JP3924071B2 - 映像信号符号化装置 - Google Patents
映像信号符号化装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3924071B2 JP3924071B2 JP18874498A JP18874498A JP3924071B2 JP 3924071 B2 JP3924071 B2 JP 3924071B2 JP 18874498 A JP18874498 A JP 18874498A JP 18874498 A JP18874498 A JP 18874498A JP 3924071 B2 JP3924071 B2 JP 3924071B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motion vector
- bab
- current
- frame
- encoding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/10—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
- H04N19/134—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or criterion affecting or controlling the adaptive coding
- H04N19/136—Incoming video signal characteristics or properties
- H04N19/137—Motion inside a coding unit, e.g. average field, frame or block difference
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/10—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
- H04N19/102—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
- H04N19/103—Selection of coding mode or of prediction mode
- H04N19/105—Selection of the reference unit for prediction within a chosen coding or prediction mode, e.g. adaptive choice of position and number of pixels used for prediction
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/10—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
- H04N19/102—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
- H04N19/103—Selection of coding mode or of prediction mode
- H04N19/112—Selection of coding mode or of prediction mode according to a given display mode, e.g. for interlaced or progressive display mode
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/20—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video object coding
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2値形状信号符号化装置に関し、特に、2値形状信号の動きベクトルを符号化する2値形状信号符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、テレビ電話及び電子会議のようなディジタルテレビジョンシステムにおいて、ビデオフレーム信号におけるビデオライン信号が「画素値」と呼ばれる一連のディジタルデータからなっているため、各ビデオフレーム信号を表現するのには大量のディジタルデータが必要である。しかしながら、通常の伝送チャネル上の利用可能な周波数帯域幅は制限されているので、そのチャネルを通して大量のディジタルデータを伝送するためには、特に、テレビ電話及び電子会議のような低ビットレートの映像信号符号化システムの場合、様々なデータ圧縮技法を用いて伝送すべきデータの量を圧縮するか減らさなければならない。
【0003】
低ビットレートの映像信号符号化システムにおいて、映像信号を符号化する方法の1つに、所謂、物体(オブジェクト)指向分析/合成符号化法(Object−oriented analysis−synthesis codingtechnique)がある。このオブジェクト指向分析/合成符号化法によれば、入力ビデオ映像は複数の物体(オブジェクト)に分けられ、各オブジェクトの動き、輪郭線及び画素データを規定する3組よりなるパラメータが異なる符号化チャネルを通して処理される。
【0004】
このオブジェクト指向符号化方法の一例としては、いわゆるMPEG−4(Moving Picture Experts Group−4)があるが、この技法は、低ビットレート通信、相互対話式マルチメディア(例えば、ゲーム、相互対話式TVなど)及び領域監視用の機構のような応用分野において、コンテキストに基づいたインタラクティビティ、向上された符号化の効率性の向上及び/又はユニバーサルなアクセス可能性を許容する視聴覚符号化の標準案を提供する。
【0005】
このMPEG−4によれば、入力ビデオ映像は、ビットストリーム内でユーザがアクセスし得るか、又は操作し得るエンティティに対応する複数の映像物体平面(VOP)に分割される。VOPは物体として称され、幅及び高さが16画素(マクロブロックの大きさ)の最小倍数である、各物体を取り囲む境界四角形として表れ得る。従って、エンコーダは入力ビデオ映像をVOP単位に処理することになる。
【0006】
MPEG−4に開示されたVOPは、ルミナンスデータ及びクロミナンスデータより構成される形状情報及びカラー情報を有する。ここで、形状情報は2値形状信号で表現され、アルファプレーンとして称される。このアルファプレーンは各々が16×16個の2値画素よりなる複数の2値アルファブロック(BAB)に分割される。各2値画素は背景画素又は物体画素のうちの何れか1つとして分類される。ここで、背景画素はアルファプレーンにおける物体の外側に位置し、2値画素値(例えば、0値)として割当てられ、物体画素は物体の内側に位置し、2値画素値(例えば、255)として割当てられる。
【0007】
BABにおける各2値画素は、コンテキストに基づいた算術符号化(CAE)技法のような従来のビットマップベース形状符号化技法を用いて符号化され得る。例えば、イントラモードにおいて、BABにおける全ての2値画素は、イントラCAE法によって符号化されて、イントラ符号化BABを発生する。ここで、イントラCAE法によるBABにおける各2値画素に対する内容値は、BABにおける各2値画素を取囲む所定の数(例えば、10個)の2値画素の値を用いて計算される。一方、インター符号化モードにおいては、現BABにおける全ての2値画素はインタCAE法によって符号化されて、インター符号化BABを発生する。ここで、インタCAE技法による現BABにおける各2値画素の内容値は、現BABにおける各2値画素を取囲む所定の数(例えば、4個)の2値画素の値と境界動き補償BABにおける所定の数(例えば、5個)の2値画素の値とを用いて計算される(MPEG−4 Video Verification Model Version 7.0,International Organization for Standardization, Coding of Moving Pictures And Associated Audio Information, ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 MPEG97/N1642, Bristol、1997年4月、28〜30頁参照)。
【0008】
一方、従来の2値形状符号化技法においては、符号化の効率を向上させるために、BABに対する該当符号化条件を表示するか又は特徴づけるモード信号が符号化されることによって、該当符号化モード信号を発生して伝送する。
【0009】
例えば、BABにおける全ての2値画素が物体画素である場合は、物体画素の2値画素値を符号化して符号化2値画素値を伝送することより、BABにおける全ての2値画素が物体画素であることを表すモード信号を符号化することが好ましい。このように、該当符号化モード信号をBABに対する2値形状情報として伝送することによって、符号化の効率を向上させることができる。
【0010】
表1には、従来のモード符号化方法によるBABの2値アルファ情報に対する7つのモードが示されている。ここで、BABの形状動きベクトル差分(MVD)は、形状動きベクトルMVと形状動きベクトル予測値MVPとの間の差分であり、MVPは、従来の動き推定方法を用いて決定される(MPEG−4 Video Verfication Model Version 7.0、International Organization for Standardization、Coding of Moving Pictures And Associated Audio Information、ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 MPEG97/N1642, Bristol、April 1997、pp.20〜23参照)。
