JPH11309332A - 空気乾燥材入りキャニスタ及びその製造方法 - Google Patents

空気乾燥材入りキャニスタ及びその製造方法

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JPH11309332A
JPH11309332A JP10137535A JP13753598A JPH11309332A JP H11309332 A JPH11309332 A JP H11309332A JP 10137535 A JP10137535 A JP 10137535A JP 13753598 A JP13753598 A JP 13753598A JP H11309332 A JPH11309332 A JP H11309332A
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canister
inner shell
desiccant
flow path
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に2つの空気流路及びモレキュラシーブ
圧縮の局在化を回避する手段を備えたエア・ブレーキシ
ステム用乾燥材入りキャニスタである。本発明は外シェ
ル中にスプリングによる負荷によって配置された内シェ
ルを有するスピン−オン型キャニスタを提供する。 【解決手段】 内シェルにはモレキュラ乾燥材シーブが
入っている。キャニスタの外形寸法を大きくせずに、内
部流路を大きくするため、ほぼ同じ流路サイズを有する
環状外室と内芯部へモレキュラシーブを分けて入れるた
めに内シェルの中に導風板を設けた。したがって、乾燥
される空気は一つの流路を一回通過し、そして、他の流
路をもう一回通過することができる。モレキュラシーブ
の圧縮の局在化を回避するため、内シェルはスプリング
による負荷よって外シェルの中に入れられ、摺動する導
風板と協働して平衡状態を実現する。本好ましい実施例
においては、弾性パッドが内シェルに設置され、スプリ
ングの力を更にモレキュラシーブ全体に均等に分配す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にエア・ブレ
ーキに関し、特に自動車エア・ブレーキ用空気供給シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】貨物の輸送は通常トラクタ(牽引車)−
トレーラ(付随車)様式のトラックにより行われる。そ
のようなトラックが牽引する積荷が重い場合、機械式ブ
レーキシステムでは、許容可能な距離内でトラックを停
止させることができない。そのため、エア・ブレーキと
油圧ブレーキが広い範囲でそのような機械式ブレーキシ
ステムに取って代わった。
【0003】油圧ブレーキシステムでは、加圧された油
を油圧管に沿って中央供給源から自動車の複数の車輪に
供給することができ、それ故に機械式システムよりも素
早く停止することができるが、油圧ブレーキシステムは
汚染されやすい。更に詳言すれば、トレーラが牽引して
いたトラクタから切り離されて、別のトレーラに取り替
えられる場合は、油圧管を取外さなければならない。そ
の結果、泥、水、あるいはその他の汚染因子がそのシス
テムに入り込むこととなる。そのような汚染は必然的
に、錆、摩耗等によりブレーキ性能の低下を来す結果に
なる。更に、もし油圧管あるいは連結器が損傷した場
合、油が漏洩し、浄化代金が高くなり、環境的に好まし
くない状況を引き起こす。
【0004】そのため、エア・ブレーキは貨物輸送用ト
ラックにとって好ましいシステムとなる。このようなエ
アーブレーキシステムには、加圧空気を配管に沿って夫
々のブレーキ構成要素に連通する圧縮空気の中央供給源
が設けられている。油圧システムに付随するコストと環
境面での欠点とは異なり、空気配管あるいは連結器に支
障を来したとしても、高い費用のかかる浄化を必要とし
ない。しかしながら、エア・ブレーキシステムではなお
も、そのシステムに汚染物質が入り込まないようにする
ための手段が必要である。最も懸念される汚染因子は湿
気である。水がそのシステムに入り込むことができる
と、そのブレーキは錆び、遂には故障を起こす。
【0005】そのため、従来技術のシステムでは、加圧
空気から湿気を取り除く乾燥材を備えている。大抵の場
合、空気が乾燥材を通り抜けながら湿気を吸着すること
ができる化合物から成るモレキュラシーブを備えてい
る。乾燥された空気の一部がモレキュラシーブを通して
周期的に戻され、そこから湿気を除去する。時間が経過
すると、モレキュラシーブは故障し、また/あるいはコ
ンプレッサによってバイパスされる油で汚染し、そのた
め乾燥材を入れている容器を取り外して取り替える必要
が出てくる。こうしたシステムは時間を浪費し、厄介な
