JPH11310901A - 連結型平板ブロック - Google Patents

連結型平板ブロック

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JPH11310901A
JPH11310901A JP13444498A JP13444498A JPH11310901A JP H11310901 A JPH11310901 A JP H11310901A JP 13444498 A JP13444498 A JP 13444498A JP 13444498 A JP13444498 A JP 13444498A JP H11310901 A JPH11310901 A JP H11310901A
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JP
Japan
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surface portion
peripheral surface
flat plate
plate block
block
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13444498A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Suzuki
勇夫 鈴木
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HIGASHI NIPPON KAIHATSU KK
Original Assignee
HIGASHI NIPPON KAIHATSU KK
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Publication date
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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 1種類のブロックで互いに連結可能であるとともに、ブ
ロックの外周部の反りを有効に防止できる、連結型平板
ブロックを提供する。 【課題】 【解決手段】 平板ブロックが、互いに向かい合う矩形
の1対の表面部10及び裏面部20と、これら表面部及
び裏面部同士を接続する周面部であって、周方向に順に
第1周面部31と第2周面部32と第3周面部33と第
4周面部34とを備えるものと、第1周面部及び第2周
面部に設けた突起40と、第3周面部及び第4周面部に
形成した凹部50とからなり、突起40は、表面部及び
裏面部10、20側の外面が互いに平行な部分41、4
2を有し、凹部50は、表面部及び裏面部10、20側
の内面が互いに平行な部分51、52を有し、凹部の表
裏方向における幅53が、突起40の表裏方向における
幅43と実質的に等しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路または公園
内の通路などの歩行路面に好適に使用できる、平板ブロ
ックに関する。
【0002】
【従来技術】平板ブロックは、水平に均した路盤の上に
ウレタン樹脂系接着剤により接着しながら、路盤に敷き
詰められる。この種の平板ブロックとして、古タイヤを
裁断して得たゴムチップを主原料とするゴム製のものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゴム製の平板ブロック
は、曲がり易いので、平板ブロックの中央部に荷重が加
わると、平板ブロックの外周部が反るという現象が見ら
れた。また、平板ブロックを路盤に接着すると、経年変
化による収縮作用で1〜2年当たり1mm程度縮むとい
う現象もあった。このような現象が生じると、隣接する
ブロックとの間に隙間が、形成されて路盤が見えるた
め、見栄えが低下するだけでなく、隙間に泥などの異物
が入り込んでしまうという問題が生じる。異物が隙間に
入り込むと、異物は平板ブロックの下側に回り込んで、
平板ブロックの反りを助長することがあった。
【0004】公知の平板ブロックとして、実開昭60−
111906号には、4個の周面に凹部を形成した直方
体状の凹ブロックと、2個の相対する周面に凹部とこれ
に填る形状の凸部とをそれぞれ有する凹凸ブロックと、
4個の周面に凸部を形成した直方体状の凸ブロックの3
種のブロックの組み合わせからなる道路仮復旧用ブロッ
クが開示されている。また、実開昭60−111907
号には、4個の周面に凹部を形成した直方体状の凹ブロ
ックと、凹部に填める連結体とからなる道路仮復旧用ブ
ロックが開示されている。さらに、実開昭64−241
03号及び実開平7−42794号には、突起と凹部と
を別々の周面に形成した透水性ブロックが開示されてい
る。
【0005】これら公知の平板ブロックのうち、前2者
の平板ブロックは、路面上に敷設するには、3種類のブ
ロックまたはブロックと連結体の2種類が必要であり、
製造及び保管の観点で面倒であった。また、後2者の平
板ブロックは、突起の表裏方向表面が湾曲しており、ブ
ロックの外周部に生ずる反りに対抗できなかった。
【0006】この発明の目的は、1種類のブロックで互
いに連結可能であるとともに、ブロックの外周部の反り
を有効に防止できる、連結型平板ブロックを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、互いに向か
い合う矩形の1対の表面部及び裏面部と、これら表面部
及び裏面部同士を接続する周面部であって、周方向に順
に第1周面部と第2周面部と第3周面部と第4周面部と
を備えるものと、第1周面部及び第2周面部に設けた突
起と、第3周面部及び第4周面部に形成した凹部とから
なり、突起は、表面部及び裏面部側の外面が互いに平行
な部分を有し、凹部は、表面部及び裏面部側の内面が互
いに平行な部分を有し、凹部の表裏方向における幅が、
突起の表裏方向における幅と実質的に等しいことを特徴
とする、本発明のよる連結型平板ブロックによって達成
される。
【0008】ここに、「表裏方向」とは、表面部と裏面
部とが位置する方向の意味である。
【0009】表面部及び裏面部は、正方形とすることが
できる。
【0010】突起または凹部は、それぞれ2個の部分に
