JPH11318714A - 自動抹茶立て装置 - Google Patents
自動抹茶立て装置Info
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- JPH11318714A JPH11318714A JP10135207A JP13520798A JPH11318714A JP H11318714 A JPH11318714 A JP H11318714A JP 10135207 A JP10135207 A JP 10135207A JP 13520798 A JP13520798 A JP 13520798A JP H11318714 A JPH11318714 A JP H11318714A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、適度に泡立てを行うことができ、
かつ自動的に容器に注入して、抹茶特有の風味を備えた
自動抹茶立て装置を提供する。 【課題の解決手段】 茶湯を湯立てる貯湯槽と、この貯
湯槽に隣接して茶湯を供給するための給湯器と、粉末状
の抹茶を貯蔵する抹茶貯蔵容器と、この抹茶貯蔵容器の
下部で抹茶を定量測定する抹茶計量部と、この抹茶計量
部で計量された抹茶を送り出す抹茶供給部と、抹茶と茶
湯の供給を受け、給湯器からの噴射圧で撹拌する撹拌容
器とからなり、撹拌容器に抹茶供給部を介して、粉末状
の抹茶を装填入し、給湯器で茶湯の噴射量を変えて撹拌
容器内に噴射する。
かつ自動的に容器に注入して、抹茶特有の風味を備えた
自動抹茶立て装置を提供する。 【課題の解決手段】 茶湯を湯立てる貯湯槽と、この貯
湯槽に隣接して茶湯を供給するための給湯器と、粉末状
の抹茶を貯蔵する抹茶貯蔵容器と、この抹茶貯蔵容器の
下部で抹茶を定量測定する抹茶計量部と、この抹茶計量
部で計量された抹茶を送り出す抹茶供給部と、抹茶と茶
湯の供給を受け、給湯器からの噴射圧で撹拌する撹拌容
器とからなり、撹拌容器に抹茶供給部を介して、粉末状
の抹茶を装填入し、給湯器で茶湯の噴射量を変えて撹拌
容器内に噴射する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撹拌容器の粉末状
抹茶に、高圧の茶湯を噴射して撹拌し、適度に泡立て、
自動的に飲用容器に注入する自動抹茶立て装置に関す
る。
抹茶に、高圧の茶湯を噴射して撹拌し、適度に泡立て、
自動的に飲用容器に注入する自動抹茶立て装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】抹茶は、茶の新芽を採し、蒸した後、そ
のまま乾燥してできた葉茶を臼で碾いて粉末にしたもの
である。この抹茶を茶器に入れ、これに熱湯を注ぎ、茶
筅を用いて掻き混ぜて飲用するものである。茶筅は、そ
の加工技術から抹茶を泡立て、特有の風味を抽出させ
る、主に茶道で使用されている。
のまま乾燥してできた葉茶を臼で碾いて粉末にしたもの
である。この抹茶を茶器に入れ、これに熱湯を注ぎ、茶
筅を用いて掻き混ぜて飲用するものである。茶筅は、そ
の加工技術から抹茶を泡立て、特有の風味を抽出させ
る、主に茶道で使用されている。
【0003】近年、抹茶は、茶道のみならず、一般にも
普及しつつあり、嗜好品として利用されつつあります。
普及しつつあり、嗜好品として利用されつつあります。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、抹茶
は、古くから茶道で使用する高級品として存在し、一般
家庭にはその飲用は余り知られていないのが、現状であ
る。
は、古くから茶道で使用する高級品として存在し、一般
家庭にはその飲用は余り知られていないのが、現状であ
る。
【0005】昨今の自動販売機の普及で、缶入りの抹茶
が相当に普及しつつあるが、缶入りの抹茶は缶の臭いが
避けられず、特有の風味が損なわれるという問題があっ
た。また、缶入りの抹茶は、撹拌と泡立てが十分でな
く、適度な泡立てが行われないという難点がある。さら
に、熱湯で味わうことが困難なことから、抹茶特有の風
味が伝わらなかった。
が相当に普及しつつあるが、缶入りの抹茶は缶の臭いが
避けられず、特有の風味が損なわれるという問題があっ
た。また、缶入りの抹茶は、撹拌と泡立てが十分でな
く、適度な泡立てが行われないという難点がある。さら
に、熱湯で味わうことが困難なことから、抹茶特有の風
味が伝わらなかった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決したもの
で、適度に泡立てを行うことができ、かつ自動的に容器
に注入して、抹茶特有の風味を備えた自動抹茶立て装置
を提供する。
で、適度に泡立てを行うことができ、かつ自動的に容器
に注入して、抹茶特有の風味を備えた自動抹茶立て装置
を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動抹茶立
て装置は、茶湯を湯立てる貯湯槽と、該貯湯槽に隣接し
て茶湯を供給・撹拌するための給湯器と、粉末状の抹茶
を貯蔵する抹茶貯蔵容器と、該抹茶貯蔵容器の下部で抹
茶の定量測定する抹茶計量部と、該抹茶計量部で計量さ
れた抹茶を送り出す抹茶供給部と、抹茶と茶湯の供給を
受け、給湯器からの噴射圧で撹拌する撹拌容器とからな
り、撹拌容器に抹茶供給部を介して抹茶を装填入したの
と同期して、貯湯槽で湯立てられた茶湯を給湯器で噴射
量を変えて撹拌容器内に噴射することを特徴とする。
て装置は、茶湯を湯立てる貯湯槽と、該貯湯槽に隣接し
て茶湯を供給・撹拌するための給湯器と、粉末状の抹茶
を貯蔵する抹茶貯蔵容器と、該抹茶貯蔵容器の下部で抹
茶の定量測定する抹茶計量部と、該抹茶計量部で計量さ
れた抹茶を送り出す抹茶供給部と、抹茶と茶湯の供給を
受け、給湯器からの噴射圧で撹拌する撹拌容器とからな
り、撹拌容器に抹茶供給部を介して抹茶を装填入したの
と同期して、貯湯槽で湯立てられた茶湯を給湯器で噴射
量を変えて撹拌容器内に噴射することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す概要
図、図2は貯湯槽の断面説明図、図3は給湯器の断面説
明図、図4は撹拌容器の断面説明図、図5は抹茶貯蔵容
器、抹茶計量部及び抹茶供給部の関係を示す断面説明図
である。
づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す概要
図、図2は貯湯槽の断面説明図、図3は給湯器の断面説
明図、図4は撹拌容器の断面説明図、図5は抹茶貯蔵容
器、抹茶計量部及び抹茶供給部の関係を示す断面説明図
である。
【0009】本発明の自動抹茶立て装置は、図1に示す
ように、茶湯1を湯立てる加熱機2を備えた貯湯槽3
と、この貯湯槽3に隣接して湯立てた茶湯1を供給する
加圧シリンダー4を備えた給湯器5と、粉末状の抹茶6
