JPH11314198A - トランスファプレス - Google Patents

トランスファプレス

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Publication number
JPH11314198A
JPH11314198A JP10137701A JP13770198A JPH11314198A JP H11314198 A JPH11314198 A JP H11314198A JP 10137701 A JP10137701 A JP 10137701A JP 13770198 A JP13770198 A JP 13770198A JP H11314198 A JPH11314198 A JP H11314198A
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JP
Japan
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slide
punch
bolster
cam
die
Prior art date
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Application number
JP10137701A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Kadota
和久 門田
Hiroshi Miyazaki
宏 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11314198A publication Critical patent/JPH11314198A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド駆動手段等が本体フレーム上方に配
置された従来機では、作業者の寄付きが悪く、金型交換
作業や金型調整が困難かつ長時間を要した点を改良した
トランスファプレスの提供。 【解決手段】 ボルスタ4の下位置に軸支された回転駆
動軸2の回転運動を駆動カム12で往復運動に変換して
連結体16,21に伝達し、複数の支柱13,13;1
3,13とともにスライド17を上下往復運動させる。
ボルスタ4に設けられる下型ダイセットとスライド17
に設けられる上型ダイセットとの間にはトランスファ装
置が横設され、スライド17の上下往復移動し関連的
に、角ステージで加工されたワークを順次下流の加工ス
テージに移送するように構成されたトランスファプレ
ス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスファプレ
スに係るものであって、さらに詳しくは、複数の加工ス
テージが設けられ、各加工ステージで加工されたワーク
を順次下流の加工ステージに移送して順次加工するトラ
ンスファプレスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるトランスファプレス
は、立設された本体フレームの上下方向中央部に下型ダ
イセットを装着可能なボルスタが固設され、このボルス
タの上方に、上型ダイセットを装着可能なスライドが上
下往復移動可能に設けられ、ボルスタとスライドとの間
には、ワーク把持機構が複数の加工ステージに対応する
ように設けられ当該加工ステージと次の下流加工ステー
ジとの間を往復移動可能にトランスファ装置が横設され
ている。そしてスライドは、本体フレーム最上部に設置
された駆動モータによって本体フレーム上部に軸支され
た回転駆動軸やスライド駆動手段を介して上下往復移動
されるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によるトラ
ンスファプレスは、駆動モータ,回転駆動軸,スライド
駆動手段などが本体フレーム上方に設けられ、スライド
の近傍や上方の空間部分が少なく作業者の寄付きが悪い
ので、金型交換や金型調整が困難かつ作業時間が長くな
るという問題があった。
【0004】また、トランスファプレスにおいては、打
抜き加工,絞り加工,しごき加工などの金型部材の他
に、プレス加工されたワークを上型から離脱させるため
のストリッパ機構、プレス加工されたワークを下型から
離脱させるためのノックアウト機構、ねじ加工をするタ
ッピング機構などの附属機構を適宜の加工ステージで要
求されることが多い。ところが、従来の技術によるトラ
ンスファプレスでは、スライドの近傍や上方の空間部分
が少ないので、これらの附属機構を設ける際に制約を受
けるという問題があった。
【0005】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みなされたものであって、その目的とするところは駆動
モータ,回転駆動軸,スライド駆動手段を本機下部に配
設して、スライドの近傍や上方に十分な空間部分を形成
するように構成して、作業者の寄付きが容易で金型交換
や金型調整が容易かつ作業時間の短縮が図れ、また、金
型部材以外の附属機構を適宜の加工ステージに容易に設
