JPH11313769A - ピザ保温器及びピザ保温器用加熱炉 - Google Patents

ピザ保温器及びピザ保温器用加熱炉

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JPH11313769A
JPH11313769A JP3035099A JP3035099A JPH11313769A JP H11313769 A JPH11313769 A JP H11313769A JP 3035099 A JP3035099 A JP 3035099A JP 3035099 A JP3035099 A JP 3035099A JP H11313769 A JPH11313769 A JP H11313769A
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JP
Japan
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pizza
heating
case
disk
warmer
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JP3035099A
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Saburo Aonuma
三郎 青沼
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SATAKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配送により、ピザが冷えないためのピザ保温
器及びピザ保温器用加熱炉を提供する。 【解決手段】 円形の平坦部を有する円盤状ケース41
に高密度ポリエチレンに熱酸化防止剤及び熱硬化防止剤
をブレンドした樹脂製の円板42が収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ピザを温かい状態
で配送するためのピザ保温器及びピザ保温器用加熱炉に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーブン等の調理器で調理した直
後の温かいピザを目的地まで配送するために保温性の良
好な材料で作られた容器を用いるものが知られている。
(特開平8−150081) 又、食品を保温状態で配送するものとして、バッテリと
ヒータを備えた保温ボックスを用いる技術もある。(特
開平7−241246、実開平4−124972) 更に、バッテリとヒータの替りに化学発熱体を用いる考
案も出願されている。(実願昭61−74564)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のピザを入れる容器を保温性の良好な材料で作って
も、目的地が遠距離の場合や道路が混雑して時間を要す
ると限界があり、どうしても冷めてしまうことが多かっ
た。又、冷まさないように車のスピードを挙げて配達す
ることは生命に危険が及び、絶対に避けなければならな
いことであった。上記課題を解決するために、バッテリ
とヒータを備えた保温ボックスを用いた装置が試みら
れ、ある程度は解決されたが、構造上その装置が高価
で、重くなるという新たな問題が発生した。更に、保温
性を良くするために化学発熱体の使用も考えられたが、
この化学発熱体は一般に再利用が出来ないという問題が
あった。
【0004】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、比較的広い面積を有するピザを均一に保温するこ
とができる安価で再利用可能なピザ保温器及びピザ保温
器用加熱炉を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、平坦な円形部を有する円盤状の
ケースに樹脂製蓄熱体を収納したことを特徴としてい
る。
【0006】請求項2では、前記ケースの内側に、前記
蓄熱体を貫通しかつ前記ケースの平坦な円形部の内面同
志を連接する複数の支持部材を設けたことを特徴として
いる。
【0007】請求項3では、前記ケースに貫通孔を形成
し、この貫通孔に気体のみを通過させるフィルタを設け
たことを特徴としている。
【0008】請求項4では、前記ケースに、外周より外
側に突設した把持部を設けると共に前記把持部の内側に
把持用の把持孔を設け、前記把持孔の内側の前記ケース
と前記円板との間に、所定の空間を形成したことを特徴
としている。
【0009】請求項5では、請求項1に記載のピザ保温
器に用いるピザ保温器用加熱炉であって、前記ピザ保温
