JPH11311225A - 止め金具 - Google Patents

止め金具

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JPH11311225A
JPH11311225A JP13116398A JP13116398A JPH11311225A JP H11311225 A JPH11311225 A JP H11311225A JP 13116398 A JP13116398 A JP 13116398A JP 13116398 A JP13116398 A JP 13116398A JP H11311225 A JPH11311225 A JP H11311225A
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JP
Japan
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hollow
cylindrical shaft
hollow stud
shaft portion
stud
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JP13116398A
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English (en)
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Yasushi Maki
康司 牧
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Osaka Kinzoku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かしめ部分が外部に露出せず、安全かつ見栄
えの良好な止め金具を提供する。 【解決手段】 止め金具は一対の中空鋲10,20より
成る。各中空鋲10,20は、先端が開口する有底の中
空穴13,23をもつ筒軸部11,21の基端部に、筒
軸部11,21の外径より大きな外径の頭部12,22
が一体に形成される。第2の中空鋲20は、その筒軸部
21の外径が第1の中空鋲10の中空穴13の穴径以下
に設定される。第1の中空鋲10は、加圧時に、第1の
中空鋲10の筒軸部11の先端が第2の中空鋲20の頭
部22の下面に突き当たり、第2の中空鋲20の筒軸部
21の先端が第1の中空鋲10の中空穴13の底部14
に突き当たるよう、筒軸部11の長さおよび中空穴13
の深さが設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、所定の部材
に他の部材を一体に止め固定したり、複数の部材を一体
に結合したり、所定の部材を装飾したりするなどの用途
に用いられる止め金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、部材固定用の止め金具として、中
空鋲が一般に知られている。図19は、この種の中空鋲
の適用例である紙挾み30を示す。この紙挾み30は、
多数枚の紙31を重ねた状態で支持する支持板32の表
面に、紙31の上端部を挟んでばね力で保持する挟み具
33が取り付けられて成る。この挟み具33は、基板部
34の2箇所が中空鋲35,35を用いて支持板32に
固定されている。
【0003】各中空鋲35は、図20に示すように、先
端が開口する有底の中空穴36をもつ筒軸部37を備
え、この筒軸部37の基端部に、筒軸部37の外径より
大きな外径の頭部38が一体に形成されて成る。支持板
32の表面に挟み具33を取り付けるには、挟み具33
の基板部34と支持板32との対応位置に、止め孔3
9,40を貫通して形成し、各止め孔39,40にそれ
ぞれ中空鋲35の筒軸部38を挿入した後、支持板32
の裏面へ突出した筒軸部38の先端部に軸方向の加圧力
を作用させる。これにより、筒軸部38の先端部が圧縮
変形し、先端の開口部が外周方向へ開いてかしめられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
中空鋲35では、かしめ加工に特別な機械や器具を必要
とするばかりでなく、かしめ部分が外部に露出するた
め、見栄えが悪く、しかも、かしめ部分に手を触れる