ばかりでなく、その自動車の運転手が乾燥材の容器を適
当な時期に取り替えるのを覚えている必要が出てくる。
【0006】ごく最近では、従来の油フィルタあるいは
燃料フィルタ用に使用されているものと類似の取り換え
可能なスピン−オン型キャニスタの中に乾燥材が備えら
れている。上述のように、乾燥材から吸着した水を除去
し、その結果乾燥材を再調整して後続のサイクルに使用
することを目的とし、パージサイクルが周期的に行われ
る。スピン−オン乾燥材フィルタの一例が、米国特許番
号4,733,449号に記載され、環状外室と円筒状芯部とを
備え、長さを延ばしたキャニスを開示している。吸着物
質が外室を満たし、その結果(例えば、コンプレッサか
らの)流入空気が外室に入り、吸着物質を通り内芯部を
経由して取出口へと通過していく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】スピン−オン型キャニ
スタは更にたやすく取り換え可能なものになり、業界で
もそれをうまく受け入れてきたが、除去できる湿気の量
は乾燥材を通す流路の長さにかかっている。
【0008】キャニスタが利用する設置面積あるいは空
間は限られており、この問題を軽減するためにキャニス
タの寸法を大きくすることはできない。更に、長期使用
の後、モレキュラシーブビードは加圧空気の循環とパー
ジにより、キャニスタ内のある一定の領域では圧縮する
傾向があり、したがって他の領域では希薄に分布する傾
向にあることが発見された。そのため、圧縮が少ない領
域は、空気循環の結果、可動状態となり、それが摩耗を
引き起こし、また最終的には微細な粉末あるいは塵埃を
作り出す。粉末あるいは塵埃は汚染因子となり、ブレー
キ要素を摩耗させ、ブレーキを故障させる可能性もあ
る。
【0009】本発明の基本的な目的は、従来の外見寸法
で、内部空気流路を更に大きくし、優れた乾燥材入りキ
ャニスタを提供することにある。
【0010】本発明の他の基本的な目的は、モレキュラ
シーブビードの圧縮の局在化を制限し、摩耗と、汚染因
子となる粉末や塵埃の発生を回避することができる乾燥
材入りキャニスタを提供することにある。
【0011】本発明の目的は、乾燥材を貫通する2つの
通過流を確実に有し、双方向空気流通路を有し、その流
通路は、一つのサイクルでは空気から湿気を取り除き、
他のサイクルでは吸着した湿気を乾燥材からパージする
ための乾燥材入りキャニスタを提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、空気のキャニスタ内
の通過が可能でありながら、キャニスタ内でモレキュラ
シーブを保持しておく手段を有する乾燥材入りキャニス
タを製造するための価格効率の良い方法を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的に従い本発
明は、開口端部と、閉口端部と、円筒状側壁とを有する
キャニスタであって、円筒状側壁は、キャニスタ内部に
配置されたモレキュラシーブと、開口端部に取付けられ
た導風板とを備え、導風板がモレキュラシーブを、同軸
であって、反対方向を向き、ほぼ同じ寸法を有する流路
に分割するキャニスタを提供することを特徴とする。環
状外室ならびに内側円筒状室がキャニスタ内に形成され
るように、導風板はディスクと、一体化チューブとを備
える。一実施例では、乾燥される空気が中央円筒状室を
通り抜けて入り、一体化チューブを巡回してキャニスタ
を出る前に環状外室へと向う。空気の流路は、したがっ
て従来の寸法の外キャニスタ内にあって効率良く2倍と
なる。
【0014】本発明のもう一つの特徴は、外シェル内に
設置したスプリングにより付勢された内シェルの内部に
モレキュラシーブを設けることである。内シェルは閉口
端部と、導風板によって閉じられる開口端部と、円筒状
側壁と、モレキュラシーブとを有する。弾性パッドは内
シェル閉口端部に近接して設けられ、内シェルと外シェ
ルとの間にあるスプリングからの圧縮力をモレキュラシ
ーブ全体に等分に分配する。いずれの圧縮領域も弾性パ
ッドに圧力をかけ、その結果パッドは導風板が内シェル
に対し相対的に動くように圧縮領域からの力をそらせ
る。この導風板の移動によってモレキュラシーブは、全
域で圧縮がすべて均一である平衡状態に達することが可
能になり、前述した圧縮が局所に偏ることや研磨粉末の
生成が回避される。
【0015】本発明の更にもう一つの特徴は、内シェル
と外シェルと合成布を備える方法に従って製造された乾
燥材入りキャニスタであって、合成布が内シェル内に直
接成形され、結果としてモレキュラシーブを内シェル内
部に保持させ、なおも空気がモレキュラシーブを通過で
きるようになっている乾燥材入りキャニスタを提供する
ことにある。
【0016】本発明の更にもう一つの特徴は、第1と第
