JPH11308087A - スルーレートコントロール付き出力バッファ回路 - Google Patents
スルーレートコントロール付き出力バッファ回路Info
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- JPH11308087A JPH11308087A JP10115681A JP11568198A JPH11308087A JP H11308087 A JPH11308087 A JP H11308087A JP 10115681 A JP10115681 A JP 10115681A JP 11568198 A JP11568198 A JP 11568198A JP H11308087 A JPH11308087 A JP H11308087A
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- H03K19/00361—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits
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- H03K17/16—Modifications for eliminating interference voltages or currents
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- H03K17/165—Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches by feedback from the output circuit to the control circuit
- H03K17/166—Soft switching
- H03K17/167—Soft switching using parallel switching arrangements
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- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
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- H03K19/00369—Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters
- H03K19/00384—Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters in field effect transistor circuits
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力波形のスルーレートが負荷容量の変化に
より、また周囲温度等の変動によるトランジスタ特性の
変化により変動するという課題があった。 【解決手段】 各判定回路11〜13,18〜20が出
力端子10の電位情報を入力して予め設定されている基
準値と比較して比較結果を出力し、入力端子1にHレベ
ルかLレベルの制御信号が入力され所定時間経過後に出
力される各遅延回路14,21からの制御信号を入力し
た際に、非同期SET付フリップフロップ回路15〜1
7または非同期RESET付フリップフロップ回路22
〜24は判定結果を取り込み、判定結果に従って各トラ
ンジスタ2〜9を動作させるものである。
より、また周囲温度等の変動によるトランジスタ特性の
変化により変動するという課題があった。 【解決手段】 各判定回路11〜13,18〜20が出
力端子10の電位情報を入力して予め設定されている基
準値と比較して比較結果を出力し、入力端子1にHレベ
ルかLレベルの制御信号が入力され所定時間経過後に出
力される各遅延回路14,21からの制御信号を入力し
た際に、非同期SET付フリップフロップ回路15〜1
7または非同期RESET付フリップフロップ回路22
〜24は判定結果を取り込み、判定結果に従って各トラ
ンジスタ2〜9を動作させるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スルーレートコ
ントロール付き出力バッファ回路に関するものである。
ントロール付き出力バッファ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のスルーレートコントロー
ル付き出力バッファ回路を示すブロック図であり、図に
おいて、65は入力端子、57〜60はハイレベル(H
レベル)出力用トランジスタ、61〜64はロウレベル
(Lレベル)出力用トランジスタ、51〜56は遅延回
路、66は出力端子である。
ル付き出力バッファ回路を示すブロック図であり、図に
おいて、65は入力端子、57〜60はハイレベル(H
レベル)出力用トランジスタ、61〜64はロウレベル
(Lレベル)出力用トランジスタ、51〜56は遅延回
路、66は出力端子である。
【0003】次に動作について説明する。図5に示した
従来の出力バッファ回路の動作原理は、遅延回路51〜
56のそれぞれに予め設定された遅延時間の時間差に基
づいて、随時にHレベル出力用トランジスタ57〜6
0,Lレベル出力用トランジスタ61〜64をONさせ
ることで、出力バッファ回路の出力端子から出力される
出力波形のスルーレートをコントロールしていた。
従来の出力バッファ回路の動作原理は、遅延回路51〜
56のそれぞれに予め設定された遅延時間の時間差に基
づいて、随時にHレベル出力用トランジスタ57〜6
0,Lレベル出力用トランジスタ61〜64をONさせ
ることで、出力バッファ回路の出力端子から出力される
出力波形のスルーレートをコントロールしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
出力バッファ回路では、出力端子66に接続された負荷
容量(図示せず)の変化に係わらず、常に予め設定され
た固定の時間差で、各トランジスタ57〜64をONさ
せていたので、負荷容量の変化により出力波形のスルー
レートが変化するという課題があった。図4の破線E〜
Hは、従来の出力バッファ回路の出力の出力波形を示す
説明図であり、図において、横軸は時間(ナノ秒、na
no sec)、縦軸は電位(volt)を示す。尚、
図4には、従来の出力バッファ回路の出力波形とこの発
明の出力バッファ回路の出力波形を比較するため、この
発明の出力バッファ回路の出力波形も合わせて示されて
いるが、これに関しては「発明の実施の形態」において
詳細に説明する。出力端子66に接続された負荷容量の
変化により、従来の出力バッファ回路の出力の出力波形
のスルーレートが変動している場合を示している。図4
において、出力波形Eは負荷容量が5pFの場合、出力
波形Fは負荷容量が10pFの場合、出力波形Gは負荷
容量が15pFの場合、そして出力波形Hは負荷容量が
20pFの場合を示している。
出力バッファ回路では、出力端子66に接続された負荷
容量(図示せず)の変化に係わらず、常に予め設定され
た固定の時間差で、各トランジスタ57〜64をONさ
せていたので、負荷容量の変化により出力波形のスルー
レートが変化するという課題があった。図4の破線E〜
Hは、従来の出力バッファ回路の出力の出力波形を示す
説明図であり、図において、横軸は時間(ナノ秒、na
no sec)、縦軸は電位(volt)を示す。尚、
図4には、従来の出力バッファ回路の出力波形とこの発
明の出力バッファ回路の出力波形を比較するため、この
発明の出力バッファ回路の出力波形も合わせて示されて
いるが、これに関しては「発明の実施の形態」において
詳細に説明する。出力端子66に接続された負荷容量の
変化により、従来の出力バッファ回路の出力の出力波形
のスルーレートが変動している場合を示している。図4
において、出力波形Eは負荷容量が5pFの場合、出力
