JPH11312020A - レギュレータ回路及びそれの出力電圧の調整方法 - Google Patents

レギュレータ回路及びそれの出力電圧の調整方法

Info

Publication number
JPH11312020A
JPH11312020A JP11843198A JP11843198A JPH11312020A JP H11312020 A JPH11312020 A JP H11312020A JP 11843198 A JP11843198 A JP 11843198A JP 11843198 A JP11843198 A JP 11843198A JP H11312020 A JPH11312020 A JP H11312020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
resistor
resistance
output terminal
zener diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11843198A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nishi
努 仁志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP11843198A priority Critical patent/JPH11312020A/ja
Publication of JPH11312020A publication Critical patent/JPH11312020A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の装置では、出力電圧の精度は最大でプ
ラスマイナス3%程度であり、出力電圧の精度をプラス
マイナス3%以下にするのはIC内部のトランジスタの
電流増幅率、抵抗値のバラツキなどにより困難であっ
た。 【解決手段】電流供給手段1と、該電流供給手段に接続
され定電圧を発生する出力端子2と、該電流供給手段か
らの電流が供給される第1乃至第4抵抗3A、3B、4
A、4Bと、該第2び第3抵抗の接続中点の電圧に応じ
て前記出力端子の電圧を調整する制御トランジスタ5
と、第5抵抗と第1ツェナーダイオードとを直列接続
し、前記第2抵抗に対して並列に接続した第1の抵抗値
調整手段6と、第6抵抗と第2ツェナーダイオードとを
直列接続し、前記第3抵抗に対して並列に接続した第2
の抵抗値調整手段9とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定の直流電圧を
発生するレギュレータ回路及びそれの出力電圧の調整方
法に関するもので、特に、ザッピングを利用したレギュ
レータ回路及びそれの出力電圧の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一定の直流電圧を発生するレギュレータ
回路が知られている。レギュレータ回路としては様々な
種類がある。
【0003】例えば、2つの直列接続された抵抗を使用
し、その接続中点の電圧により出力電圧を設定する方法
が考えられる。
【0004】又、基準電圧と出力電圧とをコンパレータ
でレベル比較し、その差に応じて出力電圧を調整するも
のもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
も従来の装置では、出力電圧の精度は最大でプラスマイ
ナス3%程度であった。出力電圧の精度をプラスマイナ
ス3%以下にするのはIC内部のトランジスタの電流増
幅率、抵抗値のバラツキなどにより困難であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、電流供給手段と、該電
流供給手段に接続され定電圧を発生する出力端子と、該
電流供給手段からの電流が供給される第1乃至第4抵抗
と、該第2び第3抵抗の接続中点の電圧に応じて前記出
力端子の電圧を調整する制御トランジスタと、第5抵抗
と第1ツェナーダイオードとを直列接続し、前記第2抵
抗に対して並列に接続した第1の抵抗値調整手段と、第
6抵抗と第2ツェナーダイオードとを直列接続し、前記
第3抵抗に対して並列に接続した第2の抵抗値調整手段
とを備えることを特徴とする。
【0007】又、本発明は、電流供給手段と、該電流供
給手段に接続され定電圧を発生する出力端子と、該電流
供給手段からの電流が供給される第1乃至第4抵抗と、
該第2び第3抵抗の接続中点の電圧に応じて前記出力端
子の電圧を調整する制御トランジスタと、第5抵抗と第
1ツェナーダイオードとを直列接続し、前記第2抵抗に
対して並列に接続した第1の抵抗値調整手段と、第6抵
抗と第2ツェナーダイオードとを直列接続し、前記第3
抵抗に対して並列に接続した第2の抵抗値調整手段とを
備え前記出力端子の電圧変動が生じた場合、前記第1又
は第2の抵抗値調整手段のツェナーダイオードを破壊し
て前記出力端子の電圧調整を行うようにしたことを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のレギュレータ回路及びそ
れの出力電圧の調整方法を図1を用いて説明する。1は
電流供給手段として動作する電流源(抵抗でもよい)、
2は該電流源1に接続され定電圧を発生する出力端子、
3A、3B、4A、4Bは、電流源1からの電流が供給
される第1乃至第4抵抗、5は接続点Aの電圧に応じて
前記出力端子2の電圧を調整する制御トランジスタ、6
は第5抵抗7と第1ツェナーダイオード8とを直列接続
し、前記第2抵抗3Bに対して並列に接続した第1の抵
抗値調整手段、9は第6抵抗10と第2ツェナーダイオ
ード11とを直列接続し、前記第3抵抗に対して並列に
接続した第2の抵抗値調整手段である。
【0009】出力端子2の電圧としては例えば3.5V程度
のものを得るようにする。
【0010】この電圧は、第2及び第3抵抗の抵抗比に
応じて定まる。例えば、第3抵抗4Aの抵抗値が小さく
なると、点Aの電圧は低下する。点Aの電圧が低下する
と、トランジスタ12のエミッタ電圧が低下し点Bの電
圧が低下する。
【0011】点Bの電圧が低下すると、制御トランジス
タ5のコレクタ電流が減少する。制御トランジスタ5の
コレクタ電流が減少すると、出力端子2の電圧は増加す
る。
【0012】逆に、第2抵抗3Bの抵抗値が小さくなる
と、点Aの電圧は増加する。点Aの電圧が増加すると、
トランジスタ12のエミッタ電圧が増加し点Bの電圧が
増加する。
【0013】点Bの電圧が増加すると、制御トランジス
タ5のコレクタ電流が増加する。制御トランジスタ5の
コレクタ電流が増加すると、出力端子2の電圧は減少す
るこのため、第2及び第3抵抗3B、4Aの抵抗比に応
じて出力端子2の電圧が定まる。
【0014】今、負荷13の値が小さくなり出力端子2