と、怪我をするおそれがある。特に、ベビーカーのよう
に、幼児を対象とするような物品に上記の中空鋲35を
使用する場合、かしめ部分の危険をなくすために、かし
め部分の点検を厳重に行う必要があり、手数がかかると
いう問題がある。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、一対の中空鋲を組み合わせた構成のものを用い
ることにより、かしめ部分が外部に露出せず、安全かつ
見栄えの良好な止め金具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の止め金具は、
一対の中空鋲より成るものであり、各中空鋲は、先端が
開口する有底の中空穴をもつ筒軸部を備え、各筒軸部の
基端部に、筒軸部の外径より大きな外径の頭部が一体に
形成されて成る。第2の中空鋲は、筒軸部の外径が第1
の中空鋲の中空穴の穴径以下に設定される。また、第1
の中空鋲は、加圧時に、第1の中空鋲の筒軸部の先端が
第2の中空鋲の頭部の下面に突き当たり、かつ第2の中
空鋲の筒軸部の先端が第1の中空鋲の中空穴の底部に突
き当たるよう、筒軸部の長さおよび中空穴の深さが設定
される。
【0007】請求項2の発明にかかる止め金具では、第
2の中空鋲は、頭部の下面に、筒軸部の基端部の外周を
一周する凹部が形成されている。
【0008】請求項3の発明にかかる止め金具では、第
2の中空鋲は、筒軸部の基端部の外周と頭部の下面との
間が曲面に形成されている。
【0009】請求項4の発明にかかる止め金具では、第
1、第2の中空鋲の少なくとも一方は、頭部の下面に、
回止めが形成されている。
【0010】
【作用】結合すべき各部材に形成された止め孔へ第1の
中空鋲を挿入した後、この中空鋲の中空穴へ第2の中空
鋲の筒軸部を挿入する。つぎに、第1の中空鋲または第
2の中空鋲の頭部にハンマーなどの工具を用いて衝撃的
な加圧力を作用させると、第1の中空鋲の筒軸部の先端
が第1の中空鋲の頭部の下面に突き当たって圧縮変形す
ると共に、第2の中空鋲の筒軸部の先端が第1の中空鋲
の中空穴の底部に突き当たって圧縮変形する。これによ
り、第1の中空鋲と第2の中空鋲とが結合すべき部材を
中間に挟んで結合し、各部材が連結固定される。
【0011】請求項2の発明にかかる止め金具では、第
2の中空鋲の頭部の下面に、筒軸部の基端部の外周を一
周する凹部が存在するので、第1の中空鋲の筒軸部の先
端は凹部で圧縮変形する。
【0012】請求項3の発明にかかる止め金具では、第
2の中空鋲の筒軸部の基端部の外周と頭部の下面との間
が曲面に形成されているので、加圧時、第1の中空鋲の
筒軸部の先端の開口部は曲面に沿って外側へ押し拡げら
れる。
【0013】請求項4の発明にかかる止め金具では、第
1の中空鋲や第2の中空鋲の頭部の下面に、回止めが形
成されているので、回止めが部材の表面に当たり、止め
金具は空転しない。
【0014】
【実施例】図1は、この発明の第1実施例である止め金
具1を用いて、板状の部材aに他の板状の部材bを止め
固定した状態を示す。この止め金具1は、一対の中空鋲
10,20より成るもので、第1、第2の各中空鋲1
0,20は、円筒形状をなす筒軸部11,21の基端部
に、それぞれ頭部12,22が一体に形成されている。
各中空鋲10,20の頭部12,22は、筒軸部11,
21の外径より大きな外径を有し、その上面は凸曲面に
形成されている。第1の中空鋲10の筒軸部11は、部
材a,bの厚みに相応する長さを有し、一方、第2の中
空鋲20の筒軸部21は、第1の中空鋲10の筒軸部1
1よりはるかに短い長さのものである。
【0015】各部材a,bの対応位置には、止め孔2,
3が貫通して開設されている。これら止め孔2,3に
は、一方より第1の中空鋲10の筒軸部11が挿通さ
れ、この筒軸部11に他方より第2の中空鋲20の筒軸
部21が結合される。第1の中空鋲10の頭部12は部
材aの止め孔2の孔周縁に係合し、また、第2の中空鋲
20の頭部22は部材bの止め孔3の孔周縁に係合する
もので、これにより、部材a,bが一体に結合される。
【0016】第1,第2の各中空鋲10,20は、図2
に示すように、それぞれの筒軸部11,21の内部に、
先端が開口する中空穴13,23を有する。第2の中空
鋲20の筒軸部21は、第1の中空鋲10の中空穴13
へ挿入し得るように、その外径Aが第1の中空鋲10の
中空穴13の穴径B以下に設定される。第1の中空鋲1