2の双方向流路を有する乾燥材入りキャニスタを提供す
ることである。乾燥される空気の取入口は、パージされ
る空気の取出口として作用することができ、したがっ
て、その乾燥空気の取出口はパージされる空気の取入口
として作用することができる。
【0017】本発明のこれらの、及びその他の目的、特
徴は、添付の図と関連付けて詳細に後述され、それによ
って更に明瞭になる。
【0018】本発明は様々な変更や代替的な構成を可能
とするが、一定の図示的な実施例数例が図中に示されて
おり、また下記に詳述する。しかしながら、本発明を特
定の開示された形態に限定する意図はなく、その反対
に、意図としては、請求項に定義されているような本発
明の精神と範囲内にかかるすべての変更、代替構成なら
びにそれと均等のものを包摂するものとする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、そこには本発
明の原理を描いた乾燥材フィルタが示されている。フィ
ルタはキャニスタ20の形態をとり、そのキャニスタ20は
外シェル22が部分的に切断され、本発明を断面で見え
るように図示されている。図1に見られるように、外シ
ェル22のほかに、キャニスタ20は外シェル22内に収容さ
れた内シェル24、外シェル22内の内シェル24を保持する
ベースプレート26、そしてベースプレート26方向に向か
って内シェル24を付勢するスプリング28を含んで構成さ
れている。乾燥材30は内シェル24の中に収納されてい
る。
【0020】前述の構成要素夫々は、ここにさらに強調
して具体的に詳細に論議される。しかし図1から明らか
なように、簡単で信頼のおける構造を形成しつつ、乾燥
材30を通過する空気流路を効果的に倍増する( double )
ことで、本発明は従来技術に格段の改良を加えている
ことが当業者に明白となっている。一つの実行例では、
乾燥されるべき空気は乾燥材30に向かって取入口32から
入り、矢印34で示される第1流路の中を通っていく。そ
して取出口38を通って排出される前に第2流路36に沿っ
て新たに方向付けをされる。相対的に同じ長さを有する
キャニスタを通る単一で直線的な経路のみを備えた従来
技術に対し、キャニスタの外部的設置面積を増加させる
ことなく、本発明は流路を著しく伸長させている。本発
明のキャニスタは、それ故、キャニスタが搭載される自
動車の限られた空間内にあってより大きな乾燥能力を備
える。
【0021】更に、図2に示されているように、本発明
のキャニスタはまた、パージサイクルを採用することが
可能であり、吸着した水を乾燥材30から周期的に除去す
るものである。実際には、これは、空気は矢印40により
示されている方向の取出口38に通じており乾燥材30から
吸着水を吹き飛ばし、矢印41で示される方向に取入口32
を通して外へ出される。キャニスタ20の乾燥能力を増強
することに加え、本発明の両方向の、伸長された流路
は、また、乾燥材を通過する油によって汚染される乾燥
材の量を少なくすることによりキャニスタ20の作動寿命
を長くする。
【0022】本発明の本実施例の夫々の構成要素を再び
詳述すると、図4は内シェル24の断面図を示している。
そこに示されているように、内シェル24は、閉口端部4
4、開口端部42、そして円筒状側壁46を備えている。シ
ェルは従来の引き抜き(drawing)手法によって速やかに
形成することが出来る。かくして形成された室は乾燥材
30によって充填されており、導風板48によって閉じられ
る。本好ましい実施例では、下記に述べられる目的のた
めに、弾性パッド50が閉口端部44に近接して(proximat
e)備えられている。
【0023】本好ましい実施例の中で使用されている乾
燥材の特定のタイプは、アルミノ珪酸塩(aluminosilica
te)などの通常のビード様物質である。代替実施例の中
では、使われる乾燥材の特定のタイプは、様々である
が、基本的にはその構造の外層に、ある種の分子を集め
る親和力のある材質のモレキュラシーブである。極度に
単純化すれば、モレキュラシーブは砂と同じ特性を多く
持ち、化学的には不活性であり、環境上、健康上危険性
を持っていないものである。
【0024】キャニスタ20の全体の寸法を大きくせず
に、乾燥されるべき空気用の流路を大きくする目的に従
って、乾燥材30は円筒状チューブ52により第1流路34と
第2流路36に分けられる。本好ましい実施例では、円筒
状チューブ52はディスク54と一体化して型成形されてい
る。長さを内シェル24の長さより短くなるようにチュー
ブ52を製造することによって、第1流路34は第2流路36
と閉口端部44に近接した所で通じるようになる。
【0025】前記流路の長さを単純に大きくすれば、巡
回する空気を乾燥する乾燥材フィルタの能力が必ずしも
