JPH11320238A - 平面削成用カッタブロック - Google Patents

平面削成用カッタブロック

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JPH11320238A
JPH11320238A JP13746598A JP13746598A JPH11320238A JP H11320238 A JPH11320238 A JP H11320238A JP 13746598 A JP13746598 A JP 13746598A JP 13746598 A JP13746598 A JP 13746598A JP H11320238 A JPH11320238 A JP H11320238A
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具 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切屑の詰まりがなく、過負荷状態での切削を
回避でき、かつ切削音や空転時の騒音が十分に低減され
た平面削成用カッタブロックを提供する。 【解決手段】 平面削成用カッタブロック10は、中心
に回転軸が挿着される取付穴22を有する円盤形状のボ
デー21の外周に等間隔で刃体24a,24bを2個設
け、刃体には切刃チップ26a,26bが固着されてな
る複数の単体カッタ20を積層して一体化させる。刃体
の回転前方にて刃体に連続して径方向にへこんだ刃室2
7a,27bをボデーに設け、ボデーの各刃室と次の刃
体間の外周23に窪み28,29を設ける。窪みの底部
と刃室の底部とは、ボデーの軸心からの距離が略同一で
ある。各切刃の切削半径はボデー外周の半径より0.5
〜5mm大きい。複数の単位カッタの各切刃が隣接する
単位カッタの窪みを臨む位置に配置され、複数の刃室と
窪みとが連続して、外周面に複数条の長溝Sが形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉋盤やモルダ等の
木材加工用機械またはこれに類する機械で木材その他種
々の材料の切削に使用される平面削成用カッタブロック
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の平面削成用カッタブロッ
クの一例である木工用鉋盤としては、特開平6−293
003号公報に示すように、丸鋸を積層し、各刃先を周
方向に微小ピッチでずらせて、各刃先が螺旋状に並ぶよ
うに構成したものが知られている。これにより、木工用
鉋盤の切削音を低減させようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この木工用鉋
盤は、各刃先を周方向に微小にずらせて積層された構造
であるため、外周から突出した刃体部分においても部分
的に重なり、この重なり部分付近に切屑が詰まるおそれ
が高い。このような切屑の詰まりにより、刃体に歪が発
生して、鉋盤の切削精度が低下するという問題がある。
【0004】また、各丸鋸単位において、各刃先間のボ
デー外周面を深く中心方向に切込むことで大きな刃室が
形成されているため、木工用鉋盤に対して不用意に過剰
な送材速度で被削材が送り込まれても、その送り込みを
規制できず、過負荷な状態で切削が行われる可能性があ
る。かかる過負荷な状態での切削は、被削材のキックバ
ック(逆送)や、刃物工具の破損等をもたらすおそれが
ある。さらに、上記構造の採用によっても、切削音や空
転時の騒音を、満足できるレベルにまで低減させること
ができなかった。本発明は、上記した問題を解決しよう
とするもので、切屑の詰まりがなく、過負荷状態での切
削を回避でき、かつ切削音や空転時の騒音が十分に低減
された平面削成用カッタブロックを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、中心に回
転軸が挿着される取付穴を有する円盤形状のボデーの外
周に等間隔で刃体を2〜6個設け、刃体には切刃が固着
されてなる複数の単体カッタを同軸的に積層して一体化
した平面削成用カッタブロックであって、単位カッタ
が、刃体の回転前方にて刃体に連続して径方向にへこん
だ刃室をボデーに設けると共に、各刃室からその回転前
方側に設けた次の刃体へ延びる該ボデーの外周の途中
に、底部が刃室の底部とボデーの軸心からの距離が略同
