放送
を優先して蓄積するデータ放送受信装置を提供する。 【解決手段】 地上波テレビジョン放送を受信するチュ
ーナ1と、受信した地上波テレビジョン放送の垂直消去
帰線区間の特定のラインごとにチューナ1からの出力方
向を切り替えて、データ放送と、文字多重放送とを別々
に出力する制御部2と、データ放送の信号を復号して出
力するデータ放送デコード部3と、文字多重放送の信号
を復号して出力する文字多重放送デコード部4と、文字
多重放送デコード部4から出力されたテキストファイル
をHTMLファイルに変換するデータ変換部5と、デー
タ放送デコード部3,及び,データ変換部5から出力さ
れたHTMLファイルを格納するデータ放送/文字多重
放送データ格納部6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字多重放送を
受信し、受信した文字多重放送により得た情報をデータ
放送により得られた情報とともに、1つのブラウザで表
示することができるデータ放送受信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、地上波テレビジョン放送における
テレビ信号の隙間(垂直消去帰線区間=VBI)を利用
して、通常のテレビ番組とは別に、ニュース,天気予
報,株式市況,交通情報などの番組を文字,図形などで
同時に数十種類多重し、これが繰り返し放送され、受信
者は所望のものを選択して見ることができる。全放送局
がこの文字多重放送により番組を提供しており、テレビ
番組と関連する番組を放送する補完放送と、全く別の番
組を放送する独立放送とがある。このような文字多重放
送はテキストで放送されるので、テレビ受信機にアダプ
タを取り付けるか、内蔵型受信機を用いて文字多重放送
を受信する。
【0003】一方、最近、上記VBIにおいて文字多重
放送とは異なるラインを利用したデータ放送が提案され
ている。このデータ放送では、テレビ番組の内容に関連
したデータ番組をHTML形式でデータ信号として伝送
し、該データ信号には画像も含むことができる。このよ
うにHTML形式で伝送されたデータは、テレビ受信機
付きのパソコンにより受信して、ブラウザ画面上に表示
し、HTMLファイルとして保存してインターネット情
報として利用することも可能である。
【0004】このように、データ放送は、文字多重放送
では放送することのできない画像をも放送することがで
き、HTML形式で伝送されたデータをブラウザ画面上
で処理できるなどして利用しやすいという点でも、文字
多重放送より利用可能性が高いが、既に全放送局が放送
し、相当数の利用者が存在する文字多重放送により得ら
れる情報をデータ放送により得られるものとともに利用
できれば、さらに汎用性のあるものになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように文字多重放送は、データ放送とは異なる受信機に
より受信しなければならず、テキストにより放送される
ため、このままではHTML用ブラウザで画面上に表示
等してデータ放送により得られた情報とともに利用する
ことができない。また、これらのデータ放送,及び,文
字多重放送により放送される情報が同じ受信機により得
られるとすれば、これらの放送は地上波テレビジョン放
送におけるテレビ信号の隙間(垂直消去帰線区間=VB
I)のそれぞれ異なるラインに重畳されるので、データ
放送を開始した放送局にテレビ受信機のチューナを同調
すると、該放送局から放送するデータ放送,及び,文字
多重放送の両方を受信することができる。しかし、同時
にデータ放送,及び,文字多重放送を受信して蓄積しよ
うとすると、受信機の処理速度に余裕がない場合、デー
タ放送,或いは,文字多重放送のいずれかを優先させて
蓄積する必要があるという問題点がある。この場合、よ
り利用可能性の高いデータ放送を優先して蓄積するよう
にすればよいが、データ放送が開始されていない放送局
にチューナを同調した場合には、不都合である。
【0006】本発明は、かかる問題点を解消するために
なされたもので、文字多重放送を受信してHTML用ブ
ラウザで画面上に表示等することができ、また、データ
放送,及び,文字多重放送を同時に受信したとき、デー
タ放送を優先して蓄積するデータ放送受信装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)にかかるデータ放送受信装置