分かれてもよい。こうすると、平板ブロックを互いにず
らしながら、連結することができるので、四つ目地配置
のみならず、うま張り目地配置での平板ブロックの敷設
が可能となる。また、平板ブロック上に降りかかった雨
水が、突起の分断箇所を通って路盤内にしみこむことが
できる。さらに、分断箇所を、平板ブロックの敷設作業
の位置決めセンターとして利用できる。
【0011】表面部と裏面部とは、表面形状を異にして
もよい。こうすると、平板ブロックの表裏をひっくり返
すだけで、単一種類の平板ブロックで異なった表面形状
(すなわち、表面部と裏面部の一方が平面で、他方が複
数個の突出部を有するといった表面形状)を提供でき
る。
【0012】
【実施の形態】次に、本発明による連結型平板ブロック
の好ましい実施の形態の1例を、添付図面を参照しなが
ら説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態の1例による
連結型平板ブロックを、その表面部10側から見た斜視
図を、また、図2は、この連結型平板ブロックを、その
裏面部20側から見た斜視図を示すものである。表面部
10と裏面部20とは、互いに向かい合って対をなして
いる。表面部と裏面部は、矩形、好ましくは正方形であ
る。連結型平板ブロックは、古タイヤを裁断して得たゴ
ムチップをウレタン樹脂バインダで結合させて所定形状
に成形することにより製造するのが好ましい。
【0014】図示の例では、表面部10は、平板である
が、裏面部20には、複数個のいぼ状突出部21が形成
されている。いぼ状突出部の代わりに線状突出部も設け
てもよい。このような突出部が形成されている裏面部を
上にして平板ブロックを敷設すると、傾斜面及び歩道橋
の階段では、すべき止めとして機能する。また、このよ
うな突出が形成されている裏面部を下にして平板ブロッ
クを敷設すると、雨水は、突出部の間を流れることがで
き、排水工事が簡単になる。突出部21を盲人用ブロッ
クに使用されている突起の形にしてもよいことは勿論で
ある。
【0015】表面部10と裏面部20とは、周面部3
1、32、33及び34により接続される。図3及び4
から明らかなように、周面部は、周方向に順に、第1周
面部31と第2周面部32と第3周面部33と第4周面
部34とを備える。
【0016】第1周面部31及び第2周面部32には、
突起40が設けられる。図示の例では、突起40は、2
つの部分に分かれる。突起の突出長さは、9mmが最適
である。また、第3周面部33及び第4周面部34に
は、凹部50が形成される。図示の例では、凹部50
も、突起40と同様に、2つの部分に分かれる。凹部の
深さは、10mmが最適である。図5に示すように、突
起40は、平板ブロックの表面部10及び裏面部20側
の外面が互いに平行な部分を41及び42を有する。ま
た、図5に示すように、凹部50は、平板ブロックの表
面部10及び裏面部20側の内面が互いに平行な部分を
51及び52を有するとともに、凹部50の幅、すなわ
ち平板ブロックの表面部10及び裏面部20が位置する
方向における幅53が、突起40の幅、すなわち平板ブ
ロックの表面部10及び裏面部20が位置する方向にお
ける幅43と実質的に等しくなるように成形される。幅
53及び43は、好ましくは、5mmである。
【0017】このような形状を持つ、単一種類の平板ブ
ロックを複数個製造し、平板ブロックを敷設する路盤上
に接着剤を用いながら路盤に接着して敷き詰める。敷き
詰める際には、1つの平板ブロックの凹部50に別の平
板ブロックの突起40を填め込む。従来の平板ブロック
では、敷設前に路盤表面を均してかなりの程度水平化し
ないと、隣接するブロックとの間に段差が生じ、見苦し
いだけでなくつまずくなどの問題を起こすことがあっ
た。本発明による平板ブロックは、隣接する偏板ブロッ
クとの間で突起40と凹部50と填り合うことにより、
平板ブロック同士である程度の水平化をもたらすことが
できるので、路盤表面に多少の不陸すなわち凹凸があっ
てもよい。これは、路盤表面の多少の凹凸は、凹がある
表面箇所では、接着剤が、平板ブロックと路盤表面間で
はさほど潰れずに硬化し、凸がある表面箇所では、接着
剤が、平板ブロックの重みにより平板ブロックと路盤表
面間で潰れて硬化することにより、凹凸が吸収されるか
らである。敷設路盤の端に位置する平板ブロックは、路
盤の端の形状に合わせてカットするが、本発明による平
板ブロックは、第1及び第2周面部31及び32に突起
40が設けられ、また、第3及び第4周面部33及び3
4に凹部50が形成されるので、カットされた切れ端
は、再利用可能となる。
【0018】
【発明の効果】本発明のよる平板ブロックによれば、次
のような顕著な効果がもたらされる。
【0019】(1)4個の周面部は、周方向に順に第1
周面部と第2周面部と第3周面部と第4周面部とを備
え、第1周面部及び第2周面部には、突起が設けられ、
第3周面部及び第4周面部には、凹部が形成されるの
で、単一種類の平板ブロックを組み合わせることによ
り、路盤上の必要面積に平板ブロックを敷き詰めること
ができる。
【0020】(2)突起は、表面部及び裏面部側の外面
が互いに平行な部分を有し、凹部は、表面部及び裏面部
側の内面が互いに平行な部分を有するとともに、表裏方
向における幅が、突起の表裏方向における幅と実質的に
等しいので、平板ブロック同士を連結すると、突起と凹
部が、強く填り合り隣接する平板ブロックとの間で表裏
方向において水平化を維持できるため、平板ブロックの
外周部に生ずる反りに対抗できる。また、路盤表面に対
して従来要求されていた水平化の程度を緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による連結型平板ブロックの実施の形
態の1例を、表面部側から見た斜視図である。
【図2】 上記例を、裏面部側から見た斜視図である。
【図3】 上記例の表面部側から見た平面図である。
【図4】 上記例の側面図である。
【図5】 上記例の平板ブロック同士の接続箇所の拡大
側面図である。
【符号の説明】 10 表面部 20 裏面部 31 第1周面部 32 第2周面部 33 第3周面部 34 第4周面部 40 突起 41、42 突起の外面が互い
に平行な部分 43 突起の幅 50 凹部 51、52 凹部の内面が互い
に平行な部分 53 凹部の幅