0は、中空穴13の底部14が中心に向かって深く傾斜
するテーパに形成される。第2の中空鋲20は、中空穴
23の底部24が平坦面に形成される。
【0017】第1の中空鋲10の頭部12は、下面全体
が平坦面であるのに対し、第2の中空鋲20の頭部22
は、下面の外周部分のみが平坦面であり、その内周部分
には、筒軸部21の基端部の外周を一周する凹部25が
形成されている。この凹部25は、断面形状が半円形状
である。
【0018】第1の中空鋲10の中空穴13は、その深
さHが第2の中空鋲20の筒軸部21の長さLより大き
な値に設定されている。その結果、第1の中空鋲10の
中空穴13へ第2の中空鋲20の筒軸部21を挿入した
後、軸方向へ衝撃的な加圧力を作用させたとき、まず、
第1の中空鋲10の筒軸部11の先端が第2の中空鋲2
0の頭部22の下面に突き当たって圧縮変形し、次い
で、第2の中空鋲20の筒軸部21の先端が第1の中空
鋲10の中空穴13の底部14に突き当たって圧縮変形
する。
【0019】図3は、第1,第2の各中空鋲10,20
の筒軸部11,21が圧縮変形した状態を示す。第1の
中空鋲10の頭部12または第2の中空鋲20の頭部2
2に対し、ハンマーのような工具を用いて軸方向へ衝撃
的な加圧力Fを作用させると、第1の中空鋲10の筒軸
部11は、先端の開口部が第2の中空鋲20の凹部25
に沿って外周方向へ押し拡げられた形状に圧縮変形す
る。一方、第2の中空鋲20の筒軸部21は、第1の中
空鋲10の中空穴13の内壁を押し拡げるように外周方
向へ膨らみ、かつ先端の開口部が中心方向へ窄むような
形態に圧縮変形する。
【0020】図4は、この発明の第2実施例の止め金具
1を示す。この第2実施例の止め金具1は、第2の中空
鋲20について、上記した第1実施例における凹部25
に代えて、筒軸部21の基端部の外周と頭部22の下面
との間に曲面26を形成したものである。なお、その他
の構成は、第1実施例と同様であり、ここでは同じ部位
に同一の符号を付することで説明を省略する。
【0021】図5は、第2実施例に衝撃的な加圧力Fを
作用させて、第1,第2の各中空鋲10,20の筒軸部
11,21を圧縮変形させた状態を示す。この第2実施
例では、第1の中空鋲10の筒軸部11は、先端の開口
部が曲面26に沿ってわずかに拡き、かつ外周方向へ脹
らんだ形態に圧縮変形し、一方、第2の中空鋲20の筒
軸部21は、第1の中空鋲10の中空穴13の内壁を押
し拡げるように外周方向へ膨らみ、かつ先端の開口部が
中心方向へ窄むような形態に圧縮変形する。
【0022】図6は、この発明の第3実施例の止め金具
1を示す。この第3実施例の止め金具1は、上記した第
2実施例の第2の中空鋲20の凹曲面26を、第2実施
例に比べて大きな曲率に形成したものである。なお、そ
の他の構成は、第2実施例と同様であり、ここでは同じ
部位に同一の符号を付することで説明を省略する。
【0023】図7は、第3実施例に衝撃的な加圧力Fを
作用させて、第1,第2の各中空鋲10,20の筒軸部
11,21を圧縮変形させた状態を示す。この第3実施
例では、第1の中空鋲10の筒軸部11は、外周方向へ
脹らみ、かつ先端の開口部も外周方向へ押し拡げられた
形態に圧縮変形し、一方、第2の中空鋲20の筒軸部2
1は、第1の中空鋲10の中空穴13の内壁を押し拡げ
るように外周方向へ膨らみ、かつ先端の開口部が中心方
向へ窄むような形態に圧縮変形する。
【0024】図8は、この発明の第4実施例である止め
金具1を、ファスナーの引手部材cなどを装飾する装飾
体として用いたものである。前記引手部材cは、1ミリ
程度の厚みのものであり、布や皮革などを素材としてい
る。この引手部材cに止め孔4が貫通して開設され、止
め孔4に第1の中空鋲10の筒軸部11を挿通し、この
筒軸部11に第2の中空鋲20の筒軸部21を結合して
いる。第1の中空鋲10の頭部12は、引手部材cの表
面の止め孔4の孔周縁に係合し、第2の中空鋲20の頭
部22は引手部材cの反対側の表面の止め孔4の孔周縁
に係合し、引手部材cを両側より挟み込んでいる。
【0025】第1、第2の各中空鋲10,20は、図9
に示すように、円筒形状をなす筒軸部11,21の基端
部に、筒軸部11,21の外径より大きな外径の頭部1
2,22が一体形成されて成る。各頭部12,22の上
面は凸曲面に形成され、装飾模様などが施される。
