JPH11316736A - プロセッサ及びこれを用いたデータ処理装置 - Google Patents

プロセッサ及びこれを用いたデータ処理装置

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JPH11316736A
JPH11316736A JP10121083A JP12108398A JPH11316736A JP H11316736 A JPH11316736 A JP H11316736A JP 10121083 A JP10121083 A JP 10121083A JP 12108398 A JP12108398 A JP 12108398A JP H11316736 A JPH11316736 A JP H11316736A
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JP
Japan
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bus
interface circuit
signal
address
processor
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JP10121083A
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Hiroyuki Fujiyama
博之 藤山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/36Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system
    • G06F13/362Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control
    • G06F13/364Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control using independent requests or grants, e.g. using separated request and grant lines

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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のバスを備えていてもバス調停制御を簡単
にする。 【解決手段】 内部バス14に接続されたプロセサコア
11と、内部バス14と外部バス22との間に接続され
たインタフェース回路12と、内部バス14と外部バス
24との間に接続されたインタフェース回路13とを備
え、インタフェース回路12は、内部アドレスストロー
ブ信号*ASiに応答して内部バス14上のアドレスを
アドレスバッファレジスタ121に保持し、アドレス値
によりアクセス要求有無を判定し、バス権要求信号*P
REQを出力し、バス権取得後にアドレスレジスタ12
1の内容を外部バス22上に出力し、その後外部バス2
2上のデータを内部バス14上に供給しプロセッサコア
11に内部レディ信号を供給する。インタフェース間調
整回路を備えて、外部バス22と24とを共通接続可能
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセッサ及びこ
れを用いたデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のデータ処理装置を示してお
り、この装置は、マイクロプロセッサ10と、バスマス
タ20、例えばDMAコントローラと、メモリ21との
間が外部バス22で接続されている。図9は、マイクロ
プロセッサ10とバスマスタ20との間のバス権調停信
号を示すタイムチャートである。信号の符号先頭に付し
た*は、低レベルのときに信号がアクティブ状態である
ことを示している。
【0003】バスマスタ20は、外部バス22を使用し
たいときに、バス権要求信号*BREQを低レベルにす
る。マイクロプロセッサ10は、これに応答して、現在
