JP4292593B2 - 伝送システム内で用いるシンボル伝送フォーマットを決定するための方法、システムおよび受信機 - Google Patents

伝送システム内で用いるシンボル伝送フォーマットを決定するための方法、システムおよび受信機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複素シンボルブロックにフォーマット化された信号内の複素シンボルの伝送フォーマットを決定するための方法であって、伝送システムに適用でき、前記各ブロックが複素シンボルのグループの第一の発生と、複素シンボルの同一グループの第二の発生を持ち、前記2つの発生が同一の持続時間を持ち、前記第一の発生と第二の発生の間の相関を調べることで、前記伝送フォーマットの特性を決定することを特徴とする方法に関する。
【0002】
本発明は、また上述の方法を用いるシステムおよび受信機に関する。本発明による方法は、例えば、直交周波数分割多重モードを用いて、特に、無線、ケーブル、衛星などによって、例えば、デジタルテレビジョンアプリケーションに対して、伝送される信号を受信するために用いられる。
【0003】
【従来の技術】
直交周波数変調多重モードを用いて伝送される信号は、ここでは、以降、OFDM(orthogonal frequency-division multiplexing)と呼ばれる。OFDM技術は、伝送情報信号を、多数の低速のデジタルチャネルに広げることで、分割することから成る。このようにして、高度に選択性の広帯域チャネルが、多数の非選択性のデジタルチャネルに変換される。この技術によると、これら多数のデジタルチャネルが全体で一つの広帯域チャネルを形成するために、伝送の過程でチャネル全体が同時にフェージングの影響を受ける可能性は殆どなくなる。この技法は、また、シンボル間干渉の低減にも効果がある。この技法では、一つの周波数が各デジタルチャネルと対応し、全ての周波数が一つの中心搬送波周波数のまわりに規則的に広げられる。受信機端の所に選択性フィルタを用いるのは受け入れ難いために、スペクトルの重複が黙許され、他方で、サンプリングの際のシンボル間干渉を排除するために、複数の周波数が互いに直交する条件が課される。
【0004】
OFDM信号は、複数のブロックから形成されるフレームに編成される。これらブロックの幾つかは、サービスブロックとして用いられ、他の幾つかは、データブロックとして用いられる。シンボル間干渉を回避するために、各ブロックは、冗長データを含む。ランダムなブロックがシステムによって用いられる全てのOFDM周波数によって形成され、これら周波数が、符号変調、例えば、デジタルPSKあるいはQAM変調を用いて、デジタル送信シンボルにて変調される。送信機端において、これらシンボルは、正しく復号されるように受信機端で見つけられる、あるフォーマットとタイミングに従って符号化される。受信機端においては、受信された信号が復調および復号され、元のデータが回復される。本発明は、伝送のために用いられた伝送フォーマットの必須の特性を回復する方法を提唱する。
【0005】
欧州特許EP608 024号は、OFDM信号のタイミングを回復するデジタル伝送システムを開示する。この文献は、OFDM信号内に出現するシンボルを有する同様のグループの2つの発生を利用する。これら2つの発生の間の相関が片方の発生を一定量だけ遅延することによって決定される。ただし、この文献はこの遅延を既知のものとみなすが、実際には、この遅延はこの技法の全てのアプリケーションにおいて既知なわけではない。また、この文献において開示されるデバイスは、シンボルのタイミングを、ローカルクロック、周波数分割および位相固定ループからの制御信号に基づいて回復する。さらに、相関を決定するためには減算の技法が利用されるが、これには大きなメモリ容量が必要となる。
【0006】
本発明の一つの目的は、特に、OFDMブロックに編成された複素シンボルを、基準(信号)無しに、また、伝送フォーマットを事前に知っていることを必要とすること無しに、回復することを可能にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的が複素シンボルを回復するための本発明による方法によって達成される。本発明による方法は、改善点として:
