JPH11316270A - 測位信号受信機 - Google Patents

測位信号受信機

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JPH11316270A
JPH11316270A JP7708799A JP7708799A JPH11316270A JP H11316270 A JPH11316270 A JP H11316270A JP 7708799 A JP7708799 A JP 7708799A JP 7708799 A JP7708799 A JP 7708799A JP H11316270 A JPH11316270 A JP H11316270A
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satellites
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Koichiro Teranishi
孝一郎 寺西
Makoto Abe
阿部  誠
Yoshiyuki Sotohira
佳之 外平
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 GPS受信機などの測位装置において、測位
率を向上させることができると共に、測位に必要な時間
を短縮できるようにする。 【構成】 それぞれ異なる衛星より送信される複数の測
位信号を受信し、受信したそれぞれの測位信号に含まれ
る情報を復調し、復調したそれぞれの情報を解析して現
在位置を測位する測位信号受信機において、それぞれの
位置からの測位信号を、各測位信号毎に受信処理して情
報を復調する第1の受信部(例えば101〜108)
と、それぞれの衛星からの測位信号の内の仰角の高い位
置からの測位信号を受信処理して情報を復調する第2の
受信部(例えば109〜112)とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はGPS(Gloval Pos
itioning System )と称される衛星を使用した測位シス
テムの受信機に適用して好適な測位信号受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、GPSと称される衛星を使用した
測位システムの受信機が各種開発されている。この受信
機による測位は、地球を周回する複数個(約24個)の
人工衛星から送信される測位信号を受信して、各衛星か
らの測位信号に含まれる情報を復調し、復調して得た情
報を解析して現在位置を測位するものである。この場
合、各衛星から送信される測位信号に含まれる情報とし
ては、衛星の時刻データ,衛星の位置を算出するための
軌道データ等があり、これらの情報が含まれた測位信号
をスペクトラム拡散変調されると共に、2つの搬送波で
直交位相変調(2相PSK変調)されて送信されてい
る。この2つの搬送波の周波数は、全ての衛星が同じ周
波数(1227.6MHzと1575.42MHz)が
使用され、スペクトラム拡散変調する際のコードが各衛
星で異なる。
【0003】そして、測位する際には少なくとも3個の
衛星からの測位信号を同時期に受信して、この受信した
3個の衛星からの測位信号に含まれる情報を復調し、復
調した情報を解析して、位置を測位する処理を行う。こ
のため、GPSによる受信機は、複数チャンネルの受信
部を備え、各受信部で1個ずつ別の衛星からの測位信号
を捕捉するようにしてある。
【0004】なお、複数の衛星を同時期に捕捉する処理
としては、受信回路を捕捉できる衛星の数だけ複数設け
て、複数チャンネルの受信部を構成させる場合と、1個
乃至数個の受信回路で捕捉する衛星を時分割で切換え
て、複数の衛星を同時期に捕捉させる処理を行って、仮
想的に複数チャンネルの受信部を構成させる場合とがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、測位精度を
向上させるためには、同時期に3個だけでなく、より多
くの衛星からの測位信号を受信して、解析に使用する必
要がある。このため、GPS受信機においては、受信部
のチャンネル数を増やして、より多くの衛星を同時期に
捕捉できるようにする必要があり、例えば8チャンネル
の受信部を設けて、8個の衛星から送信される測位信号
を同時期に受信できるようにしたGPS受信機が開発さ
れている。
【0006】ところが、地球上の各地点の上空に位置す
る衛星の数は、通常5個〜8個程度であり、このような
