JPH11310291A - ディスクカートリッジ収納ケースの収納ラック - Google Patents
ディスクカートリッジ収納ケースの収納ラックInfo
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- JPH11310291A JPH11310291A JP11900498A JP11900498A JPH11310291A JP H11310291 A JPH11310291 A JP H11310291A JP 11900498 A JP11900498 A JP 11900498A JP 11900498 A JP11900498 A JP 11900498A JP H11310291 A JPH11310291 A JP H11310291A
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- Japan
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- disk cartridge
- storage case
- storage rack
- storage
- engagement
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作性が良く、拡張性に優れ、かつ低コスト
に複数のディスクカートリッジ収納ケースを収納する。 【解決手段】 円盤状情報記録媒体を収納したディスク
カートリッジを収納保持するディスクカートリッジ収納
ケースを収納するラックであって、平板状の底板の両側
に、その先端部に山状突出部を有する複数の係合支持突
片を有する。
に複数のディスクカートリッジ収納ケースを収納する。 【解決手段】 円盤状情報記録媒体を収納したディスク
カートリッジを収納保持するディスクカートリッジ収納
ケースを収納するラックであって、平板状の底板の両側
に、その先端部に山状突出部を有する複数の係合支持突
片を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや磁気
ディスク等の情報信号の記録媒体として用いられる円盤
状情報記録媒体を収納したディスクカートリッジを収納
保持するディスクカートリッジ収納ケースの収納ラック
に関する。
ディスク等の情報信号の記録媒体として用いられる円盤
状情報記録媒体を収納したディスクカートリッジを収納
保持するディスクカートリッジ収納ケースの収納ラック
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録媒体として用いられるディス
クを収納したディスクカートリッジを、ディスク記録及
び/又は再生装置に装着されない保管時に収納しておく
ディスクカートリッジの収納ケースが用いられている。
クを収納したディスクカートリッジを、ディスク記録及
び/又は再生装置に装着されない保管時に収納しておく
ディスクカートリッジの収納ケースが用いられている。
【0003】ディスクを収納したディスクカートリッジ
には、ディスクの信号記録領域の一部を外方に臨ませる
記録及び/又は再生用の開口部が設けられている。ディ
スクカートリッジには、保管時に開口部を介して、カー
トリッジ内に塵埃が侵入したり、開口部を介して異物が
侵入するなどして収納したディスクが損傷されることを
防止するため、開口部を閉塞するシャッタが設けられて
いる。
には、ディスクの信号記録領域の一部を外方に臨ませる
記録及び/又は再生用の開口部が設けられている。ディ
スクカートリッジには、保管時に開口部を介して、カー
トリッジ内に塵埃が侵入したり、開口部を介して異物が
侵入するなどして収納したディスクが損傷されることを
防止するため、開口部を閉塞するシャッタが設けられて
いる。
【0004】ディスクカートリッジの保管時に不用意に
シャッタが操作され、記録及び/又は再生用の開口部が
開放されると、塵埃やその他の異物の侵入を防止ること
ができなくなる。
シャッタが操作され、記録及び/又は再生用の開口部が
開放されると、塵埃やその他の異物の侵入を防止ること
ができなくなる。
【0005】そこで、保管時に不用意にシャッタが操作
されて記録及び/又は再生用の開口部が開放されること
を防止し、さらに、落下等によって大きな衝撃を受ける
ことを防止するため、ディスクカートリッジを収納する
収納ケースが用いられている。
されて記録及び/又は再生用の開口部が開放されること
を防止し、さらに、落下等によって大きな衝撃を受ける
ことを防止するため、ディスクカートリッジを収納する
収納ケースが用いられている。
【0006】この種の収納ケースとしては、図26に示
すような、PP(ポリプロピレン)樹脂や紙を使用した
ブックケースタイプのいわゆるスリーブケース200が
ビデオカセットとの収納ケースとして広く知られてい
る。
すような、PP(ポリプロピレン)樹脂や紙を使用した
ブックケースタイプのいわゆるスリーブケース200が
ビデオカセットとの収納ケースとして広く知られてい
る。
【0007】また、上記ブックケースタイプの改良版と
して透明樹脂成型品を使用した図27に示すような側面
操作型のスリーブケース300が提案されている。これ
は、ディスクカートリッジを入れるとともにケース側面
部分のタブ301がカートリッジに連動して奥方向に移
動し、カートリッジを取り出す場合は、タブ301を指
や爪で手前に引張り出すことにより、カートリッジが連
動して収納ケース内から引張り出されるというものであ
る。
して透明樹脂成型品を使用した図27に示すような側面
操作型のスリーブケース300が提案されている。これ
は、ディスクカートリッジを入れるとともにケース側面
部分のタブ301がカートリッジに連動して奥方向に移
動し、カートリッジを取り出す場合は、タブ301を指
や爪で手前に引張り出すことにより、カートリッジが連
動して収納ケース内から引張り出されるというものであ
る。
【0008】さらにまた、図28に示すような収納ケー
ス400が小型の光ディスク等の収納ケースとして知ら
れている。この収納ケース400は、主にカバー部40
1に透明のPS(ポリスチレン)樹脂やAS(アクリロ
ニトリルスチレン)樹脂が用いられるとともに、ベース
部材402としてABS(アクリロニトリルブタジエン
スチレン)樹脂やHi−PS(ハイインパクトポリスチ
レン)樹脂が用いられてなるものであって、耐衝撃性の
高いベース部材401側で衝撃を吸収させるように設計
されてなるものである。