受信された信号から複素シンボルの発生の持続時間より長い持続時間を持つ取得時間ウインドウを用いて取られた複素シンボルの第一のシーケンスを格納するステップ、
前記複素シンボルの第一のシーケンスと、前記受信信号の別の瞬間において前記取得時間ウインドウの持続時間と等しい持続時間を持つ相関時間ウインドウを用いて選択された複素シンボルの第二のシーケンスとの間の相関を決定するステップ、および
前記伝送フォーマットの特性を、複素シンボルの前記第一のシーケンスと前記第二のシーケンスとの間の相関が最大となる点を探索することによって、決定するステップを含む。この探索は、前記取得ウインドウと前記受信信号とを同期させた上で、前記両ウインドウの時間上の位置を互いに相対的に移動させることで遂行され、複素シンボルの前記第一のシーケンスが前記第一の発生を含み、前記第二のシーケンスが前記第二の発生を含むときに、前記相関の最大が出現する。本発明の一つの実施例においては、この信号は、OFDM信号と呼ばれる直交周波数分割多重信号であり、この方法は、OFDM信号の少なくとも一つの伝送フォーマット内に含まれる直交周波数の数を決定する。
【0008】
本発明は、同様にして、OFDM信号と呼ばれる直交周波数分割多重信号を伝送するための伝送システムに関する。このシステムは、前記信号をある伝送フォーマットに従って複素シンボルのブロックにフォーマット化して伝送するための伝送手段を含み、前記各ブロックは、複素シンボルのグループの第一の発生と、複素シンボルの同一グループの第二の発生を持ち、前記2つの発生は同一の持続時間を持つ。このシステムは、さらに、受信手段を含み、この受信手段は、前記第一の発生と第二の発生の間の相関を調べることで、前記伝送フォーマットの特性を決定するための相関手段を含む。本発明によると、改善点として、この受信手段は:
受信された信号から複素シンボルの発生の持続時間より長い持続時間を持つ取得時間ウインドウを用いて複素シンボルの第一のシーケンスを選択および格納するための手段、および
前記受信信号の別の瞬間において前記取得時間ウインドウの持続時間と等しい持続時間を持つ相関時間ウインドウを用いて複素シンボルの第二のシーケンスを選択するための手段を含み、前記相関手段は、複素シンボルの前記第一のシーケンスと第二のシーケンスの間の相関を調べ、この受信手段はさらに
前記伝送フォーマットの特性を複素シンボルの前記第一のシーケンスと前記第二のシーケンスとの間の相関が最大となる点を探索することによって決定するための手段を含む。本発明によると、この探索は、前記取得ウインドウと前記受信信号とを同期させた上で、前記両ウインドウの時間上の位置を互いに相対的に移動させることで遂行され、前記相関の最大は、それぞれ、複素シンボルの前記第一のシーケンスが前記第一の発生を含み、前記第二のシーケンスが前記第二の発生を含むときに出現する。
【0009】
本発明のもう一つの実施例によると、前記受信手段は、並列に動作する様々なチャネルを含み、複数の伝送フォーマットを決定する能力を持つ。好ましくは、これら複数のチャネルは同時に動作する。本発明は、さらに、このようなシステム内で用いられる受信機について開示する。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、送信機5、およびチャネルCHAN15を通じてこれと通信する受信機105によって構成されるデジタル伝送システムのブロック図を示す。チャネルCHAN15は、無線リンク、衛星リンク、あるいは、ケーブルリンクであり得る。送信機5は、直列構成てに、ソース符号器ENC1 11(これは省くこともできる)、チャネル符号器ENC2 12、OFDM変調器MOD13、送信フィルタ14、搬送波feを生成する発振器OSC16、および伝送フィルタの出力信号を搬送波feと混合するミキサー17を含む。
【0011】
ソース符号器11によって配達されるサンプルは、チャネル符号器12によって、チャネルの不完全性に耐えられるようにするために符号化される。次に、これらデジタルサンプルは、変調器13によって、伝送チャネルに適合するように変調される。
【0012】
