JPH1131618A - 電磁式ロック装置 - Google Patents

電磁式ロック装置

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Publication number
JPH1131618A
JPH1131618A JP9146226A JP14622697A JPH1131618A JP H1131618 A JPH1131618 A JP H1131618A JP 9146226 A JP9146226 A JP 9146226A JP 14622697 A JP14622697 A JP 14622697A JP H1131618 A JPH1131618 A JP H1131618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid coil
movable plunger
relay contact
heating circuit
lock device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9146226A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Ohashi
勝博 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanmei Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanmei Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanmei Electric Co Ltd filed Critical Sanmei Electric Co Ltd
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Publication of JPH1131618A publication Critical patent/JPH1131618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷地又は冬場に使用しても凍結による可動
プランジャーの動作不良を生じない電磁式ロック装置を
提供すること。 【解決手段】 可動プランジャーと可動プランジャーを
駆動するソレノイドコイル6とを備える電磁式ロック装
置において、発熱回路100を設け、発熱回路100
は、可動プランジャーの非作動時に、ソレノイドコイル
6に可動プランジャーが動作しない程度の電流を流しソ
レノイドコイル6を発熱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁式ロック装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】多段式立体駐車場では、自動車を載置す
るパレットの落下を防止するための対策が講じられてお
り、特開平6−57980号公報には、パレットの落下
防止のために電磁式ロック装置を使用した例が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電磁式ロック
装置を寒冷地で使用したり、冬場に使用したとき、凍結
によって、ソレノイドコイルに通電しても可動プランジ
ャーが動作しない場合が発生した。
【0004】本発明は、上記問題点にかんがみなされた
ものであり、その目的とするところは、寒冷地又は冬場
に使用しても凍結による可動プランジャーの動作不良を
生じない電磁式ロック装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による電磁式ロッ
ク装置は、請求項1に記載されるように、可動プランジ
ャーと該可動プランジャーを駆動するソレノイドコイル
とを備える電磁式ロック装置において、発熱回路を設
け、該発熱回路は、前記可動プランジャーの非作動時
に、前記ソレノイドコイルに前記可動プランジャーが動
作しない程度の電流を流し該ソレノイドコイルを発熱さ
せることを特徴とする。
【0006】本発明による電磁式ロック装置は、請求項
2に記載されるように、請求項1において、周辺温度を
検出する温度スイッチを備え、該温度スイッチは、周辺
温度が所定値以下の時のみ前記発熱回路を動作可能にす
ることを特徴とする。
【0007】本発明による電磁式ロック装置は、請求項
3に記載されるように、請求項1において、周辺温度を
検出する温度センサを備え、該温度センサは、周辺温度
が所定値以下の時のみ前記発熱回路を動作可能にするこ
とを特徴とする。
【0008】本発明による電磁式ロック装置は、請求項
4に記載されるように、請求項2又は請求項3におい
て、前記発熱回路及び前記温度スイッチ又は温度センサ
は、装置本体に組み込まれ、または、装置本体とは別置
きの制御盤に組み込まれていることを特徴とする。
【0009】
【発明の作用効果】請求項1に記載の本発明によると、
可動プランジャーの非作動時に、ソレノイドコイルを発
熱させるようにしたため、寒冷地又は冬場での使用時に
凍結を防止でき、可動プランジャーの動作不良を防止す
ることができる。
【0010】請求項2又は請求項3に記載の本発明によ
ると、周辺温度が凍結の可能性の有る所定温度例えば5
℃以下のときのみソレノイドコイルを発熱させるように
したため、電力の節約を図りつつ凍結防止を図ることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1は、一実施例による電磁式ロック装置
の断面図を示す。
【0013】本実施例による電磁式ロック装置は、図1
における左端が開口したほぼ中空円筒状の本体ケース1
を備え、この本体ケース1の左端開口部に、パッキン2
を介して貫通孔3aを有する取付ブラケット3がボルト
