JP3514498B2 - ガンマ補正方式 - Google Patents

ガンマ補正方式

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JP3514498B2 JP35245093A JP35245093A JP3514498B2 JP 3514498 B2 JP3514498 B2 JP 3514498B2 JP 35245093 A JP35245093 A JP 35245093A JP 35245093 A JP35245093 A JP 35245093A JP 3514498 B2 JP3514498 B2 JP 3514498B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はガンマ補正方式に関し、
特にディスプレイに適合するガンマ補正を行なうガンマ
補正方式に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の映像表示系のガンマ補正方式は、
表示系で定まる一律のガンマ補正を予め定めておき、映
像信号に対してガンマ補正処理を施している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のガ
ンマ補正方式は、ガンマ補正特性が予め定められてい
る。ところで、表示系のモニターとしては、近年、種々
の形態のモニターが実用化されており、従来のようなガ
ンマ補正回路では、充分なモニター表示を得ることがで
きない。 【0004】例えば、液晶プロジェクタ等に使用される
液晶ディスプレイは、コントラスト比が100:1程度
であるため、次のような種々の問題が生ずる。すなわ
ち、明るい信号を優先してディスプレイを設定すると、
暗い部分の階調がつぶれてしまい(黒つぶれ現象)、逆
に、暗い部分の信号を優先すると、明るい部分の階調が
つぶれてしまう(白つぶれ現象)。また、中間の明るさ
部を優先すると、白い部分と黒い部分の両部がつぶれて
しまい、結局、表示コントラストが充分に得られず、非
常に見難い画面となってしまうことがある。 【0005】そこで、本発明の目的は、ガンマ特性を映
像信号の状況に応じて最適に調整可能なガンマ補正方式
を提供することにある。 【0006】前述の課題を解決するために本発明のガン
マ補正方式は、適用される表示デバイスに応じて所望の
ガンマ補正曲線を設定するとともに、映像信号から映像
の明暗部分を判定し、判定された明暗の程度に応じて、
前記判定された明暗部分の階調特性を独立に調整する。 【0007】 【作用】本発明では、適用される表示デバイスに応じて
所望のガンマ補正曲線を設定し、映像の明暗部分の明暗
の程度に応じて、当該明暗部分の階調特性を独立に調整
している。 【0008】 【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明によるガンマ補正方式の
一実施例を示す構成ブロック図である。また、図2は、
図1の回路の各部信号の波形と動作タイミングを示す図
である。 【0009】入力映像信号Vinは、A/Dコンバータ1
でデジタルデータDVに変換された後、ホワイトガンマ
回路2に出力される。ホワイトガンマ回路2は、明るい
映像に対してガンマ補正処理を行なう。 【0010】映像信号は、同期分離回路14において水
平同期信号HDと垂直同期信号VDが分離されて制御回
路15に入力される。制御回路15は、入力された信号
に基づいて映像信号の同期信号部をゲートするためのコ
ンポジットブランキング信号CBと、垂直同期信号VD
から生成されるリセット信号RS及びサンプリングホー
ルド信号SHを出力する。 【0011】レベルコンパレータ5は、映像信号が所定
の明るさ以上で信号であるかを判定する回路で、A/D
コンバータ1からのデジタルデータDVを例えば70I
REと比較し、70IRE以上であれば“H”信号を、
70IRE未満であれば“L”信号を出力する。 【0012】積分回路6は、レベルコンパレータ5から
の出力信号のうち“H”信号を積分して出力するととも
に、制御回路15からのリセット信号RSによりリセッ
トされる。このリセット信号RSは、垂直同期信号VD
に同期して発生されるので、結局、積分回路6からは、
1画面分の明るさ成分の積分を行なっていることにな
る。 【0013】サンプルホールド回路7は、積分回路6が
リセット信号RSによりリセットされる直前の積分値
(1画面分の期間の積分値)をサンプリングホールド信
号SHのタイミングで保持する。 【0014】制御回路8は、サンプルホールド回路7か
らの出力データIWCに基づいて明るい部分のガンマ特性
を変化させるための制御信号WCを生成して、ホワイト
ガンマ回路2に送出する。 【0015】制御回路8から出力される制御信号WC
は、サンプルホールド回路7からの積分データIWCに基
づいて、図3に示すような特性カーブに従って規定され
る。すなわち、積分データIWCが大きい(明るい信号が
多い)と制御信号WCも大きくなり、積分出力が小さい
(明るい信号が少ない)と小さくなる。 【0016】また、レベルコンパレータ9は、映像信号
が所定の明るさ以下であるかを判定する回路で、A/D
コンバータ1からの出力データDVが例えば40IRE
以下であれば、“H”信号を、40IREを越えている
場合は、“L”信号を出力する。 【0017】ところで、映像信号Vinに含まれる同期信
号成分は、0IREより低いレベルの信号であるため、
この同期信号が入力された時点ではレベルコンパレータ
