JPH11310063A - 乗り物シートに使用される前後調節装置 - Google Patents

乗り物シートに使用される前後調節装置

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JPH11310063A
JPH11310063A JP13603398A JP13603398A JPH11310063A JP H11310063 A JPH11310063 A JP H11310063A JP 13603398 A JP13603398 A JP 13603398A JP 13603398 A JP13603398 A JP 13603398A JP H11310063 A JPH11310063 A JP H11310063A
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JP
Japan
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guide rail
rail
pair
seat
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP13603398A
Other languages
English (en)
Inventor
Harutoshi Fujii
治敏 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 シートの据付けおよび取外しを簡単にし、取
外し後や据付けに先立ち、シートを容易に持ち運び可能
とする。 【解決手段】 前端にフロント・ガイド・レール12の
後端を、後端にリア・ガイド・レール13の前端をそれ
ぞれ受けて、フロント・ガイド・レールをリア・ガイド
・レールに結合する横断面溝形連結レール14で組み立
てた一対のロング・フロア・レールを設ける。また、連
結レールのローラ・ポケット19にはめ込み可能な一対
のローラ21を側面20に回転可能に支持し、一対のロ
ング・フロア・レールのそれぞれにおいて連結レールに
取り外し可能にはめ込まれてフロント・ガイド・レール
及びリア・ガイド・レールに接続する中間ガイド・レー
ル15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、乗り物シートに使
用される前後調節装置に関し、特に、フロア上に前後方
向に間隔を置いて配置される複数のシートを前後に移動
調節できてそのフロア上にそのシートを取り外し可能に
据え付ける前後調節装置に関する。
【0002】
【背景技術】最近、ライト・バン、ワゴン、およびリク
リエーショナル・ビークルなどでは、セカンド・シート
およびサード・シートが一対のロング・フロア・レール
を用いて前後に移動可能にされ、そして、取り外し可能
に据え付けられ、そして、積荷スペースが必要な場合、
そのセカンド・シートおよびサード・シートが前に移動
されるか取り外され、そして、荷室が車室内に広げられ
て利用可能にされる傾向にある。ところが、そのロング
・フロア・レールは、中間ガイド・レールがフロント・
ガイド・レールとリア・ガイド・レールとの間に取り外
し可能にきつくはめ合い接続されるところの分割レール
構造を採用するので、そのフロント・ガイド・レールお
よびリア・ガイド・レール間にその中間ガイド・レール
をはめ合わせる作業が非常に厄介であった。また、その
セカンド・シートおよびサード・シートは重いので、取
外し後や据付けに先立ってそれらシートをフロア上に移
動させることが非常に困難であった。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、シートの据付けおよ
び取外しを簡単にでき、そして、取外し後や据付けに先
立ってそのシートを容易に持ち運び可能にするところの
乗り物シートに使用される前後調節装置の提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
フロアに配置されるフロント・ガイド・レール、そのフ
ロント・ガイド・レールの後方に所定の間隔を置いてそ
のフロアに配置されるリア・ガイド・レール、および長
さ方向に所定の間隔を置いて一対のローラ・ポケットを
開口するフランジを有し、そして、前端にそのフロント
・ガイド・レールの後端を、後端にそのリア・ガイド・
レールの前端をそれぞれ受けてそのフロント・ガイド・
レールをそのリア・ガイド・レールに結合する横断面溝
形連結レールで組み立てられる一対のロング・フロア・
レールと、その連結レールのそのローラ・ポケットには
め込み可能にされる一対のローラを側面に回転可能に支
持し、そして、その一対のロング・フロア・レールのそ
れぞれにおいてその連結レールに取り外し可能にはめ込
まれてそのフロント・ガイド・レールおよびリア・ガイ