器が収納可能な間隔を隔てて加熱板を配設して多層ラッ
クを形成し、かつ前記各加熱板に内蔵された加熱用ヒー
タを個別に温度制御を行うことを特徴としている。
【0010】請求項6では、前記多層ラックは、入口側
が高く奥側が低い傾斜を設けたことを特徴としている。
【0011】請求項7では、前記加熱用ヒータが、初期
状態において予め設定された上限温度に到達するように
初期加熱時間だけ通電して加熱され、前記上限温度に到
達後は前記初期加熱時間と同時間経過後に再加熱時間だ
け通電して再加熱され、前記再加熱時間は前記初期加熱
時間の1/3以下であることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る
ピザ保温器の第1の実施の形態にピザを乗せた状態を示
す断面図、図2は、第2の実施の形態を示す断面図、図
3は、第3の実施の形態を示す断面図、図4は、第4の
実施の形態を示す断面図である。
【0013】図1において、調理が終った温かいピザ1
がアルミホイール等で作られた容器2に収められ、同じ
くアルミホイール製のカバー3がかぶせられて、ピザ保
温器4に乗せられている。ピザ保温器4は円形の平坦部
を有する円盤状のケース41に樹脂製の円板42が収納
されており、円板42は、例えば高密度ポリエチレンに
熱酸化防止剤及び熱硬化防止剤をブレンドした安定でか
つ射出成形が可能なアンカー効果構造を有する樹脂材料
からなり、又、ケース41も耐熱性を有するテフロン等
の樹脂材料で作られている。
【0014】そして、後述する加熱炉7でピザ保温器4
を加熱すると、高密度ポリエチレンはその比熱曲線から
一定温度で安定したサイクルの熱の吸収と放射を繰り返
す性質を有するので、ピザ保温器4に乗せたピザ1が円
板42からの放熱により配送中に温められ、急速に冷え
るのが防止される。
【0015】又、ケース42の平坦部が容器2の底に全
面に当接しているので、ケース42からの伝熱によりピ
ザ1が均等に温めることができるものである。
【0016】図2は本発明の第2の実施の形態のピザ保
温器5を示す断面図である。この実施の形態のピザ保温
器5は、内側に複数の支持棒53を立設した同一形状の
皿を向い合せに接続したケース51に、支持棒53が挿
入される貫通孔を有する円板52を収納したものであ
る。したがって、ピザ保温器5は、ケース51の上下の
平坦部が内部で支持棒53によって連結された構成とな
っている。このような構成にすると、ピザ保温器5を加
熱炉7で加熱した時、ケース51と円板52間の空気が
膨張し、ケース51の平坦部が円弧状に変形するのを防
ぐことができ、ピザを入れる容器2の底の平坦部全面へ
の接触が保たれるので、ピザ1の全面を保温することが
でき、中央が温かく、周囲が冷えた状態になるのを防止
できる。
【0017】図3は本発明の第3の実施の形態のピザ保
温器6を示す断面図である。この実施の形態のピザ保温
器6は、ケース61の側面に気体のみを通過させるフィ
ルタ62を設け、内部に樹脂製の円板42を設けたもの
である。このケース61は、側面に2個の貫通孔を形成
して、一方の貫通孔には気体のみを通過させる、例えば
焼結金属のフィルタ62を挿入し、他方の貫通孔にはプ
ラグ63を嵌合することが好ましく、フィルタ62はケ
ース61に圧入され、プラグ63は溶着されてピザ保温
器6が構成されている。プラグ63は円板42をケース
61内に収納する際に、射出成型を用いてゲル状の樹脂
をケース61に注入した時の注入口を塞ぐためのもので
ある。このような構成でも、加熱炉7におけるピザ保温
器6の加熱及びその後の配送時における冷却に伴うケー
ス61内の空気の膨張収縮をフィルタ62が呼吸し、ケ
ース61の平坦部の変形を防止する。
【0018】図4は本発明の第4の実施の形態のピザ保
温器9を示す斜視図である。このピザ保温器9は、示す
ように、円盤状のケース91の外周の一部に外周より外
側に突設した把持部93を設けてあり、この把持部93
の内側には、把持部93を掴み易いように把持孔94を
形成してある。さらに、把持孔94の内側のケース91
と円板92の間には、半月状の空間部95を形成してあ
り、この空間部95は加熱炉7でピザ保温器9を加熱し
た場合に、加熱された円板92から熱が把持部93に伝
わらないように放熱作用を持つものである。
【0019】次に、上述したピザ保温器4,5,6,9
を加熱するピザ保温器用加熱炉の実施例を説明する。図
5は本発明に係るピザ保温器用加熱炉の一実施例を示す
外観図、図6はラック板の外観図、図7は図5のA−A
矢視図、図8は図5のB−B矢視図、図9は図5のピザ
保温器用加熱炉の全体配線を示す配線図、図10は、図
9の要部拡大の配線図、図11は、図5のピザ保温器用
