JP2002172014A - 保温食材の保温運搬システム - Google Patents

保温食材の保温運搬システム

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JP2002172014A
JP2002172014A JP2000372944A JP2000372944A JP2002172014A JP 2002172014 A JP2002172014 A JP 2002172014A JP 2000372944 A JP2000372944 A JP 2000372944A JP 2000372944 A JP2000372944 A JP 2000372944A JP 2002172014 A JP2002172014 A JP 2002172014A
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bag
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electronic heating
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Hiroshi Tanaka
紘 田中
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】できたての保温食材を保温しつつ運搬し、注文
主である目的地に配達することが可能な保温食材の保温
運搬システムを提供する。 【解決手段】電力供給により発熱する電子発熱板21を
搭載し、保温食材を挿脱可能に収納し、充電可能な蓄電
池と制御部を備えた電源ユニットを搭載し、電子発熱板
21に電力供給が可能な保温バッグ1と、任意数の保温
バッグ1を載置した状態で電源ユニットへ電力供給可能
な端子を備えた予熱充電スタンド10とを備え、保温バ
ッグの電子発熱板に予熱充電スタンドから通電して保温
バッグ内を加熱し、かつ、電源ユニットを充電し、予熱
充電スタンドから取り外した保温バッグ内に保温食材を
入れ、蓄電池で電子発熱板を発熱させて保温しながら運
搬、配達し、配達終了後に保温バッグを予熱充電スタン
ドに載置して電子発熱板を再加熱するとともに、蓄電池
に充電可能にした保温食材の保温運搬システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、保温食材の保温運
搬システムに関し、詳しくは、加熱調理したての食材、
例えば、ピザ或いは中華料理、イタリア料理、シチュ
ー、カレー、ウナギ等、温度がおいしさの重要な要素と
なる保温食材を保温しつつ運搬し、所定の目的地である
注文先に配達することが可能な保温食材の保温運搬シス
テムに関する。
【従来の技術】従来の高温保温調理された食材の保温運
搬システムにおいては、蓄熱板を使用するか、ガス触媒
燃焼を使用した保温補助式の保温容器を用いた保温運搬
方法が取られている。
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の運搬方法では、運搬中の温度管理が難しく、安定した
温度を保つことができないうえ、加熱のための電力やガ
スに大きなコストがかかり、効率が悪いというのが実情
である。本発明は、上記従来の実情に鑑み開発されたも
のであり、加熱調理、高温保温された各種の食材、例え
ば、ピザ或いは中華料理等のような加温状態で味が左右
されるような保温食材を、夫々の各食材に適した温度に
保温しつつ運搬し、所定の目的地である注文先に配達す
ることができ、運搬のためのランニングコストも低廉で
済む保温食材の保温運搬システムを提供するものであ
る。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の保
温食材の保温運搬システムは、電力供給により発熱する
電子発熱板を搭載するとともに、保温対象・運搬対象で
ある保温食材を挿脱可能に収納し、充電可能な蓄電池と
制御回路部を備えた電源ユニットを搭載し前記電子発熱
板に電力を供給できる保温バッグと、任意数の前記保温
バッグを載置した状態で各々の電力入力端子を装着可能
な電力供給端子を備えた予熱充電スタンドとを備え、前
記予熱充電スタンドに保温バッグを装着し、前記保温バ
ッグの電源ユニットの電力供給端子に前記予熱充電スタ
ンドの電力入力端子を装着した状態で載置して、前記保
温バッグに収納した電子発熱板に通電して該電子発熱板
を発熱しながら、保温バッグ内を加熱し、且つ、電源ユ
ニットを充電して、保温対象・運搬対象である調理した
保温食材を前記予熱充電スタンドから取り外した前記保
温バッグ内に入れて、当該保温バックに収納した電源ユ
