JPH11309885A - サーマルプリンタ - Google Patents
サーマルプリンタInfo
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- JPH11309885A JPH11309885A JP11953998A JP11953998A JPH11309885A JP H11309885 A JPH11309885 A JP H11309885A JP 11953998 A JP11953998 A JP 11953998A JP 11953998 A JP11953998 A JP 11953998A JP H11309885 A JPH11309885 A JP H11309885A
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- JP
- Japan
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- thermal
- printing
- thermal head
- ink ribbon
- head
- Prior art date
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- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙の搬送速度の変動を解消して印字ずれの
ない高品質の印字を行うことができ、しかもインクリボ
ンの無駄な消費を防いで運転コストの低減が図れるサー
マルプリンタを提供する。 【解決手段】 印字が終了したサーマルヘッド(1〜
4)の当接状態および同サーマルヘッドに対応するイン
クリボン(10c〜13c)の走行状態を他のサーマル
ヘッドの印字中において継続するとともに、全ての印字
が終了すると全てのサーマルヘッドを離間し且つ上記走
行状態の継続によって無駄送りされた分のインクリボン
を戻す。
ない高品質の印字を行うことができ、しかもインクリボ
ンの無駄な消費を防いで運転コストの低減が図れるサー
マルプリンタを提供する。 【解決手段】 印字が終了したサーマルヘッド(1〜
4)の当接状態および同サーマルヘッドに対応するイン
クリボン(10c〜13c)の走行状態を他のサーマル
ヘッドの印字中において継続するとともに、全ての印字
が終了すると全てのサーマルヘッドを離間し且つ上記走
行状態の継続によって無駄送りされた分のインクリボン
を戻す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のサーマル
ヘッドを用いて熱転写方式の印字を行うサーマルプリン
タに関する。
ヘッドを用いて熱転写方式の印字を行うサーマルプリン
タに関する。
【0002】
【従来の技術】用紙の搬送路に沿って複数のサーマルヘ
ッドたとえばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
4色に対応する4個のサーマルヘッドを順次に配設し、
かつ搬送路を挟んで各サーマルヘッドと対応する位置に
プラテンローラを配設し、各サーマルヘッドを各色のイ
ンクリボンを介して各プラテンローラに当接(ヘッドダ
ウン)および離間(ヘッドアップ)させる機構を有し、
その各サーマルヘッドの当接および各インクリボンの走
行により用紙へのカラー印字を行う熱転写式のサーマル
プリンタがある。
ッドたとえばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
4色に対応する4個のサーマルヘッドを順次に配設し、
かつ搬送路を挟んで各サーマルヘッドと対応する位置に
プラテンローラを配設し、各サーマルヘッドを各色のイ
ンクリボンを介して各プラテンローラに当接(ヘッドダ
ウン)および離間(ヘッドアップ)させる機構を有し、
その各サーマルヘッドの当接および各インクリボンの走
行により用紙へのカラー印字を行う熱転写式のサーマル
プリンタがある。
【0003】巻回された用紙は用紙はペーパホルダに保
持されており、そのペーパホルダの用紙が一対の搬送ロ
ーラによって挟持搬送される。この搬送に際し、巻き癖
等による用紙の弛みを取り除くため、プラテンローラが
搬送ローラの用紙送り速度よりも速い速度で駆動され
る。
持されており、そのペーパホルダの用紙が一対の搬送ロ