【0026】この第4実施例では、各中空鋲10,20
の頭部12,22を引手部材cの厚みに相当する微小間
隙を隔てて対向させるため、第1の中空鋲10の筒軸部
11は、第2の中空鋲10の筒軸部21とほぼ同程度の
短い長さに形成されると共に、各中空鋲10,20の頭
部12,22の下面には、筒軸部21の基端部の外周を
一周する窪み部17,27がそれぞれ同じ深さに形成さ
れている。
【0027】第1,第2の各中空鋲10,20は、先端
が開口し、かつ底部14,24が平坦な中空穴13,2
3を有している。第2の中空鋲20の筒軸部21は、第
1の中空鋲10の中空穴13へ挿入し得るように、その
外径Aが第1の中空鋲10の中空穴13の穴径B以下に
設定される。
【0028】第1の中空鋲10の中空穴13は、その深
さHが第2の中空鋲20の筒軸部21の窪み部27まで
の長さLとほほ同じか、またはわずかに大きな値に設定
されている。その結果、第1の中空鋲10の中空穴13
へ第2の中空鋲20の筒軸部21を挿入した後、軸方向
へ衝撃的な加圧力Fを作用させたとき、第1の中空鋲1
0の筒軸部11の先端が第2の中空鋲20の頭部22の
窪み部27の底に突き当たって圧縮変形し、これとほぼ
同時に、第2の中空鋲20の筒軸部21の先端が第1の
中空鋲10の中空穴13の底部14に突き当たって圧縮
変形する。
【0029】図10は、第1,第2の各中空鋲10,2
0の筒軸部11,21が圧縮変形した状態を示す。第1
の中空鋲10の頭部12または第2の中空鋲20の頭部
22にハンマーのような工具を用いて軸方向へ衝撃的な
加圧力Fを作用させると、第1の中空鋲10の筒軸部1
1は、先端の開口部が外周方向へ押し拡げられた形態に
圧縮変形する。一方、第2の中空鋲20の筒軸部21
は、先端の開口部が第1の中空鋲10の中空穴13の内
壁を外周方向へ押し拡げるような形態に圧縮変形する。
【0030】図11は、この発明の第5実施例の止め金
具1を示す。この第5実施例の止め金具1は、第2の中
空鋲20について、筒軸部21の基端部の外周に曲率の
大きな曲面26を形成したものである。なお、その他の
構成は、第4実施例と同様であり、ここでは同じ部位に
同一の符号を付することで説明を省略する。
【0031】図12は、第5実施例に衝撃的な加圧力F
を作用させて、第1,第2の各中空鋲10,20の筒軸
部11,21を圧縮変形させた状態を示す。この第2実
施例では、第1の中空鋲10の筒軸部11は、先端の開
口部が曲面26に沿って拡き、かつ外周方向へ脹らんだ
形態に圧縮変形し、一方、第2の中空鋲20の筒軸部2
1は、第1の中空鋲10の中空穴13の内壁を押し拡げ
るように外周方向へ膨らんだ形態に圧縮変形する。
【0032】図13は、この発明の第6実施例の止め金
具1を示す。この第6実施例の止め金具1は、第2の中
空鋲20について、上記した第1実施例における窪み部
27の内周部分に、筒軸部21の基端部の外周面を一周
する凹溝28を形成したものである。なお、その他の構
成は、第4実施例と同様であり、ここでは同じ部位に同
一の符号を付することで説明を省略する。
【0033】図14は、第6実施例に衝撃的な加圧力F
を作用させて、第1,第2の各中空鋲10,20の筒軸
部11,21を圧縮変形させた状態を示す。この第6実
施例では、第1の中空鋲10の筒軸部11は、外周方向
へ脹らんだ形態に圧縮変形し、一方、第2の中空鋲20
の筒軸部21は、先端の開口部が第1の中空鋲10の中
空穴13の内壁を押し拡げるように外周方向へ膨らんだ
形態に圧縮変形する。
【0034】上記した第4〜第6の各実施例において、
第1,第2の各中空鋲10,20が一体に空転しないよ
うに、各中空鋲10,20の頭部12,22の下面の外
周部分に、図15および図16に示すような、複数個の
突起体28aより成る回止め29や、図17および図1
8に示すような、多数の刻み目28bより成る回止め2
9を形成してもよい。
【0035】
【発明の効果】この発明は上記の如く、先端が開口する
有底の中空穴をもつ筒軸部の基端部に、筒軸部の外径よ
り大きな外径の頭部が一体に形成された一対の中空鋲に
より止め金具を構成し、第2の中空鋲は、その筒軸部の
外径を第1の中空鋲の中空穴の穴径以下に設定し、第1
の中空鋲は、加圧時に、第1の中空鋲の筒軸部の先端が
第2の中空鋲の頭部の下面に突き当たり、かつ第2の中
空鋲の筒軸部の先端が第1の中空鋲の中空穴の底部に突
