JPH11312997A - 受信機 - Google Patents

受信機

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JPH11312997A
JPH11312997A JP13130198A JP13130198A JPH11312997A JP H11312997 A JPH11312997 A JP H11312997A JP 13130198 A JP13130198 A JP 13130198A JP 13130198 A JP13130198 A JP 13130198A JP H11312997 A JPH11312997 A JP H11312997A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、従来より局部発振器の発信
周波数範囲を狭くすることができる受信機を提供するこ
とにある。 【解決手段】 第1の受信周波数帯域放送受信時及び第
2の受信周波数帯域放送受信時に局部発振器(4)を共
用しミキサー(3)の出力として同一中間周波数に変換
するタイプの受信機であって、前記ミキサー(3)を、
第1の受信周波数帯域放送受信時には減算器とし、第2
の受信周波数帯域放送受信時には加算器として使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の受信機として、FM及びAM放送
受信時に局部発振器を共用しミキサーの出力として同一
中間周波数に変換するタイプの受信機がある。このよう
なタイプの受信機では、FM及びAM放送を受信する場
合、ミキサー回路を通して同一の中間周波(IF)信号
(例えば、FM受信用IF=10.7MHz)に変換す
るのであるが、その際VCO発振器(局部発振器)の発
振周波数は以下の式で求められる。 1.FM放送受信時 VCO周波数=受信周波数+10.7MHz 2.AM(MW)放送受信時 VCO周波数=(受信周波数+10.7MHz)×10 ただし、AM放送受信時にはVCO周波数はミキサー入
力前に1/10分周される。
【0003】また、ワイドバンド(例えば、東欧向け)
のFM/AM受信機の場合、受信周波数とVCO発振周
波数範囲は次の通りである。 1.FM放送受信時 受信周波数・・・・・・65.0〜74.0MHz,8
7.5〜108MHz VCO周波数範囲・・・75.7〜84.7MHz,9
8.2〜118.7MHz 2.AM放送受信時 受信周波数・・・・・・(LW)153〜281kH
z,(MW)531〜1611kHz VCO周波数範囲・・・(LW)108.53〜10
9.81MHz,(MW)112.31〜123.11
MHz
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の受
信機では、FM及びAM放送受信時にVCOコイルを共
用としかつミキサーは共に減算器として使用しており、
VCO発振周波数範囲が75.7〜123.11MHz
まで広がってしまい、その結果、受信機のS/N比が悪
化しやすくなると共に、トラッキング設計上問題になる
という不具合があった。
【0005】本発明の目的は、上記従来の不具合を改善
した受信機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による受信機は、
請求項1に記載のように、第1の受信周波数帯域放送受
信時及び第2の受信周波数帯域放送受信時に局部発振器
を共用しミキサーの出力として同一中間周波数に変換す
るタイプの受信機であって、前記ミキサーを、第1の受
信周波数帯域放送受信時には減算器とし、第2の受信周
波数帯域放送受信時には加算器として使用することを特
徴とする。
【0007】また、本発明による受信機は、請求項2に
記載のように、FM及びAM放送受信時に局部発振器を
共用しミキサーの出力として同一中間周波数に変換する
タイプの受信機であって、前記ミキサーを、FM放送受
信時には減算器とし、AM放送受信時には加算器として
使用することを特徴とする。
【0008】また、本発明による受信機は、請求項3に
記載のように、第1の受信周波数帯域放送受信時及び第
2の受信周波数帯域放送受信時に局部発振器を共用しミ
キサーの出力として同一中間周波数に変換するタイプの
受信機であって、ミキサーと、前記ミキサーに発振周波
数信号を供給する局部発振器と、前記局部発振器の発振
周波数信号を分周する分周器と、前記ミキサーに接続さ
れたスイッチとを備え、第1の受信周波数帯域放送受信
時には、前記スイッチを切り換えて局部発振器と接続
し、前記ミキサーを減算器として使用し、第2の受信周
波数帯域放送受信時には、前記スイッチを切り換えて分
周器と接続し、前記ミキサーを加算器として使用するこ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明による受信機は、請求項4に
記載のように、FM及びAM放送受信時に局部発振器を
共用しミキサーの出力として同一中間周波数に変換する
タイプの受信機であって、ミキサーと、前記ミキサーに
発振周波数信号を供給する局部発振器と、前記局部発振
器の発振周波数信号を分周する分周器と、前記ミキサー
に接続されたスイッチとを備え、FM放送受信時には、
前記スイッチを切り換えて局部発振器と接続し、前記ミ
キサーを減算器として使用し、AM放送受信時には、前
記スイッチを切り換えて分周器と接続し、前記ミキサー
を加算器として使用することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明による受信機の一実
施例を示すブロック図である。図において、1はアンテ
ナ、2はRFアンプ、3はミキサー、4はVCO発振
器、5は1/10分周器、6及び7はスイッチ、8はV
CO発振器4の周波数を決定するPLL回路8a及び制
御回路(例えばマイクロコンピュータ)8bからなる選
局部である。
【0011】VCO発振器4のVCO発振周波数は、制
御回路8bによって以下のように設定される。 1.FM放送受信時 VCO周波数=受信周波数+10.7MHz 2.AM(MW)放送受信時 VCO周波数=(10.7MHzー受信周波数)×10