ーラによって挟持搬送される。この搬送に際し、巻き癖
等による用紙の弛みを取り除くため、プラテンローラが
搬送ローラの用紙送り速度よりも速い速度で駆動され
る。
【0004】各サーマルヘッドは、必要な印字色に応じ
て選択的にヘッドダウンされ、印字が終わるとヘッドア
ップされる。
て選択的にヘッドダウンされ、印字が終わるとヘッドア
ップされる。
【0005】各インクリボンは、サーマルヘッドのヘッ
ドダウンと同時に走行を開始し、サーマルヘッドのヘッ
ドアップにより走行を終了する。このインクリボンの駆
動方法として、高品質印字およびリボンセーブ印字があ
る。
ドダウンと同時に走行を開始し、サーマルヘッドのヘッ
ドアップにより走行を終了する。このインクリボンの駆
動方法として、高品質印字およびリボンセーブ印字があ
る。
【0006】高品質印字では、印字の開始から終了ま
で、サーマルヘッドがヘッドダウンしたままインクリボ
ンの走行が続けられる。リボンセーブ印字では、印字の
中断が一定時間以上の場合にサーマルヘッドが一旦ヘッ
ドアップされるとともにインクリボンの走行が停止され
る。
で、サーマルヘッドがヘッドダウンしたままインクリボ
ンの走行が続けられる。リボンセーブ印字では、印字の
中断が一定時間以上の場合にサーマルヘッドが一旦ヘッ
ドアップされるとともにインクリボンの走行が停止され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、用紙はサーマ
ルヘッドとプラテンローラとにより興じされているた
め、全てのサーマルヘッドがヘッドダウンしている場合
と、1個または2個のサーマルヘッドがヘッドダウンし
ている場合とで、用紙の搬送速度に若干の差が生じ、そ
れが印字ずれとなって現われることがある。
ルヘッドとプラテンローラとにより興じされているた
め、全てのサーマルヘッドがヘッドダウンしている場合
と、1個または2個のサーマルヘッドがヘッドダウンし
ている場合とで、用紙の搬送速度に若干の差が生じ、そ
れが印字ずれとなって現われることがある。
【0008】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、用紙の搬送速度の変動を解消
して印字ずれのない高品質の印字を行うことができ、し
かもインクリボンの無駄な消費を防いで運転コストの低
減が図れるサーマルプリンタを提供することにある。
その目的とするところは、用紙の搬送速度の変動を解消
して印字ずれのない高品質の印字を行うことができ、し
かもインクリボンの無駄な消費を防いで運転コストの低
減が図れるサーマルプリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のサーマルプリ
ンタは、用紙の搬送路に沿って複数のサーマルヘッドを
配設するとともに、搬送路を挟んで上記各サーマルヘッ
ドと対応する位置にプラテンローラを配設し、各サーマ
ルヘッドをインクリボンを介して各プラテンローラに当
接および離間させる機構を有し、その各サーマルヘッド
の当接および各インクリボンの走行により用紙への印字
を行うサーマルプリンタにおいて、各サーマルヘッドの
うち、印字が終了したサーマルヘッドの当接状態および
同サーマルヘッドに対応するインクリボンの走行状態
を、他のサーマルヘッドの印字中において継続する第1
制御手段と、サーマルヘッドの全ての印字が終了したと
き、全てのサーマルヘッドを離間させるとともに、上記
第1制御手段により走行状態が継続されていたインクリ
ボンをその継続走行分だけ戻り走行させる第2制御手段
と、を備える。
ンタは、用紙の搬送路に沿って複数のサーマルヘッドを
配設するとともに、搬送路を挟んで上記各サーマルヘッ
ドと対応する位置にプラテンローラを配設し、各サーマ
ルヘッドをインクリボンを介して各プラテンローラに当
接および離間させる機構を有し、その各サーマルヘッド
の当接および各インクリボンの走行により用紙への印字
を行うサーマルプリンタにおいて、各サーマルヘッドの
うち、印字が終了したサーマルヘッドの当接状態および
同サーマルヘッドに対応するインクリボンの走行状態
を、他のサーマルヘッドの印字中において継続する第1
制御手段と、サーマルヘッドの全ての印字が終了したと
き、全てのサーマルヘッドを離間させるとともに、上記
第1制御手段により走行状態が継続されていたインクリ
ボンをその継続走行分だけ戻り走行させる第2制御手段
