JPH11308610A - 映像信号適応的符号化装置 - Google Patents

映像信号適応的符号化装置

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JPH11308610A
JPH11308610A JP10090152A JP9015298A JPH11308610A JP H11308610 A JPH11308610 A JP H11308610A JP 10090152 A JP10090152 A JP 10090152A JP 9015298 A JP9015298 A JP 9015298A JP H11308610 A JPH11308610 A JP H11308610A
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frame
field
block
contour
signal
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JP10090152A
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Jin-Hun Kim
鎮憲 金
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WiniaDaewoo Co Ltd
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Daewoo Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号のフレーム/フィールド相関度に基
づいて、映像信号に対するフレーム/フィールド相関度
計算過程を単純で且つ効果的に簡素化し得、且つ映像信
号に対する付加情報の量を減らして符号化の効率を高め
得る映像信号適応的符号化装置を提供する 【解決手段】 各背景画素値を所定のパディング方法を
通じて物体画素値から得られた画素値に変えてパディン
グ済みのテキスチャー信号を発生するパディング回路21
0 と、パディング済みのテキスチャー信号から輝度デー
タを取出す輝度データ取出回路220 と、テキスチャー信
号のフレーム相関度とテキスチャー信号の上部及び下部
フィールドのフィールド相関度とを比較した後、映像信
号をフレーム単位でまたはフィールド単位で符号化して
フレーム符号化モード信号またはフィールド符号化モー
ド信号を発生するフレーム/フィールド相関度評価回路
232とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号を適応的
に符号化する映像信号適応的符号化装置に関し、特に、
映像信号のフレーム/フィールド相関度に基づいて映像
信号を適応的に符号化する映像信号適応的符号化装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、テレビ電話及び電子会議のような
ディジタルビデオシステムにおいて、映像フレーム信号
が「画素」と呼ばれる一連のディジタルデータからなっ
ているため、各映像フレーム信号を表現するのには大量
のディジタルデータが必要である。
【0003】しかしながら、通常の伝送チャネル上の利
用可能な周波数帯域幅は制限されているので、そのチャ
ネルを通じて大量のディジタルデータを伝送するために
は、特に、テレビ電話及び電子会議のような低ビットレ
ートの映像信号符号化部(エンコーダ)の場合、様々な
データ圧縮技法を用いて伝送すべきデータの量を圧縮す
るか減らさなければならない。
【0004】低ビットレートの映像信号符号化システム
において、映像信号を符号化する方法の1つに、いわゆ
る物体指向分析/合成符号化方法(Object-Oriented Ana
lysis-Synthesis coding technique)がある。この物体
指向分析/合成符号化方法によれば、入力映像信号は複
数の物体(オブジェクト)に分けられ、各物体の動き、
輪郭線及び画素データを規定する三つの組よりなるパラ
メータが異なる符号化チャネルを通じて取り扱われる。
【0005】そのような物体指向分析/合成符号化方法
の一例として、所謂、MPEG−4(Moving Picture Ex
perts Group phase 4)があるが、このMPEG−4は
低ビットレート通信、対話式マルチメディア(例えば、
ゲーム、対話式テレビ、等々)及び領域監視用機器のよ
うな応用分野において内容ベース対話式、改善された符
号化効率及び/または汎用アクセシビリティを可能とす
るようにする視聴覚(オーディオ−ビジュアル)符号化
標準案を提供する。
【0006】MPEG−4によれば、入力ビデオ映像
は、使用者がアクセス可能で操作できるビットストリー
ム内のエンティティに対応する、複数のビデオ物体平面
(VOP, Video Object Plane)に分けられる。VOP
は物体としても定義され、その幅及び高さが各物体を取
り囲む16画素(マクロブロックの大きさ)の最小倍数
になる四角形で表され得る。よって、符号化部はVOP
単位、即ち、物体単位で入力ビデオ映像を取り扱うこと
になる。
【0007】MPEG−4におけるVOPは、カラー及
び色度データからなるテキスチャー信号と形状情報を含
む。形状情報は、例えば、二値マスクに表示される。二
値マスクにおいて、一方の二値の値(例えば、0)は物
体の外にある背景画素を、他方の二値の値(例えば、2
55)は物体の内部にある物体画素を指示するのみ用い
