JPH1130930A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1130930A
JPH1130930A JP9187921A JP18792197A JPH1130930A JP H1130930 A JPH1130930 A JP H1130930A JP 9187921 A JP9187921 A JP 9187921A JP 18792197 A JP18792197 A JP 18792197A JP H1130930 A JPH1130930 A JP H1130930A
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JP
Japan
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worm
rotated
image forming
worms
spur gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP9187921A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kagawa
哲哉 加川
Nozomi Kondo
望 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Publication of JPH1130930A publication Critical patent/JPH1130930A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストダウンを図りつつ、仕上がり画像が劣
化しにくい画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 モータ54の動力をウォーム軸53に取
り付けられたウォーム43K〜43Cとこれらに噛合す
る平歯車44K〜44Cによって伝達し、平歯車44K
〜44Cと同軸上に設けられた感光体ドラム41K〜4
1Cを回転駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置に関し、特に、モータ等の駆動源から感光体ドラ
ム等の像担持体に動力を伝達する動力伝達機構の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置として、例えば、カラー複
写機においては、複数のローラで張架された搬送ベルト
で、記録シートを搬送しつつ、搬送路に沿って各色別に
配設された4個の感光体ドラムにより、シアン、マゼン
ダ、イエロー、ブラックからなるトナー画像を、記録シ
ート上に順次、転写し、各色の重ね合わせによりカラー
画像を形成する、いわゆるタンデム型がカラーコピーを
高速に行うことができるものとして近年注目されてい
る。
【0003】このような、タンデム型カラー複写機の感
光体ドラムの駆動構成として、従来、ウォームとウォー
ムホイール(以下、ウォームとウォームホイールの一対
を「ウォームギヤ」と言う。)の噛合構造を用いたもの
がある。即ち、各感光体ドラムの回転軸の一端部側に夫
々ウォームホイールを設け、他方、記録シート搬送路に
沿って架設した駆動軸の、前記各ウォームホイールとの
噛合位置に、ウォームを取着し、前記駆動軸を回転させ
ることによって、各感光体ドラムを同時に回転駆動する
ものである。これにより、一個のモータで、全感光体ド
ラムを駆動することが可能となる。
【0004】このようなウォームギヤでは、ウォームホ
イールの代用として、はすば歯車が使用されることが多
い。これは、はすば歯車は、複雑な形状のウォームホイ
ールと比較して製作が容易なこと、及び、ウォームホイ
ールは、ウォームと面で接触するのに対し、はすば歯車
は、点で接触するので、その分、噛み合い位置の制約が
緩くなり、組み立てが容易になるといった理由からであ
る。また、大量生産によるコストダウンを図るため樹脂
成形品が用いられることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、はすば
歯車の場合は、金型キャビティに射出されたプラスチッ
クが凝固した後、成形されたはすば歯車を、歯部の成型
に供せられた側の金型に対し、相対的に回転させて取り
出す必要があり、その取り出しの際に、歯部に無理な力
が加わり、当該歯車が変形し、部品としての形状精度が
悪くなるといったことがある。そして、そのようなはす
ば歯車を用いて、感光体ドラムを回転駆動すると、その
形状精度の悪さが感光体ドラムの回転ムラとなってあら
われ、仕上がり画像が劣化してしまう。
【0006】なお、以上は、複数の感光体ドラムを有し
たタンデム型を例にあげたが、感光体ドラムを一個しか
有しない画像形成装置であっても、ウォームとはすば歯
車により動力を伝達するものにおいては、やはり、上記
問題点は存在する。本発明は、上記した課題に鑑み、コ
ストダウンを図りつつ、仕上がり画像が劣化しにくい画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る画像形成装置は、駆動源の動力をウォ
ームとウォームホイールの噛合構造を介して像担持体に
伝達する構成の画像形成装置において、前記ウォームホ
イールを平歯車とし、前記ウォームの駆動軸を、当該ウ
ォームの進み角に依存した所定の角度分、前記平歯車の
取着された軸と直交する方向に対して傾斜して設けたこ