けることができるトランスファプレスを提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のトラ
ンスファプレスは、直列する複数の加工ステージが設け
られ、各加工ステージで加工されたワークを順次下流の
加工ステージに移送して順次加工するトランスファプレ
スであって、本体フレームに固設され上面側に下型ダイ
セットを装着可能なボルスタと、このボルスタを貫通し
て上下に延出され上下移動可能に軸承された複数の支柱
と、この複数の支柱が一体的に上下移動可能なようにこ
の複数の支柱のそれぞれを前記ボルスタの下方で連結す
る連結体と、前記ボルスタの上方でこのボルスタと対向
して上下往復移動可能に前記複数の支柱に一体的に止着
され下面側に上型ダイセットを装着可能なスライドと、
前記ボルスタの下方で前記本体フレームに軸支された回
転駆動軸と、この回転駆動軸の回転運動を往復運動に変
換して前記連結体に伝達し前記複数の支柱とともに前記
スライドを上下往復移動可能なスライド駆動手段と、前
記ボルスタと前記スライドとの間に横設されたトランス
ファバーにワーク把持機構が複数の加工ステージに対応
して設けられ当該加工ステージと次の下流加工ステージ
との間を往復移動可能なトランスファ装置と、前記回転
駆動軸の回転運動を往復運動に変換して前記トランスフ
ァ装置に伝達しこのトランスファ装置を前記スライドの
上下往復移動と関連的に当該加工ステージと次の下流加
工ステージとの間で往復移動させるトランスファ駆動手
段とを含んで構成されるものである。
【0007】請求項1に係る発明によれば、駆動モー
タ,回転駆動軸をボルスタの下位置に軸支して、この回
転駆動軸の回転運動をスライド駆動手段によって往復運
動に変換して連結体に伝達し、複数の支柱とともにスラ
イドを上下往復移動させるようにしたので、スライドの
近傍や上方に十分な空間部分を形成することができる。
このため、作業者の寄付きが容易で金型交換や金型調整
が容易かつ作業時間の短縮が図れ、また、金型部材以外
の附属機構を適宜の加工ステージに容易に設けることが
できる。
【0008】また請求項2のトランスファプレスは、前
記スライド駆動手段は、外周にカム曲面が形成され前記
回転駆動軸に止着された駆動カムと、この駆動カムを上
下より挟持するように前記回転駆動軸の鉛直軸線上で当
接して回転可能に前記連結体に軸支された一対のカムロ
ーラとからなり、前記回転駆動軸の回転運動を往復運動
に変換して前記連結体に伝達し前記複数の支柱とともに
前記スライドを上下往復移動するように構成したもので
ある。
【0009】請求項2に係る発明によれば、スライド駆
動手段は、ボルスタの下位置に軸支された回転駆動軸に
駆動カムを止着し、この駆動カムによって回転駆動軸の
回転運動を往復運動に変換して連結体に伝達し複数の支
柱とともにスライドを上下往復移動させるようにしたの
で、駆動カムに形成するカム曲線を選択することによっ
て、上死点位置と下死点位置との間におけるスライドの
上下往復移動量と時間との関係を、例えば、上死点位置
から下降途中までは迅速にして下死点位置近傍では遅速
にするなど、選択的に設定することができる。さらに
は、下死点位置においてスライドを一時的に停止させる
ことができるので、トリミング加工や決め押しなどが容
易にできる。
【0010】また請求項3のトランスファプレスは、複
数の加工ステージの最初の加工ステージは抜き絞り加工
が可能であるトランスファプレスであって、本体フレー
ムの上方位置で揺動可能に枢支された揺動槓桿と、上端
部は前記揺動槓桿に連結され上型ダイセットと抜きパン
チとを貫通する下端部は絞りパンチを着脱可能に形成さ
れて最初の加工ステージの金型中心位置で上下移動可能
な上プランジャと、前記回転駆動軸から伝達される回転
運動を往復運動に変換し連結部材を介して前記揺動槓桿
を揺動させ前記上プランジャを前記スライドと関連的に
上下往復移動させる上プランジャ駆動手段と、前記スラ
イドの下面側に取着され抜きパンチを着脱可能に形成さ
れた上型ダイセットと、該上型ダイセットと前記トラン
スファバーとの間の位置に取着され抜きダイと該抜きダ
イの同心下方に絞りダイとを着脱可能に形成された下型
ダイセットとを設け、前記スライドの下降によって抜き
パンチと抜きダイとで帯板状の素材を打抜き加工してブ
ランクを形成した後、引き続いて前記上プランジャを下
降させ絞りパンチと絞りダイとで前記ブランクを絞り加
工するようにしたものである。
【0011】請求項3に係る発明によれば、複数の加工
ステージの最初の加工ステージは、スライドの下降によ
って抜きパンチと抜きダイとで帯板状の素材を打抜き加
工してブランクを形成した後、引き続いて上プランジャ
駆動手段によって揺動槓桿を揺動させ上プランジャを前
記スライドの下降と関連的に下降させ、絞りパンチと絞
りダイとで前記ブランクを絞り加工ができるようにした
ので、帯板状の素材から一貫した絞り/しごき加工が容
易にできる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、基
