JPH11308483A - ハイビジョン信号振幅制御装置 - Google Patents

ハイビジョン信号振幅制御装置

Info

Publication number
JPH11308483A
JPH11308483A JP10107869A JP10786998A JPH11308483A JP H11308483 A JPH11308483 A JP H11308483A JP 10107869 A JP10107869 A JP 10107869A JP 10786998 A JP10786998 A JP 10786998A JP H11308483 A JPH11308483 A JP H11308483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
level
amplitude
circuit
error
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10107869A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Miyoshi
敏博 三好
Miho Taniguchi
美保 谷口
Kunihiko Fujii
邦彦 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10107869A priority Critical patent/JPH11308483A/ja
Publication of JPH11308483A publication Critical patent/JPH11308483A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル化した映像信号を構成するビット数
の精度で処理を行うA/D変換回路を使用可能とするこ
とで、回路規模の小型化を図ることの可能な映像信号振
幅制御装置を提供する。 【解決手段】 黒レベル検出回路107を備えて黒レベ
ルを検出し、検出した黒レベルを3値同期正極レベルと
比較して、該比較結果に対応した振幅制御を行うこと
で、8ビットのA/D変換回路103を用いることがで
き、また、V期間停止回路111を備え、黒レベル検出
の精度が低下する垂直同期期間は検出処理を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイビジョン信号振
幅制御装置に関し、特に、ハイビジョン映像信号をデジ
タル化して信号処理を行う際の振幅制御を行うものに関
する。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョンテレビは、高解像度で鮮明
な画像を大画面にワイドスクリーン表示することによ
り、現行のテレビ放送の画像では得られない迫力と臨場
感を持つ画像表示を行い得る高品位テレビとして、現在
実用化放送の段階にあるものである。ハイビジョンテレ
ビにおいては、放送衛星を利用することにより可能とな
った広い周波数帯域に対応して、輝度信号帯域を広くす
ることにより高解像度を実現するものであり、また、検
出精度の高い3極同期信号を採用している。
【0003】一方、本来アナログ信号である映像をデジ
タル化する技術についても、近年進歩と普及が著しく、
DVDやDVC等の大容量のデジタル信号を扱い得るメ
ディアが民生用の分野においても普及してきていること
から、ハイビジョン信号についてもデジタル化した信号
の処理について種々の検討がなされている。
【0004】連続的なアナログ信号であるテレビジョン
信号等の映像信号から、離散的なデジタルデータである
デジタル信号を生成するアナログ/デジタル変換処理に
おいては、変換処理対象であるアナログのテレビジョン
信号について、その振幅を制御することが行われる。こ
れは、入力されるテレビジョン信号の振幅が規定レベル
からずれている場合に、デジタル変換により得られたデ
ジタル信号の黒信号レベルや白信号レベルがずれたもの
となってしまい、良好な表示が行い得なくなるので、該
振幅を規定のレベルとするように制御するものである。
また、入力信号の振幅のずれ以外に、A/D変換回路の
有する固有のばらつきや、電源電圧のぶれも黒信号や白
信号のずれにつながるものであるので、A/D変換後の
デジタル信号に基づき、入力信号に対するフィードバッ
ク制御を行うことで、これらの要因にも対応することが
可能となる。
【0005】以下に、従来の技術による、ハイビジョン
映像輝度信号をデジタル化して信号処理を行う際に、生
成したデジタル信号に基づいて、フィードバック制御に
より振幅制御を行う、ハイビジョン信号振幅制御装置に
ついて説明する。図3は、従来の技術によるハイビジョ
ン信号振幅制御装置の構成を示すブロック図である。図
示するように、従来の技術によるハイビジョン信号振幅
制御装置は、振幅制御回路301、クランプ回路30
2、10ビットA/D変換回路303、信号処理回路3
04、D/A変換回路305、3値同期正極レベル検出
回路306、3値同期負極レベル検出回路307、減算
回路308、誤差検出回路309、および積分回路31
0を備えたものであり、アナログのハイビジョン映像輝
度信号を入力する。ハイビジョン映像輝度信号は、ハイ
ビジョンテレビ画像の明るさを表わす信号であり、最も
暗い状態を表わす黒レベルから、最も明るい状態を表わ
す白レベルの間の値を持つものである。
【0006】振幅制御回路301は、当該ハイビジョン
信号振幅制御装置外部より入力するハイビジョン映像輝
度信号に対して、その振幅を規定振幅レベルとするよう
に制御する処理を行い、クランプ回路302に出力す
る。クランプ回路302は、入力された信号の黒レベル
を固定し、10ビットA/D変換回路303に出力す
る。10ビットA/D変換回路303は、入力された信
号をアナログ/デジタル変換して、10ビットのデジタ
ル信号を生成し、該デジタル信号を信号処理回路304
に出力する。信号処理回路304はデジタル信号に対し
て所定の信号処理を行い、処理のなされたデジタル信号
はD/A変換回路305に入力されてデジタル/アナロ
グ変換処理がされ、生成されたアナログ信号は当該ハイ
ビジョン信号振幅制御装置出力として装置外部に出力さ
れる。
【0007】3値同期正極レベル検出回路306、およ
び3値同期負極レベル検出回路307は、10ビットA
/D変換回路303から出力されるデジタル信号より、
それぞれ3値同期正極レベルと3値同期負極レベルとを
検出し、それぞれの検出結果を減算回路308に出力す
る。減算回路308は、入力された3値同期正極レベル
から3値同期負極レベルを減算し、得られたレベル差分
値を誤差検出回路309に出力する。誤差検出回路30
9は、入力されたレベル差分値を規定レベル値と比較
し、比較結果を誤差信号として積分回路310に出力す
る。積分回路310は、入力された誤差信号を積分して
積分誤差信号を生成し、該生成したデジタル信号である
積分誤差信号をデジタル/アナログ変換処理し、生成し
たアナログ誤差信号を振幅制御回路301に出力する。
振幅制御回路301においては、アナログ誤差信号に基
づいて、当該装置に入力されるハイビジョン映像輝度信
号に対する振幅制御を実行する。
【0008】図4は、処理対象であるハイビジョン映像
輝度信号の波形を示す図である。同図a)は映像信号が
含まれる期間(映像期間)、同図b)は垂直同期期間の
波形を示すものである。同図a)に示すように、映像期
間においては負極性パルスと正極性パルスとからなる同
期信号間の、1水平同期期間に映像信号が含まれるもの
であり、映像信号開始点までの間には黒レベルを示す信
号が含まれるので、この信号を用いて黒レベルを固定す