ス400が小型の光ディスク等の収納ケースとして知ら
れている。この収納ケース400は、主にカバー部40
1に透明のPS(ポリスチレン)樹脂やAS(アクリロ
ニトリルスチレン)樹脂が用いられるとともに、ベース
部材402としてABS(アクリロニトリルブタジエン
スチレン)樹脂やHi−PS(ハイインパクトポリスチ
レン)樹脂が用いられてなるものであって、耐衝撃性の
高いベース部材401側で衝撃を吸収させるように設計
されてなるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図26
に示すブックケースタイプのスリーブケース200にあ
っては、通常厚さ約0.5mm程度のシート材を折り曲
げて函状に形成しているため、誤って棚や机の上などの
高い所から落下させてしまったような場合に、衝撃がま
ともにカートリッジに伝わって、ディスクカートリッジ
が破損してしまうことがあった。
に示すブックケースタイプのスリーブケース200にあ
っては、通常厚さ約0.5mm程度のシート材を折り曲
げて函状に形成しているため、誤って棚や机の上などの
高い所から落下させてしまったような場合に、衝撃がま
ともにカートリッジに伝わって、ディスクカートリッジ
が破損してしまうことがあった。
【0010】また、収納ケースそのものにカートリッジ
保持手段を有していないため、シートの折り曲げ加工の
ばらつきによってケース内寸法がカートリッジ幅に比較
して大きくなりすぎて、ユーザーが不注意でケースを逆
さまにした時、中のディスクカートリッジが飛び出して
きて足をけがしてしまうこともあった。また、紙ケース
の場合は不透明であるし、PP樹脂のシート材の場合に
おいてもシートの透明性が悪く、中のカートリッジがき
れいに見せられないといった装飾性の問題があったり、
カートリッジ上に印刷された内容、ラベルに書かれたメ
モ等が十分に見せられないといった不具合があった。
保持手段を有していないため、シートの折り曲げ加工の
ばらつきによってケース内寸法がカートリッジ幅に比較
して大きくなりすぎて、ユーザーが不注意でケースを逆
さまにした時、中のディスクカートリッジが飛び出して
きて足をけがしてしまうこともあった。また、紙ケース
の場合は不透明であるし、PP樹脂のシート材の場合に
おいてもシートの透明性が悪く、中のカートリッジがき
れいに見せられないといった装飾性の問題があったり、
カートリッジ上に印刷された内容、ラベルに書かれたメ
モ等が十分に見せられないといった不具合があった。
【0011】一方、図27に示す改良版のスリーブケー
ス300にあっては、ケースからのカートリッジを抜け
落ち防止や透明性の点では上記課題を解決するものの、
カートリッジを取り出す場合に、上記タブ301を強い
力で引っ張り出さなければならず、指で開けようとする
と指が滑って開けにくいものであった。また、爪で開け
ようとすると爪を痛めてしまうことがあり、操作性とい
う点で問題があった。
ス300にあっては、ケースからのカートリッジを抜け
落ち防止や透明性の点では上記課題を解決するものの、
カートリッジを取り出す場合に、上記タブ301を強い
力で引っ張り出さなければならず、指で開けようとする
と指が滑って開けにくいものであった。また、爪で開け
ようとすると爪を痛めてしまうことがあり、操作性とい
う点で問題があった。
【0012】また落下等に対する衝撃強度を持たせるた
めに使用する樹脂として透明で耐衝撃性の高い樹脂、例
えばポリカーボネイト樹脂やABS樹脂の透明グレード
等の高価な材料を使用しなければならず、コストアップ
の要因となっていた。
めに使用する樹脂として透明で耐衝撃性の高い樹脂、例
えばポリカーボネイト樹脂やABS樹脂の透明グレード
等の高価な材料を使用しなければならず、コストアップ
の要因となっていた。
【0013】また、図28に示す収納ケース400に対
しては、昨今市場からはベース部材402の部分につい
ても透明化が要求されている。そこで、そのままベース
部材402に透明樹脂を使用すると耐衝撃性が著しく落
ち、高所から落下させたような場合にケースがひび割れ
たり、破損してしまい保護ケースとしての役目を失いや
すいという欠点があった。
しては、昨今市場からはベース部材402の部分につい
ても透明化が要求されている。そこで、そのままベース
部材402に透明樹脂を使用すると耐衝撃性が著しく落
ち、高所から落下させたような場合にケースがひび割れ
たり、破損してしまい保護ケースとしての役目を失いや
すいという欠点があった。
【0014】そこで、この欠点を補うためベース部材4
02に耐衝撃性の高い透明材料であるPC樹脂やABS
樹脂の透明グレード等を使用する方法も考えられるが、
上記ケース200の場合と同様に、コストが大幅に跳ね
上がり収納ケースの製造コストが著しく高くなってしま
うという欠点がある。よって、収納ケース400は透明
樹脂と不透明樹脂の組み合わせに限定されがちであり、
装飾性という点においての自由度が比較的狭いという問
題があった。また、構造上収納ケース400の場合、片
面側からしかカートリッジを収納ケース400に収納で
きないため組み込み時の方向性が決まってしまい、組立
て生産性が低いことから新しい構造の収納ケースの提案
が待たれていた。
02に耐衝撃性の高い透明材料であるPC樹脂やABS
樹脂の透明グレード等を使用する方法も考えられるが、
上記ケース200の場合と同様に、コストが大幅に跳ね
上がり収納ケースの製造コストが著しく高くなってしま
うという欠点がある。よって、収納ケース400は透明
樹脂と不透明樹脂の組み合わせに限定されがちであり、
装飾性という点においての自由度が比較的狭いという問
題があった。また、構造上収納ケース400の場合、片
面側からしかカートリッジを収納ケース400に収納で
きないため組み込み時の方向性が決まってしまい、組立
て生産性が低いことから新しい構造の収納ケースの提案
が待たれていた。
【0015】そこで、上述の問題を解決するため、新し
いディスクカートリッジの収納ケースとして、図23及
び図24に示す如き構造の収納ケース101が提案され
ている。
いディスクカートリッジの収納ケースとして、図23及
び図24に示す如き構造の収納ケース101が提案され
ている。
【0016】本発明は、このような新しいディスクカー
トリッジの収納ケース101をさらに便利に使用するた
めのに、この収納ケース101を複数個まとめて収納す
る収納ラックを新規に提案するものである。すなわち、
操作性が良く、拡張性に優れ、かつ低コストなディスク
カートリッジ収納ケースの収納ラックを提供することを