と、を備える。
【0010】すなわち、この発明のサーマルプリンタで
は、印字が終了したサーマルヘッドの当接状態および同
サーマルヘッドに対応するインクリボンの走行状態が、
他のサーマルヘッドの印字中において継続される。これ
により、用紙搬送速度の変動が解消される。ただ、これ
だけでは、印字が終了したサーマルヘッドにおいてイン
クリボンが無駄送りされることになり、せっかくリボン
セーブ駆動を行った場合でもその効果が損なわれてしま
う。そこで、全ての印字が終了したとき、無駄送りされ
た分のインクリボンが戻される。
は、印字が終了したサーマルヘッドの当接状態および同
サーマルヘッドに対応するインクリボンの走行状態が、
他のサーマルヘッドの印字中において継続される。これ
により、用紙搬送速度の変動が解消される。ただ、これ
だけでは、印字が終了したサーマルヘッドにおいてイン
クリボンが無駄送りされることになり、せっかくリボン
セーブ駆動を行った場合でもその効果が損なわれてしま
う。そこで、全ての印字が終了したとき、無駄送りされ
た分のインクリボンが戻される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は、この発明を適用したイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの4色を重ね合わせて印字を
行うカラーサーマルプリンタの構成を示している。
ゼンタ、シアン、ブラックの4色を重ね合わせて印字を
行うカラーサーマルプリンタの構成を示している。
【0013】Y用サーマルヘッド1、M用サーマルヘッ
ド2、C用サーマルヘッド3、K用サーマルヘッド4
は、複数の発熱抵抗体を端面に並列したもので、用紙の
搬送路5に沿って順次に配設される。
ド2、C用サーマルヘッド3、K用サーマルヘッド4
は、複数の発熱抵抗体を端面に並列したもので、用紙の
搬送路5に沿って順次に配設される。
【0014】搬送路5を挟んでサーマルヘッド1,2,
3,4と対応する位置に、プラテンローラ6,7,8,
9が配設される。
3,4と対応する位置に、プラテンローラ6,7,8,
9が配設される。
【0015】サーマルヘッド1,2,3,4の近傍に、
リボンマガジン10,11,12,13が着脱自在にセ
ットされる。これらリボンマガジンは、送り側ローラ1
0a(〜13a)および巻取り側ローラ10b(〜13
b)を備え、図示しないモータ駆動により、送り側ロー
ラ10a(〜13a)に巻回されている未使用のインク
リボン10c(〜13c)をサーマルヘッド1(〜4)
に送り、サーマルヘッド1(〜4)を経たインクリボン
10c(〜13c)を巻取り側ローラ10b(〜13
b)に巻き取る構成となっている。
リボンマガジン10,11,12,13が着脱自在にセ
ットされる。これらリボンマガジンは、送り側ローラ1
0a(〜13a)および巻取り側ローラ10b(〜13
b)を備え、図示しないモータ駆動により、送り側ロー
ラ10a(〜13a)に巻回されている未使用のインク
リボン10c(〜13c)をサーマルヘッド1(〜4)
に送り、サーマルヘッド1(〜4)を経たインクリボン
10c(〜13c)を巻取り側ローラ10b(〜13
b)に巻き取る構成となっている。
【0016】インクリボン10cの色はイエロー、イン
クリボン11cの色はマゼンタ、インクリボン12cの
色はシアン、インクリボン13cの色はブラックであ
る。
クリボン11cの色はマゼンタ、インクリボン12cの
色はシアン、インクリボン13cの色はブラックであ
る。
【0017】搬送路5の一端側は用紙供給口5a、他端
側は用紙排出口5bとなっている。そして、用紙供給口
5aに、搬送路5を挟んで転接する一対の搬送ローラ1
4,15、マーカ・ギャップ検出用のセンサ16、用紙
終端検知用のセンサ17、ペーパホルダ18が設けられ
る。ペーパホルダ18には用紙(連続ロール紙)19が
巻回されている。
側は用紙排出口5bとなっている。そして、用紙供給口
5aに、搬送路5を挟んで転接する一対の搬送ローラ1
4,15、マーカ・ギャップ検出用のセンサ16、用紙
終端検知用のセンサ17、ペーパホルダ18が設けられ
る。ペーパホルダ18には用紙(連続ロール紙)19が
巻回されている。
【0018】用紙19は、搬送ローラ14,15の挟持
搬送により、搬送路5上を用紙排出口5bに向け送られ
る。
