JPH11322070A - ウェーハ搬送装置 - Google Patents

ウェーハ搬送装置

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JPH11322070A
JPH11322070A JP10136839A JP13683998A JPH11322070A JP H11322070 A JPH11322070 A JP H11322070A JP 10136839 A JP10136839 A JP 10136839A JP 13683998 A JP13683998 A JP 13683998A JP H11322070 A JPH11322070 A JP H11322070A
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JP
Japan
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wafer
support frame
support piece
support
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP10136839A
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English (en)
Inventor
Shuji Beppu
修次 別府
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH11322070A publication Critical patent/JPH11322070A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェーハへの裏面パーティクルを低減させ、
ウェーハ支持部の強度の増加を図り、ウェーハが正確な
位置に載置されるウェーハ搬送装置を提供する。 【解決手段】 アーム22先端に設けたほぼリング状の
支持枠23と、この支持枠23の内側に突出してウェー
ハ21を搭載支持するための複数のウェーハブロック2
4とを備えたウェーハ搬送装置において、前記ウェーハ
ブロック24は、前記支持枠23にネジ止めされる本体
部26と、この本体部に連続して前記支持枠内側に突出
する支持片25と、この支持片25上に設けられたウェ
ーハ載置用の突部29とで形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造用のウ
ェーハ搬送装置に関する。より詳しくは、ウェーハを1
枚ずつ載置するウェーハ搭載支持部の構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスのリソグラフィー工
程において、ウェーハを各ユニットに搬送するためにウ
ェーハ搬送装置が用いられている。図5は従来のウェー
ハ搬送装置の上面図、図6は図5の搬送装置のウェーハ
ブロックの上面図、図7は図6のウェーハブロックの側
面図である。図5に示すようにウェーハ1はアーム2の
先端に設けられたリング状の支持枠3にネジ止めされた
3個のウェーハブロック4の各支持片5上に搭載され搬
送される。この場合、アーム2は相互にスライド可能な
2段に構成され、それぞれウェーハ1を搭載して別々に
搬送処理している。ウェーハブロック4の材質はウェー
ハ1への影響も考慮されPTFEが用いられている。こ
のウェーハ1を搭載する支持片5は搭載ウェーハ1の安
定性を考慮して支持枠3の内側方向に長く突出してい
る。実際には、突出端部の幅aは約7mmで、突出長さ
bは約10mmである。
【0003】また図7に示すように、ウェーハブロック
4は、傾斜面8を有し支持枠3にネジ止めされる本体部
6と、この本体部6から内側に突出するウェーハ搭載用
の支持片5とからなり、ウェーハ搭載時にはウェーハ1
は裏面を支持片5に接触させ、側面を支持壁7に接触し
または近接して支持される。本体部6にはウェーハ1搭
載時に前記ウェーハ1の位置ずれをある程度修正可能と
するためにウェーハを滑らせるための傾斜面8が設けて
ある。これによりウェーハ1が支持片5の上に正しく搭
載されなくてもある程度は修正可能である。この傾斜面
の傾斜角度αは実際には図のようにほぼ60度以上の緩
やかなものである。また支持壁7の垂直面の高さは1〜
2mm程度の低いものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用期
間が長くなるとウェーハ1との接触面である支持片5表
面へ異物が付着し、クリーニングを実施しても全てを除
去できないためウェーハ1裏面にパーティクルが付着す
る。従来、この支持片5の面積が比較的広く、ウェーハ
との接触面が大きかったため、ウェーハ1裏面へのパー
ティクルの付着量が多くなり、品質低下の原因となる場
合があった。図8は相互にスライド可能な2段アーム構
成のウェーハ搬送装置のウェーハブロック部分の側面図
である。2段のアーム2のそれぞれにウェーハブロック
4が取付けられウェーハ1が支持片5上に搭載される。
この場合、支持片5の長さが長いため、長期使用後やウ
ェーハ1が先端側にずれて搭載された場合等に、図示し
たように支持片5が下に曲って変形することがある。上
側のアーム2の支持片5が図示したように変形すると下
のアーム2に係合して円滑なスライド動作ができなくな
る場合があった。
【0005】また、従来支持片5の根元部の垂直な支持
壁7の高さが低く、しかも傾斜面8の傾斜角度が緩やか
であるため、アーム2の移動開始直後に、その慣性で図
9に示すように、ウェーハ1が支持壁7を越えて傾斜面
8に乗り上げることがあった。この場合、傾斜面8の傾
斜角度が緩やかであるため、ウェーハ1は傾斜面8に乗
り上げた状態で位置ずれしたまま搬送され、後の位置合
せ工程やウェーハ1吸着時等に支障をきたす場合があっ
た。特にスループットを高めるためにアームの搬送速度
を速くした場合にウェーハ1が傾斜面上に乗り上げた
り、さらにはウェーハブロックから飛びだして落下し破
損するおそれもあった。
【0006】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、ウェーハ裏面へのパーティクル付着を低減させ、
ウェーハ支持部の強度の増加を図り、ウェーハが正確な
位置に載置保持されるウェーハ搬送装置の提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、アーム先端に設けたほぼリング状の支
