JPH11312970A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH11312970A
JPH11312970A JP10119238A JP11923898A JPH11312970A JP H11312970 A JPH11312970 A JP H11312970A JP 10119238 A JP10119238 A JP 10119238A JP 11923898 A JP11923898 A JP 11923898A JP H11312970 A JPH11312970 A JP H11312970A
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JP
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channel mos
mos transistor
input signal
circuit
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JP10119238A
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Hiroaki Tanizaki
弘晃 谷崎
Masatoshi Ishikawa
正敏 石川
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
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    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/412Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger using field-effect transistors only
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0008Arrangements for reducing power consumption
    • H03K19/0016Arrangements for reducing power consumption by using a control or a clock signal, e.g. in order to apply power supply

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧が低い条件で高速動作し、かつ、動
作時の設定論理値を保持しつつ待機時の消費電流を低減
可能な半導体装置を提供する。 【解決手段】 CMOS回路156の電源ノードN2に
トランジスタ154とPch回路152とを接続し、C
MOS回路156の接地ノードN4にトランジスタ16
0とNch回路158とを接続する。動作時はトランジ
スタ154、160が導通状態となりCMOS回路15
6は高速動作する。待機時は直前の状態に応じてNch
回路158またはPch回路152が非導通状態とな
る。Nch回路158、Pch回路152は、CMOS
回路156よりしきい値が大きいトランジスタで構成さ
れており、待機時のサブスレッショルド電流が低減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、より特定的には、CMOS回路を含む半導体装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】トランジスタの微細化とともにトランジ
スタ耐圧が低下するので、必然的に動作電圧を下げる必
要がある。また、携帯機器では電池駆動が前提である
が、電池駆動では低電圧、低電力動作が不可欠である。
【0003】一般に動作電圧を下げると動作速度は遅く
なってしまうため、動作速度を損なわずに低電圧動作を
実現するためには、MOSトランジスタのしきい値電圧
を下げなければならない。しかしこのしきい値電圧を下
げすぎると、トランジスタを十分カットオフできなくな
り、トランジスタがOFF状態のときにも無視できない
サブスレッショルド電流が流れるようになる。このため
従来のCMOS回路の最大の特徴である低電力特性が失
われてしまう。
【0004】図20は、従来の半導体装置におけるイン
バータ500の構成を示す回路図である。
【0005】図20を参照して、ゲートに入力信号IN
を受け、ソースが電源電位Vddに結合されたPチャネ
ルMOSトランジスタ501と、ゲートに入力信号IN
を受け、ソースが接地電位にVssに結合されドレイン
がPチャネルMOSトランジスタ501のドレインに接
続されたNチャネルMOSトランジスタ502とを含
む。
【0006】NチャネルMOSトランジスタ502のド
レインの電位は出力信号OUTを与える。NチャネルM
OSトランジスタ502のしきい値電圧をVtとする
と、トランジスタの動作速度はほぼVdd−Vtに反比
例するので、速度低下を抑えるためには電源電位Vdd
の低下に見合ってしきい値電圧Vtも低くしなければな
らない。
【0007】しかし、しきい値電圧Vtを低くしすぎる
と入力信号INとして電位0Vを与えたときにもNチャ
ネルMOSトランジスタ502には無視できないサブス
レッショルド電流ILが流れるようになる。
【0008】図21は、NチャネルMOSトランジスタ
のゲートソース間電圧VGSとドレイン電流IDSとの
関係を示す図である。
【0009】この図ではゲートソース間電圧VGSがし
きい値電圧Vt付近においてゲートソース間電圧VGS
が変化したときのドレイン電流の変化を示し、ドレイン
電流を縦軸として対数プロットしたものである。
【0010】図21を参照して、グラフ504において
一定の電流I0がトランジスタに流れる場合のゲートソ
ース間電圧の値をしきい値Vtとする。低い電源電圧で
も使用可能なようにしきい値Vtに代えてより低いしき
い値であるしきい値Vt2を有するNチャネルMOSト
ランジスタを使用する場合を考える。このNチャネルM
OSトランジスタのドレイン電流とゲートソース間電圧
の関係はグラフ506で表わされる。ゲートソース間電
圧VGSが0のときにおけるグラフ504とグラフ50
6のドレイン電流の値を比較すると、ドレイン電流ID
Sの値はILからIL2へと上昇してしまう。このた
め、高集積化および電源電圧の低電圧化とともにサブス
レッショルド電流は無視できなくなり、電池駆動の携帯
機器では待機電流の増加が致命的な問題となる。
【0011】図22は、従来において提案されているソ
ース電圧を切換えてサブスレッショルド電流を低減する
インバータ510を示す回路図である。
【0012】図22を参照して、インバータ510は、
電源ノードに電源電位Vddが結合され、接地ノードが
ノードN100に接続され入力信号INを受けて出力信
号OUTを出力するインバータ511と、ゲートに制御
信号SCを受けてドレインがノードN100に接続され
ソースが接地電位Vssに結合されたNチャネルMOS
トランジスタ516とを含む。
【0013】インバータ511は、ゲートに入力信号I
Nを受けソースが電源ノードに接続されドレインが出力
ノードに接続されたPチャネルMOSトランジスタ51
2と、ゲートに入力信号INを受け、ソースがノードN
100に接続されドレインが出力ノードに接続されたN
チャネルMOSトランジスタ514とを含む。
【0014】図23は、トランジスタの種類を説明する
ための図である。図23(a)はしきい値の高いVtト
ランジスタの記号を説明するための図であり、図23
(b)は低Vtトランジスタの記号を説明するための図
である。
【0015】図23を参照して、本明細書においては
(a)に示すトランジスタ518の記号はしきい値の高
いトランジスタを表わし、(b)に示すトランジスタ5
20の記号はしきい値の低いトランジスタを表わすもの
とする。
【0016】再び図22を参照して、この回路は通常動
作時には制御信号SCによってNチャネルMOSトラン
ジスタ516を導通状態としノードN100の電位VN
を接地電位としインバータ511に通常の論理動作を行
なわせる。
【0017】入力信号INによって与えられる電位がL
(ロー)レベルの場合はPチャネルMOSトランジスタ
512は導通しNチャネルMOSトランジスタ514は
非導通となり出力信号OUTの出力電位はH(ハイ)レ
ベルとなる。この場合には非導通状態であるNチャネル
MOSトランジスタ514にサブスレッショルド電流が
流れ電源電位Vddが与えられている電源ノードから接
地電位Vssが与えられている接地ノードにサブスレッ
ショルド電流による電流が流れる。
【0018】一方、入力信号INの入力レベルがH(ハ
イ)のときはPチャネルMOSトランジスタ512は非
導通状態となりNチャネルMOSトランジスタ514は
導通状態となり、出力信号OUTのレベルはLレベルと
なる。この場合は非導通状態であるPチャネルMOSト
ランジスタ512にサブスレッショルド電流が流れ、電
源ノードから接地ノードへとサブスレッショルド電流が
流れてしまう。このように通常の動作状態においてはサ
ブスレッショルド電流による電流消費は避けられない。
【0019】しかし、入力論理が予め固定されているこ
とがわかっている期間中、たとえばチップが待機状態に
ある期間においてはこの回路を用いるとサブスレッショ
ルド電流による電力消費は低減できる。
【0020】この回路が入力信号INがLレベルのとき
に待機状態となるとすると、PチャネルMOSトランジ
スタ512が導通しNチャネルMOSトランジスタ51
4が非導通状態となる。このとき出力信号OUTのレベ
ルはHレベルである。
【0021】この状態で動作状態から待機状態に制御を
切換えるため制御信号SCのレベルをHレベルからLレ
ベルへと切換えると、NチャネルMOSトランジスタ5
16は非導通状態となる。ここで、NチャネルMOSト
ランジスタ516のしきい値はNチャネルMOSトラン
ジスタ514のしきい値よりも絶対値が大きい値である
ため、NチャネルMOSトランジスタ516によって流
れるサブスレッショルド電流はNチャネルMOSトラン
ジスタ514に流れるサブスレッショルド電流よりも問
題にならないほど小さい値になる。
【0022】したがって電源ノードから接地ノードに流
れる電流はNチャネルMOSトランジスタ516のサブ
スレッショルド電流によって決まるため、待機状態にお
けるサブスレッショルド電流による電力消費を低減する
ことができる。
【0023】NチャネルMOSトランジスタ516のし
きい値が高くてもNチャネルMOSトランジスタ516
が導通状態にあるときはインバータ511の動作速度に
は影響が生じない。また動作状態から待機状態への切換
速度は、インバータ511の動作速度ほどはスピードが
要求されないため、NチャネルMOSトランジスタ51
6のしきい値が高く若干動作速度が遅くとも問題にはな
らない。
【0024】以上説明したように入力信号INがLレベ
ルの場合は制御信号SCを制御することによりこの回路
を待機状態とし出力信号OUTの出力電位をスタティッ
クに保持しつつ待機させることができるのである。ま
た、入力信号INがHレベルの場合は、逆にしきい値の
高いPチャネルMOSトランジスタをインバータ511
の電源ノード側に挿入することにより同様の効果が得ら
れる。
【0025】図24は、図22のインバータを直列接続
して使用する回路530の構成を示す回路図である。
【0026】図24を参照して、この回路530は、入
力信号INを受けて出力を反転しノードN106に出力
するインバータ536と、ノードN106の電位を受け
て反転し出力をノードN108に出力するインバータ5
38と、ノードN108の電位を受けて反転しノードN
110に出力するインバータ540と、ノードN110
の電位を受けて反転し出力信号OUTを出力するインバ
ータ542とを含む。この回路例はさらに、制御信号Z
SCをゲートに受け、ソースが電源電位Vddと結合さ
れドレインがノードN102に接続されたPチャネルM
OSトランジスタ532と、制御信号SCをゲートに受
け、ソースが接地電位Vssに結合されドレインがノー
ドN104に接続されたNチャネルMOSトランジスタ
534とを含む。
【0027】インバータ536の電源ノードおよびイン
バータ540の電源ノードは電源電位Vddに結合され
る。インバータ538の電源ノードおよびインバータ5
42の電源ノードはノードN102に接続される。イン
バータ536の接地ノードおよびインバータ540の接
地ノードはノードN104に接続される。インバータ5
38の接地ノードおよびインバータ542の接地ノード
は接地電位Vssに結合される。
【0028】PチャネルMOSトランジスタ532はイ
ンバータ536〜542に含まれるPチャネルMOSト
ランジスタのしきい値より絶対値の大きいしきい値を有
する。またNチャネルMOSトランジスタ534は、イ
ンバータ536〜542に含まれるNチャネルMOSト
ランジスタのしきい値より絶対値の大きいしきい値を有
する。
【0029】インバータ536〜542の構成は図22
に示したインバータ510と同様であるので説明は繰返
さない。
【0030】次に、回路530の動作について説明す
る。まず、通常動作状態では制御信号ZSCとしてLレ
ベルが与えられ、ノードN102の電位VPは電源電位
Vddとなる。また、制御信号SCとしてHレベルが与
えられ、ノードN104の電位VNは接地電位となる。
この状態において入力信号INをH/Lレベルに適宜切
換えて論理動作が行なわれる。
【0031】次に待機状態の場合は、制御信号ZSCを
Hレベルとし、ノードN102を電源ノードから切離
す。また、制御信号SCをLレベルとし、ノードN10
4を接地ノードから切離す。入力信号INがHレベルの
ときに、上記の制御をすることによりノードN106お
よびノードN110の電位は電源電位Vddに保持さ
れ、ノードN108および出力信号OUTの電位は接地
電位Vssに保持される。
【0032】このようにサブスレッショルド電流を低減
することができるが、このためには回路の待機状態にお
ける保持する論理値に応じてインバータの電源ノード側
にしきい値の高いPチャネルMOSトランジスタを設け
るか、接地ノード側にしきい値の高いNチャネルMOS
トランジスタを用いるかを決定しておく必要がある。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、図2
