JPH11314289A - 両面機の気体圧力式押圧装置 - Google Patents

両面機の気体圧力式押圧装置

Info

Publication number
JPH11314289A
JPH11314289A JP11057243A JP5724399A JPH11314289A JP H11314289 A JPH11314289 A JP H11314289A JP 11057243 A JP11057243 A JP 11057243A JP 5724399 A JP5724399 A JP 5724399A JP H11314289 A JPH11314289 A JP H11314289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plenum
web
heating
double
end seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11057243A
Other languages
English (en)
Inventor
Carl R Marschke
アール マルシュケ カール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marquip Inc
Original Assignee
Marquip Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marquip Inc filed Critical Marquip Inc
Publication of JPH11314289A publication Critical patent/JPH11314289A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F11/00Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines
    • D21F11/12Making corrugated paper or board
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31FMECHANICAL WORKING OR DEFORMATION OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31F1/00Mechanical deformation without removing material, e.g. in combination with laminating
    • B31F1/20Corrugating; Corrugating combined with laminating to other layers
    • B31F1/24Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed
    • B31F1/26Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed by interengaging toothed cylinders cylinder constructions
    • B31F1/28Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed by interengaging toothed cylinders cylinder constructions combined with uniting the corrugated webs to flat webs ; Making double-faced corrugated cardboard
    • B31F1/2845Details, e.g. provisions for drying, moistening, pressing
    • B31F1/2877Pressing means for bringing facer sheet and corrugated webs into contact or keeping them in contact, e.g. rolls, belts
    • B31F1/2881Pressing means for bringing facer sheet and corrugated webs into contact or keeping them in contact, e.g. rolls, belts for bringing a second facer sheet into contact with an already single faced corrugated web
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/10Methods of surface bonding and/or assembly therefor
    • Y10T156/1002Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina
    • Y10T156/1007Running or continuous length work
    • Y10T156/1016Transverse corrugating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/10Methods of surface bonding and/or assembly therefor
    • Y10T156/1002Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina
    • Y10T156/1025Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina to form undulated to corrugated sheet and securing to base with parts of shaped areas out of contact

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さい出力でウエブを移送することが可能と
なるような静止型押圧装置を提供する。 【解決手段】 両面段ボールウエブ12を支持する下側
加熱部の上方にわずかの隙間を有してプレナム17を配
置し、このプレナム17から空気圧を供給して両面機の
本質的に非接触の押圧システムを構成する。プレナム1
7の側端縁とウエブ12の縁部分33との境界を密封す
るために、連続している端部シール膜状体30をウエブ
12の縁部分33上に載るように設け、押圧圧力によっ
てこの膜状体30がシール作用を行うように構成してお
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面段ボールウエ
ブを製造する両面機に関し、特に、両面機の加熱部を通
過して移動する段ボールウエブの上面に垂直の圧力を加
えて引っ張り力への抵抗を最小限に抑えるように改良し
たシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の両面機では、片面段ボールウエブ
の接着剤が塗布された段頂と接触するようにライナウエ
ブが搬送されて両面段ボールウエブが形成される。それ
から、接着剤が未硬化の両面段ボールウエブは、多数の
連続して配置された下側加熱ユニットのそれぞれの共面
関係を有する表面上を通過し、ここで澱粉ベースの接着
剤は硬化し、ウエブから水分が除去される。下側加熱ユ
ニットは通常蒸気加熱式のものである。多年にわたっ
て、典型的には、両面段ボールウエブの上面と直接接触
する幅広の押圧ベルトを駆動することにより、このウエ
ブを下側加熱ユニットの平坦な加熱平面上で走行させて
いる。まず、押圧ベルトの外面を、荷重又は押し付け力
を加えるいくつかの形式の装置を用いて、走行している
両面段ボールウエブに接触させて保持する。例えば、押
圧ベルトを一連の重いバラストローラと係合させたり、
押圧ベルトの上側に配置されたノズル機構からの空気圧
によって押圧ベルトにウエブと接触するような押し付け
力を与えたり、膨張空気袋を配置して走行している押圧
ベルトをウエブと接触するように押したりしている。
【0003】ところで、押圧ベルトを駆動して両面段ボ
ールウエブを移送する構成は常に多くの問題点を含んで
いる。押圧ベルトは連続走行するように通常のコンベヤ
ベルトシステムに組み込まれる必要があり、したがって
押圧ベルトとは別体のベルト駆動装置が設けられること
となる。押圧ベルトはまた、両面段ボールウエブの加熱
部に位置している部分の表面全体を覆う必要があるため
に、結果的に、移送しているウエブから水分が除去され
てウエブが乾燥するのを実際には阻害してしまう。さら
に、段ボールウエブの側縁部は、この側縁部を覆ってい
る押圧ベルトの側縁部によって押しつぶされる傾向にあ
り、そして、押圧ベルトの側縁部は、移送ウエブよりも
横方向に延びている場合が多く、加熱面と接触状態で走
行するといった好ましくない傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】より最近になって、両
面機は、ウエブを移送するために駆動される押圧ベルト
を用いないように改良されている。そこでは、上流側端
部と下流側端部とが支持されて垂曲線を描くような静止
押圧マットが用いられていて、この押圧マットの垂直方
向の位置を調整することにより、加熱部を走行している
両面段ボールウエブの上面に押圧マットの所望部分が垂
れ下がるように構成されている。ウエブは典型的には下
流側に配置された真空コンベアによって引っ張られて加
熱部を走行する。
【0005】押圧ベルトを走行させるシステムは取り扱
いが難しく、しかも高価である。直接ウエブと接触する
静止押圧部材を用いる改良されたシステムは、押圧ベル
トシステムを凌駕するような重要な改良点を含んではい
るが、作動出力が非常に高いウエブ駆動システムを必要
としている。
【0006】そこで本発明は、小さい出力でウエブを移
送することが可能となるような静止型押圧装置の提供を
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、両面機は押
圧ベルトを有しないで構成され、空気圧あるいは気体圧
力を両面段ボールウエブの上面に直接供給することによ
りウエブに押圧力を加えている。そして、本発明の押圧
装置は、加熱部に位置する両面段ボールウエブを覆うよ
うに、かつ加熱面と垂直方向に僅かの隙間を有するよう
に支持された底面開口のプレナム又は圧力室あるいは押
圧力供給室と、このプレナム内に配置され、前記ウエブ
の上面を均一に加熱する、または前記ウエブの上面に熱
を均一に分配する加熱ユニットと、前記プレナムに接続
された加圧気体の供給源と、前記ウエブの前記上面に下
方への押圧力を均一に分配する、または下方への押圧力
を均一に加える配列された気体分配供給手段と、そし
て、前記プレナムの両方の側端縁(側縁)に沿って延
び、かつ内端自由縁部(内側自由縁部)が前記ウエブの
それぞれの横方向外端縁部(側端縁部又は側縁部)にか
ぶさるように横方向内側にも延びる、多くの場合1対
の、可撓性を有するあるいは柔軟な端部シール部材と、
から構成されている。
【0008】下側の加熱部及びプレナム内の加熱ユニッ
トを構成する加熱装置は蒸気加熱式のものであることが
好ましい。加圧気体は好ましくは圧縮空気であり、気体
