JPH11312886A - 通信機器装置の筐体構造 - Google Patents

通信機器装置の筐体構造

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JPH11312886A
JPH11312886A JP11969898A JP11969898A JPH11312886A JP H11312886 A JPH11312886 A JP H11312886A JP 11969898 A JP11969898 A JP 11969898A JP 11969898 A JP11969898 A JP 11969898A JP H11312886 A JPH11312886 A JP H11312886A
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JP
Japan
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frame
door
top plate
communication device
exterior member
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JP11969898A
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English (en)
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Tadafumi Yasuda
忠文 安田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信機器装置の筺体構造におけるフレームお
よび当該フレームに組付けられる天板や側板などの外装
部材が全て板金製であることから、重量が嵩み、デザイ
ン加工の際に溶接工程を必要としてコスト高になるなど
の課題があった。また、軽量化を目的とした樹脂製の筺
体構造にあっては、EMI対策が何ら施されていなかっ
た。 【解決手段】 金属製のフレーム2と樹脂製の外装部材
3,4,5との間にEMI対策用の薄肉板金7,8,9
を裏打ちしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回路基板や電
源、ファンユニット等の通信機器部品を実装する通信機
器装置の筐体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の通信機器装置の大型筐体を
示す分解斜視図、図7は図6中の天板の断面図、図8は
図6の組立斜視図である。図6において、1は底板、2
は底板1上に枠組されたフレーム、3はフレーム2の上
端に組付けられる天板、4,4はフレーム2の左右両側
に組付けられる側板、5はフレーム2の前面部に組付け
られる扉、5aは扉5に取り付けられた取手、6はフレ
ーム2内に収納された通信機器の実装部品であり、この
実装部品6は、回路基板や電源、ファンユニット等から
なっている。なお、前記フレーム2の背面部には、背板
(図示せず)が組付けられるようになっている。
【0003】以上において、フレーム2は大型筐体の本
体となる骨組を構成し、その他の底板1と天板3と側板
4,4および背板ならびに扉5は、前記フレーム2に組
付けられる外装部材となるもので、それらは全て板厚が
1.6mm程度の板金からなっている。ここで、前記天
板3は、図7に示すように、2枚の板金3a,3bと板
金製骨材3cとを溶接してデザイン化した中空盤状に形
成されている。
【0004】次に、大型筐体の組立について説明する。
その組立に際しては、底板1とフレーム2をネジ止め
し、且つ、天板3と側板4,4および背板のそれぞれを
前記フレーム2に対して同じくネジ止めする。また、フ
レーム2の前面側には扉5を開閉自在に取り付けるが、
この場合、フレーム2と扉5のそれぞれの一側に予め溶
接等で設けられた別部品のヒンジ(図示せず)相互を連
結することにより行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信機器装置の
筐体構造は以上のように構成されているので、フレーム
2および底板1や天板3、側板4,4、扉5等の全ての
構成部材が板金であることにより、重量が相当に嵩み、
また、天板3や扉5等のデザイン加工には溶接工程が必
要となってコスト高になり、且つ、前記天板3や側板
4,4および扉5等の外装部材は塗装を行っているの
で、メッキ工程や塗装工程が増えて更にコスト高になる
という課題があった。さらには、フレーム2に対する外
装部材の組付けをネジ止めにより行っているので、その
組付作業に多くの手数がかかって面倒であると共に、フ
レーム2や扉5とは別体のヒンジや取手を必要とするた
め、部品点数が増え、この点でもコスト高になる等の課
題があった。そこで、部品点数を削減でき、ネジ止めを
必要とせずに外装部材の組付けが行え、重量低減が図れ
る筐体構造として、例えば、実開昭63−3186号公
報に開示されているように、樹脂製の筐体を用いること
は既に知られているが、しかし、通信機器装置の大型筐
体に必要とされるEMI(電磁干渉・電磁妨害雑音)対
策については何ら配慮されていないため、通信機器装置
の大型筐体として適用できないという課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、全体重量の軽量化およびコスト低
減が図れると共に、EMI現象の発生を抑制することが
できる通信機器装置の筐体構造を得ることを目的とす
る。また、この発明は、ネジ止めを必要とせずに外装部
材の組付けを行うことができ、その組付作業性の向上お
よび更なるコスト低減を図ることができる通信機器装置
の筐体構造を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信機器
装置の筐体構造は、通信機器の実装部品を収納するフレ
ームと、このフレームに組付けられる外装部材とからな
る通信機器装置の筐体構造において、前記フレームを金
属部材で形成すると共に、前記外装部材を樹脂成形品と
し、それらのフレームと外装部材との間に裏打ちされた
EMI対策用の薄肉板金を有するものである。
【0008】この発明に係る通信機器装置の筐体構造
は、フレームに外装部材取付用の係合受部を設け、外装
部材には、前記係合受部に嵌め込み係合させる係合部を
一体形成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による通
信機器装置の筐体構造を示す分解斜視図、図2は図1中
の扉の断面図、図3は図1の組立斜視図であり、図6か
ら図8と同一または相当部分には同一符号を付して説明
する。図1において、1は樹脂製の底板、2は板厚1.
