JPH11314795A - 印刷装置におけるシート送り装置 - Google Patents
印刷装置におけるシート送り装置Info
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- JPH11314795A JPH11314795A JP12301198A JP12301198A JPH11314795A JP H11314795 A JPH11314795 A JP H11314795A JP 12301198 A JP12301198 A JP 12301198A JP 12301198 A JP12301198 A JP 12301198A JP H11314795 A JPH11314795 A JP H11314795A
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- Japan
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- sheet
- bar
- printing
- pusher
- rotator
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】エンドレスベルト間に横設したバーに設けた尻
押し用プッシャーにより、シート印刷用回転体とシート
バックアップ用回転体間への方形シートの周期的送り込
みを適正に行い、同印刷用回転体よる印刷を適正に行な
う。 【解決手段】シートバックアップ用回転体２の軸線方向
の両側に一双のエンドレスベルト８を同回転体２と追随
回転するように夫々掛け、該両エンドレスベルト８間に
横設したバー１１に上記方形シート３の後端縁を尻押し
して上記両回転体１，２間に送り込む尻押し用プッシャ
ー１２を設け、他方上記シートバックアップ用回転体２
に上記バー１１を受け入れる軸線方向に延びる逃げ部１
３を設け、上記バー１１をシート入り口側において上記
逃げ部１３に受け入れつつシート出口側へ移行させ、こ
の移行の間上記プッシャー１２による方形シート３の尻
押しを行う構成とした印刷装置におけるシート送り装
置。
押し用プッシャーにより、シート印刷用回転体とシート
バックアップ用回転体間への方形シートの周期的送り込
みを適正に行い、同印刷用回転体よる印刷を適正に行な
う。 【解決手段】シートバックアップ用回転体２の軸線方向
の両側に一双のエンドレスベルト８を同回転体２と追随
回転するように夫々掛け、該両エンドレスベルト８間に
横設したバー１１に上記方形シート３の後端縁を尻押し
して上記両回転体１，２間に送り込む尻押し用プッシャ
ー１２を設け、他方上記シートバックアップ用回転体２
に上記バー１１を受け入れる軸線方向に延びる逃げ部１
３を設け、上記バー１１をシート入り口側において上記
逃げ部１３に受け入れつつシート出口側へ移行させ、こ
の移行の間上記プッシャー１２による方形シート３の尻
押しを行う構成とした印刷装置におけるシート送り装
置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は小切れにされた方形
シートをシート印刷用回転体とシートバックアップ用回
転体の間に送り込んで印刷する印刷装置に関する。
シートをシート印刷用回転体とシートバックアップ用回
転体の間に送り込んで印刷する印刷装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】小切れにされた方形シートをシート印刷
用回転体とシートバックアップ用回転体の間に送り込ん
で印刷する印刷装置においては、両回転体間にシートを
供給する装置が不可欠となる。従来、該シート供給装置
としてはシート前縁を銜え爪にて把持し、シート出口側
へ向け引き出しつつ印刷を行う装置、又は上記シートバ
ックアップ用回転体に多孔ベルトを掛け、シートバック
アップ用回転体内に組み込まれたバキューム装置により
方形シートを多孔ベルトの孔を通し同ベルト表面へ吸着
しつつ移送し印刷を行う装置が実用されている。
用回転体とシートバックアップ用回転体の間に送り込ん
で印刷する印刷装置においては、両回転体間にシートを
供給する装置が不可欠となる。従来、該シート供給装置