の命令実行を完了した後に、外部バス22が接続されて
いるマイクロプロセッサ10の出力をハイインピーダン
ス状態にして外部バス22を解放し、アクノリッジ信号
*BACKを高レベルにしてこの解放をバスマスタ20
に通知する。バスマスタ20はこれに応答して、メモリ
21をアクセスする。バスマスタ20は、アクセスが完
了すると、外部バス22が接続されているバスマスタ2
0の出力をハイインピーダンス状態にして外部バス22
を解放し、バス権要求信号*BREQを高レベルにして
この解放をマイクロプロセッサ10に通知する。
【0004】もしマイクロプロセッサ10に、外部バス
22と独立な外部バス24を介してメモリ23が接続さ
れていれば、アクノリッジ信号*BACKが低レベルの
ときにはマイクロプロセッサ10の動作が停止している
ので、マイクロプロセッサ10はメモリ23をアクセス
することができず、データ処理装置のスループットが低
下する。スループットを向上させるために、マイクロプ
ロセッサ10とメモリ23との間についてもバス権要求
信号及びアクノリッジ信号を授受してバス権調停を行う
ようにしようとすれば、マイクロプロセッサ10の制御
及びその構成が複雑になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような問題点に鑑み、複数のバスを備えていてもバス権
調停の制御が簡単なプロセッサ及びこれを用いたデータ
処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1では、例えば図1に示す如く、内部バス(14)に接
続されたプロセサコア(11)と、該内部バスと第1バ
ス(22)との間に接続された第1インタフェース回路
(12)と、該内部バスと第2バス(24)との間に接
続された第2インタフェース回路(13)とを有するプ
ロセッサにおいて、該第1インタフェース回路は、アド
レスバッファレジスタを備え、該プロセッサコアからの
リード要求に応答して該内部バス上のアドレスを該アド
レスバッファレジスタに保持し、該第1バスのバス権を
有している時に該アドレスレジスタの内容を該第1バス
上に出力し、その後該第1バス上のデータを該内部バス
上に供給し該プロセッサコアに内部レディ信号を供給す
る。
【0007】このプロセッサによれば、プロセッサコア
はバス権調停を行う必要が無く、プロセッサコアが第1
バスを介したリード動作と第2バスを介したリード動作
とが同じになり、第1インタフェース回路と第1バスに
接続されたバスマスタとの間のみでバス権調停動作を行
えばよいので、バス権調停制御が簡単になるという効果
を奏する。
【0008】請求項2のプロセッサでは、請求項1にお
いて、上記プロセッサコアから上記第1及び第2インタ
フェース回路へのリード要求信号はいずれも内部アドレ
スストローブ信号と上記アドレスとの組み合わせであ
る。このプロセッサによれば、特別なリード要求信号が
不要であるという効果を奏する。
【0009】請求項3のプロセッサでは、請求項1又は
2において例えば図3及び図4に示す如く、上記第1イ
ンタフェース回路は、上記プロセッサコアからリード要
求信号がないアイドル状態(IDL)と、該リード要求
信号を受け付けてから該第1バスのバス権を得るまでの
第1状態(RD1)と、該第1バスのバス権を得てから
該プロセッサコアがリード動作を完了するまでの第2状
態(RD2)とを記憶する状態回路を有して、現在の状
態に応じたバス権調停動作を行う。
【0010】このプロセッサによれば、現在の状態に応
じたバス権調停動作を行えばよいので、バス権調停制御
が簡単になるという効果を奏する。請求項4のプロセッ
サでは、請求項3において、上記第1インタフェース回
路は、上記アイドル状態であれば、外部からのバス権要
求信号(*BREQ)に応答して上記第1バスのバス権
解放を示す信号(*BACK)を出力し、上記内部アド
レスストローブ信号(*ASi)に応答して上記内部バ
ス上のアドレスを上記アドレスバッファレジスタに保持
する。
【0011】請求項5のプロセッサでは、請求項4にお
いて、上記第1インタフェース回路は、上記第1状態で
あれば、バス権要求信号(*PREQ)を出力する。請
求項6のプロセッサでは、請求項5において、上記第1
