JPH11320422A - 面研削砥石 - Google Patents

面研削砥石

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JPH11320422A
JPH11320422A JP13085498A JP13085498A JPH11320422A JP H11320422 A JPH11320422 A JP H11320422A JP 13085498 A JP13085498 A JP 13085498A JP 13085498 A JP13085498 A JP 13085498A JP H11320422 A JPH11320422 A JP H11320422A
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JP
Japan
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grinding wheel
ring
wheel
band saw
grinding
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JP13085498A
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Inventor
Tsutomu Takahashi
務 高橋
Kunio Kishida
邦雄 岸田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低廉で、着脱交換作業を容易にする。 【解決手段】 懸垂板12に仕上げ研削用のカップ型の
ホイール3を固定し、ホイール3の外周にリング砥石4
を同軸に設ける。リング砥石4として、内側リング10
の外周側に荒研削用砥石のバンドソー11を巻き付けて
締め付けリング12で固定する。ホイール3の微粒砥石
9に対してリング砥石4を軸線O方向に進退させていず
れかの砥石を選択的に突出させて使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属や非金属材料
等の被削材を平面研削等できる薄板型の面研削砥石に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
金属材料や非金属材料の被削材を平面研削して、その表
面あらさを細かく仕上げる場合、まず平面研削機に装着
した粗粒砥石で荒研削を行い、次いで仕上げ研削用の微
粒砥石によって被削材の仕上げ研削を行うことになる。
ところで、例えば粗粒砥石や微粒砥石は、通常、砥粒層
と台金からなり、砥粒層は金属結合剤等のボンドマトリ
クス中にダイヤモンドやCBN等の超砥粒が分散配置さ
れている。このような砥石を用いて平面研削を行う場
合、砥粒層は台金と一体に固定されているために、砥粒
が摩耗したり脱落したりした場合、台金を含めて砥石全
体を交換せざるを得なかった。そのためコスト高になっ
ていた。また砥石はカップ型ホイールなどのように定形
で構成されているために、被削材の形状寸法や仕様など
に応じて面研削すべき砥石の大きさや形状や種類等を選
択して用いなければならず、必要に応じて各種寸法形状
の砥石を多数用意して置かねばならず、コストの増大に
つながるものであった。
【0003】本発明は、このような実情に鑑みて、適宜
の外形寸法に対応でき、砥粒層の部分を台金から着脱交
換可能で低廉な面研削砥石を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る面研削砥石
は、薄板帯状の本体部の長さ方向に沿う縁部に砥粒層が
設けられてなるバンドソーを、面研削に用いることを特
徴とする。バンドソーは本来切断用工具であるが、これ
を面研削砥石として用いるものとし、バンドソーは本体
部が薄板帯状とされているために弾性と可撓性があり、
びびり振動しつつ砥粒層で被削材の面を研削加工でき
る。
【0005】本発明に係る面研削砥石は、薄板帯状の本
体部の長さ方向に沿う縁部に砥粒層が設けられてなる研
削砥石の本体部を、台金に固定してなることを特徴とす
る。台金で支持された研削砥石は弾性があるためにびび
り振動しつつ砥粒層で被削材を研削加工できる。
【0006】また研削砥石はバンドソーとされ、該バン