本的な構成を示す図1および図2にもとづき以下のとお
り説明する。
【0013】本体の枠体1の下位置に回転駆動軸2が水
平で回転可能に軸承されており、その上位置に中間回転
軸3が回転駆動軸2と平行に回転可能に軸承されてい
る。そして枠体1の上面にはボルスタ4が水平に載置固
定されているものであって駆動源をボルスタ4より下位
に配した機構を採用したものである。なお、ボルスタ4
は枠体1と一体構造にするこも可能である。
【0014】先ずスライド駆動装置について説明する。
回転駆動軸2の枠体1より図1に示す右側方に突出した
テーパ端にはフライホイールを兼ねる大歯車6が取着さ
れ、反対側突出端にはスプロケットホイール35がキー
により回り止めされて止着されている。枠体1の図2に
示す左側面には回転軸7が軸受により回転可能に軸承さ
れていて、枠外に突出する軸端には大歯車6と噛合う小
歯車8とフライホイールを兼ねる大径のプーリ9が止着
されている。そしてプーリ9は枠体1の底板上に設置し
たモータ10の小プーリ11と複数本のベルトによって
連結され、回転駆動軸2は大きな慣性力を有する回転力
で駆動される。
【0015】回転駆動軸2の中央には外周にカム曲線が
形成された駆動カム12がキーにより止着されている。
回転駆動軸2を挟む両側対称位置で駆動カム12を挟む
両側対称位置となる4個所に支柱13,13;13,1
3が鉛直に枠体1の天板のボルスタ4を貫通して配設さ
れており、各支柱13はボルスタ4上に設立した軸受1
4A,14A;14A,14A及び回転駆動軸2を軸承
している枠体1のボス部1aの膨出部に設立した軸受1
4B,14B;14B,14Bに上下動可能に支承され
ている。そしてこの4本の支柱13,13;13,13
の回転駆動軸2より下のそれぞれの下端がダブルナット
で締着した下連結体16で、またそれぞれの上端はダブ
ルナットで締着したスライド17で一体に連結され、4
柱状枠体を構成している。
【0016】下連結体16には回転駆動軸2と平行にカ
ムフオロア軸18が止着され、その中央に駆動カム12
真下位置で駆動カム12に当接するカムフオロア19が
軸受によって回転可能に軸承されている。回転駆動軸2
の上位置には、上連結体21が支柱13,13;13,
13に嵌合して設置されており、下連結体16と取付板
22,22で一体的に止着されている。そして下連結体
16と同様、回転駆動軸2と平行にカムフオロア軸23
が止着され、その中央に駆動カム12の真上の鉛直軸心
上となる上位置で駆動カム12に当接するカムフオロア
24が軸受によって回転可能に軸承されている。なおカ
ムフオロア19,24は駆動カム12と隙間なく当接す
るよう構成されている。従って、回転駆動軸2が回転さ
れると駆動カム12のカム曲面に当接するカムフオロア
19,24が上下往復運動に変換されるので、スライド
17は、下連結体16、上連結体21、支柱13,1
3;13,13とともに上下往復移動される。そしてス
ライド17の上下往復移動量と角加速度とは、駆動カム
12に形成されるカム曲線によって決定される。
【0017】ボルスタ4の上面中央には下型ダイセット
の下台26が固定されていて、その上にダイ28を取替
可能に設けたダイホルダ27が固定されている。そして
ダイ28は複数の加工ステージ位置に対応して等間隔に
設けられ、それぞれの加工に対応したものが取り付けら
れている。
【0018】スライド17の下面には下台26に対向し
て上型ダイセットの上台29が取り付けられており、下
台26のダイホルダ27に対応してパンチホルダ31が
取換可能に固定されている。そして下台26と上台29
とは、下台26上の4個所に立設したガイドポスト3
2,32;32,32と、上台29にガイドポスト3
2,32;32,32を支承可能に立設した4個のガイ
ドブッシュ33,33;33,33が設けられており、
ダイホルダ27とパンチホルダ31との芯がずれないよ
うに位置を規定している。
【0019】次いでトランスファ装置について説明す
る。中間回転軸3には回転駆動軸2,スプロケットホイ
ール35とチエーン36によって連結されるスプロケッ
トホイール37がキーにより回り止めされて止着されて
いる。そして更にその先端には外周に加工ステージの1
ピッチのカムリフトを有するカム溝38aを刻設した溝
カム円筒38が止着されている。
【0020】一方ダイホルダ27とパンチホルダ31と
の間に案内板41,41がトランファ方向2個所に設け
たブラケット42,42に支持されている。そして進行
方向前後端を連結板40,40で連結されたトランスフ
ァバー43,43が案内板41,41と、ブラケット4
2,42とで上下左右を案内され摺動可能に横設されて
いる。そしてこのトランスファバー43,43には各加
工ステージに対応する位置に対向して、一対のフィンガ
ツール44,44が設けられている。
【0021】フィンガツール44,44にはトランスフ
ァバー43,43に直角方向進退可能でばね45により
閉じる方向に互いに付勢されてワークを把持するもので
ある。そしてフィンガツール44,44の図6に示す把
持対向面44aはワークに合わせて弧状に形成されてお