られる。
【0008】映像信号、例えば、VOPまたは物体を有
するディジタル映像信号を符号化する前、映像信号のテ
キスチャー信号に対してパディングを行うのが好まし
い。その理由は、映像信号内の背景領域乃至物体の外に
位置した領域内の高周波画素データによって符号化効率
が劣化されることを防ぐためである。従って、映像信号
のテキスチャー信号内の各背景画素値は、通常、従来の
パディング方法を用いて物体画素値から得られた画素値
にパディングされる。
【0009】例えば、従来の平均値パディング方法にお
いては、例えば、VOPのような映像信号の背景内の各
画素は、VOPの物体内の全ての画素値の平均値にパデ
ィングされる。そして、従来の反復パディングによれ
ば、VOPの背景内の各画素値、即ち、背景画素値はV
OPの境界画素値から得られた画素値にパディングされ
る(MPEG-4 Video Verification Model Version 7.0, In
ternational Organization for Standardization, Codi
ng of Moving Pictures And Associated Audio Informa
tion, ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 MPEG97/N1642, Bristo
l,1997 年4月40-41 頁参照)。テキスチャー信号に対
するパディングが完了した後、パディング済みのテキス
チャー信号は、動き推定技法(ME)及び動き補償技法(MC)
を同伴するかしない変換符号化技法を用いて符号化され
る。
【0010】一方、スキャニング形態面から見ると、映
像信号のビデオシーケンスは、2種類の形態、即ち、順
行走査ビデオシーケンスと隔行走査ビデオシーケンスと
に区分される。順行走査ビデオシーケンスにおいては、
シーケンス内のフレームはフレームの上部から下部への
順にライン単位で捕捉されて処理される。隔行走査ビデ
オフレームは2つのフィールド、即ち、フレームの偶数
番目のラインより形成された上部フィールド乃至偶数フ
ィールドとフレームの奇数番目のラインより形成された
下部フィールド乃至奇数フィールドとより構成される。
この2つのフィールドの捕捉及び処理は、まず上部フィ
ールドに対して上から下に行われた後、下部フィールド
に対して同一な方式にて捕捉され処理される。
【0011】映像信号の符号化に関する従来の研究結果
は、3つのカテゴリー、即ち、フレーム符号化の過程
(プロセス)、フィールド符号化の過程、及びフレーム
符号化の過程とフィールド符号化の過程をともに用いる
適応的符号化の過程に分けることができる。
【0012】フレーム符号化の過程において、ビデオシ
ーケンスは、基本的にフレーム単位で符号化されるが、
フレームの上部フィールド及び下部フィールドは隔行に
組み合わされる(このときフレームは順行に取扱われ
る)。フレーム符号化の過程にて各フレームは、通常、
画素ブロックに分割された後、例えば、離散的コサイン
変換(DCT)符号化方法のような変換符号化方法によって
符号化される。ここで、DCT符号化方法は、例えば、
ChenとPrattによる“Scene Adative Coder"、
IEEE Transaction on Communication, COM-32, NO.3, 1
984 年3月号 225-232頁に記述されている。
【0013】フィールド符号化の過程においては、ビデ
オシーケンスは最初2つのシーケンス、即ち、上部フィ
ールド及び下部フィールドに分離された後、上部フィー
ルド及び下部フィールドはフレーム符号化と同様な方式
に符号化される。
【0014】該当分野においては、フレーム符号化の過
程が映像信号内の固定領域をその内部の高い空間的相関
度を用いて符号化する場合に効果的であり、フィールド
符号化の過程は映像信号内の動く物体に該当する領域を
符号化するに当たって、該当領域内の各フィールド内に
てより高い相関度がある場合にフレーム符号化より高率
的に符号化し得ると知られている。
【0015】適応的符号化の過程において、映像信号
は、映像信号のフレームの相関度がフレームの上部フィ
ールドと下部フィールドとの相関度より大きい場合は、
フレーム単位で符号化され、そうでない場合はフィール
ド単位で符号化される。
【0016】最近の何年間において、適応的符号化の過
程は、高い効率性及び柔軟性のため注目をあびてきた。
例えば、Lucas らに与えられた米国特許第5,347,308 号
は、映像信号を適応的に符号化するための代表的な従来
の装置及び方法を開示する。図1は、Lucas 等による米
国特許第5,347,308 号に開示された映像信号を適応的に
符号化するための装置を示す。Lucas などの装置におい
て、入力映像信号のフレーム(1) は、ブロック分割過程
(2) によって複数の画素データブロックに分割される。
【0017】その後、ブロック(即ち、上記各ブロッ
ク)はブロック内の2つのフィールド間の画素データ間
の差分を検出するためのインタフィールド差分検出過程
(3) に入る。ここで、これは、各ブロックに対する一種
のフレーム/フィールド相関度計算(乃至は評価)過程
と見なされることができることに注目されたい。
【0018】インタフィールド差分検出過程(3) の一例
は次のようである。即ち、ブロック内の偶数番目のライ
ンとそれに隣接する奇数番目のラインを含むライン対間
の第1平均エラー二乗(MSE) と同一の上記ブロック内の
