JPH11320634A - 射出成形機および成形品の製造方法 - Google Patents

射出成形機および成形品の製造方法

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JPH11320634A
JPH11320634A JP11097096A JP9709699A JPH11320634A JP H11320634 A JPH11320634 A JP H11320634A JP 11097096 A JP11097096 A JP 11097096A JP 9709699 A JP9709699 A JP 9709699A JP H11320634 A JPH11320634 A JP H11320634A
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/32Moulds having several axially spaced mould cavities, i.e. for making several separated articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不等のストロークでモールドを開閉するため
のリンケージ機構を有する射出成形機およびこれを用い
た製造方法を提供する。 【解決手段】 射出成形機において異なる大きさの成形
品を作る際に不等のストロークを生じさせるためのスタ
ックモールド用のリンケージ機構12である。このリン
ケージ機構は、モールド組立体を構成する各モールドハ
ーフ22、24を不等のストローク長で分離するため
に、モールドセクションAとBをモールド閉位置とモー
ルド開位置との間で移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モールドセクショ
ンの開閉の間においてストロークを不等つまり異ならせ
るためのリンケージつまりリンク機構を有する、異なる
パーツつまり部品を作るための射出成形機に関する。本
発明はまた、単一の射出成形機を使用して異なる大きさ
の成形品を製造するための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチレベル(multi-level )つまり多
重ないし多層式のスタックモールドにおいては、一般的
に、すべてのセクション間の距離を等しく維持しながら
モールドつまり金型を開閉するためのシンケージシステ
ムが使用されている。
【0003】Lainesseに付与された米国特許第
3、669、601号には、プラテンの動きにより開口
される、初期の2レベルのスタックモールドが開示され
ている。この特許では、プラテンの移動の際に、第2の
モールドステーションが閉じられたままプラテンに最も
近い第1のモールドステーションが開口する。中央セク
ションに締結された複数のピンはそれらの頭部がプレー
ト対の一方の下面に接触するまでこのプレート対をスラ
イドし、これにより、第1のモールドステーションの開
ストロークが規制される。プラテンは移動し続ける際に
中央セクションはピンを経て移動するようになる。中央
セクションに締結された他のピンは、エジェクタープレ
ートつまり突き出し板の下面にそれらの頭部が接触する
まで第2のプレート対をスライドし、突き出し板が移動
し圧縮スプリングによって第2のモールドステーション
が開くようになる。プラテンの動作は、既に突き出し板
上に底に当たった頭部がスプリングを十分に圧縮まで継
続され、これにより第2のモールドステーションからパ
ーツが取り出される。この機械式のシステムでは、2レ
ベルのスタックモールドが、最初に一方の側に、次いで
他の側に順次開口させる。
【0004】Bruderに付与された米国特許第3、
941、548号には、2レベルのスタックモールドが
開示されている。この特許では、互いに液圧的に連結さ
れた一対のシリンダを使用し、可動プラテンの開動作に
より上側シリンダの上側ロッドがシリンダ内に移動して
パイプを経てそのピストン上に作用する下側シリンダに
案内されたオイルを変位させ、これにより、スタックモ
ールドの中央セクションが固定されたプラテンから分離
される。この方法において、両モールドステーションは
当速度で等しい量だけ同時に開口する。
【0005】Sorensenに付与された米国特許第
4、400、341号には、シリンダによるプラテンの
移動と独立して中央セクションが開口される2レベルの
スタックモールドが開示されている。各モールドセクシ
ョンは、シリンダのストロークにしたがって順次に開口
される。他方のモールドが閉じたままで一方のモールド
が開口される。
【0006】Wrightに付与された米国特許第4、
207、051号では、中央ピニオンとともに作用する
ラック対が、各モールドステーションを同時およびスト
ロークと速度が等しく開口させる。
【0007】DiSimoneに付与された米国特許第
4、929、166号には、2レベルのスタックモール
ドキャリアが開示されている。本特許においては、スタ
ックモールドの中央セクションを保持するためのキャス
ティングつまり注型が据付けられた装置は、移動するプ
ラテン上に共に据付けられた、ラック対および異なる径
を有するピニオンによって、モールドの中心セクション
が装置の固定および移動プラテンの間で等しい距離が維
持されるように移動される。
【0008】Brownに付与された米国特許第5、4
58、843号には、4レベルのスタックモールドのリ
ンケージシステムが開示されている。本特許において
は、すべてのモールドステーションが、移動するプラテ
ンの開動作によりストロークおよび速度の両方において
等しく開口する。
【0009】共にSchadに付与された、米国特許第
5、578、333号および第5、707、666号に
は、4レベルのスタックモールド用のマルチレベルスタ
ックモールドキャリアが開示されている。これら特許に
おいては、装置内に据付けられたネスティングされた注
型は、スタックモールドの種々のセクションを保持し、
また移動するプラテンの動きによって最も中央のセクシ
ョンが最初に駆動されるように、ネストされた駆動手段
により移動される。すべてのモールドセクションが速度
および距離が共に等しく開口/閉じるように残りのモー
ルドセクションを動作させるため、中央キャリアには補
助的な駆動手段が据付けられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特許には、種々のモールドセクションの間で異なる距
離、つまり等しくない距離でスタックモールドの種々の
セクションを開いたり閉じたりするためのリンケージ機
構が開示されていない。また、このような異なる動作を
調節自在な方法で容易に行う、つまりスタックモールド
キャリアが異なる不等なストロークを必要とする異なる
スタックモールド構成の設置に適応するために使用でき
るように装備される、リンケージ機構が開示されていな
い。
【0011】本発明の目的は、種々のモールドセクショ
ンの間で不等のストロークでモールドの種々のセクショ
ンを開閉するためのリンケージ機構を有する、スタック
モールドを提供することにある。本発明の他の目的は、
調節自在なリンケージ機構を有する、上記のスタックモ
ールドを提供することにある。本発明のさらに別の目的
は、単一の射出成形機を使用して異なる大きさの成形品
を製造するための方法を提供することにある。上記の各
目的は、本発明の装置および方法により達成することが
できる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、射出成
形機は、固定プラテンおよび固定プラテンに対して可動
である少なくとも2つの可動部材を含むスタックモール
ドを有している。少なくとも2つのモールド組立体は、
固定プラテンおよび2つの可動部材に取付けられたモー
