JPH11307616A - 半導体処理用載置台装置 - Google Patents

半導体処理用載置台装置

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JPH11307616A
JPH11307616A JP10779198A JP10779198A JPH11307616A JP H11307616 A JPH11307616 A JP H11307616A JP 10779198 A JP10779198 A JP 10779198A JP 10779198 A JP10779198 A JP 10779198A JP H11307616 A JPH11307616 A JP H11307616A
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JP
Japan
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mounting table
gear pulley
positioning
amount
hole
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Application number
JP10779198A
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English (en)
Inventor
Takeshi Konno
毅 紺野
Naoki Kobayashi
直紀 小林
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上下移動可能な載置台の水平度を簡単且つ確実
に微調節可能とする。 【解決手段】真空処理チャンバ13内には配設されたサ
セプタ15を上下動させるため、3つのボールネジ機構
60が配設される。各ボールネジ機構60のボールネジ
ナット62には、30°間隔で12個のネジ穴72が形
成される。ボールネジナット62に着脱可能に固定され
た歯車プーリ65には、6個のクリアランス穴75と、
5個の子穴77a 、77+b、77+c、77-b、77-cと
が形成される。子穴77a 、77+b、77+c間、及び子
穴77a 、77-b、77-c間の角度は、61.8°とな
るように設定される。1つの子穴とネジ穴72とが選択
的に整合され、ボールネジナット62と歯車プーリ65
の角度方向相対位置が設定される。これにより、ボール
ネジシャフト61の垂直方向における設定位置が変更さ
れ、サセプタ15の水平度が調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体処理用載置台
装置に関し、より具体的には、上下方向に移動可能な載
置台の水平度を微調節するための機構の改良に関する。
ここで、半導体処理とは、半導体ウエハやLCD基板等
の被処理基板上に半導体層、絶縁層、導電層等を所定の
パターンで形成することにより、該被処理基板上に半導
体デバイスや、半導体デバイスに接続される配線、電極
等を含む構造物を製造するために実施される種々の処理
を意味する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハやLCD基板等の被処理基
板に対して半導体処理を施すため、エッチング装置、成
膜装置、熱処理装置等々、様々な場面で載置台が利用さ
れている。この種の載置台の幾つかは、被処理基板のロ
ード及びアンロードを行いやすくするため、或いは処理
条件を任意に設定するため等の理由で、上下に移動可能
に構成される。その代表的な例は、平行平板型のエッチ
ング装置等において下部電極として使用されるサセプタ
(載置台)である。
【0003】平行平板型のエッチング装置のサセプタ
は、例えば、垂直に配向された3つのボールネジ機構に
支持される。各ボールネジ機構は、サセプタに接続され
たボールネジシャフトとこれと係合するボールネジナッ
トとを有する。各ボールネジナットには歯車プーリが同
軸状に固定され、3つの歯車プーリが共通の無端タイミ
ングベルトにより接続される。即ち、共通の無端タイミ
ングベルトにより、3つのボールネジ機構が同時に駆動
され、サセプタが上下に移動される。
【0004】このような、上下駆動システムに支持され
たサセプタは、サセプタ上面の水平度を得ることが比較
的難しいという問題がある。例えば、機械的な公差の存
