JPH11311932A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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JPH11311932A
JPH11311932A JP10118258A JP11825898A JPH11311932A JP H11311932 A JPH11311932 A JP H11311932A JP 10118258 A JP10118258 A JP 10118258A JP 11825898 A JP11825898 A JP 11825898A JP H11311932 A JPH11311932 A JP H11311932A
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Japan
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JP10118258A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Masayasu Onodera
正泰 小野寺
州太 ▲浜▼田
Shiyuuta Hamada
Shunei Miura
俊英 三浦
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速、小型であり、記録材のジャム発生が少
なく信頼性の高いカラー画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体ドラムに対向して、その上方に、
少なくとも4個の現像器を配置するとともに、クリーニ
ング装置と、クリーニング装置から排出されたトナーを
収容するトナーボックスとを、転写後搬送路を挟んで上
下に配置することによってほぼ直線状の記録材搬送路を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式により
多色画像を形成する多色画像形成装置に関する。本発明
の多色画像形成装置は複写機、プリンタ、ファクシミリ
等に使用することができる。
【0002】
【従来の技術】前記の多色画像形成装置において、感光
体の一回転でイエロー、マゼンタ、シアン及び黒のトナ
ー像を該感光体上に形成する多色画像形成装置は多色画
像を高速で形成することができることから注目されてい
る。そして、このような多色画像形成装置には、ドラム
状の感光体を使用するものとベルト状の感光体を使用す
るものがある。
【0003】ドラム状の感光体を使用するものは、装置
を小型化できる、制御が比較的簡易且つ正確にできる、
その結果複数の単色トナー像間のレジストレーションを
精度良くすることができて高い画質の多色画像が得られ
る等の利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】感光体の一回転で多色
画像を形成する前記の多色画像形成装置によって、従来
数PPM(毎分の画像形成枚数)の画像形成速度が上限
であったものが、数十PPM或いは100PPMを超え
ることも可能になり、高速の多色プリンタ或いは多色複
写機が実現されつつある。
【0005】現在広く使用されている多色画像形成装置
においては、画像形成速度が遅く、従って記録材の搬送
速度も低いので、記録材の搬送を確実に行うことが容易
で、記録材のジャムもさほど問題にならなかった。しか
しながら、高速化された場合には、記録材のジャム対策
が非常に重要な問題になる。記録材のジャムを少なくす
るには、記録材の搬送路を直線状にするのが最も有効な
手段であり、従来のモノクロ高速画像形成装置ではこの
手段が採られてきた。
【0006】しかしながら、多色画像形成装置、特に、
ドラム状感光体を使用し、その一回転で多色画像を形成
する多色画像形成装置においては、画像形成部が大型に
なって装置内に占める画像形成部のスペースが増大す
る。そして、クリーニング部の交換や廃トナーを処理す
る構造や構成を組み込むと、さらにスペースが増大する
ことになり、記録材の搬送路を直線状にすることが困難
になって、記録材のジャムが発生し易い構造になるとい
う問題がある。
【0007】本発明は、ドラム状の感光体を使用し、感
光体の一回転で多色画像を形成する高速多色画像形成装
置において生ずる記録材の搬送上の問題やクリーニング
部の配置に関連する問題を解決することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は、
ドラム状の感光体及び該感光体の周囲に配置され、該感
光体上にトナー像を形成するための、少なくとも4個の
現像器を有する多色画像形成装置において、前記4個の
現像器を前記感光体の最下部よりも実質的に上方に配置