の電圧が3.5Vから低下したとする。すると、点Aの電圧
も低下する。点Aの電圧が低下すると前述の動作と同様
に制御トランジスタ5のコレクタ電流が減少する。制御
トランジスタ5のコレクタ電流が減少すると、出力端子
2の電圧は増加する。
【0015】従って、出力端子2の電圧は3.5Vに戻ろう
とする。
【0016】逆に、負荷13の値が大きくなり出力端子
2の電圧が3.5Vから増加したとする。すると、点Aの電
圧も増加する。点Aの電圧が増加すると前述の動作と同
様に制御トランジスタ5のコレクタ電流が増加する。制
御トランジスタ5のコレクタ電流が増加すると、出力端
子2の電圧は低下する。
【0017】従って、 出力端子2の電圧は3.5 Vに戻ろ
うとする。
【0018】このように図1の回路によれば、出力端子
2から一定電圧が得られるようになる。
【0019】本発明では出力端子2からさらに正確な一
定電圧を得るようにする。そのために、本発明では第2
抵抗3Bに対して並列に接続した第1の抵抗値調整手段
6、第3抵抗4Aに対して並列に接続した第2の抵抗値
調整手段9を設けている。
【0020】この抵抗値調整手段は、出力端子2から希
望の電圧が発生していないことが確認された後に使用す
る。
【0021】第1の抵抗値調整手段6の第1ツェナーダ
イオード8はザッピング技術によりICの外部から破壊
することができる。図1の回路はICされるが、端子1
4、15、16はICのパッド端子となる。このパッド
端子にはICの製造過程において、モールドを行う前に
検査や測定、調整を目的とした様々な信号を印加でき
る。その信号としてツェナーダイオードをザッピング技
術により破壊させる逆方向の極性のパルスを印加する。
【0022】例えば、端子14、15の間において、端
子14に高いレベルのパルスを、端子15に低いレベル
のパルスを印加すれば、第1ツェナーダイオード8は破
壊される。第1ツェナーダイオード8は破壊されると、
そのインピーダンスがほぼゼロとなるので、第2抵抗3
Bに対して第5抵抗7が並列に接続され、その合成イン
ピーダンスは低下する。この合成インピーダンスが低下
すると、点Aの電圧は増加し、出力端子2の電圧を低下
できる。
【0023】反対に、第2ツェナーダイオード11を破
壊すると、第3抵抗4Aに対して第6抵抗10が並列に
接続され、その合成インピーダンスは低下する。この合
成インピーダンスが低下すると、点Aの電圧は低下し、
出力端子2の電圧を増加できる。
【0024】図1の実施例では第1ツェナーダイオード
8と第2ツェナーダイオード11を説明しているが図1
のようにさらに並列に複数のツェナーダイオードを接続
してよい。このようにすれば、選択できる抵抗値の値を
その分だけ増加できる。本発明では、第1抵抗3Aと第
2抵抗3Bとの比で、第1抵抗3Aの方が大きくなるよ
うにしている。又、第3抵抗4Aと第4抵抗4Bとの比
で、第4抵抗4Bの方が大きくなるようにしている。こ
れは、ザッピング用の抵抗は、基準の抵抗に対して並列
に接続させるので、わずかな抵抗値変化を起こすには十
分大なる抵抗を接続させる必要がある。しかし、実際に
はあまりおおきな値の抵抗をIC内部で造るのは困難で
ある。そこで、第1抵抗3Aと第2抵抗3Bとの比で、
第1抵抗3Aの方が大きくなるようにして第2抵抗3B
の値を小さくする。そして、第2抵抗3Bに対して並列
に抵抗を配置して第5抵抗7の抵抗値があまり大きくな
らないようにしている。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、レギュレータ回路の出
力電圧を決定する第1乃至第4抵抗の第2抵抗に対して
並列に第1の抵抗値調整手段を設け、第3抵抗に対して
第2の抵抗値調整手段を設け、ザッピングにより抵抗値
の調整を行っているので、出力電圧として非常に正確な
電圧が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレギュレータ回路である。
【符号の説明】
1 電流源 2 出力端子 3A 第1抵抗 3B 第2抵抗 4A 第3抵抗 4B 第4抵抗 5 制御トランジスタ 6 第1の抵抗値調整手段 9 第2の抵抗値調整手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電流供給手段と、 該電流供給手段に接続され定電圧を発生する出力端子
    と、 該電流供給手段からの電流が供給される第1乃至第4抵
    抗と、 該第2び第3抵抗の接続中点の電圧に応じて前記出力端
    子の電圧を調整する制御トランジスタと、 第5抵抗と第1ツェナーダイオードとを直列接続し、前
    記第2抵抗に対して並列に接続した第1の抵抗値調整手
    段と、 第6抵抗と第2ツェナーダイオードとを直列接続し、前
    記第3抵抗に対して並列に接続した第2の抵抗値調整手
    段とを備えることを特徴とするレギュレータ回路。
  2. 【請求項2】電流供給手段と、 該電流供給手段に接続され定電圧を発生する出力端子
    と、 該電流供給手段からの電流が供給される第1乃至第4抵
    抗と、 該第2び第3抵抗の接続中点の電圧に応じて前記出力端
    子の電圧を調整する制御トランジスタと、 第5抵抗と第1ツェナーダイオードとを直列接続し、前
    記第2抵抗に対して並列に接続した第1の抵抗値調整手
    段と、 第6抵抗と第2ツェナーダイオードとを直列接続し、前
    記第3抵抗に対して並列に接続した第2の抵抗値調整手
    段とを備え前記出力端子の電圧変動が生じた場合、前記
    第1又は第2の抵抗値調整手段のツェナーダイオードを
    破壊して前記出力端子の電圧調整を行うようにしたこと
    を特徴とするレギュレータ回路の出力電圧の調整方法。
JP11843198A 1998-04-28 1998-04-28 レギュレータ回路及びそれの出力電圧の調整方法 Pending JPH11312020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11843198A JPH11312020A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 レギュレータ回路及びそれの出力電圧の調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11843198A JPH11312020A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 レギュレータ回路及びそれの出力電圧の調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11312020A true JPH11312020A (ja) 1999-11-09