目的とする。
トリッジの収納ケース101をさらに便利に使用するた
めのに、この収納ケース101を複数個まとめて収納す
る収納ラックを新規に提案するものである。すなわち、
操作性が良く、拡張性に優れ、かつ低コストなディスク
カートリッジ収納ケースの収納ラックを提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスクカ
ートリッジ収納ケースの収納ラックは、円盤状情報記録
媒体を収納したディスクカートリッジを収納保持するデ
ィスクカートリッジ収納ケースを収納するラックであっ
て、平板状の底板の両側に、その先端部に山状突出部を
有する複数の係合支持突片を有するものである。
ートリッジ収納ケースの収納ラックは、円盤状情報記録
媒体を収納したディスクカートリッジを収納保持するデ
ィスクカートリッジ収納ケースを収納するラックであっ
て、平板状の底板の両側に、その先端部に山状突出部を
有する複数の係合支持突片を有するものである。
【0018】そして、本発明は、上記係止突片を有する
側と直角方向の側面に、変形防止壁を少なくとも1つ有
するようにしても良い。
側と直角方向の側面に、変形防止壁を少なくとも1つ有
するようにしても良い。
【0019】本発明は、片方の変形防止壁に係合凸部を
設けるとともに、他方の変形防止壁に係合凹部を設け、
この係合凹部と係合凸部の係合により二つのラックを連
結可能にしてなる。
設けるとともに、他方の変形防止壁に係合凹部を設け、
この係合凹部と係合凸部の係合により二つのラックを連
結可能にしてなる。
【0020】本発明は、上記係止突片の外側面の同一高
さ位置にストッパー段差が形成してもよい。
さ位置にストッパー段差が形成してもよい。
【0021】また、上記平板状の底板に設けられる穴部
と、この穴部を十字状の連結板で区切り連結してなる。
と、この穴部を十字状の連結板で区切り連結してなる。
【0022】上記係止突片の根本部分に上記山状突出部
の突出高さ以上の長さを有する貫通穴が設けられてな
る。
の突出高さ以上の長さを有する貫通穴が設けられてな
る。
【0023】上記山状突出部は、その最大突出位置より
底板側の勾配が解放側の勾配より急勾配となされる。
底板側の勾配が解放側の勾配より急勾配となされる。
【0024】上記平板状の底板の下面側の上記山状突出
部間となる位置に凹条の溝部を複数設けてなる。
部間となる位置に凹条の溝部を複数設けてなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。
いて図面を参照しながら説明する。
【0026】先ず、本発明に係る収納ラックが適用され
るディスクカートリッジ及びその収納ケースについて説
明する。
るディスクカートリッジ及びその収納ケースについて説
明する。
【0027】本発明に係る収納ラックが収納する収納ケ
ースは、光ディスクや光磁気ディスク等の情報信号の記
録媒体となるディスクを収納したディスクカートリッジ
を収納するものである。
ースは、光ディスクや光磁気ディスク等の情報信号の記
録媒体となるディスクを収納したディスクカートリッジ
を収納するものである。
【0028】この収納ケースに収納されるディスクカー
トリッジ51は、図22に示すように、合成樹脂により
形成された上下一対のハーフ52,53を突き合わせ結
合して形成したカートリッジ本体54内に光ディスク5
5を収納している。カートリッジ本体54の上下面に
は、光ディスク55の信号記録領域を径方向に亘って外
方に臨ませる記録及び/又は再生用の開口部56が設け
られている。
トリッジ51は、図22に示すように、合成樹脂により
形成された上下一対のハーフ52,53を突き合わせ結
合して形成したカートリッジ本体54内に光ディスク5
5を収納している。カートリッジ本体54の上下面に
は、光ディスク55の信号記録領域を径方向に亘って外
方に臨ませる記録及び/又は再生用の開口部56が設け
られている。
【0029】カートリッジ本体54には、開口部56を
開閉する断面コ字状をなすシャッタ57が前面側から嵌
合するように取り付けられている。このシャッタ57
は、カートリッジ本体54の前面側に移動可能に取り付
けられたスライダ58に取り付けられることによって開
口部56を開閉する図22中矢印A方向及び矢印B方向
に移動可能となされている。シャッタ57は、カートリ
ッジ本体54内に配設されたねじりコイルバネ59によ
って常時開口部56を閉塞する図22中矢印B方向に付
勢されているが、ねじりコイルバネ59の付勢力に抗し
て開口部56を開放する図22中矢印A方向に移動可能
である。したがって、シャッタ57は、ねじりコイルバ
ネ59の付勢力に抗して図22中矢印A方向に移動させ
る力が加えられると、開口部56を開放させる方向に移
動されてしまう。
開閉する断面コ字状をなすシャッタ57が前面側から嵌
合するように取り付けられている。このシャッタ57
は、カートリッジ本体54の前面側に移動可能に取り付
けられたスライダ58に取り付けられることによって開
口部56を開閉する図22中矢印A方向及び矢印B方向
に移動可能となされている。シャッタ57は、カートリ
ッジ本体54内に配設されたねじりコイルバネ59によ
って常時開口部56を閉塞する図22中矢印B方向に付
勢されているが、ねじりコイルバネ59の付勢力に抗し
て開口部56を開放する図22中矢印A方向に移動可能
である。したがって、シャッタ57は、ねじりコイルバ
ネ59の付勢力に抗して図22中矢印A方向に移動させ
る力が加えられると、開口部56を開放させる方向に移
動されてしまう。
【0030】カートリッジ本体54のシャッタ57が取
り付けられた前面側の両側には、このディスクカートリ
ッジ51をディスク記録及び/又は再生装置に装着する
際等に用いられるカートリッジローディング用の係合凹
部60が設けられている。この係合凹部60は、上ハー
フ52側を閉塞され下ハーフ53側から側面側を開放し
て形成されている。
り付けられた前面側の両側には、このディスクカートリ
ッジ51をディスク記録及び/又は再生装置に装着する
際等に用いられるカートリッジローディング用の係合凹
部60が設けられている。この係合凹部60は、上ハー
フ52側を閉塞され下ハーフ53側から側面側を開放し
て形成されている。
【0031】このように構成されたディスクカートリッ
ジ51を収納する収納ケース101は、図23及び図2
4に示すように、相対向し互いに平行に延長される第1
及び第2の枠部102,103と、これら第1及び第2
の枠部102,103の基端部側を連結する連結片10