【0011】
【表1】
【0012】
表1において、モード0は現BABに対するMVDが0であり、現BABが最も類似な候補BABによって表現され得ることを表し、モード1は現BABに対するMVDが0でない値を有し、現BABが最も類似な候補BABによって表現され得ることを表す。モード0の現BABに対してはモード信号のみが符号化され、モード1の現BABに対してはモード信号及び該当MVDによって現れる。「no_update」の決定の際は、最も類似な候補BABの各画素と現BABにおける該当画素との間の差分によって差分BABが形成され、差分BABに含まれた4×4個の画素よりなる4×4個のサブブロックのうちの何れかに対するエラーが予め定められた閾値より小さいか否かが判定される。ここで、サブブロックのエラーは、例えば、サブブロックにおける絶対画素値の和である。全てのサブブロックのエラー値が閾値以下である場合は、現BABはMVDの値によってモード0又は1として決定される。
【0013】
同様に、現BABにおける全ての画素が0に変わるとき、4×4個のサブブロックに対するエラーが閾値以下である場合には、現BABは「all_0」モード(即ち、モード2)として符号化される。現BABにおける全ての画素が255に変わるとき、4×4個のサブブロックに対するエラーが閾値以下である場合は、現BABは「all_255」モード(即ち、モード3)として符号化される。モード2又はモード3の現BABに対しては、モード信号のみが符号化される。現BABがモード0〜3のうちの何れにも属さない場合は、「イントラCAE」又は「インタCAE」技法が現BABを符号化するために用いられる。モード4の現BABはモード信号及びイントラCAE符号化済みのBABデータによって、モード5の現BABはモード信号及びインタCAE符号化済みのBABデータによって、モード6の現BABはモード信号、インタCAE符号化済みのBABデータ及びMVDによって各々表現される。
【0014】
上述したモード符号化技法を用いる従来の2値形状符号化方法では、基本的にプログレッシブ符号化を用いる。即ち、従来の2値形状符号化方法ではフィールドベース動き推定方法を用いて行われるインタレース符号化技法が用いられていなかった。しかし、フレーム間の空間的及び/又は時間的相関性がフィールド間の相関性より低い場合、2値形状信号の符号化の効率を向上させるのにはインタレース符号化技法が適している。プログレッシブ符号化技法及びインタレース符号化技法を用いて2値形状信号を適応的に符号化する例示的な方法及びその装置が、本特許出願と出願人を同じくする日本国特許第338,828/97号に「モード信号符号化装置」との名称で開示されている。
【0015】
2値形状信号(即ち、形状情報)と同様に、テキスチャー情報も符号化効率を向上させるために、プログレッシブ符号化技法及びインタレース符号化技法によって適応的に符号化される。
【0016】
適応的符号化処理の結果、形状情報及びテキスチャー情報がプログレッシブ符号化技法によって符号化される場合、フレームベース動きベクトルをフレームベース動き推定方法によって生成し、そうでない場合には、フィールドベース動きベクトルをフィールドベース動き推定方法によって生成することができる。
【0017】
しかし、従来の2値形状符号化技法は、2値形状信号を符号化する際にフレームベース動きベクトルのみを用いている、という不都合がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の主な目的は、プログレッシブ符号化技法及びインタレース符号化技法を用いて2値形状信号を適応的に符号化する映像信号エンコーダに用いられ、フレームベース動きベクトル、及びフィールドベース動きベクトルに基づいて、2値形状信号の動きベクトルを効果的に符号化する映像信号符号化装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、プログレッシブ符号化又はインターレース符号化技法を選択的に用いて、M×N個(M及びNは正の整数)の2値画素よりなる複数の2値アルファブロック(BAB)に分割される形状情報と、前記BABと同一の数の画素を有する複数のマクロブロックを有するテキスチャー情報とを有する映像信号を符号化する映像信号エンコーダに用いられ、前記形状情報の動きベクトルを符号化する映像信号符号化装置であって、
前記プログレッシブ符号化技法又は前記インターレース符号化技法のうち何れが目標BABを符号化するのにより効果的であるかを決定して、符号化タイプ信号を発生する符号化タイプ決定手段と、
前記符号化タイプ信号に応じて、前記目標BAB、又は前記インタレース符号化技法によって前記目標BABを分割することにより生成される上部及び下部フィールドBABを発生するBAB発生手段と、
前記形状情報及びテキスチャー情報に対するフレームベース動きベクトル、及びフィールドベース動きベクトルを有する候補動きベクトル予測値(MVP)のうち、前記目標BAB、又は前記上部及び下部フィールドBABのうちの何れか1つに対応するフレームベースMVP又はフィールドベースMVPを検出するMVP検出手段と、
前記検出されたMVPを用いて、前記目標BABに対応する動きベクトルを決定する動きベクトル決定手段と、
前記目標BABに対応する前記動きベクトルを符号化する符号化手段とを含むことを特徴とする映像信号符号化装置が提供される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適実施例について図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0021】
図1は、1つのフレーム(又は、VOP)における物体(オブジェクト)に対するテキスチャー情報及び形状情報を符号化する映像信号符号化器の概略的なブロック図である。テキスチャー情報は各々M×N個(例えば、16×16個)の画素よりなる複数のマクロブロックによって表現され、形状情報はマクロブロックと同一の数を有する画素よりなる複数の2値アルファブロック(BAB)によって表現される。ここで、M及びNは正の整数である。
【0022】
テキスチャ符号化部100はプログレッシブ符号化技法又はインターレース符号化技法を用いて、マクロブロック単位で供給されるテキスチャー情報を適応的に符号化する。インターレース符号化技法によれば、マクロブロックは上部フィールドブロック及び下部フィールドブロックに分割され、各フィールドマクロブロックは(M/2)×N個(例えば、8×16個)の画素を有する。この両フィールドブロックはフィールド単位で符号化される。一方、プログレッシブ符号化技法においては、マクロブロックは上記分割過程等のプロセス無しに符号化される。
【0023】
上記テキスチャー符号化プロセスの結果、テキスチャ符号化部100は符号化テキスチャー情報をデータMUX300に供給し、テキスチャー動きベクトル情報をラインL10を通して形状符号化部200に供給する。このテキスチャー動きベクトル情報は、プログレッシブ符号化技法又はインターレース符号化技法のうちの何れか1つを用いてマクロブロックを符号化することによって生成される。この場合、マクロブロックに対応する動きベクトルが存在しない場合は、テキスチャに対する動きベクトル情報はマクロブロックに対応する動きベクトルの不在を表すデータを有し、動きベクトルが存在する場合には、テキスチャに対する動きベクトル情報はその動きベクトルを有する。
【0024】
詳述すると、マクロブロックがプログレッシブ符号化技法によってインター符号化される場合は、マクロブロックに対応する1つのフレームベース動きベクトルが存在する。一方、マクロブロックがインターレース符号化技法によってインター符号化される場合には、マクロブロックの上部及び下部フィールドブロックに各々対応する2つのフィールドベース動きベクトル(即ち、上部フィールド動きベクトル及び下部フィールド動きベクトル)が存在する。又、マクロブロックがイントラ符号化される場合は、該当動きベクトルは定義されず、動きベクトルも存在しない。
【0025】
形状符号化部200はプログレッシブ符号化技法又はインターレース符号化技法を用いて、BAB単位で入力される形状情報を適応的に符号化して、符号化形状情報をデータMUX300に供給する。
【0026】
データMUX300は、テキスチャ符号化部100から受取った符号化テキスチャー情報及び形状符号化部200から受取った符号化形状情報を多重化して、符号化映像信号としてその伝送のために伝送器(図示せず)に供給する。
【0027】
図2は、本発明の実施例による図1中の形状符号化部200の詳細なブロック図である。形状情報は現BABとしてフレームモード検出部210に供給される。
【0028】
このフレームモード検出部210は、現BABの符号化モードが「all_0」であるか又は「all_255」であるかを調べる。詳述すると、現BABはT×S個(例えば、4×4個)の2値画素に分割され、よって、現BABは各々が4×4個の2値画素よりなる4個のサブブロックを有する。ここで、T及びSは正の整数である。
【0029】
現BABにおける各サブブロックと「all_0」のBABのサブブロックとの間のエラーが予め定められた閾値以下である場合、フレームモード検出部210は現BABの符号化モードが「all_0」であることを表すタイプ1の指示信号B1をフレーム符号化部240に供給する。ここで、「all_0」BABは内部の各画素値が0であるBABを表す。
【0030】
又、現BABにおける各サブブロックと「all_255」のBABのサブブロックとの間のエラーが予め定められた閾値以下である場合には、フレームモード検出部210は、現BABの符号化モードが「all_255」であることを表すタイプ2の指示信号B1をフレーム符号化部240に供給する。ここで、「all_255」のBABは内部の各画素値が255であるBABを表す。
【0031】