増強されるわけではない。例えば、流路を著しく長くし
ても、結果的に流路の直径、面積、あるいは容積は著し
く縮小された場合、全体的乾燥能力は低下する。そのた
め、本発明の特徴は、流路の直径に対する長さの比率を
最小率と最大率の間に維持している。別の言い方をすれ
ば、本発明の好ましい実施例は、第1、第2流路34、36
の夫々の中に乾燥材ビードの全容量の少なくとも25%
を備えている。この点では、その好ましい実施例の両方
の流路は、概略同じ寸法を有する。
【0026】図4に戻ると、ディスク54は内シェル24の
開口端部42に固定されて示されており乾燥材30をその中
に保持する。図5に最もよく示されているように、本好
ましい実施例の中でのディスク54は、ディスク54の外周
に環状形状に配置された複数の取入口アパーチュア(ape
rture)56と、ディスク54の中央に円形形状で配置された
複数の取出口アパーチュア58とを備えている。また、取
入口アパーチュアを、ディスク54の中央付近に設け、取
出口アパーチュアをディスクの周辺付近に設けることも
できる。乾燥されるべき空気は取入口アパーチュア56を
通って内シェル24に入り、それから第1流路34に入る。
同様に、乾燥された空気は、前述のブレーキシステム
(図示せず)へ通ずる取出口アパーチュア58を通して第
2流路36を出る。ディスク54は、従来のものと同じよう
にディスク54に構造的一体化性を与えるように設けた放
射状に伸びる複数の支持リブ60を備えている。
【0027】乾燥材30はモレキュラシーブ(本好ましい
実施例の中では8 −12メッシュ・ビード・サイズのアル
ミノ珪酸塩)であるので、空気が内シェル24を通過でき
るようにしながら、内シェル24の内部にある乾燥材を保
持する手段が設けられていなければならない。これを実
現するために、本発明は取入口アパーチュア56と取出口
アパーチュア58にまたがっている合成布バリア62を備え
ている。本好ましい実施例の中では合成布バリア62は空
気を通す直交整列繊維からなるナイロン形状を呈する
が、しかし十分に密であり(本好ましい実施例では1−2
ミクロン)、乾燥材30が通過するのを防いでいる。もし
合成布バリア62がなければ、乾燥材30の個々のビード、
あるいはビードの一部が、内シェル24から逃れて、ブレ
ーキシステムに移動し、ブレーキの摩耗や早すぎる故障
の原因となりうる。ここで合成布バリアは、織物であっ
てもよいし、不織布であってもよい。また合成布の材料
は合成繊維に限らず、天然繊維であってもよい。
【0028】合成布62に関してもう一つの特許になりう
る特徴は、それの導風板48との関連の仕方である。本好
ましい実施例では、導風板は射出成形プラスチックで作
られている。ディスク54全体に布62をしっかりと固定す
るため、溶解プラスチック注入に先んじて、導風板を作
るために使われる型の中に、布62が置かれる。熱プラス
チックを型に射出すると、熱プラスチックは布62の端部
に浸透して行き、プラスチックが冷えて堅くなった時
に、布はいかなる外からの締め具の必要もなく、導風板
に固定されるようになる。このシステムの長所の一つ
は、ディスク54のプラスチックに直接布62を埋設するこ
とによって、その布が乾燥サイクルおよびパージサイク
ル中に、布62の位置を確実に適切な場所に保つことがで
きる点である。布がディスクの一方の側に単に固定され
ただけとするならば、ディスクと布の間の結合は一つの
方向では促進されるかも知れないが、空気の流れが逆方
向になった時にはディクスから引き離されるやすくなる
かも知れない。プラスチックに直接布を埋設することに
よって、この問題は回避され、更に信頼性のあるフィル
タが創り出される。
【0029】ディスク54が、内シェル24の内表面65に接
触しつつスライドしているディスク54の外周に環状端部
64を備えていることに留意することも重要なことであ
る。乾燥材30が内シェル24の内部に置かれた後、ディス
ク端部64が内シェル24のリム66に近接して位置決めされ
るまで、合成布62を備えた導風板48を内シェル24の中に
押し込むことができる。それから導風板48を内シェル24
の内部に保持するためにリム66を内側に曲げる。しか
し、ディスク端部64と内表面65との間で摺動して接触す
るので、導風板はある限定された程度だけ動くことがで
きる。内シェル、導風板、そして乾燥材はしたがって、
外シェル22へ挿入する前に完全なパッケージとして前も
って組み立て(仮組立)することができるが、それにつ
いては更に詳細に述べられる。
【0030】上述したように、従来技術の乾燥材に関す
る一つの問題は、その乾燥材中に湿気を含んだ空気とパ
ージ空気の循環により引き起こされる局在化された圧縮
状態の領域を含むという点にある。局在化された圧縮状
態の領域は、個々のビードが互いにこすれ合うことがで