分配供給手段は配列された高速空気ノズル、すなわち高
速で空気を噴出するノズルとすることができる。
【0009】好ましい実施態様では、端部シール部材
は、それぞれの外端縁部がプレナムの1つの側端縁に沿
って取り付けられ、それぞれの内端縁部が段ボールウエ
ブの対応する、あるいは直近の縁部分又は側端縁部上に
載るように形成されている1対の膜状体(membra
nes)から構成することができる。膜状体はプレナム
に接合部分又は接合線が連続するようにあるいは連続接
合状態で接合される。プレナムは、加熱面の全長とほぼ
等しい長さを有するハウジングを備え、このハウジング
の上流側端部及び下流側端部はそれぞれ、上流側支持体
及び下流側支持体に取り付けられて支持されている。そ
れぞれの支持体はリフト装置を有し、このリフト装置
は、プレナム及び端部シール部材を垂直方向に移動させ
ることができるように構成されていて、プレナムを加熱
面の上方の作動位置又はウェブを押圧及び加熱する位置
に調整して配置するために用いられる。端部シール膜状
体は適切な位置に保たれるように、機械の長さ方向にテ
ンションをかけられて引っ張れている。プレナムは断熱
層によって覆われることができる。プレナムはまた、空
気漏れに対処するために、ウエブと密封的に係合してプ
レナムのそれぞれの長さ方向端部を閉塞するための柔軟
なあるいは可撓性を有する上流側端部シール及び下流側
端部シールを備えていることが好ましい。
【0010】また、本発明にしたがえば、両面機の加熱
部の加熱面上をこの加熱面と接触して走行する両面段ボ
ールウエブへの押圧力は、(1)加熱部に位置する前記
ウエブを覆うように底面開口のプレナムをつるして支持
する工程と、(2)プレナムの内部を加熱する工程と、
(3)プレナムに圧力をかけて、又はプレナム内に圧力
をかけて、あるいはプレナムを加圧して、ウエブの上面
に均一に配分された押圧力を加える工程と、(4)ウエ
ブの側端縁部を覆う、可撓性を有するあるいは柔軟な端
部シール部材を用いて、プレナムの側端縁部とウエブの
側端縁部との間を、あるいはプレナムの側端縁部とウエ
ブの側端縁部との境界を密封する工程と、を備えた方法
によって加えられる。また、この方法は好ましくは、柔
軟なあるいは可撓性を有する端部シールを用いてプレナ
ムの上流側端部及び下流側端部を密封する工程をも含
む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0012】図1は本発明に係る押圧装置を備えた両面
機の概略的な側面図である。
【0013】図1を参照すると、ほぼ従来構造の下側の
加熱部11を備えた両面機10が概略的に示されてい
る。両面機10では、片面段ボールウエブ13にライナ
ウエブ14をはり合わせて両面段ボールウエブ12が形
成される。片面段ボールウエブ13の段付き中しん原紙
の段頂には、上流側に配置された接着剤装置(図示せ
ず)によって澱粉ベースの接着剤が塗布されていて、中
しん原紙の接着剤付き段頂とライナウエブ14との接着
剤結合は両面機10での加熱及び加圧作用によって硬化
結合状態となる。接合形成された両面段ボールウエブ1
2は、両面機10内を通過する際に、一連の下側加熱ユ
ニット15の平坦で同一平面を形成する加熱平面16上
を移動し、この下側加熱ユニット15によって下側から
加熱される。それぞれの下側加熱ユニット15は典型的
には、厚肉の鋳鉄又は鋳鋼構造物である蒸気収容体又は
蒸気室として構成されるが、適当な被加熱平坦面を有す
る別の構成のものとすることもできる。それぞれの蒸気
収容体には高圧蒸気が供給される開放内部が形成されて
いて、高圧蒸気の供給は図示しない蒸気供給システムを
用いて公知の方法で行われる。それぞれの下側加熱ユニ
ット15は18インチ乃至24インチ(約460mm乃
至約610mm)のウエブ移動方向の長さを有し、処理さ
れる最大幅の段ボールウエブ(例えば96インチ(約2
500mm))を全体的に支持するのに十分な、機械を
横切る方向の幅を有している。加熱部11の全体の長さ
は約40フィート(約12m)となる。
【0014】図2は段ボールウエブの移動方向と交差す
る平面で切断した両面機10の縦断面図であり、図3は
図2の3−3線詳細縦断面図である。
【0015】図2及び図3を参照すると、両面機10の
加熱部11全体を、したがって両面段ボールウエブ12
の加熱部11に位置する部分の全長を覆っているプレナ
ム17を介して、両面段ボールウエブ12の上面が直
接、加熱及び加圧されているのがわかる。プレナム17
は断面形状(図2参照)が浅い逆U字状である金属製の
剛性ハウジング18を備えている。ハウジング18は外
面が断熱層20によって覆われている。プレナムハウジ
ング18は、下側加熱ユニット15の加熱平面16上を
プレナム17の下側で移動する両面段ボールウエブ12
と向き合う底面が完全に開口するように形成されてい
る。
【0016】プレナムハウジング18は、上流端及び下
流端で支持されたプレナム17が、加熱平面16と接近
して下側加熱ユニット15の真上に位置することとなる
だけの剛性を有していることが好ましい。特に図3を参
照すると、加熱体21(加熱ユニット)と加圧体22と
が、プレナムハウジング18内に長さ方向に沿って、か
つ実質的に全長にわたって交互に配列されて支持されて
いるのがわかる。加熱体21は機械を横切る方向に延び
る簡単な構成の蒸気加熱チューブ23から構成され、こ
のチューブ23には、それぞれに共通の蒸気マニホール
ド29を介して、下側加熱ユニット15と共通の供給源
から蒸気が供給される。同様に、加圧体22は蒸気加熱
チューブ23間に配置された空気圧チューブ24から構
成される。空気圧チューブ24にはプレナム17内に取
り付けられたそれぞれに共通の空気圧マニホールド25
から加圧空気が供給される。蒸気加熱チューブ23及び