連続する偶数番目のラインの対間のMSE と連続する奇数
番目のライン対間のMSE とを合わせた第2MSEを計算した
後、第1MSEの第2MSEに対する比率が予め定められたしき
い値より大きい場合、ブロック(例えば、図1に示した
ブロック(4))は、フィールド符号化過程(5) によって符
号化され、そうでない場合は、上記ブロックはフレーム
符号化過程(6)によって符号化される。
【0019】フィールド符号化過程(5) 及びフレーム符
号化過程(6) からの各ブロックに対する符号化されたデ
ータはチャネル情報として各々伝送される。そして、各
ブロックに対するインタフィールド差分検出過程(3) に
よって得られた結果データ(7) は、各ブロックに対する
サイド情報乃至付加情報として符号化され伝送される。
【0020】しかし、Lucas らの装置は、映像信号内の
全てのブロックに対してインタフィールド差分検出過程
(3)を行って映像信号内の全てのブロックに対してブ
ロック単位で付加情報を符号化して伝送するために、相
当量の計算負担及び追加的な伝送データを発生させる。
【0021】さらに、映像信号内の物体の輪郭線が映像
信号を符号化するに当たって、物体の動きを推定するに
非常に重要であるという点が該当分野に知られている。
しかし、Lucas らによる装置または他のある従来の装
置、及び/または方法も物体を有する映像信号、例え
ば、VOPのフレーム/フィールド相関度の計算(また
は評価)過程にあって映像信号に含まれた輪郭線信号を
用いなかった。従って、従来の装置及び/または方法は
映像信号に対するフレーム/フィールド相関度計算(ま
たは評価)過程を単純でかつ効果的に作ると同時に符号
化された映像信号に対する付加情報の量を減らすのに失
敗した。従って、従来の装置及び方法は符号化効率を高
めることに限界があった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、映像信号の輪郭線信号を用いて計算された映像信号
のフレーム/フィールド相関度に基づいて、映像信号に
対するフレーム/フィールド相関度計算(または評価)
過程を単純で且つ効果的に作ると共に、映像信号に対す
る付加情報の量を減らして符号化の効率を高めることが
できる映像信号適応的符号化装置を提供することにあ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、輝度データ及び色度データによ
って表現される前記物体画素と背景画素とを区別する輪
郭線信号と、物体内の物体画素及び背景内の背景画素を
有するテキスチャー信号とを含む映像信号を適応的に符
号化する映像信号適応的符号化装置であって、前記各背
景画素値を、予め定められたパディング方法によって前
記輪郭線信号を用いて、前記物体画素値から得られた画
素値に変えてパディング済みのテキスチャー信号を発生
するパディング手段と、前記パディング済みのテキスチ
ャー信号から輝度データを取出し、各画素が輝度データ
を有する改良されたテキスチャー信号を供給する輝度デ
ータ取出手段と、前記輪郭線信号及び前記改良されたテ
キスチャー信号に基づいて、前記改良されたテキスチャ
ー信号のフレーム相関度と前記テキスチャー信号の上部
フィールド及び下部フィールドのフィールド相関度とを
評価した後、前記フレーム相関度が前記フィールド相関
度より大きい場合は、前記映像信号をフレーム単位で符
号化することに決定してフレーム符号化モード信号を発
生し、前記フレーム相関度が前記フィールド相関度以下
である場合には、前記映像信号をフィールド単位で符号
化することに決定してフィールド符号化モード信号を発
生するフレーム/フィールド相関度評価手段であって、
前記フレーム相関度及び前記フィールド相関度が予め定
められた規則によって計算される前記フレーム/フィー
ルド相関度評価手段とを含むことを特徴とする映像信号
適応的符号化装置が提供される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。図2を参照
すると、本発明の好適実施例による映像信号適応的符号
化装置200のブロック図が示されている。図2は、図1
に示した第4決定部の詳細なブロック図を示す。映像信
号は、物体内の物体画素と背景内の背景画素を備えるテ
キスチャー信号を含む。また映像信号は、物体画素及び
背景画素を区別する輪郭線信号を含む。テキスチャー信
号内の物体画素及び背景画素の各々は輝度データ及び色
度データによって表現される。代表的な映像信号は、ビ
デオ物体平面(VOP)である。そして、映像信号は物体を
有するディジタル映像フレームであることもできる。
【0025】輪郭線信号は第1の二値及び第2の二値を
有するマスクデータを備える。ここで、第1の二値の値
(例えば、255)は物体画素を指定するのに用いら
れ、第2の二値の値(例えば、0)は背景画素を指定す
るのに用いられる。従って、輪郭線信号に含まれたマス
クデータを用いてテキスチャー信号内の物体及び背景を
区別し得る。
【0026】映像信号適応的符号化装置200 は、パディ
ング回路210 、輝度データ取出回路220 、フレーム/フ
ィールド相関度評価チャネル230 、ブロック分割回路24
0 、テキスチャー信号符号化チャネル250 及び多重化器
(Multiplxer :MUX)260 を含む。フレーム/フィールド
相関度評価チャネル230 は、輪郭線ブロック検出回路23
1 、相関度計算回路232 及び符号化モード決定回路237
を有する。そして、テキスチャー信号符号化チャネル25