は、地上波テレビジョン放送の垂直消去帰線区間の特定
のラインでHTMLファイルが伝送されるデータ放送、
及び、上記垂直消去帰線区間の上記特定のラインとは異
なる特定のラインでテキストファイルが伝送される文字
多重放送を受信するデータ放送受信装置であって、上記
地上波テレビジョン放送を受信するチューナと、受信し
た地上波テレビジョン放送の上記垂直消去帰線区間の上
記特定のラインごとに上記チューナからの出力方向を切
り替えて、上記データ放送と、上記文字多重放送とを別
々に出力する制御手段と、上記データ放送の信号を復号
して出力するデータ放送デコード手段と、上記文字多重
放送の信号を復号して出力する文字多重放送デコード手
段と、上記文字多重放送デコード手段から出力されたテ
キストファイルをHTMLファイルに変換するデータ変
換手段と、上記データ放送デコード手段,及び,上記デ
ータ変換手段から出力されたHTMLファイルを格納す
るデータ格納手段とを備えたものである。
【0008】また、本発明(請求項2)にかかるデータ
放送受信装置は、請求項1に記載のデータ放送受信装置
において、上記データ放送デコード手段は、データ放送
により伝送されたHTMLファイルを受けたことを示す
信号を出力するものであり、上記文字多重放送デコード
手段は、文字多重放送により伝送されたテキストファイ
ルを受けたことを示す信号を出力するものであり、上記
データ放送デコード手段,及び,上記文字多重放送デコ
ード手段からの信号に応じて、文字多重放送,及び,デ
ータ放送の両方が行なわれているときに、文字多重放送
のデータの上記データ格納手段への蓄積動作に優先し
て、データ放送によるデータの上記データ格納手段への
蓄積動作をする制御を行なうデータ蓄積動作制御手段を
備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき詳細に説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1によるデー
タ放送受信装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、1はチューナであり、放送局から地上波テレビジ
ョン放送のテレビ映像信号の隙間(垂直消去帰線区間=
VBI)の互いに異なる特定のラインに重畳して放送さ
れるデータ放送,及び,文字多重放送を受信する。2は
制御部であり、チューナ1が上記VBIの特定のライン
ごとに受信するデータ放送,或いは,文字多重放送を判
断して、出力方向を切り替えてそれぞれデータ放送デコ
ード部3,或いは,文字多重放送デコード部4に出力す
る。3はデータ放送デコード部であり、データ放送によ
り伝送されたデータ信号を復号して出力する。4は文字
多重放送デコード部であり、文字多重放送により伝送さ
れたテキストを復号して出力する。5はデータ変換部で
あり、文字多重放送デコード部4から出力されたテキス
トをHTMLに変換する。6はデータ放送/文字多重放
送データ格納部であり、データ放送デコード部3から出
力されたデータ信号,及び,データ変換部5から出力さ
れた信号をHTMLファイルとして格納する。7はブラ
ウザであり、データ放送/文字多重放送データ格納部6
に格納されたデータを画面上に表示する。
【0010】次に動作について説明する。チューナ1
は、放送局が放送するテレビ番組のテレビ信号のVBI
の特定のラインにそれぞれ重畳して放送されるデータ放
送(VBIの第10Hから第13Hまでの水平走査期間
が使用される),及び,文字多重放送(VBIの第14
Hから第16Hまでと第21Hの水平走査期間が使用さ
れる)をそのラインごとに受信し、制御部2は、チュー
ナ1がデータ放送の重畳されたラインで該データ放送を
受信したのを受けてチューナ1からの出力方向をデータ
放送デコード部3に切り替えて、上記データ放送の信号
をデータ放送デコード部3に出力させる。データ放送デ
コード部3は上記信号を復号するが、データ放送のフォ
ーマット、並びにエンコード及びデコード方法は電波産
業会の規格(ARIB)に基づいて行う。ARIBでは
ファイルの概念がないため、データ放送を用いてHTM
L形式のファイルを伝送する場合は、例えば1997年
6月よりテレビ朝日が試験放送を実施しているADAM
S方式のように、ARIBで定義されたデータグループ