ルドハーフにより形成される。本射出成形機は、さら
に、モールドが閉じた位置(モールド閉位置)とモール
ドが開いた位置(モールド開位置)との間でモールド組
立体のそれぞれを移動するための移動手段を有してい
る。この移動手段は、モールド組立体を構成するモール
ドハーフを、不等つまり異なるストローク距離で分離す
るための分離手段を含んでいる。好ましくは、分離手段
は、第1のストローク距離でモールド組立体の第1のも
ののモールドハーフを分離するための第1の手段、およ
び第2のストローク距離でモールド組立体の第2のもの
のモールドハーフを分離するための第2の手段を有して
おり、第2の手段は可動部材の一方が所定の位置に到達
したときに作動される。
【0013】本発明の、単一の射出成形機を使用して異
なる大きさの成形品を製造するための方法は、概略的に
は、固定プラテンおよび固定プラテンに対して可動であ
る少なくとも2つの可動部材を含むモールドスタックを
有し、および固定プラテンおよび2つの可動部材に取付
けられたモールドハーフにより形成された少なくとも2
つのモールド組立体を有する射出成形機を設けるステッ
プ、前記成形品を形成するために前記モールド組立体を
モールド閉位置にしながら前記モールド組立体内に溶融
材料を射出ないし注入するステップ、およびモールド組
立体のぞれぞれを、モールド閉位置から、射出成形機か
ら成形品が排出ないし取り出されるモールド開位置に移
動するステップを含んでなり、および移動するステップ
は、第1のモールド組立体を形成するモールドハーフを
第1のストローク距離だけ分離し、および第2のモール
ド組立体を形成するモールドハーフを第1のストローク
距離より長い第2のストローク距離だけ分離するステッ
プを含んでいる。
【0014】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、図1から図
3には、モールドステーションAおよびBが不等の距離
ないしストロークで開くことを可能とするためのリンケ
ージ機構12を有し、異なる大きさのパーツを射出成形
するための2レベルのスタックモールド10の機構を有
する射出成形機の一部が例示されている。この2レベル
のスタックモールド10は、図示した例では、クランプ
つまり型締機構内に据付けられており、また固定された
プラテンつまり固定プラテン14、移動するプラテンつ
まり可動プラテン16、4つのタイバー18、および可
動の中央セクションキャリア20などから構成されてい
る。タイバー18は固定プラテン14とクランピングブ
ロック(図示せず)との間に延在している。可動プラテ
ン16および可動の中央セクションキャリア20はタイ
バー18に沿ってスライド自在である。あるいは、可動
プラテン16および可動の中央セクションキャリア20
は、タイバー18が貫通ないしその周囲に位置するクラ
ンプベース(図示せず)上でスライド自在な構成とする
こともできる。
【0015】スタックモールドは2つのモールドセクシ
ョンAおよびBを有している。モールドセクションAは
モールドコアプレートないしモールドハーフ22、およ
びモールドキャビティプレートないしモールドハーフ2
4により形成される。モールドコアプレート22は固定
プラテン14に取付けないし据付けられ、またモールド
キャビティプレート24は中央セクションキャリア20
の一側に取付けないし据付けられている。これらプレー
トないしモールドハーフ22および24は公知の適切な
手段を使用して固定プラテン14および中央セクション
キャリア20に据付けられる。一緒に型閉めしたとき
(モールド閉位置)には、これら2つのプレートないし
モールドハーフ22および24は、その内部に成形され
る材料が射出ないし注入される、第1のモールドキャビ
ティ空間を規定する。同様に、スタックモールドセクシ
ョンBはモールドコアプレートないしモールドハーフ2
6とモールドキャビティプレートないしモールドハーフ
28により形成される。モールドコアプレート26は可
動プラテン16の一側に取付けないし据付けられ、また
モールドキャビティプレートないしモールドハーフ28
は中央セクションキャリア20の一側に取付けないし据
付けられる。上記のように、プレートないしモールドハ
ーフ26および28は、公知の適切な手段を使用して、
可動プラテン16および中央セクションキャリア20に
取付けないし据付けられる。一緒に型閉めしたとき(モ
ールド閉位置)には、これらプレートないしモールドハ
ーフ26および28は、成形される材料が射出ないし注
入される、第2のモールドキャビティ空間を規定する。
第1および第2のモールドキャビティ空間の内部に成形
される材料を注入するための機構は、本発明の一部を構
成しないため、図示は省略した。公知の適切な溶融材料
の射出ないし注入システムが、溶融プラスチック材料の
ような、溶融材料を注入するために使用される。
【0016】モールドセクションAおよびBは図1に示
されたモールド閉位置と、可動プラテン16が固定プラ
テン14から離れて移動した結果としての図3に示され
たモールド開位置との間で移動する。これは、コラム
(colum )30を介して可動プラテン16に型開力を加
えることで行える。ピストン−シリンダ装置(図示せ
ず)のような、当技術分野において公知である、適切な
作動手段を、可動プラテン16を固定プラテン14に対
して移動するために使用できる。作動手段(図示せず)
はまた、モールドセクションAおよびBを開位置から閉
位置に移動するために使用できる。
【0017】図1から図3に示した機構において、モー
ルドステーションAはリッド(lid)つまり蓋部を形成
し、またモールドステーションBはバケットつまりバケ
ツ部を形成する。リッドを取り出しないし解放するため
に必要とされるモールドステーションAの開ストローク
A は、バケットを解放ないし取り出すために必要とさ
れるモールドステーションBの開ストロークLB よりも
ずっと小さくできる。本明細書においては、「開ストロ
ーク」とは、特定のモールドセクションが開位置にある
ときにおける各モールドプレートの間の距離を意味す
る。
【0018】本実施形態においては、スタックモールド
10には、モールドステーションAおよびBが異なるつ
まり不等の開ストロークLA およびLB を有するように
するために、リンケージ機構12が設けられている。リ
ンケージ機構12は、中央セクションキャリア20に軸
支的に連結された中央リンク部材32、および中央リン
ク部材32の一端部および固定プラテン14の第2の端
部において連結されたリンクアーム34を含んでいる。
リンクアーム34は、好ましくは、ピンにより中央リン
ク部材32に連結され、これにより、これら2つの構造
体の間の角度的な関係が変更できるようになる。
【0019】リンケージ機構12は、部材41により可
動プラテン16に締付けられたボス40の回りで枢軸回
転ないし旋回する第2のリンクアーム36および第3の
リンク38をさらに含んでいる。リンクアーム36は、
それぞれ異なる運動半径ないし移動半径を提供する、い
つくかの位置44、46、および48の1つに移動でき
る、リンク38上の枢軸点ないし旋回軸点42に取付け
られている。これにより、リンクアーム36の端部の運
動ないし移動を異なる距離で行うことができる。シリン
ダ50は、可動プラテン16に取付けないし据付けられ
ており、リンクアーム36を移動ないし作動させる。
【0020】動作において、可動プラテン16がモール
ドを開く際には(図2参照)、リンケージ機構12によ
り両モールドを開くことが開始される。可動プラテン1
6が所定の位置に到達したときには、シリンダ50はプ
ログラムされたコントローラ(図示せず)により作動さ
れて、リンク38が所定のアークつまり円弧を通ってつ
まり円弧状の回転するようになり、リンクアーム36の
端部位置が変更される。これにより、可動プラテン16