受信チャンネル数を増やすことによる測位精度の向上
は、8チャンネル程度までが限度で、それ以上受信チャ
ンネル数を増やしても、測位精度などを向上させること
はできない。
【0007】一方、このようなGPS受信機では、各チ
ャンネルの受信部で衛星からの測位信号を捕捉して、始
めて正確な測位ができるのであるが、この測位信号を捕
捉するまでには時間がかかり、受信機で受信を開始して
から現在位置を測位できるまでに時間がかかる不都合が
あった。即ち、各衛星から送信される測位信号は、衛星
からの送信する際には規定された一定周波数としてある
が、衛星と受信機との相対速度によるドップラー効果
で、実際に受信機で受信される周波数には変動があり、
各衛星からの測位信号を正確に捕捉するのには時間がか
かる。
【0008】また、各チャンネルの受信部毎に別の衛星
からの測位信号を捕捉するので、いずれかの受信部で測
位信号の捕捉に失敗したときには、このチャンネルの受
信部で測位信号の再捕捉に成功するまでは、そのチャン
ネルで受信していた衛星からの情報を測位に使用できな
くなり、その間は測位ができなくなって測位率が低下し
てしまう可能性がある。
【0009】本発明はこれらの点に鑑み、測位率を向上
させることができると共に、測位に必要な時間を短縮す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、それぞれ異なる衛星から送信される測位信
号を、各測位信号毎に受信処理して情報を復調する第1
の受信部と、それぞれの位置から送信される測位信号の
内の仰角が高い衛星からの測位信号を受信処理して情報
を復調する第2の受信部とを備えたものである。
【0011】本発明によると、第1の受信部で受信して
復調している複数の測位信号の中の仰角が高い衛星から
の測位信号を、第2の受信部でも受信させて復調させる
ようにしたので、同一の測位信号が二重に受信されるこ
とになり、測位率の向上や測位時間の短縮などを図るこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0013】本例においてはGPSと称される人工衛星
を使用した測位システムの受信機に適用したもので、図
1にその受信機10の構成を示す。この受信機10は、
衛星からの測位信号(この測位信号はスペクトラム拡散
信号である)を受信するアンテナ11を備え、このアン
テナ11は増幅器12に接続され、この増幅器12で増
幅された受信信号をバンドパスフィルタ13を介して混
合器14に供給し、この混合器14で発振器15の発振
出力を受信信号に混合して、第1中間周波信号とする。
そして、混合器14が出力する第1中間周波信号を、バ
ンドパスフィルタ16及び増幅器17を介して混合器1
8に供給し、発振器19の発振出力を第1中間周波信号
に混合して、第2中間周波信号とする。
【0014】そして、この混合器18が出力する第2中
間周波信号を、12チャンネル用意された復調部10
1,102,103‥‥112に供給する。各復調部1
01〜112は同一の構成とされ、それぞれの復調部で
1個の衛星からの測位信号を復調処理する。即ち、第2
中間周波信号をPN符号復調器21に供給し、PN符号
発生器22で発生されたPN符号(擬似ランダム符号)
を、PN符号復調器21で第2中間周波信号に乗算し
て、スペクトラム逆拡散する。この場合、捕捉する衛星
によりPN符号は異なるものであり、後述する演算処理
部27の制御により、PN符号発生器22で発生させる
PN符号の設定(即ちどの衛星を捕捉するかの設定)が
行われる。そして、各チャンネルで受信する信号の送出
側(即ち衛星側)で発生されたPN符号と同じ位相のP
N符号が発生されたとき、復調信号の相関値が最も高く
なって正確な復調が行われたと判断するものであり、復
調された信号をバンドパスフィルタ23を介して混合器
24に供給する。なお、復調が正しく出来たときの位相
データを後述する演算処理部27に供給するようにして
ある。
【0015】そして、混合器24では、スペクトラム逆
拡散処理が施された信号に、電圧制御発振器25が出力
する周波数信号を混合し、周波数補正を行う。この周波
数補正は、衛星と測位点(即ち受信機の位置)との相対
速度で決まるドップラー効果による周波数変動を補正す
るためのもので、電圧制御発振器25の発振周波数は、
後述する演算処理部27により制御される。
【0016】そして、混合器24で周波数補正された信
号を、PSK復調器26に供給し、受信信号に含まれる
データ(衛星の軌道データなど)を復調する。そして、
復調されたデータを、演算処理部27に供給する。な