4とを一体に形成した枠体105と、この枠体105の
第1及び第2の枠部102,103間に相対向して互い
に平行に挿入配設される第1及び第2の覆板106,1
07とから構成される。
ジ51を収納する収納ケース101は、図23及び図2
4に示すように、相対向し互いに平行に延長される第1
及び第2の枠部102,103と、これら第1及び第2
の枠部102,103の基端部側を連結する連結片10
4とを一体に形成した枠体105と、この枠体105の
第1及び第2の枠部102,103間に相対向して互い
に平行に挿入配設される第1及び第2の覆板106,1
07とから構成される。
【0032】更に、第1及び第2の枠部102,103
の相対向する各内側面には、当該収納ケース101に収
納されるディスクカートリッジ51の相対向する両側が
挿入され、このディスクカートリッジ51を保持するカ
ートリッジ保持溝125,126が設けられている。こ
れらカートリッジ保持溝125,126は、第1及び第
2の枠部102,103の先端部側から基端部側に亘る
長手方向のほぼ全長に亘って形成されている。カートリ
ッジ保持溝125,126は、図23に示すように、第
1及び第2の枠部102,103の先端部を開放し、基
端部側を連結片104によって閉塞して形成され、先端
部側の開放端をディスクカートリッジ51の挿入端と
し、連結片104によって閉塞された基端部側の閉塞端
をディスクカートリッジ51の挿入位置規制部としてい
る。
の相対向する各内側面には、当該収納ケース101に収
納されるディスクカートリッジ51の相対向する両側が
挿入され、このディスクカートリッジ51を保持するカ
ートリッジ保持溝125,126が設けられている。こ
れらカートリッジ保持溝125,126は、第1及び第
2の枠部102,103の先端部側から基端部側に亘る
長手方向のほぼ全長に亘って形成されている。カートリ
ッジ保持溝125,126は、図23に示すように、第
1及び第2の枠部102,103の先端部を開放し、基
端部側を連結片104によって閉塞して形成され、先端
部側の開放端をディスクカートリッジ51の挿入端と
し、連結片104によって閉塞された基端部側の閉塞端
をディスクカートリッジ51の挿入位置規制部としてい
る。
【0033】第1及び第2の枠部102,103の基端
部側には、図23に示すように、当該収納ケース101
に収納されるディスクカートリッジ51の相対向する両
側に設けた係合凹部60,60に相対係合してディスク
カートリッジ51の脱落を防止するためのカートリッジ
保持部127,127が設けられている。これらカート
リッジ保持部127は、図23に示すように、カートリ
ッジ保持溝125,126内に膨出するように形成され
ている。
部側には、図23に示すように、当該収納ケース101
に収納されるディスクカートリッジ51の相対向する両
側に設けた係合凹部60,60に相対係合してディスク
カートリッジ51の脱落を防止するためのカートリッジ
保持部127,127が設けられている。これらカート
リッジ保持部127は、図23に示すように、カートリ
ッジ保持溝125,126内に膨出するように形成され
ている。
【0034】カートリッジ保持部127は、第1及び第
2の枠部102,103の一部に抜き穴128を形成す
ることによって、ディスクカートリッジ51のカートリ
ッジ保持溝125,126に対する装脱方向の両側のみ
を第1及び第2の枠部102,103に連結して第1及
び第2の枠部102,103と一体に形成される。カー
トリッジ保持部127の中央部には、最もカートリッジ
保持溝125,126内に突出する係合突部127aが
設けられている。このように構成されたカートリッジ保
持部127は、ディスクカートリッジ51の係合凹部6
0と係合突部127aが係脱する際、係合凹部60内に
出没するディスクカートリッジ51の装脱方向と直交す
る方向に容易に変位することができる。また、係合突部
127aの両側には、図23に示すように、ディスクカ
ートリッジ51の装脱方向に傾斜する係合ガイド面12
7bが形成されている。これら係合ガイド面127b
は、ディスクカートリッジ51の係合凹部60と係合突
部127aとが容易に係脱するようにガイドする。
2の枠部102,103の一部に抜き穴128を形成す
ることによって、ディスクカートリッジ51のカートリ
ッジ保持溝125,126に対する装脱方向の両側のみ
を第1及び第2の枠部102,103に連結して第1及
び第2の枠部102,103と一体に形成される。カー
トリッジ保持部127の中央部には、最もカートリッジ
保持溝125,126内に突出する係合突部127aが
設けられている。このように構成されたカートリッジ保
持部127は、ディスクカートリッジ51の係合凹部6
0と係合突部127aが係脱する際、係合凹部60内に
出没するディスクカートリッジ51の装脱方向と直交す
る方向に容易に変位することができる。また、係合突部
127aの両側には、図23に示すように、ディスクカ
ートリッジ51の装脱方向に傾斜する係合ガイド面12
7bが形成されている。これら係合ガイド面127b
は、ディスクカートリッジ51の係合凹部60と係合突
部127aとが容易に係脱するようにガイドする。
【0035】第1及び第2の枠部102,103の外方
側の側面には、図23及び図24に示すように、当該収
納ケース101を多段状に並列して収納する後述する収
納ラック側に設けられる係合支持突片を相対係合する支
持片係合溝129が形成されている。支持片係合溝12
9は、第1及び第2の枠部102,103の長手方向の
全長に亘って形成され、第1及び第2の枠部102,1
03の基端部側及び先端側の両端を開放されている。こ
のように両端が開放されていることにより、収納ラック
に対する挿入方向に対する自在性を確保できる。
側の側面には、図23及び図24に示すように、当該収
納ケース101を多段状に並列して収納する後述する収
納ラック側に設けられる係合支持突片を相対係合する支
持片係合溝129が形成されている。支持片係合溝12
9は、第1及び第2の枠部102,103の長手方向の
全長に亘って形成され、第1及び第2の枠部102,1
03の基端部側及び先端側の両端を開放されている。こ
のように両端が開放されていることにより、収納ラック
に対する挿入方向に対する自在性を確保できる。
【0036】ところで、カートリッジ保持部127を形
成するために設けられる抜き穴128と支持片係合溝1
29は、図24のdに示すように、第1及び第2の枠部