き当たるよう、筒軸部の長さおよび中空穴の深さを設定
したから、この止め金具を用いて部材間の結合や固定な
どを行ったとき、かしめ部分が外部に露出せず、安全か
つ見栄えも良好となる。また、特別な機械や器具を用い
ることなく、ハンマーのような簡易な工具をもってかし
め加工が行える。
【0036】請求項2の発明では、第2の中空鋲の頭部
の下面に、筒軸部の基端部の外周を一周する凹部を形成
したから、第1の中空鋲の筒軸部の先端は凹部内で圧縮
変形し、変形部分は凹部内に収まる。
【0037】請求項3の発明では、第2の中空鋲の筒軸
部の基端部の外周と頭部の下面との間を曲面に形成した
から、第1の中空鋲の筒軸部の先端の開口部は凹曲面に
沿って拡開し、圧縮変形がしやすくなる。
【0038】請求項4の発明では、第1、第2の中空鋲
の少なくとも一方の頭部の下面に、回止めを形成したか
ら、この止め金具を装飾体として用いた場合、各中空鋲
が一体に空転するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の止め金具の使用例を示す断面図で
ある。
【図2】第1実施例の止め金具を示す断面図である。
【図3】第1実施例の結合状態を示す断面図である。
【図4】第2実施例の止め金具を示す断面図である。
【図5】第2実施例の結合状態を示す断面図である。
【図6】第3実施例の止め金具を示す断面図である。
【図7】第3実施例の結合状態を示す断面図である。
【図8】第4実施例の止め金具の使用例を示す断面図で
ある。
【図9】第4実施例の止め金具を示す断面図である。
【図10】第4実施例の結合状態を示す断面図である。
【図11】第5実施例の止め金具を示す断面図である。
【図12】第5実施例の結合状態を示す断面図である。
【図13】第6実施例の止め金具を示す断面図である。
【図14】第6実施例の結合状態を示す断面図である。
【図15】回止めが形成された実施例の頭部の底面図で
ある。
【図16】頭部に回止めが形成された図15の実施例の
正面図である。
【図17】回止めの他の実施例を示す頭部の底面図であ
る。
【図18】図17の回止めが形成された実施例の正面図
である。
【図19】従来の中空鋲の使用例を示す正面図である。
【図20】従来の中空鋲による固定状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 止め金具 10 第1の中空鋲 20 第2の中空鋲 11,21 筒軸部 12,22 頭部 13,23 中空穴 25 凹部 26 曲面 29 回止め

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の中空鋲より成る止め金具であり、 各中空鋲は、先端が開口する有底の中空穴をもつ筒軸部
    を備え、各筒軸部の基端部に、筒軸部の外径より大きな
    外径の頭部が一体に形成されており、 第2の中空鋲は、その筒軸部の外径が第1の中空鋲の中
    空穴の穴径以下に設定され、 第1の中空鋲は、加圧時に、第1の中空鋲の筒軸部の先
    端が第2の中空鋲の頭部の下面に突き当たり、かつ第2
    の中空鋲の筒軸部の先端が第1の中空鋲の中空穴の底部
    に突き当たるよう、筒軸部の長さおよび中空穴の深さが
    設定されて成る止め金具。
  2. 【請求項2】 第2の中空鋲は、頭部の下面に、筒軸部
    の基端部の外周を一周する凹部が形成されている請求項
    1に記載された止め金具。
  3. 【請求項3】 第2の中空鋲は、筒軸部の基端部の外周
    と頭部の下面との間が曲面に形成されている請求項1に
    記載された止め金具。
  4. 【請求項4】 第1、第2の中空鋲の少なくとも一方
    は、頭部の下面に、回止めが形成されている請求項1〜
    3のいずれかに記載された止め金具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014200801A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 田中 良三 ハトメ
TWI585308B (zh) * 2012-08-16 2017-06-01 紐飛利有限公司 盲鉚釘之配置

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