としてはシート前縁を銜え爪にて把持し、シート出口側
へ向け引き出しつつ印刷を行う装置、又は上記シートバ
ックアップ用回転体に多孔ベルトを掛け、シートバック
アップ用回転体内に組み込まれたバキューム装置により
方形シートを多孔ベルトの孔を通し同ベルト表面へ吸着
しつつ移送し印刷を行う装置が実用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら前者のシー
ト銜え爪を用いた供給装置においては、銜え爪によるシ
ート引き出し動作と上記両回転体の回転動作の同期構造
が複雑になり、印刷ミスの恐れがあり、又銜え爪により
把持したシート部分には印刷が不能で印刷域に制限を伴
う欠点を有している。
ト銜え爪を用いた供給装置においては、銜え爪によるシ
ート引き出し動作と上記両回転体の回転動作の同期構造
が複雑になり、印刷ミスの恐れがあり、又銜え爪により
把持したシート部分には印刷が不能で印刷域に制限を伴
う欠点を有している。
【０００４】又後者の多孔ベルトを用いる方法では、多
数の孔に吸着されたシート部位へのニップ圧不全が生
じ、同部位における印刷不良乃至多孔ベルト掛け合わせ
面では印刷が不能になり、印刷位置に制限を伴う問題点
を有している。
数の孔に吸着されたシート部位へのニップ圧不全が生
じ、同部位における印刷不良乃至多孔ベルト掛け合わせ
面では印刷が不能になり、印刷位置に制限を伴う問題点
を有している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】定軸回転するシート印刷
用回転体と定軸回転するシートバックアップ用回転体間
に方形シートを送り込みつつ両回転体を相対回転させて
方形シート表面に印刷を施すようにした印刷装置におい
て、上記シートバックアップ用回転体の軸線方向の両側
に該シートバックアップ用回転体に追随回転する一対の
プーリーを設け、該各プーリーに各プーリーと共に回走
する一双のエンドレスベルトを夫々掛け、該両エンドレ
スベルト間に横設したバーに上記方形シートの後端縁を
尻押しして上記両回転体間に送り込む尻押し用プッシャ
ーを設ける。
用回転体と定軸回転するシートバックアップ用回転体間
に方形シートを送り込みつつ両回転体を相対回転させて
方形シート表面に印刷を施すようにした印刷装置におい
て、上記シートバックアップ用回転体の軸線方向の両側
に該シートバックアップ用回転体に追随回転する一対の
プーリーを設け、該各プーリーに各プーリーと共に回走
する一双のエンドレスベルトを夫々掛け、該両エンドレ
スベルト間に横設したバーに上記方形シートの後端縁を
尻押しして上記両回転体間に送り込む尻押し用プッシャ
ーを設ける。
【０００６】他方上記シートバックアップ用回転体には
上記バーを受け入れる軸線方向に延在せる逃げ部を設
け、上記両回転体の回転と両エンドレスベルトの回走に
伴い上記バーをシート入り口側において上記逃げ部に受
け入れつつシート出口側へ移行させ、この移行の間上記
プッシャーによる尻押しによる方形シートの尻押しを行
う構成とする。
上記バーを受け入れる軸線方向に延在せる逃げ部を設
け、上記両回転体の回転と両エンドレスベルトの回走に
伴い上記バーをシート入り口側において上記逃げ部に受
け入れつつシート出口側へ移行させ、この移行の間上記
プッシャーによる尻押しによる方形シートの尻押しを行
う構成とする。
【０００７】又上記バーはその両端を上記両エンドレス
ベルトの下面に取り付け、上記プッシャーを上記バーの
上面に取り付ける。
ベルトの下面に取り付け、上記プッシャーを上記バーの
上面に取り付ける。
【０００８】又上記バーは上記両エンドレスベルト間に
間隔的に複数横設し、各バーに上記尻押し用プッシャー
を設ける。
間隔的に複数横設し、各バーに上記尻押し用プッシャー
を設ける。
【０００９】又上記エンドレスベルトは歯付きベルトで
形成し、上記バーの両端を該歯付きベルトの歯と噛み合
わせた取り付け構造にする。
形成し、上記バーの両端を該歯付きベルトの歯と噛み合
わせた取り付け構造にする。
【００１０】又上記プッシャーは上記バーに複数取り付
け、該各プッシャーをバーの長手方向に移動して取り付
け位置を変更できるようにする。