4に示した回路530のように、回路の待機状態に応じ
た回路構成にする必要があった。しかし、このような回
路構成では待機状態における信号を伝達するノードの保
持する論理値が一義的に決まらないような用途ではその
論理値をスタティックに保持することができないという
問題点があった。
【0034】たとえば、回路530において入力信号I
NがHレベルのときに待機状態とすると、ノードN10
6はハイインピーダンス状態となり、時間の経過ととも
にノードN106の電位は不定となってしまう。
【0035】また回路設計段階においても待機状態を考
慮しつつ論理ゲートの電源ノード側もしくは接地ノード
側のいずれかにサブスレッショルド電流低減用のしきい
値の高いトランジスタを配置するという設計工数をかけ
る必要があるという問題点があった。
【0036】この発明の目的は、待機状態における信号
伝達ノードの論理保持状態を考慮することなくサブスレ
ッショルド電流を低減することが可能な半導体装置を提
供することである。
【0037】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、第1の電源電位をうける第1の電源ノードと、第
1の電源電位より低い第2の電源電位を受ける第2の電
源ノードと、動作モード時は第1の入力信号の変化と第
2の入力信号の変化とに応じて所定の論理演算結果を第
1の出力ノードに出力し、待機モード時は第1の入力信
号の入力値と第2の入力信号の入力値とに対応する第1
の出力ノードの出力状態を保持する第1の論理回路とを
備え、第1の論理回路は、第1の内部ノードと第2の内
部ノードから電流供給を受け、第1の入力信号と第2の
入力信号に応じて所定の論理演算結果を第1の出力ノー
ドに出力する第1の論理演算部とを含み、第1の論理演
算部は、第1の内部ノードと第1の出力ノードとの間に
接続され第1の信号に応じて接続状態または非接続状態
となる第1の回路と、第2の内部ノードと第1の出力ノ
ードとの間に接続され第2の信号に応じて接続状態また
は非接続状態となる第2の回路とを有し、第1の回路が
導通時および動作モード時に導通し第1の電源ノードと
第1の内部ノードとを接続する第1の接続手段と、第2
の回路が導通時および動作モード時に導通し第2の電源
ノードと第2の内部ノードとを接続する第2の接続手段
とをさらに含み、第1の接続手段は、第1の回路より非
接続状態におけるリーク電流値が小さく、第2の接続手
段は、第2の回路より非接続状態におけるリーク電流値
が小さい。
【0038】請求項2記載の半導体装置は、請求項1記
載の半導体装置の構成に加えて、第1の接続手段は、動
作モード時には第1の電源ノードと第1の内部ノードと
を接続し、待機モード時には非導通状態となる第1のス
イッチング手段と、第1のスイッチング手段と並列に接
続され、第1の入力信号を受ける第2のスイッチング手
段とを含み、第2の接続手段は、動作モード時には第2
の電源ノードと第2の内部ノードとを接続し、待機モー
ド時には非導通状態となる第3のスイッチング手段と、
第3のスイッチング手段と並列に接続され、第2の入力
信号を受ける第4のスイッチング手段とを含み、第1の
回路は、第1の内部ノードと第1の出力ノードとを導通
する経路上に配置され、第1の入力信号に応じて導通す
る第1のPチャネルMOSトランジスタを有し、第2の
スイッチング手段は、第1の電源ノードと第1の内部ノ
ードとを導通する経路上に配置され、第1の入力信号に
応じて導通する、第1のPチャネルMOSトランジスタ
よりもしきい値の絶対値が大きい第2のPチャネルMO
Sトランジスタを有し、第2の回路は、第2の内部ノー
ドと第1の出力ノードとを導通する経路上に配置され、
第2の入力信号に応じて導通する第1のNチャネルMO
Sトランジスタを有し、第4のスイッチング手段は、第
2の電源ノードと第2の内部ノードとを導通する経路上
に配置され、第2の入力信号に応じて導通する、第1の
NチャネルMOSトランジスタよりもしきい値の絶対値
が大きい第2のNチャネルMOSトランジスタを有す
る。
【0039】請求項3記載の半導体装置は、請求項2記
載の半導体装置の構成において、第2の入力信号は、第
1の入力信号と等しい信号が与えられ、第1の論理演算
部は論理反転回路(インバータ)である。
【0040】請求項4記載の半導体装置は、請求項3記
載の半導体装置の構成に加えて、第1のPチャネルMO
Sトランジスタは、第1の入力信号をゲートに受け、ド
レインとソースとがそれぞれ第1の出力ノードと第1の
内部ノードとに接続され、第2のPチャネルMOSトラ
ンジスタは、第1の入力信号をゲートに受け、ドレイン
とソースとがそれぞれ第1の内部ノードと第1の電源ノ
ードに接続され、第1のNチャネルMOSトランジスタ
は、第2の入力信号をゲートに受け、ドレインとソース
とがそれぞれ第1の出力ノードと第2の内部ノードとに
接続され、第2のNチャネルMOSトランジスタは、第
2の入力信号をゲートに受け、ドレインとソースとがそ
れぞれ第2の内部ノードと第2の電源ノードとに接続さ
れる。
【0041】請求項5記載の半導体装置は、請求項2記
載の半導体装置の構成において、第2の入力信号は、第
1の入力信号と等しい信号が与えられ、第1の論理演算
部は第3の入力信号をさらにうける否定積回路(NAN
D)である。
【0042】請求項6記載の半導体装置は、請求項5記
載の半導体装置の構成に加えて、第1の回路は、しきい
値電圧の絶対値が第1のPチャネルMOSトランジスタ
と等しい、第3のPチャネルMOSトランジスタをさら
に含み、第1のPチャネルMOSトランジスタと第3の
PチャネルMOSトランジスタとは、第1の入力信号と
第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、第1の出力
ノードと第1の内部ノードとの間に並列に接続され、第
2のスイッチング手段は、しきい値電圧の絶対値が第1
のPチャネルMOSトランジスタより大きい、第4のP
チャネルMOSトランジスタをさらに含み、第2のPチ
ャネルMOSトランジスタと第4のPチャネルMOSト
ランジスタとは、第1の入力信号と第3の入力信号とを
それぞれゲートに受け、第1の内部ノードと第1の電源
ノードとの間に並列に接続され、第2の回路は、しきい
値電圧の絶対値が第1のNチャネルMOSトランジスタ
と等しい、第3のNチャネルMOSトランジスタをさら
に含み、第1のNチャネルMOSトランジスタと第3の
NチャネルMOSトランジスタとは、第2の入力信号と
第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、第1の出力
ノードと第2の内部ノードとの間に直列接続され、第4
のスイッチング手段は、しきい値電圧の絶対値が第1の
NチャネルMOSトランジスタより大きい、第4のNチ
ャネルMOSトランジスタをさらに含み、第2のNチャ
ネルMOSトランジスタと第4のNチャネルMOSトラ
ンジスタは、第2の入力信号と第3の入力信号とをそれ
ぞれゲートに受け、第2の内部ノードと第2の電源ノー
ドとの間に直列接続される。
【0043】請求項7記載の半導体装置は、請求項2記
載の半導体装置の構成において、第2の入力信号は、第
1の入力信号と等しい信号が与えられ、第1の論理演算
部は第3の入力信号をさらにうける否定和回路(NO
R)である。
【0044】請求項8記載の半導体装置は、請求項7記
載の半導体装置の構成に加えて、第2の回路は、しきい
値電圧の絶対値が第1のNチャネルMOSトランジスタ
と等しい、第3のNチャネルMOSトランジスタをさら
に含み、第1のNチャネルMOSトランジスタと第3の
NチャネルMOSトランジスタとは、第2の入力信号と
第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、第1の出力
ノードと第2の内部ノードとの間に並列に接続され、第
4のスイッチング手段は、しきい値電圧の絶対値が第1
のNチャネルMOSトランジスタより大きい、第4のN
チャネルMOSトランジスタをさらに含み、第2のNチ
ャネルMOSトランジスタと第4のNチャネルMOSト
ランジスタとは、第2の入力信号と第3の入力信号とを
それぞれゲートに受け、第2の内部ノードと第2の電源
ノードとの間に並列に接続され、第1の回路は、しきい
値電圧の絶対値が第1のPチャネルMOSトランジスタ
と等しい、第3のPチャネルMOSトランジスタをさら
に含み、第1のPチャネルMOSトランジスタと第3の
PチャネルMOSトランジスタとは、第1の入力信号と
第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、第1の出力
ノードと第1の内部ノードとの間に直列接続され、第2
のスイッチング手段は、しきい値電圧の絶対値が第1の
PチャネルMOSトランジスタより大きい、第4のPチ
ャネルMOSトランジスタをさらに含み、第2のPチャ
ネルMOSトランジスタと第4のPチャネルMOSトラ
ンジスタとは、第1の入力信号と第3の入力信号とをそ
れぞれゲートに受け、第1の内部ノードと第1の電源ノ
ードとの間に直列接続される。
【0045】請求項9記載の半導体装置は、請求項2記
載の半導体装置の構成において、第2の入力信号は、第
1の入力信号と等しい信号が与えられ、第1の論理演算
部は第1の制御信号と第1の制御信号と相補な信号であ
る第2の制御信号とをさらにうけるクロックドインバー
タである。請求項10記載の半導体装置は、請求項9記
載の半導体装置の構成に加えて、第1の回路は、しきい
値電圧の絶対値が第1のPチャネルMOSトランジスタ
と等しい、第3のPチャネルMOSトランジスタをさら
に含み、第1のPチャネルMOSトランジスタと第3の
PチャネルMOSトランジスタとは、第1の入力信号と
第1の制御信号とをそれぞれゲートに受け、第1の出力
ノードと第1の内部ノードとの間に直列接続され、第2
のスイッチング手段は、しきい値電圧の絶対値が第1の
PチャネルMOSトランジスタより大きい、第4のPチ
ャネルMOSトランジスタをさらに含み、第2のPチャ
ネルMOSトランジスタと第4のPチャネルMOSトラ
ンジスタとは、第1の入力信号と第1の制御信号とをそ
れぞれゲートに受け、第1の内部ノードと第1の電源ノ
ードとの間に直列接続され、第2の回路は、しきい値電
圧の絶対値が第1のNチャネルMOSトランジスタと等
しい、第3のNチャネルMOSトランジスタをさらに含
み、第1のPチャネルMOSトランジスタと第3のPチ
ャネルMOSトランジスタとは、第2の入力信号と第2
の制御信号とをそれぞれゲートに受け、第1の出力ノー
ドと第2の内部ノードとの間に直列接続され、第4のス
イッチング手段は、しきい値電圧の絶対値が第1のNチ
ャネルMOSトランジスタより大きい、第4のNチャネ
ルMOSトランジスタをさらに含み、第2のNチャネル
MOSトランジスタと第4のNチャネルMOSトランジ
スタとは、第1の入力信号と第2の制御信号とをそれぞ
れゲートに受け、第2の内部ノードと第1の電源ノード
との間に直列接続される。
【0046】請求項11記載の半導体装置は、請求項1
記載の半導体装置の構成に加えて、動作モード時は第3
の入力信号の変化に応じて所定の論理演算結果を第2の
出力ノードに出力し、待機モード時は第3の入力信号の
入力値に対応する第2の出力ノードの出力状態を保持す
る第2の論理回路をさらに備え、第2の論理回路は、第
3の内部ノードと第4の内部ノードから電流供給を受
け、第3の入力信号に応じて所定の論理演算結果を第2
の出力ノードに出力する第2の論理演算部を含み、第2
の論理演算部は、第3の内部ノードと第2の出力ノード
との間に接続され第3の入力信号に応じて接続状態また
は非接続状態となる第3の回路と、第4の内部ノードと
第2の出力ノードとの間に接続され第3の入力信号に応
じて接続状態または非接続状態となる第4の回路とを有
し、第3の回路が導通時および動作モード時に導通し第
1の電源ノードと第3の内部ノードとを接続する第3の
接続手段と、第4の回路が導通時および動作モード時に
導通し第2の電源ノードと第4の内部ノードとを接続す
る第4の接続手段とをさらに含み、第3の接続手段は、
第3の回路より非接続状態におけるリーク電流値が小さ
く、第4の接続手段は、第4の回路より非接続状態にお
けるリーク電流値が小さく、第1の入力信号と第2の入
力信号とは共に第2の出力ノードの電位に応じた信号で
あり、第3の入力信号は第1の出力ノードの電位に応じ
た信号である。
【0047】請求項12記載の半導体装置は、請求項1
1記載の半導体装置の構成に加えて、第1の接続手段
は、動作モード時には第1の電源ノードと第1の内部ノ
ードとを接続し、待機モード時には非導通状態となる第
1のスイッチング手段と、第1のスイッチング手段と並
列に接続され、第1の入力信号を受ける第2のスイッチ
ング手段とを含み、第2の接続手段は、動作モード時に
は第2の電源ノードと第2の内部ノードとを接続し、待
機モード時には非導通状態となる第3のスイッチング手
段と、第3のスイッチング手段と並列に接続され、第2
の入力信号を受ける第4のスイッチング手段とを含み、
第1の回路は、第1の内部ノードと第1の出力ノードと
を導通する経路上に配置され、第1の入力信号に応じて
導通する第1のPチャネルMOSトランジスタを有し、
第2のスイッチング手段は、第1の電源ノードと第1の
内部ノードとを導通する経路上に配置され、第1の入力
信号に応じて導通する、第1のPチャネルMOSトラン
ジスタよりもしきい値の絶対値が大きい第2のPチャネ
ルMOSトランジスタを有し、第2の回路は、第2の内
部ノードと第1の出力ノードとを導通する経路上に配置
され、第2の入力信号に応じて導通する第1のNチャネ
ルMOSトランジスタを有し、第4のスイッチング手段
は、第2の電源ノードと第2の内部ノードとを導通する
経路上に配置され、第2の入力信号に応じて導通する、
第1のNチャネルMOSトランジスタよりもしきい値の
絶対値が大きい第2のNチャネルMOSトランジスタを
有し、第3の接続手段は、動作モード時には第1の電源
ノードと第3の内部ノードとを接続し、待機モード時に
は非導通状態となる第5のスイッチング手段と、第5の
スイッチング手段と並列に接続され、第3の入力信号を
受ける第6のスイッチング手段とを含み、第4の接続手
段は、動作モード時には第2の電源ノードと第4の内部
ノードとを接続し、待機モード時には非導通状態となる
第7のスイッチング手段と、第7のスイッチング手段と