きる緩やかな圧縮領域を必然的に伴う。このこすれ合い
は最終的には粉末を形成し、それがブレーキシステムに
至りブレーキの損耗と故障の原因となりうる。流路間で
モレキュラシーブビードの動きを制限する内部導風板に
よりモレキュラシーブが分離される場合、そのような状
況はさらに問題となる。この問題を軽減するために、本
発明はモレキュラシーブビード30を均一に圧縮するため
に、スプリング28が摺動可能な導風板48と協働するシス
テムを提供するものである。スプリング28の効果は、比
較的高い圧縮力をもったスプリングを使っている場合に
顕著になる。本好ましい実施例では、スプリング28は15
0Lbs(ポンド)の圧縮力を発生させる。更にこうした均
一分布を促進するためには、更に詳細に述べるように、
本発明の一実施例は、閉口端部44に隣接する位置にある
弾性パッド50を有する。閉口端部44は更に、スプリング
28を部分的に受容する窪み68を備える。
【0031】本発明が乾燥材30の局在化された圧縮状態
をどのように防いでいるのかを完全に理解するために、
図1をもう一度参照する。図1に示されているように、
スプリング28は内シェル24をベースプレート26の方向に
向かって付勢する。したがって、内シェル24は、外シェ
ル22の内部にあって基本的には懸垂あるいは浮遊状態に
ある。更に、導風板48を固定するのでなく、内シェル24
の内側表面65と接触し摺動状態に置くことによって、導
風板48はスプリング28の圧縮力に応じて動くことができ
る。
【0032】例えば、乾燥材30が内シェル24全体に均一
に分布している場合は、スプリング28は内シェルに均等
に圧力をかけて、導風板48を内シェル24に対して相対的
にその平面軸を横切って一様に動かす。しかしながら、
乾燥材30の一つの領域がその他の領域よりも圧縮固化が
強くなっている場合、スプリング28の付勢力が内シェル
24内の乾燥材ビード30の相対的な圧縮固化に対応して導
風板48を内シェル24に対し不均一に動かす。別の言い方
をすれば、スプリング28は導風板48の摺動による位置決
定に協働して導風板48を圧縮力が高い領域よりも圧縮力
が低い領域では更に内シェルの中の方に動かす。こうし
た状況下では、図1に示されているように、導風板48の
ディスク54は内シェル24の円筒状壁46に対して相対的に
直交するように配置されてはおらず、むしろ円筒状壁46
に対して相対的に少し斜めになる。
【0033】本発明の好ましい実施例では、内シェル24
の閉口端部44に隣接している弾性パッド50を設けること
によってこの効果は高められる。パッド50を押圧する圧
縮固化領域の力は弾性パッドを逆にたわませ 、そのた
め導風板48を内シェル24に対して相対的に動かすことに
なる。導風板48は内シェル24に固定的に取り付けられて
いるわけではなく、むしろ内シェル24に対して相対的に
浮遊している状態であり、リム66によって内シェルに保
持されているのみであり、したがって、導風板はパッド
50の撓み具合に応じて動くことができる。その結果、最
終的には緩やかに圧縮された領域がより圧縮固化され
て、圧縮度が高い領域を緩やかな圧縮になるようにし、
それによってモレキュラシーブ全体が均一に圧縮される
ようになる。
【0034】先にその概要を述べた本発明のもう一つの
特徴は、比較的に簡単に取り外せかつ交換できるスピン
−オン(spin-on)能力を持つ乾燥材入りキャニスタを設
けた点にある。この機能は主として先に簡単に述べられ
ているベースプレート26により大部分達成されている
が、ここで図2を特に参照して述べる。本好ましい実施
例のベースプレート26は導風板48のアパーチュア56と連
通している複数のアパーチュア70と導風板48のアパーチ
ュア58と連通している中央のアパーチュア72を備えたデ
ィスクの様な構造である。図1に示されているように、
取出口のアパーチュア72は自動車に設置された螺子切さ
れた取り付け台に取り付けられるよう適合された内部ね
じ74を備えている。この点では、本実施例は、取外しと
交換が容易な従来のスピン−オン型油フィルタあるいは
燃料フィルタと類似している。導風板48のプラスチック
構造とは異なり、本好ましい実施例ではベースプレート
26は金属、スチールより造られている。
【0035】ベースプレート26は外シェル22には固定さ
れてはおらず、むしろ外シェル22の端部79にかしめら
れた環状リング76によって外シェル22内に保持されてい
ることに留意することが重要である。それについては更
に述べられるように、このような構造は、キャニスタ20
を効率的に組立てることを容易にする。環状リング76
は、シーリングガスケット80を部分的に受容するように
適合された溝78を備えている。従来のものと同様に、キ
ャニスタ20が、汚染や圧力ロスに対し効果的にシールす