内にファイルヘッダとファイルデータをテレソフトデー
タとして挿入する方法を用いればよい(このADAMS
方式は、データグループ内にファイル名やファイルサイ
ズなどを記述した28バイトのファイルヘッダと、続く
ファイルデータに前記のファイルサイズのデータを格納
している)。ここではADAMS方式を用いて上記デー
タ放送デコード部3により復号されたデータをファイル
単位に分割して、データ放送/文字多重放送データ格納
部6にHTMLファイルとして格納する。
【0011】また、チューナ1が文字多重放送の重畳さ
れたラインで該文字多重放送を受信したとき、制御部2
は、チューナ1からの出力方向を文字多重放送デコード
部4に切り替えて、上記文字多重放送の信号を文字多重
放送デコード部4に出力させる。文字多重放送デコード
部4は、上記信号を復号するが、現行の文字多重放送規
格ではファイルの概念はなく、データは番組と各番組に
おけるページを単位として伝送されている。そこでデー
タグループ内に挿入される各データは番組番号とページ
番号が割り振られているので、復号はページ単位で行
い、復号されたデータをその番組番号とページ番号と共
に、データ変換部5に出力する。このデータは文字多重
放送のデータであるために、制御コード等を含まない文
字列から成るので、データ変換部5は該文字列にHTM
L形式にするために必要な制御記号を付与することによ
って、上記データはHTML形式に変換される。このデ
ータ1ページ分をHTML形式の1ファイルに対応させ
る。変換されたデータは、データ放送/文字多重放送デ
ータ格納部6でHTMLファイルとして、データ放送よ
り得られたデータとともに格納される。このとき、文字
多重放送でグラフィックスが使用されている場合、その
ページを例えば「page1.html」というHTM
L形式のファイルとして格納すると共に、グラフィック
イメージをビットマップ等のイメージファイルに展開し
て、例えば「image1.bmp」というファイルと
して格納し、HTMLファイルの「page1.htm
l」内に、該グラフィックイメージを表示させる部分に
HTML文法で参照識別子の記述「<IMG SRC=
“image1.bmp”>」を付与する。このように
すれば、ブラウザ上で「page1.html」ファイ
ルを表示した際に、該グラフィックイメージが挿入され
たものを表示させることができる。文字多重放送表示装
置のブラウザにおける表示では、ページ送り機能は、特
開平2−86280号公報などに示されているように、
各ページごとに格納されたデータのページ番号を用いて
行っている。すなわち、オペレータが1ページ送る旨の
コマンドをブラウザに送ると、ブラウザは現在表示中の
ページの次のページの内容が格納されたメモリを参照し
て表示するようにしており、ページの逆送りも同様であ
る。しかし、HTML形式のファイルを用いるインター
ネット用のブラウザにはページ番号の概念はなく、画面
の切り替えは、主に画面上に示された「リンクを貼られ
た文字列」にオペレータがマウスクリックなどで指示を
与えることにより行われる。従って文字多重放送から得
られたページごとのデータからなる各ファイルを用いて
ページ送り機能を実現するためには、前記各ファイルに
前後のページに対応するアンカー(他のファイルなどへ
のリンクを表す識別子)を記述する必要がある。例え
ば、文字多重放送より得られた1〜3ページに対応する
データをHTML形式に変換し、「page1.htm
l」、「page2.html」、「page3.ht
ml」の3つのHTML形式のファイルとして格納され
た場合、「page1.html」ファイルには「<A
HREF=“page2.html”>次ページに進
む</A>」の記述を付加し、「page2.htm
l」ファイルには「<A HREF=“page1.h
tml”>前ページに戻る</A>(改行)<A HR
EF=“page3.html”>次ページに進む</
A>」の記述を付加し、「page3.html」ファ
イルには「<A HREF=“page2.html”
>前ページに戻る</A>」の記述を付加しておけば、
「page1.html」のファイルを表示中において
オペレータがブラウザ画面上に表示された「次ページに
進む」の文字列にマウスクリックなどで指示を与える
と、ブラウザは表示を「page2.html」の内容
に切り替える。このようにすると文字多重放送における