インタフェース回路は、データバッファレジスタを備
え、上記第2状態であれば、上記アドレスバッファレジ
スタの内容を上記第1バスへ出力させ、外部アドレスス
トローブ信号(*ASo)を出力し、外部レディ信号
(*RDYo)に応答して該第1バス上のデータを該デ
ータバッファレジスタに保持しその内容を上記内部バス
上に出力し、その後上記プロセッサコアに内部レディ信
号(*RDYi)を供給する。
【0012】請求項7のプロセッサでは、請求項1乃至
6のいずれか1つにおいて例えば図5に示す如く、外部
からのバス権要求信号(*BREQ)に応答して、上記
第1バスと上記第2バスとが共通に接続されている場合
には上記第2インタフェース回路がアイドル状態である
ときに、該共通接続が行われていなければ無条件に、該
バス権要求信号を上記第1インタフェース回路へ伝達す
るインタフェース間調整回路(16)をさらに有する。
【0013】このプロセッサによれば、簡単な構成のイ
ンタフェース間調整回路を付加することにより、プロセ
ッサのユーザにおいて用途に応じ、第2バスを第1バス
と独立して使用するか両方を共通に接続して使用するか
を選択することが可能となり、これにより、用途に応じ
て、プロセッサを用いたデータ処理装置の構成を簡単化
することができるという効果を奏する。
【0014】請求項8のプロセッサでは、請求項7にお
いて、上記第1バスと上記第2バスとが共通に接続され
ているかどうかを示すモード信号(MOD)入力端をさ
らに備えている。このプロセッサによれば、共通接続検
出回路が不要になる。請求項9のプロセッサでは、請求
項1乃至6のいずれか1つにおいて例えば図7に示す如
く、上記第1バスと上記第2バスとは内部で共通に接続
されており、外部からのバス権要求信号に応答して、上
記第2インタフェース回路がアイドル状態であるとき
に、該バス権要求信号を上記第1インタフェース回路へ
伝達するインタフェース間調整回路(16A)をさらに
有する。
【0015】このプロセッサによれば、その外部端子数
を低減することができるという効果を奏する。請求項1
0のデータ処理装置では、請求項1乃至9のいずれか1
つに記載のプロセッサと、上記第1バスに接続され、上
記第1インタフェース回路との間でバス権調停動作を行
うバスマスタと、上記第1バスに接続された第1メモリ
と、上記第2バスに接続され、該第1メモリより動作が
高速の第2メモリとを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明の第1実施形態のデー
タ処理装置を示す。マイクロプロセッサ10Aでは、プ
ロセッサコア11とインタフェース回路12とインタフ
ェース回路13との間が内部バス14で接続されてい
る。インタフェース回路12は、外部のバスマスタ20
及びメモリ21と外部バス22で接続され、インタフェ
ース回路13は、外部のメモリ23と外部バス24で接
続されている。バスマスタ20は、メモリ21をアクセ
ス可能であり、例えばDMAコントローラである。メモ
リ23は、例えばSDRAMであり、メモリ21よりも
動作が高速である。これに対応して、インタフェース回
路13は、例えばバーストモードでデータ転送が可能で
あって、インタフェース回路12よりも高速動作が可能
となっている。
【0017】例えば、図1の装置はプリンタに備えら
れ、メモリ21には文字コードのデータが格納され、メ
モリ23には高速処理が要求される画像データが格納さ
れている。バスマスタ20はクロックφに同期して動作
し、マイクロプロセッサ10Aは、このクロックφの周
波数を周波数逓倍回路15でm/n倍(n及びmは整
数)にしたクロックCLKに同期して動作する。周波数
逓倍回路15はなくてもよい。
【0018】メモリ21は、バスマスタ20又はマイク
ロプロセッサ10Aによりアクセスされる。外部バス2
2上での信号衝突を避けるために、インタフェース回路
12とバスマスタ20との間でバス権調停が行われる。
すなわち、バスマスタ20からインタフェース回路12
へバス権要求信号*BREQが供給され、インタフェー
ス回路12からバスマスタ20へアクノリッジ信号*B
ACK及びバス権要求信号*PREQが供給される。
【0019】内部バス14、外部バス22及び24はい