お、図1ではチャンネル番号1の復調部101の構成だ
けを示したが、他のチャンネルの復調部102〜112
についても同じ構成である。また、各チャンネルの復調
部101〜112で、どの衛星からの信号を捕捉するの
かの選択は、演算処理部27で制御される。
【0017】演算処理部27はマイクロコンピュータで
構成され、この演算処理部27には全てのチャンネルの
復調部101〜112からの復調データが供給され、そ
の復調データで示される捕捉した各衛星の軌道と、各衛
星からの信号の伝搬時間(スペクトラム逆拡散時に発生
させたPN符号の位相で判断)とを判断し、判断したそ
れぞれのデータを使用した演算で現在位置を算出し、算
出した現在位置のデータを表示部28に供給する。
【0018】そして、表示部28では供給される現在位
置を所定の態様で表示(例えば緯度,経度,高度の表
示)させる。或いは、ナビゲーション装置用の受信機の
場合には、現在位置とその近傍の地図などを表示部28
で表示させる。
【0019】実際の受信状態の例を図2に示すと、例え
ば4個のGPS用衛星1,2,3,4からの測位信号を
アンテナ11で受信して受信機10で受信処理して測位
したとする。この場合には、ある時刻での各衛星1〜4
の位置を、受信して得た軌道データなどに基づいて算出
し、各衛星1〜4と測位点(現在位置)との距離を、検
出した伝搬遅延から求め、これらの衛星の位置データと
距離データから導いた4元連立方程式を解いて、測位点
の位置を求める。
【0020】次に、本例の受信機10の各復調部101
〜112で捕捉する衛星を選択する処理について図3の
フローチャートを参照して説明する。
【0021】この捕捉する衛星を選択する処理は、演算
処理部27の制御に基づいて行われ、チャンネル番号1
の復調部101からチャンネル番号8の復調部108ま
での合計8チャンネルの復調部では、1チャンネルずつ
別の衛星を捕捉させる。即ち、GPSによる測位システ
ムの場合には、各測位点の上空に最大で8個まで測位用
衛星が存在する可能性があり、この8個までの衛星を8
チャンネルの復調部101〜108で個別に捕捉させる
(ステップS11)。なお、演算処理部27で現在位置
を測位することは、この8チャンネルの復調部101〜
108で、最低3個の衛星を捕捉できた段階で可能にな
る。
【0022】次に、8チャンネルの復調部101〜10
8で捕捉した最大8個の衛星の中で、最も仰角が高い位
置にある衛星を演算処理部27で判断する。即ち、例え
ば図2に示す受信状態のとき、現在位置と各衛星1,
2,3,4とを結ぶ線と水平線とで形成される角度
θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 を判断し、この角度が最も大き
い衛星を判断する。そして、最も仰角の大きいと判断さ
れた衛星からの信号を、チャンネル番号9の復調部10
9で捕捉させる(ステップS12)。
【0023】そして次に、2番目に仰角が高い衛星を判
断し、この衛星からの信号を、チャンネル番号10の復
調部110で捕捉させる(ステップS13)。さらに、
3番目に仰角が高い衛星を判断し、この衛星からの信号
を、チャンネル番号11の復調部111で捕捉させる
(ステップS14)。さらにまた、4番目に仰角が高い
衛星を判断し、この衛星からの信号を、チャンネル番号
12の復調部112で捕捉させる(ステップS15)。
【0024】なお、この図3のフローチャートに示す処
理は、演算処理部27での制御によるチャンネル割当て
順序を示したもので、各復調部で衛星が捕捉される順番
を示したものではない。従って、ステップS11からS
15までのチャンネル割当ては、それぞれのステップで
の割当てが可能になった段階で順番に行われ(正確な時
刻データなどが判れば各衛星の軌道が判り、仰角が高い
衛星が判断できる)、各チャンネルの復調部で衛星から
の信号の捕捉ができてから次のステップに移るものでは
ない。
【0025】また、時間の経過や測位点の移動により、
仰角の高い衛星は逐次変化するが、チャンネル番号9か
らチャンネル番号12の復調部109〜112で捕捉さ
せる衛星については、この仰角の高い衛星の順序が変化
したとき、対応して捕捉する衛星を変化させれば良い。
【0026】そして本例においては、この図3のフロー
チャートに示す処理で、12チャンネルに捕捉された衛
星からの信号に基づいて、演算処理部27で現在位置の
測位を行う。この場合、チャンネル番号9〜12の復調
部109〜112で捕捉して復調した信号については、
チャンネル番号1〜8の復調部101〜108での捕捉