0 は、フレーム符号化回路251 、フィールド符号化回路
252 及びデータフォーマッチング回路253 を有する。
【0027】最初、映像信号の適応的符号化のために、
映像信号の輪郭線信号がラインL10を通じて輪郭線ブ
ロック検出回路231 、パディング回路210 及びMUX26
0 に入力される。そして、映像信号のテキスチャー信号
はラインL20を通じてパディング回路210 に供給され
る。パディング回路210 はテキスチャー信号に対してパ
ディングを行う。
【0028】詳述すると、パディング回路210 は、各背
景画素値を予め定められたパディング方法(例えば、従
来の平均パディング法または反復パディング法) によっ
てラインL10を通じてそこに入力された輪郭線信号を
用いて、物体画素値から得られた画素値に替えてパディ
ング済みのテキスチャー信号をラインL30上に発生す
る。パディング済みのテキスチャー信号は、ラインL3
0を通じて輝度データ取出回路220 及びブロック分割回
路240 に各々伝達される。
【0029】輝度データ取出回路220 は、パディング済
みのテキスチャー信号から輝度データを取出して改良さ
れた(修正された)テキスチャー信号をラインL40を
通じて輪郭線ブロック検出回路231 に供給する。ここ
で、改良されたテキスチャー信号の各画素は輝度データ
を有する。
【0030】フレーム/フィールド相関度評価チャネル
230 は、輪郭線信号及び改良されたテキスチャー信号に
基づいて、改良されたテキスチャー信号のフレームのフ
レーム相関度と改良されたテキスチャー信号の上部フィ
ールド及び下部フィールドのフィールド相関度とを評価
した後、フレーム相関度がフィールド相関度より大きい
場合は、映像信号をフレーム単位で符号化することに決
定してフレーム符号化モード信号を発生し、フレーム相
関度がフィールド相関度の以下である場合には、映像信
号をフィールド単位で符号化することに決定してフィー
ルド符号化モード信号を発生する。フレーム相関度及び
フィールド相関度は、予め定められた規則によって計算
される。予め定められた規則の例は下記のようである。
【0031】詳述すると、フレーム/フィールド相関度
評価チャネル230 内の輪郭線ブロック検出回路231 は、
ラインL10を通じてそこに入力された輪郭線信号とラ
インL40を通じてそこに入力された改良されたテキス
チャー信号とを用いて同一のM×N個(M及びNは正の
整数)の画素大きさの複数の輪郭線ブロックを検出して
相関度計算回路232 に供給する。ここで、各輪郭線ブロ
ックは1つ以上の物体画素及び1つ以上の背景画素を有
するブロックとして輪郭線ブロックのフレームは偶数番
目のラインを有する上部フィールドと奇数番目のライン
を有する下部フィールドとを組合せて形成されたことに
注目されたい。
【0032】図3は、輪郭線ブロック310 を含む改良さ
れたテキスチャー信号300 を示す。改良されたテキスチ
ャー信号300 の斜線で引かれた領域及び引かれていない
領域は各物体及び背景を表す。図4は16×8画素大き
さの上部フィールドブロック410 と16×8画素大きさ
の下部フィールドブロック420 とを組合せて形成された
16×16画素大きさの輪郭線ブロック400 を示す。輪
郭線ブロック400 は図4に示したように、0から15ま
で番号が付けられた16個の水平ラインより構成され
る。輪郭線ブロック400 、上部フィールドブロック410
及び下部フィールドブロック420 内の斜線で引かれた領
域及び引かれていない領域は各々偶数番目のライン及び
奇数番目のラインを表す。
【0033】相関度計算回路232 は、輪郭線ブロック検
出回路231 からそこに入力された輪郭線ブロックに対し
てブロック−フレーム相関度値(以下、BRCVと称す)及
びブロック−フィールド相関度値(以下、BDCVと称す)
を計算して複数の輪郭線ブロックの全てに対する複数の
BRCV値及び複数のBDCV値を各々ラインL45上に生じさ
せる。ここで、BRCVは輪郭線ブロックのフレームに対し
て予め定められた規則によって計算された相関度値であ
り、BDCVは輪郭線ブロックの上部フィールドブロック及
び下部フィールドブロックに対して、予め定められた規
則によって計算された相関度値である。
【0034】本発明の好適実施例によれば、BRCV値は各
輪郭線ブロックに対するブロックフレームの差分(以
下、BRD と称す)であり、BRDV値は各輪郭線ブロックに
対するブロックフィールドの差分(以下、BDD と称す)
である。ここで、BRD は複数の第1差分の絶対値の和で
あるが、各第1差分は各輪郭線ブロック内の偶数番目の
ラインと隣接する奇数番目のラインを含むライン対間の
エラーである。BDD は複数の第2差分の絶対値と複数の
第3差分の絶対値との和であるが、ここで、各第2差分
は各輪郭線ブロック内の連続する偶数番目のライン対間
のエラーであり、各第3差分は各輪郭線ブロック内の連
続する奇数番目のライン対間のエラーである。
【0035】本発明の他の好適実施例によると、BRCV値
は各輪郭線ブロックに対するブロックフレームエラーの
二乗(以下、BRS と称す)であり、BRDV値は各輪郭線ブ
ロックに対するブロックフィールドエラーの二乗(以
下、BDS と称す)である。BRSは複数の第1エラーの二
乗の和である。ここで、各第1エラーの二乗は各輪郭線
ブロック内の偶数番目のラインと隣接する奇数番目のラ
インを含むライン対間のエラーの二乗である。BDS は複
数の第2エラーの二乗と複数の第3エラーの二乗との和
