JPH11314572A - 2つの軸区間を有する自動車かじ取り軸 - Google Patents

2つの軸区間を有する自動車かじ取り軸

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JPH11314572A
JPH11314572A JP11042040A JP4204099A JPH11314572A JP H11314572 A JPH11314572 A JP H11314572A JP 11042040 A JP11042040 A JP 11042040A JP 4204099 A JP4204099 A JP 4204099A JP H11314572 A JPH11314572 A JP H11314572A
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sections
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    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸区間の間のトルク伝達の他に、とくに簡単
な手段によって車両衝突の際の高い乗客安全性を達成す
る、2つの軸区間を有する自動車かじ取り軸を提供す
る。 【解決手段】 1.互いにはまり合うように案内される
2つの軸区間を有する自動車かじ取り軸 2.1.本発明は、回転方向に作用する連行体要素とし
て使われるそれぞれ軸線方向に配置された少なくとも1
つの球列が間にはめ込まれた、対応するプロファイル横
断面を備えた互いにテレスコピック状に案内された2つ
の軸区間を有する自動車かじ取り軸に関する。2.2.
本発明によれば、球列(4)の第1及び最後の球に、そ
れぞれ1つの軸線方向ストッパ(1b,2d及び/又は
1d,2b)が付属しており、その際、これらの軸線方
向ストッパが、対向する軸区間(1,2)において位置
決めされており、かつこれらのうち少なくとも1つの軸
線方向ストッパ(1b,1d,2b,2d)が、塑性変
形可能である。2.3.例えば乗用車及びトラックのた
めに利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロファイル横断
面の間に回転結合を提供しながらそれぞれ軸線方向に配
置された少なくとも1つの転がり要素列が間にはめ込ま
れた、対応するプロファイル横断面を備えた互いにテレ
スコピック状に案内された2つの軸区間を有する自動車
かじ取り軸に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第3513340
号明細書によれば、ボスとその中に通された軸区間との
間における連行体結合が公知であり、これらの両方が、
それぞれ対になって対応する複数の長手溝を有し、これ
らの長手溝内に球セットが配置されている。その際、1
つの球セットが、軸線方向に配置された一連の球からな
り、これらの球が、ボスと軸区間の間にはめ込まれてて
おり、その際、2つの対応する長手溝は、当該の球セッ
トのために軸線方向に開いた軸受座を形成している。は
め込み過程は、少なくとも1つの構成部分の塑性変形に
よって行なわれ、かつ一方においてトルク伝達をかつ他
方において軸線方向調節可能性を保証する結合を行な
う。球の脱落は、防止されるようにする。
【0003】ヨーロッパ特許第0629540号明細書
によれば、自動車かじ取りコラムの2つの軸区間の間の
結合が公知であり、ここでは軸区間相互の固定は、形状
結合して注型された複数の樹脂パッケージ及び回転方向
に形状結合して案内された四辺形区間とによって考慮さ
れている。軸区間を塑性変形しながら製造する際にはめ
込まれる球は、軸区間の間の電気的接触を保証するため
に配置されており、かつ衝突の場合に、軸区間相互の軸
線方向移動の際に、軸区間のそれ以上の塑性変形によっ
てエネルギー吸収の役割を果たす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、軸区
間の間のトルク伝達の他に、とくに簡単な手段によって
車両衝突の際の高い乗客安全性を達成する、初めに述べ
たような自動車かじ取り軸を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は次のようにし
て解決される。すなわち転がり要素列の端部側の転がり
要素に、それぞれ少なくとも1つの軸線方向ストッパが
付属しており、これらの軸線方向ストッパが、対向する
軸区間において位置決めされており、その際、少なくと
も1つの軸線方向ストッパが、塑性変形可能である。そ
れにより軸線方向及び周方向に転がり要素列の形状結合
した固定が生じ、その際、少なくとも1つの塑性変形可
能なストッパの変形によって、衝突によって引起こされ
る軸線方向移動の場合に運動エネルギーが消滅させられ
る。適当な数の転がり要素列の配置により、結合は、可
能な負荷の場合に整合することができる。さらに個々の
ストッパの特殊な構成により、とくに−かじ取り軸の回