在を考慮すると、サセプタの据付け時(組立て時)に水
平度を得ることは、特別な処置を行わない限り、実質的
に不可能である。また、一旦サセプタを水平に設定して
も、経年的な使用により、特に上下駆動システム内の部
品が機械的変形を起こすため、サセプタの水平度は狂っ
てくる。
【0005】サセプタの水平度の粗調節は、任意のボー
ルネジ機構の歯車プーリ(ボールネジナットに固定した
状態で)の歯と、タイミングベルトの歯との噛合位置を
ずらすことにより行うことができる。例えば、歯車プー
リの歯数が66個で、同プーリの1回転によるボールネ
ジシャフトの上下方向の移動量が10mmであると、噛
合位置を1歯分ずらすことにより得られる調節量は、1
0mm÷66≒0.15mmとなる。
【0006】しかし、現在要求されているサセプタの水
平度の精度は±0.1mmであり、更なる微調整が必要
となる。これに対応する策として、タイミングベルト及
び歯車プーリの歯の寸法をあまり小さくすることはでき
ない。何故なら、両部材の歯間で得られる静摩擦力、即
ち両部材間の耐圧力は歯の寸法に依存して決まるからで
ある。
【0007】このため、従来は、ボールネジナットに歯
車プーリを固定する固定ボルトを通すための穴(歯車プ
ーリに形成)を、ボールネジ機構の回転軸を中心とした
角度方向において長穴(クリアランス穴)としている。
サセプタの水平度を微粗調節する場合、固定ボルトを緩
めた状態で、この穴のクリアランスの範囲内で歯車プー
リとボールネジナットとの相対位置を同角度方向におい
て調節する。これにより、ボールネジシャフトの垂直方
向における設定位置を変え、サセプタの水平度の微調節
を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サセプ
タの水平度を微調節するための、上記従来の方法におい
ては、調節作業中、一旦プーリの調節量を設定しても、
固定ボルトを締め付ける段階で調整量が狂いやすい。即
ち、上記従来の方法は、その精度や効率が調節作業者の
経験や勘或いは作業環境に大きく依存するという問題が
ある。
【0009】本発明は上述のような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、上下方向に移動可能な載置台を
有する載置台装置において、載置台の水平度を簡単且つ
確実に微調節できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点は、
半導体処理用載置台装置において、被処理基板を載置す
るための載置台と、前記載置台の下方に配設された支持
フレームと、前記支持フレームに対して前記載置台を上
下方向に移動するための駆動力を伝達するように、前記
支持フレームと前記載置台とを接続する、ネジシャフト
及びネジナットを有するネジ機構と、前記ネジナットに
固定手段を介して着脱可能に固定され、前記ネジナット
と一体的に回転する歯車プーリと、前記歯車プーリを介
して前記ネジナットを駆動するためのモータと、前記歯
車プーリと噛合し、前記モータの駆動力を前記歯車プー
リに伝達するためのタイミングベルトと、前記ネジ機構
の回転軸を中心とした角度方向において、前記ネジナッ
ト及び前記歯車プーリの相対位置を調節することによ
り、前記ネジシャフトの垂直方向における設定位置を変
えて前記載置台の水平度を調節するための調節手段と、
を具備し、ここで、前記調節手段は、前記ネジナット及
び前記歯車プーリの夫々に形成された親穴と子穴との組
合わせからなる位置決め対をN個(Nは2以上の整数)
有し、基準となる位置決め対を整合させた時、前記基準
となる位置決め対を含む前記複数の位置決め対の親穴と
子穴との変位量が、M×Z(Mは整数、Zは単位変位
量)で表され、且つ前記複数の位置決め対の整数Mが連
続するように設定されることを特徴とする。
【0011】本発明の第2の視点は、第1の視点の半導
体処理用載置台装置において、前記基準となる位置決め
対の整数M=0は、前記複数の位置決め対の整数Mの中
心の値であることを特徴とする。
【0012】本発明の第3の視点は、第2の視点の半導
体処理用載置台装置において、前記複数の位置決め対を
選択的に整合させることにより得られる前記ネジシャフ
トの前記設定位置の調節量の幅は、前記歯車プーリと前
記タイミングベルトとの噛合位置を1歯分ずらしたこと
により得られる前記設定位置の調節量以上であることを
特徴とする。
【0013】本発明の第4の視点は、第1の視点の半導