るよう自動車に固定される場合には、ガスケット80は、
自動車に対して圧縮力をかけるように働く。
【0036】図1に示されているように、第2のガスケ
ット82がベースプレート26と導風板48の間に備えられ
る。ガスケット82は、キャニスタ20に流入する空気をキ
ャニスタ20から流れ出てきた乾燥空気から分離し、反対
に、キャニスタに流れ込むパージ空気をキャニスタから
流れ出てきたパージ空気から分離する。
【0037】前述した諸要素から導き出される結果とし
て、本発明のキャニスタが組み立てられている方法は簡
素化され、ある構成部品は仮組立てに適している。例え
ば、上で述べられているように、合成布バリア62は導風
板48の中に射出成形され、乾燥材30が内シェル24の中に
置かれた後、導風板48はディスク端部64がリム66を通り
超すまで、内シェル24の中に挿入され、リム66に保持さ
れて仮組立てのカートリッジ90を形成する。したがっ
て、ひだを付けた紙フィルタ構成要素がスピン−オン型
油フィルタの中に組み立てられていく前に事前に形成さ
れるのとまったく同じように、仮組立てカートリッジは
オフライン的に組み立てることが可能である。円筒状チ
ューブ52が導風板48の乾燥材30への挿入を容易にするた
め傾斜した先端53を備えていることに留意することも重
要である。
【0038】図6を参照すると、仮組立てされたカート
リッジ90は外シェル22に挿入され、キャニスタ20の完成
品を作り上げることができることがわかる。更に詳述す
ると、ガスケット82はベースプレート26の上に配置さ
れ、仮組立てされたカートリッジ90はガスケット82の上
に戴置され、スプリング28はカートリッジ90の上に配置
され、そして外シェル22はカートリッジ90とベースプレ
ート26を覆うように配置される。この運動の力によって
スプリング28が、外シェル22の端部79がベースプレート
26に接触する点まで圧縮される。環状リング76は、そし
て従来のとじ合わせ(seaming)操作でかしめられ、また
は端部79の中に折り込まれる。キャニスタ20を完成する
ために、ガスケット80を環状リング76の溝78の中に嵌め
込む。そして、キャニスタ20はエア・ブレーキシステム
を使用する自動車に螺着される状態になり、比較的高い
空気圧に安全に耐えることができる。
【0039】
【発明の効果】前述した事項から、本発明は、この分野
の従来技術に、エア・ブレーキシステム用の新規なかつ
有用な乾燥材入りキャニスタを付け加えたことが当業者
に正しく評価されることができる。新規な導風板の設計
を採用したことにより、本発明は、キャニスタの全体の
外形寸法を大きくせずにキャニスタを通過する空気流路
の長さを大幅に増大している。内部に螺子切りされたベ
ースプレートを使用することによって、本発明は自動車
に螺着可能であり、簡単に修理と交換ができる。更に、
浮遊状態にある内シェルと弾性パッドを使って、内シェ
ル内にある前記モレキュラシーブの圧縮が均一平衡に維
持され、ブレーキシステムを汚染する可能性のある乾燥
材粉末が作り出されるのを回避している。更には、本発
明のキャニスタを組み立てる方法によって一定の構成要
素の仮組み立てが可能となり、キャニスタ全体を迅速か
つ効率的に製造することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したフィルタの部分断面図であ
り、乾燥サイクルの中の空気流路を示す。
【図2】図1の前記フィルタの部分断面図であり、パー
ジサイクル中の空気流路を示す。
【図3】前記フィルタの端面図である。
【図4】前記モレキュラシーブを備えた前記内シェルの
断面図であり、合成布バリアを示す。
【図5】図4に示された前記内シェルの端面図である。
【図6】図1の前記フィルタの立体分解図であり、前記
製造方法を示している。
【符号の説明】
20 キャニスタ 22 外シェル 24 内シェル 26 ベースプレート 28 スプリング 30 乾燥材 32 取入口 34 第1流路 36 第2流路 38 取出口 40 矢印 41 矢印 42 開口端部 44 閉口端部 46 円筒状側壁 48 導風板 50 弾性パッド 52 円筒状チューブ 54 ディスク 56 取入口アパーチュア 58 取出口アパーチュア 62 合成布バリヤ 64 端部 65 内表面 66 リム 68 窪み 70 アパーチュア 72 アパーチュア 74 内部ねじ 76 環状リング 78 溝 79 端部 80 ガスケット 82 ガスケット 90 カートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593020201 4400 East Highway 30,K earney,Nebraska 68848 −6010,USA

