JPH11308602A - エレベータかご内映像装置 - Google Patents
エレベータかご内映像装置Info
- Publication number
- JPH11308602A JPH11308602A JP10110815A JP11081598A JPH11308602A JP H11308602 A JPH11308602 A JP H11308602A JP 10110815 A JP10110815 A JP 10110815A JP 11081598 A JP11081598 A JP 11081598A JP H11308602 A JPH11308602 A JP H11308602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- television camera
- video
- camera
- elevator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 かご内に設けたテレビカメラの配線が簡単、
かつ、ノイズの影響を比較的少なくできるエレベータの
かご内映像装置の提供。 【解決手段】 エレベータのかご３内にテレビカメラ６
を配置し、このテレビカメラ６で撮影された映像信号を
かご３外に配置したビデオデッキ１０に記録するように
したエレベータかご内映像装置において、テレビカメラ
６とビデオデッキ１０の配線は、かご３と機械室２に設
置される制御盤４を接続する複数本の電線で構成される
移動ケーブル５内の予備線５Ｂａ、５Ｂｂとし、テレビ
カメラ６及びビデオデッキ１０と予備線５Ｂａ、５Ｂｂ
間にそれぞれトランス８、９を介在させた構成である。
かつ、ノイズの影響を比較的少なくできるエレベータの
かご内映像装置の提供。 【解決手段】 エレベータのかご３内にテレビカメラ６
を配置し、このテレビカメラ６で撮影された映像信号を
かご３外に配置したビデオデッキ１０に記録するように
したエレベータかご内映像装置において、テレビカメラ
６とビデオデッキ１０の配線は、かご３と機械室２に設
置される制御盤４を接続する複数本の電線で構成される
移動ケーブル５内の予備線５Ｂａ、５Ｂｂとし、テレビ
カメラ６及びビデオデッキ１０と予備線５Ｂａ、５Ｂｂ
間にそれぞれトランス８、９を介在させた構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータかご内映
像装置に関する。
像装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、特開平３−３１７７号公報にエレ
ベータのかご内にテレビカメラを設置し、このテレビカ
メラで撮影された映像をかご外に設置したモニタテレビ
に写し出すことにより前記かご内を監視する乗かご監視
装置において、前記かご内にテレビカメラで撮影された
映像を写し出して乗客自身がかご内監視を可能にするモ
ニタテレビを設けたものが提案されていた。
ベータのかご内にテレビカメラを設置し、このテレビカ
メラで撮影された映像をかご外に設置したモニタテレビ
に写し出すことにより前記かご内を監視する乗かご監視
装置において、前記かご内にテレビカメラで撮影された
映像を写し出して乗客自身がかご内監視を可能にするモ
ニタテレビを設けたものが提案されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、かご
内に設けたテレビカメラとモニタテレビやビデオデッキ
を接続するためには、エレベータの機械室に設けた制御
盤とかごの配線を行う複数本の電線で構成される移動ケ
ーブルの使用されていない予備線を使ってテレビカメラ
の映像信号を送信することが考えられるが、移動ケーブ
ル内の他の電線からノイズの影響を受け、モニタテレビ
やビデオデッキにノイズによる画像の乱れが発生するこ
とがあった。
内に設けたテレビカメラとモニタテレビやビデオデッキ
を接続するためには、エレベータの機械室に設けた制御
盤とかごの配線を行う複数本の電線で構成される移動ケ
ーブルの使用されていない予備線を使ってテレビカメラ
の映像信号を送信することが考えられるが、移動ケーブ
ル内の他の電線からノイズの影響を受け、モニタテレビ
やビデオデッキにノイズによる画像の乱れが発生するこ
とがあった。
【０００４】本発明の目的は、かご内に設けたテレビカ
メラの配線が簡単、かつ、ノイズの影響を比較的少なく
できるエレベータかご内映像装置を提供することにあ
る。
メラの配線が簡単、かつ、ノイズの影響を比較的少なく
できるエレベータかご内映像装置を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エレベータのかご内にテレビカメラを配
置し、このテレビカメラで撮影された映像信号を前記か
ご外に配置したビデオデッキに記録するようにしたエレ
ベータかご内映像装置において、前記テレビカメラと前
記ビデオデッキの配線は、前記かごと機械室に設置され
る制御盤を接続する複数本の電線で構成される移動ケー
ブル内の予備線とし前記テレビカメラ及び前記ビデオデ
ッキと前記予備線間にそれぞれトランスを介在させたも
のである。
に、本発明は、エレベータのかご内にテレビカメラを配
置し、このテレビカメラで撮影された映像信号を前記か
ご外に配置したビデオデッキに記録するようにしたエレ