又、現BABの符号化モードが「all_0」でも「all_255」でもない場合には、フレームモード検出部210は指示信号を、現BABをラインL20を介して符号化タイプ決定部220、スイッチ230、動き推定及び補償(ME&MC)部260に各々供給する。
【0032】
符号化タイプ決定部220は、フレームベース現BAB及びフィールドベース現BABにおける画素行間の空間的相関性を比較して、プログレッシブ符号化技法又はインターレース符号化技法のうち、フレームモード検出部210から伝送された現BABを符号化するためのより効果的な符号化技法を選択し、該当符号化技法を表す符号化タイプ信号E1を発生して、スイッチ230、ME&MC部260及びマルチプレクサ(MUX)270に各々供給する。
【0033】
スイッチ230は符号化タイプ決定部220からの符号化タイプ信号E1に応じて、ラインL20を通して伝送された現BABを、ラインL22を通してフレーム符号化部240に供給するか、又はラインL24を通してフィールド符号化部250に供給する。詳述すると、符号化タイプ信号E1がプログレッシブ符号化技法を表す場合は、現BABはフレーム符号化部240に供給され、そうでない場合には、フィールド符号化部250に供給される。従って、フレーム符号化部240又はフィールド符号化部250は、現BABが供給されるかによって動作を実行する。
【0034】
現BABがラインL22を通してフレーム符号化部240に供給される場合は、フレーム符号化部240はフレームベース符号化技法(即ち、プログレッシブ符号化技法)を用いて、ME&MC部260と相互作用して現BABを符号化することによって、フレーム符号化データ及び現BABに対応するフレームモード信号を発生する。ここで、フレームモード信号はフレーム符号化データの符号化状態を表し、上記表1に記載されている7つのモードのうちの何れか1つを有する。詳述すると、モード2(即ち、「all_0」)又はモード3(即ち、「all_255」)は、フレームモード検出部210から供給された指示信号B1のみに基づいて決定される。符号化フレームモード信号を有するフレーム符号化データは、ラインL42を通してMUX270に供給され、フレームモード信号は、ラインL26を通してME&MC部260に伝送される。
【0035】
一方、現BABがラインL24を通してフィールド符号化部250に供給される場合は、フィールド符号化部250はフィールドベース符号化技法(即ち、インタレース符号化技法)を用いて、ME&MC部260と相互作用して現BABを符号化することによって、フィールド符号化データ及び現BABに対応するフィールドモード信号を発生する。ここで、フィールドモード信号はフィールド符号化データの符号化状態を表し、上記表1においてモード2、3はフレーム符号化部240のみによって決定されるので、残りの5つのモードのうちの何れか1つを有する。符号化フィールドモード信号を有するフィールド符号化データは、ラインL44を通してMUX270に供給され、フィールドモード信号は、ラインL28を通してME&MC部260に伝送される。
【0036】
MUX270は、受け取ったフレーム符号化データ、フィールド符号化データ、及び符号化タイプ信号E1を多重化して、図1中のデータMUX300に符号化形状情報として供給する。
【0037】
以下、フレーム符号化部240又はフィールド符号化部250とME&MC部260との間の相互関連動作に対しては、図3を参照して説明する。
【0038】
ME&MC部260はラインL20上の現BABと、符号化タイプ信号E1と、ラインL10を通して図1中のテキスチャ符号化部100から供給されたテキスチャー動きベクトル情報と、ラインL26上のフレームモード信号又はラインL28上のフィールドモード信号とに基づいて、現BABに対するフレームベース又はフィールドベース動き推定処理を行う。
【0039】
図3は、本発明の実施例によって、図2中のME&MC部260の詳細なブロック図である。
【0040】
図1中のテキスチャ符号化部100から伝送されたテキスチャー動きベクトル情報は、テキスチャー動きベクトルメモリ269−2に格納される。
【0041】
現BABはラインL20を通してME&MC部260に供給された後、再編成部262に入力される。再編成部262は符号化タイプ信号E1に応じて、現BABを上部フィールドBAB及び下部フィールドBABに分割してラインL50に供給するか、又は現BABをラインL50に直接伝送する。ここで、上部フィールドBABは現BABにおける各奇数番目の行を有し、下部フィールドBABは現BABにおける各偶数番目の行を有することが好ましい。再編成部262から出力された現BAB、又は上部及び下部フィールドBABはラインL50を通して動き推定部263及び再構成部266に供給される。
【0042】
一方、動きベクトル予測値(MVP)決定部261は符号化タイプ信号E1に応じて、本発明による所定の規則によって、形状MVメモリ269−1及びテキスチャーMVメモリ269−2に格納されている複数の候補MVPのうち、現BABに対応する形状に対する動きベクトル予測値を検出する。このMVP検出過程に対しては、図4〜図7を参照して説明する。
【0043】
本発明によれば、映像信号の形状情報及びテキスチャー情報が、プログレッシブ符号化技法及びインターレース符号化技法を用いて適応的に符号化されるため、形状MVメモリ269−1も、テキスチャーMVメモリ269−2に格納されているテキスチャー動きベクトル情報と類似な形状動きベクトル情報を格納する。即ち、現BABに対応する動きベクトルが存在しない場合、形状動きベクトル情報は現BABに対応する動きベクトルの不在を表すデータを有し、動きベクトルが存在する場合には、形状動きベクトル情報は、該当動きベクトルのみならずテキスチャ動きベクトル情報も有する。表1に示す2値形状信号の符号化モードを参照すると、現BABの符号化モードがモード0、1、5、6のうちの何れか1つとして決定される場合は、現BABに対する少なくとも1つの動きベクトルが存在し、符号化モードがモード2、3、4のうちの何れか1つとして決定される場合には、動きベクトルがモード2、3及び4に対しては定義されないので、現BABに対する動きベクトルは存在しない。
【0044】
さらに、現BABがプログレッシブ符号化技法によって符号化される場合は、該当形状動きベクトル情報は、1つのフレームベース動きベクトルを有し、現BABがインタレース符号化技法によって符号化される場合には、上部及び下部フィールドBABがフィールド単位で符号化されるため、両フィールドBABに対応する2つのフィールドベース動きベクトル(即ち、上部フィールド動きベクトル及び下部フィールド動きベクトル)を含む。
【0045】
選択部268においては、ラインL26又はL28上の各BABに対するモード信号と動き推定部263にて各BABに対して生成されることがあるラインL55上の動きベクトルMVとに基づいて、形状動きベクトル情報が決定される。
【0046】
即ち、BABの符号化モードがモード2、3及び4のうちの何れか1つである場合は、該当動きベクトルが存在しても動きベクトルは意味をもたない。従って、その場合、選択部268は動きベクトルの不在を表す形状動きベクトル情報を形状MVメモリ269−1に供給する。一方、BABの符号化モードが0、1、5及び6のうちの何れか1つである場合には、BABに対する動きベクトルが少なくとも1つ存在するので、該当動きベクトルを有する形状動きベクトル情報が形状MVメモリ269−1に供給される。
【0047】
上述したように、形状MVメモリ269−1及びテキスチャーMVメモリ269−2に格納されているフレームベース動きベクトル及びフィールドベース動きベクトルは、候補MVPになり得る。従って、MVP決定部261は符号化タイプ信号E1に応じて、候補MVPのうち、現BABに対するフレームベースMVP又はフィールドベースMVPを検出する。
【0048】
現BABがプログレッシブ符号化技法によって符号化される場合、即ち、符号化タイプ信号E1がフレームベース符号化を表す場合は、現BABに対するフレームベースMVPが生成される。一方、現BABがインターレース符号化技法によって符号化される場合、即ち、符号化タイプ信号E1がフィールドベース符号化を表す場合には、現BABに対する上部及び下部フィールドBABに対応する上部及び下部フィールドMVPを有するフィールドベースMVPが生成される。
【0049】
その後、MVP決定部261は、決定されたMVP(即ち、フレームベースMVP又はフィールドベースMVP)を、動き推定部263及び動きベクトル差分(MVD)計算部264に各々供給する。
【0050】
動き推定部263は、MVP決定部261から供給されたフレームベース又はフィールドベースMVPのうちの何れか1つと、再編成部262から出力された現BAB又は上部及び下部フィールドBABのうちの何れか1つと、フレームメモリ267から取出された前フレームとに基づいて、現BABに対するフレームベース又はフィールドベース動きベクトルを決定する。
【0051】
例えば、MPEG−4に開示されたように、現BABに対するフレームベース動きベクトルは、次のフレームベース動き推定の過程にて該当フレームベースMVPを用いて決定される。動き補償エラーは、フレームベースMVPによって指示されたBABと現BABとを比較して計算される。この計算された動き補償エラーが各4×4個のサブブロックに対して予め定められた閾値以下である場合は、フレームベースMVPが直接フレームベース動きベクトルとして用いられ、プロセスは終了する。
【0052】
しかし、上記条件を満足しない場合、候補動きベクトルは、候補動きベクトルによって指定されるBABと現BABとを比較して、16×16個の動き補償(MC)エラーを計算する間フレームベースMVPの周りで決定される。探索領域は水平及び垂直方向に沿ってフレームベースMVPを基準として16個の画素である。しかる後、最小のMCエラーをもたらす候補動きベクトルが現BABのフレームベース動きベクトルとして決定される。
【0053】