ニットに備えた蓄電池からの通電により前記電子発熱板
の発熱を維持しつつ該電子発熱板の発熱をもって、保温
バッグ内に入れた保温対象・運搬対象である調理した保
温食材を保温しながら目的地・配達地まで運搬して該保
温バッグから保温食材を取り出して配達し、配達終了後
に前記保温バッグを前記予熱充電スタンドに載置して前
記電子発熱板に通電し該電子発熱板を再加熱するととも
に、前記電源ユニットに備えた蓄電池に充電を行い、次
の配達に備えることを特徴とするものである。請求項2
記載の発明の保温食材の保温運搬システムは、電力供給
により発熱する電子発熱板を搭載するとともに、保温対
象・運搬対象である保温食材を挿脱可能に収納し、前記
電子発熱板に通電する電力入力端子を備えた保温バッグ
と、任意数の前記保温バッグを載置した状態で各々の電
力入力端子を装着可能な電力供給端子を備えた予熱スタ
ンドと、前記保温バッグの電力入力端子に電力供給する
ための蓄電池と電力供給量を制御する回路部を備え、配
達用運搬車に搭載する機構を有する電源ユニットとを備
え、前記予熱スタンドに前記保温バッグを装着し、前記
保温バッグの電力入力端子に前記予熱スタンドの電力供
給端子を装着した状態で載置して、前記保温バッグに収
納した電子発熱板に通電し該電子発熱板を発熱しなが
ら、保温バッグ内を加熱し、保温対象・運搬対象である
調理した保温食材を前記予熱スタンドから取り外した前
記保温バッグ内に入れて、前記配達用運搬車に搭載した
電源ユニットに当該保温バッグの電力入力端子を接続し
て電子発熱板に通電して該電子発熱板の発熱を維持しつ
つ該電子発熱板の発熱をもって、保温バッグ内に入れた
保温対象・運搬対象である調理した保温食材を目的地ま
で運搬して該保温バッグから保温食材を取り出して配達
し、配達終了後に前記保温バッグを前記予熱スタンドに
載置して前記電子発熱板に通電し該電子発熱板を再加熱
し、次の配達に備えることを特徴とするものである。請
求項3記載の発明の保温食材の保温運搬システムは、電
力供給により発熱する電子発熱板を蓄熱材で被覆し電力
入力端子を備えた発熱蓄熱板を搭載するとともに、保温
対象・運搬対象である保温食材を挿脱可能に収納できる
保温バッグと、任意数の前記発熱蓄熱板の電力入力端子
を装着可能な電力供給端子を備えた予熱スタンドとを備
え、前記予熱スタンドの電力供給端子に前記発熱蓄熱板
の電力入力端子を接続して発熱蓄熱板を予熱スタンド内
に載置し当該発熱蓄熱板を発熱蓄熱させ、このような状
態の発熱蓄熱板を前記予熱スタンド内から取り出して保
温対象・運搬対象である調理した保温食材とともに前記
保温バッグ内に入れて、当該保温バッグに収納した当該
発熱蓄熱板の発熱蓄熱をもって、保温バッグ内に入れた
保温対象・運搬対象である調理した保温食材を保温しな
がら目的地・配達地まで運搬して該保温バッグから保温
食材を取り出して配達し、配達終了後に前記発熱蓄熱板
を保温バッグより取り出し、前記予熱スタンド内に再び
載置して該発熱蓄熱板を発熱蓄熱させ、次の配達に備え
ることを特徴とする。したがって、請求項1、2、3記
載の本発明に係る保温食材の保温運搬システムは、小電
力の提供で発熱する電子発熱体を利用した電子発熱板又
は電子発熱板の発熱を蓄熱する発熱蓄熱板を搭載すると
ともに保温対象・運搬対象である保温食材を挿脱可能に
収納できる保温バッグを備え、電子発熱板を発熱させる
ための電源は、この保温運搬システムの使用条件によ
り、前記請求項1の電源ユニット、請求項2の電源ユニ
ットの2方式、又は電子発熱板の発熱を蓄熱するように
構成した前記請求項目3に記載した発熱蓄熱板を用いて
保温食材を保温運搬するシステムとなっている。そし
て、保温食材の完成或いは配達を待つ間、前記電子発熱
板又は発熱蓄熱板を予熱或いは電源ユニットに充電を行
うために、前記請求項1、2、3の夫々に適合した各予
熱ユニットを備えており、保温バッグ内を高温(約75
乃至90℃)に保ち、保温食材を保温しながら目的地、
配達地まで運搬することを特徴とするものである。この
ような請求項1、2或いは3記載の各発明によれば、保
温された各種の食材、例えば、できたてのピザ或いは中
華料理等々のような加温状態により味が左右されるよう
な保温食材を、適温に保温しつつ運搬し、目的地である
注文先にできたてのままの状態を維持しながら配達する
ことが可能であり、また、電子発熱板を利用して保温食
材の保温を行う構成であることから運搬のためのランニ
ングコストの低廉化を図ることができる。
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る保温食材の