波形Fは負荷容量が10pFの場合、出力波形Gは負荷
容量が15pFの場合、そして出力波形Hは負荷容量が
20pFの場合を示している。
【0005】さらに、従来の出力バッファ回路では、周
囲の温度等の変動により引き起こされるトランジスタ5
7〜64のトランジスタ特性の変化に関係なく、常に予
め設定された固定の時間差で、各トランジスタ57〜6
4をONさせていたので、出力波形のスルーレートが周
囲の温度等の変動で発生するトランジスタ特性の変化に
より変動するという課題があった。
囲の温度等の変動により引き起こされるトランジスタ5
7〜64のトランジスタ特性の変化に関係なく、常に予
め設定された固定の時間差で、各トランジスタ57〜6
4をONさせていたので、出力波形のスルーレートが周
囲の温度等の変動で発生するトランジスタ特性の変化に
より変動するという課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、出力端子の電位情報に基づいて、
出力端子に接続された負荷容量の変化や周囲温度の変化
等によるトランジスタ特性の変化に対応して、トランジ
スタのON,OFF動作をコントロールすることで、出
力波形のスルーレートを常に一定範囲に保つことのでき
る出力バッファ回路を得ることを目的とする。
めになされたもので、出力端子の電位情報に基づいて、
出力端子に接続された負荷容量の変化や周囲温度の変化
等によるトランジスタ特性の変化に対応して、トランジ
スタのON,OFF動作をコントロールすることで、出
力波形のスルーレートを常に一定範囲に保つことのでき
る出力バッファ回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスルーレ
ートコントロール付き出力バッファ回路は、複数の電位
判定手段が、出力端子の電位情報を入力し、電位情報に
基づいて、それぞれに予め設定されている基準値と比較
して比較結果を出力し、遅延手段が、入力端子に制御信
号が入力されて所定時間経過後に制御信号を出力し、制
御手段が、遅延手段からの制御信号を入力した際、電位
判定手段から出力される判定結果を取り込み、判定結果
の値に従って出力端子に出力電圧を供給する出力手段を
動作させるものであり、出力端子に接続された負荷容量
の変化や、あるいは周囲温度の変動によるトランジスタ
特性の変化の影響に関係なく、出力波形のスルーレート
を一定に保つものである。
ートコントロール付き出力バッファ回路は、複数の電位
判定手段が、出力端子の電位情報を入力し、電位情報に
基づいて、それぞれに予め設定されている基準値と比較
して比較結果を出力し、遅延手段が、入力端子に制御信
号が入力されて所定時間経過後に制御信号を出力し、制
御手段が、遅延手段からの制御信号を入力した際、電位
判定手段から出力される判定結果を取り込み、判定結果
の値に従って出力端子に出力電圧を供給する出力手段を
動作させるものであり、出力端子に接続された負荷容量
の変化や、あるいは周囲温度の変動によるトランジスタ
特性の変化の影響に関係なく、出力波形のスルーレート
を一定に保つものである。
【0008】この発明に係るスルーレートコントロール
付き出力バッファ回路は、出力手段を複数のHレベル出
力用トランジスタおよびLレベル出力用トランジスタで
構成し、電位判定手段を複数のHレベル出力用電位判定
回路およびLレベル出力用電位判定回路で構成し、制御
手段を複数の非同期SET付フリップフロップ回路およ
び非同期RESET付フリップフロップ回路で構成し、
遅延手段をHレベル出力用信号遅延回路およびLレベル
出力用信号遅延回路で構成したものであり、複数のHレ
ベル出力用電位判定回路、複数の非同期SET付フリッ
プフロップ回路、およびHレベル出力用信号遅延回路の
動作に基づいて、複数のHレベル出力用トランジスタか
らHレベルの出力波形を出力させ、複数のLレベル出力
用電位判定回路、複数の非同期RESET付フリップフ
ロップ回路、および前記Lレベル出力用信号遅延回路の
動作に基づいて、複数のLレベル出力用トランジスタか
らLレベルの出力波形を出力させるものである。
付き出力バッファ回路は、出力手段を複数のHレベル出
力用トランジスタおよびLレベル出力用トランジスタで
構成し、電位判定手段を複数のHレベル出力用電位判定
回路およびLレベル出力用電位判定回路で構成し、制御
手段を複数の非同期SET付フリップフロップ回路およ
び非同期RESET付フリップフロップ回路で構成し、
遅延手段をHレベル出力用信号遅延回路およびLレベル
出力用信号遅延回路で構成したものであり、複数のHレ
ベル出力用電位判定回路、複数の非同期SET付フリッ
プフロップ回路、およびHレベル出力用信号遅延回路の
動作に基づいて、複数のHレベル出力用トランジスタか
らHレベルの出力波形を出力させ、複数のLレベル出力
用電位判定回路、複数の非同期RESET付フリップフ
ロップ回路、および前記Lレベル出力用信号遅延回路の
動作に基づいて、複数のLレベル出力用トランジスタか
らLレベルの出力波形を出力させるものである。
【0009】この発明に係るスルーレートコントロール
付き出力バッファ回路は、遅延手段から出力された制御
信号を制御手段が入力した時に、電位判定手段から出力
される判定結果をこの制御手段が取り込むか、あるい
は、入力端子に制御信号が入力された時に電位判定手段
から出力される判定結果をこの制御手段が取り込むか
を、切替手段により選択するものである。
付き出力バッファ回路は、遅延手段から出力された制御
信号を制御手段が入力した時に、電位判定手段から出力
される判定結果をこの制御手段が取り込むか、あるい
は、入力端子に制御信号が入力された時に電位判定手段
から出力される判定結果をこの制御手段が取り込むか
を、切替手段により選択するものである。
【0010】この発明に係るスルーレートコントロール
付き出力バッファ回路は、保持手段が電位判定手段から
出力される判定結果を一時格納し、保持手段の情報を基
に、制御手段は出力手段の動作を制御するものである。
付き出力バッファ回路は、保持手段が電位判定手段から
出力される判定結果を一時格納し、保持手段の情報を基
に、制御手段は出力手段の動作を制御するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
出力バッファ回路を示すブロック図である。図1におい
て、1は入力端子、2〜5はハイレベル(Hレベル)出
力用トランジスタ(出力手段)、6〜9はロウレベル
(Lレベル)出力用トランジスタ(出力手段)、11〜
13はHレベル出力用電位判定回路(電位判定手段)、
14はHレベル出力用信号遅延回路(遅延手段)、15
〜17は非同期SET付フリップフロップ回路(制御手
段),18〜20はLレベル出力用電位判定回路(電位
判定手段)、21はLレベル出力用信号遅延回路(遅延
手段)、22〜24は非同期RESET付フリップフロ
ップ回路(制御手段)、10は出力端子である。また、
Hレベル出力用電位判定回路11〜13およびLレベル
出力用電位判定回路18〜20のそれぞれには、異なる
判定基準レベルが設定されている。例えば、Hレベル出
力用電位判定回路11には0.5V、Hレベル出力用電
位判定回路12には、0.7V、Hレベル出力用電位判
定回路13には1.3Vの値が基準値として設定され、
これらの値は用途に応じて適宜変化可能である。また、
Lレベル出力用電位判定回路18〜20に関しても同様
で必要に応じた遅延値を適宜設定できる。また、各電位
判定回路11〜13、18〜20の入力電位、即ち、出
力端子10の電位が判定基準レベルを越えた場合、Hレ
ベルの制御信号をそれぞれ出力し、その入力電位が判定
基準レベル以下の場合はLレベルの制御信号をそれぞれ
出力し、これにより非同期SET付フリップフロップ回
路15〜17および非同期RESET付フリップフロッ
プ回路22〜24を介して、Hレベル出力用トランジス
タ2〜5、Lレベル出力用トランジスタ6〜9の動作を
制御する。