が正しく行われている場合には、同じ4個の衛星が二重
に捕捉されることになるが、演算処理部27での測位に
使用するデータとしては、同じ衛星のデータについては
いずれかの復調部で復調したデータを使用する。即ち、
例えばチャンネル番号1〜4の測位部101〜104で
捕捉した4個の衛星と同じ衛星が、チャンネル番号9〜
12の測位部109〜112で捕捉された場合には、チ
ャンネル番号9〜12の測位部109〜112で復調さ
れたデータについては測位に使用されない場合もある。
【0027】ここで、チャンネル番号1〜8の復調部1
01〜108(以下第1の群の復調部と称する)での捕
捉処理と、チャンネル番号9〜12の復調部109〜1
12(以下第2の群の復調部と称する)での捕捉処理と
が全く同じ場合には、双方の復調部で衛星を捕捉できる
可能性は同一になるが、捕捉処理を変えることで、同一
の衛星からの信号であっても捕捉できる可能性に差がで
る。
【0028】この各群の復調部で捕捉処理を変える場合
の具体的な処理例について以下説明すると、各復調部内
で衛星の捕捉されてない段階で、衛星からの信号にロッ
クさせるサーチ処理時には、以下の処理を行うことがで
きる。
【0029】復調部内で衛星からの信号に捕捉するため
の要因としては、ドップラー効果を受けた受信信号の周
波数にロックさせるための電圧制御発振器25が出力す
る周波数補正用信号が、受信信号に対応した周波数とな
った場合と、PN符号発生器22でのPN符号の発生位
相が、受信信号に対応した位相となってスペクトラム逆
拡散が正確にできた場合との2つの要因があり、それぞ
れの要因について捕捉できるまでの処理を変える。
【0030】まず、電圧制御発振器25が出力する周波
数補正用信号の変化状態を第1の群の復調部と第2の群
の復調部とで変える場合について説明すると、電圧制御
発振器25でサーチ時に周波数補正用信号の周波数を変
化させる範囲がf1 からf2まで(f1 ,f2 は任意の
周波数)であるとする。このとき、第1の群の復調部で
は、電圧制御発振器25の発振周波数を周波数f1 から
2 へ変化させる。そして、第2の群の復調部では、電
圧制御発振器25の発振周波数を周波数f2 からf1
変化(即ち第1の群とは逆方向に変化)させる。
【0031】また、このように変化方向を逆にする代わ
りに、周波数の変化する範囲を分割するようにしても良
い。即ち、第1の群の復調部では、電圧制御発振器25
の発振周波数を周波数f1 とf3 の間(この周波数f3
は周波数f1 ,f2 のほぼ中間の周波数)で変化させ
る。そして、第2の群の復調部では、電圧制御発振器2
5の発振周波数を周波数f2 とf3 の間で変化させる。
【0032】次に、PN符号発生器22でスペクトラム
逆拡散用のPN符号を発生させる位相を、第1の群の復
調部と第2の群の復調部とで変化させる処理について説
明すると、このPN符号を発生させる位相についても、
第1の群の復調部で位相を変化させる方向と、第2の群
の復調部で位相を変化させる方向とを、逆方向とするこ
とができる。或いは、各群で位相を変化させる方向は同
じとして、サーチ開始時の初期位相を相互に反転した位
相に設定するようにしても良い。
【0033】このように周波数や位相を変化する方向,
範囲などを群で変化させることで、1個の衛星を1個の
復調部だけで捕捉させる場合に比べ、早く捕捉できるよ
うになる可能性が高くなる。従って、例えば三次元測位
を行うために必要な4個の衛星を捕捉するために必要な
時間が、短縮できるようになり、この受信機の電源を投
入させて受信を開始させてから、表示部28で測位位置
が表示されるまでの時間を短縮できる。
【0034】また、4個以上の衛星からの信号を捕捉で
きている状態で、何らかの要因(例えば受信機を搭載し
た車両がトンネル内に入った場合)で一時的に捕捉中の
衛星の数が4個未満になった後に、再びその衛星を捕捉
できる状態となったときには、再度同じ衛星を捕捉でき
るようになるまでの時間を短縮することができ、測位で
きる時間を長くする(即ち測位率を高くする)ことがで
きる。
【0035】なお、一旦捕捉した衛星からの信号を、何
らかの要因で捕捉できなくなった場合において再捕捉す
る場合には、最初の捕捉時とは別の処理を行うようにし
ても良い。
【0036】即ち、例えば第1の群の中のいずれかのチ
ャンネルの復調部で捕捉している信号が途絶えたとき、
このチャンネルの復調部では、PN符号発生器22で発
生させるPN符号の発生位相と、電圧制御発振器25で
発生させる周波数補正信号の周波数をそのまま維持さ