空気圧チューブ24の下面はほぼ共面関係にあり、両面
段ボールウエブ12と接触することなく、このウエブ1
2上に接近して横たわっている。空気圧チューブ24の
下面26には、一連の高速ノズル27が形成されてい
て、均一に分配された空気流がこの高速ノズル27から
段ボールウエブ12の上面に供給される。圧縮空気の供
給によって、接着剤が塗布されて間もない片面段ボール
ウエブ13にライナウエブ14をしっかりと押し付けて
密着させる非接触の押圧力が加えられることとなるし、
この構成では、両面段ボールウエブ12に下側及び上側
の両方から熱が加えられる。プレナム17内の空気圧が
水柱約3インチ(0.75kPa)の静圧である場合に
は、下流側のウエブ駆動装置に必要とされる出力をかな
り実質的に減少させることができる。
【0017】ノズル27から供給される空気圧の効果を
高めるために、プレナムハウジング18と下側加熱ユニ
ット15との間の隙間を密封する可撓性を有する端部シ
ール部材28がハウジング18の側端縁に沿って両側端
部に設けられている。それぞれの端部シール部材28
は、プレナムハウジング18の内向きフランジが形成さ
れている下端縁部31に外端縁部が取り付けられた可撓
性を有する膜状体30から構成されている。膜状体30
はハウジング18の全長にわたって全面的に、すなわち
切れ目なく接合されていることが好ましい。それぞれの
可撓性を有する膜状体30の横方向内端縁部32は、両
面段ボールウエブ12の対応する横方向外側縁部分33
にかぶさるように位置している。段ボールウエブ12に
かぶさっている膜状体30の内端縁部32は空気圧に直
接さらされているので、ウエブ12と密封的に接触して
プレナム17から横方向に空気が漏れるのを防止してい
る。プレナム17の幅が約96インチ(2500mm)で
ある場合に、シール部材28の幅を、例えば約24イン
チ(610mm)に形成すると、狭い幅の両面段ボールウ
エブ12に対しても端部シールを構成することができる
が、シール部材28の幅は、幅が約4フィート(約12
50mm)と狭い段ボールウエブ12に対しても端部シー
ルを構成することができるように決定されるべきであ
る。膜状体30は、ケブラー(KEVLAR:商品名)
のような熱膨張係数が小さい丈夫な合成物質から形成す
ることができ、また、テフロン(TEFLON:商品
名)のような低摩擦物質と化合させて形成することもで
きる。
【0018】プレナムハウジング18の上流側端部及び
下流側端部にはそれぞれの端部を囲むように端部シール
34が設けられていて、この端部シール34は両面段ボ
ールウエブ12の上面と密封的に接触するように下側に
延びている。プレナム17は、下側加熱ユニット15の
加熱平面である上面16上に、両面段ボールウエブ12
の厚さとほぼ等しい隙間を有するようにつるされてい
る。端部シール34が、プレナムハウジング18の内向
きフランジ付き下端縁部31の高さ方向位置にほぼ等し
い位置まで下側に延びていれば、端部シール34の下端
縁部は、プレナム17の下側を移動する両面段ボールウ
エブ12と密封的に軽く接触し、あるいは小さい密封機
能を有して接触することとなる。
【0019】プレナム17は上流側支持体35から下流
側支持体35まで延びている。それぞれのプレナム支持
体35は、装置の稼動開始時にウエブ12の先端をプレ
ナム17と下側加熱ユニット15との間に通す際に、ま
たは装置の保守点検の際に、下側の作動位置からプレナ
ム17を垂直方向に引き上げるリフト機構又はリフト装
置36を有しているが、このリフト機構36はこの技術
分野においてすべてよく知られている。支持体35、又
は膜状体の支持体は、膜状体30が適切な位置に保たれ
るように、この膜状体30に機械の長さ方向のテンショ
ンをかけて引っ張るのに利用される。
【0020】真空コンベヤのような適当なウエブ駆動装
置は、加熱部11の下流端に隣接して下流側に配置され
るのが好ましい。そのような真空コンベヤはこの技術分
野では公知である。しかしながら、本発明の装置によっ
て達成される本質的に非接触の押圧システムは、ウエブ
と直接接触するように静止又は停止して横たわっている
押圧システムと比較して、空気静圧は段ボールに下方へ
の負荷を加えるが引っ張り力は加えないので、両面段ボ
ールウエブを引っ張って加熱部11を通過させるのに要
求される駆動力を相当小さくすることができる。端部シ
ール部材又は端部シールによって段ボールに加えられる
小さい引っ張り力は現時点での技術において生じている
引っ張り力と比較すれば微々たるものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の非接触式
押圧装置を用いれば、小さい出力のウエブ駆動装置を用
いて段ボールウエブを支障なく走行させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押圧装置を備えた両面機の概略的
な側面図である。
【図2】段ボールウエブの移動方向と交差する平面で切
断した両面機の縦断面図である。
【図3】図2の3−3線詳細縦断面図である。
【符号の説明】
10 両面機 11 加熱部 12 両面段ボールウエブ 17 プレナム 21 加熱体(加熱ユニット) 28 端部シール部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面機に構成された加熱部の加熱面に支
    持されて走行している両面段ボールウエブを押圧する押
    圧装置であって、 前記加熱部に位置する前記ウエブを覆うように、かつ前
    記加熱面と垂直方向に僅かの隙間を有するように支持さ
    れた底面開口のプレナムと、 このプレナム内に配置され、前記ウエブの上面を均一に
    加熱する加熱ユニットと、 前記プレナム、および前記ウエブの前記上面に下方への