受信端において、受信機105は、送信機端において遂行された動作の逆を遂行する。これを達成するために、受信機は(チャネル15の出力の所に)、信号のサンプルクロックレートHにて動作するサンプラ115、受信信号のサンプルを、再生されたローカル搬送波frと掛け合わせるミキサー117、受信フィルタ114、OFDM復調器113、チャネル復号器DEC2 112、ソース復号器DEC1 111(送信機端においてソース符号器が用いられた場合)、再生搬送波frを生成するための搬送波同期デバイスSYNC 116、およびOFDMシンボルのブロックのタイミングを回復するために用いられる時間同期デバイス119を含む。
【0013】
本発明は、この時間同期(デバイス119)に関係し、搬送波同期(デバイス116)には関係しない。
【0014】
最初に、説明をわかりやすくするために、送信機端および受信機端の所で用いられる周知のメカニズムについて説明する。
【0015】
図2は、変調器13の略図を示す。入力130の所に送られたデジタル化された入力データは、ビット割当て要素131MAPPに供給され、ここで、入力データが、符号化されたシンボルのコンステレーションに広げられる(スプレッドされる)。ビット割当て要素131の出力の所に直列に出現する符号化されたシンボルは、次に、直列/並列変換器S/P133によって並列に変換され、この結果、N個の複素シンボルCk(0≦k≦N−1)から成るパケットのブロックが得られる。複素シンボルCkを用いて、周波数fkを持つ搬送波が変調される。ここで、fk=k/T(直交性による)とされ、Tは、OFDMシンボルの持続時間を表し、kは、搬送波のインデックスを表す。これら全ての搬送波 fkの組合せが、粗いOFDM信号を生成するために変調されるが、これは、煮詰めると、デバイス135における逆フーリエ変換の遂行に帰着する。Nが2のベき数である特殊なケースにおいては、この逆フーリエ変換は、図2に示すように、逆高速フーリエ変換アルゴリズム(FFT-1)を用いて遂行することが可能であり、この構成では、回路をより単純にすることが可能となる。次に、デバイス135からのN個の信号は、並列/直列変換器136によって直列に変換される。これら変調技術は、当業者においては周知である。
【0016】
図4は、送信機端において遂行された動作の逆を遂行する受信機端の復調器113を示す。これを達成するために、復調器113は、N/Tのレートにて動作するサンプラ151を含む。ここで、Nは、OFDMチャネルの搬送波の総数を表し、1/Tは、シンボル周波数を表す。こうして取られたサンプルは、直列/並列変換器154によって並列に変換された後にデバイス153に供給される。デバイス153は、離散フーリエ変換(好ましくは、高速フーリエ変換FFT)を遂行し、この結果、サンプルqk(0≦k≦N−1)が並列に供給される。次に、これらサンプルは、並列/直列変換器155によって直列に変換される。
【0017】
幾つかのアプリケーションでは、OFDM搬送波の数は、受信機端において既知であり、このことは、FFTのサイズについても既知であることを含蓄する。ただし、この場合でも、受信機は、OFDMシンボルのレートを決定することに加えて、OFDMシンボルの構造についても決定することを必要とされる。
【0018】
他の幾つかのアプリケーションにおいては、送信機は、様々な伝送フォーマット、従って、異なる数の搬送波を用いる。この場合、受信機はさらに、伝送がどのくらいの数の搬送波を用いて遂行されるかを決定する方法を用いる必要がある。
【0019】
上述の両方のケースにおいて、本発明による時間同期デバイスは、基準(信号)無しに動作する。つまり、本発明による時間同期デバイスは、OFDMシンボルを受信するのみで(受信されたOFDMシンボルを用いるのみで)、助けとして特定の制御信号を受信することはない。
【0020】
図6の参照符号Bの所には、OFDMシンボルSk、Sk+1、Sk+2の構造の概要が示される。これらOFDMシンボルは、時間に対応づけてプロットされ、これらプロットは、図面中では、受信されたサンプルの番号nにより識別される。シンボルSkは、一方には保護期間GIkを持ち、他方には、復号されるべきデータを含むNu個のサンプルを持つ。一般的に用いられているOFDM技法においては、この保護期間GIkは、Nu個のデータサンプルの終端部gIkのコピー(送信端の所で作成された)から形成される。この終端部gIkが、図6では、点線によって示される。こうして、各OFDMシンボルのブロックは、シンボルの開始部と、シンボルの終端部に、同一のグループのサンプルの発生を持つ。つまり、シンボルの開始部にGIkを持ち、シンボルの終端部にgIkを持つ。本発明において伝送されたOFDMシンボルのレートと構造を発見するために用いられるのは、同一シンボル中央部のこの同一データの反復である。送信機端において用いられるフォーマットに依存して、保護期間GIkの持続時間と、データサンプルの数Nuは、伝送の最中に、あるいは、より一般的には、アプリケーションのタイプによって、変動する。どのようなタイプの伝送フォーマットが用いられた場合でも受信機が動作できるように、本発明は、送信機端において用いられた伝送フォーマットを認識するための方法を開示し、これによって、伝送されたデータを正しく復号することを可能にする。