ずれもアドレスバス、データバス及びコントロールバス
を含んでいる。内部バス14のコントロールバスには、
プロセッサコア11からインタフェース回路12及び1
3へアドレストローブ信号*ASiを供給する信号線
と、インタフェース回路12及び13からプロセッサコ
ア11へレディ信号*RDYiを供給する信号線とが含
まれている。外部バス22のコントロールバスには、イ
ンタフェース回路12及びバスマスタ20からメモリ2
1へアドレストローブ信号*ASoを供給する信号線
と、メモリ21からインタフェース回路12及びバスマ
スタ20へアドレスストローブ信号AS0を供給する信
号線とが含まれている。
【0020】インタフェース回路12及び13はいずれ
もアドレスバッファレジスタ及びデータバッファレジス
タを備えており、図1ではインタフェース回路12のア
ドレスバッファレジスタ121及びデータバッファレジ
スタ122のみ示している。次に、プロセッサコア11
がメモリ21又は23をアクセスする場合の概略動作を
説明する。
【0021】ここで、アドレスの最上位ビットAHが
‘0’及び‘1’のときそれぞれメモリ21及び23が
選択されるとする。プロセッサコア11はバス権調停を
全く行わず、プロセッサコア11のメモリ21に対する
動作とメモリ23に対する動作とは同じである。すなわ
ち、プロセッサコア11は、メモリ21又はメモリ23
をアクセスする場合、まず、内部バス14のアドレスバ
ス上にアドレスを出力する。このアドレスが確定した時
点で、負パルスのアドレストローブ信号*ASiを出力
する。アドレストローブ信号*ASiが低レベルのと
き、次のクロックCLKの立ち上がりでインタフェース
回路12及び13のアドレスバッファレジスタに保持さ
れる。保持されたアドレスの最上位ビットAHが‘0’
であれば、プロセッサコア11からインタフェース回路
12へのアクセス要求であることを意味し、インタフェ
ース回路12がアイドル状態から抜け出し、プロセッサ
コア11とメモリ21との間でインタフェース回路12
を介しアクセス動作が行われる。AHが‘1’であれ
ば、プロセッサコア11からインタフェース回路13へ
のアクセス要求であることを意味し、インタフェース回
路13がアイドル状態から抜け出し、プロセッサコア1
1とメモリ23との間でインタフェース回路13を介し
アクセス動作が行われる。インタフェース回路12と1
3とは少なくとも一方が、メモリアクセスを仲介してい
ないアイドル状態であり、インタフェース回路12と1
3との間で内部バス14上での信号衝突は生じない。
【0022】次に、インタフェース回路12の詳細動作
を説明する。インタフェース回路12は、現在の状態に
応じた制御動作を行う。インタフェース回路12の状態
変化を図3に示す。図4は、図1の装置においてプロセ
ッサコア11がメモリ21からデータを読み出す動作を
示すタイムチャートである。 (1)アイドル状態IDL インタフェース回路12は、プロセッサコア11から上
記アクセス要求がなければ、アイドル状態IDLになっ
ている。このとき、*BREQ=‘0’であれば、外部
バス22が接続されたインタフェース回路12の出力を
ハイインピーダンス状態にして外部バス22を解放し、
アクノリッジ信号*BACKを低レベルにしてこの解放
をバスマスタ20に通知する。バスマスタ20はこれに
応答してメモリ21をアクセスする。
【0023】(2)第1リード状態RD1 インタフェース回路12は、プロセッサコア11からア
クセス要求があると、次のクロックCLKの立ち上がり
でアイドル状態IDLから第1リード状態RD1に遷移
する。この状態において、インタフェース回路12は、
バス権要求信号*BREQが低レベル、すなわちバスマ
スタ20により外部バス22が使用中であれば、バス権
要求信号*PREQを低レベルにする。
【0024】バスマスタ20はこれに応答して、現在の
アクセス動作を完了した後に、外部バス22が接続され
たバスマスタ20の出力をハイインピーダンス状態にし
て外部バス22を解放し、バス権要求信号*BREQを
高レベルにしてこの解放をインタフェース回路12に通
知する。 (3)第2リード状態RD2 この通知により、インタフェース回路12は、第1リー
ド状態RD1から第2リード状態RD2に遷移し、メモ