フィールドベース動き推定の過程も、フレームベース動き推定の過程と同様な方法にて、各フィールドBABに対して行われる。
【0054】
現BABのMV(即ち、フレームベースMV又はフィールドベースMV)は、ラインL55を通して、MVD計算部264、動き補償部265及び選択部268に各々供給される。
【0055】
MVD計算部264は、現BABに対応する形状動きベクトル差分(MVD)を計算して、現BABの符号化タイプによってラインL30又はL32に供給する。ここで、MVDはMVとMVPとの間の差分を表す。
【0056】
動き補償部265は、動き推定部263から生成されたMV及びフレームメモリ267から取出された前フレームに基づいて、従来の動き補償法を用いて動き補償BABを発生して、現BABの符号化タイプによってラインL34又はL36に、再構成部266に供給する。
【0057】
再構成部266は、ラインL26又はL28上の現BABのモード信号に応じて、動き補償部265から供給された動き補償BAB又は、再編成部262から出力されたラインL50上の現BAB又は上部及び下部フィールドBABを選択して、再構成BABとして発生する。一方、フレーム符号化部240から出力されたラインL26上のモード信号がモード2又はモード3のうちの1つを表す場合、再構成BABは「all_0」BAB又は「all_255」BABになる。
【0058】
再構成BABは現BABの符号化タイプによってラインL38又はL40に供給され、再構成現フレームの発生のためにフレームメモリ267に供給される。この再構成現フレームは、フレームメモリ267に前フレームとして格納される。
【0059】
上記において、MVD計算部264、動き補償部265及び再構成部266の出力は、現BABがプログレッシブ符号化技法によって符号化される場合は、フレーム単位で生成され、各ラインL30、L34及びL38を通してフレーム符号化部240に入力され、そうでない場合には、フィールド単位で生成され、各ラインL32、L36及びL40を通してフィールド符号化部250に供給される。
【0060】
従って、フレーム符号化部240は、現BABの符号化モードを決定し、指示信号B1と、スイッチ230を通して伝送された現BABと、ラインL30上のフレームベースMVDと、ラインL34上の動き補償BABと、ラインL38上の再構成BABとに基づいて、従来技術の同じ方法にてフレーム符号化データを発生する。
【0061】
同様に、フィールド符号化部250は、現BABに対応する上部及び下部フィールドBABの符号化モードを決定し、スイッチ230を通して供給された現BAB、ラインL32上のフィールドベースMVD、ラインL36上の上部及び下部フィールドBABに対応する動き補償BAB及びラインL40上の再構成BABに基づいて、上部及び下部フィールドBABに対応するフィールド符号化データを発生する。
【0062】
以下、図4〜図7を参照して、動きベクトル決定及び符号化の過程をより詳細に説明する。
【0063】
本発明によれば、現BABに対するMVPは、図7(A)に示すような現BAB(例えば、SB)を取囲むBAB(例えば、S1〜S3)の形状動きベクトルと、図7(B)に示すようなマクロブロック(例えば、現BAB SBに対応するTB)を取囲むマクロブロック(例えば、T1〜T3)のテキスチャー動きベクトルとよりなる複数の候補MVPのなかから選択される。
【0064】
現BABを取囲む各BAB、及び現BABに対応するマクロブロックを取囲む各マクロブロックは、符号化タイプによってフレームベース動きベクトル、又は上部及び下部フィールド動きベクトルを有するフィールドベース動きベクトルを含む。
【0065】
従って、現BABのフレームベースMVP又はフィールドベースMVPを決定するために、候補MVPはMPEG−4及び現BABの符号化タイプによって決定される優先順位によって決定される。MPEG−4によれば、図7(A)に示したように、現BAB SBを取囲むBAB S1〜S3は、S1、S2、S3の順の優先順位を有し、同様に、マクロブロックTBを取囲むマクロブロックT1〜T3は、T1、T2、T3の順の優先順位を有する。符号化タイプによる優先順位は図4〜図6を参照して説明する。
【0066】
図4を参照すると、ステップS10においては、図2中の符号化タイプ決定部220にて決定された現BABの符号化タイプがプログレッシブ符号化タイプであるかを判定する。判定の結果、現BABの符号化タイプがプログレッシブ符号化タイプとして決定される場合、プロセスはステップS20に進んで、ここで候補MVPのうち、フレームベース動きベクトルをフィールドベース動きベクトルの先に検討して、現BABのフレームベースMVPを決定する。
【0067】
ステップS20においては、図7(A)のS1、S2、S3の順序で候補MVPsのうち適切なフレームベース形状動きベクトルMVsが存在するかを判定する。
【0068】
判定の結果、フレームベースMVsが存在する場合、プロセスがステップS70に進んで、検出したフレームベースMVsを現BABのフレームベースMVPとして決定する。その後、プロセスはタップBを介して図6中のステップS90に進む。
【0069】
フレームベースMVsが存在する場合には、ステップS30にて、図7(A)のS1、S2、S3の順序で候補MVPのうち適切なフィールドベースMVsが存在するかを判定し、判定の結果、上部及び下部動きベクトルを有するフィールドベースMVsが存在する場合、プロセスはステップS80に進む。
【0070】
ステップS80においては、フィールドベースMVsに含まれた上部及び下部フィールド動きベクトルの平均値を計算して、その平均値を現BABのフレームベースMVPとして決定する。その後、プロセスはタップBを介して図6中のステップS90に進む。
【0071】
ステップS30における判定の結果、フィールドベースMVsが検出されない場合は、ステップS40にて、図7(B)示すT1、T2、T3の順序で候補MVPのうち適切なフレームベーステキスチャー動きベクトルMVTが存在するかを判定し、判定の結果、存在すると、フレームベースMVTは現BABのフレームベースMVPとして決定され(ステップS70)、そうでない場合には、ステップS50に進む。
【0072】
ステップS50にては、ステップS40と同一の順序で候補MVPのうち適切なフィールドベースMVTが存在するか否かを判定し、判定の結果、上部及び下部フィールド動きベクトルを有するフィールドベースMVTが存在する場合は、ステップS80に進む。
【0073】
ステップS80においては、フィールドベースMVTに含まれた上部及び下部フィールド動きベクトルの平均値を計算し、その平均値を現BABのフレームベースMVPとして決定する。その後、プロセスはタップBを介して図6中のステップS90に進む。
【0074】
一方、ステップS20〜S50の判定の結果、候補MVPのうちフレームベース動きベクトルもフィールドベース動きベクトルも存在しない場合には、現BABのフレームベースMVPは0に設定される(ステップS60)。
【0075】
現BABのフレームベースMVPを決定するステップS20〜S80は、図3中のMVP決定部261にて行われる。
【0076】
続いて、図6中のステップS90において、現BABのフレームベース動きベクトルMVは、図3中の動き推定部263にてMPEG−4によって、現BABのフレームベースMVPに基づいて決定される。
【0077】
ステップS100においては、現BABのフレームベースMVからフレームベースMVPを減算して、現BABのフレームベース動きベクトル差分MVDを計算する。
【0078】
その後、フレームベースMVDは図2中のフレーム符号化部240に伝送され(ステップS110)、動きベクトル決定及び符号化の過程は終了する。
【0079】
一方、図4のステップS10において、現BABの符号化タイプがプログレッシブ符号化タイプでない場合は、即ち、現BABがインターレース符号化技法によって符号化される場合は、フレームベース動きベクトルの先にフィールドベース動きベクトルが検討され、プロセスはタップAを介して図5中のステップS120に進む。
【0080】
ステップS120では、図7のS1、S2、S3の順序で候補MVPのうち上部及び下部動きベクトルを有する適切なフィールドベースMVsが存在するかを判定する。判定の結果、フィールドベースMVsが存在する場合、プロセスはステップS160に進み、ここで、上部及び下部フィールドMVPを有するフィールドベースMVPはフィールドベースMVsに基づいて決定される。この上部及び下部フィールドMVPは現BABの上部及び下部フィールドBABに各々対応する。
【0081】
本発明の実施例によれば、フィールドベースMVsの上部フィールド動きベクトルは現BABの上部フィールドMVPとして、下部フィールド動きベクトルは現BABの下部フィールドMVPとして決定される。
【0082】
本発明の他の実施例によれば、フィールドベースMVsの下部フィールド動きベクトルは現BABの上部及び下部フィールドMVPとして決定される。
【0083】
一方、ステップS120にて適切なフィールドベースMVsが選択されない場合は、S1、S2、S3の順序で候補MVPのうち適切なフレームベースMVsが存在するかを判定する(ステップS130)。
【0084】
判定の結果、フレームベースMVsが存在する場合は、フレームベースMVsを現BABの上部及び下部フィールドMVPとして決定し(ステップS160)、そうでない場合には、ステップS140に進む。
【0085】
ステップS140においては、図7(B)のT1、T2、T3の順序で候補MVPのうち上部及び下部フィールド動きベクトルを有するフィールドベースMVTが存在するかを判定する。
【0086】
判定の結果、フィールドベースMVTが存在する場合は、上記フィールドベースMVSを用いてフィールドベースMVPを決定する方法と同様に、現BABのフィールドベースMVPが決定される(ステップS160)。
【0087】