【0021】
図6の参照符号Aの所には、取得ウインドウAW1、AW2に対する時間条件、および相関ウインドウCW1、CW2に対する時間条件が、シンボルSk、Sk+1,Sk+2に対して示される。これら取得ウインドウおよび相関ウインドウは、M個のシンボルに相当する幅を持つ。ここでは、Nu個のサンプルだけ離れたウインドウAW1とCW2の組を取り上げて詳しく考察する。取得ウインドウAW1の出現において、シンボルSkのサンプルがメモリ内に保持され、これと、相関ウインドウCW1の出現の際に発生するサンプルとの相関が決定される。図6では、図示されるように、取得ウインドウAW1は、保護期間GIkは格納しない。同様に、相関ウインドウCW1も、gIk、GIk+1、あるいはgIk+1のいずれの発生も測定しない。本発明による取得ウインドウを用いて選択されたサンプルと、相関ウインドウを用いて選択されたサンプル間の相関(動作)の結果が、図6において、参照符号Cの所に示される。取得ウインドウAW1内に含まれるサンプルと相関CW1内に含まれるサンプル間の相関動作では、結果は、単にノイズ信号を与える。次のステップにおいて、取得ウインドウと相関ウインドウが、一緒に、常にNu個のサンプルの間隔を維持して、移動される。ただし、このとき、同一タイプの2つの隣接するウインドウ間の距離は、L個のサンプル分だけシフトされ、Nu+M+L個のサンプルに相当する距離を与えられる。このために、取得ウインドウAW2が、部分的に、保護期間GIk+2と同時に発生することとなる。同様にして、相関ウインドウCW2が、部分的に、シンボルSk+2の終端部を回復することとなる。この部分は、保護期間GIk+2と同一のサンプルを持つ。この結果として得られる相関信号Cor(n)は、従って、相関のかなりの増加を示す。この増加の存在が、例えば、相関信号Cor(n)が、閾値Thを、超えたときに検出される。この手続きによると、取得ウインドウが保護期間GIk+1と一致し、他方、相関ウインドウが、保護期間と同一のデータであるgIk+iを含むシンボルの終端部と一致したときに、相関信号が最大を示すことが理解できる。この状況が、図6において、取得ウインドウAWiと相関ウインドウCWiの組に対して示される。ここで、iは、ウインドウの順位(ランク)を表す。図6に示される相関信号Cor(n)のスケールは同一でないことに注意する。相関ウインドウとの関係で相関が最大となる位置を計算することで、保護期間の持続時間を計算することが可能であり、また、相関が最大である位置と相関ウインドウの間のオフセット(シフト)を計算することで、これらウインドウをシンボルと同期させることが可能である。
【0022】
図5は、本発明による時間同期デバイス119の一般図を示す。ここでは、特に、本発明が、2つの異なる伝送フォーマットを決定するために適用される。第一のチャネル1は、2048点のFFTに対応するNu=2048個の搬送波に渡っての相関信号Cor2k(n)を決定し、第二のチャネル2は、8129点のFFTに対応するNu=8192個の搬送波に渡っての相関信号Cor8k(n)を決定する。デジタル化された複素信号I/Qは、2つの相関セル202kと208kの所に到達する。これら相関セルは、それぞれ、相関信号Cor2k(n)とCor8k(n)を計算する。二つの閾値検出器、すなわち、212kと218kは、こうして生成された相関信号が、それぞれ、閾値Th2k、あるいはTh8kより高いか低いかを決定する。これら閾値検出器によって生成される結果に基づいて、サブアセンブリ22は、ウインドウオフセッティング手続きを実行する。制御ユニット24は、動作の制御を遂行するが、この結果として、受信された複素信号I/Qに対応する伝送フォーマットが選択される。サブアセンブリ26は、このウインドウ内の保護期間の持続時間および位置を計算する。この位置決め(オフセッティング)は、サブアセンブリ22によって実現される。