するとともに、前記最下部の下方に、前記感光体上のト
ナー像を記録材に転写する転写手段を配置し、且つ、前
記転写手段により形成される転写位置に、前記感光体上
でのトナー像の形成と同期して記録材を供給する記録材
供給部から前記転写位置に至る供給路と、前記転写位置
から、トナー像を記録材に定着する定着器に至る転写後
搬送路からなる記録材搬送路を挟んで、上方に前記感光
体上のトナーを除去するクリーニング装置を、下方に前
記クリーニング装置内から排出されたトナーを収容する
トナーボックスを配置したことを特徴とする多色画像形
成装置、によって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に図に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。
【0010】(1)画像形成装置 図1は本発明の実施の形態1にかかる多色画像形成装置
の構成を示す。図1に示した画像形成装置は、感光体ド
ラム10の周囲に、帯電、露光、現像を行う像形成手段
がイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の各単色トナー像
について設けられ、感光体ドラム10上にその一回転で
前記の単色トナー像が重ね合わされた多色トナー像が形
成されるものである。
【0011】感光体ドラム10はガラス或いはアクリル
樹脂からなる透明な円筒状の基体と、該基体の外周に形
成した透明導電層と、該導電層上に形成したa−Si或
いは有機光導電体等の感光層からなり、矢印で示すよう
に時計方向に回転する。
【0012】11Y,11M,11C,11Kは帯電器
で、鋸歯状の、或いはワイヤ状の放電電極と、感光体ド
ラム10の表面に対して一定の電位に保持される制御グ
リッドを備え、感光体ドラム10の回転時に感光体ドラ
ム10の表面を一様な電位に帯電する。
【0013】12Y,12M,12C,12Kは露光器
で、感光体ドラム10の回転軸に平行に線状に配列され
た発光素子と等倍結像素子であるセルフォックレンズを
備え、入力された画像信号に従って発光して、感光体ド
ラム10上に潜像を形成する。画像信号はスキャナやコ
ンピュータからの画像データに基づいた画像信号であ
り、イエロー画像信号、マゼンタ画像信号、シアン画像
信号及び黒画像信号が露光器12Y,12M,12C及
び12Kにそれぞれ入力する。
【0014】13Y,13M,13C,13Kは現像器
で、それぞれ感光体ドラム10上に形成された潜像を現
像する現像ローラ131、現像ローラ131に現像剤を
供給する現像剤供給ローラ132及び現像剤攪拌部材1
33を備え、現像ローラ131にはトナーの極性と同一
極性の直流電圧の現像バイアス或いは直流電圧に交流電
圧が重畳された現像バイアスが印加される。各現像器は
前記の現像バイアス下で反転現像且つ非接触現像を行
い、潜像を可視化する。なお、現像方式としては、接触
現像方式を採ってもよいし、現像剤としてはトナーとキ
ャリアからなる二成分現像剤が望ましいが、トナーから
なる一成分現像剤を使用することもできる。前記の帯電
器、露光器及び原稿器に付された符号におけるY,M,
C及びKは、感光体ドラム10上に形成するトナー像の
色を表しており、Yはイエローを、Mはマゼンタを、C
はシアンを、Kは黒をそれぞれ表している。
【0015】14はローラ転写方式により転写を行う転
写器で、トナーと反対極性の電圧が印加されて、感光体
ドラム10上の多色トナー像を記録材Pに転写する。
【0016】15は記録材Pを収納する給紙カセットで
あり、記録材Pは、給紙カセット15から記録材Pを一
枚づつ分離して搬送する分離ローラ15a,給紙ローラ
15b及び感光体ドラム10と同期して作動するタイミ
ングローラ15cにより転写位置に搬送される。17は
記録材Pにトナー像を定着する定着器である。18,1
9は排紙ローラであり、トナー像が形成された記録材P
はこれら排紙ローラ18,19によりトレイ20に排出
される。
【0017】30は感光体ドラム10上のトナーを除去
するクリーニング装置である。
【0018】記録材Pは感光体ドラム10上におけるト
ナー像形成と同期して作動するタイミングローラ15c
において一旦停止される。そして、感光体ドラム10上
でのトナー像の形成と同期して、記録材上の規定の位置
にトナー像が形成されるようにタイミングが取られて作
動するタイミングローラ15cにより搬送されて、転写
器14が配置された転写位置に供給される。タイミング
ローラ15cと転写位置間はガイド板15d,15e及
び15fにより、記録材Pの転写位置への供給路R1が
形成される。転写位置と定着器17の間は、ガイド板3
8により転写後の記録材Pを搬送する転写後搬送路R2
が形成される。供給路R1と転写後搬送路R2によって
略直線状の記録材搬送路が形成される。