け、該各プッシャーをバーの長手方向に移動して取り付
け位置を変更できるようにする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態例を図１乃
至図６に基づいて説明する。
至図６に基づいて説明する。
【００１２】１は定軸回転するシート印刷用回転体であ
り、２は定軸回転するシートバックアップ用回転体であ
り、両者１，２は相対回転するように上下に対設されて
いる。
り、２は定軸回転するシートバックアップ用回転体であ
り、両者１，２は相対回転するように上下に対設されて
いる。
【００１３】方形シート３は両回転体１，２間に周期的
に送り込まれ、両回転体１，２間を入口側から出口側へ
通過する間、ニップ圧をかけて同シート３表面に印刷を
施す。
に送り込まれ、両回転体１，２間を入口側から出口側へ
通過する間、ニップ圧をかけて同シート３表面に印刷を
施す。
【００１４】上記シート印刷用回転体１は同芯円上に等
間隔に配置した複数の印字器４を有する印字装置であ
る。上記印字器４は複数の印字輪５を同軸に並設し、各
印字輪５の周面に設けた数字や記号の版を有し、各字輪
５を環状カム溝６′を施した固定カム６によって間欠回
転することによって数字や記号の桁送りが可能な構造で
あり、各方形シート３が上記両回転体１，２間へ供給す
るときに所用の字輪を間欠回転することによって方形シ
ート３に数字や符号を印刷する機能を有する。
間隔に配置した複数の印字器４を有する印字装置であ
る。上記印字器４は複数の印字輪５を同軸に並設し、各
印字輪５の周面に設けた数字や記号の版を有し、各字輪
５を環状カム溝６′を施した固定カム６によって間欠回
転することによって数字や記号の桁送りが可能な構造で
あり、各方形シート３が上記両回転体１，２間へ供給す
るときに所用の字輪を間欠回転することによって方形シ
ート３に数字や符号を印刷する機能を有する。
【００１５】上記印字器４の桁送りを方形シート３の供
給毎に行うことによって、各シート３に連続番号又は連
続記号を印刷することができる。
給毎に行うことによって、各シート３に連続番号又は連
続記号を印刷することができる。
【００１６】又上記シート印刷用回転体１はオフセット
印刷における印刷胴とすることができる。又は上記シー
ト印刷用回転体１は周面に印刷用版を有する版胴とする
ことができる。
印刷における印刷胴とすることができる。又は上記シー
ト印刷用回転体１は周面に印刷用版を有する版胴とする
ことができる。
【００１７】上記シートバックアップ用回転体２の軸線
方向の両側に一対のメインガイドプーリー７を設ける。
該メインガイドプーリー７はシートバックアップ用回転
体２と同軸又は平行軸線上に設けられ、同回転体２に追
随して回転する。
方向の両側に一対のメインガイドプーリー７を設ける。
該メインガイドプーリー７はシートバックアップ用回転
体２と同軸又は平行軸線上に設けられ、同回転体２に追
随して回転する。
【００１８】上記各メインガイドプーリー７の上死点を
含む上部弧面に一双のエンドレスベルト８を夫々掛け回
す。
含む上部弧面に一双のエンドレスベルト８を夫々掛け回
す。
【００１９】上記各エンドレスベルト８はガイドプーリ
ー９と駆動プーリー１０を経由してシートバックアップ
用回転体２を包囲するように懸装され、シートバックア
ップ用回転体２及びメインガイドプーリー７の回転に追
随してシート入口側から出口側へ向け回走する。
ー９と駆動プーリー１０を経由してシートバックアップ
用回転体２を包囲するように懸装され、シートバックア
ップ用回転体２及びメインガイドプーリー７の回転に追
随してシート入口側から出口側へ向け回走する。
【００２０】上記両エンドレスベルト８間にバー１１を
横設する。該バー１１は上記両回転体１，２の軸線と平
行に延びる。
横設する。該バー１１は上記両回転体１，２の軸線と平
行に延びる。
【００２１】上記バー１１に方形シート３の後端縁を尻
押しして上記両回転体１，２間に送り込む尻押し用プッ
シャー１２を設ける。該尻押し用プッシャー１２を設け
たバー１１を、上記エンドレスベルト８の回走方向に等
間隔に複数設ける。
押しして上記両回転体１，２間に送り込む尻押し用プッ
シャー１２を設ける。該尻押し用プッシャー１２を設け