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに向かい合う矩形の1対の表面部
    (10)及び裏面部(20)と、これら表面部及び裏面
    部同士を接続する周面部であって、周方向に順に第1周
    面部(31)と第2周面部(32)と第3周面部(3
    3)と第4周面部(34)とを備えるものと、第1周面
    部及び第2周面部に設けた突起(40)と、第3周面部
    及び第4周面部に形成した凹部(50)とからなり、突
    起(40)は、表面部及び裏面部(10、20)側の外
    面が互いに平行な部分(41、42)を有し、凹部(5
    0)は、表面部及び裏面部(10、20)側の内面が互
    いに平行な部分(51、52)を有し、凹部(50)の
    表裏方向における幅(53)が、突起(40)の表裏方
    向における幅(43)と実質的に等しい、連結型平板ブ
    ロック。
  2. 【請求項2】 前記表面部(10)及び裏面部(20)
    は、正方形である、請求項1に記載の連結型平板ブロッ
    ク。
  3. 【請求項3】 前記突起(40)は、2個の部分に分か
    れる、請求項1又は2に記載の連結型平板ブロック。
  4. 【請求項4】 前記凹部(50)は、2個の部分に分か
    れる、請求項1ないし3のいずれか1に記載の連結型平
    板ブロック。
  5. 【請求項5】 前記表面部(10)と前記裏面部(2
    0)とは、表面形状を異にする、請求項1ないし4のい
    ずれか1に記載の連結型平板ブロック。
JP13444498A 1998-04-28 1998-04-28 連結型平板ブロック Withdrawn JPH11310901A (ja)

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JP13444498A JPH11310901A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 連結型平板ブロック

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JPH11310901A true JPH11310901A (ja) 1999-11-09

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ID=15128506

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JP (1) JPH11310901A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101476984B1 (ko) * 2013-02-21 2014-12-29 한국교통대학교산학협력단 결합구조를 가지는 보도블록
JP2017160065A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 株式会社ホクコン ノロ改質組成物及びモルタル成形物・敷きパネル並びに敷きパネルの製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705