ド・レールに接続される中間ガイド・レールと、その中
間ガイド・レールに収まる長さでそのフロント・ガイド
・レール、中間ガイド・レール、およびリア・ガイド・
レールに摺動可能にされてシートを支持するスライド・
レールとを含み、そして、そのシートがそのフロアに取
り付けられる際、そのローラがそのローラ・ポケットに
はめ込まれてその中間ガイド・レールのガイドに活用さ
れてその中間ガイド・レールがそのフロント・ガイド・
レールとそのリア・ガイド・レールとの間にはめ合い接
続され、また、そのシートがそのローラで移動される。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の乗り物シートに使用される前後調
節装置を説明するに、図1ないし図3は、ワゴン40の
セカンド・シート30およびサード・シート34に適用
されるところのこの発明の乗り物シートに使用される前
後調節装置の具体例10を示し、そして、この前後調節
装置10では、一対のロング・フロア・レール11,1
1のそれぞれが、フロア41に配置されるフロント・ガ
イド・レール12、そのフロント・ガイド・レール12
の後方に所定の間隔を置いてそのフロア41に配置され
るリア・ガイド・レール13、および長さ方向に所定の
間隔を置いて一対のローラ・ポケット19,19および
19,19を開口するフランジ18,18を有し、そし
て、前端にそのフロント・ガイド・レール12の後端
を、後端にそのリア・ガイド・レール13の前端をそれ
ぞれ受けてそのフロント・ガイド・レール12をそのリ
ア・ガイド・レール13に結合する横断面溝形連結レー
ル14で組み立てられ、また、中間ガイド・レール15
が、その連結レール14のそのローラ・ポケット19,
19および19,19にはめ込み可能にされる一対のロ
ーラ21,21および21,21を側面20,20に回
転可能に支持し、そして、その一対のロング・フロア・
レール11,11のそれぞれにおいてその連結レール1
4に取り外し可能にはめ込まれてそのフロント・ガイド
・レール12およびリア・ガイド・レール13に接続さ
れ、さらに、スライド・レール16,16が、その中間
ガイド・レール15に収まる長さでそのフロント・ガイ
ド・レール12、中間ガイド・レール15、およびリア
・ガイド・レール13に摺動可能にされてそのセカンド
・シート30およびサード・シート34を支持する。
【0006】そのフロント・ガイド・レール12および
リア・ガイド・レール13は、横断面溝形レール材から
所定の長さに切断され、そして、それらの溝は一対のリ
ップ付きフランジで開口幅を決定されている。そのフロ
ント・ガイド・レール12およびリア・ガイド・レール
13は、その溝をそのフロア41に面一に固定的に配置
される。また、そのフロント・ガイド・レール12およ
びリア・ガイド・レール13は、シート据付け位置に多
数のかみ合わせ小穴17を穴明けされている。
【0007】その連結レール14は、ハット形に成形さ
れるところのフランジ付き横断面溝形レール材から所定
の長さに切断され、そして、その前端にそのフロント・
ガイド・レール12のその後端を、その後端にそのリア
・ガイド・レール13のその前端をそれぞれはめ込んで
溝をそのフロア41に面一に固定的に配置され、そし
て、そのフロント・ガイド・レール12およびリア・ガ
イド・レール13を一直線上に結合する。また、その溝
は開口幅および深さをそのフロント・ガイド・レール1
2およびリア・ガイド・レール13に合わせて決定され
ている。さらに、その連結レール14は、一対のフラン
ジ18,18のそれぞれに一対のローラ・ポケット1
9,19を開口している。その一対のローラ・ポケット
19,19および19,19は開口にテーパを付けてそ
のテーパにはめ合いを案内させる。勿論、その一対のロ
ーラ・ポケット19,19および19,19は、その中
間ガイド・レール15のその一対のローラ21,21お
よび21,21にその長さ方向の間隔を合わせてその一
対のフランジ18,18に開口される。
【0008】その中間ガイド・レール15は、その連結
レール14に取り外し可能にはめ込まれてそのフロント
・ガイド・レール12およびリア・ガイド・レール13
の間に配置され、そして、そのフロント・ガイド・レー
ル12をそのリア・ガイド・レール13に連続的に接続
する。それで、この中間ガイド・レール15は、そのフ
ロント・ガイド・レール12およびリア・ガイド・レー
ル13に使用されるその横断面溝形レール材から所定の
長さに切断される。勿論、溝は一対のリップ付きフラン
ジで開口幅を決定されている。さらに、この中間ガイド
・レール15は、両側面20,20のそれぞれにその一
対のローラ21,21および21,21が回転可能に支
持される。その一対のローラ21,21および21,2
