JPH11315670A - 扉の仕切り装置 - Google Patents

扉の仕切り装置

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JPH11315670A
JPH11315670A JP13748098A JP13748098A JPH11315670A JP H11315670 A JPH11315670 A JP H11315670A JP 13748098 A JP13748098 A JP 13748098A JP 13748098 A JP13748098 A JP 13748098A JP H11315670 A JPH11315670 A JP H11315670A
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door
closed
rod
closing
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JP13748098A
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Mitsuteru Saito
光輝 齋藤
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    • E06B7/16Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings
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    • E06B7/2316Plastic, sponge rubber, or like strips or tubes used as a seal between the floor and the wing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉の閉時に床面と扉の下端との隙間を塞ぐ扉
の仕切り装置を提供する。 【解決手段】 開閉する扉11の下部に取付けて、扉閉
時に扉11の下端11aと床面25との隙間26を閉塞
する扉の仕切り装置10であって、扉11の下部に昇降
可能に設けられた閉塞部材14と、扉11が閉じたのを
検知する扉閉検知手段と、扉11が開いている場合には
閉塞部材14を上方位置に保持し、扉閉検知手段によっ
て、扉11が閉じたことを検知した場合には、閉塞部材
14を下方に付勢する昇降手段を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閉時に扉と床面と
の隙間を閉塞して、光や音が漏れるのを防止する扉の仕
切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の扉装置は、左右の縦枠及び上下の
横枠からなる扉枠の内側に扉を入れ、扉の片側を蝶番に
よって回動自在に扉枠に固定していた。ところが、この
ような扉装置においては、床面から突出する横枠(下扉
枠)を有するので、老人が歩行する場合につまづいた
り、車椅子が通る場合に障害となるため、図11に示す
ように、下部の横枠を除いた構造の扉装置70が提案さ
れていた。この扉装置70は、左右の縦枠71、72と
この上部を連結する横枠73とからなる扉枠74と、こ
の扉枠74内に蝶番75、76を介して回転自在に取付
けられた扉77を収納した構造となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たような扉装置70においては、扉77を円滑に開閉す
るために、扉77の下端78と床面79との間に少しの
隙間80(5〜10mm程度)を設ける必要があった
が、この隙間80の部分から、光が射し込んだり、ある
いは音が漏れる等の弊害があった。本発明はかかる事情
に鑑みてなされたもので、扉の閉時に床面と扉の下端と
の隙間を塞ぐ扉の仕切り装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の扉の仕切り装置は、開閉する扉の下部に取付け
て、扉閉時に前記扉の下端と床面との隙間を閉塞する扉
の仕切り装置であって、前記扉の下部に昇降可能に設け
られた閉塞部材と、前記扉が閉じたのを検知する扉閉検
知手段と、前記扉が開いている場合には前記閉塞部材を
上方位置に保持し、前記扉閉検知手段によって、前記扉
が閉じたことを検知した場合には、前記閉塞部材を下方
に付勢する昇降手段を有し、前記扉閉検知手段は、前記