102,103の幅方向の中央に位置して重なるように
形成されている。このとき、抜き穴128の幅を支持片
係合溝129の幅より大きくすることにより、収納ラッ
ク側に設けられるケース係合保持する係合支持突片に係
合してこの収納ラックに収納される収納ケース101の
挿入位置を位置決めして脱落を防止する係合部として用
いている。
成するために設けられる抜き穴128と支持片係合溝1
29は、図24のdに示すように、第1及び第2の枠部
102,103の幅方向の中央に位置して重なるように
形成されている。このとき、抜き穴128の幅を支持片
係合溝129の幅より大きくすることにより、収納ラッ
ク側に設けられるケース係合保持する係合支持突片に係
合してこの収納ラックに収納される収納ケース101の
挿入位置を位置決めして脱落を防止する係合部として用
いている。
【0037】図25は上述のように形成された収納ケー
ス101にディスクカートリッジ51を収納した状態を
示す。
ス101にディスクカートリッジ51を収納した状態を
示す。
【0038】次に、上述のように構成されるディスクカ
ートリッジの収納ケース101を収納する本発明に係る
収納ラック1について図1乃至図21を用いて説明す
る。
ートリッジの収納ケース101を収納する本発明に係る
収納ラック1について図1乃至図21を用いて説明す
る。
【0039】図1は、ディスクカートリッジ収納ケース
101を収納する本発明に係る収納ラック1の斜視図で
ある。
101を収納する本発明に係る収納ラック1の斜視図で
ある。
【0040】本発明に係る収納ラック1は、この図1に
示すように一体成形してなるものである。その材質とし
ては、PP(ポリプロピレン)樹脂を用いたが、POM
(ポリアセタール)樹脂やABS(アクリロニトリルブ
タジエンスチレン)樹脂を用いても良い。
示すように一体成形してなるものである。その材質とし
ては、PP(ポリプロピレン)樹脂を用いたが、POM
(ポリアセタール)樹脂やABS(アクリロニトリルブ
タジエンスチレン)樹脂を用いても良い。
【0041】本発明に係る収納ラック1は、図1に示す
ように、平板状の底板11の両側部に相対向して、弾性
変形可能な複数の係合支持突片12が一定の間隔で配設
されている。この実施例においては、図1乃至図4に示
すように、片側に5本、両側で計10本の係合支持突片
12が設けられている。この係合支持突片12の間隔
は、この実施例においては、収納ケース101の厚み1
1mmに対応して11.5mmとなされている。
ように、平板状の底板11の両側部に相対向して、弾性
変形可能な複数の係合支持突片12が一定の間隔で配設
されている。この実施例においては、図1乃至図4に示
すように、片側に5本、両側で計10本の係合支持突片
12が設けられている。この係合支持突片12の間隔
は、この実施例においては、収納ケース101の厚み1
1mmに対応して11.5mmとなされている。
【0042】そして、この係合支持突片12は、それぞ
れ相対向する一対により上述した収納ケース101を収
納保持する。従って、この実施例における収納ラック1
は5個の収納ケース101を多段状に並列して収納ラッ
ク1内に収納保持できるようになされている。
れ相対向する一対により上述した収納ケース101を収
納保持する。従って、この実施例における収納ラック1
は5個の収納ケース101を多段状に並列して収納ラッ
ク1内に収納保持できるようになされている。
【0043】上記係合支持突片12は、図7、図9及び
図11に示すように、先端部に山状突出部16が設けら
れている。そして、一対の係合支持突片12の山状突出
部16を前述した収納ケース1の両側面に設けられる支
持片係合溝129に挿入し、支持片係合溝129に設け
られた抜き穴128においてカートリッジ保持部127
の外側面に上記山状突出部16が係合されることによ
り、一定の間隔で収納ラック1内に収納ケース101を
収納保持してなる。
図11に示すように、先端部に山状突出部16が設けら
れている。そして、一対の係合支持突片12の山状突出
部16を前述した収納ケース1の両側面に設けられる支
持片係合溝129に挿入し、支持片係合溝129に設け
られた抜き穴128においてカートリッジ保持部127
の外側面に上記山状突出部16が係合されることによ
り、一定の間隔で収納ラック1内に収納ケース101を
収納保持してなる。
【0044】なお、上記山状突出部16は、この山状突
出部16の頂点である最大突出部16Aの上下におい
て、収納ケース101に対する下側勾配が上側勾配より
も急勾配、すなわち、図11に示すように、角度A1>
A2となされている。
出部16の頂点である最大突出部16Aの上下におい
て、収納ケース101に対する下側勾配が上側勾配より
も急勾配、すなわち、図11に示すように、角度A1>
A2となされている。
【0045】また、この係合支持突片12の外側には、
それぞれ同一高さ上にストッパ段差17が設けられてい
る。このストッパ段差17はこの収納ラック1に後述す
る上箱30をかぶせる場合の受け面となるものである。
それぞれ同一高さ上にストッパ段差17が設けられてい
る。このストッパ段差17はこの収納ラック1に後述す
る上箱30をかぶせる場合の受け面となるものである。
【0046】次に、平板状の底板11には、図1、図5
及び図6に示すように、上記係合支持突片12のある側
と直行する方向の両側面に変形防止壁13が設けられて
いる。この変形防止壁13は、上記底板11をこの変形
防止壁13と平行な方向への弾性変形を防止するととも
に、この収納ラック1の外枠を構成するものである。
及び図6に示すように、上記係合支持突片12のある側
と直行する方向の両側面に変形防止壁13が設けられて
いる。この変形防止壁13は、上記底板11をこの変形
防止壁13と平行な方向への弾性変形を防止するととも
に、この収納ラック1の外枠を構成するものである。
【0047】従って、この収納ラック1は、上記平板状
の底板11に設けられる複数の係合支持突片12と上記
変形防止壁13により収納ケース101を収納する函体
を形成している。
の底板11に設けられる複数の係合支持突片12と上記
変形防止壁13により収納ケース101を収納する函体
を形成している。
【0048】なお、上記変形防止壁13は、その中央部
に、切欠き凹部20を有しており、この収納ラック1の
軽量化および材料費のコストダウンを図っている。
に、切欠き凹部20を有しており、この収納ラック1の
軽量化および材料費のコストダウンを図っている。
【0049】そして、図4乃至図6に示すように、一方