Family

ID=14736483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11843198A Pending JPH11312020A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 レギュレータ回路及びそれの出力電圧の調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11312020A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016501436A (ja) * 2012-12-20 2016-01-18 アキュリック リミテッド 整流ac電源リップルを低減することによって観察可能な光学的フリッカを低減するためのフライバックコンバータを使用したledドライバ回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016501436A (ja) * 2012-12-20 2016-01-18 アキュリック リミテッド 整流ac電源リップルを低減することによって観察可能な光学的フリッカを低減するためのフライバックコンバータを使用したledドライバ回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0580923B1 (en) Device comprising an error amplifier, a control portion and a circuit for detecting voltage variations in relation to a set value
US5061900A (en) Self-zeroing amplifier
US5004970A (en) Device and a process for detecting current flow in a MOS transistor
JPH03201818A (ja) 比較回路
JP3279645B2 (ja) 試験物体から取り出された電位降下を所定の入力電圧範囲から所望の出力電圧範囲へ変換するための回路構成
KR20000075637A (ko) 전류 리미터 회로
JPH11312020A (ja) レギュレータ回路及びそれの出力電圧の調整方法
JPH11312021A (ja) レギュレータ回路及びそれの出力電圧の調整方法
US4628249A (en) Power supply having a predetermined value of input impedance
JP2000010643A (ja) 定電流源
JPS59205815A (ja) デジタル信号で調整可能な端子電圧発生用集積回路
JP2000056841A (ja) 電圧リミッタ回路
JPH02294269A (ja) 電源装置
JPH09305245A (ja) リモートセンス式電源装置
US6236547B1 (en) Zener zapping device and zener zapping method
JP3199098B2 (ja) フイールドバスのインタフエイス回路
JPH087462Y2 (ja) 規準電源回路
JPH0255973B2 (ja)
JPH0744248A (ja) 定電圧回路
JPH0612926B2 (ja) 制御装置の保護回路
JPH03229314A (ja) 電力用半導体装置
JPH01293710A (ja) レベル可変回路
JP2529319B2 (ja) 入力クランプ回路
JPS63156408A (ja) リミツタ回路
JP3066803B2 (ja) バイアス電源回路