転軸に関する−半径方向広がりの寸法決定により、エネ
ルギー吸収能力に影響を及ぼすことができる。
【0006】本発明の構成において、少なくとも1つの
軸線方向ストッパは、当該の軸区間の円形のプロファイ
ル横断面から非円形のものへの移行部として形成されて
いる。このようなストッパは、とくに簡単に製造するこ
とができる。
【0007】本発明の別の構成において、少なくとも1
つの軸線方向ストッパは、半径方向に異なった広がりを
有する軸線方向に連続する複数の段部を有する。それに
よりストッパを有する軸区間及び対向するものの段を付
けられた変形が達成される。なぜなら所属の球がストッ
パを越えて転がる際に、ストッパの半径方向広がりの高
さに依存する変形作業が成し遂げられるからである。
【0008】本発明の別の構成において、転がり要素列
の2つの球の間に、軸区間の軸線方向に整列されかつ分
離した構成要素として構成されたスペーサが配置されて
いる。スペーサは、トルク伝達のために残りの球で十分
なとき、軸区間の間のトルク伝達のために設ける必要は
ない。これは、とくに互いに十分な軸線方向間隔を有す
る残りの球によって軸区間相互の十分な軸線方向案内を
保証しながら、重量を減少するために使われる。
【0009】本発明の別の構成において、スペーサは、
高々球の直径に相当する直径を備えたシリンダとして構
成されている。このようなシリンダ状のスペーサは、ト
ルク伝達のためにも利用することができる。シリンダ
は、完全に複数の球の代用をすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のそれ以上の利点は、特許
請求の範囲から明らかである。次の説明において本発明
の有利な実施例を図面によって説明する。
【0011】図1ないし4に示された自動車用のかじ取
り軸は、第1の軸区間1を有し、この軸区間は、大体に
おいて管状に構成されており、かつ異なったプロファイ
ルの範囲1aないし1eを有する。次に説明する連行装
置1c、2c、4を介して、第2の軸区間2は、テレス
コピック状にかつ回転結合されて第1の軸区間1内にお
いて案内されている。第2の軸区間2に固定的に結合さ
れたかじ取りハンドル6によって、第1の軸区間1に作
用結合された図示しないかじ取り伝動装置が操作され
る。そのために第1の軸区間1は、複数の球軸受3を介
してその軸の回りに回転可能に支持されている。
【0012】第1の軸区間は、大体においてリング状の
プロファイル横断面を備えた第1の範囲1aを有し、こ
の範囲は、図2に示されている。移行部1bに続いて、
第1の軸区間1の第2の範囲1cが設けられており、こ
の範囲は、図3に示すように、非円形のプロファイル横
断面を有し、かつ別の移行部1dを介してリング状のプ
ロファイル横断面を備えた第3の範囲1eに移行してい
る。
【0013】第2の軸区間2は、第1の軸区間1のよう
に、リング状のプロファイル横断面を備えた2つの範囲
2a及び2eを有し、これらの範囲の間に、図3及び4
から明らかなように、正方形のプロファイル横断面を備
えかつ移行部2b及び2dを介して続いた範囲2cが配
置されている。両方の軸区間の重なり範囲において、第
2の軸区間2の最大の外側寸法は、第1の軸区間の内径
よりも小さい。さらに図3及び4から明らかなように、
とくに範囲2a及び2eの外径は、対応する範囲1a及
び1eの内径よりもいくらか小さく構成されている。さ
らに範囲1c及び2cは、近似的に−かじ取り軸の回転
軸に関して−同じ軸線方向広がりを有するので、これら
の間に異なった半径方向広がり及び対向するように整列
された両方の軸区間の相応する配置のため、軸線方向に
細長いかご形の容積が生じ、この容積内に、球列4の形
の複数の転がり要素列が、遊びなく挿入可能である。
【0014】第2の軸区間2の側における球列4に付属
の移行部2b及び2dは、軸線方向にかご形の容積を区
画しており、かつそれにより球列4のために軸線方向ス
トッパを形成している。同様に第1の軸区間1の側の移
行部1b及び1dは、同様に相応する軸線方向ストッパ
を形成しているので、球列4が所属の容積内に挿入され
ているとき、軸区間の間の相対運動はロックされてい
る。
【0015】したがって球列4は、かじ取り軸の回転方
向に作用する連行体要素として使われ、かつその上さら
に互いに案内される軸区間を軸線方向にも固定する。形
状結合した挿入を可能にする球列4のための容積のかな
りの程度まで全面的に閉じた構成に基付いて、確実な支
持は、遊びのない挿入だけを必要とし、球4の押込みを
必要としない。
【0016】説明した実施例において、範囲2cは、中
実の四辺形片として構成されており、この四辺形片の対
角線は、第1の軸区間1の範囲1cの内側横断面の辺の
長さより短い。さらに前記の対角線の長さは、範囲2a
及び2eのそれぞれの外径に相当する。同様に範囲1c
の前記の辺の長さは、範囲1a及び1eのそれぞれの内
径に相当する。このようにして非円形及び円形のプロフ
ァイル横断面の間の移行部から、直接軸線方向に作用す