り、この把持対向面44aより外側の図6に示す顎部4
4bの対向面の上角は外開きの傾斜面に形成されてい
て、スライド17の下降時にパンチホルダ31によって
押し開けられるようになっていてワークの把持を開放す
る。またフィンガツール44,44の戻り側の顎部44
bの対向面の側面は外開きの傾斜面又は弧状に形成され
ていて戻り端で下降端にある前段の加工ステージのパン
チホルダで開放される。
【0022】トランスファバー43,43は溝カム円筒
38に対応する側の連結板40の下面にトランスファ方
向と直交する平行壁面を有する溝46aを削設した連結
片46が取り付けられている。そして溝カム円筒38と
連結片46との間は、ボルスタ4に取り付けられ中間回
転軸3の端部を軸承するブラケット47に、ピン48で
枢支されたレバー49によって連結されている。即ちレ
バー49の下端に枢支したカムフオロア51が溝カム円
筒38のカム溝38aに装入され、レバー49上端の円
弧面を有する連結棒52が連結片46の溝46aに装入
されている。従って回転駆動軸2の回転はスプロケット
ホイール35,チエーン36,スプロケットホイール3
7,溝カム円筒38,レバー49,連結片46によりト
ランスファバー43の加工ステージの1ピッチのストロ
ーク量をもつ往復運動に変換される。なお、53はブラ
ケット42に設けたストッパでトランスファバー43の
後退端を規定する。
【0023】
【実施例】次いで、スライドの上部空間に配置される各
種実施例を順次説明する。第1実施例として通常トラン
スファプレスの最初の加工ステージに取り付けられる抜
き絞り機構を、抜き絞り機構の図5のF−F矢視図を示
す図3、図3のパンチ,ダイ部分の拡大図を示す図4、
図3のE−E矢視図を示す図5にもとづき説明する。
【0024】ボルスタ4上の下台26に側板61,61
によってダイホルダ62が取り付けられている。このダ
イホルダ62には抜きダイ63とその下に絞りダイ64
が重ねて取替可能且つ同心に設けられている。そしてダ
イホルダ62の上面には送られてくるストリッパ材の素
材Wを案内する空間を形成する素材案内板66が取り付
けられている。また絞りダイ64の中心には、絞り材を
受ける下ノックアウト67が上下動可能に隙間なく嵌装
されており、中央大径部67aをボルスタ4で、上端小
径部67bを下台26に設けた案内ブシュ68により案
内されている。この下ノックアウト67は下側の小径部
67cが下方に延在し、ボルスタ4の下面に設けたスト
ッパ69を貫通している。そして中央大径部67aとス
トッパ69との間に介装したコイルばね71によって、
下ノックアウト67の上端は抜きダイ63の下面と一致
する位置迄上昇位置決めされる。
【0025】中間回転軸3には外周にカムを形成した円
板カム73が止着されており、ボルスタ4下面に取り付
けたブラケット74に、回転可能に軸支された支軸75
に固着のく字形レバー76の端に枢支したカムフオロア
77が当接されている。このレバー76の他端の二股部
76aは、下ノックアウト67の小径部67cに、スト
ッパ69と軸端のねじに螺合するダブルナット78,7
9との間に挿入係合している。このダブルナットを調整
することにより、下プランジャの上昇端位置が規定され
る。
【0026】一方スライド17の下面に締着した上台2
9には抜きダイ63と対向して同心に抜きパンチ81が
設けられている。さらにその中心には下端に絞りダイ6
4に対向する絞りパンチ82を有する上プランジャ83
が同心に上下動可能に嵌装され、スライド17を貫通し
て上方に延在して、後述のレバー91と連結されてい
る。
【0027】ボルスタ4の外縁に複数個の支柱86,8
6が設立されていて、上端は連結板87によって一体に
連結されている。上端の連結板87の端部上面にブラケ
ット88を取り付け、これにピン89を軸としてレバー
91が揺動可能に取り付けられている。このレバー91
の先端に接触部を弧状とした連結子92が、上プランジ
ャ83の上端に取り付けた断面コ字形連結片93の溝9
3aに係合されている。
【0028】一方中間回転軸3には外周にカムを形成し
た円板カム94が止着されており、支軸75に固着のく
字形レバー95の一端に枢支したカムフオロア96が当
接されている。く字形レバー95の他端と、レバー91
の中央部は、ボルスタ4を上下に貫通する連結杆99の
下端と上端にそれぞれピン97,98によって枢結され
ている。従って中間回転軸3の回動により、円板カム7
3,94、く字形レバー76,95が揺動され、く字形
レバー76によって下ノックアウト67が、またく字形
レバー95によって連結杆99を介してレバー91,上
プランジャ83がそれぞれ上下に往復動される。そして
カム73,94のタイミングにもとづいて下ノックアウ
ト67と上プランジャ83の動きのタイミングが規制さ
れる。さらに抜きパンチ81の動きとが駆動カム12と
の関係によって規制される。
【0029】本実施例の抜き絞り加工例の動作を説明す
る。
【0030】今、駆動カム12、上・下の連結体16・
21,スライド17が上昇端に位置している。素材が送
られ素材案内板66で案内されて打抜き位置にある。下