ドソーは回転軸を中心に回転可能とされた台金の周面に
巻回されて締め付け部材で着脱可能に固定されていても
よい。バンドソーがリング形状であっても、また板状等
であっても、可撓性のある薄板帯状のバンドソーを研削
砥石として台金の周面に巻き付けることで、バンドソー
の周長と形状を任意に設定及び調整でき、バンドソーが
摩耗した場合でも、締め付け部材を着脱操作すること
で、バンドソーだけを交換使用でき、台金を含めた面研
削砥石全体を交換する必要がないから経済的である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図5により説明する。図1は実施の形態による平
面研削砥石の1/4円の平面図、図2は図1に示す平面
研削砥石のA−A線断面図、図3はバンドソーの要部を
示すものであって、(a)は部分正面図、(b)は縦断
面図、図4は締め付けリングの水平断面図、図5は図1
に示す平面研削砥石の調整機構を示すB−B線断面図で
ある。図1及び図2に示す可動型の平面研削砥石1(面
研削砥石)において、図示しない平面研削機の砥石軸に
例えば円盤形の懸垂板2が一体回転するように装着され
ており、懸垂板2の下部には仕上げ研削用のカップ型ホ
イール3(仕上げ研削砥石)が同軸に装着され、ホイー
ル3の外周面には荒研削用のリング砥石4(荒研削砥
石)が軸線O(回転軸)に沿って進退可能に同軸に装着
されている。そして、懸垂板2、ホイール3及びリング
砥石4は砥石軸によって軸線Oを中心に同軸回転するよ
うに構成されている。
【0008】懸垂板2の下面内周側には、同軸に凹部2
aが形成されて、この凹部2aに上面の凸部5aが嵌合
して懸垂板2と一体回転するホイール3のカップ型の台
金5が固定されている。この台金5の外周面には中央部
に全周に亘って段差6が形成され、段差6を介して比較
的小径の小径外周面7aと比較的大径の大径外周面7b
とが設けられている。ホイール3の台金5の先端面5b
は軸線Oを中心とするリング状の平面形状とされ、その
例えば内周側の領域に仕上げ研削用の微粒砥石9が装着
されている。微粒砥石9は軸線Oを中心とするリング形
板状とされ、例えば金属結合剤等のボンドマトリクス中
にダイヤモンド砥粒やCBN砥粒等の適宜の微小粒径の
超砥粒が分散配置されているが、その他の各種の仕上げ
用の砥石を採用してもよい。
【0009】また、台金5の外周面には、リング砥石4
の内側リング10が装着されている。内側リング10は
略筒状のリング板部10aの内周側上部に係止部10b
が突出形成された断面略L字型を有しており、リング板
部10aが大径外周面7bに当接すると共に係止部10
bが台金5の段差6及び小径外周面7aに係合して装着
されている。そして、リング板部10aの外側にはリン
グ状に湾曲させられた薄板帯状のバンドソー11(研削
砥石)が粗粒砥石として配設され、その外周面から締め
付けリング12(締め付け部材)でバンドソー11を押
圧して締め付け固定することで一体化されたリング砥石
4が構成されている。ここで、バンドソー11は本来切
断用砥石工具であるが、本実施の形態では平面研削用の
研削砥石として用いられ、例えば図3(a)に示すよう
に析出硬化型ステンレスからなる弾性(可撓性)を有す
る薄板帯状のバンド本体(台金部)14の一方の端縁1
4aに沿って、例えば図3(b)に示すように断面長円
形の砥粒層15が延在して線状に取り付けられている。
砥粒層15は、例えば金属等の電着層中にダイヤモンド
砥粒やCBN砥粒等の比較的粒径の大きい超砥粒が分散
配置されているものであるが、その他の各種の荒研削用
の砥粒層を採用しても良い。尚、砥粒層15の断面形状
は長円に限定されることなく真円や楕円形など各種の形
状を採用できる。バンドソー11は薄板帯状に形成され
ているから、可撓性と弾性があり、その全長の長さに関
わらず、内側リング10に巻き付ける際に、内側リング
10の外周面の長さに応じて重ねて巻き付けたりするこ
とで周長を適当に設定でき、周長可変である。
【0010】またバンドソー11を締め付け固定する締
め付けリング12は、図4に示すように少なくとも1箇
所で分断された割型形状とされていて弾性変形可能とさ
れ、バンドソー11を内側リング10に巻き付けた状態
で、締め付けリング12の分断された両端部12a、1