持枠と、この支持枠の内側に突出してウェーハを搭載支
持するための複数のウェーハブロックとを備えたウェー
ハ搬送装置において、前記ウェーハブロックは、前記支
持枠にネジ止めされる本体部と、この本体部に連続して
前記支持枠内側に突出する支持片と、この支持片上に設
けられたウェーハ載置用の突部とからなることを特徴と
するウェーハ搬送装置を提供する。
【0008】この構成によれば、ウェーハ裏面の接触は
支持片上に設けられた突部のみとなるので接触面の減少
から裏面パーティクルの減少につながり、ウェーハの品
質の向上となる。
【0009】好ましい構成例においては、前記支持片
は、支持枠周縁に沿った長さが支持枠内側への突出幅の
約2倍以上であることを特徴としている。
【0010】この構成によれば、支持片の支持枠周縁長
さが長いので強度が増し、変形を起こすことなく長期使
用が可能となり、常に円滑なアーム動作が達成され生産
性が高まる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
ウェーハ搬送装置の全体斜視図である。このウェーハ搬
送装置9は、基台10上に設けた回転支柱11と、この
回転支柱11上に搭載されたアームブロック12とを備
える。アームブロック12上には2個のアーム22が上
下に重ねて配置され、それぞれスライド片13を介して
アームブロック12に沿って相互に独立して摺動可能で
ある。各アーム22の先端にはほぼリング状の支持枠2
3が一体形成される。この支持枠23の内側に突出する
ようにそれぞれ3個のウェーハブロック24がネジ15
で取付けられる。
【0012】図2は本発明の実施の形態に係るウェーハ
搬送装置のアーム先端部の上面図、図3は図2のウェー
ハブロックの上面図、図4は図2のウェーハブロックの
側面図である。図2から図4に示すように、ウェーハブ
ロック24は、傾斜面28を有し支持枠23にネジ止め
される本体部26と、この本体部26から内側に突出し
ウェーハ21(図2)を任意の回転角度で支持する支持
片25とを備える。このウェーハブロック24は取付孔
15a(図3)を介してネジ15(図1、図2)により
支持枠23に固定される。
【0013】支持片25の内周縁に沿って、突部29が
形成される。ウェーハ21はこの突部29上に載置され
る。このようなウェーハ載置用突部29が形成された支
持片25の支持枠23の内周に沿った幅cは突出長さd
の約2倍以上である。実際には幅cは約20mm、突出
長さdは約5〜7mm程度である。また突部29の幅e
は約1mm、高さは約1mm〜数mmである。支持片2
5から傾斜面28までを構成する支持壁27の高さは、
前述の従来構造に比べて高く約5mm程度である。ま
た、傾斜面28の傾斜角度βは図示したように約30度
程度であり従来と比べ急な傾斜である。
【0014】支持片25は、このように支持枠23周縁
方向の幅を支持枠3内側への突出長さより2倍以上長く
してあるので強度に優れる。このため、長期使用後やア
ームスライド時の支持片25の変形が防止され他の部分
への接触防止となって円滑なスライド動作が達成され
る。
【0015】また、前記支持片25の先端部分に突部2
9を形成し、ウェーハ21との接触面を減らしているた
め、裏面パーティクルが減少し、他装置でのエラーや露
光装置でのフォーカスズレを低減できる。この場合、突
部9の形成により、ウェーハ21による荷重が余計にか
かることが考えられるが、前述のように支持片25の強
度を上げたため、前記支持片25の変形は阻止できる。
この構成により、ウェーハ搬送装置の長期使用が可能と
なる。
【0016】また、傾斜面28においては傾斜角βを従
来よりも小さくし、支持壁27を高くすることによりウ
ェーハ21搭載時の位置ずれ補正を確実にし、正確に載
置されるため、アーム22のスライド時に傾斜面22上
にウェーハが乗り上げたり支持枠23から飛び出して落
下し、破損するおそれはない。この構成により、高速搬
送が可能となり、アーム22のスライド時の速度を上げ
てもウェーハ21の落下の危険はなく、生産効率の向上
につながる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ウェ
ーハ裏面の接触は支持片上に設けられた突部のみとなる
ので接触面の減少から裏面パーティクルの減少につなが
り、ウェーハの品質の向上となる。また、支持片の支持
枠周縁長さが突出長さに比べて2倍以上長いので強度が
増し、変形することなく長期使用が可能となり、常に円
滑なスライド動作が達成され生産性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るウェーハ搬送装置
の全体斜視図。
【図2】 図1のウェーハ搬送装置のアーム先端部の上
面図。
【図3】 図2のウェーハブロックの上面図。
【図4】 図2のウェーハブロックの側面図。
【図5】 従来のウェーハ搬送装置の上面図。
【図6】 従来のウェーハブロックの上面図。
【図7】 従来のウェーハブロックの側面図。
【図8】 従来のウェーハ搬送装置の変形状態を示す側
面図。
【図9】 従来のウェーハ搬送装置のウェーハ位置ずれ
状態を示す側面図。
【符号の説明】
21:ウェーハ、22:アーム、23:支持枠、24:
ウェーハブロック、25:支持片、26:本体部、2
7:支持壁、28:傾斜面、29:突部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アーム先端に設けたほぼリング状の支持枠
    と、 この支持枠の内側に突出してウェーハを搭載支持するた
    めの複数のウェーハブロックとを備えたウェーハ搬送装
    置において、 前記ウェーハブロックは、前記支持枠にネジ止めされる
    本体部と、 この本体部に連続して前記支持枠内側に突出する支持片
    と、 この支持片上に設けられたウェーハ載置用の突部とから
    なることを特徴とするウェーハ搬送装置。
  2. 【請求項2】前記支持片は、支持枠周縁に沿った長さが
    支持枠内側への突出幅の約2倍以上であることを特徴と
    する請求項1に記載のウェーハ搬送装置。
JP10136839A 1998-05-19 1998-05-19 ウェーハ搬送装置 Pending JPH11322070A (ja)

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