ベータかご内映像装置において、前記テレビカメラと前
記ビデオデッキの配線は、前記かごと機械室に設置され
る制御盤を接続する複数本の電線で構成される移動ケー
ブル内の予備線とし前記テレビカメラ及び前記ビデオデ
ッキと前記予備線間にそれぞれトランスを介在させたも
のである。
【０００６】このように構成したので、テレビカメラと
ビデオデッキの接続を移動ケーブル内の予備線を使用す
るとともに、テレビカメラ及びビデオデッキと予備線間
にトランスを介在させ直接接続を行わず誘導結合させた
ことで、既納品のエレベータに対するテレビカメラ及び
ビデオデッキの取付作業が短時間に行え、また、ノイズ
の影響も少ない。
ビデオデッキの接続を移動ケーブル内の予備線を使用す
るとともに、テレビカメラ及びビデオデッキと予備線間
にトランスを介在させ直接接続を行わず誘導結合させた
ことで、既納品のエレベータに対するテレビカメラ及び
ビデオデッキの取付作業が短時間に行え、また、ノイズ
の影響も少ない。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【０００８】図１は本発明のエレベータかご内映像装置
の一実施形態を示す要部構成図である。
の一実施形態を示す要部構成図である。
【０００９】図において、事務所やマンション等の昇降
路１の上部にはエレベータ機械室２が設けられ、昇降路
１内には図示しないロープの一端が接続されるかご３
は、図示しないガイドレールに案内され、またエレベー
タ機械室２に設置される図示しない巻上機に巻き掛けら
れる図示しないロープの他端に接続される図示しない釣
合い錘と釣瓶式に接続されている。ここで、かご３の昇
降及び停止制御を行う制御回路は、制御盤４に組み込ま
れ、この制御盤４はエレベータ機械室に据え付けられて
いる。また、かご３に組み込まれている図示しない照明
装置及び図示しないインターホン等の電気部品は、機械
室２から垂下され、複数本の電線を１本のケーブルに納
めた移動ケーブル５によって制御盤４とかご３間に接続
されている。また、移動ケーブル５は、通常複数本で構
成されており、接続されていない予備電線が複数本存在
している。
路１の上部にはエレベータ機械室２が設けられ、昇降路
１内には図示しないロープの一端が接続されるかご３
は、図示しないガイドレールに案内され、またエレベー
タ機械室２に設置される図示しない巻上機に巻き掛けら
れる図示しないロープの他端に接続される図示しない釣
合い錘と釣瓶式に接続されている。ここで、かご３の昇
降及び停止制御を行う制御回路は、制御盤４に組み込ま
れ、この制御盤４はエレベータ機械室に据え付けられて
いる。また、かご３に組み込まれている図示しない照明
装置及び図示しないインターホン等の電気部品は、機械
室２から垂下され、複数本の電線を１本のケーブルに納
めた移動ケーブル５によって制御盤４とかご３間に接続
されている。また、移動ケーブル５は、通常複数本で構
成されており、接続されていない予備電線が複数本存在
している。
【００１０】また、かご３の天井にはテレビカメラ６が
配設され、かご３の上にはテレビカメラ６の電源装置６
Ａが設置されている。また、かご３の上には移動ケーブ
ル５の電線５Ａを介して制御盤４に接続される配線ボッ
クス７が設置されている。ここで、移動ケーブル５の予
備電線５Ｂａ、５Ｂｂの一端がトランス８を介してテレ
ビカメラ６の出力線６ａ、６ｂに接続され、また予備電
線５Ｂａ、５Ｂｂの他端はトランスを介してビデオデッ
キ１０の入力端子へそれぞれ接続され、ビデオデッキ１
０の出力端子は、エレベータの１階の乗場１１に設けた
モニター装置に接続されている。ここでモニター装置は
エレベータの乗場１１に設けるよう説明したが、建物に
設けた管理人室やかご３の中でも良く、また複数箇所に
設けてもよい。
配設され、かご３の上にはテレビカメラ６の電源装置６
Ａが設置されている。また、かご３の上には移動ケーブ
ル５の電線５Ａを介して制御盤４に接続される配線ボッ
クス７が設置されている。ここで、移動ケーブル５の予
備電線５Ｂａ、５Ｂｂの一端がトランス８を介してテレ
ビカメラ６の出力線６ａ、６ｂに接続され、また予備電
線５Ｂａ、５Ｂｂの他端はトランスを介してビデオデッ
キ１０の入力端子へそれぞれ接続され、ビデオデッキ１
０の出力端子は、エレベータの１階の乗場１１に設けた
モニター装置に接続されている。ここでモニター装置は
エレベータの乗場１１に設けるよう説明したが、建物に
設けた管理人室やかご３の中でも良く、また複数箇所に
設けてもよい。
【００１１】次に、このように構成したエレベータかご
内映像装置の動作の説明を行う。
内映像装置の動作の説明を行う。
【００１２】今、乗客がかご３内に乗り込むとテレビカ
メラ６がかご内を撮影し、その映像信号を出力する。映
像信号はテレビカメラ６−出力線６ａ、６ｂ−トランス
８−予備電線５Ｂａ、５Ｂｂ−トランス９−ビデオデッ
キ１０のように、トランス８、９及び移動ケーブル５の
予備電線５Ｂａ、５Ｂｂを介してビデオデッキ１０に収
納される図示しないビデオテープに録画される。ここ
で、テレビカメラ６の出力部分及びビデオデッキ１０の
入力部分、すなわち、予備電線５Ｂａ、５Ｂｂの両端部
にトランス８、９を設けているために、昇降路１を移動
する長い移動ケーブル５の予備電線５Ｂａ、５Ｂｂに入
る制御盤４やかご３の電気部品からの誘導ノイズをカッ
トできるため、ノイズの少ない映像信号を図示しないビ
