JPH11308765A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
- Publication number
- JPH11308765A JPH11308765A JP10111828A JP11182898A JPH11308765A JP H11308765 A JPH11308765 A JP H11308765A JP 10111828 A JP10111828 A JP 10111828A JP 11182898 A JP11182898 A JP 11182898A JP H11308765 A JPH11308765 A JP H11308765A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- converter
- switch
- supply device
- transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】小型で安価なスイッチを用いながら、待機時に
励時電流等の無駄な電力を消費しない電源装置を提供す
る。 【解決手段】商用交流電源からトランス４を介して電力
を供給する電源装置において、商用交流電源とトランス
４の一次コイルＬ１との間に設けられたリレースイッチ
２と；商用交流電源に接続され交流を直流に低圧変換す
るＡＣ／ＤＣコンバータ１０と；ＡＣ／ＤＣコンバータ
１０の出力を前記リレースイッチ２のリレーコイル３に
供給する電流路に挿入されたトランジスタＱ１と；ＡＣ
／ＤＣコンバータ１０の出力端とトランジスタＱ１のベ
ースに接続されたタクトスイッチ１５とを備えている。
励時電流等の無駄な電力を消費しない電源装置を提供す
る。 【解決手段】商用交流電源からトランス４を介して電力
を供給する電源装置において、商用交流電源とトランス
４の一次コイルＬ１との間に設けられたリレースイッチ
２と；商用交流電源に接続され交流を直流に低圧変換す
るＡＣ／ＤＣコンバータ１０と；ＡＣ／ＤＣコンバータ
１０の出力を前記リレースイッチ２のリレーコイル３に
供給する電流路に挿入されたトランジスタＱ１と；ＡＣ
／ＤＣコンバータ１０の出力端とトランジスタＱ１のベ
ースに接続されたタクトスイッチ１５とを備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は家電製品等において
用いられる電源装置に関するものである。
用いられる電源装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】このような電源装置として図３と図４に
示すものがある。図３において、３１は商用交流電源の
コンセントに差し込まれるプラグであり、その両端には
ＡＣ（交流）スイッチ３２とトランス３３の一次コイル
Ｌ１が直列に接続されている。ＡＣスイッチ３２がＯＮ
のとき、トランス３３の二次側コイルＬ２には低圧の交
流電圧が誘起される。
示すものがある。図３において、３１は商用交流電源の
コンセントに差し込まれるプラグであり、その両端には
ＡＣ（交流）スイッチ３２とトランス３３の一次コイル
Ｌ１が直列に接続されている。ＡＣスイッチ３２がＯＮ
のとき、トランス３３の二次側コイルＬ２には低圧の交
流電圧が誘起される。
【０００３】この交流電圧は整流回路３４で整流され且
つコンデンサ３５で平滑されて１０Ｖ程度の直流（Ｄ
Ｃ）電圧となる。このＤＣ電圧はレギュレータＩＣ３６
によって５Ｖの安定したＤＣ電圧として出力され、負荷
回路（図示せず）へ供給される。ＡＣスイッチ３２をＯ
ＦＦにすると、電力はいっさい供給されなくなる。
つコンデンサ３５で平滑されて１０Ｖ程度の直流（Ｄ
Ｃ）電圧となる。このＤＣ電圧はレギュレータＩＣ３６
によって５Ｖの安定したＤＣ電圧として出力され、負荷
回路（図示せず）へ供給される。ＡＣスイッチ３２をＯ
ＦＦにすると、電力はいっさい供給されなくなる。
【０００４】次に、図４に示す電源装置では、プラグ４
１にトランス４３の一次コイルＬ１が常時接続されてい
る。二次コイルＬ２に誘起された低圧の交流電圧は整流
回路４４で、やはり１０Ｖ程度のＤＣ電圧になる。レギ
ュレータＩＣ４６はパワーセーブ端子を有しており、こ
の端子にタクトスイッチ４８が図示の如く接続されてい
る。４５、４７はそれぞれコンデンサである。タクトス
イッチ４８をＯＮすると、レギュレータＩＣ４６は出力
を発生しない。タクトスイッチ４８をＯＦＦすると、レ