4によって取り付けられている。なお、取付ブラケット
3は、図示しない多段式立体駐車場のフレームに取り付
けられる。
【0014】本体ケース1の右部に位置するコイル収容
室1aには、中空のボビン5に巻かれたソレノイドコイ
ル6が配設され、このボビン5の中空部5aの一部に、
本体ケース1の右側壁にボルト7で固定された凸状の固
定鉄心8が侵入して配されている。固定鉄心8は、断面
がほぼ台形状をしており、右端から左端に向かって縮径
しており、また、この固定鉄心8の左端に、ピン9が圧
入されている。
【0015】取付ブラケット3の貫通孔3aには、スク
レーパ10及びドライベアリング11が配設され、可動
プランジャー12の大径部12aが軸方向に摺動可能に
通っている。この大径部12aのうち取付ブラケット3
から突出している部分が、図示しない自動車が載置され
たパレットを受け止めるストッパー部に対応している。
【0016】大径部12aの右端には、貫通孔3aの口
径よりも大きな口径の膨出部12bが形成され、この膨
出部12bは、ストッパゴム13を介して取付ブラケッ
ト3の右端面側と当接可能とされている。
【0017】膨出部12bの右端には、凹部12cを有
する小径筒状部12dが形成されており、この小径筒状
部12dの右端は、ボビン5の中空部5aに侵入して配
されている。小径筒状部12dの凹部12cは、固定鉄
心8を収容可能な形状に形成されている。また、小径筒
状部12dの凹部12cには、一端が固定鉄心8の左端
面で係止され内部にピン9が配設された圧縮コイルばね
14の他端が係止されている。その他、小径筒状部12
dの外周面には、ストッパゴム15が配設され、また、
ボビン5の左端面には、ヨーク16,17が配設されて
いる。
【0018】上記のように構成された電磁式ロック装置
において、ソレノイドコイル6に対し通電が行なわれて
いない時には、圧縮コイルばね14により可動プランジ
ャー12の膨出部12bはストッパゴム13を介して取
付ブラケット3の右端面に押し付けられ、大径部12a
は図1に示すように突出状態にあり、これにより、図示
しないパレットを受け止めることが可能とされる。
【0019】ソレノイドコイル6に対し通電を行なう
と、磁界が発生し、可動プランジャー12は圧縮コイル
ばね14に抗して固定鉄心8に引き寄せられ、格納状態
へと変位する。可動プランジャー12が格納状態になる
と、パレットを上昇又は下降させることが可能になる。
また、可動プランジャー12が格納状態へ変位すると、
マイクロスイッチ18が膨出部12bと当接状態となり
オンする。このマイクロスイッチ18は図示しない制御
回路に接続されており、説明は省略するが、制御回路
は、このマイクロスイッチ18のオン信号に基づいて所
定の制御を行なう。
【0020】さて、本実施例の電磁式ロック装置の電力
系統は、図2又は図3に示すように構成される。
【0021】図2に示す電力系統は、ソレノイドコイル
6に対し、全波整流回路200とリレー接点20とを介
してAC200Vの電圧を印加するとともに、ソレノイ
ドコイル6に対する別の電力系統として発熱回路100
を備え、発熱回路100は、トランス21、及び、上記
リレー接点20と対のリレー接点22を介して、所定の
電圧、すなわち、可動プランジャー12が作動せず、ソ
レノイドコイル6が発熱する程度の電圧、例えば、AC
20〜80Vの電圧を印加するよう構成されている。し
たがって、リレー接点20がオフしている時には、リレ
ー接点22がオンし、ソレノイドコイル6に対しAC2
0〜80Vが印加され、ソレノイドコイル6は発熱して
いる。このため、電磁式ロック装置を寒冷地又は冬場で
使用する時に凍結を防止でき、可動プランジャー12の
動作不良を防止することができる。
【0022】また、図2に示す電力系統によると、DC
仕様のソレノイドコイル6にAC電流を流すことで可動
プランジャー12の発熱が高くなるため、凍結を効率良
く防止することができる。
【0023】図3に示す電力系統は、ソレノイドコイル
6に対し、リレー接点20と全波整流回路200を介し
てAC200Vの電圧を印加するとともに、ソレノイド
コイル6に対する別の電力系統として発熱回路100を
備え、発熱回路100は、トランス21、上記リレー接
点20と対のリレー接点22と全波整流回路200を介
して、所定の電圧、すなわち、可動プランジャー12が
作動せず、ソレノイドコイル6が発熱する程度の電圧、
例えば、DC20〜80Vの電圧を印加するよう構成さ
れている。したがって、リレー接点20がオフしている
時には、リレー接点22がオンし、ソレノイドコイル6
に対しDC20〜80Vが印加され、ソレノイドコイル
6は発熱している。このため、電磁式ロック装置の凍結
を防止することができる。
【0024】また、図4、図5又は図6は、それぞれソ
レノイドコイル6がAC駆動タイプのものである場合の
電力系統を示している。
【0025】図4に示す電力系統は、ソレノイドコイル
6に対し、リレー接点20を介してAC200Vの電圧
を印加するとともに、ソレノイドコイル6に対する別の
電力系統として発熱回路100を備え、発熱回路100
は、トランス21、及び、上記リレー接点20と対のリ
レー接点22を介して、所定の電圧、すなわち、可動プ
ランジャー12が作動せず、ソレノイドコイル6が発熱
する程度の電圧、例えば、AC20〜80Vの電圧を印
加するよう構成されている。したがって、上記図2に示
す電力系統と同様、リレー接点20がオフしている時に
は、リレー接点22がオンし、ソレノイドコイル6に対
しAC20〜80Vが印加され、ソレノイドコイル6は
発熱している。このため、電磁式ロック装置を寒冷地又
は冬場で使用する時に凍結を防止でき、可動プランジャ
ー12の動作不良を防止することができる。
【0026】図5に示す電力系統は、ソレノイドコイル
6に対し、リレー接点20を介してAC200Vの電圧
を印加するとともに、ソレノイドコイル6に対する別の
