JPH1132027A - 伝送システム内で用いるシンボル伝送フォーマットを決定するための方法、システムおよび受信機 - Google Patents

伝送システム内で用いるシンボル伝送フォーマットを決定するための方法、システムおよび受信機

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JPH1132027A
JPH1132027A JP10141682A JP14168298A JPH1132027A JP H1132027 A JPH1132027 A JP H1132027A JP 10141682 A JP10141682 A JP 10141682A JP 14168298 A JP14168298 A JP 14168298A JP H1132027 A JPH1132027 A JP H1132027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送システム内で用いられるシンボル伝送フ
ォーマットを決定するための方法およびシステム。 【解決手段】 本発明の方法は、複素シンボルの第一の
シーケンスを取得時間ウインドウ(AW)を用いて格納
するステップと、前記複素シンボルの第一のシーケンス
と、別の瞬間において相関時間ウインドウ(CW)を用
いて選択された複素シンボルの第二のシーケンスとの間
の相関を決定するステップ(311,312)と、複素シンボル
の前記第一のシーケンスと複素シンボルの前記第二のシ
ーケンスと間の相関が最大となる点を探索することによ
り、前記伝送フォーマットを決定するステップ(330,34
0,350,380)を含む。この探索は、前記取得ウインドウと
前記受信信号とを同期させ、前記取得時間ウインドウが
前記第一の発生を選択し、前記相関時間ウインドウが前
記第二の発生を選択するようにして行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複素シンボルブロ
ックにフォーマット化された信号内の複素シンボルの伝
送フォーマットを決定するための方法であって、伝送シ
ステムに適用でき、前記各ブロックが複素シンボルのグ
ループの第一の発生と、複素シンボルの同一グループの
第二の発生を持ち、前記2つの発生が同一の持続時間を
持ち、前記第一の発生と第二の発生の間の相関を調べる
ことで、前記伝送フォーマットの特性を決定することを
特徴とする方法に関する。
【0002】本発明は、また上述の方法を用いるシステ
ムおよび受信機に関する。本発明による方法は、例え
ば、直交周波数分割多重モードを用いて、特に、無線、
ケーブル、衛星などによって、例えば、デジタルテレビ
ジョンアプリケーションに対して、伝送される信号を受
信するために用いられる。
【0003】
【従来の技術】直交周波数変調多重モードを用いて伝送
される信号は、ここでは、以降、OFDM(orthogonal fre
quency-division multiplexing)と呼ばれる。OFDM技術
は、伝送情報信号を、多数の低速のデジタルチャネルに
広げることで、分割することから成る。このようにし
て、高度に選択性の広帯域チャネルが、多数の非選択性
のデジタルチャネルに変換される。この技術によると、
これら多数のデジタルチャネルが全体で一つの広帯域チ
ャネルを形成するために、伝送の過程でチャネル全体が
同時にフェージングの影響を受ける可能性は殆どなくな
る。この技法は、また、シンボル間干渉の低減にも効果
がある。この技法では、一つの周波数が各デジタルチャ
ネルと対応し、全ての周波数が一つの中心搬送波周波数
のまわりに規則的に広げられる。受信機端の所に選択性
フィルタを用いるのは受け入れ難いために、スペクトル
の重複が黙許され、他方で、サンプリングの際のシンボ
ル間干渉を排除するために、複数の周波数が互いに直交
する条件が課される。
【0004】OFDM信号は、複数のブロックから形成され
るフレームに編成される。これらブロックの幾つかは、
サービスブロックとして用いられ、他の幾つかは、デー
タブロックとして用いられる。シンボル間干渉を回避す
るために、各ブロックは、冗長データを含む。ランダム
なブロックがシステムによって用いられる全てのOFDM周
波数によって形成され、これら周波数が、符号変調、例
えば、デジタルPSKあるいはQAM変調を用いて、デ
ジタル送信シンボルにて変調される。送信機端におい
て、これらシンボルは、正しく復号されるように受信機
端で見つけられる、あるフォーマットとタイミングに従
って符号化される。受信機端においては、受信された信
号が復調および復号され、元のデータが回復される。本
発明は、伝送のために用いられた伝送フォーマットの必