を貯蔵する抹茶貯蔵容器7と、この抹茶貯蔵容器7の抹
茶6を定量する抹茶計量部8と、この抹茶計量部8で計
量された抹茶6を送り出す抹茶供給部9と、抹茶6と茶
湯1の供給を受け、給湯器5の噴射圧で撹拌する撹拌容
器10とから構成される。図中11は自動抹茶立て装置
の外殻、12は貯湯槽3の給水管、13は飲用カップを
示す。
ように、茶湯1を湯立てる加熱機2を備えた貯湯槽3
と、この貯湯槽3に隣接して湯立てた茶湯1を供給する
加圧シリンダー4を備えた給湯器5と、粉末状の抹茶6
を貯蔵する抹茶貯蔵容器7と、この抹茶貯蔵容器7の抹
茶6を定量する抹茶計量部8と、この抹茶計量部8で計
量された抹茶6を送り出す抹茶供給部9と、抹茶6と茶
湯1の供給を受け、給湯器5の噴射圧で撹拌する撹拌容
器10とから構成される。図中11は自動抹茶立て装置
の外殻、12は貯湯槽3の給水管、13は飲用カップを
示す。
【0010】貯湯槽3は、図2に示すように、ステンレ
ス鋼材或いは同質の不錆材質を用いて造られた容器であ
る。貯湯槽3に充填された水は、加熱機2で抹茶を立て
るのに最適な60〜80℃の温度に加熱される。茶湯1
は、少なくなると水位調節弁14が作動しで、水が供給
され、水位調節弁14で一定水量に維持されている。貯
湯槽3の下部には排水弁15を取り付け、上部には沸騰
するなど、異常の際に発生する蒸気を放出させる排気管
16が設置されている。貯湯槽3の下部よりやや上の位
置に、図3に示す給湯器5と接続する導湯管17が取り
付けられ、この導湯管17で茶湯1は給湯器5に送られ
る。
ス鋼材或いは同質の不錆材質を用いて造られた容器であ
る。貯湯槽3に充填された水は、加熱機2で抹茶を立て
るのに最適な60〜80℃の温度に加熱される。茶湯1
は、少なくなると水位調節弁14が作動しで、水が供給
され、水位調節弁14で一定水量に維持されている。貯
湯槽3の下部には排水弁15を取り付け、上部には沸騰
するなど、異常の際に発生する蒸気を放出させる排気管
16が設置されている。貯湯槽3の下部よりやや上の位
置に、図3に示す給湯器5と接続する導湯管17が取り
付けられ、この導湯管17で茶湯1は給湯器5に送られ
る。
【0011】貯湯槽3は、給水管12の弁18を開い
て、水を供給し、一定量に達すると水位調節弁14が作
動して、弁18を閉じて給水を停止する。給水された水
は、内蔵されている電気ヒーターなどの加熱機2で、6
0〜80℃の抹茶としての適温に加熱され、茶湯1とな
る。加熱された湯水1は加熱機2の温度調節機能で所定
の温度に保たれる。
て、水を供給し、一定量に達すると水位調節弁14が作
動して、弁18を閉じて給水を停止する。給水された水
は、内蔵されている電気ヒーターなどの加熱機2で、6
0〜80℃の抹茶としての適温に加熱され、茶湯1とな
る。加熱された湯水1は加熱機2の温度調節機能で所定
の温度に保たれる。
【0012】給湯器5は、図3に示すように、加圧シリ
ンダー4と加圧ピストン19で構成され、貯湯槽3の標
準水位にほぼ等しい位置に加圧シリンダー4の上部を合
わせて取り付けられる。貯湯槽3の導湯管17から、給
湯器5の下部に備えられた逆止弁20を経由して、給湯
器5に接続させる。また、給湯器5の下部には、給湯器
5内が異常高圧になった場合に、自動的に開放させる安
全弁21が取り付けられている。
ンダー4と加圧ピストン19で構成され、貯湯槽3の標
準水位にほぼ等しい位置に加圧シリンダー4の上部を合
わせて取り付けられる。貯湯槽3の導湯管17から、給
湯器5の下部に備えられた逆止弁20を経由して、給湯
器5に接続させる。また、給湯器5の下部には、給湯器
5内が異常高圧になった場合に、自動的に開放させる安
全弁21が取り付けられている。
【0013】給湯器5は、加圧シリンダー4内に上部か
ら、図示しない電動機器により上下動する加圧ピストン
19が備えられている。加圧シリンダー4は底部の逆止
弁20を介して導湯管17と接続されている。加圧ピス
トン19が、上へ移動するときは、底部の逆止弁20が
開放されて、茶湯1をシリンダー4内に吸い入れ、下へ
移動するときは、逆止弁20が作動して、導湯管17が
閉鎖され、逆流することなく、加圧シリンダー4内を加
圧する。加圧シリンダー4にはそのほぼ中央部に第1高
圧管21、その位置より下方の底部に近い位置に第2高
圧管22が取り付けられている。第1高圧管21と第2
高圧管22で、時差と圧力差を設けて茶湯1を後述の撹
拌容器10に圧送する。第1高圧管21と第2高圧管2
2は、後述の撹拌容器10に抹茶6が供給されたのに同
期して、加圧ピストン19が下動すると、シリンダー4
内の茶湯1は上方の第1高圧管21から噴射を開始し、
次いで第2高圧管22からやや高い圧で噴射して、茶湯
1の圧送を行う。
ら、図示しない電動機器により上下動する加圧ピストン
19が備えられている。加圧シリンダー4は底部の逆止
弁20を介して導湯管17と接続されている。加圧ピス
トン19が、上へ移動するときは、底部の逆止弁20が
開放されて、茶湯1をシリンダー4内に吸い入れ、下へ
移動するときは、逆止弁20が作動して、導湯管17が
閉鎖され、逆流することなく、加圧シリンダー4内を加
圧する。加圧シリンダー4にはそのほぼ中央部に第1高
圧管21、その位置より下方の底部に近い位置に第2高
圧管22が取り付けられている。第1高圧管21と第2
高圧管22で、時差と圧力差を設けて茶湯1を後述の撹
拌容器10に圧送する。第1高圧管21と第2高圧管2
2は、後述の撹拌容器10に抹茶6が供給されたのに同
期して、加圧ピストン19が下動すると、シリンダー4
内の茶湯1は上方の第1高圧管21から噴射を開始し、
次いで第2高圧管22からやや高い圧で噴射して、茶湯
1の圧送を行う。
【0014】給湯器5の上方の第1高圧管21は、0.
5〜1.5kg/cm2 の噴射圧で行い、これに対して、下
方の第2高圧管22は、1.5〜3kg/cm2 と噴射圧を
高めて、時間差と圧力差を設けて、茶湯1を図4に示す
撹拌容器10に供給する。時差と圧力差を設けることに
よって、撹拌と適度な泡立てを行う。
5〜1.5kg/cm2 の噴射圧で行い、これに対して、下
方の第2高圧管22は、1.5〜3kg/cm2 と噴射圧を
高めて、時間差と圧力差を設けて、茶湯1を図4に示す
撹拌容器10に供給する。時差と圧力差を設けることに
よって、撹拌と適度な泡立てを行う。
【0015】撹拌容器10は、図4に示すように、抹茶
6と茶湯1の撹拌と泡立てに容易な容器形状が望まし
く、例えば半球面の容器或いは逆放物線の中心を軸とし
て回転してえられる放物線回転体(パラボラ)を形状と
するのが好適である。撹拌容器10は、図5に示す抹茶
供給部9から供給される粉末状の抹茶6を一定量仕込ん
だ後、上部に取り付けられた第1噴射口23と第2噴射
口24を通して、茶湯1を撹拌容器10内に導入し、撹
拌と適度な泡立てを行う。第1噴射口23は、口径0.