ギュレータＩＣ４６は出力を発生する。
１にトランス４３の一次コイルＬ１が常時接続されてい
る。二次コイルＬ２に誘起された低圧の交流電圧は整流
回路４４で、やはり１０Ｖ程度のＤＣ電圧になる。レギ
ュレータＩＣ４６はパワーセーブ端子を有しており、こ
の端子にタクトスイッチ４８が図示の如く接続されてい
る。４５、４７はそれぞれコンデンサである。タクトス
イッチ４８をＯＮすると、レギュレータＩＣ４６は出力
を発生しない。タクトスイッチ４８をＯＦＦすると、レ
ギュレータＩＣ４６は出力を発生する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記電源装置のうち図
３のものでは、ＡＣスイッチ３２が高価であり、またサ
イズも大きいので、炊飯器やテレビ受像機等では採用で
きないという欠点があった。一方、図４のタクトスイッ
チ４８は小型で安価であるが、トランスの二次側のみを
切るので、一次側は商用交流電源に常時接続された形と
なっており、そのためトランス３３に励磁電流が流れ、
テレビ受像機等では１〜２Ｗ／時の電力を消費している
ことになり、節電対策上好ましくなかった。
３のものでは、ＡＣスイッチ３２が高価であり、またサ
イズも大きいので、炊飯器やテレビ受像機等では採用で
きないという欠点があった。一方、図４のタクトスイッ
チ４８は小型で安価であるが、トランスの二次側のみを
切るので、一次側は商用交流電源に常時接続された形と
なっており、そのためトランス３３に励磁電流が流れ、
テレビ受像機等では１〜２Ｗ／時の電力を消費している
ことになり、節電対策上好ましくなかった。
【０００６】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、小型で安価なスイッチを用いながら、待機時
に励時電流等の無駄な電力を消費しない電源装置を提供
することを目的とする。
であって、小型で安価なスイッチを用いながら、待機時
に励時電流等の無駄な電力を消費しない電源装置を提供
することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、商用交流電源からトランスを介して電力
を供給する電源装置において、前記商用交流電源と前記
トランスの一次コイルとの間に設けられたリレースイッ
チと；前記商用交流電源に接続され交流を直流に低圧変
換するＡＣ／ＤＣコンバータと；前記ＡＣ／ＤＣコンバ
ータの出力を前記リレースイッチのリレーコイルに供給
する電流路に挿入された半導体スイッチ素子と；前記Ａ
Ｃ／ＤＣコンバータの出力端と前記半導体スイッチ素子
の制御電極に接続された手動操作スイッチとを備えてい
る。
め本発明では、商用交流電源からトランスを介して電力
を供給する電源装置において、前記商用交流電源と前記
トランスの一次コイルとの間に設けられたリレースイッ
チと；前記商用交流電源に接続され交流を直流に低圧変
換するＡＣ／ＤＣコンバータと；前記ＡＣ／ＤＣコンバ
ータの出力を前記リレースイッチのリレーコイルに供給
する電流路に挿入された半導体スイッチ素子と；前記Ａ
Ｃ／ＤＣコンバータの出力端と前記半導体スイッチ素子
の制御電極に接続された手動操作スイッチとを備えてい
る。
【０００８】このような構成によると、待機時は操作ス
イッチによって半導体スイッチ素子をＯＦＦすることに
よってリレースイッチをＯＦＦすることができ、トラン
スには励時電流が流れない。従って、待機時に励磁電流
による無駄な電力消費は防止できる。尚、このときＡＣ
／ＤＣコンバータも半導体スイッチ素子がＯＦＦである
ので、電流が出力されず、従って電力損失を殆ど生じな
い。リレースイッチは安価で小型に形成でき、操作スイ
ッチも低圧回路で用いられるので、小型で安価なもので
済む。
イッチによって半導体スイッチ素子をＯＦＦすることに
よってリレースイッチをＯＦＦすることができ、トラン
スには励時電流が流れない。従って、待機時に励磁電流
による無駄な電力消費は防止できる。尚、このときＡＣ
／ＤＣコンバータも半導体スイッチ素子がＯＦＦである
ので、電流が出力されず、従って電力損失を殆ど生じな
い。リレースイッチは安価で小型に形成でき、操作スイ
ッチも低圧回路で用いられるので、小型で安価なもので
済む。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を示す図１にお
いて、１は交流電源のコンセントに差し込まれるプラグ
であり、その一端にはリレースイッチ２の一端が接続さ