リ21に対するアクセス動作を行う。すなわち、次のク
ロックCLKの立ち上がりでアクノリッジ信号*BAC
Kを高レベルにして、外部バス22を使用中であること
をバスマスタ20に通知し、これと同時にバス権要求信
号*PREQを高レベルに戻し、かつ、アドレスバッフ
ァレジスタ121を出力イネーブル状態にする。これに
より、アドレスバッファレジスタ121から出力された
アドレスADRoが外部バス22を介しメモリ21に供
給される。インタフェース回路12は、負パルスのアド
レストローブ信号*ASoを出力する。
【0025】メモリ21は、アドレストローブ信号*A
Soが低レベルのとき、クロックCLKの立ち上がりで
アドレスADRoを保持し、読み出し動作を開始する。
メモリ21から、データDATAoが読み出され、負パ
ルスのレディ信号*RDYoが出力される。インタフェ
ース回路12は、レディ信号*RDYoが低レベルのと
き、クロックCLKの立ち上がりのタイミングで外部バ
ス22のデータバス上のデータをデータバッファレジス
タ122に保持させる。データバッファレジスタ122
の出力は、内部バス14のデータバス上に取り出され
る。インタフェース回路12はプロセッサコア11に対
し、負パルスのレディ信号*RDYiを出力する。
【0026】プロセッサコア11は、レディ信号*RD
Yiが低レベルのときに、クロックCLKの立ち上がり
のタイミングで内部バス14上のデータを保持し、これ
により、プロセッサコア11のメモリ21に対するリー
ド動作が完了する。この立ち上がりのタイミングで、イ
ンタフェース回路12はアイドル状態IDLに遷移す
る。
【0027】図3において、ライト動作の場合の第1ラ
イト状態WT1及び第2ライト状態WT2はそれぞれ第
1リード状態RD1及び第2リード状態RD2に対応し
ており、アイドル状態IDLから第1ライト状態WT1
へ、WT1から第2ライト状態WT2への遷移条件はそ
れれぞれアイドル状態IDLから第1リード状態RD1
へ、RD1から第2リード状態RD2へのそれと同一で
ある。第2ライト状態WT2からアイドル状態IDLへ
の遷移条件は、メモリ21がデータを受け取ったことを
示すレディ信号*RDYoの低レベル検出である。レデ
ィ信号*RDYiは、第1ライト状態WT1において、
インタフェース12がプロセッサコア11からデータを
受け取った時にインタフェース12からプロセッサコア
11へ供給される。
【0028】インタフェース回路13での動作は、イン
タフェース回路12の動作から、インタフェース回路1
2とバスマスタ20との間のバス権調停動作を除いたも
のと、動作速度を除き同一である。本第1実施形態によ
れば、プロセッサコア11はバス権調停を行うことなく
通常の動作を行えばよく、インタフェース回路12とバ
スマスタ20との間のみで上記のようなバス権調停動作
を行えばよいので、独立な外部バス22と24とを備え
たマイクロプロセッサ10Aと外部回路との間のバス権
調停制御が簡単になる。
【0029】図2は、インタフェース回路12のリード
動作に関する構成例を示す。状態回路30には、図3の
状態が設定される。状態回路30の状態出力は、アイド
ル状態のときIDL=‘1’、*RD1=‘1’、RD
2=‘0’であり、第1リード状態ときIDL=
‘0’、*RD1=‘0’、RD2=‘0’であり、第
2リード状態ときIDL=‘0’、*RD1=‘1’、
RD2=‘1’である。
【0030】バス権要求信号*BREQは、インバータ
31を介してアンドゲート32の一方の入力端に供給さ
れ、アンドゲート32の他方の入力端には状態回路30
からアイドル状態信号IDLが供給される。アンドゲー
ト32の出力は同期式RSフリップフロップ33のセッ
ト入力端Sに供給される。RSフリップフロップ33の
リセット入力端Rには状態回路30の第2リード状態信
号RD2が供給され、RSフリップフロップ33の非反
転出力端Qからバス権要求信号*BREQが出力され
る。
【0031】したがって、*BREQ=‘0’かつID
L=‘1’のときにアンドゲート32の出力が‘1’に
なり、クロックCLKの立ち上がりのタイミングでアク
ノリッジ信号*BACKが低レベルに遷移する。RD2
=‘1’になると、クロックCLKの立ち上がりのタイ