に取付けられたモールドセクションBが、固定プラテン
14に取付けられたモールドセクションAよりもさらに
開き続けるようになる。このようなリンク38の別の動
作により、リンクモールドセクションBはモールドセク
ションAとは異なる速度で開く。以上の工程を逆とすれ
ば、モールドが閉じるようになる。
【0021】プログラムされたコントローラは、本発明
の一部を構成しないので、その構成についての詳細な説
明は省略する。実際には、シリンダ50を作動させるた
めに、当技術分野において公知であるいずれかのプログ
ラマブルコントローラつまりプログラム可能な制御器を
使用することができる。シリンダ50の作動のタイミン
グおよび動作の速度の両者を可動プラテン16の開スト
ロークの間のいずれかの時点で生じるようにプログラム
することができ、これにより、2つのモールドセクショ
ンAおよびBが必要に応じて異なるつまり不等の距離で
異なる速度で開くようになる。
【0022】モールドステーションが図3に示された位
置に到達したときにモールドステーションAおよびBか
ら成形品を排出ないし取り出すため、当技術分野で公知
であるいずれかの適切な取り出しないし排出手段(図示
せず)が設けられる。
【0023】図4から図7は、2レベルのスタックモー
ルド110のモールドステーションAおよびBが不等あ
るいは異なるストローク長で開くようにするためのリン
ケージ機構の他の実施形態を例示したものである。スタ
ックモールド110の基本的な構成要素は、図1から図
3のものと同様である。例えば、コラム30が可動プラ
テン16を固定プラテン14に対して移動して、モール
ドステーションAおよびBを開いたり閉じたりするため
に設けられている。さらに、リンケージ機構112は、
中央セクションキャリア20および一端部が固定プラテ
ン14に他端部が中央リンク部材32に連結されたリン
クアーム34に枢軸的に連結された、中央リンク部材を
含んでいる。図4に示したように、シューつまり滑り金
35がブラケット37によりキャリア20の両側に設け
られている。シュー35は下側のタイバーに沿ってスラ
イドすることを容易にし、また傾斜および揺動を防止す
るためのものである。ブラケット37は、ボルトないし
ネジのような当技術分野で公知のいずれかの適切な手段
によりキャリア16に取付けられる。必要ならば、同様
なシュー構成を可動プラテン16上に設けることもでき
る。しかしながら、そのような別の実施形態の場合に
は、フレーム114はタイバー18により支持され、タ
イバー18上をスライドする。フレーム114は、ブラ
ケット116内でリンクアーム36の端部を支持する。
ブラケット116は、可動プラテン16上に取付けない
し据付けられたクランプ118により選択的に把持ない
し解放される。
【0024】動作において、モールドは、可動プラテン
16の運動が固定プラテン14から離れる方向であり、
最初は等しいストロークで、モールドステーションAお
よびBが開くように、作動される(図4参照)。コント
ローラ(図示せず)は、可動プラテン16がモールド閉
位置からモールド開位置に移動する際に所定の位置に到
達したときに、ブラケット116がクランプ118から
解放され、これによりリンクアーム36が自由となり、
モールドセクションAが開くことを停止する一方でモー
ルドセクションBがさらに開くことができるように、プ
ログラムされる。可動プラテン16がモールド開位置か
らモールド閉位置に移動する際に所定の位置に到達した
ときには、ブラケット116は自動的にクランプ118
により係合され、閉ストロークの間はリンクアーム36
は通常通り動作する。
【0025】2レベルのスタックモールド210のモー
ルドステーションAおよびBを不等のストローク長で開
くようにするためのリンケージ機構12の第3の実施形
態が図8から図11に示されている。スタックモールド
210の基本的な構成要素は、図1から図3の実施形態
のものと同様である。例えば、コラム30は、可動プラ
テン16を固定プラテン14に対して、図8に示された
モールド閉位置から、図9に示されたモールド開位置を
通って、モールドステーションAおよびBが不等のスト
ローク長で開いた図10の最終的なモールド開位置まで
移動するために設けられている。リンケージ機構212
は、中央ピニオン33により中央セクションキャリア2
0に枢軸的に連結された中央リンク部材32、および一
端部が固定プラテン14にまた他端部が従来のピボット
軸受により中央リンク部材32に連結されたリンクアー
ム34を含んでいる。この実施形態においては、しかし
ながら、リンケージ機構212が、可動プラテン16に
対してスライド自在に据付けないし取付けられ、また従
来のピボット軸受によりリンクアーム36に枢軸的に取
付けられたスライドバー214を含む点において、異な
っている。スライドバー214は、当技術分野において
公知であるいずれかの適切な手段を使用して可動プラテ
ンにスライド自在に据付けないし取付けられており、ま
た好ましくは水平運動においてのみスライドするように
規制ないし制限される。
【0026】図11に示したように、ブロック702
は、モールドプラテン26あるいは可動プラテン16の
いずれかにボルト締めされる。このブロックは、スライ
ドバー214がブロック702を通って自由に水平に移
動できるように、複数のベアリングパッド704を含ん
でいる。ベアリングパッド704は、青銅製のすり板か
ら構成される。カバー706は、スライドバー214お
よびベアリングパッド704を保護するために設けられ
る。
【0027】シリンダ50は、プログラマブルコントロ
ーラ(図示せず)により制御され、また2つのリンク2
16および218によりスライドバー214に連結され
る。シリンダ50を作動することで、スライドバーが可
動プラテン16に対して伸びたり引っ込んだりする。動
作においては、シリンダ50は、開ストロークの間にお
いて可動プラテン16が図9に示されたような所定の位
置に到達したときに作動される。シリンダ50は次いで
アーム220を引っ込め、これによりスライドバー21
4が伸びて、モールドステーションAの開ストロークを
増大することなしにモールドステーションBの開ストロ
ークが増大する。可動プラテン16がコラム30により
モールド閉位置まで移動したときにおいて、シリンダ5
0は可動プラテン16が所定の位置に到達したときに再
度作動される。作動されたシリンダ50はアーム220
を伸ばし、リンク216および218がスライドバー2
14を引っ込める。
【0028】次に、図12から図17を参照して、2レ
ベルのスタックモールド310の各モールドステーショ
ンを異なるストローク長で開かせるためのリンケージ機
構312の第4の実施形態が例示されている。この実施
形態においても、2レベルのスタックモールド310の
基本的な構成要素は、図1から図3の実施形態のものと
同様である。モールド310は、固定プラテン14、中
央セクションキャリア20およびコラム30によってモ
ールド閉位置(図12参照)から、モールドステーショ
ンAおよびBが等しい距離で開いた位置(図13)に、
またモールドステーションAおよびBが不等ないし異な
るストローク長で開いた最終的なモールド開位置(図1
4)まで移動される可動プラテン16を含んでいる。こ
のリンケージ機構312は、中央セクションキャリア2
0に枢軸的に連結された中央リンク部材32、一端部が
固定プラテン14にまた他端部が中央リンク部材32に
連結されたリンクアーム34、および中央リンク部材3
2の反対側の端部に連結されたリンクアーム36を含ん
でいる。この実施形態においては、リンクアーム36は
バー314の一端部に連結されている。バー314は、
可動プラテン16に取付けないし据付けられたブラケッ
ト316を通ってスライドする。バー314は、ロック
ユニットつまり固定ユニット320により係合される凹