れている。リレースイッチ２の他端はトランス４の一次
コイルＬ１を介してプラグ１の他端に接続されている。
いて、１は交流電源のコンセントに差し込まれるプラグ
であり、その一端にはリレースイッチ２の一端が接続さ
れている。リレースイッチ２の他端はトランス４の一次
コイルＬ１を介してプラグ１の他端に接続されている。
【００１０】５はトランス４の二次コイルＬ２に誘起さ
れた低圧の交流電圧を整流する整流回路であり、その出
力はコンデンサ６で平滑され、１０Ｖ程度のＤＣ電圧と
なる。７はレギュレータＩＣであり、その出力は５Ｖの
安定化したＤＣ電圧として出力端子９に導出され、出力
端子９に接続される負荷に供給される。８は平滑兼ノイ
ズ除去用のコンデンサである。
れた低圧の交流電圧を整流する整流回路であり、その出
力はコンデンサ６で平滑され、１０Ｖ程度のＤＣ電圧と
なる。７はレギュレータＩＣであり、その出力は５Ｖの
安定化したＤＣ電圧として出力端子９に導出され、出力
端子９に接続される負荷に供給される。８は平滑兼ノイ
ズ除去用のコンデンサである。
【００１１】さて、１０は入力端がプラグ１の一端に接
続されたＡＣ／ＤＣコンバータであり、整流ダイオード
１１と平滑コンデンサ１２と、ＤＣ／ＤＣコンバータ１
３と、コンデンサ１４とから成る。整流ダイオード１１
による出力は１４０Ｖ位であるが、ＤＣ／ＤＣコンバー
タ１３により降圧され、１２ＶのＤＣ電圧となる。
続されたＡＣ／ＤＣコンバータであり、整流ダイオード
１１と平滑コンデンサ１２と、ＤＣ／ＤＣコンバータ１
３と、コンデンサ１４とから成る。整流ダイオード１１
による出力は１４０Ｖ位であるが、ＤＣ／ＤＣコンバー
タ１３により降圧され、１２ＶのＤＣ電圧となる。
【００１２】ＡＣ／ＤＣコンバータ１０の出力端子はリ
レースイッチ２のリレーコイル３の一端に接続され、そ
のリレーコイル３の他端はＮＰＮトランジスタＱ１のコ
レクタに接続されている。トランジスタＱ１のエミッタ
はプラグ１の他端に接続され、ベースは抵抗Ｒ２を介し
てプラグ１の他端に接続されるとともに、抵抗Ｒ１を介
してタクトスイッチ（トグルスイッチ）１５の接点ｂに
接続されている。タクトスイッチ１５の他方の接点ａは
前記ＡＣ／ＤＣコンバータ１０の出力端子に接続されて
いる。また、タクトスイッチ１５の操作部ｃを押すと、
接点ａ、ｂが接続され、その状態でもう一度押すと、接
点ａ、ｂが非接続となる。
レースイッチ２のリレーコイル３の一端に接続され、そ
のリレーコイル３の他端はＮＰＮトランジスタＱ１のコ
レクタに接続されている。トランジスタＱ１のエミッタ
はプラグ１の他端に接続され、ベースは抵抗Ｒ２を介し
てプラグ１の他端に接続されるとともに、抵抗Ｒ１を介
してタクトスイッチ（トグルスイッチ）１５の接点ｂに
接続されている。タクトスイッチ１５の他方の接点ａは
前記ＡＣ／ＤＣコンバータ１０の出力端子に接続されて
いる。また、タクトスイッチ１５の操作部ｃを押すと、
接点ａ、ｂが接続され、その状態でもう一度押すと、接
点ａ、ｂが非接続となる。
【００１３】今、タクトスイッチ１５をＯＦＦの状態か
らＯＮにすると、トランジスタＱ１がＯＮとなり、ＡＣ
／ＤＣコンバータ１０から電流がリレーコイル３に流れ
る。それに伴い、リレースイッチ２がＯＮし、トランス
４を介して電力が後続回路へ与えられ、出力端子９に接
続される負荷に供給される。タクトスイッチ１５をＯＦ
Ｆにすると、トランジスタＱ１がＯＦＦとなり、リレー
スイッチ３には電流が流れなくなるので、リレースイッ
チ２はＯＦＦとなり、負荷に対する電力供給が遮断され
るとともに、トランス４の励磁も停止する。
らＯＮにすると、トランジスタＱ１がＯＮとなり、ＡＣ
／ＤＣコンバータ１０から電流がリレーコイル３に流れ
る。それに伴い、リレースイッチ２がＯＮし、トランス
４を介して電力が後続回路へ与えられ、出力端子９に接
続される負荷に供給される。タクトスイッチ１５をＯＦ
Ｆにすると、トランジスタＱ１がＯＦＦとなり、リレー
スイッチ３には電流が流れなくなるので、リレースイッ
チ２はＯＦＦとなり、負荷に対する電力供給が遮断され
るとともに、トランス４の励磁も停止する。
【００１４】図２は前記ＤＣ／ＤＣコンバータ１３の詳
細を示す回路図である。同図において、コントローラ２
２はＤＣ／ＤＣコンバータ１３の出力側の電圧を基準電
圧と比較し、その比較結果に応じてＰＮＰトランジスタ
２０のベース電圧を可変して、トランジスタ２０の導通
を制御する。２３はトランジスタ２０がＯＦＦのとき、