ページをそのまま生かすことができ、毎回ファイルをロ
ードしなくても上記アンカーにより別ファイルにあるペ
ージに移ることができる。この方法によれば、同一番組
内のページ送りだけでなく、例えば「次番組に進む」と
いう文字列を持った次の番組のファイルへのアンカーを
設けることにより、他の番組の各ページへのリンクも同
様にして実現できる。
【0012】また、フォント指定方法も文字多重放送で
使用されるものをHTMLに変換して、文字多重放送に
おけるテキストファイル中の見出しなどに相当する部分
は、HTMLファイルにおいては、その他の部分と異な
るフォント(より大きい,太い,色を変える等)や異な
る配置(左寄せ,センタリング等)を設定する。これに
よれば、テキストファイルにおいて全体が一律なフォン
トや変化のない配置であった文字により表示されていた
ものが、表現力の高いHTMLファイルによって、より
見やすく把握しやすい情報となる。
【0013】そして、データ放送,及び,文字多重放送
より得られ、データ放送/文字多重放送データ格納部6
に格納されたHTMLファイルは、ブラウザ7で画面表
示される。
【0014】このように、本実施の形態1によるデータ
放送受信装置は、チューナ1が受信するデータ放送,或
いは,文字多重放送が重畳されたVBIの特定のライン
ごとに、出力方向を切り替えてそれぞれデータ放送デコ
ード部3,或いは,文字多重放送デコード部4に出力す
る制御部2と、データ放送により伝送されたデータ信号
を復号して出力するデータ放送デコード部3と、文字多
重放送により伝送されたテキストを復号して出力する文
字多重放送デコード部4と、文字多重放送デコード部4
から出力されたテキストをHTMLに変換するデータ変
換部5と、データ放送デコード部3から出力されたデー
タ信号,及び,データ変換部から出力された信号をHT
MLファイルとして格納するデータ放送/文字多重放送
データ格納部6と、データ放送/文字多重放送データ格
納部6に格納されたデータを画面上に表示するブラウザ
7とを備えた構成としたので、文字多重放送をデータ放
送受信装置により受信することができ、受信した文字多
重放送のテキストをデータ放送により受信したデータと
ともにHTMLファイルとして格納し、ブラウザ画面上
に表示することができる。
【0015】実施の形態2.図2に示す本発明の実施の
形態2によるデータ放送受信装置の構成は、図1に示し
た実施の形態1によるデータ放送受信装置と同様である
が、制御部2は、文字多重放送デコード部4,及び,デ
ータ放送デコード部3でチューナ1の出力から信号を受
けたか否か、すなわち、チューナ1が受信したVBIの
それぞれ特定のラインで文字多重放送,及び,データ放
送が行なわれているか否かを知らされ、文字多重放送,
及び,データ放送の両方が行なわれている場合には、デ
ータ放送デコード部3を文字多重放送デコード部4に優
先して動作させ、データ放送によるデータを優先して蓄
積するものである点で異なる。
【0016】次に、この場合の動作について説明する
と、まず、制御部2は、チューナ1が同調された放送局
から放送されるテレビ映像信号のVBIのそれぞれ特定
のラインで受信した文字多重放送,及び,データ放送の
信号をラインごとに出力方向を切り替えて、それぞれ文
字多重放送デコード部4,及び,データ放送デコード部
3に出力する。このとき、制御部2では、上記ラインで
文字多重放送やデータ放送が放送されているか否かは判
断できず、チューナ1が実際に受信していなくても、上
記ラインごとに出力方向を切り替える。そして、文字多
重放送デコード部4,及び,データ放送デコード部3は
チューナ1の出力から信号を受けたか否かを制御部2に
知らせる。制御部2では、文字多重放送,及び,データ
放送の両方が行なわれている場合には、データ放送デコ
ード部3の蓄積動作を文字多重放送デコード部4の蓄積
動作に優先して動作させる。なお、文字多重放送,或い
は,データ放送のいずれか一方のみが行なわれている場
合には、制御部2から文字多重放送デコード部4,及
び,データ放送デコード部3への動作制御は行なわれな
い。すなわち、チューナ1からいずれか一方の出力信号
のみが出力されて、対応するデコード部のみが動作する
ことになる。
【0017】そして、実施の形態1と同様、データ放送
デコード部3で復号して出力されたデータ信号が、デー