【0019】図示の実施の形態では供給路R1に対して
転写後搬送路R2は約20°傾いて形成されているが、
この傾斜は30°以内であれば、記録材搬送路は略直線
状になり、記録材Pの安定した搬送ができることから、
ジャムは十分に押さえることができる。
【0020】このような記録材Pの直線搬送を確保する
ために、感光体ドラム10の周囲に配置される4個の現
像器13Y,13M,13C及び13Kが、感光体ドラ
ム10に対して、その上方に配置される。即ち、イエロ
ー現像器13Yと黒現像器13Kはそれらの底が感光体
ドラム10の最下部よりも上になるように配置される。
【0021】このような構成においては、転写器14は
感光体ドラム10のほぼその最下部の下方に設けられ、
この転写器14を挟んで配置される供給路R1と転写後
搬送路R2間の角度が30°以下となるような上記像形
成手段の感光体ドラム10に対する配置が好ましく採ら
れる。
【0022】このような記録材Pの搬送路を中心とした
配置構成により、転写材Pのほぼ直線状の安定した搬送
が確保されて、ジャムが防止される。
【0023】画像形成開始指令により、各像形成手段が
作動するとともに、感光体ドラム10が時計方向に回転
する。
【0024】先ず、帯電器11Yにより感光体ドラム1
0の表面が均一に帯電される。次いで、露光器12Yに
よる感光体ドラム10の基体側からのイエロー画像デー
タに基づく露光によって、感光体ドラム10の表面に潜
像が形成される。この潜像は現像器13Yにより非接
触、反転現像されて感光体ドラム10の表面にイエロー
トナー像が形成される。
【0025】続く、感光体ドラム10の回転で、帯電器
11Mによる帯電、露光器12Mによるマゼンタ画像デ
ータに基づいた露光、現像器13Mのマゼンタトナーに
よる非接触反転現像、によって感光体ドラム10上にマ
ゼンタトナー像が、帯電器11Cによる帯電、露光器1
2Cによるシアン画像データに基づいた露光、現像器1
3Cのシアントナーによる非接触反転現像、によってシ
アントナー像が、帯電器11Kによる帯電、露光器12
K黒画像データに基づいた露光、現像器13Kの黒トナ
ーによる非接触反転現像、によって黒トナー像が逐次感
光体ドラム10上に形成される。この工程により、感光
体ドラム10上には重ね合わされた多色トナー像が形成
される。
【0026】感光体ドラム10上の多色トナー像は転写
器14により、記録材Pに一括転写される。多色トナー
像を担持する記録材Pは定着器17で定着処理された
後、排紙ローラ18,19を経てトレイ20に排出され
る。
【0027】転写位置を通過した感光体ドラム10表面
はクリーニング装置30によりクリーニングされて次の
画像形成が可能な状態に復元される。
【0028】(2)クリーニングユニット 感光体ドラム10上のトナーを除去するクリーニング装
置30及びクリーニング装置30から排出されるトナー
を収容するトナーボックス37からなるクリーニングユ
ニット300は次に説明するように構成される。
【0029】前記のように、記録材の搬送路はほぼ直線
に形成されるが、この搬送路の構成を可能にするために
は、クリーニング装置30及びトナーボックス37の配
置及び構成は次のようになる。即ち、本実施の形態にお
いては、クリーニング装置30とクリーニング装置30
から排出されるトナーを収容するトナーボックス37を
転写後搬送路R2を挟んで上下に配置することにより、
クリーニング装置30の占めるスペースを圧縮し、記録
材搬送路がクリーニング装置30により、大きく曲がる
ことがない構成とした。
【0030】まず、クリーニング装置30について説明
する。クリーニング装置30には、図1に示すように、
感光体ドラム10の表面に圧接し、該表面上のトナーを
掻き取るクリーニングブレード31、クリーニングブレ
ード31を支持する回転可能な支持腕32、クリーニン
グブレード31により掻き取られ、落下したトナーを受
け止めて案内するガイドローラ34及び掻き取られたト
ナーを集めて搬送する搬送スクリュウ35が設けられて
いる。支持腕32は軸320に回転可能に支持されてお
り、図示しないバネにより時計方向に付勢されており、
このバネ付勢により、クリーニングブレード31の先端
エッジは感光体ドラム10の表面に圧接している。
【0031】次に、図2及び図3を中心にクリーニング
ユニット300について説明する。
【0032】クリーニング装置30と、クリーニングに
より感光体ドラム10から掻き取られたトナーを収容す
るトナーボックス37は箱状のクリーニングユニット3
00として一体的に形成されている。
【0033】クリーニング装置30とトナーボックス3
7は図2から明らかなように、クリーニングユニット3
00の上部、下部をそれぞれ構成している。
【0034】図2に示すように、クリーニング装置30
とトナーボックス37間には、搬送スクリュウ35で搬