加熱炉の温度制御を示すグラフ、図12は、ピザ保温器
用加熱炉の他の実施例を示す断面図である。
【0020】図5及び6において、加熱炉7はラック板
711により多層に形成されることで、上述したピザ保
温器4,5,6を収納、加熱するための空所712を有
する断熱構造の炉本体71と制御ボックス72で構成さ
れている。多層のラック板711にはヒータ713が内
蔵されており、このヒータ713に温度ヒューズ714
及び上限用と下限用のサーモスイッチ715、716が
連接されている。又、制御ボックス72には上述したピ
ザ保温器を収納する複数の空所712を個々に又は複合
制御するためのプリント板721等が積層されており、
ラック板711のヒータ713と連通している。
【0021】図7において、炉本体71の奥に設けられ
た仕切壁717には空所712に臨んでリミットスイッ
チ718が配設されている。更に、図8において制御ボ
ックス72の前面パネル部には電源スイッチ722、ヒ
ューズ723及びリミットスイッチ718と連動し、空
所712内のピザ保温器4の有無を示すレッドランプ7
24、ピザ保温器4が所定温度に加熱されたか否かを示
すグリーンランプ725が配列されている。
【0022】この加熱炉7の全体の配線を図9に示す。
AC100Vまたは200Vの交流電源より図示しない
コンセントを介して取り入れられ、電源スイッチ72
2、ヒューズ723を経由して12枚の多層のラック7
11のヒータ713に供給されようになっている。この
各ラック711のヒータ713にはそれぞれコネクタC
Nを介してミットスイッチ718が接続されており、ま
た、それぞれのレッドランプ724とグリーンランプ7
25に接続されている。さらに電源はコンバータ726
を介してDC12Vに変換され、制御ボックス72のプ
リント基板721の図示しない制御回路に供給されてい
る。
【0023】さらに、図10に基づいて多層のラック7
11の配線を説明すると、ヒータ713には直列に温度
ヒューズ714及び上限用サーモスイッチ715と下限
用のサーモスイッチ716が接続されており、さらに上
限用サーモスイッチ715と下限用のサーモスイッチ7
16からはグリーンランプ725に接続されている。そ
して、上限用サーモスイッチ715が作動したときにグ
リーンランプ725が点灯し、下限用のサーモスイッチ
716が作動したときにグリーンランプ725が消灯す
るように構成されている。
【0024】また、ヒータ713に直列に接続されてい
るCNには、リミットスイッチ718が接続されてお
り、リミットスイッチ718が作動するとヒータ713
に通電するように構成されている。そして、リミットス
イッチ718にはレッドランプ724が接続されてお
り、ピザ保温器4に押されてリミットスイッチ718が
作動してオンになるとレッドランプ724が点灯し、ピ
ザ保温器4が取り出されてリミットスイッチ718がオ
フになるとレッドランプ724が消灯するように構成さ
れている。
【0025】このように構成された加熱炉7の制御動作
を図11に基づき説明する。先ず、加熱炉7が冷えてい
る初期状態では、ラック711にピザ保温器4が差し込
まれてヒータ713に通電されるのでラック板711が
加熱され、所定の上限温度TMAX ( 約110°C)にな
るように、初期加熱時間(30分)だけ加熱される。そ
して、外気温度やラック板711により加熱温度にバラ
ツキが生じる場合は、上限用サーモスイッチ715が作
動するまで、個別に加熱される。次いで、所定の上限温
度TMAX に達すると、上限用サーモスイッチ715が作
動してヒータ713への通電がストップするので、ラッ
ク板711の温度が徐々に低下する。そして、ラック板
711の温度が所定の下限温度TMIN (約100°C)
になると、下限用のサーモスイッチ716が作動してヒ
ータ713に通電され、再度ラック板711が加熱され
て、上限温度TMAX と下限温度TMIN の間の所定温度内
に保持されるようになっている。
【0026】次いで、ピザ配達のためピザ保温器4が加
熱炉7から取り出されると、ヒータ713への通電がス
トップするので、加熱炉7の温度が徐々に低下するが、
所定の温度(80°C)より下がらないように、制御ボ
ックス72より、長いタイミングでヒータ713をオン
・オフするようにしている。そして、ピザ保温器4が加
熱炉7から取り出されて、デリバリーの平均時間である
30分経過すると、制御ボックス72の図示しないタイ
マが作動して、ヒータ713へ再加熱時間の8分間だけ
通電され、再度加熱炉7の温度を上限温度TMAX まで上
昇させ、スタンバイ状態にするものである。この再加熱
時間は、加熱炉7が適正な温度に保持されているので、