    押圧力を均一に分配して加えることができるように配列
    された気体分配供給手段、に接続された加圧気体の供給
    源と、そして、 前記プレナムの両方の側端縁に沿って延び、かつ内端自
    由縁部が前記ウエブのそれぞれの側方外端縁部にかぶさ
    るように横方向内側にも延びる可撓性を有する端部シー
    ル部材と、を備えていることを特徴とする両面機の気体
    圧力式押圧装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱面は、前記ウエブが走行する方
    向に配列された一連の加熱装置にそれぞれ形成されてい
    る共面関係の加熱平面から構成されている、ことを特徴
    とする請求項1記載の両面機の気体圧力式押圧装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱装置と前記加熱ユニットとは蒸
    気加熱式である、ことを特徴とする請求項2記載の両面
    機の気体圧力式押圧装置。
  4. 【請求項4】 前記加圧気体は圧縮空気であり、前記気
    体分配供給手段は配列された高速空気ノズルである、こ
    とを特徴とする請求項1記載の両面機の気体圧力式押圧
    装置。
  5. 【請求項5】 それぞれの前記端部シール部材は前記プ
    レナムに接合されて取り付けられた膜状体であり、この
    膜状体は側方外端縁部が連続して前記プレナムに接合さ
    れている、ことを特徴とする請求項1記載の両面機の気
    体圧力式押圧装置。
  6. 【請求項6】 それぞれの前記端部シール部材は、前記
    プレナムの1つの側端縁に沿って取り付けられた外端縁
    部と、前記ウエブのすぐ隣の縁部分の上に載る内端縁部
    と、を有する膜状体から構成されている、ことを特徴と
    する請求項1記載の両面機の気体圧力式押圧装置。
  7. 【請求項7】 前記プレナムは、前記加熱面の全長とほ
    ぼ等しい長さを有するハウジングを備え、このハウジン
    グの上流側端部及び下流側端部はそれぞれ、上流側支持
    体及び下流側支持体に取り付けられ、それぞれの前記支
    持体はリフト装置を有していて、このリフト装置は協働
    して、前記プレナム及び前記端部シール部材を垂直方向
    に移動させて前記プレナムを前記加熱面の上方の作動位
    置に調整して配置する、ことを特徴とする請求項1記載
    の両面機の気体圧力式押圧装置。
  8. 【請求項8】 前記プレナムは断熱層で覆われている、
    ことを特徴とする請求項7記載の両面機の気体圧力式押
    圧装置。
  9. 【請求項9】 前記プレナムには上流側プレナム端部シ
    ール及び下流側プレナム端部シールが設けられていて、
    この上流側プレナム端部シール及び前記下流側プレナム
    端部シールは、前記ウエブと密封的に係合して前記プレ
    ナムのそれぞれの長さ方向端部を閉塞する、ことを特徴
    とする請求項1記載の両面機の気体圧力式押圧装置。
  10. 【請求項10】両面機の加熱部の加熱面上をこの加熱面
    と接触して走行する段ボールウエブに押圧力を加える押
    圧方法であって、 (1)加熱部に位置する前記ウエブを覆うように底面開
    口のプレナムをつるして配置する工程と、 (2)前記プレナムの内部を加熱する工程と、 (3)前記プレナムを加圧して、前記ウエブの上面に均
    一に配分された押圧力を加える工程と、 (4)前記ウエブの側端縁部を覆う可撓性を有する端部
    シール部材を用いて、前記プレナムの側端縁部と前記ウ
    エブの前記側端縁部との間の境界を密封する工程と、を
    備えていることを特徴とする押圧方法。
  11. 【請求項11】柔軟な端部シールを用いて前記プレナム
    の上流側端部及び下流側端部を密封する工程を含む、こ
    とを特徴とする請求項10記載の押圧方法。
JP11057243A 1998-03-04 1999-03-04 両面機の気体圧力式押圧装置 Pending JPH11314289A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/034671 1998-03-04
US09/034,671 US5948197A (en) 1998-03-04 1998-03-04 Air pressure assisted beltless holddown for double backer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11314289A true JPH11314289A (ja) 1999-11-16

Family

ID=21877871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11057243A Pending JPH11314289A (ja) 1998-03-04 1999-03-04 両面機の気体圧力式押圧装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5948197A (ja)
EP (1) EP0940247A3 (ja)
JP (1) JPH11314289A (ja)
KR (1) KR19990077602A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3492304B2 (ja) 2000-09-22 2004-02-03 三菱重工業株式会社 段ボールシート製造システムのダブルフェーサ