6mm程度の板金で製作された剛性を有する枠組構造の
フレーム、3はそのフレーム2の上端に組付けられる樹
脂製の天板(外装部材)、4,4は前記フレーム2の左
右両側に組付けられる樹脂製の側板(外装部材)、5は
前記フレーム2の前面部に組付けられる樹脂製の扉(外
装部材)、5aは扉5の表面一側に設けられた取手、6
はフレーム2内に収納された通信機器の実装部品であ
り、この実装部品6は、回路基板や電源、ファンユニッ
ト等からなっている。
【0010】7は前記天板3に裏打ちされるEMI対策
用の薄肉板金、8は前記側板4,4のそれぞれに裏打ち
されるEMI対策用の薄肉板金、9は前記扉5に裏打ち
されるEMI対策用の薄肉板金であり、これらの薄肉板
金7,8,9としては、板厚0.5mm程度の板金が使
用される。
【0011】次に、通信機器装置の大型筐体の組立につ
いて説明する。その組立に際して、樹脂製の天板3およ
び側板4,4のそれぞれに裏打ちされるEMI対策用の
薄肉板金7,8,8は、金属製(板金製)のフレーム2
に対する前記天板3および側板4,4の組付けに先だっ
て、前記薄肉板金7,8,8を前記フレーム2に組付け
固定する。なお、前記フレーム2の背面部には、外装部
材として図示しない樹脂製の背板も組付けられるが、こ
の背板にもEMI対策として板厚0.5mm程度の薄肉
板金を裏打ちするので、当該薄肉板金をも前記フレーム
2の背面部に組付け固定する。
【0012】このようにして、フレーム2の上端と左右
両側および背面に薄肉板金7,8,8を組付け固定した
後、天板3と左右の側板4,4および背板(図示せず)
を前記フレーム2に組付け固定する。
【0013】一方、樹脂製の扉5には、図2に示すよう
に、EMI対策用の薄肉板金9を予め組付け固定してお
く。その組付け固定は、前記フレーム2内に収納された
実装部品(実装機器)6を前記扉5の外部から操作でき
るように行うものとする。
【0014】このように、薄肉板金9が予め組付け固定
された扉5を前記フレーム2の前面側に開閉可能に組付
けセットすることにより、金属製のフレーム2で強度上
の剛性を保ち、且つ、樹脂製の天板3と側板4,4およ
び背板には力が加わらない構造の大型筐体が図3に示す
ように組立られる。
【0015】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、金属部材からなるフレーム2と、このフレーム2に
組付けられる樹脂製の外装部材(天板3と側板4,4お
よび扉5ならびに図示しない背板)との間にEMI対策
用の薄肉板金7,8,8,9を裏打ちしたので、前記フ
レーム2によって筐体の剛性を確保でき、且つ、外装部
材が樹脂製であることから筐体全体の軽量化およびコス
ト低減が図れると共に、前記薄肉板金7,8,8,9に
よりEMI現象の発生を抑制できるという効果がある。
【0016】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2による通信機器装置の筐体構造の要部を示す分解斜
視図である。同図において、2aは金属製のフレーム2
に設けられた外装部材取付用の係合受部としての係合
穴、4aは樹脂製の外装部材である側板4に一体形成さ
れた係合部としての係合爪であり、この係合爪4aを前
記係合穴2aに嵌め込み係合させることにより、前記フ
レーム2に前記側板4が組付け固定されるようになって
おり、同様にして、他の外装部材である天板3と側板4
および背板もフレーム2にワンタッチで組付け固定でき
るようになっている。その他の筐体構造は上記実施の形
態1と全く同じである。
【0017】従って、この実施の形態2によれば、ネジ
止めを必要とせずに、天板3と側板4および背板等の外
装部材をフレーム2に組付け固定することができ、その
組付作業性が向上し、コスト低減が図れるという効果が
ある。
【0018】実施の形態3.図5(a)および(b)は
この発明の実施の形態3による通信機器装置の筐体構造
の要部となる扉の部分的な側面図および斜視図である。
図5(a)において、5bは樹脂性の扉5の裏面一側に