保温運搬システムの実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1)図1乃至図5は、本発明の実施の形態
1の保温食材の保温運扱システムを示すものである。ま
ず、図l乃至図4を参照して本実施の形態1の保温食材
の保温運搬システムを構成する保温バッグ1、保温バッ
グ1に搭載する電源ユニット20、予熱充電スタンド1
0等について説明する。本実施の形態1の保温バッグ1
は、図1、図2に示すように、例えば合成樹脂製又は布
製の素材を用い、保温食材である例えはピザ30(図5
参照)を収納するピザ収納室、後述する電子半導体、サ
ーモスタット等を用いて構成した電子発熱板(例えばD
ZR半導体素子を用いた発熱板、例えば特許第2628
519号の電子電熱変換材等)21を収納する電子発熱
板収納ポケット等を内部に設けるとともに、開閉可能な
蓋部1aを有し、外周部に電源収納用のポケット4、吊
り下げ用ストラップの受具6等を備えている。前記電子
発熱板21は、電力供給用のケーブル23及びプラグ2
2を備えている。前記電源ユニット20は、充電可能な
蓄電池と制御回路部とを備え、図3に示すように、電力
出力端子26に、前記電子発熱板21に設けたケーブル
23の端部のプラグ22を挿入することにより、前記電
子発熱板21を発熱させるようになっている。前記電源
ユニット20は、電力入力端子27を備えている。な
お、図3中、24は充電ワーニングインジケータ、25
は電源スイッチである。前記予熱充電スタンド10は、
図4に示すように、平坦な基台11上に、例えば6個の
保温バッグ1を立てた状態で載置可能な仕切片12を立
設するとともに、6個分の前記電源ユニット20の電力
入力端子27が装着可能な電力出力端子14を所定間隔
で備え、且つ、保温バッグ1内の電源ユニット20及び
電子発熱板21への通電状態を示す6個の表示ランプ1
5を備えている。また、前記予熱充電スタンド10は、
基台11上の端部に、商用電源(AClOOV等)に接
続されるとともに、前記保温バッグ1搭載の電源ユニッ
ト20への充電のため及び電子発熱板21への通電発熱
させるための回路部17と電源スイッチ16を配置して
いる。次に、図5を参照して、本実施の形態1の保温食
材である例えばピザ30の保温運搬システムについて説
明する。まず、図1、2に示す保温バッグ1のポケット
4に図3に示す電源ユニット20を挿入し、続いて保温
バッグ1の内部の電子発熱板ポケットに前記電子発熱板
21を挿入して電源ユニット20の電力出力端子26に
電子発熱板21のプラグ22を接続する。次に、電源ユ
ニット20の電源スイッチ25をオンにし、図4に示す
予熱充電スタンド10の任意の仕切板12の間に挿入
し、保温バッグ1のポケット4から露出した電源ユニッ
ト20の電力入力端子27を、予熱充電スタンド10の
電力出力端子14に接続し、予熱充電スタンド10の電
源スイッチ16をオンにする。これにより、保温バッグ
1内の電源ユニット20及び電子発熱板21に通電さ
れ、電源ユニット20が充電されるとともに、電子発熱
板21が発熱し、保温バッグ1内は約75乃至90℃に
維持される。次に、配達用のピザ30ができあがった時
点で、保温バッグ1を予熱充電スタンド10から取り外
し、ピザ30を保温バッグ1に入れ電源ユニット20か
ら供給される電力による電子発熱板21が発する熱によ
り、できあがった状態の温度を維持しつつ保温バッグ1
を例えばオートバイ(バイク)、徒歩、又は自転車等で
配達先に配達し、保温バッグ1から例えば前記ピザ30
を取り出し、注文主に渡す。そして、配達終了後、店に
帰った時に、前記保温バッグ1を再び前記予熱充電スタ
ンド10に載置し、前記電源ユニット20の充電と電子
発熱板21の発熱を行い、後続するピザ30の配達を待
つ。なお、業務終了時点では、前記電源スイッチ16を
オフにし、翌朝等の業務再開まで安全を確保する。 (実施の形態2)図6、図7、図8は、本発明の実施の
形態2の保温食材の保温運搬システムを示すものであ
る。本実施の形態2の保温食材の保温運搬システムは、
上述した実施の形態1の場合と基本的な処理の流れは近
似しているが、配達手段としての運搬車としてオートバ
イ(バイク)50を用い、オートバイ50に電源設備で
ある蓄電池を備えた電源ユニット90を備えたことが大
きな特徴である。電源ユニット90は、後記保温バッグ
100の電力入力端子に電力供給するための蓄電池と電
力供給量を制御する回路部を備え、配達用運搬車に搭載
する機構を有している。まず、本実施の形態2の保温食
材である例えばピザ30の保温運搬システムにおいて、
保温バッグ100、電源ユニット90、予熱スタンド8
0について説明する。前記保温バッグ100は、例えば