一である少なくとも1つの窪みを設け、かつ各切刃の切
削半径がボデー外周の半径より0.5〜5mm大きくな
るように構成され、複数の単位カッタを、各切刃が隣接
する単位カッタの窪みを臨む位置に配置された状態で積
層させ、複数の単位カッタの刃室と窪みとを連続させる
ことにより外周面に複数条の長溝を設けたことにある。
【0006】上記のように構成した請求項1の発明にお
いては、切刃先端のボデー外周からの突出量の上限を制
限したことにより、ボデー外周によって被削材の過剰な
送り込みを規制でき、被削材のキックバックの発生や、
作業者が誤って手等の身体の一部を回転中の刃物工具に
接触させることがあっても大きく巻き込まれる危険性を
回避できる。また、切刃先端のボデー外周からの突出量
の上限を限定することにより、カッタブロックの全体形
状を円柱形状に近づけることができ、回転中の風切り音
を低減することができる。
【0007】さらに、従来のように切刃を微小に周方向
にずらして積層するのではなく、隣接する単位カッタ同
士の切刃は、軸方向に複数カッタ分の間隔を隔てて配置
されるので、各切刃は単独で外周面から突出した状態と
なり、切刃間での切削屑の詰まりを防止できる。また、
刃室と窪みとで連続した長溝を設けたことにより、切削
屑の排出性を高めることができる。また、この平面削成
用カッタブロックは、複数の単体カッタを積層させる構
造なので、その軸方向の長さを用途に応じて自由に変更
することができ非常に便利である。
【0008】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、請求項1に記載の平面削成用カッタブロックに
おいて、切刃のボデー軸心側の端部が、ボデー外周に対
してボデーの軸心側位置に配置されていることにある。
上記のように請求項2の発明を構成したことにより、上
記請求項1の発明の効果に加えて、切刃を外周逃げ面側
から何回か再研磨してろう付け面積が減少しても、切刃
のボデー軸心側の端部が、ボデー外周よりボデーの軸心
側位置にまで及んでいることから、ろう付け強度は確保
できる。
【0009】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1または請求項2に記載の平面削成
用カッタブロックにおいて、各単位カッタの切刃が隣接
する窪みの底部またはその近傍に配置されることにあ
る。上記のように請求項3の発明を構成したことによ
り、請求項1、2の発明の効果に加えて、切刃により切
削された切屑の排出に、窪み全体を有効に使用すること
ができる。
【0010】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1から請求項3のいずれか1つに記
載の平面削成用カッタブロックにおいて、切刃の刃厚
が、ボデーの厚みより大きいことにある。上記のように
構成した請求項4の発明においては、ボデーの厚みより
側部にはみ出た切刃部分の切削領域が、隣接する単位カ
ッタの切削領域と一部で重複する。その結果、請求項4
の発明によれば、請求項1〜3の発明の効果に加えて、
切削により被削材に切り残しの筋が発生することを防止
できる。
【0011】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1から請求項4のいずれか1つに記
載の平面削成用カッタブロックにおいて、長溝が、回転
軸を中心とした螺旋形状であることにある。上記のよう
に構成した請求項5の発明においては、長溝が、回転軸
を中心とした螺旋形状であることにより、切刃も間隔を
隔てて螺旋状に並ぶので、切削の際、各切刃はわずかず
つ時間をずらして被削材に食い込む。その結果、請求項
1〜4の発明の効果に加えて、切削音をさらに低減させ
ることができると共に、衝撃的な切削抵抗の変動を回避
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明すると、図1は、第1の実施形態に係る
平面削成用カッタブロック10を正面図により示し、図
2は平面削成用カッタブロックを構成する単位カッタ2
0を側面図及び正面図により示したものである。
【0013】単位カッタ20は、中心に回転軸を取り付
けるための取付穴22を有する円盤形状でのボデー21
を設けており、ボデー21の円弧形外周23の軸心に対
する点対称位置2箇所には、径方向外方にわずかに突出