一方、フィールドベースMVTが存在しない場合には、ステップS140と同一の順序に、候補MVPのうちフレームベースMVTが存在するか否かを判定する(ステップS150)。
【0088】
判定の結果、フレームベースMVTが存在する場合は、フレームベースMVTを現BABの上部及び下部フィールドMVPとして決定し(ステップS160)、プロセスはタップCを介して図6中のステップS180に進む。
【0089】
ステップS120〜S150の判定の結果、候補MVPのうちフレームベース動きベクトルもフィールドベース動きベクトルも存在しない場合には、現BABのフィールドベースMVPは0に設定され(ステップS170)、プロセスはタップCを介して図6中のステップS180に進む。
【0090】
ステップS180においては、現BABのフィールドベースMVをMPEG−4によってフィールド単位で決定して、現BABの上部及び下部フィールドMVを発生する。
【0091】
ステップS180にてフィールドベースMVが決定される場合、フィールド単位で現BABのフィールドベースMV及びMVPを用いてフィールドベースMVDを計算する(ステップS190)。
【0092】
ステップS200においては、図2に示したように、フィールドベースMVDがラインL32を通してフィールド符号化部250に供給され、動きベクトル決定及び符号化の過程は終了する。
【0093】
上記において、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱することなく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0094】
【発明の効果】
従って、本発明によれば、2値形状信号の動きベクトルの符号化に際してフレームベース動きベクトルのみならず、フィールドベース動きベクトルも共に用いることによって、符号化の効率をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】映像信号エンコーダのブロック図である。
【図2】本発明による図1中の形状符号化部の詳細なブロック図である。
【図3】図2中の動き推定及び動き補償(ME&MC)部の詳細なブロック図である。
【図4】本発明による動きベクトル符号化の過程を説明するためのフロー図である。
【図5】同じく、本発明による動きベクトル符号化の過程を説明するためのフロー図である。
【図6】同じく、本発明による動きベクトル符号化の過程を説明するためのフロー図である。
【図7】A及びBよりなり、Aは2値アルファブロックS1〜S3の形状動きベクトルからなる、BはマクロブロックT1〜T3のテキスチャー動きベクトルからなる複数の候補MVPのうち、動きベクトル予測値を決定する過程を説明する模式図である。
【符号の説明】
100 テキスチャ符号化部
200 形状符号化部
210 フレームモード検出部
220 符号化タイプ決定部
230 スイッチ
240 フレーム符号化部
250 フィールド符号化部
260 動き推定及び補償(ME&MC)部
261 動きベクトル予測値(MVP)決定部
262 再編成部
263 動き推定部
264 動きベクトル差分(MVD)計算部
265 動き補償部
266 再構成部
267 フレームメモリ
268 選択部
269−1 形状動きベクトル(MV)メモリ
269−2 テキスチャーMVメモリ
270 マルチプレクサ(MUX)
300 データMUX
Claims (4)
- M×N個(M及びNは正の整数)の2値画素よりなる複数の2値アルファブロック(M×N画素BAB)に分割される形状情報と、前記BABと同一の数の画素を有する複数のマクロブロックを有するテキスチャー情報とを有する映像信号の符号化に用いられる形状情報の動きベクトル符号化装置であって、
符号化しようとする現M×N画素BABと前形状フレーム内の多数の前候補M×N画素BABを比較して、前記現M×N画素BABと最も類似な前候補M×N画素BAB間の動きベクトルを前記現M×N画素BABの動きベクトルとして検出する動きベクトル検出手段と、
前記現M×N画素BABに隣接する現フレーム内に既に設定された多数の隣接M×N画素BABのフレームベース動きベクトルのうちの何れか1つを前記検出された現動きベクトルに対する第1動きベクトル予測値(MVP)に決定し、前記検出された現動きベクトルと前記決定された第1動きベクトル予測値(MVP)間の動きベクトル差分(MVD)を算出して、この算出されたMVDを符号化して伝送するフレームベース形状動きベクトル符号化手段と、
前記既に設定された多数の隣接M×N画素BABのフレームベース動きベクトルが存在しない場合、前記現M×N画素BABに対応する位置にある現テキスチャーフレーム内の対応するM×Nテキスチャーブロックに隣接する既に設定された隣接M×Nテキスチャーブロックのフレームベース動きベクトルか、前記既に設定されたM×Nテキスチャーブロックの上部及び下部フィールドのフィールド動きベクトルを平均して得たフィールドベース動きベクトルのうちの何れか一方を前記検出された現動きベクトルに対する第2動きベクトル予測値(MVP)に決定し、前記検出された現動きベクトルと前記決定された第2動きベクトル予測値(MVP)間のMVDを算出して、この算出されたMVDを符号化して伝送するテキスチャー動きベクトル符号化手段と、
前記第1動きベクトル予測値(MVP)及び前記第2動きベクトル予測値(MVP)の両方が存在しない場合、動きベクトル予測値(MVP)を0に設定し、前記現M×N画素BABの動きベクトルを符号化して伝送する第3動きベクトル符号化手段とを有することを特徴とする形状情報動きベクトル符号化装置。 - 前記テキスチャー動きベクトル符号化手段は、
前記現M×N画素BABに対応する位置にある前記M×Nテキスチャーブロックに隣接する前記既に設定された隣接M×N画素テキスチャーブロックの前記フレームベース動きベクトルが存在しない場合、前記隣接M×NテキスチャーブロックのM/2×N画素の上部及び下部フィールドのフィールド動きベクトルが存在するか否かを判断する手段と、
前記判断の結果、前記M/2×N画素の上部及び下部フィールドのフィールド動きベクトルが存在する場合には、前記M/2×N画素の上部及び下部フィールドの動きベクトルの平均を算出する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の形状情報動きベクトル符号化装置。 - M×N個(M及びNは正の整数)の2値画素よりなる複数の2値アルファブロック(M×N画素BAB)に分割される形状情報と、前記BABと同一の数の画素を有する複数のマクロブロックを有するテキスチャー情報とを有する映像信号の符号化に用いられる形状情報の動きベクトル符号化方法であって、
符号化しようとする現M×N画素BABと前形状フレーム内の多数の前候補M×N画素BABを比較して、前記現M×N画素BABと最も類似な前候補M×N画素BAB間の動きベクトルを前記現M×N画素BABの動きベクトルとして検出する段階と、
前記現M×N画素BABに隣接する現フレーム内に既に設定された多数の隣接M×N画素BABのフレームベース動きベクトルのうちの何れか1つを前記検出された現動きベクトルに対する第1動きベクトル予測値(MVP)に決定する段階と、
前記既に設定された多数の隣接M×N画素BABのフレームベース動きベクトルが存在しない場合、前記現M×N画素BABに対応する位置にある現テキスチャーフレーム内の対応するM×Nテキスチャーブロックに隣接する既に設定された隣接M×Nテキスチャー ブロックのフレームベース動きベクトルか、前記既に設定されたM×Nテキスチャーブロックの上部及び下部フィールドのフィールド動きベクトルを平均して得たフィールドベース動きベクトルのうちの何れか一方を前記検出された現動きベクトルに対する第2動きベクトル予測値(MVP)に決定する段階と、
前記検出された現動きベクトルと前記決定された第1又は第2動きベクトル予測値(MVP)間の差分(MVD)を算出して、この算出されたMVDを符号化して伝送する段階と、
前記第1動きベクトル予測値(MVP)及び前記第2動きベクトル予測値(MVP)の両方が存在しない場合、動きベクトル予測値(MVP)を0に設定し、前記現M×N画素BABの動きベクトルを符号化して伝送する段階とを有することを特徴とする形状情報の動きベクトル符号化方法。 - 前記第2動きベクトル予測値(MVP)を決定する段階は、
前記現M×N画素BABに対応する位置にある前記M×Nテキスチャーブロックに隣接する前記既に設定された隣接M×N画素テキスチャーブロックの前記フレームベース動きベクトルが存在しない場合、前記隣接M×Nテキスチャーブロックの各M/2×N画素の上部及び下部フィールドのフィールド動きベクトルが存在するか否かを判断する段階と、
前記判断の結果、前記M/2×N画素の上部及び下部フィールドのフィールド動きベクトルが存在する場合には、前記M/2×N画素の上部及び下部フィールドの動きベクトルの平均を算出してフィールドベース動きベクトルを求め、それを前記第2動きベクトル予測値(MVP)に決定する段階とを有することを特徴とする請求項3に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1998-11093 | 1998-03-30 | ||
KR1019980011093A KR100281462B1 (ko) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 격행 부호화에서 이진 형상 신호의 움직임 벡터 부호화 방법 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11298906A JPH11298906A (ja) | 1999-10-29 |
JP3924071B2 true JP3924071B2 (ja) | 2007-06-06 |
Family