部318を有している。ロックユニット320は、凹部
318に係合するブロック322、およびブロック32
2を係合位置(図12参照)と非係合位置(図14参
照)との間で移動するアクチュエータ324を含んでい
る。
【0029】図15から図19に示したように、シリン
ダ50は可動プラテン16に取付けないし据付けられて
いる。上記と同様に、シリンダ50はプログラマブルコ
ントローラ(図示せず)により作動される。シリンダ5
0は、リンケージ326、326´、あるいは326´
´のいずれか1つによりバー314に連結される。図1
5から図18に示したように、リンケージ326は、バ
ー314の一端部内に取付けないし据付られた、2つの
枢軸的に連結されたリンクアーム328および330か
ら構成される。これらリンクアーム328および330
はアーム332を介してシリンダ50に連結される。図
16および図19に示したように、リンケージ326´
は、バー314の反対側に取付けられた2対のリンク3
34および336を含んでいる。各リンク対334およ
び336はブラケット338およびアーム340により
シリンダ50に連結されている。図17に示したよう
に、リンケージ326´´は、バー314の上面に取付
けないし据付けられた2つのリンク342および344
から構成される。リンク342および344は、ブラケ
ット346およびアーム348によりシリンダ50に連
結されている。
【0030】本装置は、開ストロークの間において、可
動プラテン16が所定の位置に到達したときに、アクチ
ュエータ324によりブロック322が凹部と係合した
位置から凹部と非係合つまり外れた位置まで移動するよ
うに、プログラムされる。さらに、シリンダ50は、モ
ールドステーションBの開ストロークが拡がるようにリ
ンケージ326、326´あるいは326´´を介して
バー314を移動するために作動する。閉ストロークの
間において、可動プラテン16が所定の位置に到達した
ときには、シリンダ50はバー314を引っ込めるため
に作動され、アクチュエータ324はブロック322を
凹部318と係合させるために作動される。
【0031】図20から図23は、2レベルのスタック
モールド410のモールドステーションAおよびBを不
等つまり異なるストローク長で開かせるためのリンケー
ジ機構412の第4の実施形態が例示されている。他の
実施形態と同じく、2レベルのスタックモールド410
の基本的な構成要素は、図1から図3の実施形態のもの
と同様である。さらに、上記のように、可動プラテン1
6はモールド閉位置とモールド開位置、あるいはこの逆
の間を移動する。リンケージ機構412は先の各実施形
態のものとは異なる。このリンケージ機構412は、中
央モールドセクションないしキャリア20に取付けられ
た中央ピボットつまり中央の枢軸(旋回軸)416上に
取付けないし据付けられたチャネル414により形成さ
れる。図23に示したように、チャネル414は中央通
路415を有している。
【0032】リンケージ機構412は、チャネル414
の内側に取付けないし据付けられた中央アーム418
を、さらに含んでいる。中央アーム418はリンクアー
ム422および424に連結され、これらリンクアーム
は固定プラテン14および可動プラテン16にそれぞれ
連結されている。中央アーム418は、複数の通し溝な
いし貫通溝417を有している。そして、中央アーム4
18は、その両端と中央部L1 およびL2 との間の距離
が不等となるように、通路415を通って調節自在にス
ライドできる。調節後は、中央アーム418内の2つの
溝417を通過する適切な通しボルトないし貫通ボルト
420を使用することで、中央アーム418は、チャネ
ル414に対して所定位置に固定される。
【0033】リンケージ機構のこのような構成により、
モールドステーションAがモールドステーションBとは
異なる開ストロークを有するように、モールドセクショ
ンAおよびBを異なる開ストロークS1 およびS2 で運
動させるための手段を提供することができる。
【0034】図24および図25は、図1から図3に示
されたリンケージ機構12を使用した4レベルのスタッ
クモールド510を示したものである。このスタックモ
ールド510は、固定プラテン14、2つの中央セクシ
ョンキャリア20、および2つの可動プラテン16を含
んでいる。スタックモールド510はまた、モールドス
テーションA、B、C、およびDを、モールド閉位置
(図24)とモールド開位置(図25)との間で移動す
るために可動プラテン16に取付けられたコラム30を
含んでいる。可動プラテン16を移動するために、当技
術分野において公知であるいずれかの適切な機構がコラ
ム30に連結される。
【0035】4つのモールドステーションA、B、C、
およびDは、各プラテン14および16と中央セクショ
ンキャリア20に取付けないし据付けられたモールドコ
アプレートおよびモールドキャビティプレートなどから
構成される。4つのモールドステーションはリンケージ
機構12を使用して同時に開くことができる。また、シ
リンダ50および50´を異なるストロークで作動する
ようにプログラムすることができるので、モールドステ
ーションAおよびDは互いにおよびモールドステーショ
ンBおよびCと異なる量で開く。
【0036】図26および図27は、4レベルのスタッ
クモールド610の各モールドステーションを不等ある
いは異なるストローク長で開くようにするためのリンケ
ージ機構612の更に他の実施形態を例示したものであ
る。スタックモールド610の基本的な構成要素は、図
24と図25の実施形態において説明したものと同様で
ある。また、モールド閉位置(図26)からモールド開
位置(図27)あるいはこの逆に可動プラテン16を移
動させるための方法は、先に説明したものと同様であ
る。
【0037】このリンケージ機構612は、それぞれプ
ラテン16、14、および16´に取付けないし据付ら
れたラック614、616、618および619を含ん
でいる。リンケージ機構612はまた、それぞれ中央セ
クションキャリア20および20´に取付けないし据付
けられたギアないし歯車機構620および622、固定
プラテン14に枢軸的に取付けないし据付けられた中央
リンク部材32、およびリンクアーム34および34´
を含んでいる。リンクアーム34および34´は、中央
リンク部材32に一端部が、またギア620および62
2の一方に第2の端部がそれぞれ連結される。リンクア
ーム34は好ましくはリンクアーム34´よりも長い長
さを有している。ギア620および622は好ましくは
異なる直径を有しており、これにより、これらがそれら
の対応するラックに係合ないし噛み合ったときには、ラ
ックが取付けられたモールドセクションが図27に示し
たように異なる距離D1 およびD2 で移動する。
【0038】図28および図29は、図1および図2に
示したような、不等ないし異なるストローク長でスタッ
クモールドの各モールドステーションを開くためのリン
ケージ組立体712の更に別の実施形態を例示したもの
である。このリンケージ組立体712はリンク34およ
び/またはリンク36、回転自在なリンク要素38、部
材41およびシリンダ50の組合せ、の代わりに使用す
ることができる。図28および29に示したように、リ
ンケージ組立体712は、離間したアーム738および
740により形成される第1のリンク736を含んでい
る。このリンク736は、ピン接合部742により中央
リンク部材32に連結されている。ピン接合部742
は、中央リンク部材32とリンケージ組立体712との
間の相対的な回転運動が可能となるような、当技術分野
において公知であるいずれかの適切な接合で構成され
る。上記と同じく、中央リンク部材32は、キャリア2
0のような、中央セクションキャリアに枢軸的に連結さ
れる。アーム738および740のそれぞれには、オフ
セットされた2列のボアつまり孔744が設けられてい
る。
【0039】リンケージ組立体712はさらに、可動プ
ラテン16のような少なくとも一方のプラテンに接合な
いし結合された調節自在なリンクアーム746を含んで
いる。このアーム746は、アーム746とプラテンと
の間の回転運動を許容する当技術分野において公知であ
るいずれかの適切な手段によりプラテンに接合ないし結
合される。好ましい実施形態においては、アーム746
は、その内部にブッシュ750およびその周囲の自己潤
滑式のベアリング752が挿入される開口748を有し
ている。次いで、アーム746の各側に隣接してスラス
トワッシャ754が配置される。アーム746は、ブッ
シュ750をプラテン内に圧入するとともにアーム74
6をピン部材756によりブッシュに固着することで、
プラテンに枢軸的に接合ないし連結される。開口748
を含む端部と反対側のアーム746の端部758は、ア
ーム738と740の間に位置決めされている。複数の
ピンないしボルト760がボア744内に配置されてお
り、またアーム746とアーム738および740の間
で摩擦係合ないし摩擦噛み合いがなされるように締め付
けられる。この形式の摩擦係合を設けることで、アーム
738および740に対するアーム746の位置を無限
数とでき、つまり自由な位置にすることができる。さら
に、調節は、ピンないしボルト760を緩め、また締め
直すことで、容易に行える。ピンないしボルト760と
ボア744との間の連結ないし接続は、捩じ込み結合つ
まり螺合、あるいは当技術分野において公知である他の
適切な技術が用いられる。
【0040】このリンケージ組立体の主要な特長は、特
定のパーツを成形するために必要な際にストローク長を
手動で容易に調節できることである。アーム746をア
ーム738および740に対して所望の位置に位置決め
することで、ピン接合部742の中央とブッシュ750
の中央との間の長さLを必要に応じて増大ないし減少で
きる。
【0041】図30および図31は、リンケージ組立体
712の他の実施形態を例示したものである。この実施
形態においては、アーム738および740にはそれぞ
れ1列だけのボア744が設けられている。このリンケ
ージ組立体の形式は、小さい、軽量のモールドとともに
使用されるが、図28および図29のリンケージ組立体
はより重いモールドあるいはより大きな度合いの摩擦係
合が必要とされる場合に使用される。
【0042】組み立ておよび調節の容易の他に、リンケ
ージ組立体712は製造も容易であるという特長を有す
る。さらに、このリンケージ組立体により既存のスタッ
クモールド機を改良できる。
【0043】以上、本発明について、モールドセクショ
ンに直接取付けないし据付けられる多くのリンケージ機
構を説明したが、これらのリンケージ組立体は、モール
ドセクションが取り外されあるいは変更された後に成形
機の一部として残ったキャリア上にも同様に取付けない
し据付けることができる。
【0044】さらに、上記で説明したリンケージ機構
は、図26および図27の実施形態のギアの直径を異な
らせるといった、単なる制御変更あるいは機構内のいく
つかの構成要素を変更することのいずれかによって、そ
れらにより生じる種々の異なるストロークを設置される
異なるモールドセクションに応じて変更できるような、
調節自在な設計である。よって、本発明のリンケージ機
構は、2ないしそれより多くのモールドセクションを有
するスタックモールドへ適用でき、汎用性があるもので
ある。
【0045】また、以上は各モールドステーションにお
いて単一の物品を成形する場合を説明したが、各ステー
ションにおいて複数の物品を成形する場合においても同
様に本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モールドステーションを異なるストローク長で
開くための第1のリンケージ機構を有する2レベルのス
タックモールドを例示した説明図である。
【図2】モールドステーションを異なるストローク長で
開くための第1のリンケージ機構を有する2レベルのス
タックモールドを例示した説明図である。
【図3】モールドステーションを異なるストローク長で
開くための第1のリンケージ機構を有する2レベルのス
タックモールドを例示した説明図である。
【図4】モールドステーションを異なるストローク長で
開くための第2のリンケージ機構を有する2レベルのス
タックモールドを例示した説明図である。
【図5】モールドステーションを異なるストローク長で
開くための第2のリンケージ機構を有する2レベルのス
タックモールドを例示した説明図である。
【図6】モールドステーションを異なるストローク長で
開くための第2のリンケージ機構を有する2レベルのス
タックモールドを例示した説明図である。
【図7】モールドステーションを異なるストローク長で
開くための第2のリンケージ機構を有する2レベルのス
タックモールドを例示した説明図である。
【図8】モールドステーションを異なるストローク長で
開くための第3のリンケージ機構を有する2レベルのス
タックモールドを例示した説明図である。
【図9】モールドステーションを異なるストローク長で
開くための第3のリンケージ機構を有する2レベルのス
タックモールドを例示した説明図である。
【図10】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第3のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図11】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第3のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図12】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図13】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図14】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図15】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図16】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図17】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図18】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図19】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図20】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図21】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図22】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図23】モールドステーションを異なるストローク長
で開くための第4のリンケージ機構を有する2レベルの
スタックモールドを例示した説明図である。
【図24】4レベルのスタックモールドのモールドステ
ーションを不等のストローク長で開くためのリンケージ
機構を例示した説明図である。
【図25】4レベルのスタックモールドのモールドステ
ーションを不等のストローク長で開くためのリンケージ
機構を例示した説明図である。
【図26】4レベルのスタックモールドのモールドステ
ーションを異なるストローク長で開くための他のリンケ
ージ機構を例示した説明図である。
【図27】4レベルのスタックモールドのモールドステ