せ、この復調部で捕捉ができている状態と同じ処理を継
続させる補間処理を行う。
【0037】そして、第2の群の復調部では、この捕捉
できなくなった衛星からの信号を復調するチャンネルの
復調部で、電圧制御発振器25で発生させる周波数補正
信号の周波数を変化させて、衛星からの信号を探すサー
チを行う。或いは、PN符号発生器22で発生させるP
N符号の発生位相を変化させて、衛星からの信号を探す
サーチを行う。
【0038】このようにすることで、一時的に受信が途
絶えた衛星の再捕捉が迅速にできる可能性が高くなる。
即ち、再度同じ衛星からの信号が受信できたとき、この
ときの条件が受信が途絶える直前と同じ場合には、第1
の群の復調部で直ちに捕捉でき、何らかの条件が変化し
た場合には、第2の群の復調部で捕捉でき、1チャンネ
ルの復調部で捕捉させる場合に比べ、再捕捉までの時間
を短縮することができ、測位率を向上させることができ
る。
【0039】なお、ここまでの説明では周波数の補正と
PN符号の発生位相とを変化させる場合について説明し
たが、復調部での信号捕捉時に変化させる他の要因があ
る場合には、それについて第1の群の復調部と第2の群
の復調部とで変化させるようにしても良い。例えば、P
N符号復調器21で復調ができたと判断する閾値のレベ
ルを各群で変化させて、短時間に衛星からの信号を捕捉
できるようにしても良い。
【0040】また、この例では仰角の高い衛星を4個ま
で第2の群の復調部で捕捉させるようにしたが、第1の
群の復調部で捕捉した衛星の中から、他の方法で第2の
群の復調部で捕捉させる衛星を選択するようにしても良
い。例えば、現在位置の測位に使用する衛星は通常4個
であり、受信データを測位に使用している衛星を、第2
の群の復調部で捕捉する衛星として選択するようにして
も良い。
【0041】次に、図1に示すGPS受信機10を使用
して、衛星からの信号を捕捉する場合の別の処理例を、
図4のフローチャートを参照して説明する。
【0042】この例でも衛星からの信号を捕捉する復調
部として、チャンネル番号1〜チャンネル番号8の8チ
ャンネルの復調部101〜108を第1の群の復調部と
し、チャンネル番号9〜チャンネル番号12の4チャン
ネルの復調部109〜112を第2の群の復調部とし、
第1の群の復調部101〜108では、そのときの位置
で捕捉可能な8個までの衛星を個別に捕捉させる。そし
て、この捕捉させる処理を開始すると、各チャンネルで
捕捉できたか否か判断する。即ち、図4のフローチャー
トに示すように、チャンネル番号1の復調部101に割
当てられた衛星が捕捉できたか否か判断する(ステップ
S21)。そして、この衛星が捕捉できてない場合に
は、第2の群の4チャンネルの復調部109〜112
で、チャンネル番号1の復調部101で捜索中の衛星と
同じ衛星を同時に捕捉させる処理を行う。この場合に
は、上述した図3のフローチャートに従った処理の場合
と同様に、各チャンネルで復調処理(周波数の変化,位
相の変化など)を異なる状態で行う(ステップS2
2)。
【0043】そして、この合計5チャンネルを使用した
捕捉処理で、いずれかのチャンネルで該当する衛星を捕
捉できたときには、そのチャンネルでの捕捉状態(PN
符号の位相,周波数)をチャンネル番号1の復調部10
1に設定させ、チャンネル番号1の復調部101で該当
する衛星からの信号を捕捉させる(但しチャンネル番号
1の復調部101が最も早く捕捉できた場合にはこの捕
捉チャンネルの移動処理は必要ない)。
【0044】次に、チャンネル番号2の復調部102に
割当てられた衛星が捕捉できたか否か判断する(ステッ
プS23)。そして、この衛星が捕捉できてない場合に
は、第2の群の4チャンネルの復調部109〜112
で、チャンネル番号2の復調部102で捜索中の衛星と
同じ衛星を同時に捕捉させる処理を行う。この場合に
も、各チャンネルで復調処理(周波数の変化,位相の変
化など)を異なる状態で行う(ステップS24)。
【0045】そして、この合計5チャンネルを使用した
捕捉処理で、いずれかのチャンネルで該当する衛星を捕
捉できたときには、そのチャンネルでの捕捉状態(PN
符号の位相,周波数)をチャンネル番号2の復調部10
2に設定させ、チャンネル番号2の復調部102で該当
する衛星からの信号を捕捉させる(但しチャンネル番号
2の復調部102が最も早く捕捉できた場合にはこの捕
捉チャンネルの移動処理は必要ない)。
【0046】以下、同様にしてチャンネル番号3の復調
部103,チャンネル番号4の復調部104,チャンネ
ル番号5の復調部105,チャンネル番号6の復調部1