並列に接続され、第3の入力信号を受ける第8のスイッ
チング手段とを含み、第3の回路は、第3の内部ノード
と第2の出力ノードとを導通する経路上に配置され、第
3の入力信号に応じて導通する、第1のPチャネルMO
Sトランジスタとしきい値の絶対値が等しい、第3のP
チャネルMOSトランジスタを有し、第6のスイッチン
グ手段は、第1の電源ノードと第3の内部ノードとを導
通する経路上に配置され、第3の入力信号に応じて導通
する、第1のPチャネルMOSトランジスタよりもしき
い値の絶対値が大きい第4のPチャネルMOSトランジ
スタを有し、第4の回路は、第4の内部ノードと第2の
出力ノードとを導通する経路上に配置され、第3の入力
信号に応じて導通する、第1のNチャネルMOSトラン
ジスタとしきい値の絶対値が等しい、第3のNチャネル
MOSトランジスタを有し、第8のスイッチング手段
は、第2の電源ノードと第4の内部ノードとを導通する
経路上に配置され、第3の入力信号に応じて導通する、
第1のNチャネルMOSトランジスタよりもしきい値の
絶対値が大きい第4のNチャネルMOSトランジスタを
有する。
【0048】請求項13記載の半導体装置は、請求項1
2記載の半導体装置の構成に加えて、第1の論理演算部
は第4の入力信号をさらに受ける否定積回路(NAN
D)であり、第2の論理演算部は第5の入力信号をさら
に受ける否定積回路(NAND)である。
【0049】請求項14記載の半導体装置は、請求項1
2記載の半導体装置の構成に加えて、第1の論理演算部
は第4の入力信号をさらに受ける否定和回路(NOR)
であり、第2の論理演算部は第5の入力信号をさらに受
ける否定和回路(NOR)である。
【0050】請求項15記載の半導体装置は、請求項2
記載の半導体装置の構成に加えて、第1のスイッチング
手段は、第1の電源ノードと第1の内部ノードとの間に
接続され、前記動作モード時に導通し、前記待機モード
時には非導通状態となる、第1のPチャネルMOSトラ
ンジスタよりもしきい値の絶対値が大きい第3のPチャ
ネルMOSトランジスタを含み、第3のスイッチング手
段は、第2の電源ノードと第2の内部ノードとの間に接
続され、前記動作モード時に導通し、前記待機モード時
には非導通状態となる、第1のNチャネルMOSトラン
ジスタよりもしきい値の絶対値が大きい第3のNチャネ
ルMOSトランジスタを含む。
【0051】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符
号は同一または相当部分を示す。
【0052】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体装置1の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0053】図1は、本発明の実施の形態1の半導体装
置1の主要部構成を機能的に示すブロック図である。図
1においては、半導体装置の例として×8ビット構成ク
ロック信号に同期して動作する同期型ダイナミックラン
ダムアクセスメモリ(以下、SDRAMと呼ぶ。)の1
ビットの入出力データに関連する機能的部分の構成が示
される。
【0054】データ入出力端子DQiに関連するメモリ
セルアレイ部分は、バンクAを構成するメモリセルアレ
イ71aと、バンクBを構成するメモリセルアレイ71
bを含む。
【0055】バンクAは、アドレス信号に応じて選択さ
れるメモリセルアレイバンクA0とメモリセルアレイバ
ンクA1とに分割され、メモリセルアレイバンクBは、
メモリセルアレイバンクB0およびBに分割されてい
る。
【0056】メモリセルアレイバンクA0およびA1に
対しては、それぞれ、アドレス信号A0〜Ajをデコー
ドしてメモリセルアレイ71aの対応する行を選択する
複数のロウデコーダを含むXデコーダ群52aと、列ア
ドレス信号Y1〜Ykをデコードしてメモリセルアレイ
71aの対応する列を選択する列選択信号を発生する複
数のコラムデコーダを含むYデコーダ群53aと、メモ
リセルアレイ71aの選択された行に接続されるメモリ
セルのデータを検知して増幅するセンスアンプ群54a
が設けられている。
【0057】Xデコーダ群52aは、メモリセルアレイ
71aの各ワード線に対応して設けられるロウデコーダ
を含む。アドレス信号X0〜Xjに従って、対応するロ
ウデコーダがワード線を選択状態とする。
【0058】Yデコーダ群53aは、メモリセルアレイ
71aの列選択線それぞれに対して設けられるコラムデ
コーダを含む。1本の列選択線は、4対のビット線対を
選択状態とする。Xデコーダ群52aおよびYデコーダ
群53aにより、メモリセルアレイバンクA0およびA
1において、それぞれ4ビットのメモリセルが同時に選
択状態とされる。Xデコーダ群52aおよびYデコーダ
群53aは、それぞれバンク指定信号BAにより活性化
される。一方、メモリセルアレイバンクB0およびB1
に対しても、それぞれXデコーダ群52bおよびYデコ
ーダ群53bが設けられ、これらはそれぞれバンク指定
信号BBにより活性化される。
【0059】バンクAには、さらに、センスアンプ群5
4aにより検知増幅されたデータを伝達するとともに、
書込データをメモリセルアレイ71aの選択されたメモ
リセルへ伝達するための内部データ伝達線(グローバル
IO線)が設けられている。メモリセルアレイバンクA
0に対しては、グローバルIO線バスGIO0が設けら
れ、メモリセルアレイバンクA1に対してはグローバル
IO線バスGIO1が設けられている。1つのグローバ
ルIO線バスは、同時に選択された4ビットのメモリセ
ル同時にデータ授受を行なうために4対のグローバルI
O線対を含んでいる。
【0060】メモリセルアレイバンクA0に対するグロ
ーバルIO線GIO0に対応して、ライト用レジスタ5
9aおよびライトバッファ群60aが設けられ、メモリ
セルアレイバンクA1に対するグローバルIO線GIO
1に対応して、ライト用レジスタ59a´およびライト
バッファ群60a´が設けられている。
【0061】1ビット幅の入力バッファ58aは、デー
タ入出力端子DQiに与えられた入力データから内部書
込データを生成する。セレクタ69aは、第2の制御信
号発生回路63から出力されるセレクタ制御信号φSE
Aにより制御され、入力バッファ58aの出力を切換え
て2つのライト用レジスタ59aまたは59a´に与え
る。すなわち、入出力バッファ58aは、入力バッファ
活性化信号φDBAに応じて活性化され、データ入出力
端子DQiに与えられた入力データから内部書込データ
を生成し、セレクタ69aは、アドレス信号に応じて第
2制御信号発生回路63から出力されたセレクタ制御信
号φSEAに応じて制御され、ライト用レジスタ59a
および59a´のいずれか一方に対して、内部書込デー
タを出力する。ライト用レジスタ59aおよび59a´
は、それぞれレジスタ活性化信号φRwA0またはφR
wA1に応答して活性化され、セレクタ69aから出力
された書込データを順次格納する。ライトバッファ群6
0aおよび60a´は、書込バッファ活性化信号φWB
A0またはφWBA1に応答して活性化され、対応する
ライト用レジスタ59aまたは59a´に格納されたデ
ータを増幅して対応するグローバルIO線対バスGIO
0またはGIO1へ伝達する。
【0062】イコライズ回路群61aは、2系統のグロ
ーバルIO線対GIO0およびGIO1に共通に設けら
れ、イコライズ活性化信号φWEQAに応答して活性化
され、グローバルIO線対バスGIO0およびGIO1
のイコライズを行なう。
【0063】ライトバッファ群60aおよび60a´な
らびにライトレジスタ59aおよび59a´は、それぞ
れ8ビット幅を有する。
【0064】メモリセルアレイバンクBも同様に、メモ
リセルアレイバンクB0およびB1を含む。メモリセル
アレイバンクB0およびB1はおのおの、Xデコーダ群
52bと、Yデコーダ群53bと、センスアンプ活性化
信号φSABに応答して活性化されるセンスアンプ群5
4bと、イコライズ回路活性化信号φWEQBに応答し
て活性化されるイコライズ回路群61bと、バッファ活
性化信号φWBB0またはφWBB1に応答して活性化
されるライトバッファ群60bおよび60b´と、レジ
スタ活性化信号φWwB0またはφRwB1に応答して
活性化されるライト用レジスタ59bおよび59b´
と、セレクタ制御信号φSABによって制御されるセレ
クタ69bと、およびバッファ活性化信号φDBBに応
答して活性化される入力バッファ58bとを含む。
【0065】バンクAの構成とバンクBの構成は同一で
ある。ライト用レジスタ59aおよび59a´ならびに
59bおよび59b´を設けることにより、高速のクロ
ック信号に同期してデータの入出力を行なうことが可能
となる。
【0066】バンクAおよびバンクBに対する各制御信
号については、バンク指定信号BAおよびBBに従っ
て、いずれか一方のバンクに対する制御信号のみが発生
される。
【0067】図1に示す機能ブロック100が各データ
入出力端子に対応して設けられている。×8ビット構成
のSDRAMの場合、機能ブロック100を各データ入
出力端子に対応して8個含んでいる。
【0068】バンクAおよびBをほぼ同一の構成とし、
バンク指定信号BAおよびBBにより一方のみを選択す
ることにより、バンクAおよびBは互いにほぼ完全に独
立して動作することが可能となる。
【0069】バンクAおよびBを、それぞれ独立に駆動
するための制御系として、第1の制御信号発生回路6
2、第2の制御信号発生回路63およびクロックカウン
タ64が設けられている。
【0070】第1の制御信号発生回路62は、外部から
与えられる制御信号、すなわち、外部ロウアドレススト
ローブ信号ext./RAS、外部コラムアドレススト
ローブ信号ext./CAS、外部出力イネーブル信号
ext./OEおよび、外部書込イネーブル信号(書込
許可信号)ext./WEO、外部クロック信号CLK
に同期して取込み、内部制御信号φxa、φya、φ
W、φO、φR、およびφCを発生する。
【0071】第2の制御信号発生回路63は、バンク指
定信号BAおよびBBと、外部からのアドレス信号の最
下位ビットのY0と、内部制御信号φW、φO、φRお
よびφCとクロックカウンタ64の出力に応答してバン
クAおよびBをそれぞれ独立に駆動するための制御信
号、すなわち、イコライズ回路活性化信号φWEQAお
よびφWEQB、センスアンプ活性化信号φSAAおよ
びφSAB、ライトバッファ活性化信号φWBA0、φ
WBA1、φWBB0およびφWBB1と、ライト用レ
ジスタ活性化信号φRwA0、φRwA1、φRwB0
およびφRwB1と、セレクタ制御信号φSEAおよび
φSEBと、入力バッファ活性化信号φDBAおよびφ
DBBと、内部からの制御信号のタイミングが書込動作
であれば活性(Lレベル)となる信号CAS0と、書込
動作期間中は活性(Hレベル)となるライトデコードイ
ネーブル信号WDEとを発生する。
【0072】半導体装置1はさらに、周辺回路として、
内部制御信号φxaに応答して外部アドレス信号ex
t./A0ないしext./Aiを取込み、内部アドレ
ス信号X0〜Xjとバンク選択信号BAおよびBBを発
生するXアドレスバッファ65と、内部制御信号φya
に応答して活性化され、列選択線を指定するための列選
択信号Y0〜Ykを出力するYアドレスバッファ66と
を含む。
【0073】半導体装置1は更に、周辺回路として、外
部クロック信号CLKにより制御され、Yアドレスバッ
ファの出力信号である列選択信号Y0〜Yk、信号CL
K0および信号WDEを受けて、列アドレス信号Y1〜
YkとYデコーダ活性化信号ENCSLとを出力するY
アドレスオペレーション回路68を含む。
【0074】以上説明したようなSDRAMにおいて
は、外部クロック信号CLKに同期して取込まれた外部
から与えられる制御信号の値に応じて動作モードが決定
される。たとえば、連続して読出あるいは書込が行われ
るデータのビット数はバースト長と呼ばれるが、SDR
AMにおいては、内部から与えられる制御信号によって
第1の制御信号発生回路62中に含まれるモードレジス
タの値を変更することによって1、2、4、8ビットの
いずれかに設定される。他にも、モードレジスタにはC
ASレイテンシの設定値やバーストタイプのインターリ
ーブ/シーケンシャルモードの設定値などが保持されて
いる。
【0075】ここで、SDRAMは、常に外部とデータ
をやり取りしているわけではなく、たとえばマイクロプ
ロセッサがデータ処理を行なっている間待機状態におか
れる場合が一般的である。このような待機状態において
SDRAMが消費する消費電力を低減するためにMOS
トランジスタのサブスレッショルド電流を減らすことが
有効であるが、先ほど説明したモードレジスタの設定値
のような値は外部からの設定により決まる値であるため
待機時に保持する論理値が一義的に決まらない。
【0076】サブスレッショルド電流を低減させるため
にこの保持していた論理値が失われてしまっては、待機
状態が解除され外部からデータをアクセスする前に再び
モードレジスタにデータを設定する動作が必要になって
しまう。そこで以下説明するような回路構成により各ノ
ードの論理値をスタティックに保持しつつサブスレッシ
ョルド電流を低減する。
【0077】本発明は待機時におけるサブスレッショル
ド電流を低減するものであり、ここでは半導体装置の例
としてSDRAMを示したが、特にSDRAMをはじめ
とする半導体記憶装置には限定されるものではなく、C
MOS回路を備えたすべての半導体装置(たとえばマイ
クロプロセッサ、ロジックLSIなど)に共通して適用
することが可能である。
【0078】図2は、半導体装置1の第1の制御信号発
生回路62に用いられる回路150の構成を示す概略ブ
ロック図である。
【0079】図2を参照して、回路150は、入力信号
INを受けその値に応じて出力信号OUTを出力するC
MOS回路156と、入力信号INおよび制御信号ZS
Cに応じて電源電位Vddが与えられる電源ノードとノ
ードN2とを接続する接続回路151と、入力信号IN
および制御信号SCに応じてノードN4と接地電位が与
えられる接地ノードとを接続する接続回路157とを含
む。CMOS回路156の接地ノードとCMOS回路1
56の電源ノードとはそれぞれノードN4、N2に接続
される。
【0080】接続回路151は、入力信号INに応じて
電源電位Vddを受ける電源ノードとノードN2を接続
する第2のPch回路152と、制御信号ZSCをゲー