であるが、ここで、各第2エラーの二乗は各輪郭線ブロ
ック内の連続する偶数番目のライン対間のエラーの二乗
であり、各第3エラーの二乗は各輪郭線ブロック内の連
続する奇数番目のライン対間のエラーの二乗である。
【0036】図4を参照して、相関度計算回路232 によ
って行われる相関度計算の過程を詳しく説明する。この
場合説明の便宜上、輪郭線ブロックの大きさは16×1
6画素大きさ、即ち、M及びNは各々16と仮定する。
【0037】本発明の好適実施例によれば、BRD 及びBD
D は各々下記の式1及び式2
【数3】
【数4】 ここで、Ph,v : 各輪郭線部内のh番目の水平ラインと
v番目の垂直ラインとの交差点に位置した画素の輝度値 h及びv: 各々0〜15に至る数 によって計算される。
【0038】本発明の他の好適実施例によれば、BRS 及
びBDS は各々下記の式3及び式4のように計算される。
【数5】
【数6】 ここで、Ph,v : 各輪郭線部内のh番目の水平ラインと
v番目の垂直ラインとの交差点に位置した画素の輝度値 h及びv:各々0〜15に至る数 式1〜式4において、水平ラインの数h及び垂直ライン
の数vは各々輪郭線ブロック内にて上から下に、そして
左側から右側へ増加順に付けられる。
【0039】符号化モード決定回路233 は、輪郭線ブロ
ック内に対する複数のBRCV値及び複数のBDCV値に基づい
て、符号化モード決定を行って映像信号をフレーム別に
符号化することを命令するフレーム符号化モード信号及
び映像信号をフィールド別に符号化することを命令する
フィールド符号化モード信号のうちの1つを発生する。
【0040】詳述すると、本発明の好適実施例によれ
ば、符号化モード決定回路233 は、まず第1輪郭線ブロ
ックの個数を表す第1の個数、及び第2輪郭線ブロック
の個数を表す第2の個数を数える。ここで、各第1輪郭
線ブロックは該当BDD の以下である該当BRD を備える輪
郭線ブロックであり、各第2輪郭線ブロックは該当BDD
より大きい該当BRD を備える輪郭線ブロックである。そ
の後、符号化モード決定回路233 は、第1の個数が第2
の個数以上である場合はフレーム符号化モード信号をラ
インL50上に発生し、第1の個数が第2の個数未満で
ある場合はフィールド符号化モード信号をラインL50
上に発生する。
【0041】本発明のまた他の好適実施例によれば、符
号化モード決定回路233 は全ての輪郭線ブロックに対す
る該当BRS を和して(合計して)第1の和を発生し、全
ての輪郭線ブロックに対する該当BDS を和して第2の和
を発生する。その後、符号化モード決定回路233 は、第
1の和と第2の和とを比較して、第1の和の第2の和に
対する比率が予め定められたしきい値(例えば、0.8 )
以下である場合は、フレーム符号化モード信号をライン
L50上に発生し、第1の和の第2の和に対する比率が
予め定められたしきい値(例えば、0.8)より大きい場合
は、フィールド符号化モード信号をラインL50上に発
生する。結果的にフレーム符号化モード信号とフィール
ド符号化モード信号とのうちの1つがラインL50を通
じてデータフォーマッチング回路253 に供給される。
【0042】ブロック分割回路240 は、符号化モード決
定回路233 からのフレーム符号化モード信号に応じて、
パディング回路210 からラインL30を通じてそこに入
力されたパディング済みのテキスチャー信号を分割して
複数の同一のK×L(K及びLは予め定められた正の整
数)画素大きさのフレームブロックをラインL60を通
じてフレーム符号化回路251 に供給する。そしてブロッ
ク分割回路240 は、符号化モード決定回路233 からのフ
ィールド符号化モード信号に応じて、ラインL30を通
じてパディング回路210 からそこに入力されたパディン
グ済みのテキスチャー信号を上部フィールドと下部フィ
ールドに分離した後、上部フィールドを同一のK×L画
素大きさの上部フィールドブロックに分割すると共に、
下部フィールドを同一のK×L画素大きさの下部フィー
ルドブロックに分割して、複数の同一のK×L画素大き
さの上部フィールドブロック及び複数の同一のK×L画
素大きさの下部フィールドブロックを、ラインL70を
通じてフィールド符号化回路252 に供給する。
【0043】上記において、ラインL60を通じてフレ
ーム符号化回路251 に供給される各K×L画素大きさの
フレームブロックは、偶数番目のラインのみを有するK
×(L/2)画素大きさの上部フィールドブロックと奇
数番目のラインのみを有するK×(L/2)画素大きさ
の下部フィールドブロックとを組合せて形成されたブロ
ックであり、ラインL70を通じてフィールド符号化回
路252 に供給されるK×L画素大きさの上部フィールド
ブロック及びK×L画素大きさの下部フィールドブロッ
クは、各々もっぱら偶数番目のラインと奇数番目のライ
ンのみを有する。
【0044】図5は、本発明の好適実施例による図2に
示したブロック分割回路240 の詳細なブロック図を示
す。図5を参照して、以下にブロック分割回路240 によ
って行われるブロック分割の過程を詳述する。ブロック
分割回路240 は、符号化経路選択回路241 、フレームブ
ロック分割回路245 及びフィールドブロック分割回路24
7 を含む。
【0045】符号化経路選択回路241 は、符号化モード
決定回路233 からのフレーム符号化モード信号に応じ
て、フレーム別符号化経路を選択して、ラインL30を
通じてパディング回路210 からそこに入力されたパディ
ング済みのテキスチャー信号をフレームとしてラインL