06,チャンネル番号7の復調部107,チャンネル番
号8の復調部108で、各チャンネルに割当てられた衛
星が捕捉できたか否か判断し(ステップS25,S2
7,S29,S31,S33,S35)、それぞれのチ
ャンネルで捕捉できてないと判断したときには、第2の
群を構成する4チャンネルの復調部109〜112で同
時に捕捉処理を行い(ステップS26,S28,S3
0,S32,S34,S36)、捕捉が出来た段階で次
のステップへと進む。
【0047】このようにして8個までの衛星を捕捉させ
る処理を行うことで、第1の群の各チャンネルで衛星が
捕捉されるまでの時間が短縮され、測位に必要な時間を
短縮することができる。また、8チャンネル全て捕捉で
きた段階で、さらに図4のフローチャートの処理を行う
ことで、第1の群内のいずれかのチャンネルで捕捉中の
衛星が一時的に捕捉できなくなった場合の再捕捉も迅速
にできるようになり、測位率を向上させることができ
る。
【0048】ここまでの各捕捉処理では、8チャンネル
の復調部による第1の群の復調部と、4チャンネルの復
調部による第2の群の復調部に分けて、第2の群の復調
部を捕捉率の向上に使用するようにしたが、12チャン
ネル全ての復調部を順次有効に使用して、捕捉率を向上
させるようにしても良い。
【0049】即ち、例えば図5のフローチャートに示す
ように、最初に最も仰角が高い位置にある衛星を、12
チャンネル全ての復調部101〜112を使用して、同
時に捕捉させるサーチ処理を行う(ステップS41)。
このときには、12チャンネルで捕捉処理状態を変化さ
せる。
【0050】そして、一番仰角の高い衛星を捕捉できた
か否か判断し(ステップS42)、いずれかのチャンネ
ルで該当する衛星を捕捉できたときには、そのチャンネ
ルでの捕捉状態(PN符号の位相,周波数)をチャンネ
ル番号1の復調部101に設定させ、チャンネル番号1
の復調部101で該当する衛星からの信号を捕捉させる
(ステップS43)。但し、チャンネル番号1の復調部
101が最も早く捕捉できた場合には、この捕捉チャン
ネルの移動処理は必要ない。
【0051】次に、二番目に仰角が高い位置にある衛星
を、残りの11チャンネルの復調部102〜112を使
用して、同時に捕捉させるサーチ処理を行う(ステップ
S44)。このときには、11チャンネルで捕捉処理状
態を変化させる。
【0052】そして、二番目に仰角の高い衛星を捕捉で
きたか否か判断し(ステップS45)、いずれかのチャ
ンネルで該当する衛星を捕捉できたときには、そのチャ
ンネルでの捕捉状態(PN符号の位相,周波数)をチャ
ンネル番号2の復調部102に設定させ、チャンネル番
号2の復調部102で該当する衛星からの信号を捕捉さ
せる(ステップS46)。但し、チャンネル番号2の復
調部102が最も早く捕捉できた場合には、この捕捉チ
ャンネルの移動処理は必要ない。
【0053】以下、同様にして残りの復調部を全て使用
した集中サーチを行い(ステップS47,S50,S5
3,S56,S59,S62)、それぞれの段階で該当
する衛星が捕捉できたか否か判断し(ステップS48,
S51,S54,S57,S60,S63)、該当する
衛星が捕捉できたときには、その衛星の捕捉をチャンネ
ル番号3,チャンネル番号4,チャンネル番号5,チャ
ンネル番号6,チャンネル番号7,チャンネル番号8の
復調部103,104,105,106,107,10
8で順次実行させる処理を行う(ステップS49,S5
2,S55,S58,S61,S64)。
【0054】このようにして処理を行うことで、8個の
衛星が捕捉できるまでの処理が、12チャンネル全てを
有効に活用して行われ、短時間で8個までの衛星からの
信号を捕捉することが可能になり、測位に必要な時間を
短縮することができると共に、測位の出来ない時間を短
縮でき、測位率を向上させることができる。
【0055】なお、上述したそれぞれの処理では、12
チャンネル用意された復調部を使用して、8個までの衛
星を常時捕捉させることを前提として、各チャンネルの
使用状態を設定したが、用意する復調部のチャンネル数
と、最終的に捕捉する必要のある衛星の数は、他の数と
しても良く、受信機の使用目的などに応じて最適な構成
とすれば良い。
【0056】また、上述した実施の形態の例では12チ
ャンネルの復調部を実際の12組の回路で構成するよう
にしたが、1組乃至数組の復調部を時分割で使用して、
12チャンネルなどの復調部として機能するように構成
させても良い。
【0057】また、上述した実施の形態の例ではGPS
