JP2000318768A - 保温バック - Google Patents

保温バック

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JP2000318768A
JP2000318768A JP11128410A JP12841099A JP2000318768A JP 2000318768 A JP2000318768 A JP 2000318768A JP 11128410 A JP11128410 A JP 11128410A JP 12841099 A JP12841099 A JP 12841099A JP 2000318768 A JP2000318768 A JP 2000318768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
packaging bag
bag
plug
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11128410A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Kikuchi
悠三 菊地
Minoru Oba
稔 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carrozzeria Japan Co Ltd
Orusen KK
Original Assignee
Carrozzeria Japan Co Ltd
Orusen KK
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Publication date
Application filed by Carrozzeria Japan Co Ltd, Orusen KK filed Critical Carrozzeria Japan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓄熱体を包装用バック内に収容したままでも加
熱することができ、蓄熱体の出し入れの手間と時間がか
からず、また、蓄熱体を包装用バック内に入れ忘れる恐
れのない保温バックを提供する。 【解決手段】被保温品を収容する包装用バック1と、該
被保温品と共に前記包装用バック内に収容される保温パ
ネル2から成り、該保温パネル2が、少なくとも面状発
熱体2aと蓄熱板2bを積層して構成されると共に、該
面状発熱体2aを電源に接続及び切り離し可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、ピザなど
の宅配食品を温かくした状態で配達することのできる保
温バックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ピザなどは冷めてしまうと食味
が薄れてしまうため、特に、宅配ピザなどでは熱を逃が
さない容器、すなわち包装用バックに入れて配達するよ
うにしている。
【0003】従来、この種の包装用バックによるピザの
保温方法としては、バック自体を適当な断熱材により構
成して熱が逃げ難くするか、或いは、これに加えて加熱
した蓄熱体をピザとともに保温バックに入れて運んでい
た。
【0004】しかしながら、上記従来の断熱材バックの
みでは、配達距離が長くて時間がかかる場合には、途中
で冷めてしまう恐れがある。特に、気温の低い季節や地
方では十分な保温ができなかった。また、上記従来の蓄
熱体をピザとともにバック内に入れる方法は、バックか
ら蓄熱体を出して加熱装置により加熱し、配達時にピザ
とともにバック内に入れなければならないので、手間と
時間がかかるだけでなく、蓄熱材用の加温装置を特別に
必要とし、また、特に急いでいる場合などは、蓄熱体を
入れ忘れる等の問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、蓄熱体を包装用バック内に収容したままで
も加熱することができ、蓄熱体の出し入れの手間と時間
がかからず、また、蓄熱体を包装用バック内に入れ忘れ
る恐れのない保温バックを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の保温バックは、
被保温品を収容する包装用バックと、該被保温品と共に
前記包装用バック内に収容される保温パネルから成り、
該保温パネルが、少なくとも面状発熱体と蓄熱体を積層
して構成されると共に、該面状発熱体を電源に接続及び
切り離し可能に構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら説明する。図1において、1は包装
用バックであって、従来から知られている断熱性の保温
性に富んだバックであればいずれでもよい。また、該包
装用バック1は軽くて柔軟性に富んだ材料により構成さ
れて携帯性の良いものが好ましい。
【0008】上記バック本体1内には保温パネル2が収
容されている。該保温パネル2は、図2に示すように、
面状発熱体2aと蓄熱板2bと断熱板2cを積層し、こ
れらを保護板2dにより挟むと共に、周囲を枠体2eに
より囲んで構成されている。2fは、上記面状発熱体2
aに電流を供給するためのプラグ付きコードである。
【0009】上記面状発熱体2aは、電気絶縁性フィル
ムの表面に発熱用導体をバインダーにより塗着(例え
ば、スクリーン印刷)せしめたものである。上記電気絶
縁性フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミドな
ど、高温(約40〜100℃以上)に耐えて且つ電気絶
縁性を有する薄膜(板)状のものであれば、硬質性ある
いは軟質性のいずれのフィルムでもよい。また、上記発
熱用導体は、例えば、炭素粉あるいは銀・銅・アルミニ
ウム・ニッケル・クロムなどの金属粉を単独又は組み合
わせたものである。上記バインダーは、例えば、ポリイ
ミド系、ポリアミド系、エポキシ系、ポリオレフィン
系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニール系などの樹脂バ
インダーであり、これらを単独あるいは組み合わせて予
め上記発熱用導体に混ぜ合わせる。なお、上記フィルム
や導体やバインダーはこれに限定するものではなく、従
来公知のものであればいずれでもよい。