【0023】
図8は、図5の内容をより詳細に示す。相関セル202k、208kは、それぞれ、信号WS2k、WS8kによって制御されるが、各信号は、相関(動作)を遂行するために適用される戦略を定義する。この戦略とは、各チャネルについて、各ウインドウを正確に位置決めすることに対応する。各チャネルは、異なる戦略を持ち、この戦略は、考慮下のチャネルが、ゲイニングチャネル(獲得チャネル)として推定されたとき変化する。この戦略の展開の目的は、FFTの決定、および保護期間の決定に至ることにある。この戦略は、コントローラ24によって管理され、コントローラ24は、これらの動作に必要な以下の制御信号を生成する。・信号WS2k、WS8k:戦略を定義する信号。
・信号WPen:閾値より高い自己相関信号の転送を許可する信号で、OFDMシンボルの開始を推定するために用いられる。
・信号GIen:チャネルのカウンタ252kあるいは258kの値の転送を許可する信号で、このチャネルに関する保護期間の計算を遂行するために選択される。・信号SIZE:保護期間が識別されるまでFFTのサイズの変更を許可する信号で、いったん保護期間の識別が成功したら、FFTのサイズは凍結することも考えられる。
・信号RES:新たな戦略に依存する信号で、カウンタユニットを零にリセットするために用いられる。
・信号Th:閾値を定義する信号で、相関信号はこの閾値を超えた場合に有意であるとみなされる。
【0024】
コントローラ24は、生成された結果を考慮に入れるが、このために、以下の制御信号を受信する。
・信号^FFT:推定されたサイズのFFTに対応するチャネルの数を含む信号。
・信号OFFSET:相関ウインドウとの関係で相関ピークの位置のオフセットを測定する信号で、OFDMシンボルの開始を決定するために用いられる。
・信号^GI:保護期間の持続時間をサンプル数にて示す。
・信号H:サンプルクロック。
【0025】
相関信号が閾値を超えると、閾値検出器は、一つの信号を送る。この信号は、チャネル内に設置されたカウンタ252K、258Kを増分する。開始において、いずれかのチャネルが選択される。この選択は、各チャネル上で測定される相関ピークの振幅に基づいて行われる。これを達成するために、相関ピークの振幅が、比較器29を用いて比較される。比較器29は、FFTのサイズを決定し、信号^FFTを生成する。この信号は、第一のセレクタSEL1 27を起動する。すると、第一のセレクタ27は、選択されたチャネルを、計算デバイス26に接続する。計算デバイス26は、保護期間の持続時間を決定し、信号^GIを生成する。同様に、信号^FFTは、第二のセレクタ23を起動する。すると、第二のセレクタ23は、選択されたチャネルからの相関信号の振幅を、計算ユニット22に送くる。計算ユニット22は、相関の最大と、相関ウインドウの開始の間に存在するオフセットの量を測定する。
【0026】
相関セルの略図を図7に示す。相関セルは、メモリユニット210を含むが、これは、FIFOモードにて動作する。メモリユニット210は、取得ウインドウAWが開いている際に、第一のシーケンスの複素入力シンボルx(n)(複素シンボルI/Q)を受信する。ここで、取得ウインドウの持続時間と時間位置は、制御ユニット24によって決定される。
【0027】
上述の方法によると、相関ウインドウCWが、コントローラ24によって、この取得ウインドウAWより、Nu個のサンプルに相当する遅延の後に開かれ、これによって第二のシーケンスの複素シンボルx(n)が選択される。同時に、メモリユニットの出力として、データx(n−Nu)が生成され、このデータx(n−Nu)が、変換サブアセンブリ230を用いて共役データx*(n−Nu)に変換される。乗算ユニット240を用いて、第二のシーケンスx(n)に、この共役データx*(n−Nu)が乗算され、x(n)・x*(n−Nu)が生成される。相関信号Cor(n)は、スライディングウインドウを用いて計算されるが、このスライディングウインドウが、相関ウインドウCW内で移動される。スライディングウインドウNi内に累積される信号x(n)・x*(n−Nu)を用いて、相関信号Cor(n)が、以下の式に従って計算される。
【0028】
【数1】
Figure 0004292593
この式は、以下のような形式にて書き表わすことが可能である。