扉の閉時に回転するロッドからなって、前記昇降手段
は、前記閉塞部材の上部に設けられている第1の永久磁
石と、前記ロッドに取付けられて、扉開時には前記第1
の永久磁石と磁性が相反して前記閉塞部材を上方に引上
げ、扉閉止時には前記第1の永久磁石と反発して前記閉
塞部材を下方に付勢する第2の永久磁石とを有してい
る。
【0005】請求項2記載の扉の仕切り装置は、請求項
1記載の扉の仕切り装置において、前記ロッドは、開い
た状態の前記扉の側面から突出状態で設けられていると
共に、該ロッドには、直進−回転変換手段が設けられ
て、前記扉の閉時に扉枠に当接し、前記ロッドが所定角
度回転するようにしている。請求項3記載の扉の仕切り
装置は、請求項1記載の扉の仕切り装置において、前記
ロッドは、直進−回転変換手段が設けられると共に、前
方先端に第3の永久磁石を有し、前記扉の閉時に対向す
る扉枠には、前記第3の永久磁石と同一磁性を向き合わ
せて固定配置されている前記第4の永久磁石を有し、前
記扉の閉止時に前記第3の永久磁石と前記第4の永久磁
石とが反発することにより前記ロッドが所定角度回転す
るようにしている。請求項4記載の扉の仕切り装置は、
請求項1記載の扉の仕切り装置において、前記扉閉検知
手段は、回動レバーを有し、前記扉の閉時に前記回動レ
バーが扉枠に当接して、前記ロッドが所定角度回転する
ようにしている。
【0006】請求項5記載の扉の仕切り装置は、請求項
1〜4いずれか1項に記載の扉の仕切り装置において、
前記閉塞部材は、前記扉の幅長を有する長板と、該長板
の下部に固定されている柔軟性を有するゴム材又は合成
樹脂材とからなっている。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1(A)、(B)はそれ
ぞれ本発明の第1の実施の形態に係る扉の仕切り装置の
扉開時、扉閉時の説明図、図2(A)は図1(A)にお
ける矢視A−A断面図、図2(B)は図1(A)におけ
る矢視B−B断面図、図2(C)は図1(B)における
矢視C−C断面図、図2(D)は図1(B)における矢
視D−D断面図、図3は同扉の仕切り装置を備えた扉装
置の正面図、図4は同扉の仕切り装置を備えた扉装置の
平面図、図5は本発明の第2の実施の形態に係る扉の仕
切り装置を備えた扉装置の平面図、図6(A)、(B)
はそれぞれ本発明の第3の実施の形態に係る扉の仕切り
装置の扉開時、扉閉時の説明図、図7(A)、(B)は
それぞれ本発明の第4の実施の形態に係る扉の仕切り装
置の扉開時、扉閉時の説明図、図8(A)、(B)はそ
れぞれ本発明の第5の実施の形態に係る扉の仕切り装置
の扉開時、扉閉時の説明図、図9は同扉の仕切り装置を
備えた扉装置の側面図、図10は同扉の仕切り装置を備
えた扉装置の平面図である。
【0008】図1〜図4に示すように、本発明の第1の
実施の形態に係る扉の仕切り装置10は、扉11の下部
に取付けて使用するもので、扉11の下部溝12に入れ
込むケーシング13と、ケーシング13内の下方に昇降
可能に設けられている長板状の閉塞部材14と、ケーシ
ング13内の上方に扉11の側面水平方向に移動可能に
設けられているロッド(パイプ)15とを有している。
以下、これらについて詳しく説明する。
【0009】前記ケーシング13は木材又はプラスチッ
ク材からなり、閉塞部材14の下方への移動を制御する
角柱状の突設部16が内部下方に2個備えられている。
また、ケーシング13の内部にはロッド15が入った筒
体17及び閉塞部材14を入れ込む溝18が設けられ、
溝18の前方上部(図1の右側)には直進−回転変換手
段の一例であるねじ部材19の一部である雌ねじ部20
(図1では断面を示す。他も同様)が備えられている。
なお、ねじ部材19は、ボールねじを使用することも可
能である。閉塞部材14は扉11の幅長を有する長板2
1と、長板21の上部に所定の間隔を開けて固定されて
いる2個の第1の永久磁石22と、長板21の下部に固
定されている柔軟性を有するゴム材(又は合成樹脂材)
からなる閉塞材23からなっており、長板21には、ケ
ーシング13の突設部16が上下方向に嵌入するガイド
溝24が設けられている。この閉塞材23により、扉1
1の下端11aと床面25との隙間26に製作又は取付
け誤差等が多少あっても、その誤差を吸収できる。
【0010】ロッド15は中が空洞になっており、ケー
シング13の溝18の上部に固定された筒体17の中に
入れられ、前方先端には柔軟性を有するゴム材等からな
る止め具27が設けられ、扉11が開いている場合には