8〜3.0mmが好ましく、第2噴射口24は、第1噴射
口23より口径を狭め、口径0.5〜2.0mmとするの
が好適である。
6と茶湯1の撹拌と泡立てに容易な容器形状が望まし
く、例えば半球面の容器或いは逆放物線の中心を軸とし
て回転してえられる放物線回転体(パラボラ)を形状と
するのが好適である。撹拌容器10は、図5に示す抹茶
供給部9から供給される粉末状の抹茶6を一定量仕込ん
だ後、上部に取り付けられた第1噴射口23と第2噴射
口24を通して、茶湯1を撹拌容器10内に導入し、撹
拌と適度な泡立てを行う。第1噴射口23は、口径0.
8〜3.0mmが好ましく、第2噴射口24は、第1噴射
口23より口径を狭め、口径0.5〜2.0mmとするの
が好適である。
【0016】第1噴射口23は、給湯器5の第1高圧管
21と連通し、加圧ピストン19の作用で、給湯器5の
ほぼ半量の茶湯1を撹拌容器10の下方に向けて噴射
し、予備的な混合、撹拌と泡立てを行う。しかる後、給
湯器5の第2高圧管22と連通する第2噴射口24を通
して、給湯器5の残りの茶湯1を撹拌容器10内に下方
(容器の底部方向)に向けて、さらに高圧で噴射し、十
分な撹拌と、きめの細かい泡立てを行う。給湯器5内の
定量の茶湯1が無くなった時をもって、茶立て操作を終
える。なお、撹拌と泡立ては、時差と高圧で茶湯1を噴
射するほか、撹拌容器10内にプロペラ(図示せず)な
どの撹拌手段を配備して行うこともできる。さらに、撹
拌容器10内に高圧の噴射手段と撹拌手段を並設する
と、十分な撹拌と、きめの細かい泡立てを行うことがで
きる。
21と連通し、加圧ピストン19の作用で、給湯器5の
ほぼ半量の茶湯1を撹拌容器10の下方に向けて噴射
し、予備的な混合、撹拌と泡立てを行う。しかる後、給
湯器5の第2高圧管22と連通する第2噴射口24を通
して、給湯器5の残りの茶湯1を撹拌容器10内に下方
(容器の底部方向)に向けて、さらに高圧で噴射し、十
分な撹拌と、きめの細かい泡立てを行う。給湯器5内の
定量の茶湯1が無くなった時をもって、茶立て操作を終
える。なお、撹拌と泡立ては、時差と高圧で茶湯1を噴
射するほか、撹拌容器10内にプロペラ(図示せず)な
どの撹拌手段を配備して行うこともできる。さらに、撹
拌容器10内に高圧の噴射手段と撹拌手段を並設する
と、十分な撹拌と、きめの細かい泡立てを行うことがで
きる。
【0017】その後、撹拌容器10の下部に取り付けら
れた流止弁25を加圧ピストン19の下降動作終了と同
調させて、電磁力によって開き、内容物(抹茶)は流止
弁25の下部に備えられた注入管26に導かれて、飲用
カップ13内に注がれる。図中、27は流止弁25のア
ーム、28はアーム27の固定軸、29は流止弁25を
作動させるアーム27のソレノイド、30はソレノイド
29のバネ、31は粉末状の抹茶受口を示す次に、抹茶
貯蔵容器7、抹茶計量部8並びに抹茶供給部9を図5を
参照して説明する。抹茶貯蔵容器7は、図5に示すよう
に、上部を円筒に形成し、下部は濾斗状のステンレス鋼
材等不錆材質で造られている。上部には抹茶6の挿入に
便利な開口部32と、取り外し可能な蓋33を付けた容
器で、抹茶6が湿気を帯びない構造とされている。抹茶
貯蔵容器7の下部には抹茶排出機構を取り付けられ、定
量を測り出す抹茶計量部8が備えられている。抹茶6
は、粉末状であるから吸湿性が高く、乾燥状態を維持す
る必要性があり、抹茶貯蔵容器7は湿気を取り、密閉状
態にして置くのが好適である。また、抹茶貯蔵容器7に
は、粉末状の抹茶6の流動性を良くするために、振動を
付与する電磁振動器34が、抹茶貯蔵容器7の下部で、
抹茶計量部8近辺に取り付ける。
れた流止弁25を加圧ピストン19の下降動作終了と同
調させて、電磁力によって開き、内容物(抹茶)は流止
弁25の下部に備えられた注入管26に導かれて、飲用
カップ13内に注がれる。図中、27は流止弁25のア
ーム、28はアーム27の固定軸、29は流止弁25を
作動させるアーム27のソレノイド、30はソレノイド
29のバネ、31は粉末状の抹茶受口を示す次に、抹茶
貯蔵容器7、抹茶計量部8並びに抹茶供給部9を図5を
参照して説明する。抹茶貯蔵容器7は、図5に示すよう
に、上部を円筒に形成し、下部は濾斗状のステンレス鋼
材等不錆材質で造られている。上部には抹茶6の挿入に
便利な開口部32と、取り外し可能な蓋33を付けた容
器で、抹茶6が湿気を帯びない構造とされている。抹茶
貯蔵容器7の下部には抹茶排出機構を取り付けられ、定
量を測り出す抹茶計量部8が備えられている。抹茶6
は、粉末状であるから吸湿性が高く、乾燥状態を維持す
る必要性があり、抹茶貯蔵容器7は湿気を取り、密閉状
態にして置くのが好適である。また、抹茶貯蔵容器7に
は、粉末状の抹茶6の流動性を良くするために、振動を
付与する電磁振動器34が、抹茶貯蔵容器7の下部で、
抹茶計量部8近辺に取り付ける。
【0018】抹茶計量部8は、図5に示すように、抹茶
貯蔵容器7の下部に設置される円筒状で、2個の交互に
開閉動作する開閉弁35、36で抹茶6の所定量を測る
部分と、開閉弁35、36を電磁コイル(ソレノド)3
7とバネ38の力とを応用して、交互に開閉を行う機構
とを備えている。抹茶計量部8は、電磁コイル37に通
電して電磁力を発生させると、上部の開閉弁35が開い
て、電磁振動器34により振動を加えながら、抹茶貯蔵
容器7から抹茶計量部8内に抹茶6が落下して充満させ
る。電磁コイル37の通電を止めると、バネ38の力に
よって、下部の開閉弁36が開いて、計量された抹茶6
は、下部の抹茶供給部9の抹茶供給管38内に落下す
る。
貯蔵容器7の下部に設置される円筒状で、2個の交互に
開閉動作する開閉弁35、36で抹茶6の所定量を測る
部分と、開閉弁35、36を電磁コイル(ソレノド)3
7とバネ38の力とを応用して、交互に開閉を行う機構
とを備えている。抹茶計量部8は、電磁コイル37に通
電して電磁力を発生させると、上部の開閉弁35が開い
て、電磁振動器34により振動を加えながら、抹茶貯蔵
容器7から抹茶計量部8内に抹茶6が落下して充満させ
る。電磁コイル37の通電を止めると、バネ38の力に
よって、下部の開閉弁36が開いて、計量された抹茶6
は、下部の抹茶供給部9の抹茶供給管38内に落下す
る。
【0019】抹茶供給部9は、図5に示すように、抹茶
計量部8と連通する抹茶供給管38と、抹茶供給管38