搬送により、搬送路5上を用紙排出口5bに向け送られ
る。
【0019】一方、サーマルヘッド1(〜4)は、図示
上下動により、インクリボン10c(〜13c)を介し
てプラテンローラ6(〜9)に当接および離間する構成
となっている。この当接・離間を行うための機構を図2
に示す。
上下動により、インクリボン10c(〜13c)を介し
てプラテンローラ6(〜9)に当接および離間する構成
となっている。この当接・離間を行うための機構を図2
に示す。
【0020】サーマルヘッド1(〜4)はガイド板2
1,22に上下動可能に挟持され、ガイド板21,22
はガイドピン23,24を介してプリンタ本体のサイド
フレーム25,26に支持される。プラテンローラ6
(〜9)は回転軸27,28を介してプリンタ本体のサ
イドフレーム25,26に回転可能に支持される。
1,22に上下動可能に挟持され、ガイド板21,22
はガイドピン23,24を介してプリンタ本体のサイド
フレーム25,26に支持される。プラテンローラ6
(〜9)は回転軸27,28を介してプリンタ本体のサ
イドフレーム25,26に回転可能に支持される。
【0021】サーマルヘッド1(〜4)の上方部にヘッ
ドフレーム31が設けられ、そのヘッドフレーム31に
突設されたシャフト32にアーム33の中途部が回動可
能に軸支される。
ドフレーム31が設けられ、そのヘッドフレーム31に
突設されたシャフト32にアーム33の中途部が回動可
能に軸支される。
【0022】アーム33の一端部はソレノイド34の可
動ピン34aに係合される。アーム33の他端部はサー
マルヘッド1(〜4)側に屈曲してヘッド支持シャフト
35を下方から支えている。ヘッド支持シャフト35に
はヘッド固定部材36が軸支され、そのヘッド固定部材
36にサーマルヘッド1(〜4)が固定される。また、
ヘッド支持シャフト35の上部に押圧部材37が当接さ
れ、その押圧部材37はスプリング38に連結される。
この押圧部材37およびスプリング38により、サーマ
ルヘッド1(〜4)に対し下方向(プラテンローラ側)
への偏倚力が加わる。
動ピン34aに係合される。アーム33の他端部はサー
マルヘッド1(〜4)側に屈曲してヘッド支持シャフト
35を下方から支えている。ヘッド支持シャフト35に
はヘッド固定部材36が軸支され、そのヘッド固定部材
36にサーマルヘッド1(〜4)が固定される。また、
ヘッド支持シャフト35の上部に押圧部材37が当接さ
れ、その押圧部材37はスプリング38に連結される。
この押圧部材37およびスプリング38により、サーマ
ルヘッド1(〜4)に対し下方向(プラテンローラ側)
への偏倚力が加わる。
【0023】つまり、ソレノイド34の消勢時は、押圧
部材37およびスプリング38の偏倚力により、サーマ
ルヘッド1(〜4)がインクリボン10c(〜13c)
を介してプラテンローラ6(〜9)に当接(ヘッドダウ
ン)する。ソレノイド34が付勢されると、可動ピン3
4aが下降し、それに伴いアーム33の一端部が下降し
てアーム33の他端部が上昇する。この上昇により、サ
ーマルヘッド1(〜4)が押圧部材37およびスプリン
グ38の偏倚力に抗してプラテンローラ6(〜9)から
離間(ヘッドアップ)する。
部材37およびスプリング38の偏倚力により、サーマ
ルヘッド1(〜4)がインクリボン10c(〜13c)
を介してプラテンローラ6(〜9)に当接(ヘッドダウ
ン)する。ソレノイド34が付勢されると、可動ピン3
4aが下降し、それに伴いアーム33の一端部が下降し
てアーム33の他端部が上昇する。この上昇により、サ
ーマルヘッド1(〜4)が押圧部材37およびスプリン
グ38の偏倚力に抗してプラテンローラ6(〜9)から
離間(ヘッドアップ)する。
【0024】制御回路を図3に示す。
【0025】51は主制御部として機能するCPU(cen
tral processing unit )である。このCPU51が行う
処理のプログラムデータが記憶されたROM(read only
memory)52、CPU51が処理を行う時に使用する変
更設定手段としてのライン数設定エリア53-1等の各種
メモリのエリアが形成されたRAM(random access mem
ory)53、各種センサや各種駆動装置等から構成された
エンジン部54を制御するエンジン用ゲートアレイ5
5、表示・操作部56を制御する表示・操作コントロー
ラ57、回線を介してホストコンピュータ等とISA結