合成樹脂製又は布製の素材を用い、保温食材である例え
はピザ30を収納するピザ収納室、後述する電子半導
体、サーモスタット等を用いて構成した電子発熱板21
を収納する電子発熱板収納ポケット等を内部に設けると
ともに、開閉可能な蓋部101aを有し、更に、吊り下
げ用ストラップの受具等を備えている。前記電源ユニッ
ト90は、図7に示すように、2個の電力出力端子91
を備え、電力出力端子91に電子発熱板21に設けたケ
ーブル61の端部プラグ62を装着することにより、前
記電子発熱板21を発熱するようになっている。なお、
図7中、92は電源ユニット蓄電容量不足ワーニングラ
ンプ、93は充電確認ランプである。前記予熱スタンド
80は、図8に示すように、平坦な基台81上に、例え
ば電子発熱板21を収納した6個の前記保温バッグ10
0を立てた状態で載置可能な仕切片82を立設するとと
もに、6個分の保温バッグ100の中の電子発熱板21
のケーブル61及び端部プラグ62を装着可能な電力出
力端子84を所定の間隔で備え、且つ、保温バッグ10
0内の電子発熱板21への通電状態を示す6個の表示ラ
ンプ85を備えている。また、前記予熱スタンド80
は、その基台81上の端部に、商用電源(AC100V
等)に接続されるとともに、前記保温バッグ100内の
電子発熱板21への通電発熱させるための回路部87と
電源スイッチ86とを配置している。次に、本実施の形
態2の保温食材である例えばピザ30の保温運搬システ
ムについて説明する。まず、電子発熱板21を保温バッ
グ100内の電子発熱板収納ポケットに収納し、更に、
この保温バッグ100を図6上欄に示すように前記予熱
スタンド80に載置し、電子発熱板21の端部プラグ6
2を予熱スタンド80の電力出力端子84に装着する。
そして、電源スイッチ86をオンにし、保温バッグ10
0内の電子発熱板21に通電して発熱させ、電子発熱板
21の表面を約75乃至90℃に予熱維持させる。次
に、配達用のピザ30ができあがった時点で、保温バッ
グ100を予熱スタンド80から取り外し、ピザ30を
保温バッグ100に入れ、直ちにオートバイ50の収納
トランク51内に配置した前記電源ユニット90に電子
発熱板21の端部プラグ62を接続する。これにより、
電源ユニット90からの電力により電子発熱板21が発
熱し、保温バッグ100内の前記ピザ30をできあがっ
たままの状態の温度に維持しつつオートバイ50によ
り、前記保温バッグ100内の前記ピザ30を配達先ま
で配達し、オートバイ50の収納トランク51から保温
バッグ100を取り出し、更にこの保温バッグ100か
らできあがった状態の温度に維持されている前記ピザ3
0を取り出し、注文主に渡す。そして、配達終了後、店
に帰った際に、前記保温バッグl00を再び前記予熱ス
タンド80に載置し、前記電子発熱板21に対する予熱
を行いながら後続するピザ30の配達時を待つ。また、
前記電源ユニット90は、オートバイ50から取り外
し、図示しない充電設備により充電し、後続する配達業
務再開又は翌朝等の配達業務再開に備える。なお、業務
終了時点では、前記予熱スタンド80の電源スイッチ8
6をオフにし、翌朝等の業務再開まで安全を確保する。 (実施の形態3)図9、図10、図11、図12、図1
3は、本発明の実施の形態3の保温食材の保温運搬シス
テムの発熱蓄熱板200、保温バッグ210、予熱スタ
ンド220を示すものである。本実施の形態3に係る保
温食材の保温運搬システムにおける発熱蓄熱板200
は、図9、図10に示すように、表面側にアルミ板20
3を備え、更に蓄熱材202、電力供給により発熱する
前記電子発熱板21と同様な電子発熱板21を重合し、
裏面(底面)を断熱材204で被覆した構造となってい
る。更に、外周の一端に電力入力端子205を備えてい
る。保温バッグ210は、図13に示すように、保温食
品である例えばピザ30を挿脱自在に収納するととも
に、前記発熱蓄熱板200を収納する内部ポケットを備
え、更に蓋部211を備えた構造となっている。予熱ス
タンド220は、図11、図12に示すように、前記発
熱蓄熱板200の電力入力端子205が装着可能な電力
出力端子221を各々備えた例えば6乃至12段の発熱
蓄熱板収納部222を箱型状の筐体223に上下列設配
置に備えた構造となっている。また、この予熱スタンド
220は、図示していないが外部商用電源(AC100
V等)を変圧及び整流し、DC12Vとして前記電子発
熱板21に供給する電源回路部を搭載している。本実施
の形態3の保温食材の保温運搬システムにおいて、ま
ず、前記予熱スタンド220の各電力供給端子221
に、任意数の発熱蓄熱板200の電力入力端子205を
各々接続して上下列設配置に載置し、発熱蓄熱板200
