JPH08316862A - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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Publication number
JPH08316862A
JPH08316862A JP11692595A JP11692595A JPH08316862A JP H08316862 A JPH08316862 A JP H08316862A JP 11692595 A JP11692595 A JP 11692595A JP 11692595 A JP11692595 A JP 11692595A JP H08316862 A JPH08316862 A JP H08316862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuning
frequency
sub
section
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11692595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Hakamata
武彦 袴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11692595A priority Critical patent/JPH08316862A/ja
Publication of JPH08316862A publication Critical patent/JPH08316862A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 欧州のラジオデータシステムのように高速チ
ューニングを必要とするラジオ受信機の周波数の高速ロ
ックアップ化と高いS/Nを両立させる。 【構成】 周波数切り換え時に、コントローラ16が、
まず副同調部13に切換周波数の同調電圧を予め作成し
た後に切換スイッチ14を副同調部13に切り換えると
ともに、主同調部12を切換周波数の同調電圧になるよ
うにPLLシンセサイザ11の分周比を設定し、主同調
部12の同調電圧が副同調部13の同調電圧と等しくな
ったときに、切換スイッチ14を副同調部13から主同
調部12に切り換えることにより、周波数切り換え時に
同調電圧が大きく変動することがなく、短いミュート時
間で周波数を切り換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヨーロッパで実用化さ
れているラジオデータシステム(RDS)のように、受
信中の周波数に代えて系列ネットワークの代替周波数を
自動的に受信可能なラジオ受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパで実用化されているRDS
は、FM放送に各種データを多重伝送するシステムであ
り、各種データとして放送局識別コード(PIコー
ド)、系列ネットワークの代替周波数リスト(AFリス
ト)などがある。
【0003】RDSにおいて、代替周波数に切り換える
ためには、一時的に現在受信中の同調を中断し、その受
信状態を事前に調べる必要がある。このため、現在受信
中の局の放送の音切れを短くするために高速で周波数を
切り換える必要がある。高速に周波数を切り換える(周
波数を高速にロックさせる)と、高いS/Nを得ること
が難しく、これらを両立するために、従来は2つの異な
る時定数を持つローパスフィルタ(LPF)を状態によ
り使い分けている。
【0004】図3は従来のこの種のラジオ受信機の概略
構成を示している。図3において、1はPLLシンセサ
イザであり、このPLLシンセサイザ1内のプログラム
分周器に設定する分周比データを変更することにより希
望の局を選局することができる。2は切換スイッチ、
3、4は2つの異なる時定数を持つLPFであり、3は
高速ロックは行なえないが、高いS/Nが得られる第1
のLPF、4は高速ロックする際に使う第2のLPFで
ある。5は切換スイッチ2と連動してこれらのLPF3
または4のいずれかを選択する切換スイッチであり、こ
れらのスイッチをオンすることで第1のLPF3から第
2のLPF4に切り換えることができる。6はアンテナ
から受信した電波に対し、PLLシンセサイザ回路1に
より指示された周波数に同調するためのチューナであ
る。7はPLLシンセサイザ1に分周比データを与える
とともに、切換スイッチ2および5を制御するコントロ
ーラである。
【0005】次に、上記従来例におけるLPFの切換手
順について説明する。初めに、切換スイッチ2、5をオ
ンし、第1のLPF3を切り離して第2のLPF4に接
続する。次に、コントローラ7の分周比データを代替周
波数に設定し、同調周波数を代替周波数に切り換えて受
信状態を調べる。そして、受信結果がよい場合は、分周
比データをその受信周波数に設定し、切換スイッチ2、
5をオフして、第1のLPF3に再び接続する。
【0006】このように、上記従来のラジオ受信機で
は、通常受信時には、PLLシンセサイザ出力を第1の
LPF3に接続して高いS/Nが得られるようにし、代
替周波数の受信状況を調べる際には、第2のLPF4に
接続して高速ロックアップを行なうようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、代替周波数に周波数を完全に切り換えてしま
う場合に、音切れが長く発生してしまうことがあった。
それは以下のような理由による。例えば、代替周波数の
受信状態がよいと判断された場合、元の周波数に戻ら
ず、その周波数に完全に同調を切り換えてしまう。その
際、高いS/Nが得られる通常受信状態にするため、第
1のLPF3に再び接続すると、第1のLPF3が保持
していた元の周波数の同調電圧が接続されるため、同調
電圧が一時的に大きく外れる。これによるノイズを防ぐ
ために、ミュート時間を長くする必要があるからであ
る。
【0008】本発明は、上記問題を解決し、短いミュー
ト時間で周波数の切り換えを行なうことのできるRDS
用のラジオ受信機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、PLLシンセサイザによる同調電圧を決
定する主同調部と、PLLシンセサイザによらずに独立
して同調電圧を決定する副同調部と、主同調部と副同調
部のいずれかを選択してその同調電圧をチューナに出力
する切換スイッチと、主同調部と副同調部の同調電圧を
比較してその結果に基づいて切換スイッチを制御するコ
ントローラとを備えたものである。
【0010】