トに受け電源電位Vddが与えられる電源ノードとノー
ドN2とを接続するPチャネル型MOSトランジスタ1
54とを含む。
【0081】接続回路157は、入力信号INに応じて
ノードN4と接地電位が与えられる接地ノードとを接続
する第2のNcn回路158と、制御信号SCをゲート
に受けノードN4と接地電位Vssが与えられる接地ノ
ードとを接続するNチャネル型MOSトランジスタ16
0とを含む。
【0082】CMOS回路156は、入力信号INに応
じてノードN2と出力信号OUTを出力する出力ノード
とを接続する第1のPch回路162と、入力信号IN
に応じてノードN4と出力信号OUTを出力する出力ノ
ードとを接続する第1のNch回路164とを含む。
【0083】第2のPch回路152は、第1のPch
回路162と同様の構成を有しており、第1のPch回
路162は高速動作に適したしきい値電圧の絶対値が小
さいPチャネル型MOSトランジスタで構成される。一
方、第2のPch回路152は、サブスレッショルド電
流が十分に小さいしきい値電圧の絶対値が大きいPチャ
ネル型MOSトランジスタで構成される。
【0084】第2のNch回路158は、第1のNch
回路164と同様の構成を有しており、第1のNch回
路164は高速動作に適したしきい値電圧の絶対値が小
さいNチャネル型MOSトランジスタで構成され、第2
のNch回路158はサブスレッショルド電流が十分小
さいしきい値電圧の絶対値が大きいNチャネル型MOS
トランジスタで構成される。
【0085】制御信号SCは回路150が動作状態のと
きはHレベルとなりNチャネル型MOSトランジスタ1
60はノードN4を接地電位Vssに結合する。一方制
御信号ZSCは回路150が動作状態のときはLレベル
となりPチャネル型MOSトランジスタ154はノード
N2を電源電位Vddに結合する。
【0086】回路150は、待機状態にあっては、制御
信号SCはLレベル、制御信号ZSCはHレベルとなり
Nチャネル型MOSトランジスタ160およびPチャネ
ル型MOSトランジスタ154は双方非導通状態とな
る。
【0087】図2では入力信号INは1本の信号線で示
しているが複数の信号線が入力される場合も同様に考え
られる。入力信号INが所定の値のときは第1のPch
回路162は出力ノードとノードN2との間を非導通状
態とする。第2のPch回路152も第1のPch回路
162と同様の構成を有しているので同時にノードN2
は電源電位Vddが与えられているノードと分離され
る。このような場合に待機時におけるサブスレッショル
ド電流は第2のPch回路152と第1のPch回路1
62とを通じて出力ノードと電源ノードとの間に流れ
る。
【0088】第2のPch回路152のしきい値電圧は
絶対値が大きいのでカットオフ時に流れるサブスレッシ
ョルド電流は十分に小さい。したがって、この場合第1
のPch回路162、第2のPch回路152の経路で
流れるサブスレッショルド電流は第2のPch回路15
2で制限されるため十分小さい値となる。
【0089】第1のNch回路164および第2のNc
h回路158が非導通状態になる場合も同様にサブスレ
ッショルドが低減できる。
【0090】以上説明したように、回路150では、入
力信号INの状態がHレベルの場合においてもLレベル
の場合においてもサブスレッショルド電流を低減する効
果を得ることができる。
【0091】図3は、図2で説明した回路150を直列
に接続した回路170の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0092】図3を参照して、回路170は、入力信号
INに応じてノードN6に出力信号を与える回路172
と、ノードN6の電位に応じて出力信号OUTを出力す
る回路174を含む。
【0093】回路172,174は図2で説明した15
0と同様の構成を有するので説明は繰返さない。
【0094】図3で示すように図2で説明した回路15
0は通常のCMOS回路と同様に連続して接続すること
が可能であり、かつ待機状態における入力信号がHレベ
ル,Lレベルいずれの場合にも出力時を保持できる。し
たがって大規模な回路のサブスレッショルド電流の低減
に適したものである。
【0095】次に具体的な回路構成を示す。図4は、回
路150をインバータに適用した回路180の構成を示
す回路図である。
【0096】図4を参照して、回路180は、入力信号
INと制御信号ZSCに応じて、電源電位Vddが与え
られている電源ノードとノードN8と接続する接続回路
181と、入力信号INを受けて反転し出力信号OUT
を出力するインバータ186と、入力信号INと制御信
号ZSCに応じて、接地電位Vssが与えられている接
地ノードとノードN10と接続する接続回路187とを
含む。インバータ186の電源ノードはノードN8に接
続され、インバータ186の接地ノードはノードN10
に接続されている。
【0097】接続回路181は、入力信号INをゲート
に受け、電源電位Vddが与えられている電源ノードに
ソースが接続されノードN8にドレインが接続されてい
るPチャネル型MOSトランジスタ182と、制御信号
ZSCをゲートに受け電源電位Vddが与えられている
電源ノードにソースが接続されドレインがノードN8に
接続されるPチャネル型MOSトランジスタ184とを
含む。
【0098】接続回路187は、入力信号INをゲート
に受け、接地電位Vssが与えられている接地ノードに
ソースが接続されドレインがノードN10に接続されて
いるNチャネル型MOSトランジスタ188と、ゲート
に制御信号SCを受けて、ソースが接地ノードに接続さ
れドレインがノードN10に接続されているNチャネル
型MOSトランジスタ190とを含む。
【0099】インバータ186は、入力信号INをゲー
トに受けノードN8がソースに接続され出力信号OUT
を出力する出力ノードにドレインが接続されたPチャネ
ル型MOSトランジスタ192と、入力信号INをゲー
トに受けソースがノードN10に接続され出力信号OU
Tを出力する出力ノードにドレインが接続されたNチャ
ネル型MOSトランジスタ194を含む。
【0100】次にこの回路180の動作について説明す
る。図5は、回路180の入力と出力の関係を示した図
である。
【0101】図6は、回路180の動作を説明するため
の動作波形図である。図5、図6を参照して、期間t1
においては制御信号SCはHレベルであり、制御信号Z
SCはLレベルである。この状態においては、Pチャネ
ルトランジスタ184およびNチャネル型MOSトラン
ジスタ190は導通しノードN8の電位であるVPは電
源電位Vddとなり、ノードN10の電位であるVNは
接地電位Vssとなる。
【0102】入力信号INがHレベルのときはNチャネ
ル型MOSトランジスタ194が導通状態となり、Pチ
ャネル型MOSトランジスタ192は非導通状態とな
る。したがって出力信号OUTはLレベルとなる。また
次に入力信号INがLレベルとなると、Nチャネル型M
OSトランジスタ194は非導通状態となりPチャネル
型MOSトランジスタ192は導通状態となるので出力
信号OUTはHレベルとなる。
【0103】次に期間t2においては、制御信号SCは
Lレベルとされ、制御信号ZSCはHレベルとされ、回
路180は待機状態に設定される。期間t2は入力信号
INがLレベルにある場合に待機状態に入った場合を示
す。制御信号ZSCおよびSCの電位に応じてPチャネ
ル型MOSトランジスタ184とNチャネル型MOSト
ランジスタ190はそれぞれ非導通状態となる。期間t
2では入力信号INのレベルはLレベルであるので、P
チャネル型MOSトランジスタ182,192は導通状
態となりNチャネル型MOSトランジスタ194,18
8は非導通状態となる。
【0104】したがって、ノードN8の電位VPおよび
出力信号OUTのレベルはHレベルとなる。またノード
N10はNチャネル型MOSトランジスタ194、18
8、190のいずれもが非導通状態であるためハイイン
ピーダンスに近い状態となっている。このとき、ノード
N10の電位はNチャネル型MOSトランジスタ194
より絶対値の大きいしきい値を持つNチャネル型MOS
トランジスタ188、190に流れるごくわずかなサブ
スレッショルド電流の値と等しい電流がNチャネル型M
OSトランジスタ194に流れるような電位となる。
【0105】次に期間t3においては再び回路180は
動作状態とされる。この時制御信号SCはHレベルとさ
れ、制御信号ZSCはLレベルとされる。応じてPチャ
ネル型MOSトランジスタ184およびNチャネル型M
OSトランジスタ190は導通状態となりノードN8の
電位VPはHレベルとなり、ノードN10の電位VNは
Lレベルとなる。この場合もインバータ186は通常の
動作を行なうので入力信号INがLレベルからHレベル
へと変化すると出力信号OUTはHレベルからLレベル
へと変化する。
【0106】次に期間t4においては、再び回路180
は待機状態とされる。この時は入力信号INがHレベル
の場合の待機状態を示す。制御信号SCはLレベルとさ
れ、制御信号ZSCはHレベルとされる。したがって、
Nチャネル型MOSトランジスタ190とPチャネル型
MOSトランジスタ184はいずれも非導通状態とな
る。この時入力信号INはHレベルであるため、Pチャ
ネル型MOSトランジスタ182、192は、いずれも
非導通状態となり、Nチャネル型MOSトランジスタ1
94、188はいずれも導通状態となり、出力信号OU
TおよびノードN10の電位VNはいずれもLレベルと
なる。Pチャネル型MOSトランジスタ182、18
4、192はいずれも非導通状態であるためノードN8
はハイインピーダンスに近い状態になっている。このと
き、ノードN8の電位はしきい値の絶対値が大きいPチ
ャネル型MOSトランジスタ182、184に流れるわ
ずかなサブスレッショルド電流の値に等しいサブスレッ
ショルド電流がPチャネル型MOSトランジスタ192
に流れるような電位になる。
【0107】以上説明したように、回路180では、待
機状態のときに入力がHレベル、Lレベルどちらの場合
でもサブスレッショルド電流は低減できる。
【0108】次に、この回路180を連続接続した場合
を説明する。図7は、インバータの連続接続した場合の
回路200の構成を説明する回路図である。
【0109】図7を参照して、回路200は、入力信号
INを受け反転しノードN12に出力する回路202
と、ノードN12の電位を受けて反転しノードN14に
出力する回路204と、ノードN16の電位を受けて反
転し出力信号OUTを出力する回路206を含む。ノー
ドN14とノードN16の間には回路202〜206と
同様な回路が直列接続されている。回路202〜206
には制御信号ZSCおよびSCが入力されている。
【0110】回路202〜206の構成は図4に示した
回路180と同様であるので説明は繰返さない。
【0111】図4の回路180を用いれば、図7に示し
たように待機時の信号伝達ノードの保持論理値に関係な
く連続して接続して配置することが可能である。また、
Pチャネル型MOSトランジスタ182、Nチャネル型
MOSトランジスタ188は入力信号の値に応じて導通
状態/非導通状態に切換えられるため、各ノードN1
2、N14、N16の電位および出力信号OUTの電位
は待機時においても通常のCMOS回路と同様論理振幅
が小さくなることがない。
【0112】以上説明したように、実施の形態1の半導
体装置は、待機状態のときに入力がHレベル、Lレベル
どちらの場合でもサブスレッショルド電流は低減でき、
さらに、待機時の信号伝達ノードの保持論理値に関係な
く連続して接続して配置することが可能である。
【0113】[実施の形態2]実施の形態2の半導体装
置は、インバータに代えてNAND回路に本発明を適用
する点が実施の形態1と異なる。
【0114】図8は、実施の形態2の半導体装置に用い
られるNAND回路に本発明を適用した回路210の回
路図である。
【0115】図8を参照して、回路210は、制御信号
ZSCをゲートに受けて電源電位Vddが与えられる電
源ノードがソースに接続されノードN20がドレインに
接続されたPチャネル型MOSトランジスタ214と、
入力信号Aおよび入力信号Bの値に応じて電源電位Vd
dが与えられる電源ノードとノードN20を接続する第
2のPch回路212と、制御信号SCをゲートに受け
てノードN22がドレインに接続されソースが接地電位
Vssが与えられる接地ノードと接続されるNチャネル
型MOSトランジスタ220と、入力信号Aおよび入力
信号Bに応じてノードN22と接地電位Vssが与えら
れる接地ノードとを接続する第2のNch回路218
と、入力信号Aおよび入力信号Bを受け否定積を出力信
号Yとして出力するNAND回路216とを含む。
【0116】NAND回路216の電源ノードはノード
N20に接続され、NAND回路216の接地ノードは
ノードN22に接続される。
【0117】NAND回路216は、入力信号Aおよび
入力信号Bに応じてノードN20とノードN24とを接
続する第1のPch回路222と、入力信号Aおよび入
力信号Bに応じてノードN24とノードN22とを接続
する第1のNch回路224とを含む。
【0118】ノードN24の電位は出力信号Yの電位と
なる。第1のPch回路222は、入力信号Aをゲート
に受けソースがノードN20に接続されドレインがノー
ドN24に接続されるPチャネル型MOSトランジスタ
234と、入力信号Bをゲートに受けソースがノードN
20に接続されドレインがノードN24に接続されるP
チャネル型MOSトランジスタ236とを含む。
【0119】第1のNch回路224は、入力信号Aと
入力信号Bとをゲートにそれぞれ受けてノードN24と
ノードN22の間に直列接続されたNチャネル型MOS
トランジスタ238,240を含む。
【0120】第2のNch回路218は、入力信号Aお
よび入力信号Bをゲートにそれぞれ受けてノードN22
と接地電位Vssが与えられる接地ノードとの間に直列
接続されたNチャネル型MOSトランジスタ230,2
32を含む。
【0121】第2のPch回路212は、入力信号Aを
ゲートに受け電源電位Vddが与えられる電源ノードに
ソースが接続されドレインがノードN20に接続される
Pチャネル型MOSトランジスタ226と、入力信号B
をゲートに受け電源電位Vddが与えられる電源ノード
にソースが接続されドレインがノードN20に接続され
るPチャネル型MOSトランジスタ228とを含む。