合により接続される受信用FIFO(first in first ou
t)58と送信用FIFO59から成るインターフェイス
が、システムバス60を介してCPU51に接続され
る。
tral processing unit )である。このCPU51が行う
処理のプログラムデータが記憶されたROM(read only
memory)52、CPU51が処理を行う時に使用する変
更設定手段としてのライン数設定エリア53-1等の各種
メモリのエリアが形成されたRAM(random access mem
ory)53、各種センサや各種駆動装置等から構成された
エンジン部54を制御するエンジン用ゲートアレイ5
5、表示・操作部56を制御する表示・操作コントロー
ラ57、回線を介してホストコンピュータ等とISA結
合により接続される受信用FIFO(first in first ou
t)58と送信用FIFO59から成るインターフェイス
が、システムバス60を介してCPU51に接続され
る。
【0026】また、Y用サーマルヘッド1を駆動制御す
るY用ヘッドコントローラ61、M用サーマルヘッド2
を駆動制御するM用ヘッドコントローラ62、C用サー
マルヘッド3を駆動制御するC用ヘッドコントローラ6
3、K用サーマルヘッド4を駆動制御するK用ヘッドコ
ントローラ64が、システムバス60を介してCPU5
1に接続される。
るY用ヘッドコントローラ61、M用サーマルヘッド2
を駆動制御するM用ヘッドコントローラ62、C用サー
マルヘッド3を駆動制御するC用ヘッドコントローラ6
3、K用サーマルヘッド4を駆動制御するK用ヘッドコ
ントローラ64が、システムバス60を介してCPU5
1に接続される。
【0027】さらに、Y用(イエロー用)ヘッドコント
ローラ61へ印字データを供給するY用バッファ65、
M用(マゼンタ用)ヘッドコントローラ62へ印字デー
タを供給するM用バッファ66、C用(シマン用)ヘッ
ドコントローラ63へ印字データを供給するC用バッフ
ァ67、K用(ブラック用)ヘッドコントローラ64へ
印字データを供給するK用バッファ68が、システムバ
ス60を介してCPU51に接続される。
ローラ61へ印字データを供給するY用バッファ65、
M用(マゼンタ用)ヘッドコントローラ62へ印字デー
タを供給するM用バッファ66、C用(シマン用)ヘッ
ドコントローラ63へ印字データを供給するC用バッフ
ァ67、K用(ブラック用)ヘッドコントローラ64へ
印字データを供給するK用バッファ68が、システムバ
ス60を介してCPU51に接続される。
【0028】なお、各バッファ65〜68は、それぞれ
100mm×100mmの大きさの印字データを1枚分とし
て、5枚分の印字データを記憶できる容量を持つ。
100mm×100mmの大きさの印字データを1枚分とし
て、5枚分の印字データを記憶できる容量を持つ。
【0029】エンジン用ゲートアレイ55は、ペーパー
エンドセンサ17、ギャップセンサ16-1、マーカセン
サ16-2、Y用リボン送りセンサ46-1、Y用リボン巻
取センサ46-2、…、K用リボン送りセンサ46-7、K
用リボン巻取センサ46-8から出力された検出信号を入
力し、この検出信号に基づいてペーパー搬送用ローラ機
構71、Y用プラテン機構72〜K用プラテン機構7
5、Y用リボン送り機構76、Y用リボン巻取機構77
〜K用リボン送り機構82、K用リボン巻取機構83、
Y用リボンセーブ機構84〜K用リボンセーブ機構87
へ各種制御信号を出力するようになっている。
エンドセンサ17、ギャップセンサ16-1、マーカセン
サ16-2、Y用リボン送りセンサ46-1、Y用リボン巻
取センサ46-2、…、K用リボン送りセンサ46-7、K
用リボン巻取センサ46-8から出力された検出信号を入
力し、この検出信号に基づいてペーパー搬送用ローラ機
構71、Y用プラテン機構72〜K用プラテン機構7
5、Y用リボン送り機構76、Y用リボン巻取機構77
〜K用リボン送り機構82、K用リボン巻取機構83、
Y用リボンセーブ機構84〜K用リボンセーブ機構87
へ各種制御信号を出力するようになっている。
【0030】そして、CPU51は、主要な機能手段と
して次の[1]〜[2]を備える。
して次の[1]〜[2]を備える。
【0031】[1]サーマルヘッド1,2,3,4のう
ち、印字が終了したサーマルヘッドの当接状態および同