電力系統として発熱回路100を備え、発熱回路100
は、トランス21、上記リレー接点20と対のリレー接
点22、及び、凍結の可能性の有る所定温度例えば5℃
以下でオンする温度スイッチ23を介して、所定の電
圧、すなわち、可動プランジャー12が作動せず、ソレ
ノイドコイル6が発熱する程度の電圧、例えば、AC2
0〜80Vの電圧を印加するよう構成されている。した
がって、リレー接点20がオフしており、かつ、周囲温
度が凍結の可能性の有る温度以下の時には、リレー接点
22及び温度スイッチ23が共にオンし、ソレノイドコ
イル6に対しAC20〜80Vが印加され、ソレノイド
コイル6は発熱している。このため、電磁式ロック装置
を寒冷地又は冬場で使用する時に、電力節約を図りつつ
可動プランジャー12の動作不良を防止することができ
る。
【0027】図6に示す電力系統は、図6(A)に示す
ように、ソレノイドコイル6に対し、リレー接点20を
介してAC200Vの電圧を印加するとともに、ソレノ
イドコイル6に対する別の電力系統として発熱回路10
0を備え、発熱回路100は、トランス21、上記リレ
ー接点20と対のリレー接点22、及び、他のリレー接
点24を介して、所定の電圧、すなわち、可動プランジ
ャー12が作動せず、ソレノイドコイル6が発熱する程
度の電圧、例えば、AC20〜80Vの電圧を印加する
よう構成されている。ここで、リレー接点24をオンす
るリレー巻線25の駆動回路は、図6(B)に示すよう
に構成される。図6(B)において、温度センサ例えば
サーミスタ26は、周囲温度が凍結の可能性の有る所定
温度例えば5℃以下になった時高抵抗値に変化し、トラ
ンジスタ27をオフ、トランジスタ28をオンさせ、リ
レー巻線25に電流を流し、リレー接点24をオンさせ
る。したがって、リレー接点20がオフしており、か
つ、周囲温度が凍結の可能性の有る温度以下の時には、
リレー接点22及びリレー接点24が共にオンし、ソレ
ノイドコイル6に対しAC20〜80Vが印加され、ソ
レノイドコイル6は発熱している。このため、電磁式ロ
ック装置を寒冷地又は冬場で使用する時に、電力節約を
図りつつ可動プランジャー12の動作不良を防止するこ
とができる。
【0028】なお、発熱回路100及び温度スイッチ2
3又は温度センサ26は、装置本体に組み込まれ、また
は、装置本体とは別置きの制御盤に組み込まれている。
【0029】また、図2又は図3に示した電力系統に、
図5に示した温度スイッチ23、又は、図6に示した温
度センサ26を組み込むことは自由であり、かつ、容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による電磁式ロック装置の断面図であ
る。
【図2】同ロック装置の電力系統の一実施例の構成図で
ある。
【図3】電力系統の他の実施例の構成図である。
【図4】電力系統のさらに他の実施例の構成図である。
【図5】電力系統のさらに他の実施例の構成図である。
【図6】電力系統のさらに他の実施例の構成図である。
【符号の説明】
6 ソレノイドコイル 12 可動プランジャー 23 温度スイッチ 26 温度センサ 100 発熱回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動プランジャーと該可動プランジャー
    を駆動するソレノイドコイルとを備える電磁式ロック装
    置において、 発熱回路を設け、 該発熱回路は、前記可動プランジャーの非作動時に、前
    記ソレノイドコイルに前記可動プランジャーが動作しな
    い程度の電流を流し該ソレノイドコイルを発熱させるこ
    とを特徴とする電磁式ロック装置。
  2. 【請求項2】 周辺温度を検出する温度スイッチを備
    え、該温度スイッチは、周辺温度が所定値以下の時のみ
    前記発熱回路を動作可能にすることを特徴とする請求項
    1に記載の電磁式ロック装置。
  3. 【請求項3】 周辺温度を検出する温度センサを備え、
    該温度センサは、周辺温度が所定値以下の時のみ前記発
    熱回路を動作可能にすることを特徴とする請求項1に記
    載の電磁式ロック装置。
  4. 【請求項4】 前記発熱回路及び前記温度スイッチ又は
    温度センサは、装置本体に組み込まれ、または、装置本
    体とは別置きの制御盤に組み込まれていることを特徴と
    する請求項2又は請求項3に記載の電磁式ロック装置。
JP9146226A 1997-05-12 1997-06-04 電磁式ロック装置 Pending JPH1131618A (ja)

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JP9146226A JPH1131618A (ja) 1997-05-12 1997-06-04 電磁式ロック装置

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JP9-120815 1997-05-12
JP12081597 1997-05-12
JP9146226A JPH1131618A (ja) 1997-05-12 1997-06-04 電磁式ロック装置

Publications (1)

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JPH1131618A true JPH1131618A (ja) 1999-02-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112628449A (zh) * 2020-12-16 2021-04-09 北京艾尔航空科技有限责任公司 一种自加热电磁阀及其应用

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010710