ることが行われる。前述のように、映像信号は黒レベル
から白レベルの間の輝度を持つものである。また、同図
b)に示すように、垂直同期期間においては、1/2水
平同期期間ごとに繰り返して同波形の信号が含まれるも
のであって、正極性パルスに続いてごく短期間の黒レベ
ルを示す信号が含まれるものとなっている。
【0009】図3のように構成され、図4に示すような
波形を有するハイビジョン映像輝度信号を入力する、従
来の技術によるハイビジョン信号振幅制御装置の動作を
以下に説明する。従来の技術による装置に、アナログ信
号であるハイビジョン映像輝度信号が入力されると、ハ
イビジョン映像輝度信号は振幅制御回路301に入力さ
れ、予め設定された振幅にされた後、クランプ回路30
2に出力される。制御は、後述するように積分回路31
0からの出力に基づいて、規定振幅レベルとなるように
行われる。
【0010】クランプ回路302は、入力された信号の
黒レベルを固定して、10ビットA/D変換回路303
に出力する。10ビットA/D変換回路303は、黒レ
ベルが固定されたアナログ信号をアナログ/デジタル変
換して、10ビットのデジタル信号を生成し、該デジタ
ル信号を信号処理回路304と、3値同期正極レベル検
出回路306と、3値同期負極レベル検出回路307と
に出力する。
【0011】信号処理回路304は、入力したデジタル
信号に対して所定の信号処理を行い、D/A変換回路3
05に出力する。D/A変換回路305は、入力された
デジタル信号に対してデジタル/アナログ変換処理を行
い、変換処理により生成されたアナログ信号は当該ハイ
ビジョン信号振幅制御装置出力として装置外部に出力さ
れる。
【0012】一方、デジタル信号を入力された3値同期
正極レベル検出回路306と、3値同期負極レベル検出
回路307とは、それぞれ3値同期正極レベルと、3値
同期負極レベルとを検出する。そして、検出されたそれ
ぞれのレベルは、減算回路308に出力される。減算回
路308は、3値同期正極レベルから、3値同期負極レ
ベルを減算して、差分値を取得し、これを誤差検出回路
309に出力する。誤差検出回路309は、入力された
差分値をあらかじめ設定された規定レベルと比較し、検
出誤差を取得して、これを積分回路310に出力する。
積分回路310は、デジタル信号として入力された検出
誤差を積分処理し、デジタル/アナログ変換により、ア
ナログ誤差信号を生成し、アナログ誤差信号を振幅制御
回路301に出力する。振幅制御回路301は、入力さ
れたアナログ誤差信号に基づいて振幅制御を行う。
【0013】従来の技術によるハイビジョン信号振幅制
御装置では、図4に示す3値同期正極レベルと3値同期
負極レベルとの差分を取得して、該差分から生成される
誤差信号を制御に用いるものである。同期信号の振幅が
所定のものである場合、差分値は規定レベルと等しくな
り、値0である誤差信号が取得されることとなる。そし
て、積分回路からは値0の誤差を示すアナログ誤差信号
が出力され、このアナログ誤差信号が振幅制御回路30
1に入力された場合、振幅制御回路301は振幅制御の
変更を行わない。
【0014】これに対して、同期信号の振幅が大きくな
った場合、差分値は規定レベルよりも大きなものとな
り、プラスの値を持つ誤差信号が取得されることとな
る。積分回路から出力されるプラスの誤差を示すアナロ
グ誤差信号が振幅制御回路301に入力されると、振幅
制御回路301はハイビジョン映像輝度信号の振幅を小
さくするように制御する。また、同期信号の振幅が小さ
くなった場合、差分値は規定レベルよりも小さなものと
なり、マイナスの値を持つ誤差信号が取得されることと
なる。積分回路から出力されるマイナスの誤差を示すア
ナログ誤差信号が振幅制御回路301に入力されると、
振幅制御回路301はハイビジョン映像輝度信号の振幅
を大きくするように制御する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
技術によるハイビジョン信号振幅制御装置では、同期信
号の振幅の変動に対応して、振幅制御を行うものであ
る。映像信号については直接検出を行わないが、映像信
号と同期信号との振幅の変動についての相関性が高い場
合には、映像信号についても良好な制御が実行できる。
【0016】しかし、従来の技術によるハイビジョン信
号振幅制御装置では、回路規模の小型化を図りがたい点
が問題となっていた。すなわち、映像信号についてはI
TU(国際無線通信連合)−R BT.601において
8ビット精度とするものとされており、これを満たすた
めにはA/D変換回路として8ビット精度の回路を用い
ることができるものであるが、上記のような振幅制御の
ためにはそれ以上の精度(上記の例では10ビット精
度)の回路を要することとなる。これは、8ビットでA
/D変換を行う場合には、黒信号のレベル(黒レベル)
が16/256に、また白信号のレベル(白ピークレベ
ル)が235/256に規定されていることから、図4
a)に示す同期信号のうち正極レベルのもの(3値同期
正極レベル)は正しく変換し得るものの、負極レベルの
もの(3値同期負極レベル)は0でクリップされてしま
い、同期信号の波形を有しないものとなってしまうの
で、これらを用いて上記のような誤差信号を取得しフィ
ードバック制御を行うことができなくなるからである。
【0017】8ビット精度の回路を用いて、白ピークレ
ベルから3値同期負極レベルまでの範囲を処理しようと
するならば、レベルを小さなものとして処理し、A/D
変換によって得られたデジタル信号を再び変換して、規
定値である黒レベルが16/256、白ピークレベルが
235/256となるようにすれば可能ではあるが、こ
の場合演算の丸め誤差が変換の誤差となって、デジタル
変換の精度を低下させるものとなる。このような理由か
ら、従来の技術によるハイビジョン信号振幅制御装置で
は、映像信号が8ビット精度で処理されるにもかかわら
ず、10ビットのA/D変換回路(図3の303)を備
えるものである。
【0018】また、映像信号に対する同期信号の付加処
理は、デジタル信号処理よりも精度の劣るアナログ信号
処理によるものであり、映像信号の振幅の変動と同期信
号の振幅の変動とについては、必ずしも高い相関関係が
あるとは限らず、相関性が低い場合には映像信号に対す
る制御の精度が低下する点が問題となっていた。特に、
映像信号の振幅が大きいにもかかわらず、同期信号の振
幅が所定のものより大きくならない場合には、かかる小
さな同期信号の振幅に基づいて映像信号の振幅制御を行
う結果、振幅の大きすぎる映像信号を変換処理すること
となり、いわゆる白ピーク潰れの現象が起こり、画質が
低下することとなる。ここで白ピーク潰れとは、白の細
かい階調が正しく再現されない現象をいい、例えば画面
上において、ある階調の白の部分に、若干階調の異なる
白の模様が表示されるべき場合に、同様に白く表示され
その模様が認識できなくなるなどの事態となる。
【0019】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、映像信号の処理に要するビット数より大きな
ビット数の変換回路を用い、回路規模が増大してコスト
上昇を招くことなく、良好な振幅制御を実行することの
できるハイビジョン信号振幅制御装置を提供することを
目的とする。
【0020】また、本発明は、同期信号と映像信号との
振幅変動の相関関係が高くない場合にも、映像信号に対
する良好な振幅制御を実行し、画質の向上を図ることが
できるハイビジョン信号振幅制御装置を提供することを
目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1にかかるハイビジョン信号振幅制