須の特性を回復する方法を提唱する。
【0005】欧州特許EP608 024号は、OFDM信
号のタイミングを回復するデジタル伝送システムを開示
する。この文献は、OFDM信号内に出現するシンボルを有
する同様のグループの2つの発生を利用する。これら2
つの発生の間の相関が片方の発生を一定量だけ遅延する
ことによって決定される。ただし、この文献はこの遅延
を既知のものとみなすが、実際には、この遅延はこの技
法の全てのアプリケーションにおいて既知なわけではな
い。また、この文献において開示されるデバイスは、シ
ンボルのタイミングを、ローカルクロック、周波数分割
および位相固定ループからの制御信号に基づいて回復す
る。さらに、相関を決定するためには減算の技法が利用
されるが、これには大きなメモリ容量が必要となる。
【0006】本発明の一つの目的は、特に、OFDMブロッ
クに編成された複素シンボルを、基準(信号)無しに、
また、伝送フォーマットを事前に知っていることを必要
とすること無しに、回復することを可能にすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的が複素シンボル
を回復するための本発明による方法によって達成され
る。本発明による方法は、改善点として:受信された信
号から複素シンボルの発生の持続時間より長い持続時間
を持つ取得時間ウインドウを用いて取られた複素シンボ
ルの第一のシーケンスを格納するステップ、前記複素シ
ンボルの第一のシーケンスと、前記受信信号の別の瞬間
において前記取得時間ウインドウの持続時間と等しい持
続時間を持つ相関時間ウインドウを用いて選択された複
素シンボルの第二のシーケンスとの間の相関を決定する
ステップ、および前記伝送フォーマットの特性を、複素
シンボルの前記第一のシーケンスと前記第二のシーケン
スとの間の相関が最大となる点を探索することによっ
て、決定するステップを含む。この探索は、前記取得ウ
インドウと前記受信信号とを同期させた上で、前記両ウ
インドウの時間上の位置を互いに相対的に移動させるこ
とで遂行され、複素シンボルの前記第一のシーケンスが
前記第一の発生を含み、前記第二のシーケンスが前記第
二の発生を含むときに、前記相関の最大が出現する。本
発明の一つの実施例においては、この信号は、OFDM信号
と呼ばれる直交周波数分割多重信号であり、この方法
は、OFDM信号の少なくとも一つの伝送フォーマット内に
含まれる直交周波数の数を決定する。
【0008】本発明は、同様にして、OFDM信号と呼ばれ
る直交周波数分割多重信号を伝送するための伝送システ
ムに関する。このシステムは、前記信号をある伝送フォ
ーマットに従って複素シンボルのブロックにフォーマッ
ト化して伝送するための伝送手段を含み、前記各ブロッ
クは、複素シンボルのグループの第一の発生と、複素シ
ンボルの同一グループの第二の発生を持ち、前記2つの
発生は同一の持続時間を持つ。このシステムは、さら
に、受信手段を含み、この受信手段は、前記第一の発生
と第二の発生の間の相関を調べることで、前記伝送フォ
ーマットの特性を決定するための相関手段を含む。本発
明によると、改善点として、この受信手段は:受信され
た信号から複素シンボルの発生の持続時間より長い持続
時間を持つ取得時間ウインドウを用いて複素シンボルの
第一のシーケンスを選択および格納するための手段、お
よび前記受信信号の別の瞬間において前記取得時間ウイ
ンドウの持続時間と等しい持続時間を持つ相関時間ウイ
ンドウを用いて複素シンボルの第二のシーケンスを選択
するための手段を含み、前記相関手段は、複素シンボル
の前記第一のシーケンスと第二のシーケンスの間の相関
を調べ、この受信手段はさらに前記伝送フォーマットの
特性を複素シンボルの前記第一のシーケンスと前記第二
のシーケンスとの間の相関が最大となる点を探索するこ
とによって決定するための手段を含む。本発明による
と、この探索は、前記取得ウインドウと前記受信信号と
を同期させた上で、前記両ウインドウの時間上の位置を
互いに相対的に移動させることで遂行され、前記相関の
最大は、それぞれ、複素シンボルの前記第一のシーケン
スが前記第一の発生を含み、前記第二のシーケンスが前
記第二の発生を含むときに出現する。
【0009】本発明のもう一つの実施例によると、前記
受信手段は、並列に動作する様々なチャネルを含み、複
数の伝送フォーマットを決定する能力を持つ。好ましく
は、これら複数のチャネルは同時に動作する。本発明
は、さらに、このようなシステム内で用いられる受信機
について開示する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、送信機5、およびチャネ