コイル２１に電流を供給するフライホイール用のダイオ
ードである。尚、ＤＣ／ＤＣコンバータ１３は一般にチ
ョッパ式であり、超低消費電力を要するだけであるの
で、低消費電力化に有利である。
細を示す回路図である。同図において、コントローラ２
２はＤＣ／ＤＣコンバータ１３の出力側の電圧を基準電
圧と比較し、その比較結果に応じてＰＮＰトランジスタ
２０のベース電圧を可変して、トランジスタ２０の導通
を制御する。２３はトランジスタ２０がＯＦＦのとき、
コイル２１に電流を供給するフライホイール用のダイオ
ードである。尚、ＤＣ／ＤＣコンバータ１３は一般にチ
ョッパ式であり、超低消費電力を要するだけであるの
で、低消費電力化に有利である。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、待
機時（電源ＯＦＦ時）にはトランスに励磁電流が流れな
いので、無駄な電力の消費を抑えることができる。ま
た、リレースイッチや操作スイッチは小型であるので、
炊飯器やテレビ受像機等に本発明を適用することができ
る。また、リレースイッチや操作スイッチは安価である
ので、コスト的にも有利である。
機時（電源ＯＦＦ時）にはトランスに励磁電流が流れな
いので、無駄な電力の消費を抑えることができる。ま
た、リレースイッチや操作スイッチは小型であるので、
炊飯器やテレビ受像機等に本発明を適用することができ
る。また、リレースイッチや操作スイッチは安価である
ので、コスト的にも有利である。
【図１】本発明を実施した電源装置の回路図
【図２】そこに用いられているＤＣ／ＤＣコンバータの
回路構成図
回路構成図
【図３】従来の電源装置の回路図
【図４】他の従来例の回路図
１ ＡＣプラグ ２ リレースイッチ ３ リレーコイル ４ トランス ５ 整流回路 １０ ＡＣ／ＤＣコンバータ １３ ＤＣ／ＤＣコンバータ Ｑ１ トランジスタ １５ タクトスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】商用交流電源からトランスを介して電力を
供給する電源装置において、 前記商用交流電源と前記トランスの一次コイルとの間に
設けられたリレースイッチと、 前記商用交流電源に接続され交流を直流に低圧変換する
ＡＣ／ＤＣコンバータと、 前記ＡＣ／ＤＣコンバータの出力を前記リレースイッチ
のリレーコイルに供給する電流路に挿入された半導体ス
イッチ素子と、 前記ＡＣ／ＤＣコンバータの出力端と前記半導体スイッ
チ素子の制御電極に接続された手動操作スイッチと、 を備える電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10111828A JPH11308765A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10111828A JPH11308765A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11308765A true JPH11308765A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14571196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10111828A Pending JPH11308765A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11308765A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102122262B1 (ko) * | 2019-03-05 | 2020-06-12 | 엘지전자 주식회사 | 전원공급장치 및 이를 구비하는 홈 어플라이언스 |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP10111828A patent/JPH11308765A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102122262B1 (ko) * | 2019-03-05 | 2020-06-12 | 엘지전자 주식회사 | 전원공급장치 및 이를 구비하는 홈 어플라이언스 |
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