ID=36371734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18874498A Expired - Lifetime JP3924071B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-07-03 | 映像信号符号化装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6243418B1 (ja) |
EP (1) | EP1075765B1 (ja) |
JP (1) | JP3924071B2 (ja) |
KR (1) | KR100281462B1 (ja) |
CN (1) | CN1147153C (ja) |
AU (1) | AU748276B2 (ja) |
DE (1) | DE69834348T2 (ja) |
ES (1) | ES2263208T3 (ja) |
WO (1) | WO1999051034A1 (ja) |
Families Citing this family (61)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100523908B1 (ko) * | 1997-12-12 | 2006-01-27 | 주식회사 팬택앤큐리텔 | 격행주사 영상에 대한 영상신호 부호화 장치 및 그 방법 |
US6563953B2 (en) * | 1998-11-30 | 2003-05-13 | Microsoft Corporation | Predictive image compression using a single variable length code for both the luminance and chrominance blocks for each macroblock |
US6983018B1 (en) * | 1998-11-30 | 2006-01-03 | Microsoft Corporation | Efficient motion vector coding for video compression |
US6483874B1 (en) * | 1999-01-27 | 2002-11-19 | General Instrument Corporation | Efficient motion estimation for an arbitrarily-shaped object |
US6973126B1 (en) * | 1999-03-05 | 2005-12-06 | Kdd Corporation | Video coding apparatus according to a feature of a video picture |
US6690728B1 (en) | 1999-12-28 | 2004-02-10 | Sony Corporation | Methods and apparatus for motion estimation in compressed domain |
US6671319B1 (en) | 1999-12-28 | 2003-12-30 | Sony Corporation | Methods and apparatus for motion estimation using neighboring macroblocks |
US6483876B1 (en) * | 1999-12-28 | 2002-11-19 | Sony Corporation | Methods and apparatus for reduction of prediction modes in motion estimation |
JP2002064821A (ja) * | 2000-06-06 | 2002-02-28 | Office Noa:Kk | 動画像情報の圧縮方法およびそのシステム |
CN100452883C (zh) | 2001-12-17 | 2009-01-14 | 微软公司 | 处理视频图像的方法 |
US7003035B2 (en) * | 2002-01-25 | 2006-02-21 | Microsoft Corporation | Video coding methods and apparatuses |
US20040001546A1 (en) | 2002-06-03 | 2004-01-01 | Alexandros Tourapis | Spatiotemporal prediction for bidirectionally predictive (B) pictures and motion vector prediction for multi-picture reference motion compensation |
US7280700B2 (en) * | 2002-07-05 | 2007-10-09 | Microsoft Corporation | Optimization techniques for data compression |
US7154952B2 (en) | 2002-07-19 | 2006-12-26 | Microsoft Corporation | Timestamp-independent motion vector prediction for predictive (P) and bidirectionally predictive (B) pictures |
US7092442B2 (en) * | 2002-12-19 | 2006-08-15 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | System and method for adaptive field and frame video encoding using motion activity |
US10554985B2 (en) | 2003-07-18 | 2020-02-04 | Microsoft Technology Licensing, Llc | DC coefficient signaling at small quantization step sizes |
US20050013498A1 (en) | 2003-07-18 | 2005-01-20 | Microsoft Corporation | Coding of motion vector information |
US7426308B2 (en) * | 2003-07-18 | 2008-09-16 | Microsoft Corporation | Intraframe and interframe interlace coding and decoding |
US7738554B2 (en) | 2003-07-18 | 2010-06-15 | Microsoft Corporation | DC coefficient signaling at small quantization step sizes |
US8064520B2 (en) * | 2003-09-07 | 2011-11-22 | Microsoft Corporation | Advanced bi-directional predictive coding of interlaced video |
US7620106B2 (en) * | 2003-09-07 | 2009-11-17 | Microsoft Corporation | Joint coding and decoding of a reference field selection and differential motion vector information |
US7599438B2 (en) * | 2003-09-07 | 2009-10-06 | Microsoft Corporation | Motion vector block pattern coding and decoding |
US7616692B2 (en) * | 2003-09-07 | 2009-11-10 | Microsoft Corporation | Hybrid motion vector prediction for interlaced forward-predicted fields |
US7623574B2 (en) * | 2003-09-07 | 2009-11-24 | Microsoft Corporation | Selecting between dominant and non-dominant motion vector predictor polarities |
US7606308B2 (en) * | 2003-09-07 | 2009-10-20 | Microsoft Corporation | Signaling macroblock mode information for macroblocks of interlaced forward-predicted fields |
US7567617B2 (en) * | 2003-09-07 | 2009-07-28 | Microsoft Corporation | Predicting motion vectors for fields of forward-predicted interlaced video frames |
US7724827B2 (en) | 2003-09-07 | 2010-05-25 | Microsoft Corporation | Multi-layer run level encoding and decoding |
US7577200B2 (en) * | 2003-09-07 | 2009-08-18 | Microsoft Corporation | Extended range variable length coding/decoding of differential motion vector information |