に供給された図示しない電磁式で作動するプランジャー
39で構成される。電磁コイル37の通電を停止する
と、同調させてプランジャー39が作動して前進し、抹
茶計量部8から抹茶供給管38内に落下挿入された定量
の抹茶6を、撹拌容器10の上部に取り付けられた抹茶
仕込み口31へ向けて押し出し、撹拌容器10内に抹茶
6を落下させる。その後、プランジャー39は、元の位
置に引き戻される。プランジャー39が元の位置で停止
すると、前述の如く、加圧シリンダー4の加圧ピストン
19が下方向に稼動し、茶湯1を撹拌容器10内に噴射
させる。
計量部8と連通する抹茶供給管38と、抹茶供給管38
に供給された図示しない電磁式で作動するプランジャー
39で構成される。電磁コイル37の通電を停止する
と、同調させてプランジャー39が作動して前進し、抹
茶計量部8から抹茶供給管38内に落下挿入された定量
の抹茶6を、撹拌容器10の上部に取り付けられた抹茶
仕込み口31へ向けて押し出し、撹拌容器10内に抹茶
6を落下させる。その後、プランジャー39は、元の位
置に引き戻される。プランジャー39が元の位置で停止
すると、前述の如く、加圧シリンダー4の加圧ピストン
19が下方向に稼動し、茶湯1を撹拌容器10内に噴射
させる。
【0020】次に、本発明の自動抹茶立て装置を使用し
た抹茶立ての動作を説明する。
た抹茶立ての動作を説明する。
【0021】図1に示すように、抹茶貯蔵容器7に充填
されている粉末状の抹茶6を、電磁コイル37に通電し
て開閉弁35を開いて、抹茶計量部8に供給して一定量
を計測した後、開閉弁35を閉じる。計量された抹茶6
は、開閉弁36が開いて抹茶供給管38に供給され、抹
茶供給部9のプランジャー39で押し出され、撹拌容器
10の抹茶仕込み口31に送り出され、撹拌容器10内
に供給される。撹拌容器10に入れられた抹茶6は、同
期して貯湯槽3から適量、適温の茶湯1を給湯器5の加
圧ピストン19で加圧すると、まず、第1高圧管21を
経て噴射口23から噴射注入する。次いで、第1高圧管
21の注入が完了に近付くと、第2高圧管22と連通す
る噴射口24を通してやや高圧の茶湯1を噴射する。時
間差と圧力差により、撹拌容器10内で激しい撹拌と、
きめ細かい泡立てを同時に行い、抹茶特有の香りを発揮
する。
されている粉末状の抹茶6を、電磁コイル37に通電し
て開閉弁35を開いて、抹茶計量部8に供給して一定量
を計測した後、開閉弁35を閉じる。計量された抹茶6
は、開閉弁36が開いて抹茶供給管38に供給され、抹
茶供給部9のプランジャー39で押し出され、撹拌容器
10の抹茶仕込み口31に送り出され、撹拌容器10内
に供給される。撹拌容器10に入れられた抹茶6は、同
期して貯湯槽3から適量、適温の茶湯1を給湯器5の加
圧ピストン19で加圧すると、まず、第1高圧管21を
経て噴射口23から噴射注入する。次いで、第1高圧管
21の注入が完了に近付くと、第2高圧管22と連通す
る噴射口24を通してやや高圧の茶湯1を噴射する。時
間差と圧力差により、撹拌容器10内で激しい撹拌と、
きめ細かい泡立てを同時に行い、抹茶特有の香りを発揮
する。
【0022】撹拌と泡立てされた撹拌容器10の抹茶
は、流止弁25を加圧ピストン19の下降動作終了と同
調させて開き、抹茶は注入管26に導かれて、飲用カッ
プ13内に注がれる。
は、流止弁25を加圧ピストン19の下降動作終了と同
調させて開き、抹茶は注入管26に導かれて、飲用カッ
プ13内に注がれる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
茶立て装置は、撹拌容器に抹茶を入れ、給湯器から時間
差と圧力差を付けた茶湯を、連続して噴射することによ
り、特定の撹拌装置等を用いることなく、撹拌し、適度
に泡立てることができる。これにより、抹茶特有の風味
を備えた抹茶を味わうことができる。
茶立て装置は、撹拌容器に抹茶を入れ、給湯器から時間
差と圧力差を付けた茶湯を、連続して噴射することによ
り、特定の撹拌装置等を用いることなく、撹拌し、適度
に泡立てることができる。これにより、抹茶特有の風味
を備えた抹茶を味わうことができる。
【0024】抹茶貯蔵容器7で湿気を除去するなど品質
管理を十分にした抹茶に、直に茶湯を注入するので、缶
入りの抹茶と異なり、新鮮な抹茶を味わうことができ
る。
管理を十分にした抹茶に、直に茶湯を注入するので、缶
入りの抹茶と異なり、新鮮な抹茶を味わうことができ
る。
【0025】また、時間差と高圧差をかけた茶湯を準備
し、撹拌容器に定量の抹茶を仕込み、噴射圧の違う噴射
口を通して、噴流となった茶湯で抹茶を立て、飲料容器
にそれを移し替えて飲用に供するまでの一連の操作を、
自動的に行うことができ、人手をかけないで、抹茶を味
わうことができる。
し、撹拌容器に定量の抹茶を仕込み、噴射圧の違う噴射
口を通して、噴流となった茶湯で抹茶を立て、飲料容器
にそれを移し替えて飲用に供するまでの一連の操作を、
自動的に行うことができ、人手をかけないで、抹茶を味
わうことができる。
【0026】抹茶は、抹茶貯蔵容器で、常時乾燥状態が
維持されているので、新鮮さが維持され、従って、抹茶
計量部8並びに抹茶供給部9での目詰り等の故障を起こ
さない。
維持されているので、新鮮さが維持され、従って、抹茶
計量部8並びに抹茶供給部9での目詰り等の故障を起こ
さない。
【0027】スイッチボタンを一つ押すだけで、これら
一連の操作を自動的に行うことができる。
一連の操作を自動的に行うことができる。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す概要図、
【図2】貯湯槽の断面説明図、
【図3】給湯器の断面説明図、
【図4】撹拌容器を断面説明図、
【図5】抹茶貯蔵容器、抹茶計量部並びに抹茶供給部の
断面説明図
断面説明図
1………茶湯 2………加熱機 3………貯湯槽 4………加圧シリンダー 5………給湯器 6………抹茶 7………抹茶貯蔵容器 8………抹茶計量部 9………抹茶供給部 10………撹拌容器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 自動抹茶立て装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撹拌容器の粉末状
抹茶に、高圧の茶湯を噴射して撹拌し、適度に泡立て、