ルCHAN15を通じてこれと通信する受信機105によっ
て構成されるデジタル伝送システムのブロック図を示
す。チャネルCHAN15は、無線リンク、衛星リンク、あ
るいは、ケーブルリンクであり得る。送信機5は、直列
構成てに、ソース符号器ENC1 11(これは省くこ
ともできる)、チャネル符号器ENC2 12、OFDM変
調器MOD13、送信フィルタ14、搬送波feを生成
する発振器OSC16、および伝送フィルタの出力信号
を搬送波feと混合するミキサー17を含む。
【0011】ソース符号器11によって配達されるサン
プルは、チャネル符号器12によって、チャネルの不完
全性に耐えられるようにするために符号化される。次
に、これらデジタルサンプルは、変調器13によって、
伝送チャネルに適合するように変調される。
【0012】受信端において、受信機105は、送信機
端において遂行された動作の逆を遂行する。これを達成
するために、受信機は(チャネル15の出力の所に)、
信号のサンプルクロックレートHにて動作するサンプラ
115、受信信号のサンプルを、再生されたローカル搬
送波frと掛け合わせるミキサー117、受信フィルタ
114、OFDM復調器113、チャネル復号器DEC2
112、ソース復号器DEC1 111(送信機端にお
いてソース符号器が用いられた場合)、再生搬送波fr
を生成するための搬送波同期デバイスSYNC 116、お
よびOFDMシンボルのブロックのタイミングを回復するた
めに用いられる時間同期デバイス119を含む。
【0013】本発明は、この時間同期(デバイス11
9)に関係し、搬送波同期(デバイス116)には関係
しない。
【0014】最初に、説明をわかりやすくするために、
送信機端および受信機端の所で用いられる周知のメカニ
ズムについて説明する。
【0015】図2は、変調器13の略図を示す。入力1
30の所に送られたデジタル化された入力データは、ビ
ット割当て要素131MAPPに供給され、ここで、入力デ
ータが、符号化されたシンボルのコンステレーションに
広げられる(スプレッドされる)。ビット割当て要素1
31の出力の所に直列に出現する符号化されたシンボル
は、次に、直列/並列変換器S/P133によって並列
に変換され、この結果、N個の複素シンボルCk(0≦
k≦N−1)から成るパケットのブロックが得られる。
複素シンボルCkを用いて、周波数fkを持つ搬送波が変
調される。ここで、fk=k/T(直交性による)とさ
れ、Tは、OFDMシンボルの持続時間を表し、kは、搬送
波のインデックスを表す。これら全ての搬送波 fkの組
合せが、粗いOFDM信号を生成するために変調されるが、
これは、煮詰めると、デバイス135における逆フーリ
エ変換の遂行に帰着する。Nが2のベき数である特殊な
ケースにおいては、この逆フーリエ変換は、図2に示す
ように、逆高速フーリエ変換アルゴリズム(FFT-1
を用いて遂行することが可能であり、この構成では、回
路をより単純にすることが可能となる。次に、デバイス
135からのN個の信号は、並列/直列変換器136に
よって直列に変換される。これら変調技術は、当業者に
おいては周知である。
【0016】図4は、送信機端において遂行された動作
の逆を遂行する受信機端の復調器113を示す。これを
達成するために、復調器113は、N/Tのレートにて
動作するサンプラ151を含む。ここで、Nは、OFDMチ
ャネルの搬送波の総数を表し、1/Tは、シンボル周波
数を表す。こうして取られたサンプルは、直列/並列変
換器154によって並列に変換された後にデバイス15
3に供給される。デバイス153は、離散フーリエ変換
(好ましくは、高速フーリエ変換FFT)を遂行し、こ
の結果、サンプルqk(0≦k≦N−1)が並列に供給
される。次に、これらサンプルは、並列/直列変換器1
55によって直列に変換される。
【0017】幾つかのアプリケーションでは、OFDM搬送
波の数は、受信機端において既知であり、このことは、
FFTのサイズについても既知であることを含蓄する。
ただし、この場合でも、受信機は、OFDMシンボルのレー
トを決定することに加えて、OFDMシンボルの構造につい
ても決定することを必要とされる。
【0018】他の幾つかのアプリケーションにおいて
は、送信機は、様々な伝送フォーマット、従って、異な
る数の搬送波を用いる。この場合、受信機はさらに、伝
送がどのくらいの数の搬送波を用いて遂行されるかを決
定する方法を用いる必要がある。
【0019】上述の両方のケースにおいて、本発明によ
る時間同期デバイスは、基準(信号)無しに動作する。
つまり、本発明による時間同期デバイスは、OFDMシンボ
ルを受信するのみで(受信されたOFDMシンボルを用いる