御装置は、同期信号と映像信号を含むハイビジョン映像
輝度信号を入力し、該ハイビジョン映像輝度信号をデジ
タル化して信号処理するための振幅制御を行うハイビジ
ョン信号振幅制御装置において、上記入力するハイビジ
ョン映像輝度信号に対して、その振幅を規定の振幅とな
るように制御する振幅制御手段と、上記振幅制御手段が
振幅を制御した信号に対して、その黒レベルを固定する
レベル固定手段と、上記レベル固定手段が黒レベルを固
定した信号に対して、デジタル映像信号を構成するビッ
ト数の精度においてデジタル変換処理を行い、デジタル
信号を生成するA/D変換手段と、上記A/D変換手段
が生成したデジタル信号に含まれる同期信号から、第1
の制御用レベルを検出する第1のレベル検出手段と、上
記A/D変換手段が生成したデジタル信号に含まれる映
像信号から、第2の制御用レベルを検出する第2のレベ
ル検出手段と、上記第1の制御用レベル、および上記第
2の制御用レベルから取得する差分レベルと、あらかじ
め設定された規定レベルとに基づいて、誤差を検出し、
誤差信号を出力する誤差検出手段と、上記誤差信号に対
する積分処理を行い、該積分処理の結果に対してアナロ
グ変換処理を行い、アナログ誤差信号を生成して、上記
振幅制御手段に出力するアナログ誤差信号生成手段とを
備えたものである。
【0022】また、請求項2にかかるハイビジョン信号
振幅制御装置は、請求項1の装置において、上記第2の
レベル検出手段は、上記デジタル信号から、黒レベルを
検出するものとしたものである。
【0023】また、請求項3にかかるハイビジョン信号
振幅制御装置は、請求項1または2のいずれかの装置に
おいて、上記A/D変換手段は、デジタル変換処理によ
り、8ビットのデジタル信号を生成する8ビットA/D
変換手段であるものとしたものである。
【0024】また、請求項4にかかるハイビジョン信号
振幅制御装置は、請求項1ないし3のいずれかの装置に
おいて、上記第1のレベル検出手段、および上記第2の
レベル検出手段に対して、上記入力するハイビジョン映
像輝度信号の特定の期間においては、上記検出を停止す
るように制御するレベル検出制御手段をさらに備えたも
のである。
【0025】また、請求項5にかかるハイビジョン信号
振幅制御装置は、請求項4の装置において、上記レベル
検出制御手段は、上記ハイビジョン映像輝度信号の垂直
同期期間を上記特定の期間とするものである。
【0026】また、請求項6にかかるハイビジョン信号
振幅制御装置は、同期信号と映像信号を含むハイビジョ
ン映像輝度信号を入力し、該ハイビジョン映像輝度信号
をデジタル化して信号処理するための振幅制御を行うハ
イビジョン信号振幅制御装置において、上記入力するハ
イビジョン映像輝度信号に対して、その振幅を規定の振
幅となるように制御する振幅制御手段と、上記振幅制御
手段が振幅を制御した信号に対して、その黒レベルを固
定するレベル固定手段と、上記レベル固定手段が黒レベ
ルを固定した信号に対して、デジタル変換処理を行い、
デジタル信号を生成するA/D変換手段と、上記A/D
変換手段が生成したデジタル信号から、第1の制御用レ
ベルを検出する第1のレベル検出手段と、上記A/D変
換手段が生成したデジタル信号から、第2の制御用レベ
ルを検出する第2のレベル検出手段と、上記第1の制御
用レベル、および上記第2の制御用レベルから取得する
差分レベルと、あらかじめ設定された規定レベルとに基
づいて、誤差を検出し、誤差信号を出力する誤差検出手
段と、上記A/D変換手段が生成したデジタル信号に含
まれる映像信号から、制御用信号を生成して出力する映
像信号誤差検出手段と、上記誤差検出手段が出力する誤
差信号と、上記映像信号誤差検出手段が出力する制御用
信号とのいずれかを選択し、該選択した信号を出力する
信号切り替え手段と、上記信号切り替え手段が出力する
信号に対する積分処理を行い、該積分処理の結果に対し
てアナログ変換処理を行い、アナログ誤差信号を生成し
て、上記振幅制御手段に出力するアナログ誤差信号生成
手段とを備えたものである。
【0027】また、請求項7にかかるハイビジョン信号
振幅制御装置は、請求項6の装置において、上記映像信
号誤差検出手段は、上記A/D変換手段が生成したデジ
タル信号に含まれる映像信号の白ピークを検出し、検出
結果を出力する白ピーク検出手段と、上記白ピーク検出
手段の出力する検出結果を計数する計数手段と、上記計
数手段の計数結果を予め設定された値と比較して、該比
較の結果に基づいて、「制御要」、又は「制御不要」の
いずれかを示す信号を生成し、上記制御用信号として出
力する比較手段とを備え、上記信号切り替え手段は、上
記映像信号誤差検出手段が出力する上記制御用信号が
「制御要」を示すものである場合は、上記制御用信号を
選択するものである。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の実施の形
態1によるハイビジョン信号振幅制御装置は、同期信号
と黒レベルとに基づいて振幅制御を実行し、垂直同期期
間における検出処理を停止するものであり、8ビットの
A/D変換回路を用いて、映像信号の8ビット精度を実
現するものである。図1は、本実施の形態1によるハイ
ビジョン信号振幅制御装置の構成を示すブロック図であ
る。図示するように、本実施の形態1によるハイビジョ
ン信号振幅制御装置は、振幅制御回路101、クランプ
回路102、8ビットA/D変換回路103、信号処理
回路104、D/A変換回路105、3値同期正極レベ
ル検出回路106、黒レベル検出回路107、減算回路
108、誤差検出回路109、積分回路110、および
V期間停止回路111を備えたものであり、アナログの
ハイビジョン映像輝度信号を入力する。
【0029】振幅制御回路101は、当該ハイビジョン
信号振幅制御装置外部より入力するハイビジョン映像輝
度信号に対して、その振幅を制御する処理を行い、振幅
制御済み信号をクランプ回路102に出力する。振幅制
御処理は、入力ハイビジョン映像輝度信号の振幅を、後
述する積分回路110から取得する信号に基づいて、規
定振幅レベルとするように実行される。クランプ回路1
02は、入力された振幅制御済み信号の黒レベルを固定
し、8ビットA/D変換回路103に出力する。8ビッ
トA/D変換回路103は、入力された信号をアナログ
/デジタル変換して、8ビットのデジタル信号を生成
し、該デジタル信号を信号処理回路104に出力する。
信号処理回路104はデジタル信号に対して所定の信号
処理を行い、処理のなされたデジタル信号はD/A変換
回路105に入力されてデジタル/アナログ変換処理が
され、生成されたアナログ信号は当該ハイビジョン信号
振幅制御装置出力として装置外部に出力される。
【0030】3値同期正極レベル検出回路106は、8
ビットA/D変換回路103から出力されるデジタル信
号より3値同期正極レベルを、黒レベル検出回路107
は、同デジタル信号より黒レベルを検出し、それぞれの
検出結果を減算回路108に出力する。3値同期正極レ
ベル検出回路106は、デジタル信号に含まれる同期信
号から第1の制御用レベルを検出する第1のレベル検出
手段として、黒レベル検出回路107は、デジタル信号
に含まれる映像信号から、第2の制御用レベルを検出す
る第2のレベル検出手段としてそれぞれ機能する。ま
た、検出される3値同期正極レベルと検出黒レベルと
は、図4に示す信号に含まれるものと同様のものであ
る。
【0031】減算回路108は、入力された3値同期正
極レベルから検出黒レベルを減算し、得られたレベル差
分値を誤差検出回路109に出力する。誤差検出回路1
09は、入力されたレベル差分値を規定レベル値と比較