1は、シートの運搬に活用され、そして、その際、シー
トをコロガリ移動可能にする。また、その一対のローラ
21,21および21,21は、シートの据付けにも活
用され、そして、その際、その連結レール14のそのロ
ーラ・ポケット19,19および19,19にはめ込ま
れてそのフロント・ガイド・レール12およびリア・ガ
イド・レール13の間にその中間ガイド・レール15を
はめ合わせ接続するガイドを提供する。
【0009】その中間ガイド・レール15は、また、長
さ方向のセンタに複数のかみ合わせ小穴22を穴明けさ
れ、そして、シートの取外しの際、そのスライド・ロッ
ク機構25の歯付きロック・プレート26がその複数の
かみ合わせ小穴22にかみ合わせられてそのスライド・
レール16に外れ止めされる。
【0010】そのスライド・レール16は、その中間ガ
イド・レール15に収まる長さで横断面L字形レール材
から切断され、そして、シート・トラックに用いられる
スライド・レールの構造を採用し、そのフロント・ガイ
ド・レール12、中間ガイド・レール15、およびリア
・ガイド・レール13に摺動可能にされてシートを支持
する。具体的には、そのスライド・レール16は、その
前端および後端のそれぞれの左右に回転可能に支持する
ローラ23,23でそのフロント・ガイド・レール1
2、中間ガイド・レール15、およびリア・ガイド・レ
ール13に摺動可能にされ、そして、トップ・フランジ
24にシート・レッグ38をボルト締めしてシートを支
持する。
【0011】そのスライド・レール16は、また、その
歯付きロック・プレート26がレバー27でリターン・
スプリング28に抗して上げ下げされてそのフロント・
ガイド・レール12、中間ガイド・レール15およびリ
ア・ガイド・レール13のそのかみ合わせ小穴17,2
2にかみ外し可能にかみ合わせられるところのスライド
・ロック機構25を備える。
【0012】また、この前後調節装置10を用いるその
セカンド・シート30およびサード・シート34におい
て、31,35はシート・クッション、32,36はシ
ート・バック、そして、33,37はヘッド・レストレ
イントである。
【0013】したがって、その上述された前後調節装置
10は、そのワゴン40のそのフロア41上にそのセカ
ンド・シート30およびサード・シート34を前後に移
動可能にできて取り外し可能に据え付けられる。そのサ
ード・シート34は、最初に、そのスライド・ロック機
構25がそのレバー27で解放され、そして、そのスラ
イド・レール16でそのリア・ガイド・レール13から
その中間ガイド・レール15に移動される。そこで、そ
のスライド・ロック機構25がそのレバー27で再び施
錠され、そして、そのサード・シート34は持ち上げら
れ、その中間ガイド・レール15をくっつけてその前後
調節装置10から取り外される。それからそのサード・
シート34は、その中間ガイド・レール15のそのロー
ラ21,21および21,21でそのフロア41上にこ
ろがされて適宜の箇所に運搬される。
【0014】また、その取り外されたサード・シート3
4は、その連結レール14まで運ばれ、その中間ガイド
・レール15のそのローラ21,21および21,21
をその連結レール14のそのローラ・ポケット19,1
9および19,19にはめ込む。そうすると、その中間
ガイド・レール15がその連結レール14にはめ込まれ
てそのフロント・ガイド・レール12とそのリア・ガイ
ド・レール13との間に一直線にはめ合い接続されるの
で、そのサード・シート34はそのレバー27でそのス
ライド・ロック機構25を解放してそのスライド・レー
ル16でその中間ガイド・レール15からそのリア・ガ
イド・レール13に移動され、そして、据付け位置にお
いてそのレバー27でそのスライド・ロック機構25を
施錠してそのフロア41上に据え付けられる。そのよう
に、その据付けは、そのローラ21,21および21,
21がガイドに活用できて簡単になり、その結果、その
据付け作業性の向上が図られる。また、その取り外され
たサード・シート35はそのローラ21,21および2
1,21がころがし移動に利用できて容易に持ち運びさ
れる。
【0015】そのセカンド・シート30もそのサード・
シート34に同様にそのワゴン40のフロア41に据え
付けられ、また、そのフロア41から取り外される。
【0016】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0017】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
乗り物シートに使用される前後調節装置は、フロアに配
置されるフロント・ガイド・レール、そのフロント・ガ
イド・レールの後方に所定の間隔を置いてそのフロアに
配置されるリア・ガイド・レール、および長さ方向に所