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
出力バッファ回路を示すブロック図である。図1におい
て、1は入力端子、2〜5はハイレベル(Hレベル)出
力用トランジスタ(出力手段)、6〜9はロウレベル
(Lレベル)出力用トランジスタ(出力手段)、11〜
13はHレベル出力用電位判定回路(電位判定手段)、
14はHレベル出力用信号遅延回路(遅延手段)、15
〜17は非同期SET付フリップフロップ回路(制御手
段),18〜20はLレベル出力用電位判定回路(電位
判定手段)、21はLレベル出力用信号遅延回路(遅延
手段)、22〜24は非同期RESET付フリップフロ
ップ回路(制御手段)、10は出力端子である。また、
Hレベル出力用電位判定回路11〜13およびLレベル
出力用電位判定回路18〜20のそれぞれには、異なる
判定基準レベルが設定されている。例えば、Hレベル出
力用電位判定回路11には0.5V、Hレベル出力用電
位判定回路12には、0.7V、Hレベル出力用電位判
定回路13には1.3Vの値が基準値として設定され、
これらの値は用途に応じて適宜変化可能である。また、
Lレベル出力用電位判定回路18〜20に関しても同様
で必要に応じた遅延値を適宜設定できる。また、各電位
判定回路11〜13、18〜20の入力電位、即ち、出
力端子10の電位が判定基準レベルを越えた場合、Hレ
ベルの制御信号をそれぞれ出力し、その入力電位が判定
基準レベル以下の場合はLレベルの制御信号をそれぞれ
出力し、これにより非同期SET付フリップフロップ回
路15〜17および非同期RESET付フリップフロッ
プ回路22〜24を介して、Hレベル出力用トランジス
タ2〜5、Lレベル出力用トランジスタ6〜9の動作を
制御する。
【0012】この実施の形態1の出力バッファ回路は、
Hレベル出力用電位判定回路およびLレベル出力用電位
判定回路が、出力端子の電位情報を入力し、この電位情
報に基づいて、それぞれに予め設定されている基準値と
比較して比較結果を出力し、Hレベル出力用信号遅延回
路およびLレベル出力用信号遅延回路が、入力端子に制
御信号が入力されて所定時間経過後に制御信号であるト
リガ信号を出力する。そして、非同期SET付フリップ
フロップ回路および非同期RESET付フリップフロッ
プ回路が、Hレベル出力用信号遅延回路およびLレベル
出力用信号遅延回路からの制御信号を入力した際、Hレ
ベル出力用電位判定回路およびLレベル出力用電位判定
回路から出力される判定結果を取り込み、判定結果の値
に従って、Hレベル出力用トランジスタおよびLレベル
出力用トランジスタから出力端子に出力電圧を供給する
ものであり、出力端子に接続された負荷容量の変化や、
あるいは周囲温度の変動によるトランジスタ特性の変化
の影響に関係なく、出力波形のスルーレートを一定に保
つものである。
Hレベル出力用電位判定回路およびLレベル出力用電位
判定回路が、出力端子の電位情報を入力し、この電位情
報に基づいて、それぞれに予め設定されている基準値と
比較して比較結果を出力し、Hレベル出力用信号遅延回
路およびLレベル出力用信号遅延回路が、入力端子に制
御信号が入力されて所定時間経過後に制御信号であるト
リガ信号を出力する。そして、非同期SET付フリップ
フロップ回路および非同期RESET付フリップフロッ
プ回路が、Hレベル出力用信号遅延回路およびLレベル
出力用信号遅延回路からの制御信号を入力した際、Hレ
ベル出力用電位判定回路およびLレベル出力用電位判定
回路から出力される判定結果を取り込み、判定結果の値
に従って、Hレベル出力用トランジスタおよびLレベル
出力用トランジスタから出力端子に出力電圧を供給する
ものであり、出力端子に接続された負荷容量の変化や、
あるいは周囲温度の変動によるトランジスタ特性の変化
の影響に関係なく、出力波形のスルーレートを一定に保
つものである。
【0013】次に動作について説明する。出力バッファ
回路が、例えば、出力端子10を介して外部へHレベル
の出力信号を出力する場合、先ず入力端子1に制御信
号、例えば、Hレベルの制御信号が入力端子1へ入力さ
れる。つまり、入力端子1のレベルが、LレベルからH
レベルへ変化すると、瞬時にHレベル出力用トランジス
タ2がオン(ON)し、同時に、非同期RESET付フ
リップフロップ回路22〜24がリセットされ、Lレベ
ル出力用トランジスタ6〜9がオフ(OFF)する。
回路が、例えば、出力端子10を介して外部へHレベル
の出力信号を出力する場合、先ず入力端子1に制御信
号、例えば、Hレベルの制御信号が入力端子1へ入力さ
れる。つまり、入力端子1のレベルが、LレベルからH
レベルへ変化すると、瞬時にHレベル出力用トランジス
タ2がオン(ON)し、同時に、非同期RESET付フ
リップフロップ回路22〜24がリセットされ、Lレベ
ル出力用トランジスタ6〜9がオフ(OFF)する。
【0014】次に、Hレベル出力用信号遅延回路14内
に予め設定されている遅延時間データに基づいて、Hレ
ベル出力用トランジスタ2がONしてから所定時間の経
過後に(例えば、2ナノ秒経過後、即ち、図4に示す
2.0E−9経過後)非同期SET付フリップフロップ
回路15〜17の端子Tへ、Hレベル出力用信号遅延回
路14からトリガ信号が出力される。非同期SET付フ
リップフロップ回路15〜17の端子Tが、トリガ信号
を入力した時点でのHレベル出力用電位判定回路11〜
13の出力レベルが、非同期SET付フリップフロップ
回路15〜17内に取り込まれる。この取り込まれた出
力レベルの情報をもとに、非同期SET付フリップフロ
ップ回路15〜17から制御信号がHレベル出力用トラ
ンジスタ3〜5へ出力され、Hレベル出力用トランジス
タ3〜5の動作が制御される。
に予め設定されている遅延時間データに基づいて、Hレ
ベル出力用トランジスタ2がONしてから所定時間の経
過後に(例えば、2ナノ秒経過後、即ち、図4に示す
2.0E−9経過後)非同期SET付フリップフロップ
回路15〜17の端子Tへ、Hレベル出力用信号遅延回
路14からトリガ信号が出力される。非同期SET付フ
リップフロップ回路15〜17の端子Tが、トリガ信号
を入力した時点でのHレベル出力用電位判定回路11〜
13の出力レベルが、非同期SET付フリップフロップ
回路15〜17内に取り込まれる。この取り込まれた出
力レベルの情報をもとに、非同期SET付フリップフロ
ップ回路15〜17から制御信号がHレベル出力用トラ
ンジスタ3〜5へ出力され、Hレベル出力用トランジス
タ3〜5の動作が制御される。
【0015】図4を参照しながら、上記した実施の形態
1の出力バッファ回路の動作をさらに詳しく説明する。
図4は、図1に示した実施の形態1の出力バッファ回路
の出力波形の一例を示す説明図であり、横軸は時間(ナ
ノ秒、nano sec)、縦軸は電位(volt)を
示す。図4は、4種類の容量、例えば、5pF,10p
F,15pF,20pFを負荷容量として出力端子10
に接続した場合における実施の形態1の出力バッファ回
路の出力波形を示しており、点線で示される出力波形E
〜Hは既に説明した従来の出力バッファ回路の出力波
形、実線で示された出力波形E〜Hはこの発明の実施の
形態1の出力バッファ回路の出力波形を示す。また、図
4において、IはHレベル出力用電位判定回路11〜1
3から出力される判定結果が非同期SET付フリップフ
ロップ回路15〜17内に取り込まれるタイミング、J
〜LはHレベル出力用電位判定回路11〜13の判定基
準レベルを表している。
1の出力バッファ回路の動作をさらに詳しく説明する。
図4は、図1に示した実施の形態1の出力バッファ回路
の出力波形の一例を示す説明図であり、横軸は時間(ナ
ノ秒、nano sec)、縦軸は電位(volt)を
示す。図4は、4種類の容量、例えば、5pF,10p
F,15pF,20pFを負荷容量として出力端子10
に接続した場合における実施の形態1の出力バッファ回
路の出力波形を示しており、点線で示される出力波形E
〜Hは既に説明した従来の出力バッファ回路の出力波
形、実線で示された出力波形E〜Hはこの発明の実施の
形態1の出力バッファ回路の出力波形を示す。また、図
4において、IはHレベル出力用電位判定回路11〜1
3から出力される判定結果が非同期SET付フリップフ
ロップ回路15〜17内に取り込まれるタイミング、J
〜LはHレベル出力用電位判定回路11〜13の判定基
準レベルを表している。
【0016】波形Aは、4種類の波形内で最も小さな負
荷容量(5pF)を出力バッファ回路へ接続した場合の
出力バッファ回路の出力波形である。この出力バッファ
回路の出力波形のレベルは、判定結果が取り込まれるタ
イミングIの時点では、全ての電位判定回路11〜13
に設定されている判定基準レベルを越えているため、非
同期SET付フリップフロップ回路15〜17には、H
レベル出力用電位判定回路11〜13の判定結果である
Hレベルの制御信号が取り込まれる。よって、Hレベル
出力用トランジスタ3〜5はOFF状態を維持する。
荷容量(5pF)を出力バッファ回路へ接続した場合の
出力バッファ回路の出力波形である。この出力バッファ
回路の出力波形のレベルは、判定結果が取り込まれるタ
イミングIの時点では、全ての電位判定回路11〜13
に設定されている判定基準レベルを越えているため、非
同期SET付フリップフロップ回路15〜17には、H
レベル出力用電位判定回路11〜13の判定結果である
Hレベルの制御信号が取り込まれる。よって、Hレベル
出力用トランジスタ3〜5はOFF状態を維持する。
【0017】次に、波形Bは、波形Aの負荷容量(5p
F)の場合の2倍の負荷容量(10pF)が出力バッフ
ァ回路へ接続された場合における出力バッファ回路の出
力波形を示している。Hレベル出力用電位判定回路11
〜13の判定結果が、非同期SET付フリップフロップ
回路15〜17へ取り込まれるタイミングI時点での出
力端子10の電位は、判定基準レベルJとKの間にある
ため、非同期SET付フリップフロップ回路15へは、
判定結果であるLレベルの制御信号が取り込まれ、非同
期SET付フリップフロップ回路16,17へは判定結
果であるHレベルの制御信号が取り込まれる。よって、
Hレベル出力用トランジスタ2と3とがONし、即ち、
波形Bの場合の2倍のHレベル出力用トランジスタがO
Nするため、波形Bに示す様に2倍の負荷容量(10p
F)がつながれた場合でも、波形Aの場合と同じスルー
レートでHレベルの出力波形を、実施の形態1の出力バ
ッファ回路は出力することができる。
F)の場合の2倍の負荷容量(10pF)が出力バッフ
ァ回路へ接続された場合における出力バッファ回路の出
力波形を示している。Hレベル出力用電位判定回路11
〜13の判定結果が、非同期SET付フリップフロップ
回路15〜17へ取り込まれるタイミングI時点での出
力端子10の電位は、判定基準レベルJとKの間にある
ため、非同期SET付フリップフロップ回路15へは、
判定結果であるLレベルの制御信号が取り込まれ、非同
期SET付フリップフロップ回路16,17へは判定結
果であるHレベルの制御信号が取り込まれる。よって、
Hレベル出力用トランジスタ2と3とがONし、即ち、
波形Bの場合の2倍のHレベル出力用トランジスタがO
Nするため、波形Bに示す様に2倍の負荷容量(10p
F)がつながれた場合でも、波形Aの場合と同じスルー
レートでHレベルの出力波形を、実施の形態1の出力バ
ッファ回路は出力することができる。
【0018】同様に、出力波形Aの場合の負荷容量(5
pF)の3倍の負荷容量(15pF)が出力バッファ回
路へ接続された場合(出力波形C)や、出力波形Aの場
合の4倍の負荷容量(20pF)が出力バッファ回路へ
接続された場合(出力波形D)においても、出力波形A
の場合と同じスルーレートで、出力バッファ回路はHレ
ベルの出力波形を出力できる。即ち、出力波形Aの負荷
容量(5pF)の場合の3倍の負荷容量(15pF)で
ある出力波形Cの場合は、非同期SET付フリップフロ
ップ回路15,16へは判定結果であるLレベルの制御
信号が取り込まれ、非同期SET付フリップフロップ回
路17へは判定結果であるHレベルの制御信号が取り込
まれる。よって、Hレベル出力用トランジスタ2,3,
4がONする、即ち、波形Aの場合の3倍のHレベル出
力用トランジスタ2,3,4がONする。また、波形A
の負荷容量(5pF)の場合の4倍の負荷容量(20p
F)である波形Dの場合は、非同期SET付フリップフ
ロップ回路15〜17へは判定結果であるLレベルの制
御信号が取り込まれるので、すべてのHレベル出力用ト
ランジスタ2,3,4,5がONし、即ち、波形Aの場
合の4倍のHレベル出力用トランジスタ2,3,4,5
がONする。
pF)の3倍の負荷容量(15pF)が出力バッファ回
路へ接続された場合(出力波形C)や、出力波形Aの場
合の4倍の負荷容量(20pF)が出力バッファ回路へ
接続された場合(出力波形D)においても、出力波形A
の場合と同じスルーレートで、出力バッファ回路はHレ
ベルの出力波形を出力できる。即ち、出力波形Aの負荷
容量(5pF)の場合の3倍の負荷容量(15pF)で
ある出力波形Cの場合は、非同期SET付フリップフロ
ップ回路15,16へは判定結果であるLレベルの制御
信号が取り込まれ、非同期SET付フリップフロップ回
路17へは判定結果であるHレベルの制御信号が取り込
まれる。よって、Hレベル出力用トランジスタ2,3,
4がONする、即ち、波形Aの場合の3倍のHレベル出
力用トランジスタ2,3,4がONする。また、波形A
の負荷容量(5pF)の場合の4倍の負荷容量(20p
F)である波形Dの場合は、非同期SET付フリップフ
ロップ回路15〜17へは判定結果であるLレベルの制
御信号が取り込まれるので、すべてのHレベル出力用ト
ランジスタ2,3,4,5がONし、即ち、波形Aの場
合の4倍のHレベル出力用トランジスタ2,3,4,5
がONする。
【0019】尚、上記の説明では、出力端子10からH
レベルの信号の出力波形が出力される場合について説明
したが、Lレベルの信号の出力波形が出力される場合に
関しても、Lレベルの制御信号が入力端子1へ入力され
た後、Lレベル出力用トランジスタ6〜9、Lレベル出
力用電位判定回路18〜20、Lレベル出力用信号遅延
回路21、非同期RESET付フリップフロップ回路2
2〜24が、上記したHレベルの出力波形を出力する場
合と同様の動作を行い、Lレベルの出力波形のスルーレ
ートの制御を行うので、ここでは説明を省略する。
レベルの信号の出力波形が出力される場合について説明
したが、Lレベルの信号の出力波形が出力される場合に
関しても、Lレベルの制御信号が入力端子1へ入力され
た後、Lレベル出力用トランジスタ6〜9、Lレベル出
力用電位判定回路18〜20、Lレベル出力用信号遅延
回路21、非同期RESET付フリップフロップ回路2
2〜24が、上記したHレベルの出力波形を出力する場
合と同様の動作を行い、Lレベルの出力波形のスルーレ
ートの制御を行うので、ここでは説明を省略する。
【0020】また、上記した実施の形態1の説明では、
Hレベル出力用電位判定回路11〜13,Lレベル出力
用電位判定回路18〜20、非同期SET付フリップフ
ロップ回路15〜17、非同期RESET付フリップフ
ロップ回路22〜24の数は、それぞれ3個の場合につ
いて説明したが、この発明はこの例に限定されず、1個
以上であれば必要に応じて必要な個数を設けてもよい。
Hレベル出力用電位判定回路11〜13,Lレベル出力
用電位判定回路18〜20、非同期SET付フリップフ
ロップ回路15〜17、非同期RESET付フリップフ
ロップ回路22〜24の数は、それぞれ3個の場合につ
いて説明したが、この発明はこの例に限定されず、1個
以上であれば必要に応じて必要な個数を設けてもよい。
【0021】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、出力用トランジスタの1つがONし、信号遅延回路
内に設定された所定の遅延時間経過後に、非同期SET
付フリップフロップ回路、非同期RESET付フリップ
フロップ回路が電位判定回路により判定された出力端子
10の電位を取り込み、出力用トランジスタの動作を制
御する。換言すれば、所定の遅延時間の経過後に、出力
端子の電位情報をフィードバックして出力波形のスルー
レートをコントロールするため、負荷容量の変化や、あ
るいは周囲温度等によるトランジスタ特性が変化した場
合でも出力波形のスルーレートを一定に保つことができ
る。
ば、出力用トランジスタの1つがONし、信号遅延回路
内に設定された所定の遅延時間経過後に、非同期SET
付フリップフロップ回路、非同期RESET付フリップ
フロップ回路が電位判定回路により判定された出力端子
10の電位を取り込み、出力用トランジスタの動作を制
御する。換言すれば、所定の遅延時間の経過後に、出力
端子の電位情報をフィードバックして出力波形のスルー
レートをコントロールするため、負荷容量の変化や、あ
るいは周囲温度等によるトランジスタ特性が変化した場
合でも出力波形のスルーレートを一定に保つことができ
る。
【0022】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2による出力バッファ回路を示すブロック図であ
る。図2において、26はHレベル出力用信号切替セレ
クタ(切替手段)、25はHレベル出力用信号切替セレ
クタ26へセレクト信号を入力するためのセレクト信号
入力端子、28はLレベル出力用信号切替セレクタ(切
替手段)、27はLレベル出力用信号切替セレクタ28
へセレクト信号を入力するためのセレクト信号入力端子
である。その他の構成要素の機能および動作は、図1に
示した実施の形態1の出力バッファ回路のものと同様な
ので、同一番号を使用し、その説明を省略する。
形態2による出力バッファ回路を示すブロック図であ
る。図2において、26はHレベル出力用信号切替セレ
クタ(切替手段)、25はHレベル出力用信号切替セレ
クタ26へセレクト信号を入力するためのセレクト信号
入力端子、28はLレベル出力用信号切替セレクタ(切
替手段)、27はLレベル出力用信号切替セレクタ28
へセレクト信号を入力するためのセレクト信号入力端子
である。その他の構成要素の機能および動作は、図1に
示した実施の形態1の出力バッファ回路のものと同様な
ので、同一番号を使用し、その説明を省略する。
【0023】実施の形態2の出力バッファ回路では、外
部から供給されたセレクト信号を入力し、このセレクト
信号に基づいてHレベル出力用信号切替セレクタ26お
よびLレベル出力用信号切替セレクタ28を動作させ、
実施の形態1の出力バッファ回路から出力される信号波
形のスルーレートの制御を行うか否かの選択を行うもの
である。
部から供給されたセレクト信号を入力し、このセレクト
信号に基づいてHレベル出力用信号切替セレクタ26お
よびLレベル出力用信号切替セレクタ28を動作させ、
実施の形態1の出力バッファ回路から出力される信号波
形のスルーレートの制御を行うか否かの選択を行うもの
である。
【0024】次に動作について説明する。Hレベル出力
用信号切替セレクタ26により、非同期SET付フリッ
プフロップ回路15〜17がHレベル出力用電位判定回
路11〜13から出力される判定結果を取り込むタイミ
ングIを、Hレベル出力用信号遅延回路14で設定され
た遅延時間の経過後にするか、あるいは即時に判定結果
を取り込むかを選択する。Hレベル出力用電位判定回路
11〜13から出力される判定結果を、非同期SET付
フリップフロップ回路15〜17が取り込むタイミング
を「即時に取り込む」と設定すると、入力端子1にHレ
ベルの信号が入力され出力端子10からHレベルの出力
波形が出力される、即ち、Hレベル出力の場合であれ
ば、Hレベル出力用電位判定回路11〜13の出力は全
てLレベルの信号を出力するため、Hレベル出力用トラ
ンジスタ3〜5は同時にONし、出力信号の出力波形の
スルーレートのコントロールがノンアクティブ(Non
Active)となる。
用信号切替セレクタ26により、非同期SET付フリッ
プフロップ回路15〜17がHレベル出力用電位判定回
路11〜13から出力される判定結果を取り込むタイミ
ングIを、Hレベル出力用信号遅延回路14で設定され
た遅延時間の経過後にするか、あるいは即時に判定結果
を取り込むかを選択する。Hレベル出力用電位判定回路
11〜13から出力される判定結果を、非同期SET付
フリップフロップ回路15〜17が取り込むタイミング
を「即時に取り込む」と設定すると、入力端子1にHレ
ベルの信号が入力され出力端子10からHレベルの出力
波形が出力される、即ち、Hレベル出力の場合であれ
ば、Hレベル出力用電位判定回路11〜13の出力は全
てLレベルの信号を出力するため、Hレベル出力用トラ
ンジスタ3〜5は同時にONし、出力信号の出力波形の
スルーレートのコントロールがノンアクティブ(Non
Active)となる。
【0025】上記の説明では、出力バッファ回路からH
レベルの信号を出力する場合について説明したが、実施
の形態2の出力バッファ回路がLレベルの信号を出力す
る場合も、上記したHレベルの信号を出力する場合と基
本的に同様の動作を行う。即ち、Lレベル出力用信号切
替セレクタ28により、非同期RESET付フリップフ
ロップ回路22〜24がLレベル出力用電位判定回路1
8〜20から出力される判定結果を取り込むタイミング
Iを、Lレベル出力用信号遅延回路21で設定された遅
延時間の経過後にするか、あるいは即時に判定結果を取
り込むかを選択する。Lレベル出力用電位判定回路18
〜20から出力される判定結果を、非同期RESET付
フリップフロップ回路22〜24が取り込むタイミング
を「即時に取り込む」と設定すると、Lレベル出力の場
合であれば、Lレベル出力用電位判定回路18〜20の
出力は全てLレベルの信号を出力するため、Lレベル出
力用トランジスタ7〜9は同時にONし、出力信号の出
力波形のスルーレートのコントロールがノンアクティブ
(Non Active)となる。
レベルの信号を出力する場合について説明したが、実施
の形態2の出力バッファ回路がLレベルの信号を出力す
る場合も、上記したHレベルの信号を出力する場合と基
本的に同様の動作を行う。即ち、Lレベル出力用信号切
替セレクタ28により、非同期RESET付フリップフ
ロップ回路22〜24がLレベル出力用電位判定回路1
8〜20から出力される判定結果を取り込むタイミング
Iを、Lレベル出力用信号遅延回路21で設定された遅
延時間の経過後にするか、あるいは即時に判定結果を取
り込むかを選択する。Lレベル出力用電位判定回路18
〜20から出力される判定結果を、非同期RESET付
フリップフロップ回路22〜24が取り込むタイミング
を「即時に取り込む」と設定すると、Lレベル出力の場
合であれば、Lレベル出力用電位判定回路18〜20の
出力は全てLレベルの信号を出力するため、Lレベル出
力用トランジスタ7〜9は同時にONし、出力信号の出
力波形のスルーレートのコントロールがノンアクティブ
(Non Active)となる。
【0026】尚、出力端子10から出力される信号の出
力波形のスルーレートのコントロールをアクティブとす
る場合は、実施の形態1の場合と同様である。即ち、セ
レクト信号を入力して、Hレベル出力用信号切替セレク
タ26またはLレベル出力用信号切替セレクタ28によ
り、非同期SET付フリップフロップ回路15〜17が
Hレベル出力用電位判定回路11〜13から出力される
判定結果を取り込むタイミングIを、Hレベル出力用信
号遅延回路14で設定された遅延時間の経過後にするよ
うに設定する。また、非同期RESET付フリップフロ
ップ回路22〜24がLレベル出力用電位判定回路18
〜20から出力される判定結果を取り込むタイミングI
を、Lレベル出力用信号遅延回路21で設定された遅延
時間の経過後にするように設定する。その後の動作は、
図1に示した実施の形態1の出力バッファ回路の動作と
同様なので、ここではその説明を省略する。
力波形のスルーレートのコントロールをアクティブとす
る場合は、実施の形態1の場合と同様である。即ち、セ
レクト信号を入力して、Hレベル出力用信号切替セレク
タ26またはLレベル出力用信号切替セレクタ28によ
り、非同期SET付フリップフロップ回路15〜17が
Hレベル出力用電位判定回路11〜13から出力される
判定結果を取り込むタイミングIを、Hレベル出力用信
号遅延回路14で設定された遅延時間の経過後にするよ
うに設定する。また、非同期RESET付フリップフロ
ップ回路22〜24がLレベル出力用電位判定回路18
〜20から出力される判定結果を取り込むタイミングI
を、Lレベル出力用信号遅延回路21で設定された遅延
時間の経過後にするように設定する。その後の動作は、
図1に示した実施の形態1の出力バッファ回路の動作と
同様なので、ここではその説明を省略する。
【0027】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、Hレベル出力用信号切替セレクタ26およびLレベ
ル出力用信号切替セレクタ28により、出力信号の出力
波形のスルーレートのコントロールをアクティブにする
か、またはノンアクティブにするかを選択できるので、
出力信号の出力波形のスルーレートのコントロールを必
要に応じて選択でき、用途に応じて使い分けることがで
きる。
ば、Hレベル出力用信号切替セレクタ26およびLレベ
ル出力用信号切替セレクタ28により、出力信号の出力
波形のスルーレートのコントロールをアクティブにする
か、またはノンアクティブにするかを選択できるので、
出力信号の出力波形のスルーレートのコントロールを必
要に応じて選択でき、用途に応じて使い分けることがで
きる。
【0028】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3による出力バッファ回路を示すブロック図であ
る。図3において、29はHレベル出力用電位判定回路
の判定結果を保持するレジスタ(保持手段)、30はL
レベル出力用電位判定回路の判定結果を保持するレジス
タである(保持手段)。実施の形態3の出力バッファ回
路におけるその他の構成要素の機能および動作は、図2
に示した実施の形態2の出力バッファ回路のものと同様
なので、同一番号を使用し、その説明を省略する。
形態3による出力バッファ回路を示すブロック図であ
る。図3において、29はHレベル出力用電位判定回路
の判定結果を保持するレジスタ(保持手段)、30はL
レベル出力用電位判定回路の判定結果を保持するレジス
タである(保持手段)。実施の形態3の出力バッファ回
路におけるその他の構成要素の機能および動作は、図2
に示した実施の形態2の出力バッファ回路のものと同様
なので、同一番号を使用し、その説明を省略する。
【0029】次に動作について説明する。実施の形態3
の出力バッファ回路からHレベルの信号を出力する時の
動作原理について説明する。Hレベル出力用電位判定回
路11〜13による出力端子10の電位の判定結果が、
非同期SET付フリップフロップ回路15〜17内へ取
り込まれるタイミングIを、Hレベル出力用信号遅延回
路14で設定された遅延時間の経過後に出力端子10の
電位の判定結果が取り込まれるように、セレクタ26を
セットした状態下で、一度、Hレベルの信号を出力す
る。このHレベルの信号が出力された時のHレベル出力
用電位判定回路11〜13の判定結果を、例えば、CP
U(図示せず)から送信される制御信号に基づいて、レ
ジスタ29内に保持する。
の出力バッファ回路からHレベルの信号を出力する時の
動作原理について説明する。Hレベル出力用電位判定回
路11〜13による出力端子10の電位の判定結果が、
非同期SET付フリップフロップ回路15〜17内へ取
り込まれるタイミングIを、Hレベル出力用信号遅延回
路14で設定された遅延時間の経過後に出力端子10の
電位の判定結果が取り込まれるように、セレクタ26を
セットした状態下で、一度、Hレベルの信号を出力す
る。このHレベルの信号が出力された時のHレベル出力
用電位判定回路11〜13の判定結果を、例えば、CP
U(図示せず)から送信される制御信号に基づいて、レ
ジスタ29内に保持する。
【0030】次に、Hレベルを出力する場合は、Hレベ
ル出力用電位判定回路11〜13の判定結果が、非同期
SET付フリップフロップ回路15〜17内へ取り込ま
れるタイミングIを、即時に取り込む様にセレクタをセ
ットする。これにより、レジスタ29の内容が瞬時に非
同期SET付フリップフロップ回路15〜17内へ取り
込まれる。すなわち、Hレベル出力用信号遅延回路14
で設定された遅延時間の経過後からHレベル出力用トラ
ンジスタ3〜5を制御する場合に比べて、Hレベル出力
用トランジスタ3〜5を迅速に制御し動作させることが
できる。
ル出力用電位判定回路11〜13の判定結果が、非同期
SET付フリップフロップ回路15〜17内へ取り込ま
れるタイミングIを、即時に取り込む様にセレクタをセ
ットする。これにより、レジスタ29の内容が瞬時に非
同期SET付フリップフロップ回路15〜17内へ取り
込まれる。すなわち、Hレベル出力用信号遅延回路14
で設定された遅延時間の経過後からHレベル出力用トラ
ンジスタ3〜5を制御する場合に比べて、Hレベル出力
用トランジスタ3〜5を迅速に制御し動作させることが
できる。
【0031】上記の説明では、出力バッファ回路からH
レベルの信号を出力する場合について説明したが、実施
の形態3の出力バッファ回路がLレベルの信号を出力す
る場合もHレベルの信号を出力する場合と基本的に同様
の動作を行う。即ち、Lレベル出力用電位判定回路18
〜20による出力端子10の電位の判定結果が、非同期
RESET付フリップフロップ回路22〜24内へ取り
込まれるタイミングIを、Lレベル出力用信号遅延回路
21で設定された遅延時間の経過後に出力端子10の電
位の判定結果が取り込まれるように、Lレベル出力用信
号切替セレクタ28をセットした状態の下で、一度Lレ
ベルの信号を出力する。このLレベルの信号が出力され
た時のLレベル出力用電位判定回路18〜20の判定結
果をレジスタ30内に保持する。
レベルの信号を出力する場合について説明したが、実施
の形態3の出力バッファ回路がLレベルの信号を出力す
る場合もHレベルの信号を出力する場合と基本的に同様
の動作を行う。即ち、Lレベル出力用電位判定回路18
〜20による出力端子10の電位の判定結果が、非同期
RESET付フリップフロップ回路22〜24内へ取り
込まれるタイミングIを、Lレベル出力用信号遅延回路
21で設定された遅延時間の経過後に出力端子10の電
位の判定結果が取り込まれるように、Lレベル出力用信
号切替セレクタ28をセットした状態の下で、一度Lレ
ベルの信号を出力する。このLレベルの信号が出力され
た時のLレベル出力用電位判定回路18〜20の判定結
果をレジスタ30内に保持する。
【0032】次に、Lレベルを出力する場合は、Lレベ
ル出力用電位判定回路18〜20の判定結果が、非同期
RESET付フリップフロップ回路22〜24内へ取り
込まれるタイミングIを、即時に取り込む様にLレベル
出力用信号切替セレクタ28をセットする。これによ
り、レジスタ30の内容が瞬時に非同期RESET付フ
リップフロップ回路22〜24内へ取り込まれる。すな
わち、Lレベル出力用信号遅延回路21で設定された遅
延時間の経過後からLレベル出力用トランジスタ7〜9
を制御する場合に比べて、Lレベル出力用トランジスタ
7〜9を迅速に制御し動作させることができる。
ル出力用電位判定回路18〜20の判定結果が、非同期
RESET付フリップフロップ回路22〜24内へ取り
込まれるタイミングIを、即時に取り込む様にLレベル
出力用信号切替セレクタ28をセットする。これによ
り、レジスタ30の内容が瞬時に非同期RESET付フ
リップフロップ回路22〜24内へ取り込まれる。すな
わち、Lレベル出力用信号遅延回路21で設定された遅
延時間の経過後からLレベル出力用トランジスタ7〜9
を制御する場合に比べて、Lレベル出力用トランジスタ
7〜9を迅速に制御し動作させることができる。
【0033】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、Hレベル出力用電位判定回路の判定結果を保持する
レジスタ29およびLレベル出力用電位判定回路の判定
結果を保持するレジスタ30を用いて、先の判定結果を
レジスタ29,30内に記憶させ、この判定結果を瞬時
に読みとることで、電位判定回路の判定結果を待たずに
出力トランジスタの動作を制御できるので出力バッファ
回路の動作スピードを向上させることができる。
ば、Hレベル出力用電位判定回路の判定結果を保持する
レジスタ29およびLレベル出力用電位判定回路の判定
結果を保持するレジスタ30を用いて、先の判定結果を
レジスタ29,30内に記憶させ、この判定結果を瞬時
に読みとることで、電位判定回路の判定結果を待たずに
出力トランジスタの動作を制御できるので出力バッファ
回路の動作スピードを向上させることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
の電位判定手段が出力端子の電位情報を入力し、電位情
報に基づいて、それぞれに予め設定されている基準値と
比較して比較結果を出力し、遅延手段が入力端子に制御
信号が入力されて所定時間経過後に制御信号を出力し、
制御手段が遅延手段からの制御信号を入力した際、電位
判定手段から出力される判定結果を取り込み、判定結果
の値に従って出力端子に出力電圧を供給する出力手段を
動作させるように構成したので、所定の遅延時間の経過
後に、出力端子の電位情報をフィードバックして出力波
形のスルーレートコントロールすることができ、負荷容
量の変化や、または周囲温度等によるトランジスタ特性
が変化した場合でも、出力波形のスルーレートを一定に
保つことができる効果がある。
の電位判定手段が出力端子の電位情報を入力し、電位情
報に基づいて、それぞれに予め設定されている基準値と
比較して比較結果を出力し、遅延手段が入力端子に制御
信号が入力されて所定時間経過後に制御信号を出力し、
制御手段が遅延手段からの制御信号を入力した際、電位
判定手段から出力される判定結果を取り込み、判定結果
の値に従って出力端子に出力電圧を供給する出力手段を
動作させるように構成したので、所定の遅延時間の経過
後に、出力端子の電位情報をフィードバックして出力波
形のスルーレートコントロールすることができ、負荷容
量の変化や、または周囲温度等によるトランジスタ特性
が変化した場合でも、出力波形のスルーレートを一定に
保つことができる効果がある。
【0035】この発明によれば、出力手段を複数のHレ
ベル出力用トランジスタおよびLレベル出力用トランジ
スタで構成し、電位判定手段を複数のHレベル出力用電
位判定回路およびLレベル出力用電位判定回路で構成
し、制御手段を複数の非同期SET付フリップフロップ
回路および非同期RESET付フリップフロップ回路で
構成し、遅延手段をHレベル出力用信号遅延回路および
Lレベル出力用信号遅延回路で構成したので、複数のH
レベル出力用電位判定回路、複数の非同期SET付フリ
ップフロップ回路、およびHレベル出力用信号遅延回路
の動作に基づいて、複数のHレベル出力用トランジスタ
からHレベルの出力波形を出力させ、複数のLレベル出
力用電位判定回路、複数の非同期RESET付フリップ
フロップ回路、および前記Lレベル出力用信号遅延回路
の動作に基づいて、複数のLレベル出力用トランジスタ
からLレベルの出力波形を出力できるものであり、所定
の遅延時間の経過後に、出力端子の電位情報をフィード
バックして出力波形のスルーレートコントロールするこ
とができ、負荷容量の変化や、または周囲温度等による
トランジスタ特性が変化した場合でも、出力波形のスル
ーレートを一定に保つことができる効果がある。
ベル出力用トランジスタおよびLレベル出力用トランジ
スタで構成し、電位判定手段を複数のHレベル出力用電
位判定回路およびLレベル出力用電位判定回路で構成
し、制御手段を複数の非同期SET付フリップフロップ
回路および非同期RESET付フリップフロップ回路で
構成し、遅延手段をHレベル出力用信号遅延回路および
Lレベル出力用信号遅延回路で構成したので、複数のH
レベル出力用電位判定回路、複数の非同期SET付フリ
ップフロップ回路、およびHレベル出力用信号遅延回路
の動作に基づいて、複数のHレベル出力用トランジスタ
からHレベルの出力波形を出力させ、複数のLレベル出
力用電位判定回路、複数の非同期RESET付フリップ
フロップ回路、および前記Lレベル出力用信号遅延回路
の動作に基づいて、複数のLレベル出力用トランジスタ
からLレベルの出力波形を出力できるものであり、所定
の遅延時間の経過後に、出力端子の電位情報をフィード
バックして出力波形のスルーレートコントロールするこ
とができ、負荷容量の変化や、または周囲温度等による
トランジスタ特性が変化した場合でも、出力波形のスル
ーレートを一定に保つことができる効果がある。
【0036】この発明によれば、切替手段が遅延手段か
ら出力された制御信号を入力した時に、電位判定手段か
ら出力される判定結果を制御手段が取り込むか、あるい
は、入力端子に制御信号が入力された時に、電位判定手
段から出力される判定結果を制御手段が取り込むかを選
択するように構成したので、出力信号の出力波形のスル
ーレートのコントロールをアクティブにするか、または
ノンアクティブにするかを選択でき、出力信号の出力波
形のスルーレートのコントロールを必要に応じて選択で
き、用途に応じて使い分けることができる効果がある。
ら出力された制御信号を入力した時に、電位判定手段か
ら出力される判定結果を制御手段が取り込むか、あるい
は、入力端子に制御信号が入力された時に、電位判定手
段から出力される判定結果を制御手段が取り込むかを選
択するように構成したので、出力信号の出力波形のスル
ーレートのコントロールをアクティブにするか、または
ノンアクティブにするかを選択でき、出力信号の出力波
形のスルーレートのコントロールを必要に応じて選択で
き、用途に応じて使い分けることができる効果がある。
【0037】この発明によれば、保持手段が電位判定手
段から出力される判定結果を一時格納し、保持手段の情
報を基に、制御手段は出力手段の動作を制御するように
構成したので、先に実行された判定結果を保持手段内
に、例えばレジスタ内に記憶させ、この判定結果を瞬時
に読みとることで、電位判定回路の判定結果を待たずに
出力トランジスタの動作を制御できるので出力バッファ
回路の動作スピードを向上させることができる効果があ
る。
段から出力される判定結果を一時格納し、保持手段の情
報を基に、制御手段は出力手段の動作を制御するように
構成したので、先に実行された判定結果を保持手段内
に、例えばレジスタ内に記憶させ、この判定結果を瞬時
に読みとることで、電位判定回路の判定結果を待たずに
出力トランジスタの動作を制御できるので出力バッファ
回路の動作スピードを向上させることができる効果があ
る。
【図1】 この発明の実施の形態1による出力バッファ
回路を示すブロック図である。
回路を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による出力バッファ
回路を示すブロック図である。
回路を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による出力バッファ
回路を示すブロック図である。
回路を示すブロック図である。
【図4】 図1〜図3に示したこの発明の実施の形態1
〜実施の形態3の出力バッファ回路と図5に示す従来の
出力バッファ回路の出力波形を比較した説明図である。
〜実施の形態3の出力バッファ回路と図5に示す従来の
出力バッファ回路の出力波形を比較した説明図である。
【図5】 従来の出力バッファ回路を示すブロック図で
ある。
ある。
1 入力端子、2〜5 Hレベル出力用トランジスタ
(出力手段)、6〜9Lレベル出力用トランジスタ(出
力手段)、10 出力端子、11〜13 Hレベル出力
用電位判定回路(電位判定手段)、14 Hレベル出力
用信号遅延回路(遅延手段)、15〜17 非同期SE
T付フリップフロップ回路(制御手段)、18〜20
Lレベル出力用電位判定回路(電位判定手段)、21
Lレベル出力用信号遅延回路(遅延手段)、22〜24
非同期RESET付フリップフロップ回路(制御手
段)、26 Hレベル出力用信号切替セレクタ(切替手
段)、28 Lレベル出力用信号切替セレクタ(切替手
段)、29 Hレベル出力用電位判定回路結果保持レジ
スタ(保持手段)、30 Lレベル出力用電位判定回路
結果保持レジスタ(保持手段)。
(出力手段)、6〜9Lレベル出力用トランジスタ(出
力手段)、10 出力端子、11〜13 Hレベル出力
用電位判定回路(電位判定手段)、14 Hレベル出力
用信号遅延回路(遅延手段)、15〜17 非同期SE
T付フリップフロップ回路(制御手段)、18〜20
Lレベル出力用電位判定回路(電位判定手段)、21
Lレベル出力用信号遅延回路(遅延手段)、22〜24
非同期RESET付フリップフロップ回路(制御手
段)、26 Hレベル出力用信号切替セレクタ(切替手
段)、28 Lレベル出力用信号切替セレクタ(切替手
段)、29 Hレベル出力用電位判定回路結果保持レジ
スタ(保持手段)、30 Lレベル出力用電位判定回路
結果保持レジスタ(保持手段)。
Claims (4)
- 【請求項1】 出力端子の電位情報を入力し、前記電位
情報に基づいて、それぞれに予め設定されている基準値
と比較して比較結果を出力する複数の電位判定手段と、
入力端子に制御信号が入力されて所定時間経過後に制御
信号を出力する遅延手段と、前記出力端子に出力電圧を
供給する複数の出力手段と、前記遅延手段からの前記制
御信号を入力した際、前記電位判定手段から出力される
前記判定結果を取り込み、前記判定結果に従って、前記
出力手段を動作させる制御手段とを備え、前記出力端子
から出力される出力波形のスルーレートを一定に保つス
ルーレートコントロール付き出力バッファ回路。 - 【請求項2】 出力手段は、複数のHレベル出力用トラ
ンジスタおよびLレベル出力用トランジスタを有し、電
位判定手段は複数のHレベル出力用電位判定回路および
Lレベル出力用電位判定回路を有し、制御手段は複数の
非同期SET付フリップフロップ回路および非同期RE
SET付フリップフロップ回路を有し、遅延手段はHレ
ベル出力用信号遅延回路およびLレベル出力用信号遅延
回路を有し、複数の前記Hレベル出力用電位判定回路、
複数の前記非同期SET付フリップフロップ回路、およ
び前記Hレベル出力用信号遅延回路の動作に基づいて、
複数の前記Hレベル出力用トランジスタはHレベルの出
力波形を出力し、複数の前記Lレベル出力用電位判定回
路、複数の前記非同期RESET付フリップフロップ回
路、および前記Lレベル出力用信号遅延回路の動作に基
づいて、複数の前記Lレベル出力用トランジスタはLレ
ベルの出力波形を出力することを特徴とする請求項1記
載のスルーレートコントロール付き出力バッファ回路。 - 【請求項3】 遅延手段から出力された制御信号を入力
した時に、電位判定手段から出力される判定結果を制御
手段が取り込むか、あるいは、入力端子に制御信号が入
力された時に、前記電位判定手段から出力される前記判
定結果を前記制御手段が取り込むかを選択する切替手段
をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項
2記載のスルーレートコントロール付き出力バッファ回
路。 - 【請求項4】 電位判定手段から出力される判定結果を
一時格納する保持手段をさらに備え、前記保持手段の情
報を基に、前記制御手段は出力手段の動作を制御するこ
とを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか
1項記載のスルーレートコントロール付き出力バッファ
回路。
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---|---|---|---|
JP10115681A JPH11308087A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | スルーレートコントロール付き出力バッファ回路 |
US09/159,546 US6124747A (en) | 1998-04-24 | 1998-09-24 | Output buffer circuit capable of controlling through rate |
KR1019980043330A KR100317203B1 (ko) | 1998-04-24 | 1998-10-16 | 스루율을제어할수있는출력버퍼회로 |
DE19849560A DE19849560C2 (de) | 1998-04-24 | 1998-10-27 | Ausgangspufferschaltung zum Steuern einer Anstiegsrate |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10115681A JPH11308087A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | スルーレートコントロール付き出力バッファ回路 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11308087A true JPH11308087A (ja) | 1999-11-05 |
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---|---|---|---|
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CN105493405B (zh) * | 2013-08-19 | 2018-09-25 | 国立研究开发法人科学技术振兴机构 | 可重构的延迟电路及使用该延迟电路的延迟监测电路、偏差校正电路、偏差测定方法和偏差校正方法 |
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US5122690A (en) * | 1990-10-16 | 1992-06-16 | General Electric Company | Interface circuits including driver circuits with switching noise reduction |
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-
1998
- 1998-04-24 JP JP10115681A patent/JPH11308087A/ja active Pending
- 1998-09-24 US US09/159,546 patent/US6124747A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-16 KR KR1019980043330A patent/KR100317203B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-10-27 DE DE19849560A patent/DE19849560C2/de not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
DE19849560A1 (de) | 1999-11-04 |
KR100317203B1 (ko) | 2002-01-16 |
US6124747A (en) | 2000-09-26 |
KR19990081770A (ko) | 1999-11-15 |
DE19849560C2 (de) | 2001-05-31 |
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