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口端部と、閉口端部と、円筒状側壁と
    を有する外シェルと;前記外シェルの内部に配置され、
    開口端部と、閉口端部と、円筒状側壁とを有し、粉粒体
    乾燥材により実質的に充填された内シェルと;ディスク
    と、該ディスクと一体的に形成され該ディスクから突出
    した円筒体とを有し、前記内シェルの前記開口端部内に
    摺動自在に取り付けられ、前記円筒体が前記乾燥材を外
    部環状流路と内部円筒状流路とに分離し、前記両流路が
    ほぼ等しい大きさであり、前記ディスクには前記内部流
    路と連通するアパーチュアと、前記外部流路と連通する
    アパーチュアとが形成されている、導風板と;前記外シ
    ェルの前記開口端部に接続されるベースプレートであっ
    て、 前記内シェルの前記閉口端部と前記外シェルの前記閉口
    端部の間に設けられ、前記粉粒体乾燥材の相対的圧縮固
    化に比例して前記導風板に対して前記内シェルを相対的
    に移動させるスプリングと協働して、前記スプリングと
    前記ベースプレートとの間に前記内シェルを浮遊状態に
    保持し、前記導風板の前記アパーチュアと連通したアパ
    ーチュアと、キャニスタをエア・ブレーキシステムに螺
    着するために適合されており、内側がねじ切りされた内
    アパーチュアとを有するベースプレートとを備えたこと
    を特徴とする;エア・ブレーキシステム用の空気乾燥材
    入りキャニスタ。
  2. 【請求項2】 前記スプリングからの圧縮力を均等に前
    記乾燥材に行き渡らせるために前記内シェルの前記閉口
    端部に近接して設置されている弾性パッドをさらに備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の空気乾燥材入りキ
    ャニスタ。
  3. 【請求項3】 環状シールが、前記内部流路のアパーチ
    ュアから前記外部流路のアパーチュアを分離するために
    前記導風板と前記ベースプレートとの間に配置されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の空気乾燥材入りキャニ
    スタ。
  4. 【請求項4】 空気を貫通して通過させ、乾燥材が貫通
    して通過すること防止する合成布が、前記導風板を覆っ
    て設けられたことを特徴とする請求項1に記載の空気乾
    燥材入りキャニスタ。
  5. 【請求項5】 前記合成布が、射出成形中に直接前記導
    風板の中に埋設されることを特徴とする請求項4に記載
    の空気乾燥材入りキャニスタ。
  6. 【請求項6】 ハウジングベース上に作用するスプリン
    グ圧力によって、外ハウジングの中に支持される空気乾
    燥材入りキャニスタであって;開口端部と、閉口端部
    と、及びこれら間にある側壁とを有するハウジングと;
    前記ハウジングをほぼ充填する乾燥材媒体と;前記ハウ
    ジングの前記開口端部と摺動して接触し、 前記乾燥材媒体を通過する第1流路と、該第1流路と同
    軸の前記乾燥材媒体を通過する第2流路が形成されるよ
    うに前記乾燥材媒体を分割する導風板とを備えたことを
    特徴とする空気乾燥材入りキャニスタ。
  7. 【請求項7】 前記第1流路と、該第1流路と同軸の前
    記第2流路がほぼ等しい寸法である請求項6に記載の空
    気乾燥材入りキャニスタ。
  8. 【請求項8】 前記ハウジングの前記側壁が円筒状で、
    前記導風板はディスク及び一体型円筒体を含み、前記キ
    ャニスタへの取入口は、前記キャニスタの内側にある前
    記ディスクを通過するように設けられており、前記キャ
    ニスタの取出口は、前記円筒体の外側にある前記導風板
    を貫通するように設けられていることを特徴とする請求
    項7に記載の空気乾燥材入りキャニスタ。
  9. 【請求項9】 前記乾燥材がビード化されたモレキュラ
    シーブであることを特徴とする請求項7に記載の空気乾
    燥材入りキャニスタ。
  10. 【請求項10】 前記ハウジングが、開口端部と、閉口
    端部と、そして、円筒状側壁とを有する外シェルの中に
    配置され、 スプリングが、前記外シェルの前記開口端部に接続され
    たベースプレートによって前記ハウジングの前記閉口端
    部の壁と前記外シェルの前記閉口端部との間に押圧さ
    れ、前記ベースプレートが自動車のブレーキシステムに
    螺着されるように適合され、内側がねじ切りされた内ア
    パーチュアを有することを特徴とする請求項7に記載の
    空気乾燥材入りキャニスタ。