し、比較結果を誤差信号として積分回路110に出力す
る。減算回路108、および誤差検出回路109は、第
1の制御用レベルである3値同期正極レベル、および上
記第2の制御用レベルである検出黒レベルから取得する
レベル差分値と、あらかじめ設定された規定レベル値と
に基づいて、誤差を検出し、誤差信号を出力する誤差検
出手段として機能する。
【0032】積分回路110は、入力された誤差信号を
積分して積分誤差信号を生成し、該生成したデジタル信
号である積分誤差信号をデジタル/アナログ変換処理
し、生成したアナログ誤差信号を振幅制御回路101に
出力する。振幅制御回路101においては、上述のよう
に、アナログ誤差信号に基づいて、ハイビジョン映像輝
度信号に対する振幅制御を実行する。積分回路110
は、誤差信号に対する積分処理を行い、該積分処理の結
果に対してアナログ変換処理を行い、アナログ誤差信号
を生成して、上記振幅制御手段に出力するアナログ誤差
信号生成手段として機能する。
【0033】V期間停止回路111は、3値同期正極レ
ベル検出回路106と、黒レベル検出回路107とにお
いて、ハイビジョン映像輝度信号の映像信号期間におい
てはそれぞれのレベル検出を行い、垂直同期期間におい
てはそれぞれのレベル検出を停止するように制御する。
これは、図4b)に示すように、垂直同期期間における
黒レベル期間は短いものであるため、この黒レベルに基
づく振幅制御を行わないように図るものである。
【0034】このように構成される本実施の形態1によ
るハイビジョン信号振幅制御装置の動作について、以下
に説明する。本実施の形態1の装置に、アナログ信号で
あるハイビジョン映像輝度信号が入力されると、ハイビ
ジョン映像輝度信号は振幅制御回路101に入力され、
予め設定された振幅にされた後、アナログ信号である振
幅制御済み信号がクランプ回路102に出力される。制
御は、後述するように積分回路110からの出力に基づ
いて、規定振幅レベルとなるように行われる。
【0035】クランプ回路102は、振幅制御済み信号
の黒レベルを固定して、8ビットA/D変換回路103
に出力する。8ビットA/D変換回路103は、入力さ
れた黒レベルが固定されたアナログ信号をアナログ/デ
ジタル変換して、8ビットのデジタル信号を生成し、該
デジタル信号を信号処理回路104と、3値同期正極レ
ベル検出回路106と、黒レベル検出回路107とに出
力する。ここでは、固定黒レベルが16/246とされ
たデジタル信号が出力されるものとする。
【0036】信号処理回路104は、入力したデジタル
信号に対して所定の信号処理を行い、信号処理がされた
デジタル信号をD/A変換回路105に出力する。D/
A変換回路105は、入力されたデジタル信号に対して
デジタル/アナログ変換処理を行い、変換処理により生
成されたアナログ信号は当該ハイビジョン信号振幅制御
装置出力として装置外部に出力される。
【0037】一方、デジタル信号を入力された3値同期
正極レベル検出回路106と、黒レベル検出回路107
とは、それぞれ3値同期正極レベルと、検出黒レベルと
を検出する。ここでは、本実施の形態1による装置に、
所定の振幅のハイビジョン映像輝度信号が入力されたも
のとし、3値同期正極レベル検出回路106において、
3値同期正極レベル110/256が、黒レベル検出回
路107において検出黒レベル16/256が検出され
たものとする。3値同期正極レベルと検出黒レベルと
は、減算回路108に出力される。
【0038】減算回路108は、3値同期正極レベル1
10/256から、検出黒レベル16/256を減算し
て、レベル差分値94/256を生成し、これを誤差検
出回路109に出力する。誤差検出回路109は、入力
されたレベル差分値をあらかじめ設定された誤差規定レ
ベルと比較し、検出誤差を取得して、これを積分回路1
10に出力する。ここでは、誤差規定レベルが94/2
56とされていたものとし、検出誤差としては0/25
6が積分回路110に出力される。積分回路110は、
デジタル信号として入力された検出誤差を積分処理し、
デジタル/アナログ変換により、アナログ誤差信号を生
成し、アナログ誤差信号を振幅制御回路101に出力す
る。
【0039】V期間停止回路111は、3値同期正極レ
ベル検出回路106と、黒レベル検出回路107とにお
いて、当該装置に入力されるハイビジョン映像輝度信号
の映像信号期間においてはそれぞれの回路がレベル検出
を行うように、また、ハイビジョン映像輝度信号の垂直
同期期間においては、それぞれの回路がレベル検出を停
止するように制御する。従って、入力されるハイビジョ
ン映像輝度信号が垂直同期期間である場合には、減算回
路108、および誤差検出回路109の出力は値0を示
すものとなるので、積分回路110から出力されるアナ
ログ誤差信号はこの期間変化せず、振幅制御回路101
の制御は一定のものとなる。
【0040】本実施の形態1では、上述のように黒レベ
ルを検出して制御に用いるものであるが、図4b)に示
すように、垂直同期期間においては黒レベル期間が非常
に短いものであるので、これを検出処理の対象とするな
らば、検出の精度が低下することから制御全体の精度も
低下することとなる。そこで、本実施の形態1では、V
期間停止回路111により、かかる黒レベルを検出しな
いことで、精度の低下を防止するものである。
【0041】前述のように、以上の動作においては、所
定の振幅のハイビジョン映像輝度信号が入力されたもの
とし、3値同期正極レベルが所定の値となり、検出誤差
は値0を示すものとなるので、積分回路110から出力
されるアナログ誤差信号に基づく振幅制御回路101の
制御は変更されないこととなるものである。これに対し
て、入力されるハイビジョン映像輝度信号の振幅が変化
した際、振幅制御は以下のように行われることとなる。
【0042】入力されるハイビジョン映像輝度信号の振
幅が大きくなった場合、3値同期正極レベルは大きい値
をとるものとなる。8ビットA/D変換回路103にお
いて生成されたデジタル信号が、3値同期正極レベル検
出回路106と、黒レベル検出回路107とに出力さ
れ、それぞれの回路においてレベル検出が行われたと
き、3値同期正極レベルとして120/256が、黒レ
ベルとして16/256が検出されたものとする。この
場合、減算回路108においては、レベル差分値104
/256が得られ、このレベル差分値104/256
と、誤差規定レベル94/256とからは、プラスの検
出誤差10/256が取得される。プラスの検出誤差
は、積分され、デジタル/アナログ変換によりアナログ
誤差信号として振幅制御回路101に出力され、振幅制
御回路101は、振幅を小さくするように制御を行うこ
ととなる。
【0043】これに対して、入力されるハイビジョン映
像輝度信号の振幅が小さくなった場合、3値同期正極レ
ベルは小さい値をとるものとなる。8ビットA/D変換
回路103において生成されたデジタル信号が、3値同
期正極レベル検出回路106と、黒レベル検出回路10
7とに出力され、それぞれの回路においてレベル検出が
行われたとき、3値同期正極レベルとして100/25
6が、黒レベルとして16/256が検出されたものと
する。この場合、減算回路108においては、レベル差
分値84/256が得られ、このレベル差分値84/2
56と、誤差規定レベル94/256とからは、マイナ
スの検出誤差−10/256が取得される。マイナスの
検出誤差は、積分され、デジタル/アナログ変換により
アナログ誤差信号として振幅制御回路101に出力さ
れ、振幅制御回路101は、振幅を大きくするように制
御を行うこととなる。
【0044】このように、本実施の形態1のハイビジョ
ン信号振幅制御装置によれば、振幅制御回路101、ク