【0029】
Cor(n) = Cor(n-1)+x(n)・x*(n-Nu)-x(n-Ni)・x*(n-Ni-Nu) …(2)
スライディングウインドウの長さNiは、考慮下のチャネルの現在識別されている保護期間Ngの最小の長さ以下にとどめることを要求される。つまり、
FFTのサイズと保護期間の幅を決定するフェーズの際は、Ni=Ngminであり、保護期間の幅が識別された後は、Ni=^Ngであること(ここで、^Ngは、のNgの推定値)を要求される。
【0030】
相関セルは、以下の動作を行う。
・受信されたサンプルx(n)を、取得ウインドウが開いている間に、メモリ210内に格納する。ここで、取得ウインドウAWが開く期間と相関ウインドウCWが開く期間との間には、Nu個のサンプルに相当するオフセットが存在し、メモリから出てゆくサンプルはx(n−Nu)と呼ばれ、他方、相関ウインドウCWを介して現在選択されているサンプルは、x(n)と呼ばれる。
・格納されたデータx(n−Nu)を共役データx*(n−Nu)に変換する。
・乗算器240を用いてx(n)・*(n−Nu)を計算する。
・データx(n−Ni)・x*(n−Ni−Nu)を選択する。
・加算器/減算器250を用いて、x(n)・x*(n−Nu)とx(n−Ni)・x*(n−Ni−Nu)との間の減算を行い、その結果を、Cor(n−1)に加えることで、瞬間nにおける相関信号Cor(n)を生成する。
・遅延デバイス260を用いて、信号Cor(n)を、次の期間において用いるために、1クロック期間だけオフセットする。
【0031】
メモリユニット210の動作は、以下のように行なわれる(図3参照)。
【0032】
瞬間n=n1(ウインドウCWの開始との関連で上で言及)(ここで、n1は、0からM−1の間の値)において、x(n1)・x*(n1−Nu)が計算され、x(n1−Nu)が格納されているメモリ位置に格納される。信号(n1−Ni)・x*(n1−Ni−Nu)は、これが存在した瞬間から、つまり、これが、Ni以上となった瞬間nから、能動となる。
【0033】
図9は、本発明の方法の様々なステップを流れ図にて示す。ここでは、特に、2つの異なる伝送フォーマットが決定されるケースで、これが、図8の略図の回路に従って決定される場合について説明される。この方法によると、最初に、それぞれ、ステップ311および312において、セルCELL1、あるいはセルCELL2を用いて、相関信号の計算が行われ、結果として、それぞれ、信号Cor2k(n)およびCor8k(n)が生成される。次に、ステップ321および322において、これら信号が、それぞれ、閾値Th2kあるいはTh8kと比較され、これら比較の各結果から、標識FL2kおよびFL8kが形成される。比較の結果、相関信号が閾値を超えない場合(否定的な結果Nの場合)は、ステップ311あるいは312が再び行われる。一方、相関信号が閾値を超える場合(肯定的な結果Yの場合)は、ステップ330において、信号Cor2k(n)とCor8k(n)のどちらか、大きな振幅を持つ方が決定(選択)される。ステップ340において、大きな方の振幅を持つ方の信号に基づいて、FFTのサイズ(2kあるいは8k)が決定され、ステップ350において、保護期間の持続時間が、識別されたFFTの相関セルを用いて計算される。
【0034】
ステップ321および322が行われる際、片方のステップ、例えば、ステップ321の方は肯定的な結果を与えるが、他方のステップ322が、否定的な結果を与え、このために、セルCELL2が、再びステップ312を開始する場合がある。この理由により、ステップ350が終了した時点で、ステップ330、340、350が実行されている最中に、ステップ322によって肯定的な結果が与えられなかったか検証することが必要である。この検証がステップ360において遂行される。ステップ360において、FL2kとFL8kが同時に肯定的な状態(Y)であることが決定された場合は、方法は、ステップ330に戻り、再び、信号Cor2k(n)とCor8k(n)のどちらか、大きな振幅を持つ方の信号を決定(選択)する。ここで、選択されなかったチャネルの標識は零にリセットされる。反対に、ステップ360において、信号Cor2k(n)とCor8k(n)の両方が同時に肯定的な状態(Y)でないことが決定された場合は、この方法は、ステップ370に進む。