のみで)、助けとして特定の制御信号を受信することは
ない。
【0020】図6の参照符号Bの所には、OFDMシンボル
k、Sk+1、Sk+2の構造の概要が示される。これらOFD
Mシンボルは、時間に対応づけてプロットされ、これら
プロットは、図面中では、受信されたサンプルの番号n
により識別される。シンボルSkは、一方には保護期間
GIkを持ち、他方には、復号されるべきデータを含む
Nu個のサンプルを持つ。一般的に用いられているOFDM
技法においては、この保護期間GIkは、Nu個のデー
タサンプルの終端部gIkのコピー(送信端の所で作成
された)から形成される。この終端部gIkが、図6で
は、点線によって示される。こうして、各OFDMシンボル
のブロックは、シンボルの開始部と、シンボルの終端部
に、同一のグループのサンプルの発生を持つ。つまり、
シンボルの開始部にGIkを持ち、シンボルの終端部に
gIkを持つ。本発明において伝送されたOFDMシンボル
のレートと構造を発見するために用いられるのは、同一
シンボル中央部のこの同一データの反復である。送信機
端において用いられるフォーマットに依存して、保護期
間GIkの持続時間と、データサンプルの数Nuは、伝
送の最中に、あるいは、より一般的には、アプリケーシ
ョンのタイプによって、変動する。どのようなタイプの
伝送フォーマットが用いられた場合でも受信機が動作で
きるように、本発明は、送信機端において用いられた伝
送フォーマットを認識するための方法を開示し、これに
よって、伝送されたデータを正しく復号することを可能
にする。
【0021】図6の参照符号Aの所には、取得ウインド
ウAW1、AW2に対する時間条件、および相関ウイン
ドウCW1、CW2に対する時間条件が、シンボル
k、Sk +1,Sk+2に対して示される。これら取得ウイ
ンドウおよび相関ウインドウは、M個のシンボルに相当
する幅を持つ。ここでは、Nu個のサンプルだけ離れた
ウインドウAW1とCW2の組を取り上げて詳しく考察
する。取得ウインドウAW1の出現において、シンボル
kのサンプルがメモリ内に保持され、これと、相関ウ
インドウCW1の出現の際に発生するサンプルとの相関
が決定される。図6では、図示されるように、取得ウイ
ンドウAW1は、保護期間GIkは格納しない。同様
に、相関ウインドウCW1も、gIk、GIk+1、あるい
はgIk+1のいずれの発生も測定しない。本発明による
取得ウインドウを用いて選択されたサンプルと、相関ウ
インドウを用いて選択されたサンプル間の相関(動作)
の結果が、図6において、参照符号Cの所に示される。
取得ウインドウAW1内に含まれるサンプルと相関CW
1内に含まれるサンプル間の相関動作では、結果は、単
にノイズ信号を与える。次のステップにおいて、取得ウ
インドウと相関ウインドウが、一緒に、常にNu個のサ
ンプルの間隔を維持して、移動される。ただし、このと
き、同一タイプの2つの隣接するウインドウ間の距離
は、L個のサンプル分だけシフトされ、Nu+M+L個
のサンプルに相当する距離を与えられる。このために、
取得ウインドウAW2が、部分的に、保護期間GIk+2
と同時に発生することとなる。同様にして、相関ウイン
ドウCW2が、部分的に、シンボルSk+ 2の終端部を回
復することとなる。この部分は、保護期間GIk+2と同
一のサンプルを持つ。この結果として得られる相関信号
Cor(n)は、従って、相関のかなりの増加を示す。
この増加の存在が、例えば、相関信号Cor(n)が、
閾値Thを、超えたときに検出される。この手続きによ
ると、取得ウインドウが保護期間GIk+1と一致し、他
方、相関ウインドウが、保護期間と同一のデータである
gIk+iを含むシンボルの終端部と一致したときに、相
関信号が最大を示すことが理解できる。この状況が、図
6において、取得ウインドウAWiと相関ウインドウC
Wiの組に対して示される。ここで、iは、ウインドウ
の順位(ランク)を表す。図6に示される相関信号Co
r(n)のスケールは同一でないことに注意する。相関
ウインドウとの関係で相関が最大となる位置を計算する
ことで、保護期間の持続時間を計算することが可能であ
り、また、相関が最大である位置と相関ウインドウの間
のオフセット(シフト)を計算することで、これらウイ
ンドウをシンボルと同期させることが可能である。
【0022】図5は、本発明による時間同期デバイス1
19の一般図を示す。ここでは、特に、本発明が、2つ
の異なる伝送フォーマットを決定するために適用され
る。第一のチャネル1は、2048点のFFTに対応す
るNu=2048個の搬送波に渡っての相関信号Cor
2k(n)を決定し、第二のチャネル2は、8129点の
FFTに対応するNu=8192個の搬送波に渡っての