たバー１１を、上記エンドレスベルト８の回走方向に等
間隔に複数設ける。
【００２２】他方上記シートバックアップ用回転体２に
上記バー１１を受け入れるバー逃げ部１３を設ける。該
逃げ部１３はシートバックアップ用回転体２の軸線方向
に延び、同回転体２の周面及び両端において開放され
る。
上記バー１１を受け入れるバー逃げ部１３を設ける。該
逃げ部１３はシートバックアップ用回転体２の軸線方向
に延び、同回転体２の周面及び両端において開放され
る。
【００２３】上記バー１１は上記両回転体１，２とメイ
ンガイドプーリー７の回転に追随する両エンドレスベル
ト８の回走に伴い、シート入口側において上記逃げ部１
３に受け入れられつつシート出口側へ移行し、この移行
の間上記尻押しプッシャー１２による方形シート３の尻
押しを行い、両回転体１，２間に送り込む。
ンガイドプーリー７の回転に追随する両エンドレスベル
ト８の回走に伴い、シート入口側において上記逃げ部１
３に受け入れられつつシート出口側へ移行し、この移行
の間上記尻押しプッシャー１２による方形シート３の尻
押しを行い、両回転体１，２間に送り込む。
【００２４】上記ガイドプーリー９及び駆動プーリー１
０の夫々の周面に上記メインガイドプーリー７と同様の
バー逃げ部１４を設ける。
０の夫々の周面に上記メインガイドプーリー７と同様の
バー逃げ部１４を設ける。
【００２５】上記バー１１はエンドレスベルト８と共に
回走するときに上記ガイドプーリー９と駆動プーリー１
０の逃げ部１４に受け入れられつつ、各プーリー９，１
０を通過する。
回走するときに上記ガイドプーリー９と駆動プーリー１
０の逃げ部１４に受け入れられつつ、各プーリー９，１
０を通過する。
【００２６】上記バー１１はその両端を上記両エンドレ
スベルト８の下面に取り付け、これにより該バー１１は
シート搬送面より下位においてバー逃げ部１３に収容さ
れつつ両回転体１，２間を入口側から出口側へ移行さ
れ、上記シート印刷用回転体１の印字器４との干渉を防
止する。
スベルト８の下面に取り付け、これにより該バー１１は
シート搬送面より下位においてバー逃げ部１３に収容さ
れつつ両回転体１，２間を入口側から出口側へ移行さ
れ、上記シート印刷用回転体１の印字器４との干渉を防
止する。
【００２７】他方上記尻押し用プッシャー１２は搬送面
を越えて突出され、シート印刷用回転体１を入口側から
出口側へ通過する。例えば上記尻押し用プッシャー１２
はシート印刷用回転体１の両側を通過させるか、シート
印刷用回転体１に形成した軸線方向に延在せる逃げ溝内
に受け入れつつシート入口側から出口側へ向け通過させ
る。
を越えて突出され、シート印刷用回転体１を入口側から
出口側へ通過する。例えば上記尻押し用プッシャー１２
はシート印刷用回転体１の両側を通過させるか、シート
印刷用回転体１に形成した軸線方向に延在せる逃げ溝内
に受け入れつつシート入口側から出口側へ向け通過させ
る。
【００２８】上記エンドレスベルト８はその内面に矩形
歯を持った歯付きベルトを使用し、該歯付きベルトの歯
１５に上記バー１１の両端を噛み合わせ取り付ける。
歯を持った歯付きベルトを使用し、該歯付きベルトの歯
１５に上記バー１１の両端を噛み合わせ取り付ける。
【００２９】具体例として、バー１１の両端を上記歯付
きベルトの内面に充がって、同バー１１両端に形成した
歯１６を同ベルト８内面に形成した歯１５に噛み合わせ
ると共に、同ベルト８上面に押さえ板１７を充がい、該
押さえ板１７の両端を螺子１８によりバー１１両端に締
結し、同ベルト８をバー１１両端と押さえ板１７間に確
固に挟持する。
きベルトの内面に充がって、同バー１１両端に形成した
歯１６を同ベルト８内面に形成した歯１５に噛み合わせ
ると共に、同ベルト８上面に押さえ板１７を充がい、該
押さえ板１７の両端を螺子１８によりバー１１両端に締
結し、同ベルト８をバー１１両端と押さえ板１７間に確
固に挟持する。
【００３０】上記尻押し用プッシャー１２は回転体１，
２の軸線方向に間隔をおいて複数取り付け、各プッシャ
ー１２をバー１１の長手方向、即ち回転体１，２の軸線
方向に移動して取り付け位置を変更する手段を備える。
２の軸線方向に間隔をおいて複数取り付け、各プッシャ
ー１２をバー１１の長手方向、即ち回転体１，２の軸線