自動的に飲用容器に注入する自動抹茶立て装置に関す
る。
抹茶に、高圧の茶湯を噴射して撹拌し、適度に泡立て、
自動的に飲用容器に注入する自動抹茶立て装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】抹茶は、茶の新芽を採し、蒸した後、そ
のまま乾燥してできた葉茶を臼で碾いて粉末にしたもの
である。この抹茶を茶器に入れ、これに熱湯を注ぎ、茶
筅を用いて掻き混ぜて飲用するものである。茶筅は、そ
の加工技術から抹茶を泡立て、特有の風味を抽出させ
る、主に茶道で使用されている。
のまま乾燥してできた葉茶を臼で碾いて粉末にしたもの
である。この抹茶を茶器に入れ、これに熱湯を注ぎ、茶
筅を用いて掻き混ぜて飲用するものである。茶筅は、そ
の加工技術から抹茶を泡立て、特有の風味を抽出させ
る、主に茶道で使用されている。
【0003】近年、抹茶は、茶道のみならず、一般にも
普及しつつあり、嗜好品として利用されつつあります。
普及しつつあり、嗜好品として利用されつつあります。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、抹茶
は、古くから茶道で使用する高級品として存在し、一般
家庭にはその飲用は余り知られていないのが、現状であ
る。
は、古くから茶道で使用する高級品として存在し、一般
家庭にはその飲用は余り知られていないのが、現状であ
る。
【0005】昨今の自動販売機の普及で、缶入りの抹茶
が相当に普及しつつあるが、缶入りの抹茶は缶の臭いが
避けられず、特有の風味が損なわれるという問題があっ
た。また、缶入りの抹茶は、撹拌と泡立てが十分でな
く、適度な泡立てが行われないという難点がある。さら
に、熱湯で味わうことが困難なことから、抹茶特有の風
味が伝わらなかった。
が相当に普及しつつあるが、缶入りの抹茶は缶の臭いが
避けられず、特有の風味が損なわれるという問題があっ
た。また、缶入りの抹茶は、撹拌と泡立てが十分でな
く、適度な泡立てが行われないという難点がある。さら
に、熱湯で味わうことが困難なことから、抹茶特有の風
味が伝わらなかった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決したもの
で、適度に泡立てを行うことができ、かつ自動的に容器
に注入して、抹茶特有の風味を備えた自動抹茶立て装置
を提供する。
で、適度に泡立てを行うことができ、かつ自動的に容器
に注入して、抹茶特有の風味を備えた自動抹茶立て装置
を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動抹茶立
て装置は、自動抹茶立て装置において、加熱機の温度調
節機能で抹茶温度に茶湯を湯立てる貯湯槽と、該貯湯槽
に隣接して前記茶湯を供給・撹拌するための高圧水を噴
射する給湯器と、粉末状の抹茶を貯蔵する抹茶貯蔵容器
と、該抹茶貯蔵容器の下部で前記抹茶の定量測定する抹
茶計量部と、該抹茶計量部で計量された前記抹茶を送り
出す抹茶供給部と、前記抹茶と前記茶湯の供給を受け、
前記給湯器からの高圧水の噴射圧で撹拌・泡立てする撹
拌容器とからなり、前記給湯器に高圧水を噴射する2本
の高圧管を配設し、前記撹拌容器に前記抹茶供給部を介
して前記抹茶を撹拌容器内に装填入したのと同期して、
前記貯湯槽で湯立てられた茶湯を前記給湯器の加圧シリ
ンダーの押圧で、前記2本の高圧管に時間差と圧力差を
付けて前記撹拌容器内に高圧水を噴射して泡立てること
を特徴とする。
て装置は、自動抹茶立て装置において、加熱機の温度調
節機能で抹茶温度に茶湯を湯立てる貯湯槽と、該貯湯槽
に隣接して前記茶湯を供給・撹拌するための高圧水を噴
射する給湯器と、粉末状の抹茶を貯蔵する抹茶貯蔵容器
と、該抹茶貯蔵容器の下部で前記抹茶の定量測定する抹
茶計量部と、該抹茶計量部で計量された前記抹茶を送り
出す抹茶供給部と、前記抹茶と前記茶湯の供給を受け、
前記給湯器からの高圧水の噴射圧で撹拌・泡立てする撹
拌容器とからなり、前記給湯器に高圧水を噴射する2本
の高圧管を配設し、前記撹拌容器に前記抹茶供給部を介
して前記抹茶を撹拌容器内に装填入したのと同期して、
前記貯湯槽で湯立てられた茶湯を前記給湯器の加圧シリ
ンダーの押圧で、前記2本の高圧管に時間差と圧力差を
付けて前記撹拌容器内に高圧水を噴射して泡立てること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す概要
図、図2は貯湯槽の断面説明図、図3は給湯器の断面説
明図、図4は撹拌容器の断面説明図、図5は抹茶貯蔵容
器、抹茶計量部及び抹茶供給部の関係を示す断面説明図
である。
づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す概要
図、図2は貯湯槽の断面説明図、図3は給湯器の断面説
明図、図4は撹拌容器の断面説明図、図5は抹茶貯蔵容
器、抹茶計量部及び抹茶供給部の関係を示す断面説明図
である。
【0009】本発明の自動抹茶立て装置は、図1に示す
ように、茶湯1を湯立てる加熱機2を備えた貯湯槽3
と、この貯湯槽3に隣接して湯立てた茶湯1を供給する
加圧シリンダー4を備えた給湯器5と、粉末状の抹茶6
を貯蔵する抹茶貯蔵容器7と、この抹茶貯蔵容器7の抹
茶6を定量する抹茶計量部8と、この抹茶計量部8で計
量された抹茶6を送り出す抹茶供給部9と、抹茶6と茶
湯1の供給を受け、給湯器5の噴射圧で撹拌する撹拌容
器10とから構成される。図中11は自動抹茶立て装置
の外殻、12は貯湯槽3の給水管、13は飲用カップを
示す。
ように、茶湯1を湯立てる加熱機2を備えた貯湯槽3
と、この貯湯槽3に隣接して湯立てた茶湯1を供給する
加圧シリンダー4を備えた給湯器5と、粉末状の抹茶6
を貯蔵する抹茶貯蔵容器7と、この抹茶貯蔵容器7の抹
茶6を定量する抹茶計量部8と、この抹茶計量部8で計
量された抹茶6を送り出す抹茶供給部9と、抹茶6と茶
湯1の供給を受け、給湯器5の噴射圧で撹拌する撹拌容
器10とから構成される。図中11は自動抹茶立て装置
の外殻、12は貯湯槽3の給水管、13は飲用カップを
示す。
【0010】貯湯槽3は、図2に示すように、ステンレ
ス鋼材或いは同質の不錆材質を用いて造られた容器であ
る。貯湯槽3に充填された水は、加熱機2で抹茶を立て
るのに最適な60〜80℃の温度に加熱される。茶湯1