ノックアウト67は上端面が抜きダイ下面と同一面に上
昇している。この状態から、回転駆動軸2の回動にとも
ない上下連結体16・21,スライド17とともに抜き
パンチ81が下降を始める。
【0031】中間回転軸3の回転で円板カム94により
く字形レバー95,連結杆99を介してレバー91が時
計回り(図5)に回動して上プランジャ83も下降を始
める。スライド17に設けられた抜きパンチ81が抜き
ダイ63と共動で素材Wより絞り素材を打抜き、スライ
ド17の下降端で絞りダイ64と下ノックアウト67の
上面に押し付ける。
【0032】回転駆動軸2の回転によりスライド17が
下死点位置の下降端となると中間回転軸3の溝カム円筒
38によりトランスファバー43が加工ステージ1ピッ
チ後退してパンチホルダにフィンガツールが開けられ待
機する。少し遅れて下降する上プランジャ83が、更に
下降して絞り素材は絞りパンチ82と同期して円板カム
73で下げられる下ノックアウト67とで挟持されつつ
絞りダイ64との共動で素材をカップ状に絞る。
【0033】ワークは絞りパンチ82で絞りダイ64よ
り絞り出され、フィンガツール44Aの把持対向面44
aを開けてその間から上昇していた下ノックアウト67
の同期する下降で、下ノックアウト67に替わってワー
クは開かれたフィンガツール44Aの把持対向面44a
の内に入り下ノックアウト67の下降端位置に置かれ
る。
【0034】回転駆動軸2の回転で抜きパンチ81が上
昇を始める。少し遅れて絞りパンチ82も上昇を始め
る。絞られたカップ状ワークは図示しないかん払いによ
り絞りパンチ82からかき落とされる。絞りパンチ82
かフィンガツール44Aから離脱すると、一対のフィン
ガツール44Aはばね45によりワークを強く把持す
る。円板カム95の回動で上プランジャが先に上昇端に
達する。次いで駆動カム12によりスライド17,抜き
パンチ81が上昇端に達する。その後トランスファバー
43が溝カム円筒38により1ピッチ前進してワークを
次加工ステージへ移送する。
【0035】第2実施例として一般の深絞り加工の縦断
面図を示す図2,図6にもとづき説明する。既に説明し
た部分は同符号を付して特に説明しない。
【0036】絞りダイ28の中心穴に摺動自在に挿入可
能な下ノックアウト67の下端に上昇端位置調整用のダ
ブルナット78,79が螺着されており、回転可能な支
軸75に固着されたL形レバー80の先端が当接されて
いる。L形レバー80屈曲部にはカムフオロア85が枢
支されていて、円板カム73に接触されている。そして
下ノックアウト67は、常時は絞りダイ28の上面と同
一面迄コイルばね71により上昇されている。スライド
17下面に取り付けられた上台27にはパンチホルダ3
1が止着されており、その中心に絞りダイ28と同心に
絞りパンチ90が取替可能に設けられている。
【0037】本実施例の深絞り加工例の動作を説明す
る。トランスファ装置により例えば前段で抜き絞り加工
されたカップ状ワークが移送され、フィンガツール44
によって絞り加工位置に把持位置決めされている。下ノ
ックアウト67は上昇端に位置している。回転駆動軸2
の回動にともなって上下の連結体16,21、スライド
17、パンチホルダ31、絞りパンチ90が下降され突
出した絞りパンチ90が絞りダイ28との共動によって
深絞りが開始され、フインガツール44はパンチホルダ
31で開けられる。一方中間回転軸3の円板カム73の
回動でL形レバー80が時計方向に回動され下ノックア
ウト67は絞りパンチ90と同期して同量下降する。
【0038】絞りパンチ90の下降端から上昇に転じる
と、同期して下ノックアウト67も上昇される。従って
絞りダイ28中のワークは上方に押し出され、絞りパン
チ90は絞りダイ28及びワークより完全に抜き出る。
ワークはフインガツール44に把持される。
【0039】第3実施例としてワークを製品を組み込ん
だとき或いは加工時の回り止めするため、外周複数個所
に軸方向の溝を形成する工程のワーク中心断面で示す図
7、図7のパンチダイ部の拡大図を示す図8にもとづき
説明する。既説明部分については同符号を付して説明を
省略する。ダイホルダ27には中心穴を有する受け10
1が取替可能に設けられており、その中心穴に先端を芯
金102aとする下プランジャ102が上下動可能に挿
通されている。この下プランジャ102の支持並びに駆
動方法は図5における下プランジャと同じである。
【0040】パンチホルダ31には受け101と同心に
溝付けパンチ105が取替可能に設けられている。この
溝付けパンチ105の断面形状は深絞りされたワークの
薄肉円筒部の外周に例えば4等分位置に、軸方向で内周
迄変形が及ばない浅い溝を形成すべく、ワークが装入さ
れる中心穴に内方への小さな突条を形成したものであ
る。この溝形成品を溝付けパンチ105より押し出す上
ノックアウト107が、パンチホルダ31の中心及び上
台29,スライド17を貫通して設けられている。上ノ
ックアウト107はノックアウト棒108に取替可能に
設けられ、ノックアウト棒108の中心に挿通した締付
ねじ109によって引上げ固定されている。そしてノッ