ミングでアクノリッジ信号*BACKが高レベルに遷移
する。
【0032】アドレストローブ信号*ASiはDフリッ
プフロップ34のデータ入力端Dに供給され、Dフリッ
プフロップ34の非反転出力端Qがアドレスバッファレ
ジスタ121のクロック入力端CKに接続されている。
したがって、アドレストローブ信号*ASiが低レベル
のとき、クロックCLKの立ち上がりのタイミングでア
ドレスバッファレジスタ121のクロック入力端CKの
電位が立ち上がってアドレスADRiがアドレスバッフ
ァレジスタ121に保持される。
【0033】保持されたアドレスの最上位ビットAHは
状態回路30に供給され、IDL=‘1’かつAH=
‘0’であれば、次のクロックCLKの立ち上がりのタ
イミングで状態回路30においてIDL=‘0’、*R
D1=‘0’になる。ノアゲート35にはバス権要求信
号*BREQ、アクノリッジ信号*BACK及び第1リ
ード状態信号*RD1が供給され、ノアゲート35の出
力はRSフリップフロップ36のセット入力端Sに供給
される。RSフリップフロップ36のリセット入力端R
には状態回路30から第2リード状態信号RD2が供給
され、RSフリップフロップ36の反転出力端*Qから
バス権要求信号*PREQが取り出される。
【0034】したがって、*BREQ=‘0’、*BA
CK=‘0’かつ*RD1=‘0’であれば、クロック
CLKの立ち上がりのタイミングでバス権要求信号*P
REQが低レベルに遷移する。状態回路30では、*R
D1=‘0’のときにバス権要求信号*BREQの立ち
上がりで*RD1=‘1’、RD2=‘1’に遷移す
る。RD2=‘1’になれば、クロックCLKの立ち上
がりのタイミングでバス権要求信号*PREQが高レベ
ルに戻る。
【0035】*ASo信号生成回路37は、第2リード
状態信号RD2の‘1’への遷移に応答して、アドレス
バッファレジスタ121の出力イネーブル信号OEを所
定期間高レベルにし、アドレスバッファレジスタ121
の出力アドレストローブ信号*ASoを有効にする。こ
の信号*ASoは、外部バス22を通ってメモリ21に
供給される。*ASo信号生成回路37は次に、負パル
スのアドレストローブ信号*ASoを出力する。
【0036】*RDYi信号生成回路38は、RD2=
‘1’かつ*RDYo=‘0’のとき、クロックCLK
の立ち上がりのタイミングでデータバッファレジスタ1
22に対しデータDATAoを保持させ、出力イネーブ
ル信号OEを所定期間高レベルにし、レディ信号*RD
Yoを2クロックサイクル時間遅延させたレディ信号*
RDYiを出力する。
【0037】本第1実施形態によれば、独立な外部バス
22及び24を備えたマイクロプロセッサ10A内のバ
ス権調停回路の構成が比較的簡単になる。 [第2実施形態]図5は、本発明の第2実施形態のデー
タ処理装置を示す。マイクロプロセッサ10Bは、その
ユーザにおいて用途に応じデータ処理装置を簡単化する
ために、外部バス24を外部バス22と共通に接続して
使用することが可能となっている。これを可能にするた
めに、マイクロプロセッサ10Bは、モード信号MOD
の入力端とインタフェース間調整回路16とを備えてい
る。
【0038】この共通接続を行う時には、MOD=
‘0’にされ、共通接続を行わずに図1のように使用す
る場合にはMOD=‘1’にされる。インタフェース間
調整回路16では、図6(A)に示す如く、モード信号
MODと、インタフェース回路13がアイドル状態の時
に‘1’となるアイドル状態信号IDL2とがオアゲー
ト161に供給され、オアゲート161の出力、及び、
バス権要求信号*BREQをインバータ163に通した
信号がナンドゲート162に供給される。ナンドゲート
162からのバス権要求信号*iREQは、図5のイン
タフェース回路12に供給される。インタフェース回路
12は、この信号*iREQを、図1のバス権要求信号
*BREQの替わりに用いる。
【0039】他の点は上記第1実施形態と同一である。
MOD=‘1’の場合には、*BREQと*iREQと
が等しくなるので、図1の回路と同じ動作が行われる。
MOD=‘0’の場合には、図6(B)に示す如く、バ
ス権要求信号*BREQが‘0’になってもアイドル状
態信号IDL2が‘0’であれば、すなわちプロセッサ