の変形防止壁13には、外面側に係合凹部15が設けら
れるとともに、他方の変形防止壁13の相対向する部分
には係合凸部14が設けられている。
の変形防止壁13には、外面側に係合凹部15が設けら
れるとともに、他方の変形防止壁13の相対向する部分
には係合凸部14が設けられている。
【0050】また、上記底板11には、図1および図8
に示すように、穴部21が設けられるとともに、この穴
部21を十字状の連結板18で区切り連結してなる。こ
のため、この底板11のネジレ方向の力に対して剛性を
増している。よって、この製品の射出成形時に金型から
この製品を取りだしたとき等の変形を防止している。な
おかつ、4つに区切られた穴部21により、底板11を
肉ぬきしてなるので、より軽量化できるとともに、材料
費の削減を図っている。
に示すように、穴部21が設けられるとともに、この穴
部21を十字状の連結板18で区切り連結してなる。こ
のため、この底板11のネジレ方向の力に対して剛性を
増している。よって、この製品の射出成形時に金型から
この製品を取りだしたとき等の変形を防止している。な
おかつ、4つに区切られた穴部21により、底板11を
肉ぬきしてなるので、より軽量化できるとともに、材料
費の削減を図っている。
【0051】また、上記底板11には、図9および図1
0に拡大して示すように、上記係合支持突片12の根本
部分位置に上記山状突出部16の突出高さ以上の長さを
有する貫通穴19が設けられてなる。この貫通穴19
は、上記山状突出部16を金型のキャビテイとコアで構
成することができるようにするためのものである。これ
により金型の構成をより簡単な構造となすことができ
る。
0に拡大して示すように、上記係合支持突片12の根本
部分位置に上記山状突出部16の突出高さ以上の長さを
有する貫通穴19が設けられてなる。この貫通穴19
は、上記山状突出部16を金型のキャビテイとコアで構
成することができるようにするためのものである。これ
により金型の構成をより簡単な構造となすことができ
る。
【0052】上述のように形成された収納ラック1に、
収納ケース101が挿入される様子を図12乃至図16
において示し、説明する。
収納ケース101が挿入される様子を図12乃至図16
において示し、説明する。
【0053】図12及び図13は、この収納ラックに収
納ケースを係合保持させた時の外観を示す図であり、図
14乃至図16は、その要部切り欠き断面図である。
納ケースを係合保持させた時の外観を示す図であり、図
14乃至図16は、その要部切り欠き断面図である。
【0054】図12及び図14に示す収納前の状態か
ら、収納ケース101が収納ラック1に収納されていく
に従って、一対の係合支持突片12が、上記収納ケース
101に設けられる支持片係合溝129に係合し案内さ
れる。そして、図15に示すように、上記山状突出部1
6の傾斜面16aによって、図15中矢印Cで示す方向
に、一対の係合支持突片12が弾性的に押し広げられ
る。そして、山状突出部16が収納ケース101の側面
に設けられたカートリッジ保持部127の外側面にさし
かかると、図13及び図16に示すように、この係合支
持突片12の復元力で、もとの状態に戻り、収納ラック
1内において収納ケース101を係合保持する。
ら、収納ケース101が収納ラック1に収納されていく
に従って、一対の係合支持突片12が、上記収納ケース
101に設けられる支持片係合溝129に係合し案内さ
れる。そして、図15に示すように、上記山状突出部1
6の傾斜面16aによって、図15中矢印Cで示す方向
に、一対の係合支持突片12が弾性的に押し広げられ
る。そして、山状突出部16が収納ケース101の側面
に設けられたカートリッジ保持部127の外側面にさし
かかると、図13及び図16に示すように、この係合支
持突片12の復元力で、もとの状態に戻り、収納ラック
1内において収納ケース101を係合保持する。
【0055】このとき、上記山状突出部16は、この山
状突出部16の頂点である最大突出部16Aの上下にお
いて、収納ケース101に対する下側勾配が上側勾配よ
りも急勾配、すなわち、図11に示すように、角度A1
>A2となすことにより、係合保持は容易となるが離脱
しにくい係合保持構造となすことができる。
状突出部16の頂点である最大突出部16Aの上下にお
いて、収納ケース101に対する下側勾配が上側勾配よ
りも急勾配、すなわち、図11に示すように、角度A1
>A2となすことにより、係合保持は容易となるが離脱
しにくい係合保持構造となすことができる。
【0056】また、図16に示すように、係合支持突片
12の全長Lにわたって係合支持溝129に挿入されて
いるため、収納ケース101と係合支持突片12のガタ
つきによるラック収納後の収納ラック1に対する収納ケ
ース101のぐらつきや傾きを最小限に押さえることが
できる。
12の全長Lにわたって係合支持溝129に挿入されて
いるため、収納ケース101と係合支持突片12のガタ
つきによるラック収納後の収納ラック1に対する収納ケ
ース101のぐらつきや傾きを最小限に押さえることが
できる。
【0057】更に、上記係合支持突片12により収納ケ
ース101のカートリッジ保持部127が外側から押圧
規制されるため、収納ケース101内に収納されたカー
トリッジ51の収納ケース101からの挿脱が規制され
る。すなわち、この収納ラック1内に収納ケース101
が収納された状態においては、収納されるディスクカー
トリッジ51の係合凹部60を係合保持する上記収納ケ
ース101の係合突部127aの変位が上記係合支持突
片の12の山状突出部16によりカートリッジ保持部1
27の外側面より押圧規制されるため、収納ケース10
1内においてディスクカートリッジ51が確実に係合保
持され、上記の収納ケース101内からのディスクカー
トリッジ51の抜け落ちが防止される。
ース101のカートリッジ保持部127が外側から押圧
規制されるため、収納ケース101内に収納されたカー
トリッジ51の収納ケース101からの挿脱が規制され
る。すなわち、この収納ラック1内に収納ケース101
が収納された状態においては、収納されるディスクカー
トリッジ51の係合凹部60を係合保持する上記収納ケ
ース101の係合突部127aの変位が上記係合支持突
片の12の山状突出部16によりカートリッジ保持部1
27の外側面より押圧規制されるため、収納ケース10
1内においてディスクカートリッジ51が確実に係合保
持され、上記の収納ケース101内からのディスクカー
トリッジ51の抜け落ちが防止される。