とを特徴とする。
【0008】また、前記所定の角度は、前記進み角とほ
ぼ等しいことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、デジタルフルカラー複写機に適用した
場合を例にとり説明する。図1は、このデジタルフルカ
ラー複写機(以下、単に「複写機」という。)の正面図
を示している。
【0010】この複写機は、いわゆるタンデム型複写機
と称されるものであり、筺体10の右側壁11に挿抜自
在にセットされた給紙カセット12から、筺体左側壁1
3に外方へ突出姿勢で取着された排紙トレー14に至る
までの筺体下部空間に水平に搬送ベルト31が架設さ
れ、この搬送ベルト31上にベルト長手方向に沿って複
数(図示例では4個)の作像ユニット40C,40M,
40Y,40Kが列設され、搬送ベルト31にて記録シ
ートSを搬送しつつ各作像ユニットによって記録シート
S上に各色成分のトナー画像を転写し、各色の重ね合わ
せによりカラー画像を形成するものである。
【0011】筺体10の上部にはイメージリーダ部15
が配されており、ここで光学的に読み取った原稿画像は
画像処理部16にて所要の画像処理がなされ、Y(イエ
ロー),M(マゼンダ),C(シアン),K(ブラッ
ク)の各色成分に分解されて、前記作像ユニット40C
〜40Kの上部に配された光ユニット17C〜17Kの
レーザダイオード18C〜18Kを各色成分信号に基づ
き光変調駆動する。光変調されたレーザ光はポリゴンミ
ラー19C〜19Kにて主走査方向へスキャンされつつ
対応する色成分の作像ユニット40C〜40Kに導入さ
れる。作像ユニット40C〜40Kは感光体ドラム41
C〜41Kを中心としてその周囲に帯電チャージャ、現
像機等を配し、光変調されたレーザ光で、矢印cの方向
に回動する感光体ドラムを露光しつつ、露光によって形
成される静電潜像を、現像機でトナーとして顕像化す
る、いわゆる静電複写方式で画像形成するユニット構造
体である。尚、各ユニットの現像機は、光ユニット17
C〜17Kの光変調色成分に対応して、C,M,Y,K
のトナーを現像剤として感光体ドラムに供給する。
【0012】各作像ユニット40C〜40Kの感光体ド
ラム直下位置には搬送ベルトを介して転写チャージャ2
0C〜20Kが配されており、感光体ドラム表面のトナ
ー画像を搬送ベルト31上の記録シートSに転写するよ
うにしてある。搬送ベルト31は、駆動ローラ32と従
動ローラ33とで張架されており、駆動ローラ32が、
矢印aの方向に回動されると、搬送ベルト31は矢印b
の方向に循環する。
【0013】次に、図2に基づいて、感光体ドラム41
C〜41Kの駆動機構について説明する。図2は、当該
駆動機構の説明に必要な構成を抜き出して描いた斜視図
である。本図に示すように、複写機の筐体等に取り付け
られたブラケット51、52に、軸受け(不図示)を介
して、回動自在に、ウォーム軸53が取り付けられてい
る。なお、ウォーム軸53は、感光体ドラム41C〜4
1Kの回動軸42C〜42Kと直交する方向に対して、
所定の角度分、傾斜して設けられているのであるが、こ
の角度については後述する。ウォーム軸53のブラケッ
ト51側端部には、モータ54の出力軸が直結されてお
り、また、ウォーム軸53の、感光体ドラム41K〜4
1Cの回動軸42K〜42Cの軸線と交わる箇所には、
夫々ウォーム43K〜43Cが取着されている。
【0014】駆動ローラ32の回動軸34は、前側板6
1、後側板62及びステー63、64で構成された枠体
の前側板61と後側板62とに、軸受け(不図示)を介
して回動自在に取り付けられており、図示しない駆動源
によって、矢印e方向に回動される。また、感光体ドラ
ム41K〜41Cの回動軸42K〜42Cは、感光体ド
ラム41K〜41Cを挟んでその前後が図示しない保持
部材で回動自在に保持されており、各回動軸42K〜4
2Cの前端部側には、ウォーム43K〜43Cと噛合す
るように平歯車44K〜44Cが取着されている。な
お、各ウォームと平歯車の一対は、ウォーム軸53が矢
印d方向に回動されたときに、各平歯車がそれぞれ矢印
fの方向に回動されるように設定されている。
【0015】各平歯車44K〜44Cには、樹脂成形品
が用いられる。樹脂成形品を用いることにより、大量生
産によるコストダウンが可能で、また、成形に際して
は、金型キャビティに射出されたプラスチックが凝固し
た後、パーティング面を境にして、金型を、成形された
はすば歯車の厚み方向に開くだけで、当該はすば歯車を
取り出すことができるので、「従来の技術」で説明した
はすば歯車のような変形が生じにくく、精度のよい形状
が得られるのである。また、平歯車としたことにより、
当該平歯車と対応するウォームとを無理なく噛合させる
ために、図3に示すように、ウォーム軸53を、平歯車
44K〜44Cが取着された回動軸42K〜42Cと直
交する方向gに対して、ウォームの進み角h分、傾けて
設けている。なお、ウォームと平歯車の噛み合いの余裕
が十分ある場合には、必ずしも、傾ける角度は進み角分
とする必要はなく、進み角に依存した所定の角度分傾け
るようにしてもよい。即ち、進み角の前後の角度で、ウ
ォームと平歯車とが無理なく噛合できるような角度とし
てもよい。
【0016】図2に戻り、以上のような構成において、
モータ54の出力軸が矢印dの方向に回動されると、ウ
ォーム軸53も矢印dの方向に回動され、各ウォーム4
3K〜43Cによって、対応する平歯車44K〜44C