ーションを異なるストローク長で開くための他のリンケ
ージ機構を例示した説明図である。
【図28】スタックモールドのモールドステーションを
開くための本発明による調節自在なリンケージ機構の他
の実施形態を例示した説明図である。
【図29】スタックモールドのモールドステーションを
開くための本発明による調節自在なリンケージ機構の他
の実施形態を例示した説明図である。
【図30】スタックモールドのモールドステーションを
開くための本発明による調節自在なリンケージ機構のさ
らに別の実施形態を例示した説明図である。
【図31】スタックモールドのモールドステーションを
開くための本発明による調節自在なリンケージ機構のさ
らに別の実施形態を例示した説明図である。
【符号の説明】
10 スタックモールド 12 リンケージ機構 14 固定プラテン 16 可動プラテン 18 タイバー 20 中央セクションキャリア 22 モールドハーフ 24 モールドハーフ 26 モールドハーフ 28 モールドハーフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレックス タング カナダ エム9ビー 6ケー4,オンタリ オ,エトビコーク,スイート #1809,サ ブウェイ シーアール.101 (72)発明者 ロバート デー.シャド カナダ エム6ジー 2ブイ5,オンタリ オ,トロント,ウイッチウッド パーク19

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定プラテンおよび前記固定プラテンに
    対して可動である少なくとも2つの可動部材を含んでな
    り、 前記固定プラテンおよび前記2つの可動部材に取付けら
    れたモールドハーフにより形成された少なくとも2つの
    モールド組立体を含んでなり、 モールド閉位置とモールド開位置との間で前記少なくと
    も2つのモールド組立体のそれぞれを移動するための移
    動手段を含んでなり、および前記移動手段が、前記モー
    ルド組立体を構成するモールドハーフを不等のストロー
    ク距離で分離するための分離手段を含んでなる、ことを
    特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 前記分離手段が、前記モールド組立体の
    第1のもののモールドハーフを第1のストローク距離で
    分離するための第1の手段、および前記モールド組立体
    の第2のもののモールドハーフを第2のストローク距離
    で分離するための第2の手段を含んでなり、前記第2の
    ストローク距離が前記第1のストローク距離よりも長
    い、ことを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  3. 【請求項3】 前記可動部材の一方が所定の位置に到達
    したときに前記第2の手段を作動させるための作動手段
    をさらに含んでなる、ことを特徴とする請求項2記載の
    射出成形機。
  4. 【請求項4】 前記2つの可動部材が中央セクションキ
    ャリアおよび可動プラテンを含んでなり、 前記第1の手段が前記中央セクションキャリアに枢軸的
    に連結されたリンケージ組立体を含んでなり、および前
    記第2の手段が前記可動プラテンに据付けられ前記リン
    ケージ組立体に連結された回転自在なリンクアームを含
    んでなる、ことを特徴とする請求項2記載の射出成形
    機。
  5. 【請求項5】 前記可動プラテンが所定の位置に到達し
    たときに前記回転自在なリンクアームを回転させるため
    の手段を有し、前記回転自在なリンクアームを回転させ
    るための手段が前記可動プラテンに取り付けられた作動
    シリンダを含んでなる、ことを特徴とする請求項4記載
    の射出成形機。
  6. 【請求項6】 前記リンケージ組立体が、前記中央セク
    ションキャリアに軸支的に連結された中央リンク、およ
    び前記中央リンクの第1の端部および前記固定プラテン
    に連結された第1のリンクアームを含んでなり、および
    前記第2の手段が、前記中央リンクの第2の端部および
    前記回転自在なリンクアームに連結された第2のリンク
    アームをさらに含んでなり、前記第2のリンクアームは
    前記回転自在なリンクアームに軸支的に連結されて前記
    第2のリンクアームおよび回転自在なリンクアームが互
    いの角度的な関係を変更できる、ことを特徴とする請求
    項4記載の射出成形機。
  7. 【請求項7】 前記回転自在なリンクアームが、前記可
    動プラテンが移動できる距離を変更するための複数の離
    間した溝を有し、および前記第2のアームが、前記溝の
    1つを通過するピンによって前記回転自在なリンクアー
    ムに連結されている、ことを特徴とする請求項6記載の
    射出成形機。
  8. 【請求項8】 複数のタイバーをさらに含んでなり、 前記可動部材が中央セクションキャリアおよび可動プラ
    テンを含んでなり、 前記第1の手段が前記中央セクションキャリアに連結さ
    れたリンケージ組立体を含んでなり、および前記第2の
    手段が、前記リンケージ組立体に連結されたブラケット
    部材、および前記ブラケット部材を前記可動プラテンに
    解放自在にクランプするためのクランプ手段を含んでな
    る、ことを特徴とする請求項2記載の射出成形機。
  9. 【請求項9】 前記解放自在なクランプ手段が、前記可
    動プラテンが所定の位置に到達したときに前記ブラケッ
    ト部材を解放するために動作し、 前記リンケージ組立体が、前記中央キャリアに連結され
    た中央リンク、および前記中央リンクの第1の端部およ
    び前記固定プラテンに連結された第1のリンクアームを
    含み、 前記第2の手段が、前記中央リンクの第2の端部および
    前記ブラケット部材に連結された第2のリンクアームを
    さらに含んでなり、 前記第2のリンクアームにその端部を支持するために取
    付けられた可動フレームをさらに含んでなる、ことを特
    徴とする請求項8記載の射出成形機。
  10. 【請求項10】 前記可動部材が可動プラテンおよび中
    央セクションキャリアを含んでなり、 前記第1の手段が前記中央セクションキャリアに連結さ
    れたリンケージ組立体を含んでなり、および前記第2の
    手段が前記リンケージ組立体に取付けられたバーを含ん
    でなり、前記バーが前記可動プラテンにスライド自在に
    据付けられている、ことを特徴とする請求項2記載の射
    出成形機。
  11. 【請求項11】 第2の手段が、作動ユニットと、前記
    作動ユニットおよび前記バーにそれぞれ連結された第1
    および第2のリンクとをさらに含んでなり、前記可動プ
    ラテンが所定の位置に到達したときに前記作動手段が前
    記バーおよび前記可動プラテンの間の相対的な移動を生
    じさせ、また前記リンケージ組立体が前記中央セクショ
    ンキャリアに連結された中央リンクおよび前記固定プラ
    テンおよび前記中央リンクの第1の端に連結された第1
    のリンクアームを含んでなり、また前記第2の手段が前
    記中央リンクの第2の端部および前記前記バーの端部に
    連結された第2のリンクアームをさらに含んでなる、こ
    とを特徴とする請求項10記載の射出成形機。
  12. 【請求項12】 前記各可動部材が中央セクションキャ
    リアおよび可動プラテンを含んでなり、 前記第1の手段が前記中央セクションキャリアに連結さ
    れたリンケージ組立体を含んでなり、および前記第2の
    手段が前記リンケージ組立体に連結されたバーを含んで