体処理用載置台装置において、前記基準となる位置決め
対の整数M=0は、前記複数の位置決め対の整数Mの端
の値であることを特徴とする。
【0014】本発明の第5の視点は、第4の視点の半導
体処理用載置台装置において、前記変位量M×Zの絶対
値が最大となる位置決め対を整合させることにより得ら
れる前記ネジシャフトの前記設定位置の調節量は、前記
歯車プーリと前記タイミングベルトとの噛合位置を1歯
分ずらしたことにより得られる前記設定位置の調節量の
(N−1)/N倍以上であることを特徴とする。
【0015】本発明の第6の視点は、第1乃至第5の視
点のいずれかの半導体処理用載置台装置において、前記
整数Mが隣合う位置決め対を夫々整合させることにより
得られる前記ネジシャフトの前記設定位置の2つの調節
量の差は、前記載置台の水平度に要求される精度に対応
する前記ネジシャフトの前記設定位置の調節量よりも小
さいことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
載置台装置を組込んだプラズマエッチング装置11を示
す断面図である。エッチング装置11の処理空間12
は、気密に閉塞自在な円筒形状のケーシングからなる真
空処理チャンバ13内に形成される。処理チャンバ13
のケーシングは表面がアルマイト処理されたアルミニウ
ム等の導電性材料からなり、接地線14を介して接地さ
れる。処理空間12内の底部には、サセプタ15が後述
の態様で昇降機構19により上下方向に移動可能となる
ように支持される。
【0017】また、サセプタ15と処理チャンバ13の
底部との間には、昇降機構19を包囲するように伸縮可
能なベローズ18が気密に接続される。ベローズ18
は、サセプタ15の上下駆動システムを処理チャンバ1
3内の処理空間12から隔離し、大気圧雰囲気下におく
ように配設される。
【0018】サセプタ15は略円柱状をなし、半導体ウ
ェハWを載置するための載置面を提供すると共に下部電
極を構成する。サセプタ15は表面がアルマイト処理さ
れたアルミニウム等の導電性材料からなる。サセプタ1
5の内部には、温度調節手段が配設され、サセプタ15
上のウェハWを所定温度に維持することができる。ま
た、サセプタ15には、ウェハWを授受するための支持
部材として、リフターピン16が複数本、例えば3本、
上下動可能に内蔵される。
【0019】サセプタ15上には、ウェハWを吸着保持
するための静電チャック17が配設される。サセプタ1
5上の周辺には、静電チャック17を囲むように、導電
性の内側フォーカスリング21と絶縁性の外側フォーカ
スリング22とが配設される。サセプタ15の側面周囲
には、処理空間12を区画する絶縁性バッフル板23が
固定される。
【0020】サセプタ15と対向する位置において処理
チャンバ13の天井を規定するように上部電極30が配
設される。上部電極30内には、エッチングガスやその
他のガスを処理空間12内に導入するためのシャワーヘ
ッド35が配設される。シャワーヘッド35の中央には
ガス導入口36が設けられ、バルブ37を介してガス源
38が接続される。ガス源38からは、C48 等の反
応性ガスやAr等の不活性ガスが供給される。
【0021】シャワーヘッド35の下面には、サセプタ
15と対向するように、電極板31が密着固定される。
シャワーヘッド35の内部空間から電極板31を貫通し
て多数の吐出口32が形成される。従って、シャワーヘ
ッド35内のガスは、吐出口32を通して、静電チャッ
ク17上のウェハWに対して均一に吐出される。電極板
31の下面周辺部には、固定用ボルト(図示せず)を被
うように、シールドリング33が配設される。
【0022】処理チャンバ13の下部には、真空ポンプ
などの真空排気手段41に通ずる排気管42が接続され
る。処理空間12内は、真空排気手段41により、サセ
プタ15の周囲に配置されたバッフル板23を介して、
例えば10mTorr〜100mTorr間での任意の
真空度にまで真空引きすることができる。
【0023】下部電極となるサセプタ15に対しては、
周波数が数百kHz程度、例えば800kHzのRF電
力が、RF電源43から整合器44を介して供給され
る。上部電極30に対しては、周波数がRF電極43よ
りも高い1MHz以上の周波数、例えば27.12MH
zのRF電力が、RF電源45から整合器46を介して
供給される。
【0024】処理チャンバ13の外側には、ゲートバル
ブ51を介してロードロック室52が隣接する。ロード