タ放送/文字多重放送データ格納部6にHTMLファイ
ルとして格納された後、文字多重放送デコード部4で復
号して出力された文字多重放送データは、データ変換部
5でテキストからHTML形式に変換される。変換され
たデータは、データ放送/文字多重放送データ格納部6
でHTMLファイルとして、データ放送より得られたデ
ータとともに格納される。その後、データ放送,及び,
文字多重放送より得られ、データ放送/文字多重放送デ
ータ格納部6に格納されたHTMLファイルは、ブラウ
ザ7により画面上に表示される。
【0018】このように、本実施の形態2によるデータ
放送受信装置は、文字多重放送デコード部4,及び,デ
ータ放送デコード部3でチューナ1の出力から信号を受
けたか否かを知らされ、文字多重放送,及び,データ放
送の両方が行なわれている場合には、データ放送デコー
ド部3を文字多重放送デコード部4に優先して蓄積動作
させ、データ放送によるデータを優先して蓄積する制御
部2と、データ放送により伝送されたデータ信号を受け
たことを制御部2に知らせ、該信号を復号して出力する
データ放送デコード部3と、文字多重放送により伝送さ
れたテキストの信号を受けたことを制御部2に知らせ、
該信号を復号して出力する文字多重放送デコード部4
と、文字多重放送デコード部4から出力されたテキスト
をHTMLに変換するデータ変換部5と、データ放送デ
コード部3から出力されたデータ信号,又は,データ変
換部から出力された信号をHTMLファイルとして格納
するデータ放送/文字多重放送データ格納部6と、デー
タ放送/文字多重放送データ格納部6に格納されたデー
タを画面上に表示するブラウザ7とを備えた構成とした
から、文字多重放送をデータ放送受信装置により受信す
ることができ、受信した文字多重放送のテキストをデー
タ放送により受信したデータとともにHTMLファイル
として格納し、ブラウザ画面上に表示することができる
だけでなく、データ放送受信装置の処理速度に余裕がな
い場合でも、データ放送によるデータを優先して蓄積す
ることにより、より利用可能性の高いデータ放送による
情報を迅速に利用することができる。
【0019】なお、本実施の形態2によるデータ放送受
信装置においては、文字多重放送デコード部4,及び,
データ放送デコード部3でチューナ1の出力から信号を
受けたか否かを知らされた制御部2が、文字多重放送,
及び,データ放送の両方が行なわれているときに、デー
タ放送デコード部3を文字多重放送デコード部4に優先
して動作させ、データ放送によるデータを優先して蓄積
するものとしたが、制御部2とは別個に備えられたデー
タ蓄積動作制御部が、文字多重放送デコード部4,及
び,データ放送デコード部3でチューナ1の出力から信
号を受けたか否かの知らせを受けて、文字多重放送,及
び,データ放送の両方が行なわれているときに、文字多
重放送のデータのデータ放送/文字多重放送データ格納
部6への蓄積動作に優先して、データ放送によるデータ
のデータ放送/文字多重放送データ格納部6への蓄積動
作の制御を行なうものとしても、上記と同様の効果を得
ることが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明(請求項1)にか
かるデータ放送受信装置によれば、地上波テレビジョン
放送の垂直消去帰線区間の特定のラインでHTMLファ
イルが伝送されるデータ放送、及び、上記垂直消去帰線
区間の上記特定のラインとは異なる特定のラインでテキ
ストファイルが伝送される文字多重放送を受信するデー
タ放送受信装置であって、上記地上波テレビジョン放送
を受信するチューナと、受信した地上波テレビジョン放
送の上記垂直消去帰線区間の上記特定のラインごとに上
記チューナからの出力方向を切り替えて、上記データ放
送と、上記文字多重放送とを別々に出力する制御手段
と、上記データ放送の信号を復号して出力するデータ放
送デコード手段と、上記文字多重放送の信号を復号して
出力する文字多重放送デコード手段と、上記文字多重放
送デコード手段から出力されたテキストファイルをHT
MLファイルに変換するデータ変換手段と、上記データ
放送デコード手段,及び,上記データ変換手段から出力
されたHTMLファイルを格納するデータ格納手段とを
備えたから、文字多重放送をデータ放送受信装置により
受信することができ、受信した文字多重放送のテキスト