した刃体24a,24bを設けている。刃体24a,2
4bの回転前方側にはL字に切り欠かれたチップ座25
a,25bが形成されており、チップ座25a,25b
の底部は、ボデー21の外周23より軸心側にわずかに
へこんで配置されている。そして、チップ座25a,2
5bには、高硬度焼結体、超硬合金、セラミック等の刃
先材料からなる刃を有する切刃チップ(切刃)26a,
26bがろう付け等により固着されている。
【0014】切刃チップ26a,26bは、図2に示す
ように、刃厚Tがボデー21の厚みtよりわずかに大き
くなっており、刃厚方向の両側が刃体24a,24bの
両面からはみ出している。切刃チップ26a,26b
は、先端がボデー21の外周23より径方向に0.5〜
5mm高くなっており、また、軸心側端(チップ座の底
部)が、ボデー21外周23より径方向軸心に向けて略
2mm低くされている。
【0015】ボデー21のチップ座25a,25bの回
転前方側には、チップ座25a,25bに続いて、外周
23を径方向に略円弧形に切り欠いた刃室27a,27
bが形成されている。さらに、刃室27a,27bとそ
の回転前方に位置する刃体24b,24aの間のボデー
外周23には等間隔で2箇所に、周方向の所定の範囲に
おいて径方向に切り欠かれた窪み28,29が形成され
ている。窪み28,29は、回転前方端の近傍位置に底
部28a,29aを有しており、回転前方端から底部2
8a,29aまでは急激なへこみになっており、底部2
8a,29aから回転後方端がなだらかなへこみになっ
ている。この底部28a,29a位置が、刃室27a,
27bの底部に対して中心角略60゜に位置するように
なっている。また、窪み28,29の底部28a,29
aのボデー21軸心からの距離は、刃室27a,27b
の底部のボデー21軸心からの距離と略同一である。
【0016】上記単位カッタ20を、複数個積層させ、
各切刃チップ26a,26bが隣接する単位カッタ20
の回転前方側の窪み底部28a,29aに臨む位置に配
置することにより、図1に示すような平面削成用カッタ
ブロックが形成される。ここでは、各単位カッタ20の
刃室27a,27bと窪み28,29とが軸方向に対し
てわずかに傾いて連続させられ、平面削成用カッタブロ
ック10の外周面に複数条の長溝Sが螺旋状に配設され
る。
【0017】上記のように構成した第1の実施形態にお
いては、切刃先端のボデー外周23からの突出量を0.
5〜5mmの範囲に制限したことにより、ボデー21の
外周23によって被削材の過剰な送り込みを規制でき
る。そのため、被削材のキックバックの発生を防止で
き、また作業者が誤って手等の身体の一部を回転中の刃
物工具に接触させることがあっても大きく巻き込まれる
といった危険を回避できる。また、切刃チップ26a,
26b先端のボデー外周23からの突出量の上限を限定
することにより、カッタブロック10の全体形状を円柱
形状に近づけることができ、回転中の風切り音を低減す
ることができる。
【0018】さらに、従来のように切刃を微小に周方向
にずらして積層するのではなく、隣接する単位カッタ2
0同士の切刃チップ26a,26bは、軸方向に2個の
単位カッタ分の間隔を隔てて配置されるので、各切刃チ
ップ26a,26bは単独で外周23から突出した状態
となり、切刃間での切削屑の詰まりを防止できる。ま
た、刃室27a,27bと窪み28,29とで連続した
長溝Sを設けたことにより、切削屑の排出性を高めるこ
とができる。また、長溝Sが螺旋状になるように積層さ
れているので、切刃チップ26a,26bも間隔を隔て
て螺旋状に配設され、そのため、切削の際に、各切刃チ
ップはわずかずつ時間をずらして被削材に食い込むこと
により、切削音の低減を達成できると共に、衝撃的な切
削抵抗の変動を回避できる。また、切刃チップ26a,
26bの刃厚が、ボデー21の厚みより大きいので、ボ
デーの厚みより外方にはみ出た切刃部分の切削領域が、
隣接する単位カッタ20の切削領域と一部で重複するの
で、切削において被削材に切り残しの筋が発生すること
を防止できる。
【0019】つぎに、第2の実施の形態について説明す
る。本実施形態においては、単位カッタ30は、図3に
示すように、円盤形状でのボデー31の周方向に等間隔
で設けた3箇所に、それぞれ径方向外方に突出した刃体
34a〜34c、各刃体の回転前方側にL字に切り欠か