【0122】次にこの回路210の動作を説明する。図
9は、回路210の入力信号と出力信号との関係を示す
図である。
【0123】図8、図9を参照して、制御信号SCがH
レベル、制御信号ZSCがLレベルのときはNチャネル
型MOSトランジスタ220およびPチャネル型MOS
トランジスタ214はそれぞれ導通し、回路210は通
常動作状態となる。この場合はNAND回路216は高
速に動作可能であり、入力信号A、Bが(A,B)=
(L,L)、(L,H)、(H,L)の場合は出力信号
YはHレベルとなる。また入力信号A、Bが(A,B)
=(H,H)の場合は出力信号YはLレベルとなる。
【0124】制御信号SCがLレベル、制御信号ZSC
がHレベルのときは回路210は待機状態となる。この
場合、入力信号A、入力信号Bが(A,B)=(L,
L)、(L,H)、(H,L)の場合は、出力信号Yは
Hレベルを出力するが、Nチャネル型MOSトランジス
タ230、232のいずれかまたは両方が非導通状態と
なる。またNチャネル型MOSトランジスタ220も非
導通状態であるため、回路210における出力ノードN
24から接地電位Vssを受けるノードに向けて流れる
サブスレッショルド電流はしきい値の絶対値が大きいN
チャネル型MOSトランジスタ230、232、220
によって決定されるごくわずかな値となる。
【0125】また入力信号Aと入力信号Bの値が(A,
B)=(H,H)の場合はNチャネル型MOSトランジ
スタ238、240、230、232はいずれも導通状
態となり、Pチャネル型MOSトランジスタ226、2
28、234、236はいずれも非導通状態となるため
出力信号YはLレベルとなる。このときのサブスレッシ
ョルド電流はしきい値の絶対値の大きいPチャネル型M
OSトランジスタ226、228、214によって決定
されるごくわずかな値となる。
【0126】図8では2入力のNAND回路に本発明を
適用した場合を示したが、複数の入力を持つNAND回
路の場合も同様に適用可能である。
【0127】実施の形態2の場合においても、入力信号
がLレベル、Hレベルいずれの場合においても、出力信
号を保持しつつサブスレッショルド電流を低減すること
ができる。
【0128】[実施の形態3]実施の形態3の半導体装
置は、インバータに代えてNOR回路に本発明を適用す
る点が実施の形態1と異なる。
【0129】図10は、NOR回路に本発明を適用した
回路250の構成を示す回路図である。
【0130】図10を参照して、回路250は、制御信
号ZSCをゲートに受けて電源電位Vddが与えられる
電源ノードがソースに接続されノードN24がドレイン
に接続されたPチャネル型MOSトランジスタ254
と、入力信号Aおよび入力信号Bの値に応じて電源電位
Vddが与えられる電源ノードとノードN24を接続す
る第2のPch回路252と、制御信号SCをゲートに
受けてノードN26がドレインに接続され接地電位Vs
sが与えられる接地ノードとソースが接続されるNチャ
ネル型MOSトランジスタ260と、入力信号Aおよび
入力信号Bに応じてノードN22と電源ノードとを接続
する第2のNch回路258と、入力信号Aおよび入力
信号Bを受け否定和を出力信号Yとして出力するNOR
回路256とを含む。
【0131】NOR回路256の電源ノードはノードN
24に接続され、NOR回路256の接地ノードはノー
ドN26に接続される。
【0132】NOR256は入力信号Aおよび入力信号
Bに応じてノードN24とノードN28とを接続する第
1のPch回路262と、入力信号Aおよび入力信号B
に応じてノードN28とノードN26を接続する第1の
Nch回路264を含む。
【0133】ノードN28の電位は出力信号Yの電位と
なる。第2のPch回路252は、入力信号Bおよび入
力信号Aをそれぞれゲートに受けて電源電位Vddが与
えられる電源ノードとノードN24との間に直列接続さ
れたPチャネル型MOSトランジスタ266、268を
含む。
【0134】第1のPch回路262は、入力信号Bお
よび入力信号Aをそれぞれゲートに受けてノードN24
とノードN28との間に直列接続されたPチャネル型M
OSトランジスタ274、276を含む。
【0135】第2のNch回路258は、入力信号Aを
ゲートに受けドレインがノードN26に接続され接地電
位Vssが与えられる接地ノードにソースが接続された
Nチャネル型MOSトランジスタ270と、入力信号B
をゲートに受けドレインがノードN26に接続され接地
電位Vssが与えられる接地ノードにソースが接続され
たNチャネル型MOSトランジスタ272とを含む。
【0136】第1のNch回路264は、入力信号Aを
ゲートに受けソースがノードN26に接続されドレイン
がノードN28に接続されたNチャネル型MOSトラン
ジスタ278と、入力信号Bをゲートに受けソースがノ
ードN26に接続されドレインがノードN28に接続さ
れたNチャネル型MOSトランジスタ280とを含む。
ノードN28の電位は出力信号Yの電位となる。
【0137】Pチャネル型MOSトランジスタ266、
268、254およびNチャネル型MOSトランジスタ
270、272、260はいずれもしきい値の絶対値が
大きく非導通時のサブスレッショルド電流が小さいMO
Sトランジスタが使用される。
【0138】次に回路250の動作を説明する。図11
は、回路250の入力信号と出力信号との関係を示す図
である。
【0139】図10、図11を参照して、制御信号SC
がHレベル、制御信号ZSCがLレベルのときは回路2
50は通常動作を行なう。この場合Pチャネル型MOS
トランジスタ254およびNチャネル型MOSトランジ
スタ260はいずれも導通状態となり、ノードN24の
電位は電源電位Vddとなり、ノードN26の電位は接
地電位Vssとなる。この場合NOR回路256は入力
信号AおよびBの変化に応じて高速に動作が可能とな
る。
【0140】すなわち入力信号Aおよび入力信号Bが
(A,B)=(L,L)の場合は出力信号YはHレベル
となる。また入力信号Aおよび入力信号Bが(A,B)
=(L,H)、(H,L)、(H,H)の場合はいずれ
も出力信号YはLレベルとなる。
【0141】また制御信号SCがLレベル、制御信号Z
SCがHレベルの場合は回路250は待機状態となる。
この場合入力信号Aおよび入力信号BがいずれもLレベ
ルの場合は出力信号YはHレベルとなりNチャネル型M
OSトランジスタ278、280、270、272はい
ずれも非導通状態となり、ノードN28から接地ノード
に向けて流れるサブスレッショルド電流はしきい値の絶
対値の大きいNチャネル型MOSトランジスタ270、
272、260に流れるわずかな値となる。
【0142】一方、入力信号Aおよび入力信号Bが
(A,B)=(L,H)、(H,L)(H,H)の場合
は出力信号YはLレベルとなりPチャネル型MOSトラ
ンジスタ266、268のいずれかが非導通状態であり
かつPチャネル型MOSトランジスタ254も非導通状
態であるので電源電位Vddが与えられる電源ノードか
らノードN28へなかれるサブスレッショルドは、しき
い値の絶対値の大きいPチャネル型MOSトランジスタ
266、268、254に流れるわずかな値となる。
【0143】したがって、実施の形態3の半導体装置に
おいても、入力信号の状態がいずれの組合せの場合も出
力信号のレベルを保持しつつサブスレッショルド電流を
低減させることが可能である。
【0144】[実施の形態4]実施の形態4の半導体装
置は、インバータに代えてクロックドインバータに本発
明を適用する点が実施の形態1と異なる。
【0145】図12は、本発明をクロックドインバータ
に適用した場合の回路290の構成を示す回路図であ
る。
【0146】図12を参照して、回路290は、制御信
号ZSCをゲートに受けて電源電位Vddが与えられる
電源ノードがソースに接続されノードN30がドレイン
に接続されたPチャネル型MOSトランジスタ294
と、入力信号Aおよびクロック信号ZCの値に応じて電
源電位Vddが与えられる電源ノードとノードN30を
接続する第2のPch回路292と、制御信号SCをゲ
ートに受けてノードN34がドレインに接続され接地電
位Vssが与えられる接地ノードとソースが接続される
Nチャネル型MOSトランジスタ300と、入力信号A
およびクロック信号Cに応じてノードN34と接地電位
Vssが与えられる接地ノードとを接続する第2のNc
h回路298と、入力信号Aを受けクロック信号ZC、
Cが活性化時に反転信号を出力信号Yとして出力するク
ロックドインバータ296とを含む。
【0147】クロックドインバータ296の電源ノード
はノードN30に接続され、クロックドインバータ29
6の接地ノードはノードN34に接続される。
【0148】クロックドインバータ296は、入力信号
Aおよびクロック信号ZCに応じてノードN30とノー
ドN32とを接続する第1のPch回路302と、入力
信号Aおよびクロック信号Cに応じてノードN34とノ
ードN32とを接続する第1のNch回路304とを含
む。
【0149】ノードN32の電位は出力信号Yの電位と
なる。第2のPch回路292は、制御信号ZCと入力
信号Aをそれぞれゲートに受け電源電位Vddが与えら
れる電源ノードとノードN30の間に直列接続されたP
チャネル型MOSトランジスタ306、308を含む。
【0150】第1のPch回路302は、制御信号ZC
および入力信号Aをそれぞれゲートに受けノードN30
とN32との間に直列接続されたPチャネル型MOSト
ランジスタ314、316を含む。
【0151】第2のNch回路298は、入力信号Aお
よびクロック信号Cをそれぞれゲートに受けノードN3
4と接地電位Vssが与えられた接地ノードとの間に直
列接続されたNチャネル型MOSトランジスタ310、
298を含む。
【0152】第1のNch回路304は、入力信号Aと
クロック信号Cとをそれぞれゲートに受けノードN32
とノードN34との間に直列接続されたNチャネル型M
OSトランジスタ318、320を含む。
【0153】ノードN32の電位は出力信号Yの電位と
なる。次に回路290の動作について説明する。
【0154】図13は、回路290の入力信号と出力信
号との関係を表わした図である。図12、図13を参照
して、制御信号SCがHレベルで制御信号ZSCがLレ
ベルのときは回路290は通常動作を行なう。
【0155】この状態ではPチャネル型MOSトランジ
スタ294およびNチャネル型MOSトランジスタ30
0はいずれも導通状態となり、ノードN30の電位は電
源電位VddとなりノードN34の電位は接地電位Vs
sとなる。そしてクロックドインバータ296は高速動
作が可能である。
【0156】この状態でクロック信号ZCがLレベル、
クロック信号CがHレベルの場合はクロックドインバー
タ296は入力信号Aに対してその反転信号を出力信号
Yとして出力する。すなわち、入力信号AがLレベルの
場合は出力信号YはHレベルとなり、入力信号がHレベ
ルの場合は出力信号YはLレベルとなる。
【0157】またクロック信号ZCがHレベルでかつク
ロック信号CがLレベルの場合は入力信号AがLレベル
の場合もHレベルの場合も出力信号Yはハイインピーダ
ンス状態となる。
【0158】一方制御信号SCがLレベルでかつ制御信
号ZSCがHレベルの場合は回路290は待機状態とな
る。Pチャネル型MOSトランジスタ294およびNチ
ャネル型MOSトランジスタ300はいずれも非導通状
態となる。この状態でクロック信号ZCがLレベルでか
つクロック信号CがHレベルの場合はPチャネル型MO
Sトランジスタ292、314およびNチャネル型MO
Sトランジスタ320、312はいずれも導通状態とな
り、かつ、入力信号Aの値がLレベルの場合は出力信号
YはHレベルを保持し、しきい値の絶対値の大きいNチ
ャネル型MOSトランジスタ310、312、300は
いずれも非導通状態となるため出力ノードN32から接
地ノードに向けて流れる電流はしきい値の大きいNチャ
ネル型MOSトランジスタ310、312、300によ
って定まるわずかなサブスレッショルド電流となる。
【0159】一方入力信号AがHレベルの場合は出力信
号YはLレベルとなりPチャネル型MOSトランジスタ
306、308はいずれも非導通状態となるため、電源
ノードから出力ノードN32に向けて流れるサブスレッ
ショルド電流はしきい値の大きいPチャネル型MOSト
ランジスタ306、308、294によって定まるわず
かな値となる。
【0160】クロック信号ZCがHレベルでかつクロッ
ク信号CがLレベルの場合は入力信号AはLレベルの場
合もHレベルの場合も出力信号Yはハイインピーダンス
状態を保持する。
【0161】この場合のサブスレッショルド電流は同様
にしきい値の絶対値の大きいPチャネル型MOSトラン
ジスタまたはNチャネル型MOSトランジスタによって
定まるわずかな値となる。
【0162】実施の形態4の半導体装置の場合でも、実
際に使用されるいく種類かの組合せの入力信号の場合
に、出力信号を保持しつつサブスレッショルド電流を低
減させることが可能である。
【0163】[実施の形態4の変形例1]図14は、実
施の形態4の変形例1の回路321の構成を示す回路図
である。
【0164】図14を参照して、実施の形態4の変形例
1の回路321は、クロックドインバータ296にかえ
てクロックドインバータ322を含む点が実施の形態4
の場合と異なる。クロックドインバータ322はクロッ
クドインバータ296と異なる構成を有する。
【0165】クロックドインバータ322の電源ノード
はノードN30に接続され、クロックドインバータ32
2の接地ノードはノードN34に接続される。
【0166】クロックドインバータ322は、入力信号
Aおよびクロック信号ZCに応じてノードN30とノー
ドN38とを接続する第1のPch回路324と、入力
信号Aおよびクロック信号Cに応じてノードN38とノ
ードN34とを接続する第1のNch回路326とを含
む。
【0167】ノードN38の電位は出力信号Yの電位と
なる。第1のPch回路324は、入力信号Aとクロッ
ク信号ZCをそれぞれゲートに受けノードN30とノー
ドN38との間に直列接続されたPチャネル型MOSト
ランジスタ328と330とを含む。
【0168】第1のNch回路326は、クロック信号
Cと入力信号Aをゲートにそれぞれ受けノードN38と
ノードN34との間に直列接続されたNチャネル型MO
Sトランジスタ332と334とを含む。
【0169】他の構成は実施の形態4の回路290と同