ランプ回路102、8ビットA/D変換回路103、信
号処理回路104、D/A変換回路105、3値同期正
極レベル検出回路106、黒レベル検出回路107、減
算回路108、誤差検出回路109、積分回路110、
およびV期間停止回路111を備えたことで、クランプ
回路102において固定された黒レベルに対する3値同
期正極レベルの変動に基づいて、振幅制御を行い、黒レ
ベル検出の信頼性の低い垂直同期期間においては、V期
間停止回路111の制御に従って、レベル検出を行わな
いものとしたことで、8ビットA/D変換回路103を
用いた構成により、8ビット精度の映像信号における良
好な振幅制御を実現できるので、10ビットA/D変換
回路を用いる従来の振幅制御装置と比較して、回路規模
を小型化しコスト低減を図ることが可能となる。
【0045】なお、本実施の形態1においては、積分回
路110は、デジタル/アナログ変換によってアナログ
誤差信号を生成するものとしているが、PWM変換によ
ってアナログ誤差信号を生成するものとしても良い。P
WM(Pulse Width Modulation)変換とは、出力波形の半
サイクル中に多数のパルス列を作り、そのパルス幅の等
価電圧を正弦波状に変化させる方式により変換を行うも
のであって、低次高周波数の少ない滑らかな出力が得ら
れるものである。
【0046】実施の形態2.本発明の実施の形態2によ
るハイビジョン信号振幅制御装置は、実施の形態1と同
様に、同期信号と黒レベルとに基づいて振幅制御を実行
するものであり、また、白ピークに基づく制御も行うも
のである。図2は、本実施の形態2によるハイビジョン
信号振幅制御装置の構成を示すブロック図である。図示
するように、本実施の形態2によるハイビジョン信号振
幅制御装置は、振幅制御回路201、クランプ回路20
2、8ビットA/D変換回路203、信号処理回路20
4、D/A変換回路205、3値同期正極レベル検出回
路206、黒レベル検出回路207、減算回路208、
誤差検出回路209、積分回路210、白ピーク検出回
路211、カウンタ212、比較回路213、および切
り替え回路214を備えたものである。
【0047】白ピーク検出回路211は、8ビットA/
D変換回路203が生成したデジタル信号に対して、規
定白ピーク超過画素を検出する。すなわち、白ピーク検
出回路211は、該デジタル信号を構成する離散的なデ
ジタルデータである画素ごとに、当該画素が有する画素
値が、あらかじめ設定された規定白ピークレベルを超え
るものであるか否かを調べる。そして、検出対象である
画素の画素値が規定白ピークレベルを超える場合に、規
定白ピーク超過画素を検出した旨を示す検出信号をカウ
ンタ212に出力する。
【0048】カウンタ212は、白ピーク検出回路21
1より入力される検出信号を計数することによって、規
定白ピーク超過画素の数を計数する。カウンタ212は
計数の結果を比較回路213に出力する。比較回路21
3は、入力されるカウンタ212の計数結果が、あらか
じめ設定された白ピーク超過レベルを超えるか否かを調
べ、超えると判定した場合には、プラス誤差を示す白ピ
ーク誤差信号を生成して、これを切り替え回路214に
出力する。一方、カウンタ212の計数結果が白ピーク
超過レベルを超えない場合には、値0を示す白ピーク誤
差信号を生成して、これを切り替え回路214に出力す
る。
【0049】白ピーク検出回路211は、デジタル信号
に含まれる映像信号の白ピークを検出し、検出結果を出
力する白ピーク検出手段として機能する。カウンタ21
2は、検出結果を計数する計数手段として機能する。比
較回路213は、カウンタ212における計数結果を予
め設定された値と比較して、該比較の結果に基づいて、
「制御要」、又は「制御不要」のいずれかを示す信号を
生成し、上記制御用信号として出力する比較手段として
機能する。そして、白ピーク検出回路211、カウンタ
212、および比較回路213は、デジタル信号に含ま
れる映像信号から、制御用信号を生成して出力する映像
信号誤差検出手段を構成する。
【0050】切り替え回路214は、誤差検出回路20
9からの検出誤差と、比較回路213からの白ピーク誤
差信号とを入力し、そのいずれかを積分回路210に出
力する。切り替え回路214における出力信号の選択
は、比較回路213から入力する白ピーク誤差信号がプ
ラス誤差を示す場合には、該白ピーク誤差信号を、白ピ
ーク誤差信号が値0を示す場合には誤差検出回路209
から入力する検出誤差を出力するものである。
【0051】8ビットA/D変換回路203は、実施の
形態1の装置における8ビットA/D変換回路103と
同様にアナログ/デジタル変換を行うが、本実施の形態
2の場合、生成したデジタル信号を、信号処理回路20
4と、3値同期正極レベル検出回路206と、黒レベル
検出回路207とに加えて、白ピーク検出回路211に
も出力するものである。
【0052】積分回路210は、実施の形態1の装置に
おける積分回路110と同様に入力された信号の積分処
理と、アナログ誤差信号の生成とを行うが、本実施の形
態2の場合は、切り替え回路214が選択して入力する
信号を処理対象とするものである。従って、誤差検出回
路209からの検出誤差と、比較回路213からの白ピ
ーク誤差信号とのいずれかを入力するものとなる。
【0053】振幅制御回路201、クランプ回路20
2、信号処理回路204、D/A変換回路205、3値
同期正極レベル検出回路206、黒レベル検出回路20
7、減算回路208、および誤差検出回路209は、実
施の形態1における101、102、および104〜1
09と同様である。
【0054】このように構成される本実施の形態2によ
るハイビジョン信号振幅制御装置の動作について、以下
に説明する。本実施の形態2の装置に、アナログ信号で
あるハイビジョン映像輝度信号が入力されると、ハイビ
ジョン映像輝度信号は振幅制御回路201に入力され
る。その後、振幅制御回路201において予め設定され
た振幅にされ、クランプ回路202において黒レベルが
固定され、8ビットA/D変換回路203においてアナ
ログ/デジタル変換をされ、信号処理回路204におい
て所定の信号処理がされた後、D/A変換回路205に
おいて生成されたアナログのハイビジョン映像輝度信号
が本実施の形態2の装置の装置出力として外部に出力さ
れる際の動作は実施の形態1と同様に行われる。
【0055】一方、8ビットA/D変換回路203より
出力されるデジタル信号に基づく振幅制御は以下のよう
に行われる。実施の形態1と同様に、クランプ回路20
2において黒レベルが固定されたアナログ信号より生成
された8ビットのデジタル信号は、固定黒レベルを16
/246として出力されるものとする。デジタル信号
は、信号処理回路204の他、3値同期正極レベル検出
回路206、黒レベル検出回路207、および白ピーク
検出回路211に出力される。
【0056】デジタル信号を入力された3値同期正極レ
ベル検出回路206と、黒レベル検出回路207とは、
実施の形態1と同様に、それぞれ3値同期正極レベル
と、検出黒レベルとを検出する。ここでは、所定の振幅
のハイビジョン映像輝度信号が入力されたものとし、3
値同期正極レベルとして110/256が、検出黒レベ
ルとして16/256が検出されたものとする。減算回
路208におけるレベル差分値の生成と、誤差検出回路
209における検出誤差の取得も実施の形態1と同様に
行われ、ここでは、誤差検出回路209において誤差規
定レベルが94/256とされていたものとし、検出誤
差としては0/256が切り替え回路214に出力され
る。
【0057】また、当該装置に入力されるハイビジョン