送されたトナーをトナーボックス37に送るパイプ36
が設けられている。
【0035】トナーボックス37は、転写ローラ14及
び転写位置を通過した記録材Pを案内するガイド板38
を支持している。クリーニングユニット300には、図
1に示すように、上部のクリーニング装置30と下部の
トナーボックス37間に転写後搬送路R2が形成され、
前記のガイド板38はこの搬送路の一部を形成してい
る。クリーニングユニット300により形成された転写
後搬送路R2には可動ガイド板41が設けられている。
この可動ガイド板41は開閉自在な蓋であり、図3に示
すように、これを立てることによって、クリーニングユ
ニット300の移動や交換の際にトナーがこぼれ落ちる
のが防止される。
【0036】転写後搬送路R2によりクリーニングユニ
ット300に形成された穴が塞がれて、クリーニングユ
ニット300が取り扱い易い形態になる。
【0037】クリーニングユニット300には更に、ク
リーニングユニット300の上面を覆う蓋40が設けら
れている。また、クリーニング装置30には、クリーニ
ング装置30のクリーニングブレード31及びガイドロ
ーラ34の部分を覆う自動開閉蓋39が設けられてい
る。
【0038】本実施の形態にかかる画像形成装置におい
ては、定着器17が一体な定着ユニットとして構成され
ており、矢印A(図1参照)で示すように、画像形成装
置から引き出すことができる。更に、クリーニングユニ
ット300も定着器17を引き出した後に、矢印A(図
1参照)で示すように引き出すことができるように構成
されている。
【0039】クリーニングブレード31の交換時やトナ
ーボックス37内のトナーが満杯になった時等に、クリ
ーニングユニット300を図示のように引き出すことが
できる。図2,3はクリーニングユニット300の引き
出した状態を示す。可動蓋40及び可動ガイド板41は
手動で開閉されるもので、クリーニングユニット300
を装置本体から取り出した後に、開いている図2に示す
状態から手動で、図3に示す状態にすることができる。
【0040】クリーニングブレード31及びガイドロー
ラ34の部分を覆う自動開閉蓋39はクリーニングユニ
ット300を取り出す際に自動的に閉じる。この開閉機
構を図4により説明する。側面から見て扇型の、円弧部
分がクリーニングブレード31及びガイドローラ34を
覆う自動開閉蓋39は軸393に回転可能に支持されて
おり、該蓋39には一体にレバー390が結合されてい
る。レバー390はこのレバーに設けたピン391とク
リーニングユニット300の枠部に設けたピン395に
取り付けたバネ392により矢印Bで示す時計方向に付
勢されている。103は画像形成装置の静止部に設けら
れた突起であり、レバー390に設けた接触部394に
接触している。
【0041】図4に示したこれらの連動機構は図1に示
したクリーニングユニット300の奥側壁、即ち、図1
において紙面裏面側の側壁に設けられている。図4に示
した状態はクリーニングユニット300が装着された状
態を示しており、レバー390は突起103により係止
されている。クリーニングユニット300を左方、即ち
矢印Aで示す方向に引き出すと、レバー390及び自動
開閉蓋39は突起103による係止を解除されて、時計
方向に回転して、蓋39はクリーニングブレード31及
びガイドローラ34を覆う。なお、自動開閉蓋の状態か
ら明らかなように図1における矢印Aと図4における矢
印Aとは同一方向である。クリーニングユニット300
を装置本体から取り出した後、蓋40を閉じることによ
って、トナーが付着しているクリーニングブレード31
及びガイドローラ34は二重にカバーされてトナーの飛
散が確実に防止される。
【0042】このように、クリーニング装置30とトナ
ーボックス37とを一体のクリーニングユニット300
として交換するので、トナーボックス37の交換の際
に、クリーニング装置30と結合させたり、位置を合わ
せたりする必要がない。また、トナーの汚れやこぼれを
起こすことなく、交換することができる。
【0043】次に、図5により別の実施の形態を説明す
る。なお、前述の実施の形態と相違する点のみ説明す
る。
【0044】本実施の形態においては、画像形成装置は
クリーニングユニット300及び定着器17を有する下
部機体101と感光体ドラム10及び4個の現像器13
Y,13M,13C,13Kを有する上部機体102に
2分割されており、図示のように、右端を中心に上部機
体102を矢印Cで示すように回転してクリーニングユ
ニット300の上面を露出させることができるように構
成されている。そして、上部機体102を図5に示すよ
うに回転した後、クリーニングユニット300を下部機
体101から矢印Dの方向へ取り出すことができる。
【0045】クリーニング装置30とトナーボックス3
7を一体のクリーニングユニット300として交換する