クアウト棒108の上端のねじ穴に当接ボルト111が
螺着されている。
【0041】このノックアウト棒108はスライド17
の上面に取り付けられた案内筒112の中心を貫通して
支持され、ノックアウト棒108の途中のフランジ10
8aと案内筒112の天板との間に介装されたコイルば
ね110によって、上ノックアウト107は常時下方に
付勢され、上方の待機位置で上ノックアウト107下端
は溝付けパンチ105の中心穴より下方に突出してい
る。
【0042】一方ボルスタ4の外縁に設立された2本の
支柱115,115は、連結板116により上端で一体
に連結されている。連結板116上端部にはブラケット
117が固定されており、支軸118によってレバー1
19が揺動自在に枢支されている。そしてレバー119
の中央部下面に当接ボルト111に対向してバックアッ
プボルト121が設けられている。レバー119の先端
はピン122により連結板116,ボルスタ4を貫通す
る連結杆123と枢結されている。
【0043】連結杆123下端は円板カム95にカムフ
オロア124で当接し、中央を支軸75に固定されたく
字形レバー126端にピン127で枢結されている。従
って円板カム95の回動によって、く字形レバー12
6,連結杆123を介してレバー119により溝加工後
ワークをパンチ105より抜き出すことができる。上ノ
ックアウト107と下プランジャ102とは円板カム7
3,95によってタイミングが規定されている。
【0044】本実施例のカップ状ワークの外周の溝形成
の動作を説明する。
【0045】トランスファ装置のフィンガツール44に
よってフランジ部を下にしてカップ状ワークが把持位置
決めされているものとする。上ノックアウト107はコ
イルばね110により下方に付勢され溝付けパンチ10
5の中心穴を貫通して突出している。回転駆動軸2の回
転で中間回転軸3の円板カム73が回動され、下降位置
に引下げられていた芯金102aを有する下プランジャ
102が、スライド17の下降と同期して上昇し、溝付
けパンチ105がフィンガツール44に接触する前にカ
ップ状ワークの穴内に装入される。
【0046】次いでスライド17とともに下降するパン
チホルダ31がフィンガツール44に接触して把持対向
面44aを押し開けワークの把持を開放する。スライド
17,溝付けパンチ105の下降にともない、上ノック
アウト107の下端が溝付けパンチ105より先にカッ
プ状ワークへの装入を完了して受けとなるダイホルダ2
7に当接する。これにより上ノックアウトは当接状態で
コイルばね110の力に抗して押し上げられる。パンチ
ホルダ31の引き続く下降で溝付けパンチ105がワー
クにかぶさるように嵌入して、外周に軸方向の凹溝を形
成する。溝付パンチ105が下降端となったあと、中間
回転軸3の円板カムの回動につれて、連結杆123が引
き下げられレバー119が反時計方向(図7)に回動さ
れる。
【0047】回動端でのバックアップボルト121の頭
とノックアウト棒108の上端の当接ボルト111とは
軽く接触するか僅かに隙間を有するように円板カム95
のリフトが形成されている。溝付パンチ105が下降端
に達するほぼ同じ時点でトランスファバー43は後退を
始め、フィンガツール44がパンチホルダ31を外れる
と開いた状態からばね45により閉じた状態となる。ト
ランスファバー43の後退時に前加工ステージでのパン
チホルダはスライド17下降端に位置しているので、後
退端手前でパンチホルダがフィンガツール側面の傾斜面
に当接して開けられる。このパンチホルダが上昇すると
フィンガツール44はばね45により閉じてワークを把
持するものである。
【0048】第4実施例として、ワークの穴にねじを形
成するタッピング加工について、タッピング装置を取り
付けた図10のD−D矢視断面図を示す図9、図9のC
−C矢視断面図を示す図10、図10のパンチ・ダイの
要部拡大図を示す図11、図10のタップ加工完了時の
状態の説明図を示す図12にもとづき説明する。既説明
部分は同符号を付して説明を省略する。
【0049】ボルスタ4上の最終加工ステージ位置に側
板131,131で支えられ一体とする天板132に、
エアアクチュエータ134がブロック133を介して鉛
直に取り付けられている。エアアクチュエータ134の
ピストンロッド136は、天板132を貫通して下端に
装着板137が水平に取り付けられている。装着板13
7は両端に設立した案内棒139,139が天板132
に設けたガイドブシュ138,138に挿通されて滑ら
かに上下動可能に案内されている。
【0050】ブラケット42,42で案内されるトラン
スファバー43,43に取り付けられたフィンガツール
44の把持中心と同心に入口部を正四角形の穴とし、奥
を大径の円形穴とした回り止め筒ホルダ141が装着板
137下面に取り付けられている。そして図7で示す前
加工ステージで外周に例えば4条の溝が軸方向に形成さ
れたワークの4条の溝に嵌入する回り止めとなる凸条を
穴内側に突設し上端に鍔を付けた回り止め筒142が嵌
装されている。
【0051】そして装着板137と回り止め筒142の