様であるので説明は繰返さない。図15は、回路321
の入力信号と出力信号との関係を示す図である。
【0170】実施の形態4の変形例1の回路321は、
実施の形態4の回路290と同様の動作をするため説明
は繰返さない。
【0171】実施の形態4の変形例1の半導体装置の場
合でも、実際に使用されるいく種類かの組合せの入力信
号の場合に、出力信号を保持しつつサブスレッショルド
電流を低減させることが可能である。
【0172】[実施の形態5]実施の形態5の半導体装
置は、インバータに代えてNAND型RSラッチ回路に
本発明を適用する点が実施の形態1と異なる。
【0173】図16は、NAND型RSラッチ回路に本
発明を適用した回路340の構成を示す回路図である。
【0174】図16を参照して、回路340は、ゲート
に制御信号ZSCを受け電源電位Vddが与えられるノ
ードにソースが接続されドレインがノードN42に接続
されたPチャネルMOSトランジスタ344と、ゲート
がノードN52に接続され電源電位Vddが与えられる
ノードにソースが接続されドレインがノードN42に接
続されたPチャネルMOSトランジスタ342と、ゲー
トに制御信号SCを受け電源電位Vssが与えられるノ
ードにソースが接続されドレインがノードN44に接続
されたNチャネルMOSトランジスタ350と、ゲート
がノードN52に接続され電源電位Vssが与えられる
ノードにソースが接続されドレインがノードN44に接
続されたNチャネルMOSトランジスタ348と、入力
にセット信号SetおよびノードN52の電位を受けて
ノードN50に出力信号Qを出力するNAND回路34
6とを含む。NAND回路346の電源ノードはノード
N42に接続され、NAND回路346の接地ノードは
ノードN44に接続される。
【0175】回路340は、さらに、ゲートに制御信号
ZSCを受け電源電位Vddが与えられるノードにソー
スが接続されドレインがノードN46に接続されたPチ
ャネルMOSトランジスタ354と、ゲートがノードN
50に接続され電源電位Vddが与えられるノードにソ
ースが接続されドレインがノードN46に接続されたP
チャネルMOSトランジスタ352と、ゲートに制御信
号SCを受け電源電位Vssが与えられるノードにソー
スが接続されドレインがノードN48に接続されたNチ
ャネルMOSトランジスタ360と、ゲートがノードN
50に接続され電源電位Vssが与えられるノードにソ
ースが接続されドレインがノードN48に接続されたN
チャネルMOSトランジスタ358と、入力にリセット
信号ResetおよびノードN50の電位を受けてノー
ドN52に出力信号QCを出力するNAND回路356
とを含む。NAND回路356の電源ノードはノードN
46に接続され、NAND回路356の接地ノードはノ
ードN48に接続される。
【0176】NAND回路346、356の構成は図8
で説明したNAND回路216と同様であるので説明は
繰返さない。
【0177】次に、回路340の動作について説明す
る。図17は、回路340の入力信号と出力信号の関係
を示す図である。
【0178】図16、図17を参照して、回路340は
制御信号SCがHレベル、制御信号ZSCがLレベルの
ときは動作状態となる。この条件ではPチャネルMOS
トランジスタ344、354およびNチャネルMOSト
ランジスタ350、360はいずれも導通状態となるた
め、ノードN42、N46の電位は電源電位Vddとな
り、ノードN44、N48の電位は接地電位Vssとな
る。そしてNAND回路346、356は高速のラッチ
回路として動作する。
【0179】すなわち、セット信号SetがHレベル
で、かつ、リセット信号ResetがHレベルの場合に
は、出力信号Q、QCは、以前に設定された値を保持す
る。セット信号SetがLレベルで、かつ、リセット信
号ResetがHレベルの場合には、出力信号QはHレ
ベルとなり出力信号QCはその反転値であるLレベルと
なる。セット信号SetがHレベルで、かつ、リセット
信号ResetがLレベルの場合には、出力信号QはL
レベルとなり出力信号QCはその反転値であるHレベル
となる。セット信号SetがLレベルで、かつ、リセッ
ト信号ResetがLレベルの場合には、出力信号Q、
QCは不定値となるためこの入力条件は通常は禁止され
る。
【0180】一方、制御信号SCがHレベル、制御信号
ZSCがLレベルのときには、回路340は待機状態と
なりサブスレッショルド電流が低減された保持回路とし
て働く。
【0181】すなわち、セット信号SetがHレベル
で、かつ、リセット信号ResetがHレベルの場合に
は、出力信号Q、QCは、以前に設定された値を保持す
る。また、待機状態に切換えた後は入力信号が変化する
ことは考慮する必要がないため、他のセット信号Set
およびリセット信号Resetの入力条件は待機時には
必要がないので示さない。
【0182】この条件ではPチャネルMOSトランジス
タ344、354およびNチャネルMOSトランジスタ
350、360はいずれも非導通状態となっており、回
路340で消費されるサブスレッショルド電流は、Pチ
ャネルMOSトランジスタ342、352およびNチャ
ネルMOSトランジスタ348、358の導通状態によ
って定まる。
【0183】すなわち、出力信号Qの保持値がHレベル
の場合は、PチャネルMOSトランジスタ352が非導
通状態となり、NチャネルMOSトランジスタ358は
導通状態となる。したがって、NAND回路356に流
れるサブスレッショルド電流は、しきい値電圧の絶対値
の大きい非導通状態のPチャネルMOSトランジスタ3
52、354によってきまるわずかな値になる。また、
この時は出力信号QCはLレベルであり、PチャネルM
OSトランジスタ342が導通状態となり、Nチャネル
MOSトランジスタ348は非導通状態となる。したが
って、NAND回路356に流れるサブスレッショルド
電流は、しきい値電圧の絶対値の大きい非導通状態のN
チャネルMOSトランジスタ348、350によってき
まるわずかな値になる。
【0184】一方、出力信号Qの保持値がLレベルの場
合は、NチャネルMOSトランジスタ358が非導通状
態となり、PチャネルMOSトランジスタ352は導通
状態となる。したがって、NAND回路356に流れる
サブスレッショルド電流は、しきい値電圧の絶対値の大
きい非導通状態のNチャネルMOSトランジスタ35
8、360によってきまるわずかな値になる。また、こ
の時は出力信号QCはHレベルであり、NチャネルMO
Sトランジスタ348が導通状態となり、PチャネルM
OSトランジスタ342は非導通状態となる。したがっ
て、NAND回路356に流れるサブスレッショルド電
流は、しきい値電圧の絶対値の大きい非導通状態のPチ
ャネルMOSトランジスタ342、344によってきま
るわずかな値になる。
【0185】回路340では、PチャネルMOSトラン
ジスタ342およびNチャネルMOSトランジスタ34
8はNAND回路346の待機時の電流制御用としてN
AND回路346の電源ノード、接地ノード側にそれぞ
れ1個づつ設けられ、PチャネルMOSトランジスタ3
52およびNチャネルMOSトランジスタ358はNA
ND回路356の待機時の電流制御用としてNAND回
路356の電源ノード、接地ノード側にそれぞれ1個づ
つ設けられているが、図8で示したNAND回路のよう
な構成をとっても構わない。回路340では待機時のセ
ット信号Setおよびリセット信号Resetの入力値
が定まっているため、省略可能なトランジスタを省いた
構成になっている。
【0186】このようにして、回路340は動作時は高
速動作をするラッチ回路として働き、待機時はその直前
に設定された値がHレベル、Lレベルいずれの場合にお
いてもサブスレッショルド電流が低減された状態で値を
保持することが可能である。
【0187】[実施の形態6]実施の形態6の半導体装
置は、インバータに代えてNOR型RSラッチ回路に本
発明を適用する点が実施の形態1と異なる。
【0188】図18は、本発明をNOR型ラッチ回路に
適用した回路370の構成を示す回路図である。
【0189】図18を参照して、回路370は、ゲート
に制御信号ZSCを受け電源電位Vddが与えられるノ
ードにソースが接続されドレインがノードN62に接続
されたPチャネルMOSトランジスタ374と、ゲート
がノードN72に接続され電源電位Vddが与えられる
ノードにソースが接続されドレインがノードN62に接
続されたPチャネルMOSトランジスタ372と、ゲー
トに制御信号SCを受け電源電位Vssが与えられるノ
ードにソースが接続されドレインがノードN64に接続
されたNチャネルMOSトランジスタ380と、ゲート
がノードN72に接続され電源電位Vssが与えられる
ノードにソースが接続されドレインがノードN64に接
続されたNチャネルMOSトランジスタ378と、入力
にセット信号SetおよびノードN72の電位を受けて
ノードN60に出力信号Qを出力するNOR回路376
とを含む。NOR回路376の電源ノードはノードN6
2に接続され、NOR回路376の接地ノードはノード
N64に接続される。
【0190】回路370は、さらに、ゲートに制御信号
ZSCを受け電源電位Vddが与えられるノードにソー
スが接続されドレインがノードN66に接続されたPチ
ャネルMOSトランジスタ384と、ゲートがノードN
60に接続され電源電位Vddが与えられるノードにソ
ースが接続されドレインがノードN66に接続されたP
チャネルMOSトランジスタ382と、ゲートに制御信
号SCを受け電源電位Vssが与えられるノードにソー
スが接続されドレインがノードN68に接続されたNチ
ャネルMOSトランジスタ380と、ゲートがノードN
60に接続され電源電位Vssが与えられるノードにソ
ースが接続されドレインがノードN68に接続されたN
チャネルMOSトランジスタ388と、入力にリセット
信号ResetおよびノードN60の電位を受けてノー
ドN72に出力信号QCを出力するNAND回路386
とを含む。NOR回路386の電源ノードはノードN6
6に接続され、NOR回路386の接地ノードはノード
N68に接続される。
【0191】NOR回路376、386の構成は図10
で説明したNOR回路250と同様であるので説明は繰
返さない。
【0192】次に、回路370の動作について説明す
る。図19は、回路370の入力信号と出力信号の関係
を示す図である。
【0193】図18、図19を参照して、回路370は
制御信号SCがHレベル、制御信号ZSCがLレベルの
ときは動作状態となる。この条件ではPチャネルMOS
トランジスタ374、384およびNチャネルMOSト
ランジスタ380、390はいずれも導通状態となるた
め、ノードN62、N66の電位は電源電位Vddとな
り、ノードN64、N68の電位は接地電位Vssとな
る。そしてNOR回路376、386は高速のラッチ回
路として動作する。
【0194】すなわち、セット信号SetがLレベル
で、かつ、リセット信号ResetがLレベルの場合に
は、出力信号Q、QCは、以前に設定された値を保持す
る。セット信号SetがHレベルで、かつ、リセット信
号ResetがLレベルの場合には、出力信号QはLレ
ベルとなり出力信号QCはその反転値であるHレベルと
なる。セット信号SetがLレベルで、かつ、リセット
信号ResetがHレベルの場合には、出力信号QはH
レベルとなり出力信号QCはその反転値であるLレベル
となる。セット信号SetがHレベルで、かつ、リセッ
ト信号ResetがHレベルの場合には、出力信号Q、
QCは不定値となるためこの入力条件は通常は禁止され
る。
【0195】一方、制御信号SCがHレベル、制御信号
ZSCがLレベルのときには、回路370は待機状態と
なりサブスレッショルド電流が低減された保持回路とし
て働く。
【0196】すなわち、セット信号SetがLレベル
で、かつ、リセット信号ResetがLレベルの場合に
は、出力信号Q、QCは、以前に設定された値を保持す
る。また、待機状態に切換えた後は入力信号が変化する
ことは考慮する必要がないため、他のセット信号Set
およびリセット信号Resetの入力条件は待機時には
必要がないので示さない。
【0197】この条件ではPチャネルMOSトランジス
タ374、384およびNチャネルMOSトランジスタ
380、390はいずれも非導通状態となっており、回
路370で消費されるサブスレッショルド電流は、Pチ
ャネルMOSトランジスタ372、382およびNチャ
ネルMOSトランジスタ378、388の導通状態によ
って定まる。
【0198】すなわち、出力信号Qの保持値がHレベル
の場合は、PチャネルMOSトランジスタ382が非導
通状態となり、NチャネルMOSトランジスタ388は
導通状態となる。したがって、NAND回路386に流
れるサブスレッショルド電流は、しきい値電圧の絶対値
の大きい非導通状態のPチャネルMOSトランジスタ3
82、384によってきまるわずかな値になる。また、
この時は出力信号QCはLレベルであり、PチャネルM
OSトランジスタ372が導通状態となり、Nチャネル
MOSトランジスタ378は非導通状態となる。したが
って、NAND回路376に流れるサブスレッショルド
電流は、しきい値電圧の絶対値の大きい非導通状態のN
チャネルMOSトランジスタ378、380によってき
まるわずかな値になる。
【0199】一方、出力信号Qの保持値がLレベルの場
合は、NチャネルMOSトランジスタ388が非導通状
態となり、PチャネルMOSトランジスタ382は導通
状態となる。したがって、NOR回路386に流れるサ
ブスレッショルド電流は、しきい値電圧の絶対値の大き
い非導通状態のNチャネルMOSトランジスタ388、
390によってきまるわずかな値になる。また、この時
は出力信号QCはHレベルであり、NチャネルMOSト
ランジスタ378が導通状態となり、PチャネルMOS
トランジスタ372は非導通状態となる。したがって、
NAND回路376に流れるサブスレッショルド電流
は、しきい値電圧の絶対値の大きい非導通状態のPチャ
ネルMOSトランジスタ372、374によってきまる
わずかな値になる。
【0200】回路370では、PチャネルMOSトラン
ジスタ372およびNチャネルMOSトランジスタ37
8はNOR回路376の待機時の電流制御用としてNO
R回路376の電源ノード、接地ノード側にそれぞれ1
個づつ設けられ、PチャネルMOSトランジスタ382
およびNチャネルMOSトランジスタ388はNOR回