2bは互いに当接してまたは間隔を開けて対向してい
る。一方の端部12aには端縁をなしていて貫通孔17
aが形成された鍔部17とその後方の切欠部18が形成
され、他方の端部12bにも同様に貫通孔19aが形成
された鍔部19と切欠部20が形成されている。そし
て、両端部12aと12bを対向させた状態で各鍔部1
7,19の貫通孔17a,19aにボルト21を挿通し
てナット22で固定することで、バンドソー11は内側
リング10と締め付けリング12との間に堅固に締め付
け固定されることになる。締め付け固定状態で、バンド
ソー11は砥粒層15とバンド本体14の先端部が内側
リング10及び締め付けリング12の先端から突出して
いる。
【0011】この平面研削砥石1はカップ型のホイール
3に対してリング砥石4が軸線Oに沿って進退可能とさ
れ、ホイール3とリング砥石4を選択的に用いて平面研
削するようになっており、次にリング砥石4の進退を調
整する進退調整機構24について説明する。図1及び図
5に示す進退調整機構24において、懸垂板2の外周側
部分には周方向にその上下面を貫通して雌ネジが切られ
たネジ孔25が例えば90°間隔で4つ穿孔されてお
り、これらのネジ孔25…を貫通して4本の位置決めボ
ルト26…がそれぞれ螺合されている。内側リング10
の係止部10bには例えば90°間隔で周方向に有底の
挿通孔23が形成されていて、位置決めボルト26…の
下部が挿入されている。しかも、各位置決めボルト26
には、懸垂板2と係止部10bとの間に位置する位置決
め用のナット27が螺合状態で保持されている。
【0012】また、図1において、懸垂板2の外周側部
分には、周方向に隣接する2つのネジ孔25,25間
(図では両ネジ孔25,25から45°の等間隔)にそ
の上下面を貫通して挿通孔28が例えば90°間隔で4
つ穿孔されており、これらの挿通孔28…に4本の吊り
上げボルト29…がそれぞれ挿入されている。内側リン
グ10の係止部10bには2つの挿通孔23,23間
(例えば両挿通孔23,23から45°の等間隔)に例
えば90°間隔で周方向にネジ孔30が4つ形成されて
いて、吊り上げボルト29…の下部が螺合されている。
しかも、各吊り上げボルト29には、懸垂板2と係止部
10bとの間に位置するナット31が螺合状態で保持さ
れている。そのため、位置決めボルト26の位置決めナ
ット27を軸線O方向に位置決め調整することで、位置
決めナット27に内側リング10の係止部10bが当接
した位置がリング砥石4の保持位置とされる。また吊り
上げボルト29を締め込むことでリング砥石4をホイー
ル3に対して軸線Oに沿って吊り上げ移動することがで
き、また吊り上げボルト29を緩めることでリング砥石
4をホイール3に対して軸線Oに沿って下降させて移動
することができる。両ボルト26,29によってリング
砥石4は懸垂板2と一体回転する。
【0013】本実施の形態による平面研削砥石1は上述
の構成を備えているから、例えばシリコン等の被削材の
平面研削を行うに際して、平面研削砥石1の進退調整機
構24を操作してホイール3とリング砥石4の軸線O方
向の相対位置を調整する。先ず荒研削を行うために、吊
り上げボルト29を最大限緩めて、螺合するネジ孔30
を有する内側リング10の係止部10bがホイール3の
段差6に当接した位置まで降下させて、ホイール3より
もリング砥石4を最大限突出させる。この状態で、位置
決めボルト26の位置決めナット27の位置を調整して
位置決めボルト26の頭部26aから位置決めナット2
7までの距離を設定する。そして吊り上げボルト29を
締め込むことでリング砥石4を懸垂板2に近接する方向
に移動させて位置決めナット27に当接する位置でリン
グ砥石4を保持して、ホイール3の微粒砥石9よりもリ
ング砥石4の砥粒層15の方が所定量だけ突出した荒切
削位置に設定する。この状態で平面研削砥石1を、砥石
軸を中心に回転しつつ、リング砥石4のバンドソー11
で被削材の荒研削加工を行う。
【0014】ここで、バンドソー11は締め付けリング
12によって内側リング10との間でバンド本体14が
締め付け固定されているが、バンド本体14は薄板帯状
で弾性変形可能であって、砥粒層15を有する先端部が
締め付けリング12と内側リング10から先端側に突出
しているから、軸線Oを中心とする回転研削の際、図6