を発熱蓄熱させて約75乃至90℃に加熱して、保温対
象・運搬対象である調理した保温食材である例えばピザ
30とともに前記保温バッグ210に入れて発熱蓄熱板
200の熱により保温しつつ目的地まで運搬して保温バ
ッグ210から保温食材を取り出して注文主に配達す
る。配達終了後、店に帰った際に前記発熱蓄熱板200
を保温バッグ210より取り出し、前記予熱スタンド2
20内に再び載置して、上述した場合と同様にして発熱
蓄熱させ次の配達に備える。上述した実施の形態1乃至
3によれば、各種の保温された食材、例えば、できたて
ままの状態のピザ、図示しない中華料理、鮫子、弁当、
揚げ物等のような各種保温食材を、適温に保温しつつ運
搬し、注文主である目的地に、できあがりの状態を維持
したまま配達することが可能となる。また、本実施の形
態1乃至3の保温食材の保温運搬システムによれば、電
子発熱板が電気発熱加熱方式であり、保温バッグ内を常
に75℃から95℃位に加熱することができる。更にま
た、本実施の形態1乃至3の保温食材の保温運搬システ
ムによれば、このシステムにおいて用いる電子発熱板
が、振動や曲げに強く、配線も単純であり、低電圧使用
で感電や漏電等の事故も考えにくく、安全性に優れ、ラ
ンニングコストも安い等種々の利点がある。
【発明の効果】上述した本発明によれば、電子発熱板を
利用した保温効果により、各種の保温された食材、例え
ば、できたてのピザ、中華料理等のような保温食材を、
適温に保温しつつ運搬し、注文主である目的地にできあ
がりの状態を維持したまま配達することが可能であり、
また、各種の保温食材の運搬のためのランニングコスト
が低廉で済む保温食材の保温運搬システムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の保温バッグの斜視図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態1の保温バッグの別角度か
ら見た斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態lの電源ユニット、電子発
熱板を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1の予熱充電スタンドを示
す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態1の保温運搬システムの処
理の流れを示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2の保温運搬システムの処
理の流れを示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2の保温運搬システムの電
源ユニットを示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態2の保温運搬システムの予
熱スタンドを示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態3の発熱蓄熱板を示す斜視
図である。
【図10】本発明の実施の形態3の発熱蓄熱板を示す断
面図である。
【図11】本発明の実施の形態3の予熱スタンドを示す
斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態3の予熱スタンドを示す
断面図である。
【図13】本発明の実施の形態3の保温バッグへの発熱
蓄熱板、ピザの収納状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 保温バッグ 1a 蓋部 4 ポケット 6 吊り下げ用ストラップの受具 10 予熱充電スタンド 11 基台 12 仕切片 14 電力出力端子 15 表示ランプ 16 電源スイッチ 17 回路部 20 電源ユニット 21 電子発熱板 22 プラグ 23 ケーブル 24 充電ワーニングインジケータ 25 電源スイッチ 26 電力出力端子 27 電力入力端子 30 ピザ 50 オートバイ(バイク) 61 ケーブル 62 端部プラグ 80 予熱スタンド 81 基台 82 仕切片 84 電力出力端子 85 表示ランプ 86 電源スイッチ 87 回路部 90 電源ユニット 91 電力出力端子 92 電源ユニット蓄電容量不足ワーニングランプ 93 充電確認ランプ 100 保温バッグ 101a 蓋部 200 発熱蓄熱板 202 蓄熱材 203 アルミ板 204 断熱材 205 電力入力端子 210 保温バッグ 211 蓋部 220 予熱スタンド 221 電力出力端子 222 発熱蓄熱板収納部 223 筐体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力供給により発熱する電子発熱板を搭載