ケーシング13の前方端面から突出した状態となってい
る。これによって、扉11を閉めると、ロッド15の先
端の止め具27が扉11の縦枠28に当接して、ロッド
15が扉11外方向(図1の左方向)に水平方向に移動
し、ねじ部材19によりロッド15が回転するようにな
っている。なお、この実施の形態においては、ロッド1
5、ねじ部材19を有して、扉11が閉じたことを検知
する扉閉検知手段が構成されている。
【0011】ロッド15の前方部には、ケーシング13
の雌ねじ部20に螺合する雄ねじ部29が形成され、ま
た、扉11の開時、第1の永久磁石22に螺合するロッ
ド15の下部には、2個の第2の永久磁石30が第1の
永久磁石22と磁性が相反するように設けられている。
また、ロッド15の後端15a(図1の左側)とケーシ
ング13の後方端面に取りつけられた回転盤32との間
の筒体17内に形成された空間31には、その自由高さ
状態にて図1(A)に示すように、ロッド15が前進限
になるように調整された弾性部材の一例であるスプリン
グ33がその両端をそれぞれ固定されて取付けられてい
る。これによって、図1(B)に示すように、扉11を
閉めると、スプリング33が所定の長さ圧縮され、ロッ
ド15が扉外方向に付勢される。ねじ部材19は、ロッ
ド15の直進移動を回転移動に変えることができるよう
に構成されており、本実施の形態の場合、扉閉時に、ロ
ッド15は60度から180度程度、更に好ましくは9
0度から240度程度回転するようになっている。これ
により、第2の永久磁石30の第1の永久磁石22に対
する磁性が反転し、閉塞部材14を下方へ付勢する。し
かしながら、扉開時に第2の永久磁石30を傾けた状態
で設置していれば、ロッド15の回転は60度以下でも
第2の永久磁石30の磁性が反転し、閉塞部材14を下
方に付勢することができる。なお、この実施の形態にお
いては、ねじ部材19、第1、第2の永久磁石22、3
0を有して、閉塞部材14を下方に付勢する昇降手段が
構成されている。また、扉11を開けると、スプリング
33の付勢力によりロッド15は元の位置に戻るように
調整されている。これにより、第2の永久磁石30の磁
性が再び反転し、第1の永久磁石22と引き合い、閉塞
部材14が上方に付勢されるようになっている。
【0012】図3、図4は扉の仕切り装置10を備えた
扉装置34の正面図、平面図を示す。扉装置34は縦枠
28、35とこの上部を連結する横枠36とからなる扉
枠37内に蝶番38を介して回転自在に取付けられた扉
11を収納した構造となっている。かかる構成によっ
て、本発明の第1の実施の形態に係る扉の仕切り装置1
0は図1(A)に示すように、扉11が縦枠28から離
れている時(図4(A)に示す開時)、閉塞部材14上
部に所定の間隔をあけて固定されている2個の第1の永
久磁石22とロッド15の下部に固定されている第2の
永久磁石30が互いに引き合い、閉塞部材14を上方位
置に保持した状態から、図1(B)に示すように、扉1
1が縦枠28に当接した時(図4(B)に示す閉時)、
前記扉閉検知手段及び閉塞部材14を下方に付勢する昇
降手段によって、図2(B)、(D)に示すように、ケ
ーシング13の突設部16とガイド溝24の上部が接す
るまでの変化分(図1に示す隙間26)だけ、閉塞部材
14が下方に付勢される。従って、扉11の閉時、扉1
1の下端11aと床面25との隙間26を塞ぐことがで
きるので、隙間26からの光や騒音の漏れを防止するこ
とができる。また、扉11を開けると、第1の永久磁石
22と第2の永久磁石30が再び引き合い、閉塞部材1
4が元の位置まで上昇するので、永久磁石の磁力を強め
ることにより、閉塞部材14の昇降距離を延ばすことも
可能であり、隙間26の大きさによって対処できる。
【0013】図5(A)、(B)は、本発明の第2の実
施の形態に係る扉の仕切り装置10を備えた扉装置39
の平面図を示す。本実施の形態においては、扉の仕切り
装置10を第1の実施の形態とは前後逆に扉11bに取
付けている。従って、図5に示すように、縦枠40にロ
ッド15の先端の止め具27が当接することにより、第
1の実施の形態と同様の作用が得られる。また、このと
き、縦枠40の一角の一部を止め具27が入り込み易い
ように滑らかに処理している。
【0014】図6(A)、(B)に示す本発明の第3の
実施の形態に係る扉の仕切り装置41について説明す
る。扉の仕切り装置41は、前記扉の仕切り装置10の
扉閉検知手段を変更した点に特徴がある。なお、図6
(A)、(B)はそれぞれ扉開時、扉閉時の状態を示し