  11. 【請求項11】 前記スプリングからの圧縮力を均等に
    前記乾燥材全体にわたって分配するように、弾性パッド
    が、前記内シェルの前記閉口端部に近接して配置されて
    いることを特徴とする請求項10に記載の空気乾燥材入
    りキャニスタ。
  12. 【請求項12】 空気を貫通して通過させ、乾燥材が貫
    通して通過することを防止する合成布が、前記導風板全
    体にわたって設けられていることを特徴とする請求項7
    に記載の空気乾燥材入りキャニスタ。
  13. 【請求項13】 前記合成布が、射出成形中に前記導風
    板の中に埋設されて構成されることを特徴とする請求項
    12に記載の空気乾燥材入りキャニスタ。
  14. 【請求項14】 開口端部と、閉口端部と、そして円筒
    状の側壁とを有する内シェルの中に所定量のモレキュラ
    ー乾燥材を配置する工程と;端部ディスクと、該ディス
    クと一体になって形成されているチューブとを有する導
    風板を摺動自在に前記内シェルの前記開口端部の中に挿
    入し、これによって前記導風板と内シェとを摺動して係
    合せしめ、そしてこれによってほぼ同じ寸法の第1流路
    と、該第1の流路が連通している第2流路とに前記乾燥
    材を分離する工程と;内側がねじ切りされている内アパ
    ーチュアを有するベースプレートの上に前記内シェルを
    戴置する工程と;前記内シェルの前記閉口端部の上にス
    プリングを戴置する工程と;前記スプリングと前記内シ
    ェルの上に外シェルを戴置し、前記スプリングを前記外
    シェルの前記開口端部が前記ベースプレートに接触する
    まで圧縮し、前記導風板と前記内シェルを摺動的に係止
    させ、前記スプリングと協働して前記導風板と前記内シ
    ェルとを相対的に動作可能とし、よって前記内シェルの
    中にある前記乾燥材の圧縮固化を均一に維持するための
    工程と;前記外シェルの前記開口端部を前記ベースプレ
    ートに取り付ける工程を備えていることを特徴とする空
    気乾燥材入りキャニスタの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記モレキュラー乾燥材を配置する前
    に弾性パッドを前記内シェルの中に挿入する工程をさら
    に備えていることを特徴とする請求項14に記載の空気
    乾燥材入りキャニスタの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記導風板が射出成形プラスチックか
    ら形成され、更に合成布を前記導風板の中に成形により
    嵌め込み、それによって前記内シェルの中に前記モレキ
    ュラー乾燥材を収納することを特徴とする請求項14に
    記載の空気乾燥材入りキャニスタの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記ベースプレートと前記導風板の間
    に環状シールを戴置する工程をさらに備えていることを
    特徴とする請求項14に記載の空気乾燥材入りキャニス
    タの製造方法。
  18. 【請求項18】 前記ベースプレートに近接して前記外
    シェルの前記開口端部に環状シールを取り付け、前記空
    気乾燥材入りキャニスタが螺着されるマシーンと前記空
    気乾燥材入りキャニスタとの間にシールを形成する工程
    をさらに備えていることを特徴とする請求項14に記載
    の空気乾燥材入りキャニスタの製造方法。
  19. 【請求項19】 前記取付け工程は、前記ベースプレー
    トに前記外シェルをシーミング(seaming)させること
    により行われることを特徴とする請求項14に記載の空
    気乾燥材入りキャニスタの製造方法。
  20. 【請求項20】 前記内シェルと、前記モレキュラー乾
    燥材と、そして前記導風板とが前記外シェルの中に挿入
    される前に仮組立てされることを特徴とする請求項14
    に記載の空気乾燥材入りキャニスタの製造方法。
JP10137535A 1997-05-02 1998-05-01 空気乾燥材入りキャニスタ及びその製造方法 Pending JPH11309332A (ja)

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US08/850,633 US5851269A (en) 1997-05-02 1997-05-02 Air desiccant canister for an air brake system
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