れたチップ座35a〜35c、各チップ座にろう付け固
着された切刃チップ36a〜36cを設けている。チッ
プ座35a〜35cの底部は、ボデー31の外周33よ
り軸心側にわずかにへこんで配置されている。切刃チッ
プ36a〜36cと、ボデー31との配置関係について
は、上記第1実施形態と同様である。
【0020】また、チップ座35a〜35cの回転前方
側には、図3に示すように、各チップ座に続いて外周3
3を径方向に略円弧形に切り欠いた刃室37a〜37c
が形成されている。さらに、刃室37a〜37cとその
回転前方に位置する刃体34b,34c,34aとの中
間位置に、周方向の所定の範囲において径方向に切り欠
かれた窪み38a〜38cが形成されている。刃室37
a〜37c、窪み38a〜38cとボデー31との配置
関係については、上記第1実施形態と同様である。
【0021】上記単位カッタ30を、複数個積層させ、
各切刃チップ36a〜36cが隣接する単位カッタ30
の回転前方側の窪み38a〜38c底部に臨む位置に配
置することにより、図4(ボデー展開図)に示すよう
に、平面削成用カッタブロック40が形成される。ここ
では、各単位カッタ30の刃室37a〜37cと窪み3
8a〜38cとが軸方向に対してわずかに傾いて連続さ
せられ、平面削成用カッタブロック40の外周面に複数
条の長溝Sが螺旋状に配設される。以上のように構成し
た第2の実施形態においても、上記第1の実施形態と同
様の効果が得られるが、切刃チップ数が1個増加した
分、切削の加工精度が向上すると共に、切削能率が高め
られる。
【0022】つぎに、第3の実施の形態について説明す
る。本実施形態においては、単位カッタ50は、図5
(a)に示すように、円盤形状でのボデー51の周方向
に等間隔で設けた4箇所に、それぞれ径方向外方に突出
した刃体54a〜54d、刃体54a〜54dの回転前
方側にL字に切り欠かれたチップ座55a〜55d、チ
ップ座にろう付け固着された切刃チップ56a〜56d
を設けている。切刃チップ56a〜56dは、図5
(b)に示すように、両側の一方が交互にボデー51の
左右側部から突出して配列されている。これにより、切
刃チップ56a〜56dの幅を小さくできると共に、上
記第1及び第2の実施形態に示した、切刃チップをボデ
ーの両面からわずかに突出させたことによる効果と同様
の効果が得られる。なお、切刃チップの両側の内の一方
のみを交互にボデー両側から突出させる構成について
は、上記第1、第2の実施形態にも適用できる。その他
の切刃チップ56a〜56dとボデー51との配置関係
については、上記第1の実施形態と同様である。
【0023】また、チップ座55a〜55dの回転前方
側には、チップ座に続いて、外周53を径方向に略円弧
形に切り欠いた刃室57a〜57dが形成されている。
さらに、刃室57a〜57dとその回転前方に位置する
刃体54b,54c,54d,54aとの中間位置に、
周方向の所定の範囲において径方向に切り欠かれた窪み
58a〜58dが形成されている。刃室57a〜57
d、窪み58a〜58dとボデー51との配置関係につ
いては、上記第1実施形態と同様である。
【0024】上記単位カッタ50を、複数個積層させ、
各切刃チップ56a〜56dが隣接する単位カッタ50
の回転前方側の窪み58a〜58d底部に臨む位置に配
置することにより、図6(ボデー展開図)に示すよう
に、平面削成用カッタブロック60が形成される。ここ
では、各単位カッタ50の刃室57a〜57dと窪み5
8a〜58dとが軸方向に対してわずかに傾いて連続さ
せられ、平面削成用カッタブロック60の外周面に複数
条の長溝Sが螺旋状に配設される。以上のように構成し
た第3の実施形態においても、上記第1の実施形態と同
様の効果が得られるが、切刃チップ数が2個増加した
分、切削の加工精度が向上すると共に、切削能率が高め
られる。
【0025】なお、上記実施形態においては、切刃チッ
プを刃体に接着する例を示したが、これに代えて、切刃
チップを刃体に着脱可能に機械的に固定するようにして
もよい。また、上記実施形態においては、長溝を回転軸
を中心として螺旋状に構成するようにしているが、これ
に代えて、長溝を回転軸に平行な直線状に構成すること
もできる。さらに、螺旋状の長溝のねじれ角や、回転軸
方向の切刃の間隔、切刃チップのすくい面の横すくい角
を変更することも可能であり、これらを調整することに