ている。また、前記第1の実施の形態と同一の構成につ
いては、同一の符号を付して、詳しい発明は省略する
(第4及び第5の実施の形態も同様)。本実施の形態で
は、前記ロッド15の先端には第3の永久磁石42が設
けられ、扉11を閉めた場合に第3の永久磁石42と同
一磁性となって反発する第4の永久磁石43が、第3の
永久磁石42の対向する扉枠を構成する縦枠44の端面
部に埋め込まれた状態で固定配置されている。これによ
って、扉11を閉めると、ロッド15が左側に移動し、
ねじ部材19によりロッド15が回転するようになって
いる。なお、この実施の形態においては、第3、第4の
永久磁石42、43、ロッド15及びねじ部材19を有
して、扉11が閉じたことを検知する扉閉検知手段が構
成されている。前記扉閉検知手段及び閉塞部材14を下
方に付勢する昇降手段によって、閉塞部材14は下方に
付勢され、扉11の閉時、扉11の下端11aと床面2
5との隙間26を塞ぐことができるので、隙間26から
の光や騒音の漏れを防止することができる。
【0015】図7に示す本発明の第4の実施の形態に係
る扉の仕切り装置45について説明する。本実施の形態
に係る扉の仕切り装置45は、前記扉の仕切り装置1
0、41の扉閉検知手段を変更した点に特徴がある。な
お、図7(A)、(B)はそれぞれ扉開時、扉閉時の状
態を示している。本実施の形態においては、扉閉検知手
段は、前方先端にピン溝47を有するロッド48とピン
49が内側に設けられているカバー50からなってお
り、ピン溝47とピン49とにより直進−回転変換手段
46が構成されている。以下詳しく説明する。図7に示
すように、前方先端にピン溝47を有するロッド48
は、ロッド48の外壁に取付けられた固定枠51と筒体
52の内壁に取付けられた2枚の固定枠53、53aに
より前後方向への移動を制御されている。また、筒体5
2及びカバー50は、筒体52外側に設けられた係止盤
54とカバー50外側の後端面50aとに設置された、
その自由高さ状態にて図7(A)に示すようにカバー5
0が前進限になるように調整されたスプリング55によ
り連結されている。カバー50には角柱状の突設部56
が外側上部に設けられており、ケーシング57には、突
設部56が嵌入するガイド溝58が設けられている。こ
れにより、カバー50は、回転することなく水平移動す
るようになっている。かかる構成からなる扉の仕切り装
置45は、扉開時にはカバー50が扉の側面から突出し
た状態で設けられ、扉閉時にはカバー50が扉枠に当接
してロッド48が回転するようになっている。カバー5
0は、扉枠に当接すると後方へ水平移動すると同時にカ
バー50の内側に設けられたピン49がロッド48のピ
ン溝47を移動する。このとき、カバー50は突設部5
6がガイド溝58に嵌入しているため回転することなく
水平移動し、またロッド48は前後に水平移動ができな
いので、ロッド48は、回転を行う。なお、この実施の
形態においては、ロッド48、直進−回転変換手段46
及びカバー50を有して、扉閉を検知する扉閉検知手段
が構成されている。前記扉閉検知手段及び閉塞部材14
を下方に付勢する昇降手段によって、閉塞部材14は下
方に付勢され、扉11の閉時、扉11の下端11aと床
面25との隙間26を塞ぐことができるので、隙間26
からの光や騒音の漏れを防止することができる。
【0016】本発明の第5の実施の形態に係る扉の仕切
り装置59について以下説明する。本実施の形態に係る
扉の仕切り装置59は、前記扉の仕切り装置10、4
1、45の扉閉検知手段を変更した点に特徴がある。な
お、図7(A)、(B)はそれぞれ扉開時、扉閉時の状
態を示している。本実施の形態では、図8、図9に示す
ように回動レバー61を備えた駆動歯車62が軸受63
を介してケーシング60内部の上方前方に設けられてい
る。回動レバー61は、上方をその自由高さ状態にて図
9に示すように回動レバー61が前進限になるように調
整されたスプリング64に保持され、下方を円柱状の止
め棒65によって支持されている。また、駆動歯車62
は、ロッド66に取付けられた外歯車67と噛合してい
る。これによって、図10に示すように、扉11bの閉
時、回動レバー61が扉枠68に当接することにより、
回動レバー61が回動し、駆動歯車62、外歯車67を
介してロッド66が回転するようになっている。なお、
この実施の形態においては、ロッド66及び回動レバー
61を有して、扉閉を検知する扉閉検知手段が構成され
ている。前記扉閉検知手段及び閉塞部材14を下方に付