【0058】次に、本実施例においては、上述の通り、
係合支持突片12の間隔が11.5mmとなされている
のに対し、収納ケース101の厚みが11mmであるた
め、この収納ラック1内に収納された収納ケース101
の間隙が狭くなされている。しかし、中央部分のケース
を1巻だけ取り出すに際しては、図20に示すように、
底板11を上記変形防止壁13と直交する方向(図中矢
印E方向)に弾性変形させて、取り出し側の収納ケース
101の間隙を一時的に広げれば、容易に取り出すこと
ができる。
係合支持突片12の間隔が11.5mmとなされている
のに対し、収納ケース101の厚みが11mmであるた
め、この収納ラック1内に収納された収納ケース101
の間隙が狭くなされている。しかし、中央部分のケース
を1巻だけ取り出すに際しては、図20に示すように、
底板11を上記変形防止壁13と直交する方向(図中矢
印E方向)に弾性変形させて、取り出し側の収納ケース
101の間隙を一時的に広げれば、容易に取り出すこと
ができる。
【0059】一方、平板状の底板11は、その両側部に
設けられた変形防止壁13により、この変形防止壁13
と平行な方向への弾性変形は防止されてなるので、上述
の如く底板11を変形防止壁13と直交する方向に弾性
変形させた場合においても、上記係合支持突片12は収
納ケース101を確実に保持した状態を維持できる。
設けられた変形防止壁13により、この変形防止壁13
と平行な方向への弾性変形は防止されてなるので、上述
の如く底板11を変形防止壁13と直交する方向に弾性
変形させた場合においても、上記係合支持突片12は収
納ケース101を確実に保持した状態を維持できる。
【0060】なお、図21に示すように、上記平板状の
底板11の下面側の上記係合支持突片12間となる位置
にそれぞれ凹条の溝部25を設けておけば、底板11の
弾性変形が容易となり、より収納ケース101の取り出
しを容易にすることができる。
底板11の下面側の上記係合支持突片12間となる位置
にそれぞれ凹条の溝部25を設けておけば、底板11の
弾性変形が容易となり、より収納ケース101の取り出
しを容易にすることができる。
【0061】次に、この収納ラック1は、上記変形防止
壁13に設けられた係合凸部14と、別の収納ラック1
の変形防止壁13に設けられた係合凹部15を、図17
に示すように、図中矢印D方向にスライドさせて係合す
ることにより、収納ラックどうしをを多数連結すること
ができるようになされている。従って、この収納ラック
1を複数連結することにより大きな収納ラックに拡張す
ることができ、収納性及び保存性を向上させることがで
きる。
壁13に設けられた係合凸部14と、別の収納ラック1
の変形防止壁13に設けられた係合凹部15を、図17
に示すように、図中矢印D方向にスライドさせて係合す
ることにより、収納ラックどうしをを多数連結すること
ができるようになされている。従って、この収納ラック
1を複数連結することにより大きな収納ラックに拡張す
ることができ、収納性及び保存性を向上させることがで
きる。
【0062】図1及び図11に示すように、係合支持突
片12の外側位置にストッパ段差17を同一高さ位置上
に設けているので、図18に示すように、このストッパ
段差17を上箱の受け部として上箱30をかぶせること
が可能となり、図19に示すように、収納保存時に外部
からの塵やホコリが侵入するのを防止することができ、
いつでもきれいな状態で使用することができる。
片12の外側位置にストッパ段差17を同一高さ位置上
に設けているので、図18に示すように、このストッパ
段差17を上箱の受け部として上箱30をかぶせること
が可能となり、図19に示すように、収納保存時に外部
からの塵やホコリが侵入するのを防止することができ、
いつでもきれいな状態で使用することができる。
【0063】この上箱30は紙箱でもよいが、中に入っ
ているものを判別できるように、透明なPP樹脂シート
を折り曲げて加工成形したものや、PS樹脂、AS樹脂
等の透明樹脂を射出成形して形成した箱がより適してい
る。
ているものを判別できるように、透明なPP樹脂シート
を折り曲げて加工成形したものや、PS樹脂、AS樹脂
等の透明樹脂を射出成形して形成した箱がより適してい
る。
【0064】そして、実際の販売に際しては、この収納
ラック1の中にディスクカートリッジ51が収納された
カートリッジ収納ケース101を収納し、又は図19に
カートリッジ収納ケース101のみを収納し、上箱30
をかぶせた状態で、三方シュリンクやキャラメルラップ
を施して、商品として店頭に陳列することも可能とな
る。
ラック1の中にディスクカートリッジ51が収納された
カートリッジ収納ケース101を収納し、又は図19に
カートリッジ収納ケース101のみを収納し、上箱30
をかぶせた状態で、三方シュリンクやキャラメルラップ
を施して、商品として店頭に陳列することも可能とな
る。
【0065】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る収納ラッ
クによれば、操作性が良く、拡張性に優れ、かつ低コス
トなディスクカートリッジ収納ケースの収納ラックを提
供することができる。
クによれば、操作性が良く、拡張性に優れ、かつ低コス
トなディスクカートリッジ収納ケースの収納ラックを提
供することができる。
【0066】また、本発明によれば、この収納ラックに
収納された収納ケースからのディスクカートリッジの脱
落を確実に防止することができる。
収納された収納ケースからのディスクカートリッジの脱
落を確実に防止することができる。
【図1】ディスクカートリッジ収納ケースを収納する本
発明に係る収納ラックを示す斜視図である。
発明に係る収納ラックを示す斜視図である。
【図2】本発明に係る収納ラックを示す平面図である。
【図3】本発明に係る収納ラックを示す正面図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】本発明に係る収納ラックを示す左側面図であ
る。
る。
【図6】本発明に係る収納ラックを示す右側面図であ
る。
る。
【図7】図2におけるB−B線断面図である。
【図8】本発明に係る収納ラックを示す底面図である。
【図9】上記収納ラックの係合支持突片の部分を示す要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図10】上記収納ラックの係合支持突片の部分を示す
要部平面図である。
要部平面図である。
【図11】上記係合支持突片を示す拡大断面図である。