ので、トナーボックス37の交換の際に、クリーニング
装置30と結合させたり、位置を合わせたりする必要が
ない。また、トナーの汚れやこぼれを起こすことなく交
換することができる。
【0046】
【発明の効果】ドラム状の感光体を使用し、感光体の一
回転で多色画像を形成するので、高速度で多色画像を形
成することが可能になる。クリーニング装置を小型にす
ることによって、記録材搬送路を直線状にすることがで
きて、ジャムの発生が少なく、信頼性の高い高速多色画
像形成装置が実現される。また、記録材搬送路の上方に
配置されたクリーニング装置が感光体上から除去したト
ナーを、記録材搬送路の下方に配置したトナーボックス
に排出するので、クリーニング装置からトナーボックス
へのトナーの回収が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる多色画像形成装
置の構成を示す図である。
【図2】図1に示す多色画像形成装置のクリーニングユ
ニットの斜視図である。
【図3】図2に示すクリーニングユニットの断面図であ
る。
【図4】図2に示すクリーニングユニットの自動開閉蓋
の作動を説明する図である。
【図5】本発明の他の実施の形態にかかる多色画像形成
装置の概略を示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 13Y,13M,13C,13K 現像器 14 転写器 30クリーニング装置 37 トナーボックス 101 下部機体 102 上部機体 170 定着ユニット 300 クリーニングユニット R1 供給路 R2 転写後搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲浜▼田 州太 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 三浦 俊英 東京都小金井市緑町5丁目14番14号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム状の感光体及び該感光体の周囲に
    配置され、該感光体上にトナー像を形成するための、少
    なくとも4個の現像器を有する多色画像形成装置におい
    て、 前記4個の現像器を前記感光体の最下部よりも実質的に
    上方に配置するとともに、前記最下部の下方に、前記感
    光体上のトナー像を記録材に転写する転写手段を配置
    し、且つ、 前記転写手段により形成される転写位置に、前記感光体
    上でのトナー像の形成と同期して記録材を供給する記録
    材供給部から前記転写位置に至る供給路と、前記転写位
    置から、トナー像を記録材に定着する定着器に至る転写
    後搬送路からなる記録材搬送路を挟んで、上方に前記感
    光体上のトナーを除去するクリーニング装置を、下方に
    前記クリーニング装置内から排出されたトナーを収容す
    るトナーボックスを配置したことを特徴とする多色画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング装置と前記トナーボッ
    クスを一体なクリーニングユニットとして構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の多色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記定着器が定着ユニットとして着脱可
    能に構成されるとともに、該定着ユニットの取り出し後
    に、前記クリーニングユニットを取り出すことを可能に
    したことを特徴とする請求項2に記載の多色画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記感光体及び前記4個の現像器を有す
    る上部機体と、 前記クリーニングユニットを有する下部機体とに分割さ
    れ、 前記上部機体を前記下部機体から離すことを可能にする
    とともに、前記上部機体を前記下部機体から離した状態
    で前記クリーニングユニットを取り出すことを可能にし
    たことを特徴とする請求項2に記載の多色画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記供給路と前記転写後搬送路のなす角
    度が30°以下であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の多色画像形成装置。
JP10118258A 1998-04-28 1998-04-28 多色画像形成装置 Pending JPH11311932A (ja)

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