勢する昇降手段によって、閉塞部材14は下方に付勢さ
れ、扉11bの閉時、扉11bの下端と床面25との隙
間26を塞ぐことができるので、隙間26からの光や騒
音の漏れを防止することができる。
【0017】なお、前記実施の形態に示した扉閉検知手
段以外でも扉閉を検知できれば他の構造とすることもで
きる。また、第1、第2の永久磁石の永久磁石の組み合
わせを2組としたが、1組又は3組以上とすることもで
きる。更に、第1の永久磁石に対する第2の永久磁石の
磁性が反転すればよいのであって、ロッドの回転は60
度以下とすることも可能である。
【0018】
【発明の効果】請求項1〜5記載の扉の仕切り装置にお
いては、扉の下部に昇降可能に設けられた閉塞部材と、
扉が閉じたのを検知する扉閉検知手段と、扉が開いてい
る場合には閉塞部材を上方位置に保持し、扉閉検知手段
によって、扉が閉じたことを検知した場合には、閉塞部
材を下方に付勢する昇降手段とを有しているので、扉を
円滑に開閉するために扉の下端と床面との間に少しの隙
間を設けることができると共に、扉閉時においては、隙
間を閉塞するので、この隙間の部分から、光が射し込ん
だり、あるいは音が漏れる等の問題が解消できる。ま
た、扉閉検知手段は、扉の閉時に回転するロッドからな
って、昇降手段は、閉塞部材の上部に設けられている第
1の永久磁石と、ロッドに取付けられて、扉開時には第
1の永久磁石と磁性が相反して閉塞部材を上方に引上
げ、扉閉時には第1の永久磁石と反発して閉塞部材を下
方に付勢する第2の永久磁石とを有しているので、扉閉
検知手段及び昇降手段の構成を簡単にしてコンパクトな
構造とすることができる。更に、この構成の下では、閉
塞部材が占める割合が大きいので、閉塞部材に対する扉
の仕切り装置の小型化が可能となる。そして、扉開時に
は、第1の永久磁石と第2の永久磁石が再び引き合い、
閉塞部材が元の位置まで上昇するので、永久磁石の磁力
を強めることにより、閉塞部材の昇降距離を延ばすこと
も可能であり、隙間の大きさによって対処できる。ま
た、製作誤差又は取付け誤差等によって、扉が斜めであ
っても、閉塞部材の昇降がうまくいく。
【0019】請求項2記載の扉の仕切り装置において
は、ロッドは、開いた状態の扉の側面から突出状態で設
けられ、前記扉の閉時に扉枠に当接することによりロッ
ドが所定角度回転して扉閉を検知するので、確実に扉閉
検知ができる。請求項3記載の扉の仕切り装置において
は、ロッドは、前方先端に第3の永久磁石を有し、扉の
閉時に対向する扉枠には、第3の永久磁石と同一磁性を
向き合わせて固定配置されている第4の永久磁石を有
し、前記扉の閉時に第3の永久磁石と第4の永久磁石と
が反発することにより前記ロッドが所定角度回転して扉
閉を検知するので、ロッドの突出がなく、よりコンパク
ト且つ安全なものになる。請求項4記載の扉の仕切り装
置においては、扉閉検知手段は、回動レバーを有し、扉
の閉時に回動レバーが扉枠に当接して、ロッドが所定角
度回転して扉閉を検知する。この場合、直進−回転変換
手段を必要としないので、確実にロッドを回転させ、扉
閉を検知することができる。更に、ロッドの水平移動が
ないので、扉閉の際、第2の永久磁石の反発力が第1の
永久磁石に確実に伝わり、閉塞部材を確実に下方へ付勢
することができる。請求項5記載の扉の仕切り装置にお
いては、閉塞部材は、扉の幅長を有する長板と、長板の
下部に固定されている柔軟性を有するゴム材又は合成樹
脂材とからなっているので、製作誤差又は取付け誤差等
が多少あっても扉閉時、扉の下端と床面との間の隙間を
確実に塞ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は本発明の第1の実施の形態に
係る扉の仕切り装置の説明図である。
【図2】(A)は図1における矢視A−A断面図、
(B)は図1における矢視B−B断面図、(C)は図1
における矢視C−C断面図、(D)は図1における矢視
D−D断面図である。
【図3】同扉の仕切り装置を備えた扉装置の正面図であ
る。
【図4】同扉の仕切り装置を備えた扉装置の平面図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例に係る扉の仕切り装置を
備えた扉装置の平面図である。
【図6】(A)、(B)は本発明の第3の実施の形態に
係る扉の仕切り装置の説明図である。
【図7】(A)、(B)は本発明の第4の実施の形態に
係る扉の仕切り装置の説明図である。
【図8】(A)、(B)は本発明の第5の実施の形態に
係る扉の仕切り装置の説明図である。