【図12】上記収納ラックにディスクカートリッジ収納
ケースを収納する前の状態を示す斜視図である。
ケースを収納する前の状態を示す斜視図である。
【図13】上記収納ラックにディスクカートリッジ収納
ケースを収納した状態を示す斜視図である。
ケースを収納した状態を示す斜視図である。
【図14】上記収納ラックにディスクカートリッジ収納
ケースを収納する前の状態を示す断面図である。
ケースを収納する前の状態を示す断面図である。
【図15】上記収納ラックにディスクカートリッジ収納
ケースを収納する途中の状態を示す断面図である。
ケースを収納する途中の状態を示す断面図である。
【図16】上記収納ラックにディスクカートリッジ収納
ケースを収納した状態を示す断面図である。
ケースを収納した状態を示す断面図である。
【図17】上記収納ラックを複数連結した状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図18】上記収納ラックに上箱を取り付ける前の状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図19】上記収納ラックに上箱を取り付けた状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図20】上記収納ラックに収納された収納ケースを取
り出すために底板を弾性変形させた状態を示す正面図で
ある。
り出すために底板を弾性変形させた状態を示す正面図で
ある。
【図21】上記底板に凹条の溝部を有する収納ラックを
弾性変形させた状態を示す正面図である。
弾性変形させた状態を示す正面図である。
【図22】本発明に係る収納ラックに収納される収納ケ
ースが収納するディスクカートリッジの斜視図である。
ースが収納するディスクカートリッジの斜視図である。
【図23】上記収納ラックに収納される収納ケースを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図24】上記収納ケースを示す4面図である。
【図25】上記収納ケースにディスクカートリッジを収
納した状態を示す平面図である。
納した状態を示す平面図である。
【図26】従来のブックタイプのスリーブケースを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図27】従来の改良版のスリーブケースを示す斜視図
である。
である。
【図28】従来の更に改良版のスリーブケースを示す斜
視図である。
視図である。
1 収納ラック、 11 底板、 12 係合支持突
片、 13 変形防止壁、 14 係合凸部、 15
係合凹部、 16 山状突出部、 17 ストッパ段
差、 18 連結板、 19 貫通穴、 20 切欠き
凹部、21 穴部、101 収納ケース
片、 13 変形防止壁、 14 係合凸部、 15
係合凹部、 16 山状突出部、 17 ストッパ段
差、 18 連結板、 19 貫通穴、 20 切欠き
凹部、21 穴部、101 収納ケース
Claims (8)
- 【請求項1】 円盤状情報記録媒体を収納したディスク
カートリッジを収納保持するディスクカートリッジ収納
ケースを収納するラックであって、 平板状の底板の両側に、その先端部に山状突出部を有す
る複数の係合支持突片を有するディスクカートリッジ収
納ケースの収納ラック。 - 【請求項2】 上記係合支持突片を有する側と直角方向
の側面に、変形防止壁を少なくとも1つ有する請求項1
記載のディスクカートリッジ収納ケースの収納ラック。 - 【請求項3】 片方の変形防止壁に係合凸部を設けると
ともに、他方の変形防止壁に係合凹部を設け、この係合
凹部と係合凸部の係合により二つのラックを連結可能に
してなる請求項1記載のディスクカートリッジ収納ケー
スの収納ラック。 - 【請求項4】 上記係合支持突片の外側面の同一高さ位
置にストッパー段差が形成されてなる請求項1記載のデ
ィスクカートリッジ収納ケースの収納ラック。 - 【請求項5】 上記平板状の底板に設けられる穴部と、
この穴部を十字状の連結板で区切り連結してなる請求項
1記載のディスクカートリッジ収納ケースの収納ラッ
ク。 - 【請求項6】 上記係合支持突片の根本部分に上記山状
突出部の突出高さ以上の長さを有する貫通穴が設けられ
てなる請求項1記載のディスクカートリッジ収納ケース
の収納ラック。 - 【請求項7】 上記山状突出部は、その最大突出位置よ
り底板側の勾配が解放側の勾配より急勾配となされる請
求項1記載のディスクカートリッジ収納ケースの収納ラ
ック。 - 【請求項8】 上記平板状の底板の下面側の上記山状突
出部間となる位置に凹条の溝部を複数設けてなる請求項
1記載のディスクカートリッジ収納ケースの収納ラッ
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11900498A JPH11310291A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ディスクカートリッジ収納ケースの収納ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11900498A JPH11310291A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ディスクカートリッジ収納ケースの収納ラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11310291A true JPH11310291A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14750620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11900498A Withdrawn JPH11310291A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ディスクカートリッジ収納ケースの収納ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11310291A (ja) |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11900498A patent/JPH11310291A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |