JPH11307429A - パターン図形の分割方法 - Google Patents

パターン図形の分割方法

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JPH11307429A
JPH11307429A JP11296398A JP11296398A JPH11307429A JP H11307429 A JPH11307429 A JP H11307429A JP 11296398 A JP11296398 A JP 11296398A JP 11296398 A JP11296398 A JP 11296398A JP H11307429 A JPH11307429 A JP H11307429A
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Kaoru Koike
薫 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターンの微細化の進行により、ショット間
の接続ずれによる解像力の悪化が問題となっており、特
にゲート層や配線層ではショット間の「細り」による電
気特性劣化、信頼性劣化が発生することがある。 【解決手段】 微細パターンを描画する際のパターン図
形1を基本図形A,Bに分割するパターン図形の分割方
法であって、パターン図形1は、分割して得た基本図形
A,Bが互いに接触している領域の長さに応じて一部分
が重なり合う状態に分割されることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターン図形の分
割方法に関し、詳しくは半導体基板やマスク等に微細パ
ターンを描画する際のパターン図形の分割方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体基板やマスク等の試料面に所望の
微細パターンを形成する技術として荷電ビーム露光技術
が注目されている。通常、大規模回路パターンの形成に
は高いスループット(単位時間あたりの照射能力)が要
求されるため、現在では回路パターンを寸法の異なる矩
形や台形に分割して露光(可変成形露光)したり、これ
らの矩形や台形を複数個にまとめて露光(一括図形露
光)する方法が主流になりつつある。両方式を併せもつ
荷電ビーム露光装置においては、設計段階では一続きの
図形が複数の図形ショットに分割されて描画されるの
で、設計されたパターンデータを描画装置用の基本図形
に分割された専用データに変換する必要がある。
【0003】従来のパターン図形の分割は、図12に示
すように、単純にパターンデータを矩形等の基本図形
A,Bに分割しているだけである。図面では、長方形の
基本図形Aと正方形の基本図形Bに分割している。その
際、基本図形A、Bは、重なり合うことなく、互いに接
触する状態に分割されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パター
ンが微細化すればするほど、ショットの位置揺らぎ等に
起因するショット間の接続ずれによる解像力の悪化が問
題になる。特にゲート層は配線層ではショット間の「細
り」があると、その部分でリーク電流が生じて電気特性
劣化が起きたり、ストレス集中による信頼性劣化が発生
する。また「細り」がひどい場合は「ちぎれ」となり、
これは歩留りを低下させることになる。そのため、上記
課題を避ける技術が必要になっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたパターン図形の分割方法である。
すなわち、微細パターンを描画する際のパターン図形を
基本図形に分割するパターン図形の分割方法であって、
上記パターン図形は、分割して得た基本図形が互いに接
触している領域の長さに応じて一部分が重なり合う状態
に分割されることを特徴としている。
【0006】上記パターン図形の分割方法では、回路パ
ターンを描画装置用の基本図形に分割された専用データ
に変換する際に、単純に分割するのではなく、接続部に
重なりを持たせることにより、ショット間の接続ずれに
よるマスク作製やリソグラフィー工程の不良を減少させ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のパターン図形の分割方法
に係わる実施の形態を、図1のパターン図形の分割図に
よって説明する。
【0008】図1に示すように、パターン図形を分割す
る際に、分割して得られた基本図形が互いに接触してい
る領域の長さに応じて一部分が所定の長さだけ重なり合
う状態に、上記パターン図形を分割する方法せある。例
えば、基本図形同士を所定の長さxだけ入り込ませてあ
る。したがって、図1の(1)に示すパターン図形1は
図形Aと図形Bとがa−x離れた状態で描画されるもの
で、図1の(2)に示すパターン図形2は図形Aと図形
Bとが正しい状態で描画されるもので図形Aが図形Bに
xだけ入り込んだ状態で描画されるものである。図1の
(3)に示すパターン図形3は図形Aが図形Bにa+x
だけ入り込んだ状態で描画されるものである。また破線
で示す各図形は、試料に転写されるパターン1,2,3
のシミュレーション図形である。
【0009】上記図1では、パターンを長方形と正方形
からなる基本図形に分割したが、基本図形の形状は、上
記のように長方形、正方形に限定されることはなく、矩
形、その他の形状の図形であってもよい。
【0010】上記パターン図形の分割方法では、回路パ
ターンを描画装置用の基本図形に分割された専用データ
に変換する際に、単純に分割するのではなく、基本図形
同士が接続する接続部に重なりを持たせて分割すること
により、「細り」や「ちぎれ」等の不良が抑えられる。
したがって、ショット間の接続ずれによるマスク作製や
リソグラフィー工程の不良が低減される。
【0011】次に比較例として、従来の分割方法の具体
例を図2および図3により以下に説明する。図2の
(1)に示すパターン11は図形A1と図形Bとが30
nm離れた状態で描画されるものである。図2の(2)
に示すパターン21は図形A1と図形Bとが正しい状態
で描画されるもので図形A1と図形Bとが重なることな
く接触した状態で描画されるものである。図2の(3)
に示すパターン31は図形A1が図形Bに30nm入り
込んだ状態で描画されるものである。また破線で示す各
図形は、上側に示した長方形の各図形A1の幅w、すな
わち図形A1と図形B同士とが接触している長さを0.
3μmとした場合に、試料に転写されるパターン11,
21,31のシミュレーション図形である。
【0012】また図3の(1)に示すパターン12は図
形A2と図形Bとが30nm離れた状態で描画されるも
のである。図3の(2)に示すパターン22は図形A2
と図形Bとが正しい状態で描画されるもので図形A2と
図形Bとが接触した状態で描画されるものである。図2
の(3)に示すパターン31は図形A2が図形Bに30
nm入り込んだ状態で描画されるものである。また破線
で示す各図形は、上側に示した長方形の各図形A2の幅
w、すなわち図形A2と図形B同士とが接触している長
さを0.1μmとした場合に、試料に転写されるパター
ン12,22,32のシミュレーション図形である。
【0013】図2および図3に示したように、線幅が
0.3μmの場合は、図形の位置(すなわちショットの
位置)が揺らいで適正な位置から30nmずれた場合で
も、パターン接続部で大きく細ることも、大きく太るこ
ともない。一方、線幅が0.1μmの場合は、図形の位
置(すなわちショットの位置)が揺らいで適正な位置か
ら30nm図形同士が離れた場合、パターン接続部で大
きく細ることになる。他方、図形の位置(すなわちショ
ットの位置)が揺らいで適正な位置から30nm図形同
士が入り込んだ場合、パターン接続部の太りは細りの場
合と比較してひどくはない(解像力への悪影響が小さ
い)。
【0014】次に本発明の分割方法の具体例を図4およ
び図5により以下に説明する。図4は前記図2に示した
比較例の図形に対して予めパターンを分割する際に10
nm入り込ませてある。したがって、図4の(1)に示
すパターン13は図形A1と図形Bとが20nm離れた
状態で描画されるもので、図4の(2)に示すパターン
23は図形A1と図形Bとが正しい状態で描画されるも
ので図形A1が図形Bに10nm入り込んだ状態で描画
されるものである。図4の(3)に示すパターン33は
図形A1が図形Bに40nm入り込んだ状態で描画され
るものである。また破線で示す各図形は、上側に示した
長方形の各図形A1の幅w、すなわち図形A1と図形B
同士とが接触している長さを0.3μmとした場合に、
試料に転写されるパターン13,23,33のシミュレ
ーション図形である。
【0015】図5は前記図3に示した比較例の図形に対
して予めパターンを分割する際に10nm入り込ませて
ある。したがって、図5の(1)に示すパターン14は
図形A2と図形Bとが20nm離れた状態で描画される
もので、図5の(2)に示すパターン24は図形A2と
図形Bとが正しい状態で描画されるもので図形A2が図
形Bに10nm入り込んだ状態で描画されるものであ
る。図5の(3)に示すパターン34は図形A1が図形
Bに40nm入り込んだ状態で描画されるものである。
また破線で示す各図形は、上側に示した長方形の各図形
A1の幅w、すなわち図形A1と図形B同士とが接触し
ている長さを0.1μmとした場合に、試料に転写され
るパターン14,24,34のシミュレーション図形で
ある。
【0016】図4および図5に示したように、パターン
分割時に10nm入り込ませることで、ショットの位置
揺らぎが発生したときにパターンの「細り」や「ちぎ
れ」を、解像力への悪影響を小さくしたまま抑えること
が可能になる。また本発明の方法では、図形数が増加し
ないので、スループット(単位時間当たりの処理能力)
を下げることもない。
【0017】次に、基本図形同士が接触している領域の
長さ(以下、接触領域長さという)に応じて、図形分割
時の重なり量をどのように決めるのかを、図6により説
明する。
【0018】図6の(1)にパターンを15を示し、図
6の(2)にパターン25を示し、図6の(3)にパタ
ーン35を示す。上記パターン15は、上側に示されて
いる長方形の図形A1における細い辺の長さ(線幅w
1)が0.3μmで、図形A3と図形Bとは丁度に分割
されているパターンである。またパターン25は、線幅
w3が0.2μmで、図形A3は図形Bに10μm入り
込んでいるパターンである。上記パターン35は、線幅
w2が0.1μmで、図形A2が図形Bに15μm入り
込んでいるパターンである。また破線で示す各図形は、
試料に転写されるパターン15,25,35のシミュレ
ーション図形である。
【0019】このように接触領域長さに応じて図形分割
時の重なり量を変化させてもよいし、あるしきい値で重
なりの有る/無しをきめてもよい。接触領域長さに応じ
て図形分割時の重なり量を変化させる場合は、重なり量
を規定したテーブルを表1に示したように保持するか、
(1)式に示すように数式で規定する方法がある。
【0020】
【表1】
【0021】また、重なり量をΔ、接触領域長さをLc
とすると、(1)式のような関係が得られる。
【0022】Δ=exp(aLc +b) …(1)
【0023】上記(1)式で重なり量を規定することが
できる。a=−6.3、b=−3.5とした場合のグラ
フを図7に示す。図7の縦軸は重なり量Δを示し、横軸
は接触領域長さLc を示す。上記重なり量規定テーブル
および上記(1)式の定数a、bは、プロセス(例えば
レジストの種類などに依存する)、描画装置の状態・性
能(例えばカラム内壁の汚れ具合や加速電圧などに依存
する)等に応じて決める。しきい値によって重なりの有
る/無しを決める場合のしきい値もプロセスや描画装置
の状態・性能によって決める。
【0024】次に、着目している基本図形に接触してい
る図形の接触辺長さに応じて、図形分割時の重なり量を
どのように決めるかを、図8により説明する。この接触
辺長さとは、着目している図形に接触している図形の接
触辺の長さをいう。
【0025】図8の(1)にパターンを16を示し、図
8の(2)にパターン26を示し、図8の(3)にパタ
ーン36を示す。上記パターン16は、上下とも長方形
の図形A2,A2であり、その細い辺の長さ(線幅w)
が0.1μmで、図形同士の重なりが9nmのパターン
である。上記パターン26は、上側の図形A2の線幅w
1が0.1μmで、下側の図形Bの線幅w2が1.0μ
mであり、下側の図形Bの上辺中心に図形A2と図形B
との重なりが15nmになっているパターンである。ま
たパターン36は、個々の図形A2、図形Bはパターン
26と同様であるが接触している位置が下側の図形Bの
上辺左端から0.05μmの位置になっており、図形A
2と図形Bとの重なりが12nmのパターンである。
【0026】このように接触領域長さは同じでも着目し
ている図形に接している図形の接触辺長さに応じて図形
分割時の重なり量を変化させてもよい。または、あるし
きい値で重なりの有る/無しを決めてもよい。なぜなら
ば、接触辺長さが接触領域長さに近い程重なりによる太
りが相対的に大きくなるからである。したがって、仮に
線幅が0.1μmの図形における重なり量を15nmと
した場合、図8に示すように、(1)に示したパターン
16では、補正係数0.6を掛け合わせ9nm、(2)
に示したパターン26では、補正係数1.0を掛け合わ
せ15nm、(3)に示したパターン36では、補正係
数0.8を掛け合わせ12nmとなる。このとき、問題
となる接触辺長さは単純に着目している図形に接してい
る図形の接触辺の長さにしてもよいし、例で示したよう
に接触部の両側のうち、短い方の辺の長さを接触辺長さ
としてもよい。
【0027】または、接触領域長さではなく接触辺長さ
に応じて、補正係数を規定テーブルとして保持してもよ
い。もしくは、数式によって規定してもよい。もしく
は、あるしきい値で重なりの有る/無しをきめてもよ
い。いずれの場合もそれらの値はプロセス(レジストの
種類などに依存する)や、描画装置の状態・性能(例え
ばカラム内壁の汚れ具合や加速電圧などに依存する)等
に応じて決める。また、補正係数を掛け合わせる実施の
形態を示したが、補正値を加える方法であってもよい。
【0028】パターンの描画面積率が低い場合(疎なパ
ターン)では、図形接触部の「太り」はほとんど問題に
はならない。一方、図9に示すように、描画面積率の高
いパターンでは「細り」と同様に「太り」も問題にな
る。そこで着目している図形の接触部を中心に、ある領
域内の描画面積率に応じて図形分割時の重なりを減ら
す、または無くすようにすることが必要になる。
【0029】領域内の描画面積率に応じて、図形分割時
の重なりへの補正係数を規定テーブルとして保持しても
よいし、数式によって規定してもよいし、あるしきい値
で重なりの有る/無しを決めてもよい。いずれの場合も
それらの値はプロセス(例えばレジストの種類などに依
存する)や、描画装置の状態・性能(例えばカラム内壁
の汚れ具合や加速電圧などに依存する)等に応じて決め
る。また、補正係数を掛け合わせる補正でも、補正値を
加える補正であってもよい。
【0030】また、描画面積率を計算する領域は、図9
のA領域に示すように、近接効果補正の計算範囲と同等
程度(加速電圧50kVの電子線描画装置の後方散乱半
径は10μm以上であるので、近接効果補正の計算範囲
も半径10μm〜30μmである)であってもよい。ま
たは、図9のB領域に示すように、着目している図形の
接触部(×印の部分)周辺にのみ「太り」の影響がある
と考えれば、ピッチ程度の領域であってもよい。
【0031】次に、本発明の一括図形露光方式の描画装
置への適用例を、図10により説明する。図10の
(1)には従来の図形分割によるパターンを示す。図に
示すように、単純にパターン図形を図形Aと図形Bとに
分割しているだけである。図10の(2)には、重なり
補正のある図形分割によるパターンを示してある。図に
示すように、図形Bを図形Aに重ね合わせたことによる
補正を図形Bに行っている。例えば図形Bが図形Aと接
続される図形Bの部分を図形A側に延長して形成してい
る。また図10の(3)には、どのように図形分割され
るかを模式的に示してある。すなわち、図形Aと図形B
とに分割する際に、それらが重ね合わさるように、例え
ば図形Bを移動させてその位置を補正することを示して
いる。図形の重なり量はこれまでの実施の形態で説明し
たのと同様に決めることが可能である。図中では理解を
容易にするために繰り返し図形を用いたが、任意のパタ
ーンに対して適用することが可能でる。
【0032】本発明のパターン図形の分割方法は、上記
各実施の形態で説明した各方法を組み合わせることで、
様々なパターンの図形分割において、最適な重なり量を
求めることができる。その一例を、図11の全体の流れ
を示すフローチャートにより説明する。
【0033】図11に示すように、まず、「基本図形に
分割」により、パターン図形を複数の基本図形に分割す
る。ここでは、縦長の長方形パターンと横長の長方形パ
ターンに分割する。その際に、「接続領域長さに合わせ
て数表、数式などから重なり量を設定」により、予め決
定しておいた数表、数式などから基本図形の重なり量を
設定する。次いで「接続辺長さに合わせて数表、数式な
どから重なり量を調整」により、予め決定しておいた数
表、数式などから基本図形の重なる位置を調整する。そ
して「描画面積率に合わせて数表、数式などから重なり
量を調整」により、面積率の計算範囲を設定し、予め決
定しておいた数表、数式などから基本図形の重なる位置
を調整して、パターン図形を基本パターンに分割する。
【0034】上記説明した本発明のパターン図形の分割
方法では、分割した基本図形の重なり量を、プロセスや
描画装置の状態や、基準となる矩形または相当する基本
図形同士が接触している領域の長さや、接触している辺
の長さに応じて決定することができる。またその重なり
量を、数式によって変化することができるので、柔軟に
描画装置の状況等に対応することができる。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
パターン図形は、分割して得た基本図形が互いに接触し
ている領域の長さに応じて一部分が重なり合う状態に分
割されるので、描画時に図形(ショット)の位置がずれ
たとしても、「細り」や「ちぎれ」等の致命的な描画不
良を起こさない。よって、ショット間の接続ずれによる
マスク作製やリソグラフィー工程の不良を減少させるこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるパターン図形の分
割図である。
【図2】従来の分割方法に係わる具体例の説明図であ
る。
【図3】従来の分割方法に係わる具体例の説明図であ
る。
【図4】本発明の分割方法に係わる具体例の説明図であ
る。
【図5】本発明の分割方法に係わる具体例の説明図であ
る。
【図6】接触領域長さに応じた図形分割時の重なり量の
決定方法の説明図である。
【図7】重なり量Δと接触領域長さLc との関係図であ
る。
【図8】接触辺長さに応じた図形分割時の重なり量の決
定方法の説明図である。
【図9】描画面積率の決定方法の説明図である。
【図10】本発明の一括図形露光方式の描画装置への適
用例の説明図である。
【図11】最適な重なり量を求める方法の一例を示すフ
ローチャートである。
【図12】従来のパターン図形の分割方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…パターン図形、A…基本図形、B…基本図形

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微細パターンを描画する際のパターン図
    形を基本図形に分割するパターン図形の分割方法であっ
    て、 前記パターン図形を、分割して得た基本図形が互いに接
    触している領域の長さに応じて一部分が重なり合う状態
    に分割することを特徴とするパターン図形の分割方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパターン図形の分割方法
    において、 前記パターン図形を、可変成形露光方式または一括図形
    露光方式の描画装置に用いることを特徴とするパターン
    図形の分割方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパターン図形の分割方法
    において、 前記分割した基本図形同士が接触している領域の長さ
    は、プロセス、描画装置のうちの一方または両方に応じ
    て決定されることを特徴とするパターン図形の分割方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のパターン図形の分割方法
    において、 前記分割した基本図形同士が重なり合う量を、プロセ
    ス、描画装置、および基本図形同士が互いに接触してい
    る領域の長さのうちの一つまたは複数に応じて決定され
    る数値テーブルによって変化させることを特徴とするパ
    ターン図形の分割方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のパターン図形の分割方法
    において、 前記分割した基本図形同士が重なり合う量を、プロセ
    ス、描画装置、および基本図形同士が互いに接触してい
    る領域の長さのうちの一つまたは複数に応じて決定され
    る数式によって変化させることを特徴とするパターン図
    形の分割方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のパターン図形の分割方法
    において、 前記分割した基本図形同士が重なり合う量を、着目して
    いる基本図形が接触している基本図形の辺の長さに応じ
    て決定される数値テーブルによって変化させることを特
    徴とするパターン図形の分割方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のパターン図形の分割方法
    において、 前記分割した基本図形同士が重なり合う量を、着目して
    いる基本図形が接触している基本図形の辺の長さに応じ
    て決定される数式によって変化させることを特徴とする
    パターン図形の分割方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のパターン図形の分割方法
    において、 前記分割した基本図形同士が重なり合う量を、重なり部
    分を中心とした所定範囲内における描画面積率に応じて
    決定される数値テーブルによって変化させることを特徴
    とするパターン図形の分割方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のパターン図形の分割方法
    において、 前記分割した基本図形同士が重なり合う量を、重なり部
    分を中心とした所定範囲内における描画面積率に応じて
    決定される数式によって変化させることを特徴とするパ
    ターン図形の分割方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のパターン図形の分割方
    法において、 前記描画面積率を求める範囲は、ほぼ近接効果補正の計
    算領域であることを特徴とするパターン図形の分割方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のパターン図形の分割方
    法において、 前記描画面積率を求める範囲は、ほぼ近接効果補正の計
    算領域であることを特徴とするパターン図形の分割方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項8記載のパターン図形の分割方
    法において、 前記描画面積率を求める範囲は、ほぼパターンのピッチ
    であることを特徴とするパターン図形の分割方法。
  13. 【請求項13】 請求項9記載のパターン図形の分割方
    法において、 前記描画面積率を求める範囲は、ほぼパターンのピッチ
    であることを特徴とするパターン図形の分割方法。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のパターン図形の分割方
    法において、 前記基本図形同士は接触する長さで表される接触領域長
    さに合わせて重なり量を設定する工程、 前記基本図形のうちの着目している基本図形が接触する
    他方の基本図形の接触辺の長さで表される接触辺長さに
    合わせて重なり量を調整する工程、 および前記基本図形の接続点周辺の描画される図形の密
    度で表される描画面積率に合わせて重なり量を調整する
    工程のうちの少なくとも一つの工程を備えたことを特徴
    とするパターン図形の分割方法。
JP11296398A 1998-04-23 1998-04-23 パターン図形の分割方法 Pending JPH11307429A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6732351B2 (en) 2001-03-05 2004-05-04 Nec Electronics Corporation Method of forming mask for charged particle beam exposure and processing program of pattern data for forming mask for charged particle beam exposure
US7810066B2 (en) 2006-10-06 2010-10-05 Elpida Memory, Inc. Irradiation pattern data generation method, mask fabrication method, and plotting system

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