サーマルヘッドに対応するインクリボン(10c,11
c,12c,13c)の走行状態を、他のサーマルヘッ
ドの印字中において継続する第1制御手段。
ち、印字が終了したサーマルヘッドの当接状態および同
サーマルヘッドに対応するインクリボン(10c,11
c,12c,13c)の走行状態を、他のサーマルヘッ
ドの印字中において継続する第1制御手段。
【0032】[2]サーマルヘッド1,2,3,4の全
ての印字が終了したとき、全てのサーマルヘッドを離間
させるとともに、上記第1制御手段により走行状態が継
続されていたインクリボン(10c,11c,12c,
13c)をその継続走行分だけ戻り走行させる第2制御
手段。
ての印字が終了したとき、全てのサーマルヘッドを離間
させるとともに、上記第1制御手段により走行状態が継
続されていたインクリボン(10c,11c,12c,
13c)をその継続走行分だけ戻り走行させる第2制御
手段。
【0033】つぎに、上記の構成の作用を図4のフロー
チャートを参照して説明する。
チャートを参照して説明する。
【0034】用紙19は搬送ローラ14,15により搬
送路5上を挟持搬送される。用紙19の印字開始位置が
サーマルヘッド1に到着する直前に、サーマルヘッド1
がヘッドダウンする。これと同時にインクリボン10c
の走行が開始され、かつサーマルヘッド1が駆動されて
印字が行われる。
送路5上を挟持搬送される。用紙19の印字開始位置が
サーマルヘッド1に到着する直前に、サーマルヘッド1
がヘッドダウンする。これと同時にインクリボン10c
の走行が開始され、かつサーマルヘッド1が駆動されて
印字が行われる。
【0035】この場合、プラテンローラ6が搬送ローラ
14,15の用紙送り速度よりも速い速度で駆動され
る。これにより、用紙19が上流側に引っ張られるよう
にして搬送され、用紙19の巻き癖等による弛みが取り
除かれる。
14,15の用紙送り速度よりも速い速度で駆動され
る。これにより、用紙19が上流側に引っ張られるよう
にして搬送され、用紙19の巻き癖等による弛みが取り
除かれる。
【0036】こうして用紙19の搬送が進むのに伴い、
サーマルヘッド2,3,4が順次にヘッドダウンしてそ
れぞれ印字が開始される。実際にヘッドダウンするのは
印字が必要な色のサーマルヘッドのみである。
サーマルヘッド2,3,4が順次にヘッドダウンしてそ
れぞれ印字が開始される。実際にヘッドダウンするのは
印字が必要な色のサーマルヘッドのみである。
【0037】なお、連続印字の途中で一定時間にわたり
印字が行われない場合、サーマルヘッドはヘッドアップ
する。これに伴い、インクリボンの送りも中止される。
その後、印字が必要になると、サーマルヘッドがヘッド
ダウンし、かつインクリボンの走行が再開される。この
動作をリボンセーブという。
印字が行われない場合、サーマルヘッドはヘッドアップ
する。これに伴い、インクリボンの送りも中止される。
その後、印字が必要になると、サーマルヘッドがヘッド
ダウンし、かつインクリボンの走行が再開される。この
動作をリボンセーブという。
【0038】印字が終了する段階になると搬送路5の上
流側に位置するサーマルヘッドから順番に印字が終了し
ていくが、他のサーマルヘッドがまだ印字中の状態にあ
れば、たとえ印字が終了したサーマルヘッドであって
も、そのヘッドダウン状態および同サーマルヘッドに対
応するインクリボンの走行状態が継続される。
流側に位置するサーマルヘッドから順番に印字が終了し
ていくが、他のサーマルヘッドがまだ印字中の状態にあ
れば、たとえ印字が終了したサーマルヘッドであって
も、そのヘッドダウン状態および同サーマルヘッドに対
応するインクリボンの走行状態が継続される。
【0039】プラテンローラ速度と搬送ローラー速度と
に差を持たせて用紙19の弛みを取り除くようにしてい
るため、サーマルヘッドのヘッドダウン個数(プラテン
ローラに圧接しているサーマルヘッドの個数)が1個ま
たは2個と減っていくと、用紙19の搬送速度に若干の
遅れが生じ、印字ずれが起きてしまう問題がある。
に差を持たせて用紙19の弛みを取り除くようにしてい
るため、サーマルヘッドのヘッドダウン個数(プラテン
ローラに圧接しているサーマルヘッドの個数)が1個ま
たは2個と減っていくと、用紙19の搬送速度に若干の
遅れが生じ、印字ずれが起きてしまう問題がある。
【0040】しかしながら、上記のようなヘッドダウン