方向に移動して取り付け位置を変更する手段を備える。
【００３１】具体例として、上記バー１１の上面に長手
方向に延びる有底の長穴１９を設け、該長穴１９の内底
面にバー１１を貫通する取り付け穴２０を長穴に沿い等
間隔に複数設け、他方上記尻押し用プッシャー１２に該
長穴１９に滑合する案内部２１を設け、該プッシャー１
２を案内部２１を滑らせつつ長穴１９に沿い移動し取り
付け穴２０を選択して螺子２２により固定する。よって
方形シート３のサイズチェンジに対応できるようにす
る。
方向に延びる有底の長穴１９を設け、該長穴１９の内底
面にバー１１を貫通する取り付け穴２０を長穴に沿い等
間隔に複数設け、他方上記尻押し用プッシャー１２に該
長穴１９に滑合する案内部２１を設け、該プッシャー１
２を案内部２１を滑らせつつ長穴１９に沿い移動し取り
付け穴２０を選択して螺子２２により固定する。よって
方形シート３のサイズチェンジに対応できるようにす
る。
【００３２】上記尻押し用プッシャー１２は取り付け座
２３と、該取り付け座２３の前縁から立ち上がるシート
押圧部２４から成り、上記取り付け座２３の下面から上
記案内部２１を突設して上記長穴１９に滑合すると共
に、同取り付け座２３に案内部２１を貫通する取り付け
穴２５を設け、該取り付け穴２５を上記取り付け穴２０
に選択的に整合させ、螺子２２により締結することによ
り上記プッシャー１２間の間隔調整を行う。
２３と、該取り付け座２３の前縁から立ち上がるシート
押圧部２４から成り、上記取り付け座２３の下面から上
記案内部２１を突設して上記長穴１９に滑合すると共
に、同取り付け座２３に案内部２１を貫通する取り付け
穴２５を設け、該取り付け穴２５を上記取り付け穴２０
に選択的に整合させ、螺子２２により締結することによ
り上記プッシャー１２間の間隔調整を行う。
【００３３】上記プッシャー１２間の間隔調整手段は上
記例示に拘束されない。例えば上記取り付け穴２０を設
けずに、単にバー１１の長手方向に該バー１１を貫通す
る長穴を設け、該長穴に沿い上記プッシャー１２を移動
しつつ所定の位置で固定する構造であってもよい。
記例示に拘束されない。例えば上記取り付け穴２０を設
けずに、単にバー１１の長手方向に該バー１１を貫通す
る長穴を設け、該長穴に沿い上記プッシャー１２を移動
しつつ所定の位置で固定する構造であってもよい。
【００３４】又は上記バー１１に長穴を設けずに、取り
付け穴２０のみを間隔的に設け、該取り付け穴２０の何
れかを選択してプッシャー１２を固定し、上記プッシャ
ー１２間の間隔調整を行うことができる。
付け穴２０のみを間隔的に設け、該取り付け穴２０の何
れかを選択してプッシャー１２を固定し、上記プッシャ
ー１２間の間隔調整を行うことができる。
【００３５】上記方形シート３は上記両回転体１，２の
シート入口側へ向け延びる搬送案内プレート２６によっ
て荷受けされつつ、上記両回転体１，２の入口へ向けこ
の搬送を案内し、方形シート３はこのシート入口手前か
ら上記尻押し用プッシャー１２により尻押しされて上記
両回転体１，２間に押し込まれる。
シート入口側へ向け延びる搬送案内プレート２６によっ
て荷受けされつつ、上記両回転体１，２の入口へ向けこ
の搬送を案内し、方形シート３はこのシート入口手前か
ら上記尻押し用プッシャー１２により尻押しされて上記
両回転体１，２間に押し込まれる。
【００３６】シート出口側には上記尻押し用プッシャー
１２により尻押しされて同出口側へ押し出される、同シ
ート３を荷受けする搬送案内プレート２７を設ける。
１２により尻押しされて同出口側へ押し出される、同シ
ート３を荷受けする搬送案内プレート２７を設ける。
【００３７】方形シート３は上記両回転体１，２を通過
するときにその表面に所定の印刷が施される。
するときにその表面に所定の印刷が施される。
【００３８】上記方形シート３は代表例として紙幣であ
り、上記印刷装置におけるシート送り装置は該各紙幣に
連続番号を付する装置として好適に使用される。
り、上記印刷装置におけるシート送り装置は該各紙幣に
連続番号を付する装置として好適に使用される。
【００３９】上記尻押し用プッシャー１２は合成樹脂製
による一体成形品（別部品）で形成したが、他例として
上記バー１１の一部に加工を施してバーと一体にプッシ