41を通じてフレームブロック分割回路245 に供給す
る。そして、符号化経路選択回路241 は、符号化モード
決定回路233 からのフィールド符号化モード信号に応じ
てフィールド別符号化経路を選択して、パディング回路
210 からそこに入力されたパディング済みのテキスチャ
ー信号を上部フィールドと下部フィールドに分離して、
ラインL43を通じてフィールドブロック分割回路247
に供給する。
【0046】フレームブロック分割回路245 は、そこに
入力されたフレームを複数の同一のK×L画素大きさの
フレームブロックに分割して、ラインL60を通じてフ
レーム符号化回路251 に供給する。
【0047】フィールドブロック分割回路247 は、符号
化経路選択回路241 からの上部フィールドを複数の同一
のK×L画素大きさの上部フィールドブロックに分割し
て、ラインL70を通じてフィールド符号化回路252 に
供給する。同時に、フィールドブロック分割回路247
は、ラインL43を通じてそこに入力された下部フィー
ルドを複数の同一のK×L画素大きさの下部フィールド
ブロックに分割して、ラインL70を通じてフィールド
符号化回路252 に供給する。
【0048】テキスチャー信号符号化チャネル250 は、
フレーム符号化モード信号がラインL50を通じてそこ
に入力される場合、ラインL60を通じてそこに入力さ
れたフレームブロックをフレーム別に符号化し、符号化
されたテキスチャー信号をラインL95を通じてMUX
260 に供給する。そして、テキスチャー信号符号化チャ
ネル250 は、フィールド符号化モード信号がラインL5
0を通じてそこに入力される場合、ラインL70を通じ
てそこに入力された上部フィールドブロック及び下部フ
ィールドブロックを符号化し、符号化されたテキスチャ
ー信号をラインL95を通じてMUX260 に供給する。
【0049】詳述すると、テキスチャー信号符号化チャ
ネル250 内のフレーム符号化回路251 は、フレームブロ
ックを離散的コサイン変換(Discrete Cosine Transfor
m:DCT)符号化方法及び量子化方法を含み、動き推定(Mo
tion Estimation:ME) 及び動き補償(Motion Compensat
ion:MC)技法を含むか含まない従来のフレーム符号化技
法を用いて符号化し、符号化されたフレームブロックを
ラインL80を通じてデータフォーマッチング回路253
に供給する。
【0050】フィールド符号化回路252 は、上部フィー
ルドブロック及び下部フィールドブロックをDCT符号
化方法及び量子化方法を含み、ME及びMC技法を含む
か含まない従来のフィールド符号化技法を用いて符号化
し、符号化された上部フィールドブロック及び符号化さ
れた下部フィールドブロックをラインL80を通じてデ
ータフォーマッチング回路253 に供給する。上述したD
CT符号化技法は、ブロック単位で行われるが、ブロッ
クの大きさは代表的に8×8画素大きさである。即ち、
このとき、K及びLは各々8である。
【0051】データフォーマッチング回路253 は、フレ
ーム符号化モード信号がラインL50を通じてそこに入
力される場合は、フレーム符号化モード信号と符号化さ
れたフレームブロックとを組合せて、符号化されたテキ
スチャー信号としてラインL95を通じてMUX260 に
供給する。そして、データフォーマッチング回路253は
フィールド符号化モード信号がラインL50を通じてそ
こに入力される場合は、フィールド符号化モード信号と
符号化された上部フィールドブロック及び符号化された
下部フィールドブロックとを組合せて、符号化されたテ
キスチャー信号としてラインL95を通じてMUX260
に供給する。ここで、フレーム符号化モード信号及びフ
ィールド符号化モード信号は、各々符号化されたテキス
チャー信号に対する一種の付加情報であることに注目さ
れたい。MUX260 は、ラインL10を通じてそこに入
力された輪郭線信号、及びラインL95を通じてそこに
入力されたテキスチャー信号をマルチプレクシングして
符号化された映像信号として伝送するため伝送器(図示
せず)に供給する。
【0052】上述したように、本発明によれば、符号化
されたテキスチャー信号に対する付加情報をテキスチャ
ー信号を分割して作った複数の全てのブロックに対して
付け加えられた従来の技術と異なり、符号化されたテキ
スチャー信号に対する付加情報をテキスチャーのフレー
ムまたはテキスチャーのフレームのフィールド単位で付
加情報を付け加えるようになって、付加情報の量を画期
的に減らして符号化の効率を向上させることができる。
上記において、本発明の好適な実施の形態について説明
したが、本発明の請求範囲を逸脱することなく、当業者
は種々の改変をなし得るであろう。
【0053】
【発明の効果】従って、本発明によれば、映像信号の輪
郭線信号を用いて計算された映像信号のフレーム/フィ
ールド相関度に基づいて、映像信号に対するフレーム/
フィールド相関度の評価過程を単純で且つ効果的に作る
と共に、付加情報の量を減らして符号化の効率を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の映像信号適応的符号化装置のブロック図
である。
【図2】本発明の好適実施例による映像信号適応的符号
化装置の詳細なブロック図である。
【図3】輪郭線ブロックを有する改良されたテキスチャ
ー信号を示した模式図である。
【図4】上部フィールドブロックと下部フィールドブロ
ックとを組合せて形成された輪郭線ブロックを示した模