US6601500B2 (en) 2001-04-13 2003-08-05 Corrugated Gear & Services, Inc. Low friction machine for manufacturing corrugated board

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3319353A (en) * 1964-03-30 1967-05-16 Niwa Machinery Company Ltd Pressing and drying devices for corrugated board manufacturing equipment
GB1046813A (en) * 1964-04-01 1966-10-26 Niwa Machinery Co Ltd Pressing and drying devices for corrugated board manufacturing equipment
US3340125A (en) * 1964-12-18 1967-09-05 Koppers Co Inc Adhesive bonding method and apparatus
US4169007A (en) * 1977-10-26 1979-09-25 Flynn Drying System, Inc. Dryer-cooling machine for producing corrugated doubleface corrugated board
DE3400333C2 (de) * 1983-08-19 1986-08-21 Werner H.K. Peters Maschinenfabrik Gmbh, 2000 Hamburg Heizvorrichtung für Wellpappe in einer Wellpappen-Beklebemaschine
JPS63136921U (ja) * 1987-03-02 1988-09-08
US4947559A (en) * 1989-04-06 1990-08-14 Bobst, Sa Air press system
US5891302A (en) * 1996-08-29 1999-04-06 Marquip, Inc. Heating module for upper web surface in a double backer

Also Published As

Publication number Publication date
US5948197A (en) 1999-09-07
EP0940247A2 (en) 1999-09-08
EP0940247A3 (en) 2000-07-19
KR19990077602A (ko) 1999-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0678503B2 (ja) 面状のワークを接着する方法及び装置
US5256240A (en) Corrugating machine with a flexible vessel pressure applying means
EP0851811B1 (en) Vacuum assisted web drive for corrugator double backer
JPH06328596A (ja) 波板紙の製造工程で糊付けの均一性を向上させるための装置及び方法
JPH0767773B2 (ja) ウエブ状製品の製造装置
KR19990013965A (ko) 파형 이중 백커용 진공식 웹 구동기
US20020179229A1 (en) Corrugator double backer with combined driven and static holddown sections
JPH10244607A (ja) ダブルフェーサ
JPH11314289A (ja) 両面機の気体圧力式押圧装置
EP0409510B1 (en) A heat transfer system
US5836241A (en) Heat transfer system
FI93890C (fi) Menetelmä ja laite puristettavan vyöhykkeen muodostamiseksi lämpöä, ääntä ja/tai tulta eristävän mineraalikuitulevyn tai -radan reuna-alueelle
US5578160A (en) Heat transfer control system for a double backer
US3490977A (en) Apparatus for laminating continuous honeycomb and aluminum facings or skins
JPH11314287A (ja) 両面機の真空式ベルトレス押圧装置
US5996246A (en) Edge seal for vacuum preheater
JP2001515409A (ja) プレート状製品の連続製造装置
KR100255137B1 (ko) 적층체의 제조방법 및 제조장치
JPH1086916A (ja) 断裂開放用ストリップをフィルムウエブと接合する装置
JP3377636B2 (ja) ダブルフェーサのヒーティングパート
JP2678354B2 (ja) ダブルフェーサー
US3871564A (en) Method and apparatus for guiding and tensioning a web during changeover from a web of one width to a web of another width
JP2006315393A (ja) 段ボールシート製造装置のシート加熱装置
JP2843766B2 (ja) コルゲイティング装置
KR100215248B1 (ko) 더블훼이서