相関信号Cor8k(n)を決定する。デジタル化された
複素信号I/Qは、2つの相関セル202kと208kの所
に到達する。これら相関セルは、それぞれ、相関信号C
or2k(n)とCor8k(n)を計算する。二つの閾値
検出器、すなわち、212kと218kは、こうして生成さ
れた相関信号が、それぞれ、閾値Th2k、あるいはTh
8kより高いか低いかを決定する。これら閾値検出器によ
って生成される結果に基づいて、サブアセンブリ22
は、ウインドウオフセッティング手続きを実行する。制
御ユニット24は、動作の制御を遂行するが、この結果
として、受信された複素信号I/Qに対応する伝送フォ
ーマットが選択される。サブアセンブリ26は、このウ
インドウ内の保護期間の持続時間および位置を計算す
る。この位置決め(オフセッティング)は、サブアセン
ブリ22によって実現される。
【0023】図8は、図5の内容をより詳細に示す。相
関セル202k、208kは、それぞれ、信号WS2k、WS
8kによって制御されるが、各信号は、相関(動作)を遂
行するために適用される戦略を定義する。この戦略と
は、各チャネルについて、各ウインドウを正確に位置決
めすることに対応する。各チャネルは、異なる戦略を持
ち、この戦略は、考慮下のチャネルが、ゲイニングチャ
ネル(獲得チャネル)として推定されたとき変化する。
この戦略の展開の目的は、FFTの決定、および保護期
間の決定に至ることにある。この戦略は、コントローラ
24によって管理され、コントローラ24は、これらの
動作に必要な以下の制御信号を生成する。 ・信号WS2k、WS8k:戦略を定義する信号。 ・信号WPen:閾値より高い自己相関信号の転送を許可
する信号で、OFDMシンボルの開始を推定するために用い
られる。 ・信号GIen:チャネルのカウンタ252kあるいは25
8kの値の転送を許可する信号で、このチャネルに関する
保護期間の計算を遂行するために選択される。 ・信号SIZE:保護期間が識別されるまでFFTのサイズ
の変更を許可する信号で、いったん保護期間の識別が成
功したら、FFTのサイズは凍結することも考えられ
る。 ・信号RES:新たな戦略に依存する信号で、カウンタ
ユニットを零にリセットするために用いられる。 ・信号Th:閾値を定義する信号で、相関信号はこの閾
値を超えた場合に有意であるとみなされる。
【0024】コントローラ24は、生成された結果を考
慮に入れるが、このために、以下の制御信号を受信す
る。 ・信号^FFT:推定されたサイズのFFTに対応する
チャネルの数を含む信号。 ・信号OFFSET:相関ウインドウとの関係で相関ピークの
位置のオフセットを測定する信号で、OFDMシンボルの開
始を決定するために用いられる。 ・信号^GI:保護期間の持続時間をサンプル数にて示
す。 ・信号H:サンプルクロック。
【0025】相関信号が閾値を超えると、閾値検出器
は、一つの信号を送る。この信号は、チャネル内に設置
されたカウンタ252K、258Kを増分する。開始におい
て、いずれかのチャネルが選択される。この選択は、各
チャネル上で測定される相関ピークの振幅に基づいて行
われる。これを達成するために、相関ピークの振幅が、
比較器29を用いて比較される。比較器29は、FFT
のサイズを決定し、信号^FFTを生成する。この信号
は、第一のセレクタSEL1 27を起動する。する
と、第一のセレクタ27は、選択されたチャネルを、計
算デバイス26に接続する。計算デバイス26は、保護
期間の持続時間を決定し、信号^GIを生成する。同様
に、信号^FFTは、第二のセレクタ23を起動する。
すると、第二のセレクタ23は、選択されたチャネルか
らの相関信号の振幅を、計算ユニット22に送くる。計
算ユニット22は、相関の最大と、相関ウインドウの開
始の間に存在するオフセットの量を測定する。
【0026】相関セルの略図を図7に示す。相関セル
は、メモリユニット210を含むが、これは、FIFO
モードにて動作する。メモリユニット210は、取得ウ
インドウAWが開いている際に、第一のシーケンスの複
素入力シンボルx(n)(複素シンボルI/Q)を受信
する。ここで、取得ウインドウの持続時間と時間位置
は、制御ユニット24によって決定される。
【0027】上述の方法によると、相関ウインドウCW
が、コントローラ24によって、この取得ウインドウA
Wより、Nu個のサンプルに相当する遅延の後に開か
れ、これによって第二のシーケンスの複素シンボルx
(n)が選択される。同時に、メモリユニットの出力と
して、データx(n−Nu)が生成され、このデータx
(n−Nu)が、変換サブアセンブリ230を用いて共
役データx*(n−Nu)に変換される。乗算ユニット