    なり、前記バーおよび前記可動プラテンが互いに相対的
    に移動自在である、ことを特徴とする請求項2記載の射
    出成形機。
  13. 【請求項13】 前記バーが凹部を有し、および前記可
    動プラテンが、前記凹部との係合により前記可動プラテ
    ンに対して固定された位置に前記バーを固定するための
    ロック手段を有し、前記可動プラテンが所定の位置に到
    達したときに前記ロック手段が前記凹部から外れ、これ
    により前記可動プラテンと前記バーとの間の相対的な移
    動が可能になる、ことを特徴とする請求項12記載の射
    出成形機。
  14. 【請求項14】 前記可動プラテンが所定の位置に到達
    したときに前記バーと前記可動プラテンとの間の相対的
    な移動を生じさせるための手段をさらに含んでなり、前
    記相対的な移動を生じさせるための手段は、前記可動プ
    ラテンおよび第1および第2のリンクアームに連結され
    た作動ユニットを含んでなり、前記各リンクアームのそ
    れぞれが第1の端部において前記作動ユニットに、また
    第2の端において前記バーに連結されている、ことを特
    徴とする請求項13記載の射出成形機。
  15. 【請求項15】 前記リンケージ組立体が、前記中央セ
    クションキャリアに軸支的に連結された中央リンク、お
    よび前記固定プラテンおよび前記中央リンクの第1の端
    部に連結された第1のリンクアームを含んでなり、前記
    第2の手段が前記中央リンクの第2の端部および前記バ
    ーの端部に連結された第2のリンクアームをさらに含ん
    でなり、ことを特徴とする請求項12記載の射出成形
    機。
  16. 【請求項16】 前記可動部材が中央セクションキャリ
    アおよび可動プラテンを含んでなり、および前記分離手
    段が、軸支点において前記中央セクションキャリアに軸
    支的に連結されたチャンネル部材、前記チャンネル部材
    内に位置し前記チャンネル部材に対して可動であってそ
    の両端部と前記軸支点の間の距離を変更することができ
    る中央アーム、前記中央アームの第1の端部および前記
    固定プラテンに取付けられた第1のリンクアーム、およ
    び前記中央アームの第2の端部および前記可動プラテン
    に取付けられた第2のリンクアームを含んでなる、こと
    を特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  17. 【請求項17】 前記中央アームが前記チャンネル部材
    に対する前記中央アームの位置を変更可能とする複数の
    スロットを有し、および前記チャンネル部材に対して前
    記中央アームを所望の位置に固定し、前記スロットの少
    なくとも2つを通過するピンをさらに含んでなる、こと
    を特徴とする請求項16記載の射出成形機。
  18. 【請求項18】 2つの中央セクションキャリアおよび
    2つの可動プラテンを含む4つの可動部材を有し、 前記第1の手段が前記中央セクションキャリアのそれぞ
    れに軸支的に連結されたリンケージ組立体を含んでな
    り、および前記第2の手段は、前記可動プラテンのそれ
    ぞれに据付けられるとともに前記リンケージ組立体のそ
    れぞれの1つに連結された回転自在なリンクアームを含
    んでなる、ことを特徴とする請求項2記載の射出成形
    機。
  19. 【請求項19】 各前記回転自在なリンクアームを、そ
    れが連結された前記可動プラテンが所定の位置に到達し
    たときに回転させるための作動手段をさらに含んでな
    り、各前記回転自在なリンクアームを回転させるための
    前記作動手段は各前記可動プラテンに据付けられた作動
    シリンダを含んでなる、ことを特徴とする請求項18記
    載の射出成形機。
  20. 【請求項20】 各前記リンケージ組立体が、前記中央
    セクションキャリアのそれぞれの1つに軸支的に連結さ
    れた中央リンク、および前記中央リンクの第1の端部お
    よび前記固定プラテンに連結された第1のリンクアーム
    を含んでなり、および前記第2の手段が前記中央リンク
    の第2の端部および前記回転自在なリンクアームに連結
    された第2のリンクアームをさらに含んでなり、各前記
    第2のリンクアームが前記回転自在なリンクアームのそ
    れぞれの1つに連結されて、前記第2のリンクアームお
    よび回転自在なリンクアームが互いの相対的なそれらの
    角度的な関係を変更できる、ことを特徴とする請求項1
    8記載の射出成形機。
  21. 【請求項21】 2つの中央セクションキャリアおよび
    2つの可動プラテンを含む4つの可動部材をさらに含ん
    でなり、 前記固定プラテン、前記中央セクションキャリアおよび
    前記可動プラテンに取付けられたモールドハーフにより
    形成される4つのモールド組立体をさらに含んでなり、 前記分離手段は前記固定プラテンおよび前記可動プラテ
    ンに取付けられた複数のラック、前記複数のラックを係
    合するために前記中央セクションキャリアに取付けられ
    たギア手段、および前記固定プラテンに軸支的に取付け
    られたリンケージ組立体を含んでなり、 前記リンケージ組立体は前記固定プラテンに軸支的に据
    付けられるとともに前記ギア手段の第1のものに連結さ
    れた第1のリンクアームおよび前記ギア手段の第2のも
    のに連結された第2のリンクアームを有し、前記第2の
    リンクアームは前記第1のリンクアームよりも長く、こ
    れにより前記リンク組立体の回転により前記モールド組
    立体の2つが第1のストローク距離で分離されるととも
    に前記モールド組立体の残りの2つが前記第1のストロ
    ーク距離より長い第2のストローク距離で分離される、
    ことを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  22. 【請求項22】 前記ギア手段が2つのギアを含んでな
    り、また前記ギアの1つのものが前記ギアの他のものよ
    りも大きな直径を有し、また前記リンケージ組立体が前
    記固定プラテンに回転自在に据付られた中央リンク部材
    を含み、また前記第1および第2のリンクアームが前記
    中央リンク部材のそれぞれの端部に連結されている、こ
    とを特徴とする請求項21記載の射出成形機。
  23. 【請求項23】 前記第1および第2の手段の少なくと
    も1つが、手動調節自在なリンケージ組立体から作られ
    ている、ことを特徴とする請求項2記載の射出成形機。
  24. 【請求項24】 前記手動調節自在なリンケージ組立体
    が、前記可動部材の第1のものに連結されたアクチュエ
    ータにそれぞれ連結された2つの離間したアームおよび
    前記固定プラテンおよび前記可動部材の第2のものの少
    なくとも一方に連結された第3のアームを含んでなり、
    また前記2つの離間したアームのそれぞれが複数の孔を
    有し、また前記第3のアームが前記2つの離間したアー
    ムの間に位置決めされており、また前記リンケージ組立
    体が前記第3のアームと前記2つの離間したアームの間
    で摩擦係合を引き起こすための少なくとも1つのピンを
    さらに含んでなる、ことを特徴とする請求項23記載の
    射出成形機。
  25. 【請求項25】 前記離間したアームおよび前記第3の
    アームが、前記第3のアームを前記2つの離間したアー
    ムに対して多数の異なる位置で位置決めすることにより
    変更されるストローク長を規定する、ことを特徴とする