US7317839B2 (en) * | 2003-09-07 | 2008-01-08 | Microsoft Corporation | Chroma motion vector derivation for interlaced forward-predicted fields |
KR100703760B1 (ko) * | 2005-03-18 | 2007-04-06 | 삼성전자주식회사 | 시간적 레벨간 모션 벡터 예측을 이용한 비디오인코딩/디코딩 방법 및 장치 |
US20060222251A1 (en) * | 2005-04-01 | 2006-10-05 | Bo Zhang | Method and system for frame/field coding |
US20060230428A1 (en) * | 2005-04-11 | 2006-10-12 | Rob Craig | Multi-player video game system |
US8118676B2 (en) * | 2005-07-08 | 2012-02-21 | Activevideo Networks, Inc. | Video game system using pre-encoded macro-blocks |
US8270439B2 (en) * | 2005-07-08 | 2012-09-18 | Activevideo Networks, Inc. | Video game system using pre-encoded digital audio mixing |
US8284842B2 (en) * | 2005-07-08 | 2012-10-09 | Activevideo Networks, Inc. | Video game system using pre-encoded macro-blocks and a reference grid |
US9061206B2 (en) * | 2005-07-08 | 2015-06-23 | Activevideo Networks, Inc. | Video game system using pre-generated motion vectors |
US8074248B2 (en) | 2005-07-26 | 2011-12-06 | Activevideo Networks, Inc. | System and method for providing video content associated with a source image to a television in a communication network |
US9077960B2 (en) * | 2005-08-12 | 2015-07-07 | Microsoft Corporation | Non-zero coefficient block pattern coding |
WO2007100187A1 (en) | 2006-01-09 | 2007-09-07 | Lg Electronics Inc. | Inter-layer prediction method for video signal |
KR20070074451A (ko) * | 2006-01-09 | 2007-07-12 | 엘지전자 주식회사 | 베이스 레이어의 영상신호를 레이어간 예측에 사용하는방법 |
US7903894B2 (en) * | 2006-10-05 | 2011-03-08 | Microsoft Corporation | Color image coding using inter-color correlation |
US9042454B2 (en) | 2007-01-12 | 2015-05-26 | Activevideo Networks, Inc. | Interactive encoded content system including object models for viewing on a remote device |
US9826197B2 (en) | 2007-01-12 | 2017-11-21 | Activevideo Networks, Inc. | Providing television broadcasts over a managed network and interactive content over an unmanaged network to a client device |
US8254455B2 (en) | 2007-06-30 | 2012-08-28 | Microsoft Corporation | Computing collocated macroblock information for direct mode macroblocks |
KR101337206B1 (ko) | 2007-10-12 | 2013-12-06 | 삼성전자주식회사 | 블록 샘플링을 이용한 영상의 움직임 추정 시스템 및 방법. |
CN101505419B (zh) * | 2008-02-05 | 2011-06-15 | 晨星半导体股份有限公司 | 一种决定移动向量的影像处理装置及其相关方法 |
CN101272498B (zh) * | 2008-05-14 | 2010-06-16 | 杭州华三通信技术有限公司 | 一种视频编码方法及视频编码装置 |
CN101631241B (zh) * | 2008-07-14 | 2011-05-25 | 晨星软件研发(深圳)有限公司 | 影像处理方法及装置 |
US8189666B2 (en) | 2009-02-02 | 2012-05-29 | Microsoft Corporation | Local picture identifier and computation of co-located information |
US8194862B2 (en) * | 2009-07-31 | 2012-06-05 | Activevideo Networks, Inc. | Video game system with mixing of independent pre-encoded digital audio bitstreams |
AU2011315950B2 (en) | 2010-10-14 | 2015-09-03 | Activevideo Networks, Inc. | Streaming digital video between video devices using a cable television system |
WO2012138660A2 (en) | 2011-04-07 | 2012-10-11 | Activevideo Networks, Inc. | Reduction of latency in video distribution networks using adaptive bit rates |
US10409445B2 (en) | 2012-01-09 | 2019-09-10 | Activevideo Networks, Inc. | Rendering of an interactive lean-backward user interface on a television |
US9800945B2 (en) | 2012-04-03 | 2017-10-24 | Activevideo Networks, Inc. | Class-based intelligent multiplexing over unmanaged networks |
US9123084B2 (en) | 2012-04-12 | 2015-09-01 | Activevideo Networks, Inc. | Graphical application integration with MPEG objects |
WO2014145921A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Activevideo Networks, Inc. | A multiple-mode system and method for providing user selectable video content |
EP3005712A1 (en) | 2013-06-06 | 2016-04-13 | ActiveVideo Networks, Inc. | Overlay rendering of user interface onto source video |
US9219922B2 (en) | 2013-06-06 | 2015-12-22 | Activevideo Networks, Inc. | System and method for exploiting scene graph information in construction of an encoded video sequence |
US9294785B2 (en) | 2013-06-06 | 2016-03-22 | Activevideo Networks, Inc. | System and method for exploiting scene graph information in construction of an encoded video sequence |
US9788029B2 (en) | 2014-04-25 | 2017-10-10 | Activevideo Networks, Inc. | Intelligent multiplexing using class-based, multi-dimensioned decision logic for managed networks |