【図9】同扉の仕切り装置を備えた扉装置の側面図であ
る。
【図10】同扉の仕切り装置を備えた扉装置の平面図で
ある。
【図11】従来例に係る扉装置の正面図である。
【符号の説明】 10 扉の仕切り装置 11 扉 11a下端 11b扉 12 下部溝 13 ケーシン
グ 14 閉塞部材 15 ロッド 15a 後端 16 突設部 17 筒体 18 溝 19 ねじ部材(直進−回転変換手段) 20 雌ねじ部 21 長板 22 第1の永久磁石 23 閉塞材 24 ガイド溝 25 床面 26 隙間 27 止め具 28 縦枠 29 雄ねじ部 30 第2の永久磁石 31 空間 32 回転盤 33 スプリン
グ(弾性部材) 34 扉装置 35 縦枠 36 横枠 37 扉枠 38 蝶番 39 扉装置 40 縦枠 41 扉の仕切
り装置 42 第3の永久磁石 43 第4の永
久磁石 44 縦枠 45 扉の仕切
り装置 46 直進−回転変換手段 47 ピン溝 48 ロッド 49 ピン 50 カバー 50a 後端面 51 固定枠 52 筒体 53 固定枠 53a 固定枠 54 係止盤 55 スプリン
グ 56 突設部 57 ケーシン
グ 58 ガイド溝 59 扉の仕切
り装置 60 ケーシング 61 回動レバ
ー 62 駆動歯車 63 軸受 64 スプリング 65 止め棒 66 ロッド 67 外歯車 68 扉枠

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉する扉の下部に取付けて、扉閉時に
    前記扉の下端と床面との隙間を閉塞する扉の仕切り装置
    であって、 前記扉の下部に昇降可能に設けられた閉塞部材と、 前記扉が閉じたのを検知する扉閉検知手段と、 前記扉が開いている場合には前記閉塞部材を上方位置に
    保持し、前記扉閉検知手段によって、前記扉が閉じたこ
    とを検知した場合には、前記閉塞部材を下方に付勢する
    昇降手段を有し、 前記扉閉検知手段は、前記扉の閉時に回転するロッドか
    らなって、 前記昇降手段は、前記閉塞部材の上部に設けられている
    第1の永久磁石と、前記ロッドに取付けられて、扉開時
    には前記第1の永久磁石と磁性が相反して前記閉塞部材
    を上方に引上げ、扉閉時には前記第1の永久磁石と反発
    して前記閉塞部材を下方に付勢する第2の永久磁石とを
    有することを特徴とする扉の仕切り装置。
  2. 【請求項2】 前記ロッドは、開いた状態の前記扉の側
    面から突出状態で設けられていると共に、該ロッドに
    は、直進−回転変換手段が設けられて、前記扉の閉時に
    扉枠に当接し、前記ロッドが所定角度回転することを特
    徴とする請求項1記載の扉の仕切り装置。
  3. 【請求項3】 前記ロッドは、直進−回転変換手段が設
    けられると共に、前方先端に第3の永久磁石を有し、 前記扉の閉時に対向する扉枠には、前記第3の永久磁石
    と同一磁性を向き合わせて固定配置されている第4の永
    久磁石を有し、 前記扉の閉時に前記第3の永久磁石と前記第4の永久磁
    石とが反発することにより前記ロッドが所定角度回転す
    ることを特徴とする請求項1記載の扉の仕切り装置。
  4. 【請求項4】 前記扉閉検知手段は、回動レバーを有
    し、前記扉の閉時に前記回動レバーが扉枠に当接して、
    前記ロッドが所定角度回転することを特徴とする請求項
    1記載の扉の仕切り装置。
  5. 【請求項5】 前記閉塞部材は、前記扉の幅長を有する
    長板と、該長板の下部に固定されている柔軟性を有する
    ゴム材又は合成樹脂材とからなっている請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の扉の仕切り装置。
JP13748098A 1998-05-01 1998-05-01 扉の仕切り装置 Pending JPH11315670A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2402542A3 (de) * 2010-06-30 2014-01-08 GEZE GmbH Türanlage
JP2016156182A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 文化シヤッター株式会社 開閉体の中柱装置

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