は、少なくなると水位調節弁14が作動して、水が供給
され、水位調節弁14で一定水量に維持されている。貯
湯槽3の下部には排水弁15を取り付け、上部には沸騰
するなど、異常の際に発生する蒸気を放出させる排気管
16が設置されている。貯湯槽3の下部よりやや上の位
置に、図3に示す給湯器5と接続する導湯管17が取り
付けられ、この導湯管17で茶湯1は給湯器5に送られ
る。
ス鋼材或いは同質の不錆材質を用いて造られた容器であ
る。貯湯槽3に充填された水は、加熱機2で抹茶を立て
るのに最適な60〜80℃の温度に加熱される。茶湯1
は、少なくなると水位調節弁14が作動して、水が供給
され、水位調節弁14で一定水量に維持されている。貯
湯槽3の下部には排水弁15を取り付け、上部には沸騰
するなど、異常の際に発生する蒸気を放出させる排気管
16が設置されている。貯湯槽3の下部よりやや上の位
置に、図3に示す給湯器5と接続する導湯管17が取り
付けられ、この導湯管17で茶湯1は給湯器5に送られ
る。
【0011】貯湯槽3は、給水管12の弁18を開い
て、水を供給し、一定量に達すると水位調節弁14が作
動して、弁18を閉じて給水を停止する。給水された水
は、内蔵されている電気ヒーターなどの加熱機2で、6
0〜80℃の抹茶としての適温に加熱され、茶湯1とな
る。加熱された湯水1は加熱機2の温度調節機能で所定
の温度に保たれる。
て、水を供給し、一定量に達すると水位調節弁14が作
動して、弁18を閉じて給水を停止する。給水された水
は、内蔵されている電気ヒーターなどの加熱機2で、6
0〜80℃の抹茶としての適温に加熱され、茶湯1とな
る。加熱された湯水1は加熱機2の温度調節機能で所定
の温度に保たれる。
【0012】給湯器5は、図3に示すように、加圧シリ
ンダー4と加圧ピストン19で構成され、貯湯槽3の標
準水位にほぼ等しい位置に加圧シリンダー4の上部を合
わせて取り付けられる。貯湯槽3の導湯管17から、給
湯器5の下部に備えられた逆止弁20を経由して、給湯
器5に接続させる。また、給湯器5の下部には、給湯器
5内が異常高圧になった場合に、自動的に開放させる安
全弁21が取り付けられている。
ンダー4と加圧ピストン19で構成され、貯湯槽3の標
準水位にほぼ等しい位置に加圧シリンダー4の上部を合
わせて取り付けられる。貯湯槽3の導湯管17から、給
湯器5の下部に備えられた逆止弁20を経由して、給湯
器5に接続させる。また、給湯器5の下部には、給湯器
5内が異常高圧になった場合に、自動的に開放させる安
全弁21が取り付けられている。
【0013】給湯器5は、加圧シリンダー4内に上部か
ら、図示しない電動機器により上下動する加圧ピストン
19が備えられている。加圧シリンダー4は底部の逆止
弁20を介して導湯管17と接続されている。加圧ピス
トン19が、上へ移動するときは、底部の逆止弁20が
開放されて、茶湯1をシリンダー4内に吸い入れ、下へ
移動するときは、逆止弁20が作動して、導湯管17が
閉鎖され、逆流することなく、加圧シリンダー4内を加
圧する。加圧シリンダー4にはそのほぼ中央部に第1高
圧管21、その位置より下方の底部に近い位置に第2高
圧管22が取り付けられている。第1高圧管21と第2
高圧管22で、時差と圧力差を設けて茶湯1を後述の撹
拌容器10に圧送する。第1高圧管21と第2高圧管2
2は、後述の撹拌容器10に抹茶6が供給されたのに同
期して、加圧ピストン19が下動すると、シリンダー4
内の茶湯1は上方の第1高圧管21から噴射を開始し、
次いで第2高圧管22からやや高い圧で噴射して、茶湯
1の圧送を行う。
ら、図示しない電動機器により上下動する加圧ピストン
19が備えられている。加圧シリンダー4は底部の逆止
弁20を介して導湯管17と接続されている。加圧ピス
トン19が、上へ移動するときは、底部の逆止弁20が
開放されて、茶湯1をシリンダー4内に吸い入れ、下へ
移動するときは、逆止弁20が作動して、導湯管17が
閉鎖され、逆流することなく、加圧シリンダー4内を加
圧する。加圧シリンダー4にはそのほぼ中央部に第1高
圧管21、その位置より下方の底部に近い位置に第2高
圧管22が取り付けられている。第1高圧管21と第2
高圧管22で、時差と圧力差を設けて茶湯1を後述の撹
拌容器10に圧送する。第1高圧管21と第2高圧管2
2は、後述の撹拌容器10に抹茶6が供給されたのに同
期して、加圧ピストン19が下動すると、シリンダー4
内の茶湯1は上方の第1高圧管21から噴射を開始し、
次いで第2高圧管22からやや高い圧で噴射して、茶湯
1の圧送を行う。
【0014】給湯器5の上方の第1高圧管21は、0.
5〜1.5kg/cm2 の噴射圧で行い、これに対して、下
方の第2高圧管22は、1.5〜3kg/cm2 と噴射圧を
高めて、時間差と圧力差を設けて、茶湯1を図4に示す
撹拌容器10に供給する。時差と圧力差を設けることに
よって、撹拌と適度な泡立てを行う。
5〜1.5kg/cm2 の噴射圧で行い、これに対して、下
方の第2高圧管22は、1.5〜3kg/cm2 と噴射圧を
高めて、時間差と圧力差を設けて、茶湯1を図4に示す
撹拌容器10に供給する。時差と圧力差を設けることに
よって、撹拌と適度な泡立てを行う。
【0015】撹拌容器10は、図4に示すように、抹茶
6と茶湯1の撹拌と泡立てに容易な容器形状が望まし
く、例えば半球面の容器或いは逆放物線の中心を軸とし
て回転してえられる放物線回転体(パラボラ)を形状と
するのが好適である。撹拌容器10は、図5に示す抹茶
供給部9から供給される粉末状の抹茶6を一定量仕込ん
だ後、上部に取り付けられた第1噴射口23と第2噴射
口24を通して、茶湯1を撹拌容器10内に導入し、撹
拌と適度な泡立てを行う。第1噴射口23は、口径0.
8〜3.0mmが好ましく、第2噴射口24は、第1噴射
口23より口径を狭め、口径0.5〜2.0mmとするの
が好適である。
6と茶湯1の撹拌と泡立てに容易な容器形状が望まし
く、例えば半球面の容器或いは逆放物線の中心を軸とし
て回転してえられる放物線回転体(パラボラ)を形状と
するのが好適である。撹拌容器10は、図5に示す抹茶
供給部9から供給される粉末状の抹茶6を一定量仕込ん
だ後、上部に取り付けられた第1噴射口23と第2噴射
口24を通して、茶湯1を撹拌容器10内に導入し、撹
拌と適度な泡立てを行う。第1噴射口23は、口径0.