    請求項24記載の射出成形機。
  26. 【請求項26】 単一の射出成形機を使用して成形品を
    製造するための方法において、 固定プラテンおよび前記固定プラテンに対して可動であ
    る少なくとも2つの可動部材を有し、および前記固定プ
    ラテンおよび前記2つの可動部材に取付けられたモール
    ドハーフにより形成された少なくとも2つのモールド組
    立体を有する射出成形機を設けるステップを含んでな
    り、 前記成形品を形成するために前記モールド組立体をモー
    ルド閉位置にするとともに前記モールド組立体のそれぞ
    れの内に材料を注入するステップを含んでなり、 前記モールド組立体のぞれぞれを前記モールド閉位置と
    射出成形機から前記成形品が取り出されるモールド開位
    置との間で移動するステップを含んでなり、および前記
    移動するステップは、第1のモールド組立体を形成する
    モールドハーフを第1のストローク距離だけ分離し、お
    よび第2のモールド組立体を形成するモールドハーフを
    前記第1のストローク距離より長い第2のストローク距
    離だけ分離するステップを含んでなる、ことを特徴とす
    る方法。
  27. 【請求項27】 前記移動するステップは、前記第2の
    モールド組立体を形成する前記モールドハーフを分離す
    るために使用される速度の割合と異なる速度の割合で第
    1のモールド組立体を形成する前記モールドハーフを分
    離するステップを含んでなる、ことを特徴とする請求項
    26記載の方法。
  28. 【請求項28】 第2のモールド組立体を形成する前記
    モールドハーフを第2のストローク距離だけ分離する前
    記ステップが、前記少なくとも2つの可動部材の一つが
    所定の位置に到達したときにストローク距離を増大する
    ための作動ステップを含んでなり、前記作動ステップ
    が、前記ストローク距離を増大するために前記一つの可
    動部材に据付けられた回転自在なリンクを作動すること
    を含んでなる、ことを特徴とする請求項26記載の方
    法。
  29. 【請求項29】 前記可動部材の第1のものに取付けら
    れた回転自在なリンケージ組立体および前記リンケージ
    組立体に連結されたブラケットを設けるステップをさら
    に含んでなり、 前記ブラケットを前記可動部材の第2のものにクランプ
    するための手段を設けるステップをさらに含んでなり、
    および前記作動ステップが前記ストローク距離を増大す
    るために前記ブラケットを解放することを含んでなる、
    ことを特徴とする請求項28記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記可動部材の第1のものに据付けら
    れた回転自在なリンケージ組立体および前記リンケージ
    組立体に据付けられたスライドバーを設けるステップを
    さらに含んでなり、および前記作動ステップが、前記ス
    トローク距離を増大するために前記スライドバーを前記
    可動部材の第2のものに対して移動することを含んでな
    る、ことを特徴とする請求項28記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記可動部材の第1のものに据付けら
    れた回転自在なリンケージ組立体および前記リンケージ
    組立体に据付けられた凹部を有するスライドバーを設け
    るステップをさらに含んでなり、 前記凹部を係合するために前記可動部材のだい2のもの
    に据付けられたロックユニットを設けるステップをさら
    に含んでなり、および前記作動ステップが、前記スライ
    ドバーが前記可動部材の前記第2のものに対して移動し
    てストローク距離を増大できるように前記ロックユニッ
    トを前記凹部との係合から解放することを含んでなる、
    ことを特徴とする請求項28記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記固定プラテンおよび前記可動部材
    の一方にチャネル部材を据付けるステップ、 その両端に取付けられた2つのリンクアームを有する中
    央アームを設けるステップ、 前記リンクアームを前記固定プラテンおよび前記可動部
    材の他方に取付けるステップ、および第1のモールド組
    立体を形成するモールドハーフが前記第1の距離だけ、
    および前記第2のモールド組立体を形成するモールドハ
    ーフが前記第2のストローク距離だけ分離するように前
    記中央アームを前記チャンネル部材に対して調節するス
    テップをさらに含んでなる、ことを特徴とする請求項2
    6記載の方法。
  33. 【請求項33】 射出成形機を設けるステップが、前記
    固定プラテンおよび4つの可動部材を有するとともに前
    記固定プラテンおよび前記可動部材に取付けられた前記
    モールドハーフにより形成される4つのモールド組立体
    を有する射出成形機を設けることを含んでなる、ことを
    特徴とする請求項26記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記固定プラテン上および前記可動部
    材の第1および第2のものの上にラック手段を据付ける
    ステップをさらに含んでなり、 前記ラック手段を係合するために前記可動部材の第3の
    ものおよび第4のものの上にギア手段を据付けるステッ
    プをさらに含んでなり、 前記固定プラテンにリンケージ組立体を据付けるステッ
    プをさらに含んでなり、前記リンケージ組立体は前記ギ
    ア手段の第1のものに連結された第1の長さの第1のア
    ームおよび前記ギア手段の第2のものに連結された第2
    の長さの第2のアームを有し、前記第2の長さは前記第
    1の長さよりも長く、および前記移動するステップが、
    前記モールド組立体の2つを前記第1のストローク距離
    だけ分離させるとともに前記モールド組立体の2つを前
    記第2のストローク距離だけ分離させるように前記リン
    ケージ組立体を作動させる、ことを特徴とする請求項3
    3記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記移動するステップが、 前記可動部材の第1のものおよび第2のものに回転自在
    なアーム部材を据付けるステップを含んでなり、 前記回転自在なアームのそれぞれに、前記回動部材の第
    3のおのおよび第4のものの一方に連結された回転自在
    なリンケージを連結するステップを含んでなり、および
    前記モールド組立体の2つが前記第2の距離だけ分離す
    るように、前記第1および第2の可動部材が所定の位置
    に到達したときに前記回動自在な部材のそれぞれを作動
    するステップを含んでなる、ことを特徴とする請求項3
    3記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記可動部材の第1のものと前記固定
    プラテンおよび前記可動部材の第2のものの少なくとも
    一方との間に手動調節自在なリンケージ組立体を設ける
    ステップ、および前記第2のモールド組立体を形成する
    モールドハーフが前記第2のストローク距離だけ分離さ
    れるように、前記注入するステップの前に前記手動調節
    自在なリンケージ組立体を調節するステップをさらに含
    んでなる、ことを特徴とする請求項26記載の方法。
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