鍔との間に介装されたコイルばね143によって常時下
方に押し出されている。この回り止め筒142はワーク
を把持する一対のフィンガツール44,44の顎部44
bに接触せず把持対向面44aを開けない形状寸法であ
って、回り止め筒ホルダ141が下降時にばね45で常
時閉じ方向に付勢された一対のフィンガツール44の顎
部44bの傾斜面に当接して把持対向面44aを開ける
ような形状寸法につくられているものである。
【0052】連結板116の上面には支柱146,14
6によって天板147が支えられており、この天板にモ
ータ148が下端に歯車149を止着した出力軸を、天
板147より貫通するように取り付けられている。天板
147にはワークの回り止め筒142の中心穴とほぼ同
軸上に回転軸151が軸受によって回転可能に軸承され
ており、歯車149と噛み合う歯車152が止着されて
いる。
【0053】一方天板132にはワークにタッピングす
るタップと同じリードの雌ねじ筒153が回り止め筒1
42の中心と同心に取替可能に設けられている。この雌
ねじ筒153にタップ154の柄部154aを把持する
コレットを設けたねじ軸156が螺合されている。そし
て回転軸151とねじ軸156とが、それぞれユニバー
サルジョイント157,158を介してスプライン嵌合
により伸縮可能で回転を伝達する中間軸159で連結さ
れている。
【0054】本実施例の外周に回り止め溝を形成された
フランジ付円筒ワークの内面にタッピングする動作を説
明する。なおフランジ付円筒ワークは図7のカップ状ワ
ークをフランジ付円筒ワークとして加工したものを用い
る。
【0055】エアアクチュエータ134の上室に図示し
ない配管により圧力空気が送り込まれピストンロッド1
36が下降される。これと一体の装着板137,回り止
め筒ホルダ141,回り止め筒142が下降される。回
り止め筒142はフィンガツール44,44の顎部44
b間に下降して中心穴の4等分位置の突条がワーク外周
に形成された4等分位置の凹溝に嵌入し、底面がフィン
ガツール44,44の把持爪部に当接して停止される。
【0056】回り止め筒ホルダ141の引き続く下降で
コイルばね143が圧縮され、下端肩部がフィンガツー
ル44,44の顎部44bの傾斜部に当接して、ばね4
5の力に抗してフィンガツール44,44の把持対向面
44aを押し開く(図10)。この時点でトランスファ
バー43,43が後退して後段のフィンガツールが回り
止め筒ホルダ141に当接して開けられた状態で待機す
る。
【0057】エアアクチュエータ134の作動とほぼ同
時にモータ148が駆動され歯車149,152を介し
て、中間軸159、ねじ軸156が回転される。ねじ軸
156は天板132に設けた雌ねじ筒153と螺合して
いるので、回転につれてねじのリードに従って下降し、
コレットで保持されたタップ154が回転しながら下降
される。
【0058】回り決め筒142で回り止めされたワーク
の穴にタップ154が臨み喰い込んで、タップ154は
ワークの穴にねじを形成する(図12)。ワークのタッ
ピングが完了すると、モータ148を逆転させタップ1
54がリードに従って抜き出される。タップ154が抜
け出たあと、アクチュエータ134の圧力空気の送給が
下室に切り換えられ、装着板137,回り止め筒ホルダ
141を上昇させる。鍔部で回り止め筒ホルダ141に
係合する回り止め筒142が引き上げられる。回り止め
筒ホルダ141が上昇して開けられて待機していたフィ
ンガツールがタッピング済のワークを把持する。
【0059】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、駆動モー
タ,回転駆動軸をボルスタの下位置に軸支して、この回
転駆動軸の回転運動をスライド駆動手段によって往復運
動に変換して連結体に伝達し、複数の支柱とともにスラ
イドを上下往復移動させるようにしたので、スライドの
近傍や上方に十分な空間を形成することができる。この
ため、作業者の寄付きが容易で金型交換や金型調整が容
易且つ作業時間の短縮が図れ、また、金型部材以外の附
属機構を適宜の加工ステージに容易に設けることができ
る。
【0060】本発明の請求項2の発明は、駆動カムに形
成するカム曲線を選択することによって、上死点位置と
下死点位置との間におけるスライドの上下往復動量と時
間との関係を、例えば、上死点位置から下降途中までは
迅速にして下死点位置近傍では遅速にするなど、選択的
に設定することができる。さらには、下死点位置におい
てスライドを一時的に停止させることができるので、ト
リミング加工や決め押しなどが容易にできる。
【0061】本発明の請求項3の発明は、最初の加工ス
テージにおいて抜き絞り加工ができるようにしたので、
帯板状の素材から一貫した絞り/しごき加工が容易にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す縦断面図であっ
て、図2のB−B矢視図である。
【図2】同じく、図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明の第1実施例の構成を示す縦断面図であ