【作用】したがって本発明によれば、周波数を代替周波
数に切り換えようとする場合、まず副同調部に切換周波
数の同調電圧を予め作成した後に切換スイッチを副同調
部に切り換えるとともに、主同調部を切換周波数の同調
電圧になるようにPLLシンセサイザの分周比を設定
し、主同調部の同調電圧が副同調部の同調電圧と等しく
なったときに、切換スイッチを副同調部から主同調部に
切り換えることにより、周波数切り換え時に同調電圧が
大きく変動することがなく、短いミュート時間で周波数
を切り換えることができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示してい
る。図1において、11はPLLシンセサイザであり、
このPLLシンセサイザ11内のプログラム分周器に設
定する分周比データを変更することにより希望の局を選
局することができる。12はPLLシンセサイザ11か
らの同調電圧を使用する主同調部、13はPLLシンセ
サイザ11からの同調電圧を使用せずに独立して同調電
圧を作成する副同調部である。14は主同調部12また
は副同調部のいずれかを選択する切換スイッチであり、
このスイッチをオンすることで主同調部12から副同調
部13へ切り換えることができる。15はアンテナから
受信した電波に対し、PLLシンセサイザ回路11によ
り指示された周波数に同調するためのチューナである。
16はPLLシンセサイザ11に分周比データを与える
とともに、副同調部13に動作電圧を与え、主同調部1
2と副同調部13の同調電圧を比較し、その結果に基づ
いて切換スイッチ14を制御するコントローラである。
【0012】次に、上記実施例の動作について、図2を
参照しながら説明する。通常常態では、主同調部12に
より同調が行なわれている。周波数を代替周波数に切り
換えようとする場合、コントローラ16は、まず副同調
部13に代替周波数の同調電圧を作成しておく。次にス
イッチ14を副同調部13に切り換え、代替周波数に同
調する。この間、主同調部12が代替周波数の同調電圧
になるようにPLLシンセサイザ11の分周比を設定す
る。主同調部12の同調電圧が副同調部が作っている同
調電圧に等しくなった場合、再びスイッチ14を副同調
部13から主同調部12に切り換え、主同調部12によ
る同調に切り換える。このようにして、周波数切り換え
時における同調電圧の変動を最小限に抑える。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、PLLシンセサイザによる同調電圧を決定する主同
調部と、PLLシンセサイザによらずに独立して同調電
圧を決定する副同調部と、主同調部と副同調部のいずれ
かを選択してその同調電圧をチューナに出力する切換ス
イッチと、主同調部と副同調部の同調電圧を比較してそ
の結果に基づいて切換スイッチを制御するコントローラ
とを備えているので、周波数を代替周波数に切り換えよ
うとする場合、まず副同調部に切換周波数の同調電圧を
予め作成した後に切換スイッチを副同調部に切り換える
とともに、主同調部を切換周波数の同調電圧になるよう
にPLLシンセサイザの分周比を設定し、主同調部の同
調電圧が副同調部の同調電圧と等しくなったときに、切
換スイッチを副同調部から主同調部に切り換えることに
より、周波数切り換え時に同調電圧が大きく変動するこ
とがなく、短いミュート時間で周波数を切り換えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるラジオ受信機の概略
ブロック図
【図2】本発明の一実施例における周波数切り換え時の
信号波形図
【図3】従来例におけるラジオ受信機の概略ブロック図
【符号の説明】
11 PLLシンセサイザ 12 主同調部 13 副同調部 14 切換スイッチ 15 チューナ 16 コントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信中の周波数に代えて系列ネットワー
    クの代替周波数を自動的に受信可能なラジオ受信機にお
    いて、PLLシンセサイザによる同調電圧を決定する主
    同調部と、前記PLLシンセサイザによらずに独立して
    同調電圧を決定する副同調部と、前記主同調部と副同調
    部のいずれかを選択してその同調電圧をチューナに出力
    する切換スイッチと、前記主同調部と副同調部の同調電
    圧を比較してその結果に基づいて前記切換スイッチを制
    御するコントローラとを備えたラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 コントローラが、受信中の周波数を代替
    周波数に切り換える場合、まず副同調部に代替周波数の
    同調電圧を予め作成した後に切換スイッチを副同調部に
    切り換えるとともに、主同調部を代替周波数の同調電圧
    になるようにPLLシンセサイザの分周比を設定し、主
    同調部の同調電圧が副同調部の同調電圧と等しくなった
    ときに、前記切換スイッチを副同調部から主同調部に切
    り換えることを特徴とする請求項1記載のラジオ受信
    機。
JP11692595A 1995-05-16 1995-05-16 ラジオ受信機 Pending JPH08316862A (ja)

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JP11692595A JPH08316862A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 ラジオ受信機

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JPH08316862A true JPH08316862A (ja) 1996-11-29

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ID=14699083

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108650128A (zh) * 2018-05-10 2018-10-12 深圳震有科技股份有限公司 一种实现静音时隙的方法、存储介质以及电子设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108650128A (zh) * 2018-05-10 2018-10-12 深圳震有科技股份有限公司 一种实现静音时隙的方法、存储介质以及电子设备

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