ロック室52内には、被処理基板であるウェハWを処理
チャンバ13内の処理空間12との間で搬送するため、
搬送アーム等の搬送手段53が配設される。
【0025】図2図示の如く、サセプタ15を上下に駆
動するための昇降機構19は、サセプタ15に上下方向
の駆動力を伝達するため、実質的に等価の3つのボール
ネジ機構60を有する。各ボールネジ機構60は、サセ
プタ15に接続されたボールネジシャフト61と、処理
チャンバ13の底部に枢支されると共に、ボールネジシ
ャフト61と係合するボールネジナット62と、を有す
る。
【0026】ボールネジシャフト61は垂直に配向さ
れ、その上端はボス63を介してサセプタ15の底部に
取付けられる。ボス63は、ボールネジシャフト61が
サセプタ15に対して軸方向及び回転方向の両方向にお
いて固定されるように、ボールネジシャフト61を拘束
する。
【0027】ボールネジナット62は、処理チャンバ1
3の底部に取付けられた軸受け64に支持される。各ボ
ールネジナット62には、処理チャンバ13の底部から
外部に露出するように、フランジ部62aが一体的に形
成される。フランジ部62aには、歯車プーリ65が複
数本の固定ボルト71により着脱可能に且つ同軸状に固
定される。3つの歯車プーリ65は同一径及び同一歯数
で、共通の無端タイミングベルト66により接続される
(図3及び図4参照)。3つの歯車プーリ65の一つ
(65a)には、同軸一体的に歯車プーリ67が配設さ
れる。歯車プーリ67はタイミングベルト68を介して
モータ69により駆動される。
【0028】即ち、モータ69の作動により、タイミン
グベルト68、歯車プーリ67、65を介して共通の無
端タイミングベルト66が回転されると、3つのボール
ネジ機構60が同時に駆動され、3本のボールネジシャ
フト61が同一の送り量で上下動する。これにより、サ
セプタ15は、理想状態において水平な状態を維持しな
がら上下に平行移動を行うことができる。
【0029】このような、上下駆動システムに支持され
たサセプタ15は、任意の1つまたは2つのボールネジ
機構60のボールネジシャフト61の垂直方向における
設定位置を変えることにより、その水平度を調節するこ
とができる。即ち、3本のボールネジシャフト61の設
定位置により決まる、処理チャンバ13の底部からサセ
プタ15までの3本の足の長さを変更することにより、
サセプタ15の水平度を調節する。
【0030】サセプタ15の水平度の粗調節を行う場合
は、ボールネジナット62に固定された状態の歯車プー
リ65の歯65t(図4参照)と、タイミングベルト6
6の歯66t(図4参照)との噛合位置をずらす。例え
ば、歯車プーリ65の歯数が66個で、同プーリ65の
1回転によるボールネジシャフト61の上下方向の移動
量が10mmであると、噛合位置を1歯分ずらすことに
より得られる調節量は、10mm÷66≒0.15mm
となる。
【0031】一方、サセプタ15の水平度の微調節を行
う場合は、下記の調節手段を用いて、ボールネジ機構6
0の回転軸を中心とした角度方向において、ボールネジ
ナット62及び歯車プーリ65の相対位置を変更する。
以下のこの調節手段について、図5(a)、(b)を参
照して詳述する。
【0032】図5(a)、(b)はボールネジナット6
2のフランジ部62a及び歯車プーリ65を夫々示す底
面図である。ボールネジナット62のフランジ部62a
の底面には、歯車プーリ65をボールネジナット62に
固定するための固定ボルト71(図2参照)の先端部を
ねじ込むための12個のネジ穴72が形成される。ネジ
穴72は、ボールネジ機構60の回転軸を中心とした角
度方向において、同一半径の円弧上に角度A1=30°
の等角度間隔で配置される。ネジ穴72の内、一つおき
の5個の穴72a 、72+b、72+c、72-b、72-c
は、後述する位置決め対を構成するための親穴として機
能する。なお、12個ネジ穴72は等間隔で配置された
同一のものであるから、任意に選択したいずれの5個
(但し一つおき)のネジ穴72も親穴として使用するこ
とができる。
【0033】これに対して、歯車プーリ65には、固定
ボルト71を挿通するための11個の通し穴73が形成
される。全ての通し穴73は、ネジ穴72と同一半径の
円弧上に配置される。
【0034】歯車プーリ65に形成された通し穴73の
内の6個の穴75は、ボールネジ機構60の回転軸を中
心とした角度方向の両方向にクリアランスを有する長穴