およびリボン走行の継続を行うことにより、一連の印字
が終了するまではサーマルヘッドのヘッドダウン個数が
ほぼ一定となり(リボンセーブにより全く一定ではない
が)、これにより用紙19の搬送速度の変動が解消さ
れ、ひいては印字ずれが解消されて高品質の印字を行う
ことができる。
およびリボン走行の継続を行うことにより、一連の印字
が終了するまではサーマルヘッドのヘッドダウン個数が
ほぼ一定となり(リボンセーブにより全く一定ではない
が)、これにより用紙19の搬送速度の変動が解消さ
れ、ひいては印字ずれが解消されて高品質の印字を行う
ことができる。
【0041】その後、サーマルヘッド1,2,3,4の
全ての印字が終了すると、全てのサーマルヘッドがヘッ
ドアップする。
全ての印字が終了すると、全てのサーマルヘッドがヘッ
ドアップする。
【0042】ただし、このままでは、印字終了後に走行
状態が継続されていたインクリボンが無駄に消費された
ことになる。この無駄な消費は、上流側のインクリボン
ほど多くなる。
状態が継続されていたインクリボンが無駄に消費された
ことになる。この無駄な消費は、上流側のインクリボン
ほど多くなる。
【0043】そこで、サーマルヘッド1,2,3,4の
全ての印字が終了して全てのサーマルヘッドがヘッドア
ップするのに伴い、無駄送りのあったインクリボンを有
するリボンマガジン(10,11,12,13)の巻取
り側ローラ(10b〜13b)および送り側ローラ(1
0a〜13a)が逆回転する。これにより、巻取り側ロ
ーラ(10b〜13b)に巻かれている未使用インクリ
ボンが通常と反対の方向に戻り走行し、送り側ローラ
(10a〜13a)に巻き取られる。この巻き取り時間
は、各サーマルヘッドが印字終了した直後より最下流の
サーマルヘッドが印字を終了する迄の時間より若干短
い。この時間制御によるインクリボンの巻き取り量は、
無駄送り分にほぼ相当する。これが次回の印字に有効使
用されることになり、運転コストの低減が図れるなお、
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、要旨
を変えない範囲で種々変形実施可能である。
全ての印字が終了して全てのサーマルヘッドがヘッドア
ップするのに伴い、無駄送りのあったインクリボンを有
するリボンマガジン(10,11,12,13)の巻取
り側ローラ(10b〜13b)および送り側ローラ(1
0a〜13a)が逆回転する。これにより、巻取り側ロ
ーラ(10b〜13b)に巻かれている未使用インクリ
ボンが通常と反対の方向に戻り走行し、送り側ローラ
(10a〜13a)に巻き取られる。この巻き取り時間
は、各サーマルヘッドが印字終了した直後より最下流の
サーマルヘッドが印字を終了する迄の時間より若干短
い。この時間制御によるインクリボンの巻き取り量は、
無駄送り分にほぼ相当する。これが次回の印字に有効使
用されることになり、運転コストの低減が図れるなお、
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、要旨
を変えない範囲で種々変形実施可能である。
【0044】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、印
字が終了したサーマルヘッドの当接状態および同サーマ
ルヘッドに対応するインクリボンの走行状態を他のサー
マルヘッドの印字中において継続するとともに、全ての
印字が終了すると全てのサーマルヘッドを離間し且つ上
記走行状態の継続によって無駄送りされた分のインクリ
ボンを戻す構成としたので、用紙の搬送速度の変動を解
消して印字ずれのない高品質の印字を行うことができ、
しかもインクリボンの無駄な消費を防いで運転コストの
低減が図れるサーマルプリンタを提供できる。
字が終了したサーマルヘッドの当接状態および同サーマ
ルヘッドに対応するインクリボンの走行状態を他のサー
マルヘッドの印字中において継続するとともに、全ての
印字が終了すると全てのサーマルヘッドを離間し且つ上
記走行状態の継続によって無駄送りされた分のインクリ
ボンを戻す構成としたので、用紙の搬送速度の変動を解
消して印字ずれのない高品質の印字を行うことができ、
しかもインクリボンの無駄な消費を防いで運転コストの
低減が図れるサーマルプリンタを提供できる。
【図1】この発明の一実施例の構成を示す図。
【図2】同実施例におけるサーマルヘッドの当接・離間