に示すように研削加工を行うバンドソー11の先端部が
びびり振動を起こして揺動し、揺動することで被削材の
表面を研削加工することになる。これによって切断加工
用のバンドソー11を用いて被削材表面の研削加工を行
うことができる。このようにして荒研削が終了したら、
次に仕上げ研削加工を行う。そのために、位置決めボル
ト26または位置決めナット27を懸垂板2側に引き上
げておき、この状態でナット31を懸垂板2側に移動さ
せて吊り上げボルト29を締め込むことで、リング砥石
4が軸線Oに沿って相対移動して懸垂板2側に近接する
方向に吊り上げられ、バンドソー11の砥粒層15がホ
イール3の微粒砥石9よりも引っ込められた位置に持ち
来たされる。この状態で平面研削砥石1を回転研削すれ
ば、被削材表面はホイール3で仕上げ研削加工させられ
る。
【0015】上述のように本実施の形態によれば、荒研
削用のリング砥石4として切断切削用の砥石工具である
バンドソー11を用いてビビリ振動を利用して平面研削
することができる。特に従来の平面研削砥石のように台
金に電着などで砥粒層を一体形成する構成でなく、バン
ドソー11を用いたから製造コストが低廉である。バン
ドソー11は薄板帯状であって重ねて台金5に巻回する
等して周長を調整できるから任意の外径のホイール3に
装着できて有利である。また、砥粒層15の摩耗に応じ
てリング砥石4全体を交換することなくバンドソー11
(刃物部)だけを交換すればよいから、低廉である上に
その着脱交換作業も締め付けリング12の着脱作業だけ
で行うことができる。その上、1台の平面研削機に仕上
げ研削用と荒研削用の2種類の砥石3,4を2層構造で
進退可能に同軸に装着できて選択的に使用できるから、
コストが低廉となって経済的で占有スペースが小さく、
しかも砥石3,4の交換作業が容易である上に両砥石
3,4は同軸であるから砥石交換に際して被削材への接
触角度がずれないために軸調整が必要でなく砥石交換に
伴う調整が必要ない。特にリング砥石4は外周側に位置
するから高速研磨で荒研削できて効率的であり、ホイー
ル3では比較的低速で仕上げ研削できて高精度になる。
【0016】また上述の実施の形態では、平面研削砥石
1として、荒研削用のリング砥石4と仕上げ研削用のホ
イール3の2種類を同軸に配設したが、この構造に限定
することなく、3種類以上の複数種類の砥石、例えば荒
研削砥石、中仕上げ研削砥石、仕上げ研削砥石等を、例
えば円形及びリング形状に形成して同軸に装着し、調整
機構24を介して少なくとも2種類の各砥石を選択的に
進退させて研削することとしてもよい。或いは、荒研削
用のリング砥石4を複数個設けてもよく、例えば図7に
示す第一の実施の形態の変形例による平面研削砥石32
では、バンドソー11が複数枚、例えば2枚配設されて
いる。バンドソー11を複数層に設定することで研削能
力を高めることができる。この場合、図7に示すように
リング砥石33は例えば同軸に配設された2枚のバンド
ソー11,11の間にスペーサ34が配設されて径方向
の離間距離を適宜設定し、第二のバンドソー11の外側
を締め付けリング12で締結固定すればよい。しかも、
2枚のバンドソー11,11は調整機構24によって軸
線O方向に一体に進退するようにしてもよいし、別個の
調整機構24を更に付加して各バンドソ−11毎に別個
に進退するようにしてもよい。個別に複数のバンドソー
11を進退させる場合、複数のバンドソー11間で砥粒
層15の超砥粒の粒径を違えて異なる表面あらさに研削
してもよい。
【0017】またバンドソー11を単独で用いて平面研
削砥石としてもよい。例えば図8に示す第二の実施の形
態では、平面研削砥石35として軸線Oを中心に回転可
能とされたカップ型砥石36が設けられている。この砥
石36では、カップ型の台金37の外周面37aに薄板
帯状のバンドソー11が巻き付けられており、更にその
外周側においてバンドソー11のバンド本体14は締め
付けリング12で台金37に着脱可能に固定されてい
る。尚、このバンドソー11の砥粒層15は上述したよ
うに金属結合剤等のボンドマトリクス中に必ずしも粒径
の大きい超砥粒が配設されている必要はなく、仕上げ研
削や中仕上げ研削等に用いられるような微小粒径の砥粒
等、適宜の粒径の砥粒が分散配置されていてもよい。
【0018】尚、上述の実施の形態では、平面研削砥石