式図である。
【図5】本発明の好適実施例による図2に示したブロッ
ク分割回路のブロック図である。
【符号の説明】
210 パディング回路 220 輝度データ取出回路 231 輪郭線ブロック検出回路 232 相関度計算回路 233 符号化モード決定回路 241 符号化経路選択回路 245 フレームブロック分割回路 247 フィルタブロック分割回路 251 フレーム符号化回路 252 フィールド符号化回路 253 データフォーマッチング回路 260 多重化器(MUX) 400 輪郭線ブロック 410 上部フィールドブロック 420 下部フィールドブロック

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度データ及び色度データによって表現
    される物体画素と背景画素とを区別する輪郭線信号と、
    物体内の物体画素及び背景内の背景画素を有するテキス
    チャー信号とを含む映像信号を適応的に符号化する映像
    信号適応的符号化装置であって、 前記各背景画素値を、予め定められたパディング方法に
    よって前記輪郭線信号を用いて、前記物体画素値から得
    られた画素値に変えてパディング済みのテキスチャー信
    号を発生するパディング手段と、 前記パディング済みのテキスチャー信号から輝度データ
    を取出し、各画素が輝度データを有する改良されたテキ
    スチャー信号を供給する輝度データ取出手段と、 前記輪郭線信号及び前記改良されたテキスチャー信号に
    基づいて、前記改良されたテキスチャー信号のフレーム
    相関度と前記テキスチャー信号の上部フィールド及び下
    部フィールドのフィールド相関度とを評価した後、前記
    フレーム相関度が前記フィールド相関度より大きい場合
    は、前記映像信号をフレーム単位で符号化することに決
    定してフレーム符号化モード信号を発生し、前記フレー
    ム相関度が前記フィールド相関度以下である場合には、
    前記映像信号をフィールド単位で符号化することに決定
    してフィールド符号化モード信号を発生するフレーム/
    フィールド相関度評価手段であって、前記フレーム相関
    度及び前記フィールド相関度が予め定められた規則によ
    って計算される前記フレーム/フィールド相関度評価手
    段とを含むことを特徴とする映像信号適応的符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記フレーム/フィールド相関度評価手
    段が、 前記輪郭線信号及び前記改良されたテキスチャー信号を
    用いて、同一のM×N個( M及びNは予め定められた正
    の整数) の画素大きさの複数の輪郭線ブロックを検出
    し、前記輪郭線ブロックのフレームを供給する輪郭線ブ
    ロック検出手段であって、前記各輪郭線ブロックは1つ
    以上の物体画素及び1つ以上の背景画素を有するブロッ
    クであり、前記輪郭線ブロックのフレームは偶数番目の
    ラインを有する上部フィールドと奇数番目のラインを有
    する下部フィールドとを組合せて形成されるフレームで
    ある前記輪郭線ブロック検出手段と、 前記各輪郭線ブロックに対して、ブロックフレーム相関
    度値( 以下、BRCVと称す) とブロックフィールド相関度
    値( 以下、BDCVと称す) とを計算して、前記複数の輪郭
    線ブロックの全てに対する複数のBRCV値及びBDC
    V値を発生するための相関度値計算手段であって、BR
    CVは前記各輪郭線ブロックのフレームに対して予め定
    められた規則によって計算された相関度値であり、BD
    CVは前記各輪郭線ブロックの上部フィールドブロック
    及び下部フィールドブロックに対して予め定められた規
    則によって計算された相関度値である前記相関度値計算
    手段と、 前記複数のBRCV値及び前記複数のBDCV値に基づ
    いて前記映像信号の符号化モードを決定し、前記映像信
    号をフレーム別に符号化することを命令するフレーム符
    号化モード信号と前記映像信号をフィールド別に符号化
    することを命令するフィールド符号化モード信号とのう
    ちの1つを発生するための符号化モード決定手段とを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の映像信号適応的符
    号化装置。
  3. 【請求項3】 前記BRCV値が前記各輪郭線ブロック
    に対するブロック−フレームの差分( 以下、BRDと称
    す) であり、前記BRDV値が前記各輪郭線ブロックに
    対するブロック−フィールドの差分( 以下、BDDと称
    す) であり、前記BRDが複数の第1差分の絶対値の和
    であることを特徴とし、各第1差分は前記各輪郭線部の
    偶数番目ラインと隣接する奇数番目ラインを含むライン
    対間のエラーであって、前記BDDは複数の第2差分の
    絶対値と複数の第3差分の絶対値との和であり、各第2
    差分は前記各輪郭線ブロック内の連続する偶数番目のラ
    イン対間のエラーであり、各第3差分は前記各輪郭線ブ
    ロック内の連続する奇数番目のライン対間のエラーであ
    ることを特徴とする請求項2に記載の映像信号適応的符
    号化装置。
  4. 【請求項4】 前記符号化モード決定手段が、最初、第
    1輪郭線ブロックの個数を表す第1個数、及び第2輪郭