デオテープに録画することができる。
メラ６がかご内を撮影し、その映像信号を出力する。映
像信号はテレビカメラ６−出力線６ａ、６ｂ−トランス
８−予備電線５Ｂａ、５Ｂｂ−トランス９−ビデオデッ
キ１０のように、トランス８、９及び移動ケーブル５の
予備電線５Ｂａ、５Ｂｂを介してビデオデッキ１０に収
納される図示しないビデオテープに録画される。ここ
で、テレビカメラ６の出力部分及びビデオデッキ１０の
入力部分、すなわち、予備電線５Ｂａ、５Ｂｂの両端部
にトランス８、９を設けているために、昇降路１を移動
する長い移動ケーブル５の予備電線５Ｂａ、５Ｂｂに入
る制御盤４やかご３の電気部品からの誘導ノイズをカッ
トできるため、ノイズの少ない映像信号を図示しないビ
デオテープに録画することができる。
【００１３】また、ビデオデッキ１０の出力端子からモ
ニター装置１２へ映像信号を出力するため、１階乗り場
かご３内の状況を把握することができ、見知らぬ人との
かご３への同乗を避けることもできる。
ニター装置１２へ映像信号を出力するため、１階乗り場
かご３内の状況を把握することができ、見知らぬ人との
かご３への同乗を避けることもできる。
【００１４】本実施形態において、ビデオデッキ１０は
通常のもので説明したが、所定時間間隔でこま撮りが可
能なタイムラプスビデオを用いても良いし、予備電線５
Ｂａ、５Ｂｂの２本を使用したが２本以上であればノイ
ズの影響がさらに良くなるのは明らかである。
通常のもので説明したが、所定時間間隔でこま撮りが可
能なタイムラプスビデオを用いても良いし、予備電線５
Ｂａ、５Ｂｂの２本を使用したが２本以上であればノイ
ズの影響がさらに良くなるのは明らかである。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、テレビカメラとビデオ
デッキの接続を移動ケーブル内の予備線を使用するとと
もに、テレビカメラ及びビデオデッキと予備線間にトラ
ンスを介在させ直接接続を行わず誘導結合させたこと
で、既納品のエレベータに対するテレビカメラ及びビデ
オデッキの取付作業を短時間に行え、また、ノイズの影
響も少ない。
デッキの接続を移動ケーブル内の予備線を使用するとと
もに、テレビカメラ及びビデオデッキと予備線間にトラ
ンスを介在させ直接接続を行わず誘導結合させたこと
で、既納品のエレベータに対するテレビカメラ及びビデ
オデッキの取付作業を短時間に行え、また、ノイズの影
響も少ない。
【図１】本発明のエレベータかご内映像装置の一実施形
態を示す要部構成図である。
態を示す要部構成図である。
３ かご ５ 移動ケーブル ５Ｂａ、５Ｂｂ 予備電線 ６ テレビカメラ ８、９ トランス １０ ビデオデッキ １２ モニター装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 5/225 Ｈ０４Ｎ 5/225 Ｆ
Claims (2)
- 【請求項１】 エレベータのかご内にテレビカメラを配
置し、このテレビカメラで撮影された映像信号を前記か
ご外に配置したビデオデッキに記録するようにしたエレ
ベータかご内映像装置において、前記テレビカメラと前
記ビデオデッキの配線は、前記かごと機械室に設置され
る制御盤を接続する複数本の電線で構成される移動ケー
ブル内の予備線とし前記テレビカメラ及び前記ビデオデ
ッキと前記予備線間にそれぞれトランスを介在させたこ
とを特徴とするエレベータかご内映像装置。 - 【請求項２】 前記テレビカメラと前記ビデオデッキの
配線に使用される前記移動ケーブル内の予備線は少なく
とも２本としたことを特徴とする請求項１記載のエレベ
ータかご内映像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10110815A JPH11308602A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | エレベータかご内映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10110815A JPH11308602A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | エレベータかご内映像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11308602A true JPH11308602A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14545374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10110815A Pending JPH11308602A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | エレベータかご内映像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11308602A (ja) |
-
1998
- 1998-04-21 JP JP10110815A patent/JPH11308602A/ja active Pending
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