【0012】上記の構成において、FM放送受信時は、
スイッチ6がオン、スイッチ7がオフとなるように切り
換えられ、アンテナ1で受信した受信信号周波数(fr
)は、VCO発振器4のVCO発振周波数(fVCO )
信号が入力されたミキサー3で減算され、IF(例え
ば、10.7MHz)信号が出力される。一方、AM放
送受信時は、スイッチ6がオフ、スイッチ7がオンとな
るように切り換えられ、アンテナ1で受信した受信信号
周波数(fr )は、VCO発振器4のVCO発振周波数
(fVCO )信号を1/10分周器5で1/10分周した
周波数(fVCO /10)信号が入力されたミキサー3で
加算され、FM放送受信時と同一のIF(10.7MH
z)信号が出力される。
【0013】ワイドバンド(例えば、東欧向け)のFM
/AM受信機の場合は、受信周波数とVCO発振周波数
範囲は次の通りとなる。 1.FM放送受信時 受信周波数・・・・・・65.0〜74.0MHz,8
7.5〜108MHz VCO周波数範囲・・・75.7〜84.7MHz,9
8.2〜118.7MHz 2.AM放送受信時 受信周波数・・・・・・153〜281kHz,531
〜1611kHz VCO周波数範囲・・・105.47〜104.19M
Hz,101.69〜90.89MHz
【0014】上述のように、ミキサー3をFM放送受信
時は減算器として使用し、AM放送受信時は加算器とし
て使用することにより、AM放送受信時のVCO発振周
波数範囲は、90.89〜101.69MHz,10
4.19〜105.47MHzとなり、FM放送受信時
のVCO発振周波数範囲75.7〜118.7MHzの
中にカバーされるようになり、従来の受信機よりVCO
発振周波数範囲を狭くすることができる。
【0015】したがって、受信機のS/N比の悪化を防
ぐと共に、トラッキング設計の容易化が図れる。また、
発振用コイルの共用化も図れる。
【0016】実施の形態では、FMとAMで説明した
が、複数の異なる受信周波数帯域放送受信の時も同じで
ある。また、スイッチ6及び7は、1個のスイッチでミ
キサーへの入力をVCO発振器出力と1/10分周器出
力とで切り換えるように構成しても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、従来の受信機より局部
発振器の発信周波数範囲を狭くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による受信機の一実施例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 RFアンプ 3 ミキサー 4 VCO発振器 5 1/10分周器 6 スイッチ 7 スイッチ 8 選局部 8a PLL回路 8b 制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の受信周波数帯域放送受信時及び第
    2の受信周波数帯域放送受信時に局部発振器を共用しミ
    キサーの出力として同一中間周波数に変換するタイプの
    受信機であって、前記ミキサーを、第1の受信周波数帯
    域放送受信時には減算器とし、第2の受信周波数帯域放
    送受信時には加算器として使用することを特徴とする受
    信機。
  2. 【請求項2】 FM及びAM放送受信時に局部発振器を
    共用しミキサーの出力として同一中間周波数に変換する
    タイプの受信機であって、前記ミキサーを、第FM放送
    受信時には減算器とし、AM放送受信時には加算器とし
    て使用することを特徴とする受信機。
  3. 【請求項3】 第1の受信周波数帯域放送受信時及び第
    2の受信周波数帯域放送受信時に局部発振器を共用しミ
    キサーの出力として同一中間周波数に変換するタイプの
    受信機であって、ミキサーと、前記ミキサーに発振周波
    数信号を供給する局部発振器と、前記局部発振器の発振
    周波数信号を分周する分周器と、前記ミキサーに接続さ
    れたスイッチとを備え、第1の受信周波数帯域放送受信
    時には、前記スイッチを切り換えて局部発振器と接続
    し、前記ミキサーを減算器として使用し、第2の受信周
    波数帯域放送受信時には、前記スイッチを切り換えて分
    周器と接続し、前記ミキサーを加算器として使用するこ
    とを特徴とする受信機。
  4. 【請求項4】 FM及びAM放送受信時に局部発振器を
    共用しミキサーの出力として同一中間周波数に変換する
    タイプの受信機であって、ミキサーと、前記ミキサーに
    発振周波数信号を供給する局部発振器と、前記局部発振
    器の発振周波数信号を分周する分周器と、前記ミキサー
    に接続されたスイッチとを備え、FM放送受信時には、
    前記スイッチを切り換えて局部発振器と接続し、前記ミ
    キサーを減算器として使用し、AM放送受信時には、前
    記スイッチを切り換えて分周器と接続し、前記ミキサー
    を加算器として使用することを特徴とする受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002009378A1 (fr) * 2000-07-24 2002-01-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de radiocommunication et procede de radiocommunication

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002009378A1 (fr) * 2000-07-24 2002-01-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de radiocommunication et procede de radiocommunication

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