ステップ370において、検出された相関ピークの数が、この決定に対して用いられたOFDMシンボルの数に対応するか否かを決定される。ピークの数が正しくない場合は、この方法は、ステップ311あるいはステップ312に戻る。反対に、この数が正しい場合は、この方法は、ステップ380に進み、ここで、相関ウインドウの位置が計算される。次に、相関ウインドウが正しく配置されることを確保するために、ステップ390においてもう一つの検証が行なわれる。つまり、ステップ390において、こうして配置されたウインドウ内に、実際に単一の相関ピークのみが存在するか否か決定される。この検証の結果が否定である場合(結果がNの場合)は、ウインドウは正しく配置されておらず、この方法は、ステップ311および312に戻る。反対に、結果が肯定(Y)である場合は、時間同期システムは正しく定義(調整)された状態にあり、受信機の準備は完了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル信号のための送信機/受信機システムを示すブロック図。
【図2】変調器の略図。
【図3】相関メモリ内の複素シンボルの位置を示す図。
【図4】復調器の略図。
【図5】本発明による時間同期デバイスの概要を示す図。
【図6】取得ウインドウと相関ウインドウの位置、および結果としての相関信号を示すタイミング図。
【図7】本発明による相関セルの略図を示す図。
【図8】本発明による2つの相関(動作)を遂行する2つのチャネルを含むシステムの概要を示す図。
【図9】本発明による方法の様々なステップを示す流れ図。
【符号の説明】
5 送信機
11 ソース符号器ENC1
12 チャネル符号器ENC2
13 OFDM変調器MOD
14 送信フィルタ
15 チャネルCHAN
16 発振器OSC
17 ミキサー
105 受信機
111 ソース復号器DEC1
112 チャネル復号器DEC2
113 OFDM復調器
114 受信フィルタ
115 サンプラ
116 搬送波同期デバイスSYNC
117 ミキサー
119 時間同期デバイス

Claims (8)

  1. 複素シンボルのブロックにフォーマット化された信号内の複素シンボルの伝送フォーマットを決定するための方法であって、この方法が、伝送システムに適用でき、前記各ブロックが、複素シンボルのグループの第一の発生と、複素シンボルの同一グループの第二の発生を持ち、前記2つの発生が同一の持続時間を持ち、この方法が、前記第一の発生と第二の発生の間の相関を調べることで、前記伝送フォーマットの特性を決定し、この方法が、複素シンボルを回復するための回復方法を含み、この回復方法は、
    受信信号から複素シンボルの発生の持続時間より長い持続時間を持つ取得時間ウインドウを介して取られた複素シンボルの第一のシーケンスを格納するステップ、
    前記複素シンボルの第一のシーケンスと、前記取得時間ウインドウの持続時間と等しい持続時間を持つ相関時間ウインドウにより定められる別の瞬間に前記受信信号で選択された複素シンボルの第二のシーケンスとの間の相関を取るステップ、および
    前記伝送フォーマットの特性を、複素シンボルの前記第一のシーケンスと前記第二のシーケンスとの間の相関が最大となる点を探索することによって決定するステップを含み、この探索が、前記取得時間ウインドウと前記受信信号とを同期させた上で、前記両ウインドウの時間上の位置を互いに相対的に移動させることで行われ、複素シンボルの前記第一のシーケンスが前記第一の発生を含み、かつ、前記第二のシーケンスが前記第二の発生を含むときに、前記相関の最大が現れることを特徴とする方法。
  2. 前記信号が、OFDM信号と呼ばれる直交周波数分割多重信号であり、前記方法が前記OFDM信号の少なくとも一つの伝送フォーマット内に含まれる直交周波数の数を決定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. OFDM信号と呼ばれる直交周波数分割多重信号を伝送するための伝送システムであって、このシステムが、前記信号をある伝送フォーマットに従って複素シンボルのブロックにフォーマット化して伝送するための伝送手段を含み、前記各ブロックが、複素シンボルのグループの第一の発生と、複素シンボルの同一グループの第二の発生を持ち、前記2つの発生が同一の持続時間を持ち、このシステムがさらに、受信手段を含み、この受信手段が、前記第一の発生と第二の発生の間の相関を調べることで、前記伝送フォーマットの特性を決定するための相関手段を含み、この受信手段は、