って、図5のF−F矢視図である。
【図4】同じく、図3のダイセット部分の拡大図であ
る。
【図5】同じく、図3のE−E矢視図である。
【図6】本発明の第2実施例の構成を示す縦断面図であ
って、図2のダイセット部分の拡大図である。
【図7】本発明の第3実施例の構成を示す縦断面図であ
る。
【図8】同じく、図7のダイセット部分の拡大図であ
る。
【図9】本発明の第3実施例の構成を示す縦断面図であ
って、図10のD−D矢視図である。
【図10】同じく、図9のC−C矢視図である。
【図11】同じく、図10の主要部分の拡大図であっ
て、タッピング加工前を示す。
【図12】同じく、図10のタッピング加工完了時の状
態う示す図である。
【符号の説明】
2 回転駆動軸 3 中間回転軸 4 ボルスタ 12 駆動カム 13 支柱 16 下連結体 17 スライド 21 上連結体 27,62 ダイホルダ 38 溝カム円筒 43 トランスファバー 44 フィンガツール 63 抜きダイ 64 絞りダイ 67 下ノックアウト 102 下プランジャ 81 抜きパンチ 82 絞りパンチ 83 上プランジャ 73,95 円板カム 105 溝付けパンチ 107 上ノックアウト 134 エアアクチュエータ 142 回り止め筒 148 モータ 154 タップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列する複数の加工ステージが設けら
    れ、各加工ステージで加工されたワークを順次下流の加
    工ステージに移送して順次加工するトランスファプレス
    であって、本体フレームに固設され上面側に下型ダイセ
    ットを装着可能なボルスタと、該ボルスタを貫通して上
    下に延出され上下移動可能に軸承された複数の支柱と、
    該複数の支柱が一体的に上下移動可能なように該複数の
    支柱のそれぞれを前記ボルスタの下方で連結する連結体
    と、前記ボルスタの上方で該ボルスタと対向して上下往
    復移動可能に前記複数の支柱に一体的に止着され下面側
    に上型ダイセットを装着可能なスライドと、前記ボルス
    タの下方で前記本体フレームに軸支された回転駆動軸
    と、該回転駆動軸の回転運動を往復運動に変換して前記
    連結体に伝達し前記複数の支柱とともに前記スライドを
    上下往復移動可能なスライド駆動手段と、前記ボルスタ
    と前記スライドとの間に横設されたトランスファバーに
    ワーク把持機構が複数の加工ステージに対応して設けら
    れ当該加工ステージと次の下流加工ステージとの間を往
    復移動可能なトランスファ装置と、前記回転駆動軸の回
    転運動を往復運動に変換して前記トランスファ装置に伝
    達し該トランスファ装置を前記スライドの上下往復移動
    と関連的に当該加工ステージと次の下流加工ステージと
    の間で往復移動させるトランスファ駆動手段とを含んで
    構成されることを特徴とするトランスファプレス。
  2. 【請求項2】 前記スライド駆動手段は、外周にカム曲
    面が形成され前記回転駆動軸に止着された駆動カムと、
    該駆動カムを上下より挟持するように前記回転駆動軸の
    鉛直軸線上で当接して回転可能に前記連結体に軸支され
    た一対のカムローラとからなり、前記回転駆動軸の回転
    運動を往復運動に変換して前記連結体に伝達し前記複数
    の支柱とともに前記スライドを上下往復移動するように
    構成したことを特徴とする請求項1に記載のトランスフ
    ァプレス。
  3. 【請求項3】 複数の加工ステージの最初の加工ステー
    ジは抜き絞り加工が可能であるトランスファプレスであ
    って、本体フレームの上方位置で揺動可能に枢支された
    揺動槓桿と、上端部は前記揺動槓桿に連結され上型ダイ
    セットと抜きパンチとを貫通する下端部は絞りパンチを
    着脱可能に形成されて最初の加工ステージの金型中心位
    置で上下移動可能な上プランジャと、前記回転駆動軸か
    ら伝達される回転運動を往復運動に変換し連結部材を介
    して前記揺動槓桿を揺動させ前記上プランジャを前記ス
    ライドと関連的に上下往復移動させる上プランジャ駆動
    手段と、前記スライドの下面側に取着され抜きパンチを
    着脱可能に形成された上型ダイセットと、該上型ダイセ
    ットと前記トランスファバーとの間の位置に取着され抜
    きダイと該抜きダイの同心下方に絞りダイとを着脱可能
    に形成された下型ダイセットとを設け、前記スライドの
    下降によって抜きパンチと抜きダイとで帯板状の素材を
    打抜き加工してブランクを形成した後、引き続いて前記
    上プランジャを下降させ絞りパンチと絞りダイとで前記
    ブランクを絞り加工するようにしたことを特徴とする請
    求項1または2のいずれか1項に記載のトランスファプ
    レス。
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