ャーを形成しても良い。
による一体成形品（別部品）で形成したが、他例として
上記バー１１の一部に加工を施してバーと一体にプッシ
ャーを形成しても良い。
【００４０】
【発明の効果】本発明によれば、上記両エンドレスベル
ト間に横設したバーに設けた尻押し用プッシャーによ
り、シート印刷用回転体とシートバックアップ用回転体
間への方形シートの周期的送り込みが適正に行える。
ト間に横設したバーに設けた尻押し用プッシャーによ
り、シート印刷用回転体とシートバックアップ用回転体
間への方形シートの周期的送り込みが適正に行える。
【００４１】即ち上記尻押し用プッシャーは上記両エン
ドレスベルトと共に移行しつつ、方形シートの後端縁を
プッシュして両回転体間に送り込む構造であるから、従
来例におけるシート前端縁を銜え爪にて把持してシート
出口側へ引き出す装置、又はシートバックアップ用回転
体にシート吸着用の多孔ベルトを設けてシート出口側へ
移送する装置における問題点を適切に解消することがで
きる。
ドレスベルトと共に移行しつつ、方形シートの後端縁を
プッシュして両回転体間に送り込む構造であるから、従
来例におけるシート前端縁を銜え爪にて把持してシート
出口側へ引き出す装置、又はシートバックアップ用回転
体にシート吸着用の多孔ベルトを設けてシート出口側へ
移送する装置における問題点を適切に解消することがで
きる。
【００４２】即ち、銜え爪方式や多孔ベルト方式の如
き、方形シートに対する印刷位置の制限を伴わず、印刷
の自由度が増大する。
き、方形シートに対する印刷位置の制限を伴わず、印刷
の自由度が増大する。
【００４３】又上記バーはシートバックアップ用回転体
に設けた逃げ部に受け入れられつつ両回転体のシート入
口側から出口側へ移行するので、該バーがシートやシー
ト印刷用回転体の印刷面と干渉せずに両回転体間を通過
させることができ、これにより各方形シートへの印刷が
支障なく遂行される。
に設けた逃げ部に受け入れられつつ両回転体のシート入
口側から出口側へ移行するので、該バーがシートやシー
ト印刷用回転体の印刷面と干渉せずに両回転体間を通過
させることができ、これにより各方形シートへの印刷が
支障なく遂行される。
【図１】印刷装置におけるシート送り装置の斜視図。
【図２】印刷装置におけるシート送り装置の側面図。
【図３】図２における平面図。
【図４】図２における断面図。
【図５】上記シート送り装置におけるバーとエンドレス
ベルトの取り付け部の拡大断面図。
ベルトの取り付け部の拡大断面図。
【図６】上記シート送り装置におけるバーと尻押し用プ
ッシャーの取り付け部の拡大断面図。
ッシャーの取り付け部の拡大断面図。
１ シート印刷用回転体 ２ シートバックアップ用回転体 ３ 方形シート ４ 印字器 ５ 印字輪 ６ カム ７ メインガイドプーリー ８ エンドレスベルト ９ ガイドプーリー １０ 駆動プーリー １１ バー １２ 尻押し用プッシャー １３ バー逃げ部 １４ バー逃げ部 １５ 歯 １６ 歯 １７ 押さえ板 １８ 螺子 １９ 長穴 ２０ 取り付け穴 ２１ 案内部 ２２ 螺子 ２３ 取り付け座 ２４ シート押圧部 ２５ 取り付け穴 ２６ 搬送案内プレート ２７ 搬送案内プレート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年３月１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】上記バーは上記シートの搬送面を超えて突
出されている。
出されている。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】又上記プッシャーは上記バーに複数取り付
け、該各プッシャーをバーの長手方向に移動して取り付
け位置を変更できるようにする。更に上記エンドレスベ
ルトを上記プーリーの上死点を含む上部弧面に掛けると
共に、上記シート入口側において上記シートを荷受けし
つつ上記プッシャーによる上記両回転体間への搬送を案
内する入口側搬送案内プレートと、上記シート出口側に
おいて上記プッシャーにより押し出しされる上記シート
を荷受けしつつ搬送を案内する出口側案内プレートとを
設ける。