より、騒音や切削動力の低減を図ることも可能である。
また、ボデーの厚みtは3〜5mmが好適である(騒音
防止と、製造コストからみて)。また、各刃体間の窪み
は3mm以内であることが製造上現実的である。
【0026】なお、上記実施形態において、カッタブロ
ックの不都合な部分の角部や隅部に、面取り等を施し
て、丸みを形成してもよい。また、上記各実施形態に示
したカッタブロックの具体的な形状、寸法については上
記したものに限るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である平面削成用カッ
タブロックを示す正面図である。
【図2】同平面削成用カッタブロックの単位カッタを示
す側面図及び正面図である。
【図3】第2の実施形態である平面削成用カッタブロッ
クの単位カッタを示す側面図及び正面図である。
【図4】同平面削成用カッタブロックを示すボデー展開
図である。
【図5】第3の実施形態である平面削成用カッタブロッ
クの単位カッタを示す側面図及び正面図である。
【図6】同平面削成用カッタブロックを示すボデー展開
図である。
【符号の説明】
10…平面削成用カッタブロック、20…単位カッタ、
21…ボデー、22…取付穴、23…外周、24a,2
4b…刃体、25a,25b…チップ座、26a,26
b…切刃チップ、27a,27b…刃室、28,29…
窪み、28a,29a…底部、30…単位カッタ、31
…ボデー、33…外周、34a〜34c…刃体、36a
〜36c…切刃チップ、37a〜37c…刃室、38a
〜38c…窪み、40…平面削成用カッタブロック、5
0…単位カッタ、51…ボデー、53…外周、54a〜
54d…刃体、56a〜56d…切刃チップ、57a〜
57d…刃室、58a〜58d…窪み、60…平面削成
用カッタブロック、S…長溝。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に回転軸が挿着される取付穴を有す
    る円盤形状のボデーの外周に等間隔で刃体を2〜6個設
    け、該刃体には切刃が固着されてなる複数の単体カッタ
    を同軸的に積層して一体化した平面削成用カッタブロッ
    クであって、 前記単位カッタが、前記刃体の回転前方にて該刃体に連
    続して径方向にへこんだ刃室を前記ボデーに設けると共
    に、該各刃室からその回転前方側に設けた次の刃体へ延
    びる該ボデーの外周の途中に、底部が前記刃室の底部と
    該ボデーの軸心からの距離が略同一である少なくとも1
    つの窪みを設け、かつ前記各切刃の切削半径が前記ボデ
    ー外周の半径より0.5〜5mm大きくなるように構成
    され、 複数の前記単位カッタを、前記各切刃が隣接する該単位
    カッタの前記窪みを臨む位置に配置された状態で積層さ
    せ、複数の該単位カッタの刃室と窪みとを連続させるこ
    とにより外周面に複数条の長溝を設けたことを特徴とす
    る平面削成用カッタブロック。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の平面削成用カッタ
    ブロックにおいて、前記切刃の前記ボデー軸心側の端部
    が、前記ボデーの外周に対して該ボデーの軸心側位置に
    配置されていることを特徴とする平面削成用カッタブロ
    ック。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または請求項2に記載の平
    面削成用カッタブロックにおいて、前記各単位カッタの
    切刃が隣接する該単位カッタの窪みの底部またはその近
    傍に配置されることを特徴とする平面削成用カッタブロ
    ック。
  4. 【請求項4】 前記請求項1から請求項3のいずれか1
    つに記載の平面削成用カッタブロックにおいて、前記切
    刃の刃厚が、前記ボデーの厚みより大きいことを特徴と
    する平面削成用カッタブロック。
  5. 【請求項5】 前記請求項1から請求項4のいずれか1
    つに記載の平面削成用カッタブロックにおいて、前記長
    溝が、前記ボデー軸心を中心とした螺旋形状であること
    を特徴とする平面削成用カッタブロック。
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