初期加熱時間に比べて1/3以下で済むものである。
【0027】そして、このようにスタンバイ状態の加熱
炉7にピザの配送が完了し、持ち帰ったピザ保温器4を
空所712に差し込むと、仕切壁717に設けられたリ
ミットスイッチ718がオンとなり、レッドランプ72
4が点灯すると同時にヒータ713への通電が開始され
る。すると、ラック板711の温度上昇に伴いピザ保温
器4も加熱され、空所712が所定の温度になると、上
限用サーモスイッチ715がヒータ713への通電を止
めると同時にグリーンランプ725が点灯し、加熱が完
了したことを知らせる。配送の場合は、多層に形成され
た空所712の中レッドランプ724とグリーンランプ
725の両方が点灯している空所712に納められたピ
ザ保温器4を取り出し用いればよい。
【0028】配送に出発し、ピザ保温器4を持ち帰るま
での所要時間は、目的地迄の遠近や道路の混み具合によ
ってまちまちであり、したがって持ち帰ったピザ保温器
4の冷め具合も個々である。各ラック板711は温度が
ばらばらのピザ保温器4を各温度に対応して所定の温度
に制御するので、全体をまとめて制御するものに比べ無
駄がなく経済的で、消費電力が少なくて済むという効果
がある。
【0029】かかる構成によれば、安定したサイクルの
熱の放射を繰り返す性質を有する樹脂製の円板42が収
納されたケース41の平面に保持された平坦部が容器2
に全面に当接するので、ピザの温度を均一に保ち、ピザ
が急速に冷えるのを防止することができ、作りたての状
態でピザの宅配が可能でるある。更に、持ち帰ったピザ
保温器を再加熱する加熱炉を多層に形成し、各層毎に制
御するようにしたので消費出力が少なく、経済的であ
る。
【0030】また、図12に示す実施例は、ピザ保温器
用加熱炉8の炉本体81の多層のラック811を入口側
が高く、奥側が低い傾斜を設けたものである。この加熱
炉8によれば、前述のピザ保温器9を炉本体81に差し
込んだ場合に、ラック811の傾斜により、ピザ保温器
9は自動的に奥方に移動するので、ピザ保温器4が確実
に炉本体81に入って保温され、しかもピザ保温器4の
ケース91によりリミットスイッチ718が確実に押し
付けられるので、リミットスイッチ718の動作不良が
防止されるものである。しかもピザ保温器9の把持部9
3は、円板92に設けた空間部95により熱くならない
ので、安全に取り出しができるものである。
【0031】尚、本実施の形態においては、種々の変更
が可能であり、ピザ保温器5を構成する皿は必ずしも同
一形状でなく、非対称に接続してもよいし、又、支持棒
53の替りに単に、空気の抜け孔をケース31に設けて
もよい。更に、ヒータ713はラック板711の寸法に
応じ周囲だけでなく中心部に設けてもよいことはもちろ
んである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るピザ
保温器によれば、平坦な円形部を有する円盤状のケース
に樹脂製蓄熱体を収納したので、ピザ保温器の平坦部に
ピザの全面が当接するため、配送中ピザが均一に温めら
れ、冷えるのを防止することができる。
【0033】請求項2のピザ保温器は、ケースの内側
に、蓄熱体を貫通しかつケースの平坦な円形部の内面同
志を連接する複数の支持部材を設けたので、加熱されて
ケース内部の空気が膨張してもケース内の支持部材によ
って平坦面が保持され、良好な保温効果を維持すること
ができる。
【0034】請求項3のピザ保温器は、ケースに形成し
た貫通孔に気体のみを通過させるフィルタを設けので、
加熱されてケース内部の空気が膨張してもケースの空気
が外部に抜けてケースの平坦面が保持され、良好な保温
効果を維持することができる。
【0035】請求項4のピザ保温器は、ケースに外周よ
り外側に突設した把持部を設け、前記把持部の内側には
所定の空間を形成したことにより、ピザ保温器の取扱が
楽になり、しかも内部からの熱が遮断されて安全に扱う
ことができるものである。
【0036】請求項5のピザ保温器用加熱炉は、ピザ保
温器が収納可能な間隔を隔てて加熱板を配設して多層ラ
ックを形成し、各加熱板に内蔵された加熱用ヒータを個
別に温度制御を行うようにしているため、配送から持ち
帰ったピザ保温器を適正な温度に保温することができる
と共に、ピザ保温器の温度に応じて制御する加熱炉を用
いているので、消費電力が少なく、経済的である。
【0037】請求項6のピザ保温器用加熱炉は、ラック
はを入口側が高く奥側が低い傾斜を設けたことにより、
ピザ保温器が完全に炉本体に入って確実に保温され、し
かもピザ保温器の先端部でリミットスイッチを確実に押
し付けるので、リミットスイッチの動作不良が防止でき
るものである。