が矢印fの方向に回動され、感光体ドラム41K〜41
Cがそれぞれ矢印cの方向に回動されることとなる(図
1)。このとき、各平歯車は、上記したように、形状精
度の良いものが使用されているので、ウォーム軸53の
回転量が回動軸42C〜42Kに正確に伝達され、良好
な仕上がり画像が得られる。
【0017】また、この場合には、ウォームを平歯車毎
に設けるのではなく、全ての平歯車と噛合できるような
長さの1個のウォームとしてもよい。以上説明したよう
に、本実施の形態に係る画像形成装置によれば、モータ
の駆動力が、ウォームとこれに噛合する平歯車とを介し
て伝達され、各感光体ドラムが回動される。したがっ
て、平歯車は、製作が容易なため、コストダウンが可能
で、形状精度が出やすいため、ウォーム軸の回転量が正
確に伝達され感光体ドラムが回転するので、良好な仕上
がり画像が得られる。
【0018】また、平歯車としたことにより、平歯車の
ウォームからの取り外しは、平歯車をその回動軸の方向
に抜くことにより行えるので、ウォームホイールやはす
ば歯車の場合のようにウォームの径方向の一方向にしか
抜けないのと比較して、例えば、平歯車と一体的に組み
立てられている感光体ドラムの取り付け・取り外しが容
易となり、保守・点検等のメンテナンスが容易に行え
る。
【0019】なお、本実施の形態では、平歯車に樹脂の
成形品を用いたが、樹脂を用い歯切りにより製作したも
の、または、金属素材を加工したものを用いてもよい。
そうした場合であっても、上記したような効果が得られ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置は、駆動源の
動力をウォームとウォームホイールの噛合構造を介して
像担持体に伝達する構成の画像形成装置において、前記
ウォームホイールを平歯車としているので、その簡単な
形状のため、製作が容易でコストダウンを図ることがで
き、形状精度も出易いので、ウォームの回転量が平歯車
を介して正確に伝達されて像担持体が回動されることに
なるので、像担持体の回動ムラに起因する仕上がり画像
の劣化を防止することができる。
【0021】また、前記ウォームの駆動軸は、当該ウォ
ームの進み角に依存した所定の角度分、前記平歯車の取
着された軸と直交する方向に対して傾斜して設けられて
いるので、ウォームと平歯車とを無理なく噛合させるこ
とができる。また、前記所定の角度を前記進み角とほぼ
等しい角度としているので、さらに無理なくウォームと
平歯車とを噛合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を適用したデジタル
式フルカラー複写機の全体構成を示す図である。
【図2】上記複写機の、感光体ドラムの駆動機構の構成
を示した斜視図である。
【図3】図2に示す駆動機構の一部をその上方から見た
図である。
【符号の説明】
41K、41Y、41M、41C 感光体ドラム 42K、42Y、42M、42C 回動軸 43K、43Y、43M、43C ウォーム 53 回動軸 54 モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源の動力をウォームとウォームホイ
    ールの噛合構造を介して像担持体に伝達する構成の画像
    形成装置において、 前記ウォームホイールを平歯車とし、 前記ウォームの駆動軸を、当該ウォームの進み角に依存
    した所定の角度分、前記平歯車の取着された軸と直交す
    る方向に対して傾斜して設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の角度は、前記進み角とほぼ等
    しいことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP9187921A 1997-07-14 1997-07-14 画像形成装置 Pending JPH1130930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9187921A JPH1130930A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9187921A JPH1130930A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1130930A true JPH1130930A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16214543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9187921A Pending JPH1130930A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1130930A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7617505B2 (en) 2003-12-10 2009-11-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Optical disk device

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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