用の受信機に適用したが、他の測位システム用の受信機
にも適用できることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】本発明によると、第1の受信部で受信し
て復調している複数の測位信号の中の仰角が高い衛星か
らの測位信号を、第2の受信部でも受信させて復調させ
るようにしたので、同一の測位信号が二重に受信される
ことになり、測位率の向上や測位時間の短縮などを図る
ことができる。
【0059】この場合、第1の受信部と第2の受信部と
で、同じ衛星から送信された測位信号に対して、第1の
受信部と第2の受信部とで、逆拡散用の擬似ランダム符
号の発生位相を異ならせて、衛星からの測位信号のサー
チを行うことで、サーチ時に測位信号を正確に復調でき
るようになるまでの時間を短縮することができ、測位に
要する時間が短縮できると共に、捕捉された測位信号を
一時的に見失った場合の再捕捉が迅速にできる。
【0060】また、同じ衛星から送信された測位信号に
対して、上記第1の受信部と上記第2の受信部とで、逆
拡散により復調できたと判断する閾値のレベルを異なら
せて、衛星からの測位信号のサーチを行うことで、何ら
かの要因で第1の受信部で得られなくなった場合でも、
第2の受信部で得られた受信データでバックアップさ
れ、測位できなくなる可能性が低くなり、測位率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の例を示す構成図であ
る。
【図2】一実施の形態の例の信号受信状態を示す説明図
である。
【図3】一実施の形態の例のチャンネル割当て処理を示
すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態の例による処理(集中
捜索処理)を示すフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施の形態の例による処理(全チ
ャンネルを使用したサーチ処理)を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 GPS受信機、11 アンテナ、21 PN符号
復調器、22 PN符号発生器、24 混合器、25
電圧制御発振器(VCO)、26 PSK復調器、27
演算処理部、28 表示部、101 チャンネル1の
復調部、102チャンネル2の復調部、103 チャン
ネル3の復調部、104 チャンネル4の復調部、10
5 チャンネル5の復調部、106 チャンネル6の復
調部、107 チャンネル7の復調部、108 チャン
ネル8の復調部、109 チャンネル9の復調部、11
0 チャンネル10の復調部、111 チャンネル11
の復調部、112 チャンネル12の復調部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる衛星より、それぞれの衛
    星毎に異なる擬似ランダム符号で拡散されて送信される
    複数の測位信号を受信し、受信したそれぞれの測位信号
    に含まれる情報を上記拡散された符号と同じ擬似ランダ
    ム符号で逆拡散して復調し、復調したそれぞれの情報を
    解析して現在位置を測位する測位信号受信機において、 それぞれの衛星からの測位信号を、各測位信号毎に個別
    に受信処理及び復調処理して、それぞれの衛星からの上
    記情報を得る第1の受信部と、 上記第1の受信部で受信している衛星の中で、仰角が高
    い方から順に複数の衛星を選択し、それぞれ個別に受信
    処理及び復調処理して、選択された衛星からの上記情報
    を得る第2の受信部と、 上記第1及び第2の受信部で得られた情報の内、測位に
    必要な情報を使用して現在位置を測位する演算処理部
    と、 を備えたことを特徴とする測位信号受信機。
  2. 【請求項2】 同じ衛星から送信された測位信号に対し
    て、上記第1の受信部と上記第2の受信部とで、逆拡散
    用の擬似ランダム符号の発生位相を異ならせて、衛星か
    らの測位信号のサーチを行うことを特徴とする請求項1
    記載の測位信号受信機。
  3. 【請求項3】 同じ衛星から送信された測位信号に対し
    て、上記第1の受信部と上記第2の受信部とで、逆拡散
    により復調できたと判断する閾値のレベルを異ならせ
    て、衛星からの測位信号のサーチを行うことを特徴とす
    る請求項1記載の測位信号受信機。
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