CN113079372B (zh) * | 2021-06-07 | 2021-08-06 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 帧间预测的编码方法、装置、设备及可读存储介质 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU570439B2 (en) * | 1983-03-28 | 1988-03-17 | Compression Labs, Inc. | A combined intraframe and interframe transform coding system |
JPH04177992A (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-25 | Victor Co Of Japan Ltd | 階層性を有する画像符号化装置 |
JP3374989B2 (ja) * | 1993-03-26 | 2003-02-10 | ソニー株式会社 | 画像信号符号化方法および画像信号符号化装置、ならびに画像信号復号化方法および画像信号復号化装置 |
JP3050736B2 (ja) * | 1993-12-13 | 2000-06-12 | シャープ株式会社 | 動画像符号化装置 |
KR0170932B1 (ko) * | 1994-12-29 | 1999-03-20 | 배순훈 | 영상의 시각적, 기하학적 특성에 따른 고속 움직임 추정장치 |
JP3169783B2 (ja) * | 1995-02-15 | 2001-05-28 | 日本電気株式会社 | 動画像の符号化・復号システム |
KR0181052B1 (ko) * | 1995-03-31 | 1999-05-01 | 배순훈 | 고화질 영상 시스템의 영역 분할 장치 |
JP3929492B2 (ja) * | 1995-10-25 | 2007-06-13 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | セグメント化画像符号化方法及びシステム並びにその復号化方法及びシステム |
US5991447A (en) * | 1997-03-07 | 1999-11-23 | General Instrument Corporation | Prediction and coding of bi-directionally predicted video object planes for interlaced digital video |
KR100256022B1 (ko) * | 1997-10-14 | 2000-05-01 | 전주범 | 이진형상신호부호화에있어서의모드부호화방법 |
KR100258111B1 (ko) * | 1997-10-31 | 2000-06-01 | 전주범 | 이진형상신호적응적부호화장치 |
US5973743A (en) * | 1997-12-02 | 1999-10-26 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Mode coding method and apparatus for use in an interlaced shape coder |
US6094225A (en) * | 1997-12-02 | 2000-07-25 | Daewoo Electronics, Co., Ltd. | Method and apparatus for encoding mode signals for use in a binary shape coder |
-
1998
- 1998-03-30 KR KR1019980011093A patent/KR100281462B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-06-08 WO PCT/KR1998/000147 patent/WO1999051034A1/en active IP Right Grant
- 1998-06-08 EP EP98925954A patent/EP1075765B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-08 DE DE1998634348 patent/DE69834348T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-08 AU AU77895/98A patent/AU748276B2/en not_active Expired
- 1998-06-08 ES ES98925954T patent/ES2263208T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-26 CN CNB98102680XA patent/CN1147153C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-03 JP JP18874498A patent/JP3924071B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1998-08-12 US US09/132,663 patent/US6243418B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR19990076276A (ko) | 1999-10-15 |
WO1999051034A1 (en) | 1999-10-07 |
ES2263208T3 (es) | 2006-12-01 |
DE69834348D1 (de) | 2006-06-01 |
EP1075765B1 (en) | 2006-04-26 |
KR100281462B1 (ko) | 2001-02-01 |
CN1147153C (zh) | 2004-04-21 |
AU7789598A (en) | 1999-10-18 |
EP1075765A1 (en) | 2001-02-14 |
CN1230855A (zh) | 1999-10-06 |
US6243418B1 (en) | 2001-06-05 |
DE69834348T2 (de) | 2006-09-14 |
JPH11298906A (ja) | 1999-10-29 |
AU748276B2 (en) | 2002-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3924071B2 (ja) | 映像信号符号化装置 | |
JP4148549B2 (ja) | モード信号符号化装置 | |
US5973743A (en) | Mode coding method and apparatus for use in an interlaced shape coder | |
USRE43129E1 (en) | Method and apparatus for encoding interlaced macroblock texture information | |
JP4573366B2 (ja) | 動きベクトル符号化方法及び符号化装置 | |
JP4447061B2 (ja) | 2値形状信号の符号化方法 | |
KR19980080014A (ko) | 양방향으로 예측된 비디오 객체면과 같은 디지털비디오 화상의 코딩을 위한 방법 및 장치 | |
JP4033554B2 (ja) | インタレース形状情報符号化方法 | |
US6069976A (en) | Apparatus and method for adaptively coding an image signal | |
GB2328821A (en) | Encoding a binary shape signal | |
JP3903445B2 (ja) | 最適グリッド決定方法及びその装置 | |
JP3974244B2 (ja) | 2値形状信号符号化装置 | |
KR100291719B1 (ko) | 이진 형상 신호의 움직임 벡터 부호화 장치 및 방법 | |
EP0923250A1 (en) | Method and apparatus for adaptively encoding a binary shape signal | |
KR100283579B1 (ko) | 격행형상코더에사용하기위한모드코딩방법및장치 | |
MXPA00008745A (en) | Method and apparatus for encoding a motion vector of a binary shape signal | |
JPH11187394A (ja) | 2値形状信号符号化装置 | |
KR20000021867A (ko) | 이진 형상 신호의 움직임 벡터 부호화 방법 | |
KR19990069012A (ko) | 격행주사를 위한 모양정보 부호화 방법 및 그 장치 | |
KR20000004132A (ko) | 이미지 신호 적응적 부호화 장치 | |
MXPA00008676A (en) | Method and apparatus for padding interlaced macroblock texture information |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060728 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060803 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140302 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140302 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |