JPH11308149A - 4相相関器 - Google Patents
4相相関器Info
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- JPH11308149A JPH11308149A JP10115682A JP11568298A JPH11308149A JP H11308149 A JPH11308149 A JP H11308149A JP 10115682 A JP10115682 A JP 10115682A JP 11568298 A JP11568298 A JP 11568298A JP H11308149 A JPH11308149 A JP H11308149A
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- multiplying
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型で低消費電力な4相相関器を得る。
【解決手段】 受信ベースバンドI信号RI とQ信号R
Q を参照用拡散符号CI,CQ により切り換える信号選
択手段30と、選択された信号と参照用拡散符号CI ,
CQ を乗算する乗算手段31a,31bとを備え、受信
ベースバンドI信号RI とQ信号RQ をIQ平面上で参
照用拡散符号によって決まる0°,90°,180°,
270°のいずれかに回転させるから、従来の方式と比
べて乗算手段の数を削減できると共に加算手段の数を削
減でき、小型で低消費電力の4相相関器を実現できる。
Q を参照用拡散符号CI,CQ により切り換える信号選
択手段30と、選択された信号と参照用拡散符号CI ,
CQ を乗算する乗算手段31a,31bとを備え、受信
ベースバンドI信号RI とQ信号RQ をIQ平面上で参
照用拡散符号によって決まる0°,90°,180°,
270°のいずれかに回転させるから、従来の方式と比
べて乗算手段の数を削減できると共に加算手段の数を削
減でき、小型で低消費電力の4相相関器を実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スペクトル拡散
受信装置に用いられる4相相関器に関するものである。
受信装置に用いられる4相相関器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平9−83488号公
報に示された従来のスペクトル拡散受信装置に用いられ
るスライディング相関器による4相相関器を示すブロッ
ク構成図であり、図において、RI ,RQ は受信ベース
バンドI信号および受信ベースバンドQ信号、CI ,C
Q は参照用拡散符号である。1aは受信ベースバンドI
信号RI と参照用拡散符号CI とを乗算する乗算手段、
1bは受信ベースバンドQ信号RQ と参照用拡散符号C
I とを乗算する乗算手段、1cは受信ベースバンドI信
号RI と参照用拡散符号CQ とを乗算する乗算手段、1
dは受信ベースバンドQ信号RQ と参照用拡散符号CQ
とを乗算する乗算手段である。2aは乗算手段1a,1
dによる乗算結果を加算する加算手段、2bは乗算手段
1b,1cによる乗算結果を加算する加算手段、3aは
加算手段2aによる加算結果XI を積分放電し、I軸の
出力YI を得るローパスフィルタ(以下、LPFと言
う)、3bは加算手段2bによる加算結果XQ を積分放
電し、Q軸の出力YQ を得るLPFである。
報に示された従来のスペクトル拡散受信装置に用いられ
るスライディング相関器による4相相関器を示すブロッ
ク構成図であり、図において、RI ,RQ は受信ベース
バンドI信号および受信ベースバンドQ信号、CI ,C
Q は参照用拡散符号である。1aは受信ベースバンドI
信号RI と参照用拡散符号CI とを乗算する乗算手段、
1bは受信ベースバンドQ信号RQ と参照用拡散符号C
I とを乗算する乗算手段、1cは受信ベースバンドI信
号RI と参照用拡散符号CQ とを乗算する乗算手段、1
dは受信ベースバンドQ信号RQ と参照用拡散符号CQ
とを乗算する乗算手段である。2aは乗算手段1a,1
dによる乗算結果を加算する加算手段、2bは乗算手段
1b,1cによる乗算結果を加算する加算手段、3aは
加算手段2aによる加算結果XI を積分放電し、I軸の
出力YI を得るローパスフィルタ(以下、LPFと言
う)、3bは加算手段2bによる加算結果XQ を積分放
電し、Q軸の出力YQ を得るLPFである。
【0003】次に動作について説明する。4相相関を行
うにはjを虚数単位とし、複素数を用いて受信ベースバ
ンド信号R=RI +RQ jと参照用拡散符号C=CI −
CQ jとの複素乗算R・Cを行う。複素乗算結果X=X
I +XQ jは、 X=R・C=(RI +RQ j)(CI −CQ j) ・・・(1) となり、展開するとXI ,XQ は、 XI =RI CI +RQ CQ ・・・(2) XQ =RQ CI −RI CQ ・・・(3) となり、図7に示した4相相関器では、4個の乗算手段
1a〜1dと2個の加算手段2a,2bにより複素乗算
を行ない、積分放電等のLPF3a,3bを通過し相関
値としている。
うにはjを虚数単位とし、複素数を用いて受信ベースバ
ンド信号R=RI +RQ jと参照用拡散符号C=CI −
CQ jとの複素乗算R・Cを行う。複素乗算結果X=X
I +XQ jは、 X=R・C=(RI +RQ j)(CI −CQ j) ・・・(1) となり、展開するとXI ,XQ は、 XI =RI CI +RQ CQ ・・・(2) XQ =RQ CI −RI CQ ・・・(3) となり、図7に示した4相相関器では、4個の乗算手段
1a〜1dと2個の加算手段2a,2bにより複素乗算
を行ない、積分放電等のLPF3a,3bを通過し相関
値としている。
【0004】図8は従来のスライディング相関器の動作
を示す説明図であり、図に示すように、参照用拡散符号
CI とCQ はそれぞれ1または−1のどちらかの値を取
るので、CI とCQ の組み合わせは4通りあり、一般に
複素数の乗算は振幅の乗算と複素平面上での回転で表わ
せるので、CI とCQ の組み合わせにより受信ベースバ
ンドI信号RI および受信ベースバンドI信号Q信号R
Q をIQ平面上で45°,135°,225°,315
°の回転を行う。
を示す説明図であり、図に示すように、参照用拡散符号
CI とCQ はそれぞれ1または−1のどちらかの値を取
るので、CI とCQ の組み合わせは4通りあり、一般に
複素数の乗算は振幅の乗算と複素平面上での回転で表わ
せるので、CI とCQ の組み合わせにより受信ベースバ
ンドI信号RI および受信ベースバンドI信号Q信号R
Q をIQ平面上で45°,135°,225°,315
°の回転を行う。
【0005】図9はIQ平面上での回転を示す説明図で
あり、図8に示したIQ平面上での45°,135°,
225°,315°の回転を示し、Cの振幅|C|=√
2であるのでRを√2倍して表してある。C=1+jの
場合は回転の結果XはA点となり、C=−1+jの場合
は回転の結果XはB点となり、C=−1−jの場合は回
転の結果XはC点となり、C=1−jの場合は回転の結
果XはD点となる。
あり、図8に示したIQ平面上での45°,135°,
225°,315°の回転を示し、Cの振幅|C|=√
2であるのでRを√2倍して表してある。C=1+jの
場合は回転の結果XはA点となり、C=−1+jの場合
は回転の結果XはB点となり、C=−1−jの場合は回
転の結果XはC点となり、C=1−jの場合は回転の結
果XはD点となる。
【0006】図10は例えば特開平9−46174号公
報に示された従来のマッチドフィルタを示すブロック構
成図であり、図において、10はマッチドフィルタ、1
1はサンプル・ホールド回路Sにより構成された遅延手
段、12は遅延手段11の出力に参照用拡散符号C1 〜
Cn を乗算する乗算手段、13は乗算手段12の乗算出
力の総和を求める加算手段であり、1サンプル毎に相関
値を出力するものである。
報に示された従来のマッチドフィルタを示すブロック構
成図であり、図において、10はマッチドフィルタ、1
1はサンプル・ホールド回路Sにより構成された遅延手
段、12は遅延手段11の出力に参照用拡散符号C1 〜
Cn を乗算する乗算手段、13は乗算手段12の乗算出
力の総和を求める加算手段であり、1サンプル毎に相関
値を出力するものである。
【0007】ここで、サンプリング間隔をΔ、入力をr
(t)、参照用拡散符号C1 〜Cnをc(i)とすると
出力y(t)は、
(t)、参照用拡散符号C1 〜Cnをc(i)とすると
出力y(t)は、
【数1】 と表せる。このようにマッチドフィルタ10は、1サン
プル毎に相関値を得ることができるが多くの乗算と加算
をサンプルリング周期で行うために回路規模が大きく、
消費電力が大きい。
プル毎に相関値を得ることができるが多くの乗算と加算
をサンプルリング周期で行うために回路規模が大きく、
消費電力が大きい。
【0008】図11は例えば特開平9−83488号公
報に示された従来のマッチドフィルタによる4相相関器
であり、10a〜10dはそれぞれ図10に示したマッ
チドフィルタ10と同様なマッチドフィルタ、20a,
20bは図7に示した4相相関器に設けられた加算手段
2a,2bと同様な加算手段であり、1サンプル毎に4
相相関値を出力するものである。このように、4相相関
を行なうと、マッチドフィルタ単体の4倍の乗算手段と
加算が必要となり、その回路規模と消費電力は膨大とな
る。
報に示された従来のマッチドフィルタによる4相相関器
であり、10a〜10dはそれぞれ図10に示したマッ
チドフィルタ10と同様なマッチドフィルタ、20a,
20bは図7に示した4相相関器に設けられた加算手段
2a,2bと同様な加算手段であり、1サンプル毎に4
相相関値を出力するものである。このように、4相相関
を行なうと、マッチドフィルタ単体の4倍の乗算手段と
加算が必要となり、その回路規模と消費電力は膨大とな
る。
【0009】ここで、受信ベースバンドI信号RI をR
i(t)、受信ベースバンドQ信号RQ をRq(t)、
参照用拡散符号CI をCi(t)、参照用拡散符号CQ
をCq(t)、出力のI軸をYi(t)、出力のQ軸を
Yq(t)とすると、
i(t)、受信ベースバンドQ信号RQ をRq(t)、
参照用拡散符号CI をCi(t)、参照用拡散符号CQ
をCq(t)、出力のI軸をYi(t)、出力のQ軸を
Yq(t)とすると、
【数2】 と表せる。
【0010】ここで複素数を用いてY(t)=Yi
(t)+Yq(t)j、c(t)=ci(t)−cq
(t)j、R(t)=Ri(t)+Rq(t)jとする
と、
(t)+Yq(t)j、c(t)=ci(t)−cq
(t)j、R(t)=Ri(t)+Rq(t)jとする
と、
【数3】 となり、4相相関を行うマッチドフィルタでもスライデ
ィング相関器と同様に複素数の乗算が行われていること
がわかる。
ィング相関器と同様に複素数の乗算が行われていること
がわかる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の4相相関器は以
上のように構成されているので、スペクトル拡散通信の
受信装置における4相相関器は、サンプルリング周期で
動作する必要があり、動作が高速であるため消費電力が
大きいという課題があった。特にマッチドフィルタは多
くの乗算手段と加算手段を備えるために回路規模と消費
電力は膨大となるなどの課題があった。
上のように構成されているので、スペクトル拡散通信の
受信装置における4相相関器は、サンプルリング周期で
動作する必要があり、動作が高速であるため消費電力が
大きいという課題があった。特にマッチドフィルタは多
くの乗算手段と加算手段を備えるために回路規模と消費
電力は膨大となるなどの課題があった。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、小型で低消費電力の4相相関器を
得ることを目的とする。
めになされたもので、小型で低消費電力の4相相関器を
得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る4相相関
器は、スライディング相関器であり、受信ベースバンド
I信号と受信ベースバンドQ信号とを参照用拡散符号に
応じて入れ換える信号選択手段と、その選択された受信
ベースバンドI信号および受信ベースバンドQ信号と参
照用拡散符号とを乗算する乗算手段と、その乗算結果を
積分放電する積分放電手段とを備え、信号選択手段と乗
算手段は、受信ベースバンドI信号と受信ベースバンド
Q信号とをIQ平面上で参照用拡散符号によって決定さ
れる0°,90°,180°,270°のいずれかに回
転させるものである。
器は、スライディング相関器であり、受信ベースバンド
I信号と受信ベースバンドQ信号とを参照用拡散符号に
応じて入れ換える信号選択手段と、その選択された受信
ベースバンドI信号および受信ベースバンドQ信号と参
照用拡散符号とを乗算する乗算手段と、その乗算結果を
積分放電する積分放電手段とを備え、信号選択手段と乗
算手段は、受信ベースバンドI信号と受信ベースバンド
Q信号とをIQ平面上で参照用拡散符号によって決定さ
れる0°,90°,180°,270°のいずれかに回
転させるものである。
【0014】この発明に係る4相相関器は、マッチドフ
ィルタであり、受信ベースバンドI信号と受信ベースバ
ンドQ信号とをタップ毎に遅延させる遅延手段と、参照
用拡散符号を格納する参照符号格納手段と、遅延手段に
よりタップ毎に遅延された受信ベースバンドI信号と受
信ベースバンドQ信号とを参照用拡散符号に応じてそれ
ぞれ入れ換える複数の信号選択手段と、それら信号選択
手段により各タップ毎に選択された受信ベースバンドI
信号および受信ベースバンドQ信号と参照用拡散符号と
を乗算する複数の乗算手段と、それら乗算された乗算結
果を加算する加算手段とを備え、信号選択手段と乗算手
段は、タップ毎に遅延された受信ベースバンドI信号と
受信ベースバンドQ信号とをIQ平面上で参照用拡散符
号によって決定される0°,90°,180°,270
°のいずれかに回転させるものである。
ィルタであり、受信ベースバンドI信号と受信ベースバ
ンドQ信号とをタップ毎に遅延させる遅延手段と、参照
用拡散符号を格納する参照符号格納手段と、遅延手段に
よりタップ毎に遅延された受信ベースバンドI信号と受
信ベースバンドQ信号とを参照用拡散符号に応じてそれ
ぞれ入れ換える複数の信号選択手段と、それら信号選択
手段により各タップ毎に選択された受信ベースバンドI
信号および受信ベースバンドQ信号と参照用拡散符号と
を乗算する複数の乗算手段と、それら乗算された乗算結
果を加算する加算手段とを備え、信号選択手段と乗算手
段は、タップ毎に遅延された受信ベースバンドI信号と
受信ベースバンドQ信号とをIQ平面上で参照用拡散符
号によって決定される0°,90°,180°,270
°のいずれかに回転させるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるス
ライディング相関器による4相相関器を示すブロック構
成図であり、図において、RI ,RQ は受信ベースバン
ドI信号および受信ベースバンドQ信号、CI ,CQ は
参照用拡散符号である。30は受信ベースバンドI信号
RI と受信ベースバンドQ信号RQ を参照用拡散符号C
I およびCQ により切り換える信号選択手段、31aは
信号選択手段30により選択された受信ベースバンドI
信号RI および受信ベースバンドQ信号RQ と参照用拡
散符号CQ とを乗算する乗算手段、31bは信号選択手
段30により選択された受信ベースバンドI信号RI お
よび受信ベースバンドQ信号RQと参照用拡散符号CI
とを乗算する乗算手段である。32aは乗算手段31a
により乗算された乗算結果XI を積分放電し、I軸の出
力YI を得る積分放電手段、32bは乗算手段31bに
より乗算された乗算結果XQ を積分放電し、Q軸の出力
YQ を得る積分放電手段である。尚、受信ベースバンド
I,Q信号RI ,RQ は、多ビットのデジタル信号また
はアナログ信号である。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるス
ライディング相関器による4相相関器を示すブロック構
成図であり、図において、RI ,RQ は受信ベースバン
ドI信号および受信ベースバンドQ信号、CI ,CQ は
参照用拡散符号である。30は受信ベースバンドI信号
RI と受信ベースバンドQ信号RQ を参照用拡散符号C
I およびCQ により切り換える信号選択手段、31aは
信号選択手段30により選択された受信ベースバンドI
信号RI および受信ベースバンドQ信号RQ と参照用拡
散符号CQ とを乗算する乗算手段、31bは信号選択手
段30により選択された受信ベースバンドI信号RI お
よび受信ベースバンドQ信号RQと参照用拡散符号CI
とを乗算する乗算手段である。32aは乗算手段31a
により乗算された乗算結果XI を積分放電し、I軸の出
力YI を得る積分放電手段、32bは乗算手段31bに
より乗算された乗算結果XQ を積分放電し、Q軸の出力
YQ を得る積分放電手段である。尚、受信ベースバンド
I,Q信号RI ,RQ は、多ビットのデジタル信号また
はアナログ信号である。
【0016】図2は信号選択手段の詳細を示すブロック
構成図であり、図において、30aは参照用拡散符号C
I ,CQ の排他的論理和を取る排他的論理和回路、30
b,30cは排他的論理和回路30aの出力に応じて、
受信ベースバンドI,Q信号RI ,RQ のうちの一方を
選択し出力するセレクタである。
構成図であり、図において、30aは参照用拡散符号C
I ,CQ の排他的論理和を取る排他的論理和回路、30
b,30cは排他的論理和回路30aの出力に応じて、
受信ベースバンドI,Q信号RI ,RQ のうちの一方を
選択し出力するセレクタである。
【0017】次に動作について説明する。従来の4相相
関器では複素数で表された受信ベースバンド信号R=R
I +RQjと参照用拡散符号C=CI −CQ jの複素乗
算R・C=Xを求めたが、ここで、参照用拡散符号Cを
45°回転させ振幅を1とした参照用拡散符号Ca とし
て、
関器では複素数で表された受信ベースバンド信号R=R
I +RQjと参照用拡散符号C=CI −CQ jの複素乗
算R・C=Xを求めたが、ここで、参照用拡散符号Cを
45°回転させ振幅を1とした参照用拡散符号Ca とし
て、
【数4】 (e=自然対数)を定義すると、C=1+jの場合はC
a =1、C=−1+jの場合はCa =j、C=−1−j
の場合はCa =−1、C=1−jの場合はCa =−jと
なる。ここで複素乗算R・Ca =Xa を求めると、
a =1、C=−1+jの場合はCa =j、C=−1−j
の場合はCa =−1、C=1−jの場合はCa =−jと
なる。ここで複素乗算R・Ca =Xa を求めると、
【数5】 となり、Ca を用いて4相相関を行うと従来のCを用い
た方式と比較し位相が45°回転し、振幅が1/√2に
なった4相相関値を得ることができる。
た方式と比較し位相が45°回転し、振幅が1/√2に
なった4相相関値を得ることができる。
【0018】Ca を用いて4相相関を行うと従来のCを
用いた方式と比較し位相が45°回転し振幅が1/√2
になった4相相関値となるが、Ca を用いた4相相関値
をYa =YaI+YaQjとすると従来のCを用いた4相相
関値Y=YI +YQ jはYI=YaI−YaQ、YQ =YaI
+YaQと簡単に計算できる。
用いた方式と比較し位相が45°回転し振幅が1/√2
になった4相相関値となるが、Ca を用いた4相相関値
をYa =YaI+YaQjとすると従来のCを用いた4相相
関値Y=YI +YQ jはYI=YaI−YaQ、YQ =YaI
+YaQと簡単に計算できる。
【0019】通常のスペクトル拡散受信装置では、4相
相関値の位相の固定オフセットや振幅に固定の係数が係
っている場合でも、振幅に関してはAGCアンプ等で容
易に補償でき、位相に関しては、同期検波の場合は4相
相関の後の位相情報に対して位相合わせが行われるため
影響はなく、また、遅延検波の場合は位相の固定オフセ
ットは受信特性に影響はなく、また、相関電力値を得る
場合には位相情報は必要ではないので影響はない。この
ため、Ca を用いて4相相関を行なったとしても不具合
はなく、YI =YaI−YaQ、YQ =YaI+YaQの計算は
特に必要としない。
相関値の位相の固定オフセットや振幅に固定の係数が係
っている場合でも、振幅に関してはAGCアンプ等で容
易に補償でき、位相に関しては、同期検波の場合は4相
相関の後の位相情報に対して位相合わせが行われるため
影響はなく、また、遅延検波の場合は位相の固定オフセ
ットは受信特性に影響はなく、また、相関電力値を得る
場合には位相情報は必要ではないので影響はない。この
ため、Ca を用いて4相相関を行なったとしても不具合
はなく、YI =YaI−YaQ、YQ =YaI+YaQの計算は
特に必要としない。
【0020】図3はスライディング相関器の動作を示す
説明図であり、図においては、受信ベースバンドI信号
RI および受信ベースバンドQ信号RQ と積分放電手段
32a,32bの入力である信号XI およびXQ の関係
を示しており、参照用拡散符号CI およびCQ により受
信ベースバンド信号RI およびRQ はIQ平面上で0
°,90°,180°,270°のいずれかに回転し、
即ち、従来の位相に対して45°回転し、積分放電手段
32a,32bにより積分放電することにより4相相関
を行うものである。
説明図であり、図においては、受信ベースバンドI信号
RI および受信ベースバンドQ信号RQ と積分放電手段
32a,32bの入力である信号XI およびXQ の関係
を示しており、参照用拡散符号CI およびCQ により受
信ベースバンド信号RI およびRQ はIQ平面上で0
°,90°,180°,270°のいずれかに回転し、
即ち、従来の位相に対して45°回転し、積分放電手段
32a,32bにより積分放電することにより4相相関
を行うものである。
【0021】図4は信号選択手段の動作を示す説明図で
あり、図においては、参照用拡散符号CI とCQ の値が
同じ場合は受信ベースバンドI信号RI と受信ベースバ
ンドQ信号RQ をそのまま出力し、参照用拡散符号CI
とCQ の値が異なる場合は受信ベースバンドI信号RI
と受信ベースバンドQ信号RQ を入れ換えて出力するも
のである。
あり、図においては、参照用拡散符号CI とCQ の値が
同じ場合は受信ベースバンドI信号RI と受信ベースバ
ンドQ信号RQ をそのまま出力し、参照用拡散符号CI
とCQ の値が異なる場合は受信ベースバンドI信号RI
と受信ベースバンドQ信号RQ を入れ換えて出力するも
のである。
【0022】図5はIQ平面上での回転を示す説明図で
あり、図3に示したIQ平面上で0°,90°,180
°,270°の回転を示し、参照用拡散符号CI =1,
CQ=1の場合は回転の結果はA点となり、CI =1,
CQ =−1の場合は回転の結果はB点となり、CI =−
1,CQ =−1の場合は回転の結果はC点となり、CI
=−1,CQ =1の場合は回転の結果はD点となる。
あり、図3に示したIQ平面上で0°,90°,180
°,270°の回転を示し、参照用拡散符号CI =1,
CQ=1の場合は回転の結果はA点となり、CI =1,
CQ =−1の場合は回転の結果はB点となり、CI =−
1,CQ =−1の場合は回転の結果はC点となり、CI
=−1,CQ =1の場合は回転の結果はD点となる。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、従来の方式と比べて乗算手段を4個から2個に削減
すると共に、加算手段を削除することができ、新たに付
加した信号選択手段30は削減した乗算手段2個と同程
度の回路規模のため、加算手段を削除した分だけ小型化
と低消費電力化を実現することができる。
ば、従来の方式と比べて乗算手段を4個から2個に削減
すると共に、加算手段を削除することができ、新たに付
加した信号選択手段30は削減した乗算手段2個と同程
度の回路規模のため、加算手段を削除した分だけ小型化
と低消費電力化を実現することができる。
【0024】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2によるマッチドフィルタによる4相相関器を示すブ
ロック構成図であり、図において、40a,40bは受
信ベースバンドI信号RI と受信ベースバンドQ信号R
Q とをタップ毎に遅延させる遅延手段、41a,41b
は参照用拡散符号CI ,CQ を格納する参照符号格納手
段、42a〜42nは遅延手段40a,40bによりタ
ップ毎に遅延された受信ベースバンドI信号RI と受信
ベースバンドQ信号RQ とを参照符号格納手段41a,
41bにより格納された参照用拡散符号CI ,CQ に応
じてそれぞれ入れ換える信号選択手段であり、この信号
選択手段42a〜42nは実施の形態1に示した信号選
択手段30と同様のものである。43a〜43n,44
a〜44nは信号選択手段42a〜42nにより各タッ
プ毎に選択された受信ベースバンドI信号RI および受
信ベースバンドQ信号RQ と参照用拡散符号CI ,CQ
とを乗算する乗算手段、45a,45bは乗算手段43
a〜43n,44a〜44nにより乗算された乗算結果
を加算する加算手段である。
態2によるマッチドフィルタによる4相相関器を示すブ
ロック構成図であり、図において、40a,40bは受
信ベースバンドI信号RI と受信ベースバンドQ信号R
Q とをタップ毎に遅延させる遅延手段、41a,41b
は参照用拡散符号CI ,CQ を格納する参照符号格納手
段、42a〜42nは遅延手段40a,40bによりタ
ップ毎に遅延された受信ベースバンドI信号RI と受信
ベースバンドQ信号RQ とを参照符号格納手段41a,
41bにより格納された参照用拡散符号CI ,CQ に応
じてそれぞれ入れ換える信号選択手段であり、この信号
選択手段42a〜42nは実施の形態1に示した信号選
択手段30と同様のものである。43a〜43n,44
a〜44nは信号選択手段42a〜42nにより各タッ
プ毎に選択された受信ベースバンドI信号RI および受
信ベースバンドQ信号RQ と参照用拡散符号CI ,CQ
とを乗算する乗算手段、45a,45bは乗算手段43
a〜43n,44a〜44nにより乗算された乗算結果
を加算する加算手段である。
【0025】尚、受信ベースバンドI,Q信号RI ,R
Q は、アナログ信号または多ビットのデジタル信号であ
り、遅延手段40a,40bは、デジタル信号の場合は
フリップフロップで構成され、アナログ信号の場合はサ
ンプルホールド回路や遅延線で構成される。乗算手段4
3a〜43n,44a〜44nは、参照用拡散符号C
I ,CQ の1ビットとアナログ信号または多ビットのデ
ジタル信号の受信ベースバンドI,Q信号RI ,RQ と
の乗算を行ない、参照用拡散符号CI ,CQ は1か−1
の値しか取らないので、デジタル、アナログに関わらず
受信ベースバンドI,Q信号RI ,RQ の反転した信号
か反転していない信号をセレクタで選択する構成で実現
できる。また、信号選択手段42a〜42nは2つのセ
レクタより構成されるため、アナログ、デジタルに関わ
らず乗算手段2個とほぼ同程度の回路規模となる。
Q は、アナログ信号または多ビットのデジタル信号であ
り、遅延手段40a,40bは、デジタル信号の場合は
フリップフロップで構成され、アナログ信号の場合はサ
ンプルホールド回路や遅延線で構成される。乗算手段4
3a〜43n,44a〜44nは、参照用拡散符号C
I ,CQ の1ビットとアナログ信号または多ビットのデ
ジタル信号の受信ベースバンドI,Q信号RI ,RQ と
の乗算を行ない、参照用拡散符号CI ,CQ は1か−1
の値しか取らないので、デジタル、アナログに関わらず
受信ベースバンドI,Q信号RI ,RQ の反転した信号
か反転していない信号をセレクタで選択する構成で実現
できる。また、信号選択手段42a〜42nは2つのセ
レクタより構成されるため、アナログ、デジタルに関わ
らず乗算手段2個とほぼ同程度の回路規模となる。
【0026】次に動作について説明する。信号選択手段
42a〜42nにより、参照符号格納手段41a,41
bに格納された参照用拡散符号CI ,CQ に応じて、遅
延手段40a,40bによってタップ毎に遅延した受信
ベースバンドI信号RI および受信ベースバンドQ信号
RQ を選択出力し、さらに、乗算手段43a〜43n,
44a〜44nにより、それら選択出力された受信ベー
スバンドI信号RI および受信ベースバンドQ信号RQ
と参照符号格納手段41a,41bに格納された参照用
拡散符号CI ,CQとを乗算し、図3に示すように参照
用拡散符号CI およびCQ によりIQ平面上で0°,9
0°,180°,270°のいずれかにタップ毎に回転
させ、タップ毎の結果を加算手段45a〜45bにより
加算することにより4相相関を行なう。
42a〜42nにより、参照符号格納手段41a,41
bに格納された参照用拡散符号CI ,CQ に応じて、遅
延手段40a,40bによってタップ毎に遅延した受信
ベースバンドI信号RI および受信ベースバンドQ信号
RQ を選択出力し、さらに、乗算手段43a〜43n,
44a〜44nにより、それら選択出力された受信ベー
スバンドI信号RI および受信ベースバンドQ信号RQ
と参照符号格納手段41a,41bに格納された参照用
拡散符号CI ,CQとを乗算し、図3に示すように参照
用拡散符号CI およびCQ によりIQ平面上で0°,9
0°,180°,270°のいずれかにタップ毎に回転
させ、タップ毎の結果を加算手段45a〜45bにより
加算することにより4相相関を行なう。
【0027】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、従来の方式と比べて乗算手段と加算手段の数を半分
にでき、新たに付加した、信号選択手段42a〜42n
の回路規模は削減した乗算手段と同程度であることか
ら、加算手段の数が半減した分だけ小型化と低消費電力
化を実現することができる。
ば、従来の方式と比べて乗算手段と加算手段の数を半分
にでき、新たに付加した、信号選択手段42a〜42n
の回路規模は削減した乗算手段と同程度であることか
ら、加算手段の数が半減した分だけ小型化と低消費電力
化を実現することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、従来
例と比較して乗算手段を4個から2個に削減できると共
に、加算手段の回路を削除することができ、新たに付加
した信号選択手段は削減した乗算手段2個と同程度の回
路規模のため、加算手段を削除した分だけ回路規模を削
減し消費電力を低減することができる効果が得られる。
例と比較して乗算手段を4個から2個に削減できると共
に、加算手段の回路を削除することができ、新たに付加
した信号選択手段は削減した乗算手段2個と同程度の回
路規模のため、加算手段を削除した分だけ回路規模を削
減し消費電力を低減することができる効果が得られる。
【0029】また、この発明によれば、従来例と比較し
て乗算手段と加算手段の回路を半分に削減することがで
き、新たに付加した信号選択手段は削減した乗算手段と
同程度の回路規模のため、加算手段を削減した分だけ回
路規模を削減し消費電力を低減することができる効果が
得られる。
て乗算手段と加算手段の回路を半分に削減することがで
き、新たに付加した信号選択手段は削減した乗算手段と
同程度の回路規模のため、加算手段を削減した分だけ回
路規模を削減し消費電力を低減することができる効果が
得られる。
【図1】 この発明の実施の形態1によるスライディン
グ相関器による4相相関器を示すブロック構成図であ
る。
グ相関器による4相相関器を示すブロック構成図であ
る。
【図2】 信号選択手段の詳細を示すブロック構成図で
ある。
ある。
【図3】 スライディング相関器の動作を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】 信号選択手段の動作を示す説明図である。
【図5】 IQ平面上での回転を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるマッチドフィ
ルタによる4相相関器を示すブロック構成図である。
ルタによる4相相関器を示すブロック構成図である。
【図7】 従来のスペクトル拡散通信装置の受信装置に
用いられるスライディング相関器による4相相関器を示
すブロック構成図である。
用いられるスライディング相関器による4相相関器を示
すブロック構成図である。
【図8】 従来のスライディング相関器の動作を示す説
明図である。
明図である。
【図9】 IQ平面上での回転を示す説明図である。
【図10】 従来のマッチドフィルタを示すブロック構
成図である。
成図である。
【図11】 従来のマッチドフィルタによる4相相関器
である。
である。
30,42a〜42n 信号選択手段、31a,31
b,43a〜43n,44a〜44n 乗算手段、32
a,32b 積分放電手段、40a,40b 遅延手
段、41a,41b 参照符号格納手段、45a,45
b 加算手段。
b,43a〜43n,44a〜44n 乗算手段、32
a,32b 積分放電手段、40a,40b 遅延手
段、41a,41b 参照符号格納手段、45a,45
b 加算手段。
Claims (2)
- 【請求項1】 スペクトル拡散信号の受信ベースバンド
信号と参照用拡散符号との4相相関を行なう4相相関器
において、当該4相相関器はスライディング相関器であ
り、受信ベースバンドI信号と受信ベースバンドQ信号