を行う機構の構成を示す図。
を行う機構の構成を示す図。
【図3】同実施例の制御回路のブロック図。
【図4】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
1〜4…サーマルヘッド 5…搬送路、 6〜9…プラテンローラ 10〜13…リボンマガジン 10c〜13c…インクリボン 19…用紙 34…ソレノイド 51…CPU
Claims (1)
- 【請求項1】 用紙の搬送路に沿って複数のサーマルヘ
ッドを配設するとともに、搬送路を挟んで前記各サーマ
ルヘッドと対応する位置にプラテンローラを配設し、各
サーマルヘッドをインクリボンを介して各プラテンロー
ラに当接および離間させる機構を有し、その各サーマル
ヘッドの当接および各インクリボンの走行により用紙へ
の印字を行うサーマルプリンタにおいて、 前記各サーマルヘッドのうち、印字が終了したサーマル
ヘッドの当接状態および同サーマルヘッドに対応するイ
ンクリボンの走行状態を、他のサーマルヘッドの印字中
において継続する第1制御手段と、 前記各サーマルヘッドの全ての印字が終了したとき、全
てのサーマルヘッドを離間させるとともに、前記第1制
御手段により走行状態が継続されていたインクリボンを
その継続走行分だけ戻り走行させる第2制御手段と、 を具備したことを特徴とするサーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11953998A JPH11309885A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11953998A JPH11309885A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | サーマルプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11309885A true JPH11309885A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14763800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11953998A Pending JPH11309885A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | サーマルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11309885A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006320377A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Tosho Inc | 薬袋発行機 |
CN108058488A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-05-22 | 广东开放大学(广东理工职业学院) | 一种全自动易拉罐盖打码装置 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11953998A patent/JPH11309885A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006320377A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Tosho Inc | 薬袋発行機 |
JP4526436B2 (ja) * | 2005-05-17 | 2010-08-18 | 株式会社トーショー | 薬袋発行機 |
CN108058488A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-05-22 | 广东开放大学(广东理工职业学院) | 一种全自动易拉罐盖打码装置 |
CN108058488B (zh) * | 2017-12-15 | 2023-12-12 | 广东开放大学(广东理工职业学院) | 一种全自动易拉罐盖打码装置 |
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