路386の待機時の電流制御用としてNOR回路386
の電源ノード、接地ノード側にそれぞれ1個づつ設けら
れているが、図10で示したNOR回路のような構成を
とっても構わない。回路370では待機時のセット信号
Setおよびリセット信号Resetの入力値が定まっ
ているため、省略可能なトランジスタを省いた構成にな
っている。
【0201】このようにして、回路370は動作時は高
速動作をするラッチ回路として働き、待機時はその直前
に設定された値がHレベル、Lレベルいずれの場合にお
いてもサブスレッショルド電流が低減された状態で値を
保持することが可能である。
【0202】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0203】
【発明の効果】請求項1、2記載の半導体記憶装置は、
出力ノードの出力値がHレベルの場合もLレベルの場合
もその出力値を保持したまま動作状態から待機状態に移
行し待機状態においてはサブスレッショルド電流を低減
可能である。さらに、待機状態から動作状態に復帰する
際は保持していた出力ノードの出力値をそのまま使用し
て処理を継続できるので、初期設定を再度することなく
高速に動作復帰をさせることが可能である。
【0204】請求項3および4記載の半導体記憶装置
は、請求項1記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え
て、論理反転するインバータにおいてサブスレッショル
ド電流を低減可能である。
【0205】請求項5および6記載の半導体記憶装置
は、請求項1記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え
て、NAND回路においてサブスレッショルド電流を低
減可能である。
【0206】請求項7および8記載の半導体記憶装置
は、請求項1記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え
て、NOR回路においてサブスレッショルド電流を低減
可能である。
【0207】請求項9および10記載の半導体記憶装置
は、請求項1記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え
て、クロックドインバータにおいてサブスレッショルド
電流を低減可能である。
【0208】請求項11〜14記載の半導体記憶装置
は、請求項1記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え
て、RSラッチ回路においてサブスレッショルド電流を
低減可能である。
【0209】請求項15記載の半導体記憶装置は、出力
ノードの出力値がHレベルの場合もLレベルの場合もそ
の出力値を保持したまま動作状態から待機状態に移行し
待機状態においてはサブスレッショルド電流を低減可能
である。さらに、待機状態から動作状態に復帰する際は
保持していた出力ノードの出力値をそのまま使用して処
理を継続できるので、初期設定を再度することなく高速
に動作復帰をさせることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体装置1の構成
を示す概略ブロック図である。
【図2】 半導体装置1の第1の制御信号発生回路62
に用いられる回路150の構成を示す概略ブロック図で
ある。
【図3】 図2で説明した回路150を直列に接続した
回路170の構成を示す概略ブロック図である。
【図4】 回路150をインバータに適用した回路18
0の構成を示す回路図である。
【図5】 回路180の入力と出力の関係を示した図で
ある。
【図6】 回路180の動作を説明するための動作波形
図である。
【図7】 インバータの連続接続した場合の回路200
の構成を説明する回路図である。
【図8】 実施の形態2の半導体装置に用いられるNA
ND回路に本発明を適用した回路210の回路図であ
る。
【図9】 回路210の入力信号と出力信号との関係を
示す図である。
【図10】 NOR回路に本発明を適用した回路250
の構成を示す回路図である。
【図11】 回路250の入力信号と出力信号との関係
を示す図である。
【図12】 本発明をクロックドインバータに適用した
場合の回路290の構成を示す回路図である。
【図13】 回路290の入力信号と出力信号との関係
を表わした図である。
【図14】 実施の形態4の変形例1の回路321の構
成を示す回路図である。
【図15】 回路321の入力信号と出力信号との関係
を示す図である。
【図16】 本発明をNAND型RSラッチ回路に適用
した回路340の構成を示す回路図である。
【図17】 回路340の入力信号と出力信号の関係を
示す図である。
【図18】 本発明をNOR型ラッチ回路に適用した回
路370の構成を示す回路図である。
【図19】 回路370の入力信号と出力信号の関係を
示す図である。
【図20】 従来の半導体装置におけるインバータ50
0の構成を示す回路図である。
【図21】 NチャネルMOSトランジスタのゲートソ
ース間電圧VGSとドレイン電流IDSとの関係を示す
図である。
【図22】 従来において提案されているソース電圧を
切換えてサブスレッショルド電流を低減するインバータ
510を示す回路図である。
【図23】 トランジスタの種類を説明するための図で
ある。(a)はしきい値の高いVtトランジスタの記号
を説明するための図であり、(b)は低Vtトランジス
タの記号を説明するための図である。
【図24】 図22のインバータを直列接続して使用す
る回路530の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 半導体装置、DQi データ入出力端子、71a,
71b メモリセルアレイ、A0〜Aj アドレス信
号、52a,52b Xデコーダ群、53a,53b
Yデコーダ群、Y0〜Yk 列アドレス信号、54a,
54b センスアンプ群、BA,BB バンク指定信
号、61a,61b イコライズ回路群、58a,58
b 入力バッファ、69a,69b セレクタ、59
a,59a´,59b,59b´ライト用レジスタ、6
0a,60a´,60b,60b´ライトバッファ群、
63 第2制御信号発生回路、62 第1制御信号発生
回路、65 Xアドレスバッファ、66 Yアドレスバ
ッファ、68 Yアドレスオペレーション回路、156
CMOS回路、162,222,262,302,3
24 第1のPch回路、152,212,252,2
92 第2のPch回路、164,214,264,2
04,326 第1のNch回路、158,218,2
58,298 第2のNch回路、154,182,1
84,192,266,268,254,274,27
6,294,306,308,314,316,32
8,330,342,344,352,354,37
2,374,382,384 PチャネルMOSトラン
ジスタ、160,188,190,194,278,2
80,270,272,260,318,320,31
0,300,298,332,334,348,35
0,358,360,378,380,388,390
NチャネルMOSトランジスタ、150,170,1
80,200,202,204,206,210,25
0,290,321,340,370 回路、186
インバータ、216,346,356 NAND回路、
296,322 クロックドインバータ、256,37
6,386 NOR回路。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電位をうける第1の電源ノー
    ドと、 前記第1の電源電位より低い第2の電源電位を受ける第
    2の電源ノードと、 動作モード時は第1の入力信号の変化と第2の入力信号
    の変化とに応じて所定の論理演算結果を第1の出力ノー
    ドに出力し、待機モード時は前記第1の入力信号の入力
    値と前記第2の入力信号の入力値とに対応する前記第1
    の出力ノードの出力状態を保持する第1の論理回路とを
    備え、 前記第1の論理回路は、 第1の内部ノードと第2の内部ノードから電流供給を受
    け、前記第1の入力信号と前記第2の入力信号に応じて
    所定の論理演算結果を前記第1の出力ノードに出力する
    第1の論理演算部を含み、 前記第1の論理演算部は、 前記第1の内部ノードと前記第1の出力ノードとの間に
    接続され前記第1の信号に応じて接続状態または非接続
    状態となる第1の回路と、 前記第2の内部ノードと前記第1の出力ノードとの間に
    接続され前記第2の信号に応じて接続状態または非接続
    状態となる第2の回路とを有し、 前記第1の回路が導通時および前記動作モード時に導通
    し前記第1の電源ノードと前記第1の内部ノードとを接
    続する第1の接続手段と、 前記第2の回路が導通時および前記動作モード時に導通
    し前記第2の電源ノードと前記第2の内部ノードとを接
    続する第2の接続手段とをさらに含み、 前記第1の接続手段は、前記第1の回路より非接続状態
    におけるリーク電流値が小さく、 前記第2の接続手段は、前記第2の回路より非接続状態
    におけるリーク電流値が小さい、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の接続手段は、 前記動作モード時には前記第1の電源ノードと前記第1
    の内部ノードとを接続し、前記待機モード時には非導通
    状態となる第1のスイッチング手段と、 前記第1のスイッチング手段と並列に接続され、前記第
    1の入力信号を受ける第2のスイッチング手段とを含
    み、 前記第2の接続手段は、 前記動作モード時には前記第2の電源ノードと前記第2
    の内部ノードとを接続し、前記待機モード時には非導通
    状態となる第3のスイッチング手段と、 前記第3のスイッチング手段と並列に接続され、前記第
    2の入力信号を受ける第4のスイッチング手段とを含
    み、 前記第1の回路は、 前記第1の内部ノードと前記第1の出力ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第1の入力信号に応じて導
    通する第1のPチャネルMOSトランジスタを有し、 前記第2のスイッチング手段は、 前記第1の電源ノードと前記第1の内部ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第1の入力信号に応じて導
    通する、前記第1のPチャネルMOSトランジスタより
    もしきい値の絶対値が大きい第2のPチャネルMOSト
    ランジスタを有し、 前記第2の回路は、 前記第2の内部ノードと前記第1の出力ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第2の入力信号に応じて導
    通する第1のNチャネルMOSトランジスタを有し、 前記第4のスイッチング手段は、 前記第2の電源ノードと前記第2の内部ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第2の入力信号に応じて導
    通する、前記第1のNチャネルMOSトランジスタより
    もしきい値の絶対値が大きい第2のNチャネルMOSト
    ランジスタを有する、請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の入力信号は、前記第1の入力
    信号と等しい信号が与えられ、 前記第1の論理演算部は論理反転回路(インバータ)で
    ある、請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のPチャネルMOSトランジス
    タは、前記第1の入力信号をゲートに受け、ドレインと
    ソースとがそれぞれ前記第1の出力ノードと前記第1の
    内部ノードとに接続され、 前記第2のPチャネルMOSトランジスタは、前記第1
    の入力信号をゲートに受け、ドレインとソースとがそれ
    ぞれ前記第1の内部ノードと前記第1の電源ノードに接
    続され、 前記第1のNチャネルMOSトランジスタは、前記第2
    の入力信号をゲートに受け、ドレインとソースとがそれ
    ぞれ前記第1の出力ノードと前記第2の内部ノードとに
    接続され、 前記第2のNチャネルMOSトランジスタは、前記第2
    の入力信号をゲートに受け、ドレインとソースとがそれ
    ぞれ前記第2の内部ノードと前記第2の電源ノードとに
    接続される、請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の入力信号は、前記第1の入力
    信号と等しい信号が与えられ、 前記第1の論理演算部は第3の入力信号をさらにうける
    否定積回路(NAND)である、請求項2記載の半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の回路は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のPチャネルMOSト
    ランジスタと等しい、第3のPチャネルMOSトランジ
    スタをさらに含み、 前記第1のPチャネルMOSトランジスタと前記第3の
    PチャネルMOSトランジスタとは、前記第1の入力信
    号と前記第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、前
    記第1の出力ノードと前記第1の内部ノードとの間に並
    列に接続され、 前記第2のスイッチング手段は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のPチャネルMOSト
    ランジスタより大きい、第4のPチャネルMOSトラン
    ジスタをさらに含み、 前記第2のPチャネルMOSトランジスタと前記第4の
    PチャネルMOSトランジスタとは、前記第1の入力信
    号と前記第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、前
    記第1の内部ノードと前記第1の電源ノードとの間に並
    列に接続され、 前記第2の回路は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のNチャネルMOSト