8〜3.0mmが好ましく、第2噴射口24は、第1噴射
口23より口径を狭め、口径0.5〜2.0mmとするの
が好適である。
【0016】第1噴射口23は、給湯器5の第1高圧管
21と連通し、加圧ピストン19の作用で、給湯器5の
ほぼ半量の茶湯1を撹拌容器10の下方に向けて噴射
し、予備的な混合、撹拌と泡立てを行う。しかる後、給
湯器5の第2高圧管22と連通する第2噴射口24を通
して、給湯器5の残りの茶湯1を撹拌容器10内に下方
(容器の底部方向)に向けて、さらに高圧で噴射し、十
分な撹拌と、きめの細かい泡立てを行う。給湯器5内の
定量の茶湯1が無くなった時をもって、茶立て操作を終
える。なお、撹拌と泡立ては、時差と高圧で茶湯1を噴
射するほか、撹拌容器10内にプロペラ(図示せず)な
どの撹拌手段を配備して行うこともできる。さらに、撹
拌容器10内に高圧の噴射手段と撹拌手段を並設する
と、十分な撹拌と、きめの細かい泡立てを行うことがで
きる。
21と連通し、加圧ピストン19の作用で、給湯器5の
ほぼ半量の茶湯1を撹拌容器10の下方に向けて噴射
し、予備的な混合、撹拌と泡立てを行う。しかる後、給
湯器5の第2高圧管22と連通する第2噴射口24を通
して、給湯器5の残りの茶湯1を撹拌容器10内に下方
(容器の底部方向)に向けて、さらに高圧で噴射し、十
分な撹拌と、きめの細かい泡立てを行う。給湯器5内の
定量の茶湯1が無くなった時をもって、茶立て操作を終
える。なお、撹拌と泡立ては、時差と高圧で茶湯1を噴
射するほか、撹拌容器10内にプロペラ(図示せず)な
どの撹拌手段を配備して行うこともできる。さらに、撹
拌容器10内に高圧の噴射手段と撹拌手段を並設する
と、十分な撹拌と、きめの細かい泡立てを行うことがで
きる。
【0017】その後、撹拌容器10の下部に取り付けら
れた流止弁25を加圧ピストン19の下降動作終了と同
調させて、電磁力によって開き、内容物(抹茶)は流止
弁25の下部に備えられた注入管26に導かれて、飲用
カップ13内に注がれる。図中、27は流止弁25のア
ーム、28はアーム27の固定軸、29は流止弁25を
作動させるアーム27のソレノイド、30はソレノイド
29のバネ、31は粉末状の抹茶受口を示す。次に、抹
茶貯蔵容器7、抹茶計量部8並びに抹茶供給部9を図5
を参照して説明する。抹茶貯蔵容器7は、図5に示すよ
うに、上部を円筒に形成し、下部は濾斗状のステンレス
鋼材等不錆材質で造られている。上部には抹茶6の挿入
に便利な開口部32と、取り外し可能な蓋33を付けた
容器で、抹茶6が湿気を帯びない構造とされている。抹
茶貯蔵容器7の下部には抹茶排出機構を取り付けられ、
定量を測り出す抹茶計量部8が備えられている。抹茶6
は、粉末状であるから吸湿性が高く、乾燥状態を維持す
る必要性があり、抹茶貯蔵容器7は湿気を取り、密閉状
態にして置くのが好適である。また、抹茶貯蔵容器7に
は、粉末状の抹茶6の流動性を良くするために、振動を
付与する電磁振動器34が、抹茶貯蔵容器7の下部で、
抹茶計量部8近辺に取り付ける。
れた流止弁25を加圧ピストン19の下降動作終了と同
調させて、電磁力によって開き、内容物(抹茶)は流止
弁25の下部に備えられた注入管26に導かれて、飲用
カップ13内に注がれる。図中、27は流止弁25のア
ーム、28はアーム27の固定軸、29は流止弁25を
作動させるアーム27のソレノイド、30はソレノイド
29のバネ、31は粉末状の抹茶受口を示す。次に、抹
茶貯蔵容器7、抹茶計量部8並びに抹茶供給部9を図5
を参照して説明する。抹茶貯蔵容器7は、図5に示すよ
うに、上部を円筒に形成し、下部は濾斗状のステンレス
鋼材等不錆材質で造られている。上部には抹茶6の挿入
に便利な開口部32と、取り外し可能な蓋33を付けた
容器で、抹茶6が湿気を帯びない構造とされている。抹
茶貯蔵容器7の下部には抹茶排出機構を取り付けられ、
定量を測り出す抹茶計量部8が備えられている。抹茶6
は、粉末状であるから吸湿性が高く、乾燥状態を維持す
る必要性があり、抹茶貯蔵容器7は湿気を取り、密閉状
態にして置くのが好適である。また、抹茶貯蔵容器7に
は、粉末状の抹茶6の流動性を良くするために、振動を
付与する電磁振動器34が、抹茶貯蔵容器7の下部で、
抹茶計量部8近辺に取り付ける。
【0018】抹茶計量部8は、図5に示すように、抹茶
貯蔵容器7の下部に設置される円筒状で、2個の交互に
開閉動作する開閉弁35、36で抹茶6の所定量を測る
部分と、開閉弁35、36を電磁コイル(ソレノド)3
7とバネ38の力とを応用して、交互に開閉を行う機構
とを備えている。抹茶計量部8は、電磁コイル37に通
電して電磁力を発生させると、上部の開閉弁35が開い
て、電磁振動器34により振動を加えながら、抹茶貯蔵
容器7から抹茶計量部8内に抹茶6が落下して充満させ
る。電磁コイル37の通電を止めると、バネ38の力に
よって、下部の開閉弁36が開いて、計量された抹茶6
は、下部の抹茶供給部9の抹茶供給管38内に落下す
る。
貯蔵容器7の下部に設置される円筒状で、2個の交互に
開閉動作する開閉弁35、36で抹茶6の所定量を測る
部分と、開閉弁35、36を電磁コイル(ソレノド)3
7とバネ38の力とを応用して、交互に開閉を行う機構
とを備えている。抹茶計量部8は、電磁コイル37に通
電して電磁力を発生させると、上部の開閉弁35が開い
て、電磁振動器34により振動を加えながら、抹茶貯蔵
容器7から抹茶計量部8内に抹茶6が落下して充満させ
る。電磁コイル37の通電を止めると、バネ38の力に
よって、下部の開閉弁36が開いて、計量された抹茶6
は、下部の抹茶供給部9の抹茶供給管38内に落下す
る。
【0019】抹茶供給部9は、図5に示すように、抹茶
計量部8と連通する抹茶供給管38と、抹茶供給管38
に供給された図示しない電磁式で作動するプランジャー
39で構成される。電磁コイル37の通電を停止する
と、同調させてプランジャー39が作動して前進し、抹
茶計量部8から抹茶供給管38内に落下挿入された定量
の抹茶6を、撹拌容器10の上部に取り付けられた抹茶
仕込み口31へ向けて押し出し、撹拌容器10内に抹茶
6を落下させる。その後、プランジャー39は、元の位
置に引き戻される。プランジャー39が元の位置で停止
すると、前述の如く、加圧シリンダー4の加圧ピストン
19が下方向に稼動し、茶湯1を撹拌容器10内に噴射
させる。
計量部8と連通する抹茶供給管38と、抹茶供給管38
に供給された図示しない電磁式で作動するプランジャー
39で構成される。電磁コイル37の通電を停止する
と、同調させてプランジャー39が作動して前進し、抹
茶計量部8から抹茶供給管38内に落下挿入された定量
の抹茶6を、撹拌容器10の上部に取り付けられた抹茶
仕込み口31へ向けて押し出し、撹拌容器10内に抹茶
6を落下させる。その後、プランジャー39は、元の位
置に引き戻される。プランジャー39が元の位置で停止
すると、前述の如く、加圧シリンダー4の加圧ピストン
19が下方向に稼動し、茶湯1を撹拌容器10内に噴射
させる。
【0020】次に、本発明の自動抹茶立て装置を使用し
た抹茶立ての動作を説明する。
た抹茶立ての動作を説明する。
【0021】図1に示すように、抹茶貯蔵容器7に充填
されている粉末状の抹茶6を、電磁コイル37に通電し
て開閉弁35を開いて、抹茶計量部8に供給して一定量
を計測した後、開閉弁35を閉じる。計量された抹茶6
は、開閉弁36が開いて抹茶供給管38に供給され、抹
茶供給部9のプランジャー39で押し出され、撹拌容器
10の抹茶仕込み口31に送り出され、撹拌容器10内
に供給される。撹拌容器10に入れられた抹茶6は、同
期して貯湯槽3から適量、適温の茶湯1を給湯器5の加
圧ピストン19で加圧すると、まず、第1高圧管21を
経て噴射口23から噴射注入する。次いで、第1高圧管
21の注入が完了に近付くと、第2高圧管22と連通す
る噴射口24を通してやや高圧の茶湯1を噴射する。時
間差と圧力差により、撹拌容器10内で激しい撹拌と、
きめ細かい泡立てを同時に行い、抹茶特有の香りを発揮
する。
されている粉末状の抹茶6を、電磁コイル37に通電し
て開閉弁35を開いて、抹茶計量部8に供給して一定量
を計測した後、開閉弁35を閉じる。計量された抹茶6
は、開閉弁36が開いて抹茶供給管38に供給され、抹
茶供給部9のプランジャー39で押し出され、撹拌容器
10の抹茶仕込み口31に送り出され、撹拌容器10内
に供給される。撹拌容器10に入れられた抹茶6は、同
期して貯湯槽3から適量、適温の茶湯1を給湯器5の加
圧ピストン19で加圧すると、まず、第1高圧管21を
経て噴射口23から噴射注入する。次いで、第1高圧管
21の注入が完了に近付くと、第2高圧管22と連通す
る噴射口24を通してやや高圧の茶湯1を噴射する。時
間差と圧力差により、撹拌容器10内で激しい撹拌と、
きめ細かい泡立てを同時に行い、抹茶特有の香りを発揮
する。