映像輝度信号の振幅が所定の振幅よりも大きい場合、ま
たは小さい場合にも、実施の形態1と同様の処理が行わ
れる。入力されるハイビジョン映像輝度信号の振幅が大
きいならば、3値同期正極レベルが大きいものとなる。
3値同期正極レベルが120/256となり、黒レベル
は16/256となった場合には、誤差検出回路209
においては、プラスの検出誤差10/256が取得さ
れ、切り替え回路214に出力される。入力されるハイ
ビジョン映像輝度信号の振幅が小さいならば、3値同期
正極レベルが小さいものとなる。3値同期正極レベルが
100/256となり、黒レベルは16/256となっ
た場合には、誤差検出回路209においては、マイナス
の検出誤差10/256が取得され、切り替え回路21
4に出力される。
【0058】一方、デジタル信号は、白ピーク検出回路
211にも出力され、白ピーク検出回路211は、入力
されたデジタル信号に対して、規定白ピーク超過画素を
検出する。白ピーク検出回路211は、デジタル信号の
画素ごとに、その画素値があらかじめ設定された規定白
ピークレベルを超えるものであるか否かを調べる。そし
て、規定白ピークレベルを超える場合に、規定白ピーク
超過画素を検出した旨を示す検出信号をカウンタ212
に出力する。
【0059】カウンタ212は、白ピーク検出回路21
1より入力される検出信号によって、規定白ピーク超過
画素の数を計数しその結果を比較回路213に出力す
る。比較回路213は、入力されるカウンタ212の計
数結果が、あらかじめ設定された白ピーク超過レベルを
超えるか否かを調べ、超えると判定した場合には、プラ
ス誤差を示す白ピーク誤差信号を生成して、これを切り
替え回路214に出力する。一方、カウンタ212の計
数結果が白ピーク超過レベルを超えない場合には、値0
を示す白ピーク誤差信号を生成して、これを切り替え回
路214に出力する。ここでは、比較回路213は、計
数結果として示される規定白ピーク超過画素の数が有効
水平画素数の1/3を超えている場合に、白ピーク超過
レベルを超えたと判定するものとする。
【0060】切り替え回路214は、誤差検出回路20
9から検出誤差を、比較回路213から白ピーク誤差信
号を入力される。そして、白ピーク誤差信号の値に対応
して、いずれかの信号を選択する。切り替え回路214
は、白ピーク誤差信号が0を示すものであるならば、誤
差検出回路209から入力された検出誤差を、白ピーク
誤差信号がプラスの値を持つものであるならば、当該白
ピーク誤差信号を選択して積分回路210に出力する。
【0061】いずれかの誤差を示す信号を入力された積
分回路210は、実施の形態1と同様に積分処理と変換
処理とを行い、アナログ誤差信号を生成して、これを振
幅制御回路201に出力する。振幅制御回路201は、
入力されたアナログ誤差信号に基づいて振幅制御を行
う。
【0062】従って、白ピーク誤差信号の値が0を示す
ならば、実施の形態1と同様に、固定された黒レベル
と、3値同期正極レベルとの差で示される同期信号の振
幅に基づいた制御が実行される。これに対して、白ピー
ク誤差信号の値がプラスであれば、同期信号の振幅では
なく、白ピークの変動に基づいて制御が実行されること
となる。すなわち、あらかじめ設定された白ピークレベ
ルを超える画素の数が、一定以上になった場合には、同
期信号の振幅の変動と無関係に、入力されるハイビジョ
ン映像輝度信号の振幅が小さくなるように制御し、同期
信号と映像信号との振幅の相関性が低下した場合にも、
相関性の低い同期信号に基づいて制御を実行することに
より、白ピークの潰れが生じて画質が低下することを防
止し得ることとなる。
【0063】このように、本実施の形態2のハイビジョ
ン信号振幅制御装置によれば、振幅制御回路201、ク
ランプ回路202、8ビットA/D変換回路203、信
号処理回路204、D/A変換回路205、3値同期正
極レベル検出回路206、黒レベル検出回路207、減
算回路208、誤差検出回路209、積分回路210、
白ピーク検出回路211、カウンタ212、比較回路2
13、および切り替え回路214を備えたことで、実施
の形態1と同様に、固定された黒レベルに対する3値同
期正極レベルの変動に基づいて、振幅制御を行い、8ビ
ットA/D変換回路を用いての処理を実行することに加
え、設定された白ピークレベルを超える画素の数を監視
し、該画素数が多くなった場合には、振幅を小さくする
ように制御を行うので、同期信号と映像信号との振幅の
相関性が低下し、映像信号の振幅が大きくなったにもか
かわらず、同期信号の振幅が大きくない場合にも、かか
る同期信号に基づいた制御を実行することにより、白ピ
ークの潰れが生じて画質が低下することを防止できると
いう効果が得られる。
【0064】なお、本実施の形態2においても、積分回
路210は、デジタル/アナログ変換の代替に、PWM
変換によってアナログ誤差信号を生成するものとしても
よく、低次高周波数の少ない滑らかな出力が得られる。
【0065】また、本実施の形態2では、実施の形態1
と同様に、3値同期正極レベル検出回路206と、黒レ
ベル検出回路207とを備え、A/D変換回路を8ビッ
トとして回路規模の小型化を図るものであるが、図3に
示す従来の技術による振幅制御装置に対して、白ピーク
検出回路、カウンタ、比較回路、および切り替え回路を
追加する構成としても、従来の技術による装置と比較し
て、白ピーク潰れを防止して、画質の向上を図ることが
可能となる。
【0066】また、本実施の形態2においても、実施の
形態1と同様に、V期間停止回路を追加した構成とし
て、黒レベル期間の短い垂直同期期間は検出を停止する
ものとしても良く、制御の精度の向上を図ることが可能
となる。
【0067】
【発明の効果】本発明の請求項1のハイビジョン信号振
幅制御装置によれば、同期信号と映像信号を含むハイビ
ジョン映像輝度信号を入力し、該ハイビジョン映像輝度
信号をデジタル化して信号処理するための振幅制御を行
うハイビジョン信号振幅制御装置において、上記入力す
るハイビジョン映像輝度信号に対して、その振幅を規定
の振幅となるように制御する振幅制御手段と、上記振幅
制御手段が振幅を制御した信号に対して、その黒レベル
を固定するレベル固定手段と、上記レベル固定手段が黒
レベルを固定した信号に対して、デジタル映像信号を構
成するビット数の精度においてデジタル変換処理を行
い、デジタル信号を生成するA/D変換手段と、上記A
/D変換手段が生成したデジタル信号に含まれる同期信
号から、第1の制御用レベルを検出する第1のレベル検
出手段と、上記A/D変換手段が生成したデジタル信号
に含まれる映像信号から、第2の制御用レベルを検出す
る第2のレベル検出手段と、上記第1の制御用レベル、
および上記第2の制御用レベルから取得する差分レベル
と、あらかじめ設定された規定レベルとに基づいて、誤
差を検出し、誤差信号を出力する誤差検出手段と、上記
誤差信号に対する積分処理を行い、該積分処理の結果に
対してアナログ変換処理を行い、アナログ誤差信号を生
成して、上記振幅制御手段に出力するアナログ誤差信号
生成手段とを備えたことで、第1、および第2の制御用
レベルを検出し、該検出の結果を用いてフィードバック
制御により、入力信号の振幅を制御するので、A/D変
換手段としては、デジタル映像信号を構成するビット数
の精度を有するものを用いることができ、制御精度を維
持するために、デジタル映像信号を構成するビット数よ
り大きなビット数の精度を有する変換回路を要する従来
の技術による振幅制御装置と比較して、回路規模の小型
化を図ることが可能となる。
【0068】また、請求項2のハイビジョン信号振幅制
御装置によれば、請求項1の装置において、上記第2の