    するとともに、保温対象・運搬対象である保温食材を挿
    脱可能に収納し、充電可能な蓄電池と制御回路部を備え
    た電源ユニットを搭載し前記電子発熱板に電力を供給で
    きる保温バッグと、 任意数の前記保温バッグを載置した状態で各々の電力入
    力端子を装着可能な電力供給端子を備えた予熱充電スタ
    ンドとを備え、 前記予熱充電スタンドに保温バッグを装着し、前記保温
    バッグの電源ユニットの電力供給端子に前記予熱充電ス
    タンドの電力入力端子を装着した状態で載置して、前記
    保温バッグに収納した電子発熱板に通電して該電子発熱
    板を発熱しながら、保温バッグ内を加熱し、且つ、電源
    ユニットを充電して、保温対象・運搬対象である調理し
    た保温食材を前記予熱充電スタンドから取り外した前記
    保温バッグ内に入れて、当該保温バックに収納した電源
    ユニットに備えた蓄電池からの通電により前記電子発熱
    板の発熱を維持しつつ該電子発熱板の発熱をもって、保
    温バッグ内に入れた保温対象・運搬対象である調理した
    保温食材を保温しながら目的地・配達地まで運搬して該
    保温バッグから保温食材を取り出して配達し、 配達終了後に前記保温バッグを前記予熱充電スタンドに
    載置して前記電子発熱板に通電し該電子発熱板を再加熱
    するとともに、前記電源ユニットに備えた蓄電池に充電
    を行い、次の配達に備えることを特徴とする保温食材の
    保温運搬システム。
  2. 【請求項2】電力供給により発熱する電子発熱板を搭載
    するとともに、保温対象・運搬対象である保温食材を挿
    脱可能に収納し、前記電子発熱板に通電する電力入力端
    子を備えた保温バッグと、 任意数の前記保温バッグを載置した状態で各々の電力入
    力端子を装着可能な電力供給端子を備えた予熱スタンド
    と、 前記保温バッグの電力入力端子に電力供給するための蓄
    電池と電力供給量を制御する回路部を備え、配達用運搬
    車に搭載する機構を有する電源ユニットとを備え、 前記予熱スタンドに前記保温バッグを装着し、前記保温
    バッグの電力入力端子に前記予熱スタンドの電力供給端
    子を装着した状態で載置して、前記保温バッグに収納し
    た電子発熱板に通電し該電子発熱板を発熱しながら、保
    温バッグ内を加熱し、保温対象・運搬対象である調理し
    た保温食材を前記予熱スタンドから取り外した前記保温
    バッグ内に入れて、前記配達用運搬車に搭載した電源ユ
    ニットに当該保温バッグの電力入力端子を接続して電子
    発熱板に通電して該電子発熱板の発熱を維持しつつ該電
    子発熱板の発熱をもって、保温バッグ内に入れた保温対
    象・運搬対象である調理した保温食材を目的地まで運搬
    して該保温バッグから保温食材を取り出して配達し、 配達終了後に前記保温バッグを前記予熱スタンドに載置
    して前記電子発熱板に通電し該電子発熱板を再加熱し、
    次の配達に備えることを特徴とする保温食材の保温運搬
    システム。
  3. 【請求項3】電力供給により発熱する電子発熱板を蓄熱
    材で被覆し電力入力端子を備えた発熱蓄熱板を搭載する
    とともに、保温対象・運搬対象である保温食材を挿脱可
    能に収納する保温バッグと、 任意数の前記発熱蓄熱板の電力入力端子を装着可能な電
    力供給端子を備えた予熱スタンドとを備え、 前記予熱スタンドの電力供給端子に前記発熱蓄熱板の電
    力入力端子を接続して発熱蓄熱板を予熱スタンド内に載
    置し当該発熱蓄熱板を発熱蓄熱させ、このような状態の
    発熱蓄熱板を前記予熱スタンド内から取り出して保温対
    象・運搬対象である調理した保温食材とともに前記保温
    バッグ内に入れて、当該保温バッグに収納した当該発熱
    蓄熱板の発熱蓄熱をもって、保温バッグ内に入れた保温
    対象・運搬対象である調理した保温食材を保温しながら
    目的地・配達地まで運搬して該保温バッグから保温食材
    を取り出して配達し、 配達終了後に前記発熱蓄熱板を保温バッグより取り出
    し、前記予熱スタンド内に再び載置して該発熱蓄熱板を
    発熱蓄熱させ、次の配達に備えることを特徴とする保温
    食材の保温運搬システム。
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