コア11がインタフェース回路13を介してメモリ23
を高速アクセスしている場合には、*iREQ=‘1’
となる。したがって、バスマスタ20からのバス権要求
信号*BREQはインタフェース回路12に伝達されな
い。この高速アクセスが終了してIDL2=‘1’にな
ると、*BREQと*iREQとが等しくなって、バス
マスタ20からのバス権要求信号*BREQがインタフ
ェース回路12から見えるようになり、上記第1実施形
態の場合と同じ動作が行われる。
【0040】本第2実施形態によれば、図1のマイクロ
プロセッサ10Aに簡単な構成のインタフェース間調整
回路16を付加することにより、マイクロプロセッサ1
0Bのユーザにおいて用途に応じ、外部バス24を外部
バス22と独立して使用するか両方を共通に接続して使
用するかを選択することが可能となる。これにより、用
途に応じて、マイクロプロセッサ10Bを用いたデータ
処理装置の構成を簡単化することができる。
【0041】なお、マイクロプロセッサ10Bにモード
信号MODの入力端を備えずに、外部バス22と24と
の共通接続をマイクロプロセッサ10B内で検出して、
モード信号MODを自動生成する構成であってもよい。 [第3実施形態]図7は、本発明の第3実施形態のデー
タ処理装置を示す。
【0042】マイクロプロセッサ10Cでは、その外部
端子数を低減するために、内部においてバス24がバス
22に共通に接続されている。この場合、上記第2実施
形態のような共通接続/独立の選択ができないので、モ
ード信号は不要となり、インタフェース間調整回路とし
てオアゲート16Aが用いられている。*IDL2=
‘1’であれば、すなわちプロセッサコア11がインタ
フェース回路13を介してメモリ23を高速アクセスし
ている場合には、*iREQ=‘1’となるので、バス
マスタ20からのバス権要求信号*BREQはインタフ
ェース回路12に伝達されない。この高速アクセスが終
了して*IDL2=‘0’になると、*BREQと*i
REQとが等しくなって、バスマスタ20からのバス権
要求信号*BREQがインタフェース回路12から見え
るようになり、上記第1実施形態の場合と同じ動作が行
われる。
【0043】他の点は上記第2実施形態と同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のデータ処理装置を示す
ブロック図である。
【図2】図1中のインタフェース回路12の構成例を示
す図である。
【図3】図1中のインタフェース回路12の状態遷移図
である。
【図4】マイクロプロセッサの低速メモリに対するリー
ド動作を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態のデータ処理装置を示す
ブロック図である。
【図6】(A)は図5中のインタフェース間調整回路の
構成例を示す図であり、(B)はこの回路の動作を示す
タイムチャートである。
【図7】本発明の第3実施形態のデータ処理装置を示す
ブロック図である。
【図8】従来のデータ処理装置を示すブロック図であ
る。
【図9】図8の装置のバス権調停動作を示すタイムチャ
ートである。
【符号の説明】
10、10A〜10C マイクロプロセッサ 11 プロセッサコア 12、13 インタフェース回路 121 アドレスバッファレジスタ 122 データバッファレジスタ 14 内部バス 16、16A インタフェース間調整回路 161 オアゲート 162 ナンドゲート 20 バスマスタ 21、23 メモリ 22、24 外部バス 30 状態回路 37 *ASo信号生成回路 38 *RDYi信号生成回路 *BREQ、*PREQ、*iREQ バス権要求信号 *BACK アクノリッジ信号 *ASi、*ASo アドレストローブ信号 DATAi、DATAo データ *RDYi、*RDYo レディ信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部バスに接続されたプロセサコアと、
    該内部バスと第1バスとの間に接続された第1インタフ
    ェース回路と、該内部バスと第2バスとの間に接続され
    た第2インタフェース回路とを有するプロセッサにおい
    て、 該第1インタフェース回路は、アドレスバッファレジス