レベル検出手段は、上記デジタル信号から、黒レベルを
検出するものとしたことで、回路規模の小型化を図るこ
とが可能となる。
【0069】また、請求項3のハイビジョン信号振幅制
御装置によれば、請求項1または2のいずれかの装置に
おいて、上記A/D変換手段は、デジタル変換処理によ
り、8ビットのデジタル信号を生成する8ビットA/D
変換手段であるものとしたことで、現行の規格に対応し
た8ビットの回路を用いて、回路規模の小型化を図るこ
とが可能となる。
【0070】また、請求項4のハイビジョン信号振幅制
御装置によれば、請求項1ないし3のいずれかの装置に
おいて、上記第1のレベル検出手段、および上記第2の
レベル検出手段に対して、上記入力するハイビジョン映
像輝度信号の特定の期間においては、上記検出を停止す
るように制御するレベル検出制御手段をさらに備えたも
のとしたことで、検出精度の低下する期間においては、
上記検出を行わないので、制御精度の向上を図ることが
可能となる。
【0071】また、請求項5のハイビジョン信号振幅制
御装置によれば、請求項4の装置において、上記レベル
検出制御手段は、上記ハイビジョン映像輝度信号の垂直
同期期間を上記特定の期間とするものとしたことで、信
号波形の異なる垂直同期期間において検出処理を行うこ
とによる制御精度の低下を防止する。
【0072】また、請求項6のハイビジョン信号振幅制
御装置によれば、同期信号と映像信号を含むハイビジョ
ン映像輝度信号を入力し、該ハイビジョン映像輝度信号
をデジタル化して信号処理するための振幅制御を行うハ
イビジョン信号振幅制御装置において、上記入力するハ
イビジョン映像輝度信号に対して、その振幅を規定の振
幅となるように制御する振幅制御手段と、上記振幅制御
手段が振幅を制御した信号に対して、その黒レベルを固
定するレベル固定手段と、上記レベル固定手段が黒レベ
ルを固定した信号に対して、デジタル変換処理を行い、
デジタル信号を生成するA/D変換手段と、上記A/D
変換手段が生成したデジタル信号から、第1の制御用レ
ベルを検出する第1のレベル検出手段と、上記A/D変
換手段が生成したデジタル信号から、第2の制御用レベ
ルを検出する第2のレベル検出手段と、上記第1の制御
用レベル、および上記第2の制御用レベルから取得する
差分レベルと、あらかじめ設定された規定レベルとに基
づいて、誤差を検出し、誤差信号を出力する誤差検出手
段と、上記A/D変換手段が生成したデジタル信号に含
まれる映像信号から、制御用信号を生成して出力する映
像信号誤差検出手段と、上記誤差検出手段が出力する誤
差信号と、上記映像信号誤差検出手段が出力する制御用
信号とのいずれかを選択し、該選択した信号を出力する
信号切り替え手段と、上記信号切り替え手段が出力する
信号に対する積分処理を行い、該積分処理の結果に対し
てアナログ変換処理を行い、アナログ誤差信号を生成し
て、上記振幅制御手段に出力するアナログ誤差信号生成
手段とを備えたので、制御用レベルに対応した制御と、
映像信号から取得した制御用信号に対応した制御とを切
り替えて実行し、制御用レベルの信頼性が低下した場合
にも、映像信号に対応した制御を行って制御の精度の低
下を防止することが可能となる。
【0073】また、請求項7のハイビジョン信号振幅制
御装置によれば、請求項6の装置において、上記映像信
号誤差検出手段は、上記A/D変換手段が生成したデジ
タル信号に含まれる映像信号の白ピークを検出し、検出
結果を出力する白ピーク検出手段と、上記白ピーク検出
手段の出力する検出結果を計数する計数手段と、上記計
数手段の計数結果を予め設定された値と比較して、該比
較の結果に基づいて、「制御要」、又は「制御不要」の
いずれかを示す信号を生成し、上記制御用信号として出
力する比較手段とを備え、上記信号切り替え手段は、上
記映像信号誤差検出手段が出力する上記制御用信号が
「制御要」を示すものである場合は、上記制御用信号を
選択するものとしたことで、白ピークレベルを検出し、
該検出した白ピークレベルに対応した制御を制御用レベ
ルに対応した制御に優先して実行し、制御用レベルの信
頼性が低下した場合にも白ピーク潰れによる表示の不良
を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるハイビジョン信号
振幅制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2によるハイビジョン信号
振幅制御装置の構成を示すブロック図である。
【図3】従来の技術によるハイビジョン信号振幅制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】ハイビジョン信号の、映像期間(a)、および
同期期間(b)の波形を示す図である。
【符号の説明】
101,201,301 振幅制御回路 102,202,302 クランプ回路 103,203 8ビットA/D変換回路 303 10ビットA/D変換回路 104,204,304 信号処理回路 105,205,305 D/A変換回路 106,206,306 3値同期正極レベル検出回路 107,207 黒レベル検出回路 307 3値同期負極レベル検出回路 108,208,308 減算回路 109,209,309 誤差検出回路 110,210,310 積分回路 111 V期間停止回路 211 白ピーク検出回路 212 カウンタ 213 比較回路 214 切り替え回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期信号と映像信号を含むハイビジョン
    映像輝度信号を入力し、該ハイビジョン映像輝度信号を
    デジタル化して信号処理するための振幅制御を行うハイ
    ビジョン信号振幅制御装置において、 上記入力するハイビジョン映像輝度信号に対して、その
    振幅を規定の振幅となるように制御する振幅制御手段
    と、 上記振幅制御手段が振幅を制御した信号に対して、その
    黒レベルを固定するレベル固定手段と、 上記レベル固定手段が黒レベルを固定した信号に対し
    て、デジタル映像信号を構成するビット数の精度におい
    てデジタル変換処理を行い、デジタル信号を生成するA
    /D変換手段と、 上記A/D変換手段が生成したデジタル信号に含まれる
    同期信号から、第1の制御用レベルを検出する第1のレ
    ベル検出手段と、 上記A/D変換手段が生成したデジタル信号に含まれる
    映像信号から、第2の制御用レベルを検出する第2のレ
    ベル検出手段と、 上記第1の制御用レベル、および上記第2の制御用レベ
    ルから取得する差分レベルと、あらかじめ設定された規
    定レベルとに基づいて、誤差を検出し、誤差信号を出力
    する誤差検出手段と、 上記誤差信号に対する積分処理を行い、該積分処理の結
    果に対してアナログ変換処理を行い、アナログ誤差信号
    を生成して、上記振幅制御手段に出力するアナログ誤差
    信号生成手段とを備えたことを特徴とするハイビジョン
    信号振幅制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハイビジョン信号振幅
    制御装置において、 上記第2のレベル検出手段は、上記デジタル信号から、
    黒レベルを検出するものであることを特徴とするハイビ
    ジョン信号振幅制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載のハ
    イビジョン信号振幅制御装置において、 上記A/D変換手段は、デジタル変換処理により、8ビ
    ットのデジタル信号を生成する8ビットA/D変換手段