【0022】撹拌と泡立てされた撹拌容器10の抹茶
は、流止弁25を加圧ピストン19の下降動作終了と同
調させて開き、抹茶は注入管26に導かれて、飲用カッ
プ13内に注がれる。
は、流止弁25を加圧ピストン19の下降動作終了と同
調させて開き、抹茶は注入管26に導かれて、飲用カッ
プ13内に注がれる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
茶立て装置は、撹拌容器に抹茶を入れ、給湯器から時間
差と圧力差を付けた茶湯を、連続して噴射することによ
り、特定の撹拌装置等を用いることなく、撹拌し、適度
に泡立てることができる。これにより、抹茶特有の風味
を備えた抹茶を味わうことができる。
茶立て装置は、撹拌容器に抹茶を入れ、給湯器から時間
差と圧力差を付けた茶湯を、連続して噴射することによ
り、特定の撹拌装置等を用いることなく、撹拌し、適度
に泡立てることができる。これにより、抹茶特有の風味
を備えた抹茶を味わうことができる。
【0024】抹茶貯蔵容器7で湿気を除去するなど品質
管理を十分にした抹茶に、直に茶湯を注入するので、缶
入りの抹茶と異なり、新鮮な抹茶を味わうことができ
る。
管理を十分にした抹茶に、直に茶湯を注入するので、缶
入りの抹茶と異なり、新鮮な抹茶を味わうことができ
る。
【0025】また、時間差と高圧差をかけた茶湯を準備
し、撹拌容器に定量の抹茶を仕込み、噴射圧の違う噴射
口を通して、噴流となった茶湯で抹茶を立て、飲料容器
にそれを移し替えて飲用に供するまでの一連の操作を、
自動的に行うことができ、人手をかけないで、抹茶を味
わうことができる。
し、撹拌容器に定量の抹茶を仕込み、噴射圧の違う噴射
口を通して、噴流となった茶湯で抹茶を立て、飲料容器
にそれを移し替えて飲用に供するまでの一連の操作を、
自動的に行うことができ、人手をかけないで、抹茶を味
わうことができる。
【0026】抹茶は、抹茶貯蔵容器で、常時乾燥状態が
維持されているので、新鮮さが維持され、従って、抹茶
計量部8並びに抹茶供給部9での目詰り等の故障を起こ
さない。
維持されているので、新鮮さが維持され、従って、抹茶
計量部8並びに抹茶供給部9での目詰り等の故障を起こ
さない。
【0027】スイッチボタンを一つ押すだけで、これら
一連の操作を自動的に行うことができる。
一連の操作を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す概要図、
【図2】貯湯槽の断面説明図、
【図3】給湯器の断面説明図、
【図4】撹拌容器の断面説明図、
【図5】抹茶貯蔵容器、抹茶計量部並びに抹茶供給部の
断面説明図
断面説明図
【符号の説明】 1………茶湯 2………加熱機 3………貯湯槽 4………加圧シリンダー 5………給湯器 6………抹茶 7………抹茶貯蔵容器 8………抹茶計量部 9………抹茶供給部 10………撹拌容器
Claims (1)
- 【請求項1】茶湯を湯立てる貯湯槽と、該貯湯槽に隣接
して前記茶湯を供給・撹拌するための給湯器と、粉末状
の抹茶を貯蔵する抹茶貯蔵容器と、該抹茶貯蔵容器の下
部で前記抹茶の定量測定する抹茶計量部と、該抹茶計量
部で計量された前記抹茶を送り出す抹茶供給部と、前記
抹茶と前記茶湯の供給を受け、前記給湯器からの噴射圧
で撹拌する撹拌容器とからなり、 前記撹拌容器に前記抹茶供給部を介して前記抹茶を装填
入したのと同期して、前記貯湯槽で湯立てられた茶湯を
前記給湯器で噴射量を変えて前記撹拌容器内に噴射する
ことを特徴とする自動抹茶立て装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10135207A JP3052198B2 (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 自動抹茶立て装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10135207A JP3052198B2 (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 自動抹茶立て装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11318714A true JPH11318714A (ja) | 1999-11-24 |
JP3052198B2 JP3052198B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=15146366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10135207A Expired - Fee Related JP3052198B2 (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 自動抹茶立て装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052198B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010512207A (ja) * | 2006-12-11 | 2010-04-22 | ネステク ソシエテ アノニム | 可溶性原料および希釈剤から発泡液を製造するための装置および方法 |
WO2015019988A1 (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-12 | シャープ株式会社 | 撹拌羽根、撹拌装置、飲料製造装置および撹拌部 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016035605A1 (ja) * | 2014-09-04 | 2016-03-10 | シャープ株式会社 | 撹拌ユニットおよび飲料製造装置 |
JP6475938B2 (ja) * | 2014-09-04 | 2019-02-27 | シャープ株式会社 | 撹拌ユニットおよび飲料製造装置 |
-
1998
- 1998-05-18 JP JP10135207A patent/JP3052198B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010512207A (ja) * | 2006-12-11 | 2010-04-22 | ネステク ソシエテ アノニム | 可溶性原料および希釈剤から発泡液を製造するための装置および方法 |
US9307859B2 (en) | 2006-12-11 | 2016-04-12 | Nestec S.A. | Device and method for producing a frothed liquid from soluble ingredients and diluent |
US9408495B2 (en) | 2006-12-11 | 2016-08-09 | Nestec S.A. | Device and method for producing a frothed liquid from soluble ingredients and diluent |
WO2015019988A1 (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-12 | シャープ株式会社 | 撹拌羽根、撹拌装置、飲料製造装置および撹拌部 |
JPWO2015019988A1 (ja) * | 2013-08-05 | 2017-03-02 | シャープ株式会社 | 撹拌羽根、撹拌装置、飲料製造装置および撹拌部 |
TWI587818B (zh) * | 2013-08-05 | 2017-06-21 | Sharp Kk | Mixing blade, stirring device, and beverage manufacturing device |
JP2017170439A (ja) * | 2013-08-05 | 2017-09-28 | シャープ株式会社 | 撹拌部、撹拌装置および飲料製造装置 |
US10029221B2 (en) | 2013-08-05 | 2018-07-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Agitation blade, agitation apparatus, beverage preparation apparatus, and agitation portion |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3052198B2 (ja) | 2000-06-12 |
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