け、該各プッシャーをバーの長手方向に移動して取り付
け位置を変更できるようにする。更に上記エンドレスベ
ルトを上記プーリーの上死点を含む上部弧面に掛けると
共に、上記シート入口側において上記シートを荷受けし
つつ上記プッシャーによる上記両回転体間への搬送を案
内する入口側搬送案内プレートと、上記シート出口側に
おいて上記プッシャーにより押し出しされる上記シート
を荷受けしつつ搬送を案内する出口側案内プレートとを
設ける。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２７】他方上記尻押し用プッシャー１２はシート
３の搬送面を越えて突出され、シート印刷用回転体１を
入口側から出口側へ通過する。例えば上記尻押し用プッ
シャー１２はシート印刷用回転体１の両側を通過させる
か、シート印刷用回転体１に形成した軸線方向に延在せ
る逃げ溝内に受け入れつつシート入口側から出口側へ向
け通過させる。
３の搬送面を越えて突出され、シート印刷用回転体１を
入口側から出口側へ通過する。例えば上記尻押し用プッ
シャー１２はシート印刷用回転体１の両側を通過させる
か、シート印刷用回転体１に形成した軸線方向に延在せ
る逃げ溝内に受け入れつつシート入口側から出口側へ向
け通過させる。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３５】上記方形シート３は上記両回転体１，２の
シート入口側へ向け延びる入口側搬送案内プレート２６
によって荷受けされつつ、上記両回転体１，２の入口へ
向けこの搬送を案内し、方形シート３はこのシート入口
手前から上記尻押し用プッシャー１２により尻押しされ
て上記両回転体１，２間に押し込まれる。
シート入口側へ向け延びる入口側搬送案内プレート２６
によって荷受けされつつ、上記両回転体１，２の入口へ
向けこの搬送を案内し、方形シート３はこのシート入口
手前から上記尻押し用プッシャー１２により尻押しされ
て上記両回転体１，２間に押し込まれる。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３６】シート出口側には上記尻押し用プッシャー
１２により尻押しされて同出口側へ押し出される、同シ
ート３を荷受けする出口側搬送案内プレート２７を設け
る。
１２により尻押しされて同出口側へ押し出される、同シ
ート３を荷受けする出口側搬送案内プレート２７を設け
る。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３９
【補正方法】削除
Claims (5)
- 【請求項１】定軸回転するシート印刷用回転体と定軸回
転するシートバックアップ用回転体間に方形シートを送
り込みつつ両回転体を相対回転させて方形シート表面に
印刷を施すようにした印刷装置において、上記シートバ
ックアップ用回転体の軸線方向の両側に該シートバック
アップ用回転体に追随回転する一対のプーリーを設け、
該各プーリーに各プーリーの回転と共に回走する一双の
エンドレスベルトを夫々掛け、該両エンドレスベルト間
に横設したバーに上記方形シートの後端縁を尻押しして
上記両回転体間に送り込む尻押し用プッシャーを設け、
他方上記シートバックアップ用回転体に上記バーを受け
入れる軸線方向に延びる逃げ部を設け、上記両回転体の
回転と両エンドレスベルトの回走に伴い上記バーをシー
ト入り口側において上記逃げ部に受け入れつつシート出
口側へ移行させ、この移行の間上記プッシャーによる方
形シートの尻押しを行う構成としたことを特徴とする印
刷装置におけるシート送り装置。 - 【請求項２】上記バーの両端が上記両エンドレスベルト
の下面に取り付けられ、上記プッシャーが上記バーの上
面に取り付けられていることを特徴とする請求項１記載
の印刷装置におけるシート送り装置。 - 【請求項３】上記バーが上記両エンドレスベルト間に間
隔的に複数横設され、各バーに上記尻押し用プッシャー
を設けたことを特徴とする請求項１又は２記載の印刷装
置におけるシート送り装置。 - 【請求項４】上記エンドレスベルトが歯付きベルトから
成り、上記バーの両端が該歯付きベルトの歯と噛み合わ
せた取り付け構造を有することを特徴とする請求項１又