    線ブロックの個数を表す第2個数を数えた後、前記第1
    個数が前記第2個数以上である場合は、フレーム符号化
    モード信号を発生し、前記第1個数が前記第2個数未満
    である場合は、フィールド符号化モード信号を発生する
    が、ここで、前記各第1輪郭線ブロックは該当BDD以
    下である該当BRDを有する輪郭線ブロックであり、前
    記各第2輪郭線ブロックは該当BDDより大きい該当B
    RDを有する輪郭線ブロックであることを特徴とする請
    求項3に記載の映像信号適応的符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記フレーム符号化モード信号に応じ
    て、前記パディング済みのテキスチャー信号を分割して
    複数の同一のK×L画素大きさのフレーム−ブロックを
    供給し、前記フィールド符号化モード信号に応じて、前
    記パディング済みのテキスチャー信号を上部フィールド
    と下部フィールドとに分離した後、前記上部フィールド
    を分割して複数の同一のK×L画素大きさの上部フィー
    ルドブロックを供給すると共に、前記下部フィールドを
    分割して複数の同一のK×L画素大きさの下部フィール
    ドブロックを供給する分割手段をさらに含むことを特徴
    とする請求項4に記載の映像信号適応的符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記分割手段が、 前記フレーム符号化モード信号に応じて、フレーム別符
    号化経路を選択して前記パディング済みのテキスチャー
    信号をフレームとして供給し、前記フィールド符号化モ
    ード信号に応じて、フィールド別符号化経路を選択して
    前記パディング済みのテキスチャー信号を上部フィール
    ドと下部フィールドとに分割して供給するための符号化
    経路選択手段と、 前記フレームを前記複数の同一のK×L画素大きさのフ
    レームブロックに分割して供給するフレームブロック分
    割手段であって、前記各K×L画素大きさのフレームブ
    ロックは偶数番目のラインのみを有するK×(L/2)
    画素大きさの上部フィールドブロックと奇数番目のライ
    ンのみを有するK×(L/2)画素大きさの下部フィー
    ルドブロックとを組合せて形成される前記フレームブロ
    ック分割手段と、 前記上部フィールドを複数の同一のK×L画素大きさの
    上部フィールドブロックに分割して供給し、前記下部フ
    ィールドを複数の同一のK×L画素大きさの下部フィー
    ルドブロックに分割して供給するブロック分割手段であ
    って、前記K×L画素大きさの上部フィールドブロック
    は専ら偶数番目のラインのみを有し、前記K×L画素大
    きさの下部フィールドブロックは専ら奇数番目のライン
    のみを有することを特徴とする請求項5に記載の映像信
    号適応的符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記M及びNが、各々16であることを
    特徴とする請求項6に記載の映像信号適応的符号化装
    置。
  8. 【請求項8】 前記BRD及び前記BDDが、各々下記
    の式1及び式2 【数1】 【数2】 ここで、Ph,v : 各輪郭線部内のh番目の水平ラインと
    v番目の垂直ラインとの交差点に位置した画素の輝度値 h及びv:各々0〜15に至る数 によって計算されることを特徴とする請求項7に記載の
    映像信号適応的符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記BRCV値が前記各輪郭線ブロック
    に対するブロックフレームエラーの二乗(以下、BRS と
    称す)であり、前記BRDV値が前記各輪郭線ブロック
    に対するブロックフィールドエラーの二乗(以下、BDS
    と称す)であって、前記BRSは複数の第1エラーの二
    乗の和であり、前記各第1エラーの二乗は前記各輪郭線
    ブロック内の偶数番目のラインと隣接する奇数番目のラ
    インを含むライン対間のエラーの二乗であり、前記BD
    Sは複数の第2エラーの二乗及び複数の第3エラーの二
    乗であり、各第2エラーの二乗は前記各輪郭線ブロック
    内の連続する偶数番目のライン対間のエラーの二乗であ
    り、各第3エラーの二乗は前記各輪郭線ブロック内の連
    続する奇数番目のライン対間のエラーの二乗であること
    を特徴とする請求項2に記載の映像信号適応的符号化装
    置。
  10. 【請求項10】 前記符号化モード決定手段が、前記全
    ての輪郭線ブロックに対する該当BRSを和して第1和
    を発生し、前記全ての輪郭線ブロックに対する該当BD
    Sを和して第2和を発生した後、前記第1和と前記第2
    和とを比較して、前記第1和の第2和に対する比率が予
    め定められたしきい値以下である場合は、フレーム符号
    化モード信号を発生し、前記第1和の第2和に対する比
    率が予め定められたしきい値より大きい場合は、フィー
    ルド符号化モード信号を発生することを特徴とする請求
    項9に記載の映像信号適応的符号化装置。
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