9は、常に“H”信号を出力してしまい、映像の明るさ
所定の基準データとして用いると誤差が生ずる。そこ
で、ゲート回路10は、制御回路15から生成されるコ
ンポジットブランキング信号CBにより、この同期信号
成分を除外し、映像信号以外の信号が入力されたときに
は、強制的に“L”信号を出力せしめる。 【0018】積分回路11は、積分回路6と同様機能を
もち、1画面分の暗い信号成分の積分を行なう。 【0019】サンプルホールド回路12は、サンプルホ
ールドパルスSHにより、積分データIBCを保持し、
リセット信号RSでリセットされるので、リセット直前
の積分値を1画面分保持する。 【0020】制御回路13は、積分データIBCに基づい
て、図3に示す特性カーブに従った制御信号BCをブラ
ックガンマ回路3に送出する。 【0021】図4は、本実施例における、ガンマ補正回
路の動作を説明するためのガンマ特性図が示されてい
る。ホワイトガンマ回路2は、制御信号WCにより、映
像信号の明るい部分のガンマ特性(階調特性)を変化さ
せる回路で、WC信号が大きい(明るい部分が多い)場
合は、明るい部分の階調変化が大きくなるように働き、
逆にWC信号が小さい(明るい信号が少ない)場合は、
階調変化が小さくなるように働く(図4(B)参照)。 【0022】また、ブラックガンマ回路3は、制御信号
BCにより、映像信号の暗い部分のガンマ特性(階調特
性)を変化させる回路で、BC信号が大きい(暗い信号
が多い)場合は、暗い部分の階調変化が大きくなるよう
に働き、逆にBC信号が小さい(暗い信号が少ない)場
合は、階調変化が小さくなるように働く(図4(C)参
照)。 【0023】図4から明らかなように、(A)に示すよ
うな補正がない場合の入出力特性は、同図(B)と
(C)に示すようなホワイトガンマ補正特性とブラック
ガンマ補正特性の調整、制御により、同図(D)に示す
ような入出力特性が得られることになる。 【0024】こうして、ホワイトガンマ回路2とブラッ
クガンマ回路3のガンマ補正処理を経た映像データは、
D/Aコンバータ4でアナログ信号に変換されて、出力
信号として出力される。 【0025】上述のように、本実施例では、映像の明る
い部分の階調特性と、暗い部分の階調特性が、入力映像
信号の明暗成分に応じてそれぞれ独立に調整され、全体
として最も階調特性が良好となるように補正することが
できる。 【0026】図5では、液晶ブロジェクタに対するガン
マ補正についてのホワイトガンマ回路2のガンマ特性が
同図(A)、ブラックガンマ回路3のガンマ特性が同図
(B)、予め設定された液晶用ガンマ補正特性が同図
(C)、ガンマ特性(同図(B))と予め設定されたガ
ンマ特性(同図(C))を総合したブラックガンマ回路
3の総合ガンマ特性が同図(D)及び総合入出力特性が
同図(E)にそれぞれ示されている。尚、本図では、同
図(D)と同様であるので、ホワイトガンマ特性の総合
特性は、図示していない。 【0027】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明によるガ
ンマ補正方式によれば、適用される表示デバイスに応じ
て所望のガンマ補正曲線を設定するとともに、映像の明
暗部分を判定し、判定された明暗の程度に応じて各部位
毎に独立制御して全体として最適な階調特性を得ている
ので、例えば、液晶ディスプレイのようにコントラスト
比が比較的小さいモニターを使用した場合でも、従来の
ような白つぶれや黒つぶれ現象を最小限に抑えることが
できる。特に、本発明では、多様な種類の表示デバイス
(ブラウン管に限らず、液晶ディスプレイやプラズマデ
ィスプレイ等)が実用化されている状況下では、適用さ
れた表示デバイスに最適なガンマ補正曲線を設定でき、
且つそのガンマ補正曲線を映像の明暗程度に応じて階調
特性を独立に調整可能となり、常に最適な表示画像が得
られるという格別な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるガンマ補正方式の一実施例を示す
構成ブロック図である。 【図2】図1の回路の各部信号の波形と動作タイミング
を示す図である。 【図3】図1における制御回路の入出力特性を示す図で
ある。 【図4】本実施例のガンマ補正回路の動作を説明するた
めのガンマ特性図である。 【図5】液晶プロジェクタに対するガンマ補正特性を示
す図である。 【符号の説明】 1 A/Dコンバータ 2 ホワイトガンマ回路 3 ブラックガンマ回路 4 D/Aコンバータ 5,9 レベルコンパレータ 6,11 積分回路 7,12 サンプルホールド回路 8,13,15 制御回路 10 ゲート回路 14 同期分離回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】適用される表示デバイスに応じて所望のガ
    ンマ補正曲線を設定するとともに、映像信号から映像の
    明暗部分を判定し、判定された明暗の程度に応じて、前
    記判定された明暗部分の階調特性を独立に調整すること
    を特徴とするガンマ補正方式。
JP35245093A 1993-12-29 1993-12-29 ガンマ補正方式 Expired - Lifetime JP3514498B2 (ja)

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JPH07203246A JPH07203246A (ja) 1995-08-04
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