240を用いて、第二のシーケンスx(n)に、この共
役データx*(n−Nu)が乗算され、x(n)・x
*(n−Nu)が生成される。相関信号Cor(n)
は、スライディングウインドウを用いて計算されるが、
このスライディングウインドウが、相関ウインドウCW
内で移動される。スライディングウインドウNi内に累
積される信号x(n)・x*(n−Nu)を用いて、相
関信号Cor(n)が、以下の式に従って計算される。
【0028】
【数1】 この式は、以下のような形式にて書き表わすことが可能
である。
【0029】 Cor(n) = Cor(n-1)+x(n)・x*(n-Nu)-x(n-Ni)・x*(n-Ni-Nu) …(2) スライディングウインドウの長さNiは、考慮下のチャ
ネルの現在識別されている保護期間Ngの最小の長さ以
下にとどめることを要求される。つまり、FFTのサイ
ズと保護期間の幅を決定するフェーズの際は、Ni=N
minであり、保護期間の幅が識別された後は、Ni=^
Ngであること(ここで、^Ngは、のNgの推定値)
を要求される。
【0030】相関セルは、以下の動作を行う。 ・受信されたサンプルx(n)を、取得ウインドウが開
いている間に、メモリ210内に格納する。ここで、取
得ウインドウAWが開く期間と相関ウインドウCWが開
く期間との間には、Nu個のサンプルに相当するオフセ
ットが存在し、メモリから出てゆくサンプルはx(n−
Nu)と呼ばれ、他方、相関ウインドウCWを介して現
在選択されているサンプルは、x(n)と呼ばれる。 ・格納されたデータx(n−Nu)を共役データx
*(n−Nu)に変換する。 ・乗算器240を用いてx(n)・*(n−Nu)を計
算する。 ・データx(n−Ni)・x*(n−Ni−Nu)を選
択する。 ・加算器/減算器250を用いて、x(n)・x*(n
−Nu)とx(n−Ni)・x*(n−Ni−Nu)と
の間の減算を行い、その結果を、Cor(n−1)に加
えることで、瞬間nにおける相関信号Cor(n)を生
成する。 ・遅延デバイス260を用いて、信号Cor(n)を、
次の期間において用いるために、1クロック期間だけオ
フセットする。
【0031】メモリユニット210の動作は、以下のよ
うに行なわれる(図3参照)。
【0032】瞬間n=n1(ウインドウCWの開始との
関連で上で言及)(ここで、n1は、0からM−1の間
の値)において、x(n1)・x*(n1−Nu)が計
算され、x(n1−Nu)が格納されているメモリ位置
に格納される。信号(n1−Ni)・x*(n1−Ni
−Nu)は、これが存在した瞬間から、つまり、これ
が、Ni以上となった瞬間nから、能動となる。
【0033】図9は、本発明の方法の様々なステップを
流れ図にて示す。ここでは、特に、2つの異なる伝送フ
ォーマットが決定されるケースで、これが、図8の略図
の回路に従って決定される場合について説明される。こ
の方法によると、最初に、それぞれ、ステップ311お
よび312において、セルCELL1、あるいはセルCELL2を
用いて、相関信号の計算が行われ、結果として、それぞ
れ、信号Cor2k(n)およびCor8k(n)が生成さ
れる。次に、ステップ321および322において、こ
れら信号が、それぞれ、閾値Th2kあるいはTh8kと比
較され、これら比較の各結果から、標識FL2kおよびF
8kが形成される。比較の結果、相関信号が閾値を超え
ない場合(否定的な結果Nの場合)は、ステップ311
あるいは312が再び行われる。一方、相関信号が閾値
を超える場合(肯定的な結果Yの場合)は、ステップ3
30において、信号Cor2k(n)とCor8k(n)の
どちらか、大きな振幅を持つ方が決定(選択)される。
ステップ340において、大きな方の振幅を持つ方の信
号に基づいて、FFTのサイズ(2kあるいは8k)が
決定され、ステップ350において、保護期間の持続時
間が、識別されたFFTの相関セルを用いて計算され
る。
【0034】ステップ321および322が行われる
際、片方のステップ、例えば、ステップ321の方は肯
定的な結果を与えるが、他方のステップ322が、否定
的な結果を与え、このために、セルCELL2が、再びステ
ップ312を開始する場合がある。この理由により、ス
テップ350が終了した時点で、ステップ330、34
0、350が実行されている最中に、ステップ322に
よって肯定的な結果が与えられなかったか検証すること
が必要である。この検証がステップ360において遂行
される。ステップ360において、FL2kとFL8kが同
時に肯定的な状態(Y)であることが決定された場合
は、方法は、ステップ330に戻り、再び、信号Cor
2k(n)とCor8k(n)のどちらか、大きな振幅を持