るストッパ1b、1d、2b、2dが生じ、これらのス
トッパの球列のそれぞれ隣接する端部側の球との接触面
は、相応して丸められて構成することができる。
【0017】ほぼそれぞれの任意の非円形のプロファイ
ル横断面を有するこのような連行体配置が構成できるこ
とは明らかであり、その際、必要な球列の数は相応して
可変である。さらに対角線上に対向する1つ又は2つの
ストッパ、例えば範囲2b及び1dにおけるストッパを
省略する可能性が存在し、その際、この場合に、軸区間
のなお片側だけの軸線方向固定が保証され、かつ場合に
よっては1つ又は複数の球のはめ込みが必要である。
【0018】本発明によれば、軸線方向ストッパ1b及
び2dを意図的に塑性変形可能に構成することが考慮さ
れているので、第1の軸区間1に対する第2の軸区間2
の暴力的な軸線方向移動の際に、これらを越えて、球列
4が転がることができ、その際、前記のストッパは変形
する。その際に必要なエネルギー消費量は、かじ取り軸
の通常の動作負荷よりも大きく決められているように
し、それどころかこれは、車両の衝突の場合にかじ取り
軸に作用する車両乗客の衝突エネルギーに相当するよう
にする。必要な変形エネルギーを設定するためのパラメ
ータとして、とりわけ利用される球列4の数が変更でき
る。
【0019】しかしながらその他の点において同様な構
成部分に対して第1の実施例におけるものと同じ参照符
号を利用した図5による変形された実施例により示すよ
うに、塑性変形可能な軸線方向ストッパの構成によって
も、かじ取り軸への力の作用の場合における連行体結合
の特性を決めることができる。その際、第2の軸区間2
の範囲2cにおいてそれぞれの球列4にアーチ2fを付
属させることが考慮されており、このアーチは、塑性変
形可能な軸線方向ストッパとして使われる。わずかな軸
線方向間隔を置いてこれに続いて、同様にストッパとし
て使われる移行部2dが設けられており、この移行部の
前に、この実施例において段部2gが配置されている。
それにより軸区間相互の相対移動の際に、まず結合装置
の側から通常の動作負荷より大きいかつ衝突によって生
じる負荷によってのみ打勝つことができる抵抗が生じ
る。この場合、球は、軸区間上において転がり、かつア
ーチ2fが変形し、その際、その変形の後に、軸区間相
互のそれ以上の移動の際に結合装置の側からの抵抗は低
下する。この抵抗の減少を、別の構成部分、例えばかじ
取りコラムカバーの生じた変形に相関付けることが考慮
されているので、全かじ取りコラム装置の合計抵抗は、
移動のこの段階において大幅には変化しない。最後に球
4は、軸区間のそれ以上の移動の際に、段部2gに当た
り、それによりその変形の際に、抵抗の増加が生じ、こ
の抵抗増加は、平均的な重さの乗客(“50%−ダミ
ー”)による衝突負荷に同調されるようにする。最後に
球4が、軸線方向ストッパ2dに到達すると、結合部が
それ以上の相対運動に対して示す抵抗は、きわめて重い
乗客(“95%−ダミー”)による衝突負荷に合わせて
構成することができ、したがってその最大値に達するこ
とができる。
【0020】さらに図5に示された実施例は、軸区間1
及び2の間に挿入された複数のシリンダの形にして図1
ないし4に示された実施例に対して追加的な変形を有す
る。シリンダ5は、球4よりもいくらか小さな直径を有
し、かつそのシリンダ軸線をかじ取り軸の回転軸線に対
して平行に整列して、それぞれの球列の第1及び最後の
球の間に配置されている。このようなシリンダは、簡単
に製造することができ、かつ大体においてこれらが代用
になる球と同じトルク伝達機能を果たす。このことは、
両方の軸区間の間において転がるそれぞれの球列の第1
及び最後の球によって塑性変形可能なストッパの変形が
行なわれることから明らかである。シリンダ5は、軸区
間1及び2の間の暴力的な相対運動の場合に、軸区間の
間において摺動することができる。
【0021】図6に示された実施例は、前記の実施例に
対して、軸区間1及び2の間に挿入された複数の直方体
のスペーサ11及び外側の第1の軸区間1の段を有する
構成の形の変形を示している。スペーサ11は、球列の
2つの任意の球4の間に挿入することができ、それによ
り1つ又は複数の球を省略することができる。軸区間の
間の動作トルクの伝達のために残りの球で十分であるな
らば、トルク伝達のためにスペーサを設ける必要はな
い。それ故にこれらは、軽い材料から製造することがで
き、かつ連行体結合部の重量の減少を可能にする。第1
の軸区間1の段を有する構成は、それぞれ1つの球に付
属して、アーチ1f及び段部1gを有し、これらは、移
行部1bと非円形のプロファイル横断面を有する範囲1
cとの間に配置されている。この構成は、図5に示した
第2の軸区間2の段を有する範囲2f、2gに対する相
対物をなしており、かつこれに関して説明した機能を果
たすことができる。
【0022】図7に別の変形された実施例が示されてお
り、ここでは再び同様な構成部分に対して、その他の実
施例におけるものと同じ参照符号が利用される。この実
施例において、分離した構成要素として構成されたスペ