    ランジスタと等しい、第3のNチャネルMOSトランジ
    スタをさらに含み、 前記第1のNチャネルMOSトランジスタと前記第3の
    NチャネルMOSトランジスタとは、前記第2の入力信
    号と前記第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、前
    記第1の出力ノードと前記第2の内部ノードとの間に直
    列接続され、 前記第4のスイッチング手段は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のNチャネルMOSト
    ランジスタより大きい、第4のNチャネルMOSトラン
    ジスタをさらに含み、 前記第2のNチャネルMOSトランジスタと前記第4の
    NチャネルMOSトランジスタは、前記第2の入力信号
    と前記第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、前記
    第2の内部ノードと前記第2の電源ノードとの間に直列
    接続される、請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の入力信号は、前記第1の入力
    信号と等しい信号が与えられ、 前記第1の論理演算部は第3の入力信号をさらにうける
    否定和回路(NOR)である、請求項2記載の半導体装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第2の回路は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のNチャネルMOSト
    ランジスタと等しい、第3のNチャネルMOSトランジ
    スタをさらに含み、 前記第1のNチャネルMOSトランジスタと第3のNチ
    ャネルMOSトランジスタとは、前記第2の入力信号と
    前記第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、前記第
    1の出力ノードと前記第2の内部ノードとの間に並列に
    接続され、 前記第4のスイッチング手段は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のNチャネルMOSト
    ランジスタより大きい、第4のNチャネルMOSトラン
    ジスタをさらに含み、 前記第2のNチャネルMOSトランジスタと第4のNチ
    ャネルMOSトランジスタとは、前記第2の入力信号と
    前記第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、前記第
    2の内部ノードと前記第2の電源ノードとの間に並列に
    接続され、 前記第1の回路は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のPチャネルMOSト
    ランジスタと等しい、第3のPチャネルMOSトランジ
    スタをさらに含み、 前記第1のPチャネルMOSトランジスタと第3のPチ
    ャネルMOSトランジスタとは、前記第1の入力信号と
    前記第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、前記第
    1の出力ノードと前記第1の内部ノードとの間に直列接
    続され、 前記第2のスイッチング手段は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のPチャネルMOSト
    ランジスタより大きい、第4のPチャネルMOSトラン
    ジスタをさらに含み、 前記第2のPチャネルMOSトランジスタと前記第4の
    PチャネルMOSトランジスタとは、前記第1の入力信
    号と前記第3の入力信号とをそれぞれゲートに受け、前
    記第1の内部ノードと前記第1の電源ノードとの間に直
    列接続される、請求項7記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の入力信号は、前記第1の入力
    信号と等しい信号が与えられ、 前記第1の論理演算部は第1の制御信号と前記第1の制
    御信号と相補な信号である第2の制御信号とをさらにう
    けるクロックドインバータである、請求項2記載の半導
    体装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の回路は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のPチャネルMOSト
    ランジスタと等しい、第3のPチャネルMOSトランジ
    スタをさらに含み、 前記第1のPチャネルMOSトランジスタと前記第3の
    PチャネルMOSトランジスタとは、前記第1の入力信
    号と前記第1の制御信号とをそれぞれゲートに受け、前
    記第1の出力ノードと前記第1の内部ノードとの間に直
    列接続され、 前記第2のスイッチング手段は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のPチャネルMOSト
    ランジスタより大きい、第4のPチャネルMOSトラン
    ジスタをさらに含み、 前記第2のPチャネルMOSトランジスタと前記第4の
    PチャネルMOSトランジスタとは、前記第1の入力信
    号と前記第1の制御信号とをそれぞれゲートに受け、前
    記第1の内部ノードと前記第1の電源ノードとの間に直
    列接続され、 前記第2の回路は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のNチャネルMOSト
    ランジスタと等しい第3のNチャネルMOSトランジス
    タをさらに含み、 前記第1のPチャネルMOSトランジスタと前記第3の
    PチャネルMOSトランジスタとは、前記第2の入力信
    号と前記第2の制御信号とをそれぞれゲートに受け、前
    記第1の出力ノードと前記第2の内部ノードとの間に直
    列接続され、 前記第4のスイッチング手段は、 しきい値電圧の絶対値が前記第1のNチャネルMOSト
    ランジスタより大きい、第4のNチャネルMOSトラン
    ジスタをさらに含み、 前記第2のNチャネルMOSトランジスタと前記第4の
    NチャネルMOSトランジスタとは、前記第1の入力信
    号と前記第2の制御信号とをそれぞれゲートに受け、前
    記第2の内部ノードと前記第1の電源ノードとの間に直
    列接続される、請求項9記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 動作モード時は第3の入力信号の変化
    に応じて所定の論理演算結果を第2の出力ノードに出力
    し、待機モード時は前記第3の入力信号の入力値に対応
    する前記第2の出力ノードの出力状態を保持する第2の
    論理回路をさらに備え、 前記第2の論理回路は、 第3の内部ノードと第4の内部ノードから電流供給を受
    け、前記第3の入力信号に応じて所定の論理演算結果を
    前記第2の出力ノードに出力する第2の論理演算部を含
    み、 前記第2の論理演算部は、 前記第3の内部ノードと前記第2の出力ノードとの間に
    接続され前記第3の入力信号に応じて接続状態または非
    接続状態となる第3の回路と、 前記第4の内部ノードと前記第2の出力ノードとの間に
    接続され前記第3の入力信号に応じて接続状態または非
    接続状態となる第4の回路とを有し、 前記第3の回路が導通時および前記動作モード時に導通
    し前記第1の電源ノードと前記第3の内部ノードとを接
    続する第3の接続手段と、 前記第4の回路が導通時および前記動作モード時に導通
    し前記第2の電源ノードと前記第4の内部ノードとを接
    続する第4の接続手段とをさらに含み、 前記第3の接続手段は、前記第3の回路より非接続状態
    におけるリーク電流値が小さく、 前記第4の接続手段は、前記第4の回路より非接続状態
    におけるリーク電流値が小さく、 前記第1の入力信号と前記第2の入力信号とは共に前記
    第2の出力ノードの電位に応じた信号であり、 前記第3の入力信号は前記第1の出力ノードの電位に応
    じた信号である、請求項1記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の接続手段は、 前記動作モード時には前記第1の電源ノードと前記第1
    の内部ノードとを接続し、前記待機モード時には非導通
    状態となる第1のスイッチング手段と、 前記第1のスイッチング手段と並列に接続され、前記第
    1の入力信号を受ける第2のスイッチング手段とを含
    み、 前記第2の接続手段は、 前記動作モード時には前記第2の電源ノードと前記第2
    の内部ノードとを接続し、前記待機モード時には非導通
    状態となる第3のスイッチング手段と、 前記第3のスイッチング手段と並列に接続され、前記第
    2の入力信号を受ける第4のスイッチング手段とを含
    み、 前記第1の回路は、 前記第1の内部ノードと前記第1の出力ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第1の入力信号に応じて導
    通する第1のPチャネルMOSトランジスタを有し、 前記第2のスイッチング手段は、 前記第1の電源ノードと前記第1の内部ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第1の入力信号に応じて導
    通する、前記第1のPチャネルMOSトランジスタより
    もしきい値の絶対値が大きい第2のPチャネルMOSト
    ランジスタを有し、 前記第2の回路は、 前記第2の内部ノードと前記第1の出力ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第2の入力信号に応じて導
    通する第1のNチャネルMOSトランジスタを有し、 前記第4のスイッチング手段は、 前記第2の電源ノードと前記第2の内部ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第2の入力信号に応じて導
    通する、前記第1のNチャネルMOSトランジスタより
    もしきい値の絶対値が大きい第2のNチャネルMOSト
    ランジスタを有し、 前記第3の接続手段は、 前記動作モード時には前記第1の電源ノードと前記第3
    の内部ノードとを接続し、前記待機モード時には非導通
    状態となる第5のスイッチング手段と、 前記第5のスイッチング手段と並列に接続され、前記第
    3の入力信号を受ける第6のスイッチング手段とを含
    み、 前記第4の接続手段は、 前記動作モード時には前記第2の電源ノードと前記第4
    の内部ノードとを接続し、前記待機モード時には非導通
    状態となる第7のスイッチング手段と、 前記第7のスイッチング手段と並列に接続され、前記第
    3の入力信号を受ける第8のスイッチング手段とを含
    み、 前記第3の回路は、 前記第3の内部ノードと前記第2の出力ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第3の入力信号に応じて導
    通する、前記第1のPチャネルMOSトランジスタとし
    きい値の絶対値が等しい、第3のPチャネルMOSトラ
    ンジスタを有し、 前記第6のスイッチング手段は、 前記第1の電源ノードと前記第3の内部ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第3の入力信号に応じて導
    通する、前記第1のPチャネルMOSトランジスタより
    もしきい値の絶対値が大きい第4のPチャネルMOSト
    ランジスタを有し、 前記第4の回路は、 前記第4の内部ノードと前記第2の出力ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第3の入力信号に応じて導
    通する、前記第1のNチャネルMOSトランジスタとし
    きい値の絶対値が等しい、第3のNチャネルMOSトラ
    ンジスタを有し、 前記第8のスイッチング手段は、 前記第2の電源ノードと前記第4の内部ノードとを導通
    する経路上に配置され、前記第3の入力信号に応じて導
    通する、前記第1のNチャネルMOSトランジスタより
    もしきい値の絶対値が大きい第4のNチャネルMOSト
    ランジスタを有する、請求項11記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の論理演算部は第4の入力信
    号をさらに受ける否定積回路(NAND)であり、 前記第2の論理演算部は第5の入力信号をさらに受ける
    否定積回路(NAND)である、請求項12記載の半導
    体装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の論理演算部は第4の入力信
    号をさらに受ける否定和回路(NOR)であり、 前記第2の論理演算部は第5の入力信号をさらに受ける
    否定和回路(NOR)である、請求項12記載の半導体
    装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のスイッチング手段は、 前記第1の電源ノードと前記第1の内部ノードとの間に
    接続され、前記動作モード時に導通し、前記待機モード
    時には非導通状態となる、前記第1のPチャネルMOS
    トランジスタよりもしきい値の絶対値が大きい第3のP
    チャネルMOSトランジスタを含み、 前記第3のスイッチング手段は、 前記第2の電源ノードと前記第2の内部ノードとの間に
    接続され、前記動作モード時に導通し、前記待機モード
    時には非導通状態となる、前記第1のNチャネルMOS
    トランジスタよりもしきい値の絶対値が大きい第3のN
    チャネルMOSトランジスタを含む、請求項2記載の半
    導体装置。
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