    複素シンボルの発生の持続時間より長い持続時間を持つ取得時間ウインドウを介して受信信号で選択された複素シンボルの第一のシーケンスを選択および格納するための手段、および
    前記取得時間ウインドウの持続時間と等しい持続時間を持つ相関時間ウインドウにより定められる別の瞬間に前記受信信号で選択された複素シンボルの第二のシーケンスを選択するための手段を含み、前記相関手段が、複素シンボルの前記第一のシーケンスと第二のシーケンスの間の相関を調べ、この受信手段はさらに
    複素シンボルの前記第一のシーケンスと前記第二のシーケンスとの間の相関が最大となる点を探索することにより、前記伝送フォーマットの特性を決定するための手段を含み、この探索が、前記取得時間ウインドウと前記受信信号とを同期させた上で、前記両ウインドウの時間上の位置を互いに相対的に移動させることで行われ、複素シンボルの前記第一のシーケンスが前記第一の発生を含み、かつ、前記第二のシーケンスが前記第二の発生を含むときに、前記相関の最大が現れることを特徴とするシステム。
  4. 前記OFDM信号が、一つの中心搬送周波数のまわりに規則的に広げられた直交周波数を用いて、複数の個別のデジタルチャネルで元の信号を拡散する直交モードに従って送信され、複数の個別のデジタルチャネルの各周波数が、用いられる直交周波数の数により決定される伝送フォーマットに従って変調され、
    前記受信手段が、各フォーマットにより用いられる搬送波の数に従って様々な伝送フォーマットを決定する能力を持並列に配置された複数のチャネルを含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 前記複数のチャネルが同時に動作することを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. OFDM信号と呼ばれる直交周波数分割多重信号を受信するための受信機であって、前記信号が、伝送フォーマットに従って複素シンボルのブロックにフォーマット化され、前記各ブロックが、複素シンボルのグループの第一の発生と、複素シンボルの同一グループの第二の発生を持ち、前記2つの発生が同一の持続時間を持ち、この受信機が、受信信号を検出するために、前記第一の発生と第二の発生の間の相関を決定することで、前記伝送フォーマットの特性を決定するための相関手段を含み、この受信手段は、
    複素シンボルの発生の持続時間より長い持続時間を持つ取得時間ウインドウを介して受信信号で選択された複素シンボルの第一のシーケンスを選択および格納するための手段、および
    前記取得時間ウインドウの持続時間と等しい持続時間を持つ相関時間ウインドウにより定められる別の瞬間に前記受信信号で選択された複素シンボルの第二のシーケンスを選択するための手段を含み、前記相関手段が、複素シンボルの前記第一のシーケンスと第二のシーケンスの間の相関を調べ、この受信手段がさらに
    前記伝送フォーマットの特性を複素シンボルの前記第一のシーケンスと前記第二のシーケンスとの間の相関が最大となる点を探索することによって決定するための手段を含み、この探索が、前記取得時間ウインドウと前記受信信号とを同期させた上で、前記両ウインドウの時間上の位置を互いに相対的に移動させることで行われ、複素シンボルの前記第一のシーケンスが前記第一の発生を含み、かつ、前記第二のシーケンスが前記第二の発生を含むときに、前記相関の最大が現れることを特徴とする受信機。
  7. 前記OFDM信号が、一つの中心搬送周波数のまわりに規則的に広げられた直交周波数を用いて、複数の個別のデジタルチャネルで元の信号を拡散する直交モードに従って送信され、複数の個別のデジタルチャネルの各周波数が、用いられる直交周波数の数により決定される伝送フォーマットに従って変調され、
    前記受信手段が、各フォーマットにより用いられる搬送波の数に従って様々な伝送フォーマットを決定する能力を持並列に配置された複数のチャネルを含むことを特徴とする請求項6に記載の受信機。
  8. 前記チャネルが同時に動作することを特徴とする請求項7に記載の受信機。
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