ーサ5、11は、軸区間1及び2と一片で製造されたス
ペーサ7及び8に置き換えられている。これらのスペー
サ区間は、球によって軸線方向に可動ではないので、こ
れらは、なるべく変形可能に構成されており、したがっ
てこれらを越えて球が転がることができる。これらは、
軸区間1、2の間のトルク伝達のために使われるのでは
なく、かつしたがって大体において範囲1a及び1e及
び2a及び2eと同じであり、それ故にこれらは、同様
に丸いプロファイル横断面を有するように構成できる。
【0023】図8に別の変形された実施例が示されてお
り、この実施例は、前の実施例の複数の特徴の組合せを
含んでいる。第1及び第2の軸区間は、段を有するそれ
ぞれ1つの範囲1f、1g又は2f、2gを有し、これ
らの範囲は、その寸法において対応し、かつ図5による
第2の実施例について説明した機能を有する。その上さ
らに別の代案として変形可能なスペーサ区間9及び10
が設けられており、これらのスペーサ区間は、軸区間1
及び2と同様に段を有するように構成されており、それ
により前記の機能はさらに強化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車かじ取り軸を示す略図であ
る。
【図2】図1における切断線II−IIに沿った第1の
軸区間の横断面図である。
【図3】図1における切断線III−IIIに沿った自
動車かじ取り軸の両方の軸区間の横断面図である。
【図4】球列の範囲における図1による自動車かじ取り
軸の長手断面を示す詳細表示である。
【図5】本発明による自動車かじ取り軸の第1の変形実
施例を示す図4と同様な長手断面図である。
【図6】本発明による自動車かじ取り軸の第2の変形実
施例を示す図4と同様な長手断面図である。
【図7】本発明による自動車かじ取り軸の第3の変形実
施例を示す図4と同様な長手断面図である。
【図8】本発明による自動車かじ取り軸の第4の変形実
施例を示す図4と同様な長手断面図である。
【符号の説明】
1 軸区間 1b 軸線方向ストッパ 1d 軸線方向ストッパ 2 軸区間 2b 軸線方向ストッパ 2d 軸線方向ストッパ 2f 段部 2g 段部 3 球軸受 4 球列 5 スペーサ 7 スペーサ 8 スペーサ 9 スペーサ 10 スペーサ 11 スペーサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロファイル横断面の間に回転結合を提
    供しながらそれぞれ軸線方向に配置された少なくとも1
    つの転がり要素列が間にはめ込まれた、対応するプロフ
    ァイル横断面を備えた互いにテレスコピック状に案内さ
    れた2つの軸区間を有する自動車かじ取り軸において、
    転がり要素列(4)の端部側の転がり要素に、それぞれ
    少なくとも1つの軸線方向ストッパ(1b,2d及び/
    又は1d,2b)が付属しており、これらの軸線方向ス
    トッパが、対向する軸区間において位置決めされてお
    り、その際、少なくとも1つの軸線方向ストッパ(1
    b,1d,2b,2d)が、塑性変形可能であることを
    特徴とする、2つの軸区間を有する自動車かじ取り軸。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの軸線方向ストッパ(1
    b,1d,2b,2d)が、当該の軸区間(1,2)の
    円形のプロファイル横断面から非円形のものへの移行部
    として形成されていることを特徴とする、請求項1に記
    載の自動車かじ取り軸。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの軸線方向ストッパ(2
    d)が、半径方向に異なった広がりを有する軸線方向に
    連続する複数の段部(2f,2g,2d)を有すること
    を特徴とする、請求項1又は2に記載の自動車かじ取り
    軸。
  4. 【請求項4】 転がり要素列(4)の2つの球の間に、
    軸区間(1,2)の軸線方向に整列されかつ分離した構
    成要素として構成されたスペーサ(5,11)が配置さ
    れていることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに
    記載の自動車かじ取り軸。
  5. 【請求項5】 スペーサが、高々球の直径に相当する直
    径を備えたシリンダ(5)として構成されていることを
    特徴とする、請求項4に記載の自動車かじ取り軸。
  6. 【請求項6】 転がり要素列(4)の2つの球の間に、
    軸区間(1,2)の軸線方向に整列された変形可能な少
    なくとも1つのスペーサ(7ないし10)が配置されて
    おり、このスペーサが、軸区間とそれぞれ一片に構成さ
    れていることを特徴とする、請求項1ないし5の1つに
    記載の自動車かじ取り軸。
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