【0038】請求項7のピザ保温器用加熱炉は、前記加
熱用ヒータが、初期状態において予め設定された上限温
度に到達するように初期加熱時間だけ通電して加熱さ
れ、前記上限温度に到達後は前記初期加熱時間と同時間
経過後に再加熱時間だけ通電して再加熱され、前記再加
熱時間は前記初期加熱時間の1/3以下になるように構
成していることにより、加熱炉をピザ保温器の最も適し
た保温温度に保持できる共に最も効率的な運用ができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピザ保温器の第1の実施の形態に
ピザを乗せた状態を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明に係るピザ保温器用加熱炉の外観図であ
る。
【図6】図5のピザ保温器用加熱炉のラック板の外観図
である。
【図7】図5のA−A矢視図である。
【図8】図5のB−B矢視図である。
【図9】図5のピザ保温器用加熱炉の全体配線を示す配
線図である。
【図10】図9の要部拡大の配線図である。
【図11】図5のピザ保温器用加熱炉の温度制御を示す
グラフである。
【図12】本発明に係るピザ保温器用加熱炉の実施例を
示す断面図である。
【符号の説明】
4,5,6,9 ピザ保温器 42,52,92 円板 41,51,61 ケース 53 支持棒 62 フィルタ 7 加熱炉 71 炉本体 72 制御ボックス 711,811 ラック板 713 ヒータ 718 リミットスイッチ 724 レッドランプ 725 グリーンランプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な円形部を有する円盤状のケースに
    樹脂製蓄熱体を収納したことを特徴とするピザ保温器。
  2. 【請求項2】 前記ケースの内側に、前記蓄熱体を貫通
    しかつ前記ケースの平坦な円形部の内面同志を連接する
    複数の支持部材を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のピザ保温器。
  3. 【請求項3】 前記ケースに貫通孔を形成し、この貫通
    孔に気体のみを通過させるフィルタを設けたことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のピザ保温器。
  4. 【請求項4】 前記ケースには外周より外側に突設した
    把持部を設けると共に前記把持部の内側に把持用の把持
    孔を設け、前記把持孔の内側の前記ケースと前記円板と
    の間には所定の空間を形成したことを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれか1項に記載のピザ保温器。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のピザ保温器に用いるピ
    ザ保温器用加熱炉であって、前記ピザ保温器が収納可能
    な間隔を隔てて加熱板を配設して多層のラックを形成
    し、かつ前記各加熱板に内蔵された加熱用ヒータを個別
    に温度制御を行うことを特徴とするピザ保温器用加熱
    炉。
  6. 【請求項6】 前記多層のラックは、入口側が高く奥側
    が低い傾斜を設けたことを特徴とする請求項5に記載の
    ピザ保温器用加熱炉。
  7. 【請求項7】 前記加熱用ヒータは、初期状態において
    予め設定された上限温度に到達するように初期加熱時間
    だけ通電して加熱され、前記上限温度に到達後は前記初
    期加熱時間と同時間経過後に再加熱時間だけ通電して加
    熱され、前記再加熱時間は前記初期加熱時間の1/3以
    下であることを特徴とする請求項5または請求項6に記
    載のピザ保温器用加熱炉。
JP3035099A 1998-02-19 1999-02-08 ピザ保温器及びピザ保温器用加熱炉 Pending JPH11313769A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172014A (ja) * 2000-12-07 2002-06-18 Shift Communication:Kk 保温食材の保温運搬システム

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JP2002172014A (ja) * 2000-12-07 2002-06-18 Shift Communication:Kk 保温食材の保温運搬システム

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