をデータ放送により受信したデータとともにHTMLフ
ァイルとして格納し、ブラウザ画面上に表示することが
できる効果がある。
【0021】また、本発明(請求項2)にかかるデータ
放送受信装置によれば、請求項1に記載のデータ放送受
信装置において、上記データ放送デコード手段は、デー
タ放送により伝送されたHTMLファイルを受けたこと
を示す信号を出力するものであり、上記文字多重放送デ
コード手段は、文字多重放送により伝送されたテキスト
ファイルを受けたことを示す信号を出力するものであ
り、上記データ放送デコード手段,及び,上記文字多重
放送デコード手段からの信号に応じて、文字多重放送,
及び,データ放送の両方が行なわれているときに、文字
多重放送のデータの上記データ格納手段への蓄積動作に
優先して、データ放送によるデータの上記データ格納手
段への蓄積動作をする制御を行なうデータ蓄積動作制御
手段を備えたから、文字多重放送をデータ放送受信装置
により受信することができ、受信した文字多重放送のテ
キストファイルをデータ放送により受信したデータとと
もにHTMLファイルとして格納し、ブラウザ画面上に
表示することができるだけでなく、データ放送受信装置
の処理速度に余裕がない場合でも、データ放送によるデ
ータを優先して蓄積することにより、より利用可能性の
高いデータ放送による情報を迅速に利用することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるデータ放送受信装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2によるデータ放送受信装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 チューナ 2 制御部 3 データ放送デコード部 4 文字多重放送デコード部 5 データ変換部 6 データ放送/文字多重放送データ格納部 7 ブラウザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠原 信哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上波テレビジョン放送の垂直消去帰線
    区間の特定のラインでHTMLファイルが伝送されるデ
    ータ放送、及び、上記垂直消去帰線区間の上記特定のラ
    インとは異なる特定のラインでテキストファイルが伝送
    される文字多重放送を受信するデータ放送受信装置であ
    って、 上記地上波テレビジョン放送を受信するチューナと、 受信した地上波テレビジョン放送の上記垂直消去帰線区
    間の上記特定のラインごとに上記チューナからの出力方
    向を切り替えて、上記データ放送と、上記文字多重放送
    とを別々に出力する制御手段と、 上記データ放送の信号を復号して出力するデータ放送デ
    コード手段と、 上記文字多重放送の信号を復号して出力する文字多重放
    送デコード手段と、 上記文字多重放送デコード手段から出力されたテキスト
    ファイルをHTMLファイルに変換するデータ変換手段
    と、 上記データ放送デコード手段,及び,上記データ変換手
    段から出力されたHTMLファイルを格納するデータ格
    納手段とを備えたことを特徴とするデータ放送受信装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ放送受信装置に
    おいて、 上記データ放送デコード手段は、データ放送により伝送
    されたHTMLファイルを受けたことを示す信号を出力
    するものであり、 上記文字多重放送デコード手段は、文字多重放送により
    伝送されたテキストファイルを受けたことを示す信号を
    出力するものであり、 上記データ放送デコード手段,及び,上記文字多重放送
    デコード手段からの信号に応じて、文字多重放送,及
    び,データ放送の両方が行なわれているときに、文字多
    重放送のデータの上記データ格納手段への蓄積動作に優
    先して、データ放送によるデータの上記データ格納手段
    への蓄積動作をする制御を行なうデータ蓄積動作制御手
    段を備えたことを特徴とするデータ放送受信装置。
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