つ方の信号を決定(選択)する。ここで、選択されなか
ったチャネルの標識は零にリセットされる。反対に、ス
テップ360において、信号Cor2k(n)とCor8k
(n)の両方が同時に肯定的な状態(Y)でないことが
決定された場合は、この方法は、ステップ370に進
む。ステップ370において、検出された相関ピークの
数が、この決定に対して用いられたOFDMシンボルの数に
対応するか否かを決定される。ピークの数が正しくない
場合は、この方法は、ステップ311あるいはステップ
312に戻る。反対に、この数が正しい場合は、この方
法は、ステップ380に進み、ここで、相関ウインドウ
の位置が計算される。次に、相関ウインドウが正しく配
置されることを確保するために、ステップ390におい
てもう一つの検証が行なわれる。つまり、ステップ39
0において、こうして配置されたウインドウ内に、実際
に単一の相関ピークのみが存在するか否か決定される。
この検証の結果が否定である場合(結果がNの場合)
は、ウインドウは正しく配置されておらず、この方法
は、ステップ311および312に戻る。反対に、結果
が肯定(Y)である場合は、時間同期システムは正しく
定義(調整)された状態にあり、受信機の準備は完了す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル信号のための送信機/受信機システム
を示すブロック図。
【図2】変調器の略図。
【図3】相関メモリ内の複素シンボルの位置を示す図。
【図4】復調器の略図。
【図5】本発明による時間同期デバイスの概要を示す
図。
【図6】取得ウインドウと相関ウインドウの位置、およ
び結果としての相関信号を示すタイミング図。
【図7】本発明による相関セルの略図を示す図。
【図8】本発明による2つの相関(動作)を遂行する2
つのチャネルを含むシステムの概要を示す図。
【図9】本発明による方法の様々なステップを示す流れ
図。
【符号の説明】
5 送信機 11 ソース符号器ENC1 12 チャネル符号器ENC2 13 OFDM変調器MOD 14 送信フィルタ 15 チャネルCHAN 16 発振器OSC 17 ミキサー 105 受信機 111 ソース復号器DEC1 112 チャネル復号器DEC2 113 OFDM復調器 114 受信フィルタ 115 サンプラ 116 搬送波同期デバイスSYNC 117 ミキサー 119 時間同期デバイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複素シンボルのブロックにフォーマット化
    された信号内の複素シンボルの伝送フォーマットを決定
    するための方法であって、この方法が、伝送システムに
    適用でき、前記各ブロックが、複素シンボルのグループ
    の第一の発生と、複素シンボルの同一グループの第二の
    発生を持ち、前記2つの発生が同一の持続時間を持ち、
    この方法が、前記第一の発生と第二の発生の間の相関を
    調べることで、前記伝送フォーマットの特性を決定し、
    改善点として、この方法が、複素シンボルを回復するた
    めの回復方法を含み、この回復方法は、 受信された信号から複素シンボルの発生の持続時間より
    長い持続時間を持つ取得時間ウインドウを用いて取られ
    た複素シンボルの第一のシーケンスを格納するステッ
    プ、 前記複素シンボルの第一のシーケンスと、前記受信信号
    の別の瞬間において前記取得時間ウインドウの持続時間
    と等しい持続時間を持つ相関時間ウインドウを用いて選
    択された複素シンボルの第二のシーケンスとの間の相関
    を取るステップ、および前記伝送フォーマットの特性
    を、複素シンボルの前記第一のシーケンスと前記第二の
    シーケンスとの間の相関が最大となる点を探索すること
    によって決定するステップを含み、この探索が、前記取
    得ウインドウと前記受信信号とを同期させた上で、前記
    両ウインドウの時間上の位置を互いに相対的に移動させ
    ることで行われ、複素シンボルの前記第一のシーケンス
    が前記第一の発生を含み、かつ、前記第二のシーケンス
    が前記第二の発生を含むときに、前記相関の最大が現れ
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記信号が、OFDM信号と呼ばれる直交周波
    数分割多重信号であり、前記方法が前記OFDM信号の少な
    くとも一つの伝送フォーマット内に含まれる直交周波数
    の数を決定することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】OFDM信号と呼ばれる直交周波数分割多重信