の刃物部としてバンドソー11を用いたが、本発明では
必ずしも切断用砥石工具であるバンドソーをそのまま研
削砥石の刃物部に転用する構成に限定されるものではな
く、これに代えて上述のバンドソー11と同一構成の、
薄板帯状で弾性を有する本体部(台金部)の一端縁に砥
粒層が設けられた平面研削砥石を用いても良い。また本
発明による面研削砥石は、必ずしもリング状の台金の外
周面に装着する必要はなく、直線状、曲線状の台金等各
種形状の台金に取り付け固定することができ、その際、
薄板帯状のバンド本体はリング状に取り付けられてなく
ても良く、直線状等各種の形状に構成され得る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る面研
削砥石は、薄板帯状の本体部の長さ方向に沿う縁部に砥
粒層が設けられてなるバンドソーを、研削砥石として用
いたから、本来切断用工具であるバンドソーを研削砥石
として用いることができ、弾性を有する本体部で撓んで
びびり振動しつつ砥粒層で被削材を研削加工できる。
【0020】本発明に係る面研削砥石は、薄板帯状の本
体部の長さ方向に沿う縁部に砥粒層が設けられてなる研
削砥石の本体部を台金に固定してなるから、台金で支持
された砥石の本体部でびびり振動しつつ砥粒層で被削材
を研削加工できる。また、研削砥石はバンドソーとさ
れ、該バンドソーは回転軸を中心に回転可能とされた台
金の周面に巻回されて締め付け部材で着脱可能に固定さ
れているから、薄板帯状のバンドソーを台金の周面に巻
き付けることで、面研削砥石の周長と形状を任意に設定
でき、バンドソーが摩耗した場合でも、締め付け部材を
着脱操作することで、バンドソーだけを交換使用でき、
面研削砥石全体を交換する必要がないから経済的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による平面研削砥石の1/
4円の平面図である。
【図2】 図1に示す平面研削砥石のA−A線断面図で
ある。
【図3】 バンドソーの要部を示すものであって、
(a)は部分正面図、(b)は縦断面図である。
【図4】 締め付けリングの水平断面図である。
【図5】 図1に示す平面研削砥石の調整機構を示すB
−B線断面図である。
【図6】 研削加工時のバンドソーの研削作用を示す図
である。
【図7】 実施の形態による平面研削砥石の変形例を示
す図2と同様な縦断面図である。
【図8】 本発明の第二の実施の形態による平面研削砥
石を示す図2と同様な縦断面図である。
【符号の説明】
1,32,35 平面研削砥石(面研削砥石) 3 ホイール 4 リング砥石 5,37 台金 9 微粒砥石 11 バンドソー(研削砥石) 14 本体部 15 砥粒層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板帯状の本体部の長さ方向に沿う縁部
    に砥粒層が設けられてなるバンドソーを、面研削に用い
    ることを特徴とする面研削砥石。
  2. 【請求項2】 薄板帯状の本体部の長さ方向に沿う縁部
    に砥粒層が設けられてなる研削砥石の前記本体部を、台
    金に固定してなる面研削砥石。
  3. 【請求項3】 前記研削砥石はバンドソーとされ、該バ
    ンドソーは回転軸を中心に回転可能とされた前記台金の
    周面に巻回されて締め付け部材で着脱可能に固定されて
    いることを特徴とする請求項2記載の面研削砥石。
JP13085498A 1998-05-13 1998-05-13 面研削砥石 Pending JPH11320422A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103447972A (zh) * 2013-08-22 2013-12-18 山东凯美瑞轴承科技有限公司 一种立式圆台平面磨床砂轮紧固装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103447972A (zh) * 2013-08-22 2013-12-18 山东凯美瑞轴承科技有限公司 一种立式圆台平面磨床砂轮紧固装置

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Effective date: 20030617