    タを備え、該プロセッサコアからのリード要求に応答し
    て該内部バス上のアドレスを該アドレスバッファレジス
    タに保持し、該第1バスのバス権を有している時に該ア
    ドレスレジスタの内容を該第1バス上に出力し、その後
    該第1バス上のデータを該内部バス上に供給し該プロセ
    ッサコアに内部レディ信号を供給する、 ことを特徴とするプロセッサ。
  2. 【請求項2】 上記プロセッサコアから上記第1及び第
    2インタフェース回路へのリード要求はいずれも内部ア
    ドレスストローブ信号と上記アドレスとの組み合わせで
    あることを特徴とする請求項1記載のプロセッサ。
  3. 【請求項3】 上記第1インタフェース回路は、上記プ
    ロセッサコアからリード要求信号がないアイドル状態
    と、該リード要求信号を受け付けてから該第1バスのバ
    ス権を得るまでの第1状態と、該第1バスのバス権を得
    てから該プロセッサコアがリード動作を完了するまでの
    第2状態とを記憶する状態回路を有して、現在の状態に
    応じたバス権調停動作を行うことを特徴とする請求項1
    又は2記載のプロセッサ。
  4. 【請求項4】 上記第1インタフェース回路は、上記ア
    イドル状態であれば、外部からのバス権要求信号に応答
    して上記第1バスのバス権解放を示す信号を出力し、上
    記内部アドレスストローブ信号に応答して上記内部バス
    上のアドレスを上記アドレスバッファレジスタに保持す
    ることを特徴とする請求項3記載のプロセッサ。
  5. 【請求項5】 上記第1インタフェース回路は、上記第
    1状態であれば、バス権要求信号を出力することを特徴
    とする請求項4記載のプロセッサ。
  6. 【請求項6】 上記第1インタフェース回路は、データ
    バッファレジスタを備え、上記第2状態であれば、上記
    アドレスバッファレジスタの内容を上記第1バスへ出力
    させ、外部アドレスストローブ信号を出力し、外部レデ
    ィ信号に応答して該第1バス上のデータを該データバッ
    ファレジスタに保持しその内容を上記内部バス上に出力
    し、その後上記プロセッサコアに内部レディ信号を供給
    することを特徴とする請求項5記載のプロセッサ。
  7. 【請求項7】 外部からのバス権要求信号に応答して、
    上記第1バスと上記第2バスとが共通に接続されている
    場合には上記第2インタフェース回路がアイドル状態で
    あるときに、該共通接続が行われていなければ無条件
    に、該バス権要求信号を上記第1インタフェース回路へ
    伝達するインタフェース間調整回路をさらに有すること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載のプ
    ロセッサ。
  8. 【請求項8】 上記第1バスと上記第2バスとが共通に
    接続されているかどうかを示すモード信号入力端をさら
    に備えていることを特徴とする請求項7記載のプロセッ
    サ。
  9. 【請求項9】 上記第1バスと上記第2バスとは内部で
    共通に接続されており、 外部からのバス権要求信号に応答して、上記第2インタ
    フェース回路がアイドル状態であるときに、該バス権要
    求信号を上記第1インタフェース回路へ伝達するインタ
    フェース間調整回路をさらに有することを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれか1つに記載のプロセッサ。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1つに記載
    のプロセッサと、 上記第1バスに接続され、上記第1インタフェース回路
    との間でバス権調停動作を行うバスマスタと、 上記第1バスに接続された第1メモリと、 上記第2バスに接続され、該第1メモリより動作が高速
    の第2メモリと、 を有することを特徴とするデータ処理装置。
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