定の間隔を置いて一対のローラ・ポケットを開口するフ
ランジを有し、そして、前端にそのフロント・ガイド・
レールの後端を、後端にそのリア・ガイド・レールの前
端をそれぞれ受けてそのフロント・ガイド・レールをそ
のリア・ガイド・レールに結合する横断面溝形連結レー
ルで組み立てられる一対のロング・フロア・レールと、
その連結レールのそのローラ・ポケットにはめ込め可能
にされる一対のローラを側面に回転可能に支持し、そし
て、その一対のロング・フロア・レールのそれぞれにお
いてその連結レールに取り外し可能にはめ込まれてその
フロント・ガイド・レールおよびリア・ガイド・レール
に接続される中間ガイド・レールと、その中間ガイド・
レールに収まる長さでそのフロント・ガイド・レール、
中間ガイド・レール、およびリア・ガイド・レールに摺
動可能にされてシートを支持するスライド・レールとを
含むので、この発明の乗り物シートに使用される前後調
節装置では、そのローラ・ポケットにはめ合わせられる
そのローラが、ガイドに活用でき、その中間ガイド・レ
ールがその連結レールに容易にはめ外しできてそのフロ
ント・ガイド・レールとそのリア・ガイド・レールとの
間にはめ合い接続可能になり、それに伴ってシートが簡
単に据え付けおよび取り外しでき、また、取外し後や据
付けに先立ってそのシートがそのローラでころがし移動
できて容易に持ち運び可能になり、その結果、ライト・
バン、ワゴン、およびリクリエーショナル・ビークルな
どのシートにとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワゴンのセカンド・シートおよびサード・シー
トに適用されるところのこの発明の乗り物シートに使用
される前後調節装置の具体例を一部破断して示した分解
斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿って示した断面図である。
【図3】図1に示されたその前後調節装置を部分的に示
した部分分解斜視図である。
【符号の説明】
11 ロング・フロア・レール 12 フロント・ガイド・レール 13 リア・ガイド・レール 14 連結レール 15 中間ガイド・レール 16 スライド・レール 18 フランジ 19 ローラ・ポケット 20 側面 21 ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアに配置されるフロント・ガイド・
    レール、そのフロント・ガイド・レールの後方に所定の
    間隔を置いてそのフロアに配置されるリア・ガイド・レ
    ール、および長さ方向に所定の間隔を置いて一対のロー
    ラ・ポケットを開口するフランジを有し、そして、前端
    にそのフロント・ガイド・レールの後端を、後端にその
    リア・ガイド・レールの前端をそれぞれ受けてそのフロ
    ント・ガイド・レールをそのリア・ガイド・レールに結
    合する横断面溝形連結レールで組み立てられる一対のロ
    ング・フロア・レールと、その連結レールのそのローラ
    ・ポケットにはめ込め可能にされる一対のローラを側面
    に回転可能に支持し、そして、その一対のロング・フロ
    ア・レールのそれぞれにおいてその連結レールに取り外
    し可能にはめ込まれてそのフロント・ガイド・レールお
    よびリア・ガイド・レールに接続される中間ガイド・レ
    ールと、その中間ガイド・レールに収まる長さでそのフ
    ロント・ガイド・レール、中間ガイド・レール、および
    リア・ガイド・レールに摺動可能にされてシートを支持
    するスライド・レールとを含む乗り物シートに使用され
    る前後調節装置。
  2. 【請求項2】 そのローラ・ポケットが、開口にテーパ
    を付ける請求項1に記載の乗り物シートに使用される前
    後調節装置。
JP13603398A 1998-04-30 1998-04-30 乗り物シートに使用される前後調節装置 Pending JPH11310063A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137370A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
KR100612730B1 (ko) 2005-03-14 2006-08-21 쌍용자동차 주식회사 자동차용 시트의 레일구조
US7677629B2 (en) 2005-07-14 2010-03-16 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Movement device for vehicle seat

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