(クリアランス穴)として形成される。クリアランス穴
75は、同角度方向において角度A2=60°の等角度
間隔で配置される。
【0035】通し穴73の内の残りの5個の穴77a 、
77+b、77+c、77-b、77-cは、サセプタ15の水
平度を微調節するための指標となる子穴として機能す
る。5個の子穴は、固定ボルト71の径と概ね同じ径を
有し、即ちクリアランスの無い穴となっている。基準と
なる子穴77a は、隣接するクリアランス穴75の中心
から正確に30°間隔で配置され、この穴77a から、
他の4つの子穴が、ネジ穴72の位置から少しずつシフ
トするように、クリアランス穴75と交互に配置され
る。子穴77a 、77+b、77+c間、及び子穴77a 、
77-b、77-c間の角度A3は、全て61.8°となる
ように設定される。
【0036】サセプタ15の水平度の微調節が不要な場
合、基準となる位置決め対の子穴77a が、親穴72a
に整合される。そして、1本の固定ボルト71が、子穴
77a を通して親穴72a にねじ込まれる。これによ
り、水平度微調節量が「0mm」の条件における、ボー
ルネジナット62及び歯車プーリ65の角度方向相対位
置が決まる。
【0037】次に、6本の固定ボルト71が、6個のク
リアランス穴75を通して、ボールネジナット62の6
個のネジ穴72に夫々ねじ込まれる。そして、子穴77
a 及びクリアランス穴75内の合計7本の固定ボルト7
1が締付けられることにより、歯車プーリ65がボール
ネジナット62に固定される。即ち、ここでは、子穴7
7a 以外の4個の子穴には、固定ボルト71がセットさ
れない。
【0038】サセプタ15の水平度の微調節が必要な場
合、例えば、5個の子穴の内の1個の穴77+bが、親穴
72+bに整合される。そして、1本の固定ボルト71
が、子穴77+bを通して親穴72+bにねじ込まれる。上
述の如く、子穴77+bは、子穴77a に対して60°の
等角度配置から+1.8°ずれて配置されている。従っ
て、歯車プーリ65の1回転によるボールネジシャフト
61の上下方向の移動量が10mmであると、+1.8
°ずらすことにより得られる調節量は、10mm×1.
8°÷360°=0.05mmとなる。即ち、これによ
り、水平度微調節量が「+0.05mm」の条件におけ
る、ボールネジナット62及び歯車プーリ65の角度方
向相対位置が決まる。
【0039】次に、6本の固定ボルト71が、6個のク
リアランス穴75を通して、ボールネジナット62の6
個のネジ穴72に夫々ねじ込まれる。この時、固定ボル
ト71の軸心はクリアランス穴75の中心からずれる
が、このずれは、穴75のクリアランスが許容する範囲
内となる。そして、子穴77+b及びクリアランス穴75
内のこれら合計7本の固定ボルト71が締付けられるこ
とにより、歯車プーリ65がボールネジナット62に固
定される。即ち、ここでは、子穴77+b以外の4個の子
穴には、固定ボルト71がセットされない。
【0040】同様に、子穴77+c、77-b、77-cが選
択された場合は、水平度微調節量が「+0.1mm」、
「−0.05mm」、「−0.1mm」の条件が夫々得
られる。
【0041】なお、水平度微調節量「0mm」の状態か
ら、例えば「+0.05mm」の状態に移行するには、
以下のような手順に従うと効率的な作業を行うことがで
きる。即ち、先ず、クリアランス穴75内の6本の固定
ボルト71を緩めると共に、子穴77a 内の固定ボルト
71を取外す。次に、歯車プーリ65の角度方向位置を
調節し、子穴77+bに取外した固定ボルト71を移動す
る。そして、子穴77+b及びクリアランス穴75内の7
本の固定ボルト71を締付ける。
【0042】本実施の形態に係る調節手段を換言して表
現すると、5個の子穴77a 、77+b、77+c、77-
b、77-cは、対応する5個の親穴72a 、72+b、7
2+c、72-b、72-cと5個の位置決め対を構成する。
基準となる位置決め対72a 、77a を整合させた時、
この基準となる位置決め対を含む5個の位置決め対の親
穴と子穴との変位量(穴のセンター位置の角度ずれ)
は、M×Zで表される。ここでZは単位変位量で、本実
施の形態では1.8°である。また、Mは連続した整数
で、本実施の形態では、−1、−2、0、+1、+2、
となる。例えば、基準となる位置決め対72a 、77a
の整数Mは0で、複数の位置決め対の整数Mの中心の値
となる。また、例えば、−3.6°の位置決め対72-
c、77-cの整数Mは−2となる。
【0043】複数の位置決め対を選択的に整合させるこ
とにより得られるネジシャフト61の垂直方向における
設定位置の調節量の幅は、歯車プーリ65とタイミング
ベルト66との噛合位置を1歯分ずらしたことにより得
られる同設定位置の調節量以上であることが望ましい。
これにより、歯車プーリ65とタイミングベルト66と
の噛合位置を1歯分ずらす調節量間を補うように、サセ
プタ15の水平度の微調節量を連続的に得ることができ
る。
【0044】具体的には、本実施の形態においては、+
3.6°の位置決め対72+c、77+cと−3.6°の位
置決め対72-c、77-cとにより得られる、ネジシャフ
ト61の垂直方向における設定位置の最大及び最小調節
量の差は(+0.1mm)−(−0.1mm)=0.2
mmである。この値は、歯車プーリ65とタイミングベ
ルト66との噛合位置を1歯分ずらすことにより得られ
る調節量0.15mmよりも大きい。
【0045】一方、上述の整数Mが隣合う2つの位置決
め対を夫々整合させることにより得られるネジシャフト
61の設定位置の2つの調節量の差は、サセプタ15の
水平度に要求される精度に対応するネジシャフト61の
設定位置の調節量よりも小さいことが望ましい。
【0046】また、本実施の形態においては、位置決め
対72a 、77a を基準となる位置決め対として説明し
ているが、代わりに−3.6°の位置決め対72-c、7
7-cを基準となる位置決め対として使用することができ
る。即ち、基準となる位置決め対の整数Mは、複数の位
置決め対の整数Mの端の値であることとなる。この場
合、上述の変位量M×Zの絶対値が最大となる位置決め
対を整合させることにより得られるネジシャフト61の
設定位置の調節量は、歯車プーリ65とタイミングベル
ト66との噛合位置を1歯分ずらしたことにより得られ
る同設定位置の調節量の(N−1)/N倍以上であるこ
とが望ましい。なお、Nは位置決め対の数を表す2以上
の整数である。これにより、歯車プーリ65とタイミン
グベルト66との噛合位置を1歯分ずらす調節量間を補
うように、サセプタ15の水平度の微調節量を連続的に
得ることができる。
【0047】以上の点を数式化すると、本実施の形態に
係る調節手段は、次の条件を満足することが望ましい。 (H/N)<S<H (P×Z)/360=H/N H:歯車プーリ65とタイミングベルト66との噛合位
置を1歯分ずらしたことによるネジシャフト61の垂直
方向における設定位置の調節量。
【0048】P:歯車プーリ65が1回転した時のネジ
シャフト61の垂直方向における移動量。 S:サセプタ15の水平度に要求される精度に対応する
ネジシャフト61の垂直方向における設定位置の調節
量。
【0049】N:親穴及び子穴からなる位置決め対の
数。 Z:親穴と子穴とのセンター位置の角度ずれの単位変位
量。 図6(a)、(b)は本発明の別の実施の形態に係るボ
ールネジナット62のフランジ部62a及び歯車プーリ
65を夫々示す底面図である。
【0050】ボールネジナット62のフランジ部62a
の底面には、歯車プーリ65をボールネジナット62に
固定するための固定ボルト71(図2参照)の先端部を
ねじ込むため、8個のネジ穴82が外側円弧に沿って形
成され、また別の8個のネジ穴(親穴)83が内側円弧
に沿って形成される。ネジ穴82、83は、ボールネジ
機構60の回転軸を中心とした角度方向において、外側
及び内側円弧夫々の上に角度A11=45°の等角度間
隔で配置される。ネジ穴82、83の各対は同一半径方
向直線上に配置される。
【0051】これに対して、歯車プーリ65には、固定
ボルト81を挿通するための8個のクリアランス穴85
が、ネジ穴82の円弧と同一半径の外側円弧に沿って形
成される。また、固定ボルト81を挿通すると共に、サ
セプタ15の水平度を微調節するための指標となるため
の9個の子穴87a 、87+b、87+c、87+d、87+
e、87-b、87-c、87-d、87-eが、親穴83の円
弧と同一半径の内側円弧に沿って形成される。
【0052】歯車プーリ65の外側円弧上に形成された
クリアランス穴85は、ボールネジ機構60の回転軸を
中心とした角度方向の両方向にクリアランスを有する長
穴として形成される。クリアランス穴85は、同角度方
向においてA12=45°の等角度間隔で配置される。
【0053】歯車プーリ65の内側円弧上に形成された
9個の子穴は、固定ボルト71の径と概ね同じ径を有
し、即ちクリアランスの無い穴となっている。1つの子
穴87a は、1つのクリアランス穴85と正確に同一半
径方向直線状に配置される。子穴87a 、87+b、87
+c、87+d、87+e間及び子穴87a 、87-b、87-
c、87-d、87-e間の角度A13は、全て45°+
0.9°となるように設定される。従って、本実施の形
態においては、図5図示の実施の形態に比べて調節精度
が2倍高くなる。
【0054】なお、図6(a)、(b)図示の実施の形
態においては、外側円弧上に固定用の穴を形成し、内側
円弧上に調整用の穴を形成しているが、この関係を逆に
することもできる。即ち、この場合、図6(b)図示の
配置とは逆に、歯車プーリ65において、8個のクリア
ランス穴85を内側円弧に沿って形成し、9個の子穴8
7a 、87+b、87+c、87+d、87+e、87-b、87
-c、87-d、87-eを外側円弧に沿って形成すればよ
い。
【0055】上述の各実施の形態において、ボールネジ
ナット62に親穴、ネジ穴が形成され、歯車プーリ65
に子穴、クリアランス穴が形成される。しかし、これと
逆に、ボールネジナット62に子穴、クリアランス穴を
形成し、歯車プーリ65に親穴、ネジ穴を形成すること
ができる。
【0056】また、上述の各実施の形態において、子穴
に通すボルト及びこれをねじ込むネジ穴(親穴)とし
て、クリアランス穴に通す固定ボルト及びこれをねじ込
むネジ穴と共通する部材が使用される。しかし、固定ボ
ルト及びこれをねじ込むネジ穴とは別に、位置決め専用
品として、ピン、ネジ、ボルト等の位置決め用のロッド
と、これに係合する凹部(親穴)とを使用することが可
能である。
【0057】また、上述の各実施の形態において、サセ
プタを上下方向に移動するための駆動力を伝達するよう
に、ボールネジ機構が使用される。しかし、他の駆動力
伝達用のネジ機構を使用した場合にも、本発明を適用す
ることができる。
【0058】更に、本発明に係る半導体処理用載置台装
置は、成膜装置、熱処理装置、ロードロック装置、検査
装置、塗布装置、洗浄装置等、上述のエッチング装置以
外の種々の装置に適用することができる。また、処理対
象としては、半導体ウエハの他、例えばLCD基板を被
処理基板とすることができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、上下方向に移動可能な
載置台を有する載置台装置において、載置台の水平度を
簡単且つ確実に微調節できるようになり、その精度や効
率が調節作業者の経験や勘或いは作業環境に大きく依存
することはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る載置台装置を組込ん
だプラズマエッチング装置を示す断面図。
【図2】図1図示のエッチング装置のサセプタを駆動す
るための上下駆動システムの詳細を示す部分断面図。
【図3】図2図示の上下駆動システムの3つのボールネ
ジ機構の歯車プーリとタイミングベルトとの位置関係を
示す概略平面図。
【図4】図3図示の歯車プーリとタイミングベルトとの
関係を拡大して示す平面図。
【図5】(a)、(b)は図2図示の上下駆動システム
におけるボールネジナット及び歯車プーリを夫々示す底
面図。
【図6】(a)、(b)は本発明の別の実施の形態に係
るボールネジナット及び歯車プーリを夫々示す底面図。
【符号の説明】
13…真空処理チャンバ 15…サセプタ 30…上部電極 35…シャワーヘッド 60…ボールネジ機構 61…ボールネジシャフト 65…歯車プーリ 71…固定ボルト 72、82、83…ネジ穴 72a 、72+b、72+c、72-b、72-c、83…親穴 75、85…クリアランス穴 77a 、77+b、77+c、77-b、77-c、87a 、8
7+b、87+c、87+d、87+e、87-b、87-c、87
-d、87-e…子穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理基板を載置するための載置台と、 前記載置台の下方に配設された支持フレームと、 前記支持フレームに対して前記載置台を上下方向に移動
    するための駆動力を伝達するように、前記支持フレーム
    と前記載置台とを接続する、ネジシャフト及びネジナッ
    トを有するネジ機構と、 前記ネジナットに固定手段を介して着脱可能に固定さ
    れ、前記ネジナットと一体的に回転する歯車プーリと、 前記歯車プーリを介して前記ネジナットを駆動するため
    のモータと、 前記歯車プーリと噛合し、前記モータの駆動力を前記歯
    車プーリに伝達するためのタイミングベルトと、 前記ネジ機構の回転軸を中心とした角度方向において、
    前記ネジナット及び前記歯車プーリの相対位置を調節す
    ることにより、前記ネジシャフトの垂直方向における設
    定位置を変えて前記載置台の水平度を調節するための調
    節手段と、を具備し、ここで、前記調節手段は、前記ネ
    ジナット及び前記歯車プーリの夫々に形成された親穴と
    子穴との組合わせからなる位置決め対をN個(Nは2以
    上の整数)有し、基準となる位置決め対を整合させた
    時、前記基準となる位置決め対を含む前記複数の位置決
    め対の親穴と子穴との変位量が、M×Z(Mは整数、Z
    は単位変位量)で表され、且つ前記複数の位置決め対の
    整数Mが連続するように設定されることを特徴とする半
    導体処理用載置台装置。
  2. 【請求項2】前記基準となる位置決め対の整数M=0
    は、前記複数の位置決め対の整数Mの中心の値であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体処理用載置台装
    置。
  3. 【請求項3】前記複数の位置決め対を選択的に整合させ
    ることにより得られる前記ネジシャフトの前記設定位置
    の調節量の幅は、前記歯車プーリと前記タイミングベル
    トとの噛合位置を1歯分ずらしたことにより得られる前
    記設定位置の調節量以上であることを特徴とする請求項
    2に記載の半導体処理用載置台装置。
  4. 【請求項4】前記基準となる位置決め対の整数M=0
    は、前記複数の位置決め対の整数Mの端の値であること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体処理用載置台装
    置。
  5. 【請求項5】前記変位量M×Zの絶対値が最大となる位
    置決め対を整合させることにより得られる前記ネジシャ
    フトの前記設定位置の調節量は、前記歯車プーリと前記
    タイミングベルトとの噛合位置を1歯分ずらしたことに
    より得られる前記設定位置の調節量の(N−1)/N倍
    以上であることを特徴とする請求項4に記載の半導体処
    理用載置台装置。
  6. 【請求項6】前記整数Mが隣合う位置決め対を夫々整合
    させることにより得られる前記ネジシャフトの前記設定
    位置の2つの調節量の差は、前記載置台の水平度に要求
    される精度に対応する前記ネジシャフトの前記設定位置
    の調節量よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の半導体処理用載置台装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049088A1 (fr) * 2000-12-15 2002-06-20 Tokyo Electron Limited Dispositif de traitement au plasma de type film, procede pour monter et demonter une electrode pour dispositif de traitement au plasma et gabarit exclusif permettant la mise en oeuvre dudit procede
US7931766B2 (en) 2006-06-21 2011-04-26 Tekoko Taping Systems Co., Ltd. Film adhesion device and film adhesion method
JP2013052467A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Star Techno Co Ltd 2軸同期回転駆動装置
DE102013008994B4 (de) 2013-05-18 2019-06-06 Somag Ag Jena "Lagestabilisiertes Trägersystem für die Luftbildfotografie"

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