一体形成されたヒンジであり、このヒンジ5bは、フレ
ーム2に設けられたヒンジ(図示せず)に対して回転自
在に差し込み支承されるものである。5cは前記扉5に
おける前記ヒンジ5bの反対側に一体形成された取手部
である。その他の筐体構造は上記実施の形態1と全く同
じである。
【0019】この実施の形態3では、樹脂製の扉5の成
形時にヒンジ5bと取手部5cを一体形成できることに
より、金属製の扉の場合のように別部品であるヒンジや
取手を用いる必要がなく、このため、部品点数が減少し
てコスト低減が図れるという効果がある。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、金属
部材からなるフレームと、このフレームに組付けられる
樹脂製の外装部材との間にEMI対策用の薄肉板金を裏
打ちした構成としたので、前記フレームによって筐体の
剛性を確保でき、且つ、外装部材が樹脂製であることか
ら筐体全体の軽量化およびコスト低減が図れると共に、
前記薄肉板金によってEMI現象の発生を抑制できると
いう効果がある。
【0021】この発明によれば、フレームに外装部材取
付用の係合受部を設け、且つ、外装部材には、前記係合
受部に嵌め込み係合させる係合部を一体形成した構成と
したので、ネジ止めを必要とせずに、外装部材をフレー
ムに組付け固定することができ、その組付作業性が向上
し、コスト低減が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による通信機器装置
の筐体構造を示す分解斜視図である。
【図2】 図1中の扉の断面図である。
【図3】 図1の組立斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による通信機器装置
の筐体構造の要部を示す分解斜視図である。
【図5】 (a)および(b)はこの発明の実施の形態
3による通信機器装置の筐体構造の要部となる扉の部分
的な側面図および斜視図である。
【図6】 従来の通信機器装置の大型筐体を示す分解斜
視図である。
【図7】 図6中の天板の断面図である。
【図8】 図6の組立斜視図である。
【符号の説明】
2 フレーム、2a 係合穴(係合受部)、3 天板
(外装部材)、4 側板(外装部材)、4a 係合爪
(係合部)、5 扉(外装部材)、6 実装部品、7,
8,9 薄肉板金。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機器の実装部品を収納するフレーム
    と、このフレームに組付けられる外装部材とからなる通
    信機器装置の筐体構造において、前記フレームを金属部
    材で形成すると共に、前記外装部材を樹脂成形品とし、
    それらのフレームと外装部材との間に裏打ちされたEM
    I対策用の薄肉板金を有することを特徴とする通信機器
    装置の筐体構造。
  2. 【請求項2】 フレームには、外装部材取付用の係合受
    部が設けられ、外装部材には、前記係合受部に嵌め込み
    係合させる係合部が一体形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の通信機器装置の筐体構造。
JP11969898A 1998-04-28 1998-04-28 通信機器装置の筐体構造 Pending JPH11312886A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014094373A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Thermo Electron Led Gmbh モジュール式の据置型遠心分離機
WO2020198267A1 (en) * 2019-03-28 2020-10-01 Lam Research Corporation Showerhead shroud

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