    号を伝送するための伝送システムであって、このシステ
    ムが、前記信号をある伝送フォーマットに従って複素シ
    ンボルのブロックにフォーマット化して伝送するための
    伝送手段を含み、前記各ブロックが、複素シンボルのグ
    ループの第一の発生と、複素シンボルの同一グループの
    第二の発生を持ち、前記2つの発生が同一の持続時間を
    持ち、このシステムがさらに、受信手段を含み、この受
    信手段が、前記第一の発生と第二の発生の間の相関を調
    べることで、前記伝送フォーマットの特性を決定するた
    めの相関手段を含み、改善点としてこの受信手段は、 受信された信号から複素シンボルの発生の持続時間より
    長い持続時間を持つ取得時間ウインドウを用いて複素シ
    ンボルの第一のシーケンスを選択および格納するための
    手段、および前記受信信号の別の瞬間において前記取得
    時間ウインドウの持続時間と等しい持続時間を持つ相関
    時間ウインドウを用いて複素シンボルの第二のシーケン
    スを選択するための手段を含み、前記相関手段が、複素
    シンボルの前記第一のシーケンスと第二のシーケンスの
    間の相関を調べ、この受信手段はさらに複素シンボルの
    前記第一のシーケンスと前記第二のシーケンスとの間の
    相関が最大となる点を探索することにより、前記伝送フ
    ォーマットの特性を決定するための手段を含み、この探
    索が、前記取得ウインドウと前記受信信号とを同期させ
    た上で、前記両ウインドウの時間上の位置を互いに相対
    的に移動させることで行われ、複素シンボルの前記第一
    のシーケンスが前記第一の発生を含み、かつ、前記第二
    のシーケンスが前記第二の発生を含むときに、前記相関
    の最大が現れることを特徴とするシステム。
  4. 【請求項4】前記受信手段が、並列に動作する様々なチ
    ャネルを含み、様々な伝送フォーマットを決定する能力
    を持つことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】前記様々なチャネルが同時に動作すること
    を特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 【請求項6】OFDM信号と呼ばれる直交周波数分割多重信
    号を受信するための受信機であって、前記信号が、伝送
    フォーマットに従って複素シンボルのブロックにフォー
    マット化され、前記各ブロックが、複素シンボルのグル
    ープの第一の発生と、複素シンボルの同一グループの第
    二の発生を持ち、前記2つの発生が同一の持続時間を持
    ち、この受信機が、受信信号を検出するために、前記第
    一の発生と第二の発生の間の相関を決定することで、前
    記伝送フォーマットの特性を決定するための相関手段を
    含み、改善点としてこの受信手段は、 受信された信号から複素シンボルの発生の持続時間より
    長い持続時間を持つ取得時間ウインドウを用いて複素シ
    ンボルの第一のシーケンスを選択および格納するための
    手段、および前記受信信号の別の瞬間において前記取得
    時間ウインドウの持続時間と等しい持続時間を持つ相関
    時間ウインドウを用いて複素シンボルの第二のシーケン
    スを選択するための手段を含み、前記相関手段が、複素
    シンボルの前記第一のシーケンスと第二のシーケンスの
    間の相関を調べ、この受信手段がさらに前記伝送フォー
    マットの特性を複素シンボルの前記第一のシーケンスと
    前記第二のシーケンスとの間の相関が最大となる点を探
    索することによって決定するための手段を含み、この探
    索が、前記取得ウインドウと前記受信信号とを同期させ
    た上で、前記両ウインドウの時間上の位置を互いに相対
    的に移動させることで遂行され、複素シンボルの前記第
    一のシーケンスが前記第一の発生を含み、かつ、前記第
    二のシーケンスが前記第二の発生を含むときに、前記相
    関の最大が現れることを特徴とする受信機。
  7. 【請求項7】前記受信手段が、並列に動作する様々なチ
    ャネルを含み、様々な伝送フォーマットを決定する能力
    を持つことを特徴とする請求項6に記載の受信機。
  8. 【請求項8】前記チャネルが同時に動作することを特徴
    とする請求項7に記載の受信機。
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