    であることを特徴とするハイビジョン信号振幅制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のハ
    イビジョン信号振幅制御装置において、 上記第1のレベル検出手段、および上記第2のレベル検
    出手段に対して、上記入力するハイビジョン映像輝度信
    号の特定の期間においては、上記検出を停止するように
    制御するレベル検出制御手段をさらに備えたことを特徴
    とするハイビジョン信号振幅制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のハイビジョン信号振幅
    制御装置において、 上記レベル検出制御手段は、上記ハイビジョン映像輝度
    信号の垂直同期期間を上記特定の期間とするものである
    ことを特徴とするハイビジョン信号振幅制御装置。
  6. 【請求項6】 同期信号と映像信号を含むハイビジョン
    映像輝度信号を入力し、該ハイビジョン映像輝度信号を
    デジタル化して信号処理するための振幅制御を行うハイ
    ビジョン信号振幅制御装置において、 上記入力するハイビジョン映像輝度信号に対して、その
    振幅を規定の振幅となるように制御する振幅制御手段
    と、 上記振幅制御手段が振幅を制御した信号に対して、その
    黒レベルを固定するレベル固定手段と、 上記レベル固定手段が黒レベルを固定した信号に対し
    て、デジタル変換処理を行い、デジタル信号を生成する
    A/D変換手段と、 上記A/D変換手段が生成したデジタル信号から、第1
    の制御用レベルを検出する第1のレベル検出手段と、 上記A/D変換手段が生成したデジタル信号から、第2
    の制御用レベルを検出する第2のレベル検出手段と、 上記第1の制御用レベル、および上記第2の制御用レベ
    ルから取得する差分レベルと、あらかじめ設定された規
    定レベルとに基づいて、誤差を検出し、誤差信号を出力
    する誤差検出手段と、 上記A/D変換手段が生成したデジタル信号に含まれる
    映像信号から、制御用信号を生成して出力する映像信号
    誤差検出手段と、 上記誤差検出手段が出力する誤差信号と、上記映像信号
    誤差検出手段が出力する制御用信号とのいずれかを選択
    し、該選択した信号を出力する信号切り替え手段と、 上記信号切り替え手段が出力する信号に対する積分処理
    を行い、該積分処理の結果に対してアナログ変換処理を
    行い、アナログ誤差信号を生成して、上記振幅制御手段
    に出力するアナログ誤差信号生成手段とを備えたことを
    特徴とするハイビジョン信号振幅制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のハイビジョン信号振幅
    制御装置において、 上記映像信号誤差検出手段は、 上記A/D変換手段が生成したデジタル信号に含まれる
    映像信号の白ピークを検出し、検出結果を出力する白ピ
    ーク検出手段と、 上記白ピーク検出手段の出力する検出結果を計数する計
    数手段と、 上記計数手段の計数結果を予め設定された値と比較し
    て、該比較の結果に基づいて、「制御要」、又は「制御
    不要」のいずれかを示す信号を生成し、上記制御用信号
    として出力する比較手段とを備え、 上記信号切り替え手段は、上記映像信号誤差検出手段が
    出力する上記制御用信号が「制御要」を示すものである
    場合は、上記制御用信号を選択するものであることを特
    徴とするハイビジョン信号振幅制御装置。
JP10107869A 1998-04-17 1998-04-17 ハイビジョン信号振幅制御装置 Pending JPH11308483A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10107869A JPH11308483A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 ハイビジョン信号振幅制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10107869A JPH11308483A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 ハイビジョン信号振幅制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11308483A true JPH11308483A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14470156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10107869A Pending JPH11308483A (ja) 1998-04-17 1998-04-17 ハイビジョン信号振幅制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11308483A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0616473A2 (en) Image correction apparatus
US6002445A (en) A/D conversion with wide dynamic range
US5712532A (en) Scalable CRT display device and phase synchronous circuit for use in display device
EP0841809A2 (en) Automatic black level stabilizing apparatus
KR0139947Y1 (ko) 캠코더의 문자신호 표시장치
US7030936B2 (en) Pedestal level control circuit and method for controlling pedestal level
US6967691B2 (en) Color difference signal processing
JPH11308483A (ja) ハイビジョン信号振幅制御装置
JP2000125225A (ja) 輝度補正装置
JPH06161384A (ja) 液晶ガンマ補正回路
KR20050028821A (ko) 비디오 신호 처리 장치 및 텔레비전 수상 장치
JP2004032313A (ja) 映像信号処理装置及び方法
EP1071281B1 (en) Automatic luminance adjustment device and method
JPH11252577A (ja) コンバーゼンス補正装置
JPH06311392A (ja) 画像補正方法およびその装置
JPH06269014A (ja) 画像補正装置
KR0178182B1 (ko) 티브이의 자동 화면비 변환회로
JP3514498B2 (ja) ガンマ補正方式
KR100252985B1 (ko) 더블유에스에스(wss) 신호검출에 의한 화면전환방법 및 장치
JPH1155598A (ja) 輝度補正装置
JPH0646290A (ja) 非直線レベル制御回路
JPH057367A (ja) デイジタル画像補正装置
KR20010110546A (ko) 티브이의 화이트 밸런스 자동 조정장치 및 방법
JPH0622164A (ja) 電子回路とビデオプロジェクターとテレビジョン受信機
JPH07336705A (ja) 画像補正装置