とを参照用拡散符号に応じて入れ換える信号選択手段
と、その信号選択手段により選択された受信ベースバン
ドI信号および受信ベースバンドQ信号と参照用拡散符
号とを乗算する乗算手段と、その乗算手段により乗算さ
れた乗算結果を積分放電する積分放電手段とを備え、前
記信号選択手段と前記乗算手段は、受信ベースバンドI
信号と受信ベースバンドQ信号とをIQ平面上で参照用
拡散符号によって決定される0°,90°,180°,
270°のいずれかに回転させることを特徴とする4相
相関器。 - 【請求項2】 スペクトル拡散信号の受信ベースバンド
信号と参照用拡散符号との4相相関を行なう4相相関器
において、当該4相相関器はマッチドフィルタであり、
受信ベースバンドI信号と受信ベースバンドQ信号とを
タップ毎に遅延させる遅延手段と、参照用拡散符号を格
納する参照符号格納手段と、前記遅延手段によりタップ
毎に遅延された受信ベースバンドI信号と受信ベースバ
ンドQ信号とを前記参照符号格納手段により格納された
参照用拡散符号に応じてそれぞれ入れ換える複数の信号
選択手段と、それら信号選択手段により各タップ毎に選
択された受信ベースバンドI信号および受信ベースバン
ドQ信号と参照用拡散符号とを乗算する複数の乗算手段
と、それら乗算手段により乗算された乗算結果を加算す
る加算手段とを備え、前記信号選択手段と前記乗算手段
は、タップ毎に遅延された受信ベースバンドI信号と受
信ベースバンドQ信号とをIQ平面上で参照用拡散符号
によって決定される0°,90°,180°,270°
のいずれかに回転させることを特徴とする4相相関器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10115682A JPH11308149A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 4相相関器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10115682A JPH11308149A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 4相相関器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11308149A true JPH11308149A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14668670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10115682A Pending JPH11308149A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 4相相関器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11308149A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002541705A (ja) * | 1999-04-06 | 2002-12-03 | エリクソン インコーポレイテッド | 消費電力を低減した複素数整合フィルタ |
JP2003521142A (ja) * | 1999-11-29 | 2003-07-08 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 整合フィルタを使用したパイロットの検索のための方法および装置 |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP10115682A patent/JPH11308149A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002541705A (ja) * | 1999-04-06 | 2002-12-03 | エリクソン インコーポレイテッド | 消費電力を低減した複素数整合フィルタ |
JP2003521142A (ja) * | 1999-11-29 | 2003-07-08 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 整合フィルタを使用したパイロットの検索のための方法および装置 |
JP4790958B2 (ja) * | 1999-11-29 | 2011-10-12 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 整合フィルタを使用したパイロットの検索のための方法および装置 |
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