【0010】上記蓄熱板2bは、一般的に比熱の高い材
料であればいずれでもよいが、例えば、ワックス、高密
度ポリエチレンやポリプロピレン等のプラスチック材が
好ましい。上記断熱板2cとしては、例えば、発泡スチ
ロールの薄板を使用する。
【0011】上記保護板2dとしては、上記面状発熱体
2aを保護するものとして、薄い(例えば0.2mm
厚)鋼板を使用し、また、上記断熱板2cを保護するも
のとして、ベークライト板(例えば、1mm厚)を使用
する。なお、断熱板2c側の保護は必ずしも必要でな
い。
【0012】上記枠体2eは、例えば、アルミニウム金
属など軽くて強度のある金属材料またはプラスチックに
より構成される。上記プラグ付きコード2fは、商用電
源が利用できるものであり、上記面状発熱体2aの過熱
を防止するため、適当なサーモスタット機能を備える。
なお、プラグ付きコード2fに代えて、コードを省略し
て上記枠体2e等にプラグを直接設置してもよく、要す
るに、上記面状発熱体を電源(蓄電池等も含む)に接続
及び切り離し可能に構成したものであればよい。
【0013】上記実施例の保温バックは以上のように構
成されているので、その使用に際しては、まず、上記保
温パネル2を包装用バック1から取り出すか、又は、包
装用バック1内に入れたまま、プラグ付きコード2fの
プラグをコンセントに差し込んで、上記面状発熱体2a
に電流を流して、上記蓄熱板2bを加熱しておく。
【0014】ピザの配達時には、加熱調理したピザを紙
(ダンボール)容器3に入れて、上記包装用バック1内
に収納する。上記保温パネル2は包装用バック1内に既
に入っているか、または、同時に収納される。1aは包
装用バック1のフラップ蓋であって、面ファスナー1b
および1cにより閉じるようになっている。プラグ付き
コード2fのプラグはコンセントから引き抜かれ、保温
バックを配達車などに積んで配達を行う。
【0015】上記実施例では、宅配ピザ用の保温バック
について説明したが、本発明の保温バックはこれに限定
するものではなく、収容物(被保温品)については、保
温を必要とするものであれば、食品以外でもいずれでも
よい。従って、上記包装用バック1の形態や大きさ、材
質などは上記実施例に限定するものではない。
【0016】図2(B)に示すように、上記実施例で
は、保温パネル2を面状発熱体2a、蓄熱板2b、断熱
板2cの順で積層するように構成したが、本発明の保温
パネルはこれに限定するものではなく、面状発熱体2a
を蓄熱板2bと断熱板2cの間に入れたり、面状発熱体
2aを2枚の蓄熱板2bにより挟んだりしてもよい。な
お、少なくとも、ピザなどの被保温品の側には断熱板2
cは配置しない。
【0017】
【発明の効果】ピザなどの被保温品を収容する包装用バ
ックと、該被保温品と共に前記包装用バック内に収容さ
れる保温パネルから成り、該保温パネルが、少なくとも
面状発熱体と蓄熱体を積層して構成されると共に、該面
状発熱体を電源に接続及び切り離し可能に構成したの
で、蓄熱体を有する保温パネルを包装用バック内に収容
したままでも加熱することができ、保温パネルの出し入
れの手間と時間がかからず、また、保温パネルを包装用
バック内に入れ忘れる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の保温バック内にピザ用紙容
器を入れた状態の斜視図である。
【図2】図1の保温パネルの一実施例を示す斜視図
(A)およびその拡大断面図(B)である。
【符号の説明】
1 包装用バック 1a フラップ蓋 1b、1c 面ファスナー 2 保温パネル 2a 面状発熱体 2b 蓄熱板 2c 断熱板 2d 保護板 2e 枠体 2f プラグ付きコード 3 ピザ用紙容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AB01 BA06B BA12C BB01B CA18 EA25 EC21 FA04 GA08 4B032 DB32 DP72 4B036 LE08 LF14 LP01 LP19

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被保温品を収容する包装用バックと、該
    被保温品と共に前記包装用バック内に収容される保温パ
    ネルから成り、該保温パネルが、少なくとも面状発熱体
    と蓄熱体を積層して構成されると共に、該面状発熱体を
    電源に接続及び切り離し可能に構成したことを特徴とす
    る保温バック。
JP11128410A 1999-05-10 1999-05-10 保温バック Pending JP2000318768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11128410A JP2000318768A (ja) 1999-05-10 1999-05-10 保温バック

Applications Claiming Priority (1)

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JP11128410A JP2000318768A (ja) 1999-05-10 1999-05-10 保温バック

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JP2000318768A true JP2000318768A (ja) 2000-11-21

Family

ID=14984094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11128410A Pending JP2000318768A (ja) 1999-05-10 1999-05-10 保温バック

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JP (1) JP2000318768A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172014A (ja) * 2000-12-07 2002-06-18 Shift Communication:Kk 保温食材の保温運搬システム

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