は２又は３記載の印刷装置におけるシート送り装置。 - 【請求項５】上記プッシャーは上記バーに複数取り付け
られ、該各プッシャーをバーの長手方向に移動して取り
付け位置を変更する手段を備えることを特徴とする請求
項１又は２又は３又は４記載の印刷装置におけるシート
送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12301198A JP2914959B1 (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 印刷装置におけるシート送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12301198A JP2914959B1 (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 印刷装置におけるシート送り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2914959B1 JP2914959B1 (ja) | 1999-07-05 |
| JPH11314795A true JPH11314795A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14850043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12301198A Expired - Fee Related JP2914959B1 (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 印刷装置におけるシート送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2914959B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10108620A1 (de) * | 2001-02-22 | 2002-09-05 | Tadao Uno | Aus einem Druck-(Printing-)Zylinder und einem Gegendruck-(Pressure-) Zylinder bestehender Rotationsdrucker zum Bedrucken rechteckiger Blattzuschnitte mit einem Blatt-Fördersystem |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP12301198A patent/JP2914959B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10108620A1 (de) * | 2001-02-22 | 2002-09-05 | Tadao Uno | Aus einem Druck-(Printing-)Zylinder und einem Gegendruck-(Pressure-) Zylinder bestehender Rotationsdrucker zum Bedrucken rechteckiger Blattzuschnitte mit einem Blatt-Fördersystem |
| DE10108620C2 (de) * | 2001-02-22 | 2002-12-12 | Tadao Uno | Aus einem Druck-(Printing-)Zylinder und einem Gegendruck-(Pressure-)Zylinder bestehender Rotationsdrucker zum Bedrucken rechteckiger Blattzuschnitte mit einem Blatt-Fördersystem |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2914959B1 (ja) | 1999-07-05 |
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