JPH11307236A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH11307236A
JPH11307236A JP11092098A JP11092098A JPH11307236A JP H11307236 A JPH11307236 A JP H11307236A JP 11092098 A JP11092098 A JP 11092098A JP 11092098 A JP11092098 A JP 11092098A JP H11307236 A JPH11307236 A JP H11307236A
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cooking
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microcomputer
power
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによる操作をより少なくする調理器を
提供する。 【解決手段】 ユーザが電源キーを押圧している間、ス
イッチ21の接点が閉じる。スイッチ21の接点が閉じ
ると、リレーコイル28が通電され、リレー接点22が
閉じる。これにより、本電子レンジでは、マイクロコン
ピュータ20の初期化を行なうことなく、マイクロコン
ピュータ20を含む制御部40への継続的な電力の供給
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジや電磁
調理器等の調理器に関し、特に、マイクロコンピュータ
により自動調理を制御する制御部を含む調理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず、マイクロコンピュータにより自動
調理を制御する制御部を含む従来の調理器の一例とし
て、電子レンジの構成を説明する。図9は、従来の電子
レンジの電気的構成を模式的に示す図である。
【0003】図9に示す電子レンジは、外部電源50に
より電力を供給される。そして、この電子レンジは、高
周波の電波を発することにより調理を行なうマグネトロ
ン57と、前記マグネトロン57に高電圧を供給するた
めのトランス54、高圧コンデンサ55、高圧ダイオー
ド56と、トランス54への電力の供給のオン/オフを
切換えるために回路を開閉するリレー接点53と、電子
レンジのドアの開閉に応じて回路を開閉するドアスイッ
チ52a,52bと、電子レンジに過電流が供給される
ことを防止するためのヒューズ51とを含む。
【0004】また、図9に示す電子レンジは、リレー接
点53による回路の開閉を制御するための制御部80
と、制御部80に所定電圧の電力を供給するためのトラ
ンス58と、制御部80への電力の供給のオン/オフを
切換えるために外部電源50,トランス58,制御部8
0を含む回路を開閉するリレー接点71aと、リレー接
点71aと並列接続されユーザ等により操作される指示
手段の一例のスイッチ81を含む。なお、制御部80
は、マイクロコンピュータ82と、マイクロコンピュー
タ82に定電圧を供給するための定電圧回路83と、リ
レー接点71aに回路の開閉を切換えさせるための通電
制御回路70を備えている。
【0005】図9に示す電子レンジにおいては、ユーザ
が、自動調理を開始させるためにスイッチ81を操作す
ると、スイッチ81は回路を閉じ、トランス58を介し
て制御部80に電力が供給される。これにより、マイク
ロコンピュータ82は、図示せぬリセット回路により初
期化され、通電制御回路70にリレー接点71aを閉じ
る旨の信号を送る。そして、リレー接点71aは、一度
回路を閉じると、マイクロコンピュータ82が通電制御
回路70に対してリレー接点71aに回路を開かせる旨
の信号を送るまでは、継続的に回路を閉じた状態となっ
ている。これにより、制御部80は、継続的に電力を供
給され、電子レンジにおける自動調理を制御する。
【0006】また、上記のような調理器の別の一例であ
る、特開昭61−147490号公報に開示された電子
レンジは、自動調理が停止された場合、一定時間経過後
に制御部への通電が停止されるように構成されていた。
これにより、電子レンジにおいて、調理を行なわないと
きの制御部への無駄な通電が防止されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示すような従来の調理器では、スイッチ81が操作され
てからリレー接点71aが閉じるまでには、マイクロコ
ンピュータ82の初期化等が必要であったため、相当の
時間(約0.3秒程度)を要していた。つまり、調理器
においてリレー接点71aに回路を閉じさせるために
は、スイッチ81が、少なくとも当該相当の時間は回路
を閉じ、マイクロコンピュータ80等が、スイッチ8
1,トランス58を介して、当該相当の時間、電力を供
給され続けなければならなかった。したがって、スイッ
チ81がユーザによって押圧され続ける時間が前記相当
の時間よりも短い場合には、スイッチ81が押圧された
にもかかわらず、制御部80に継続的な電力の供給がな
されず自動調理を行なうことができないという事態が生
じていた。
【0008】また、特開昭61−147490号公報に
開示された電子レンジでは、自動調理が停止されると、
どのような状況であっても、一定時間が経過すると制御
部への通電が停止されていた。これは、特に調理を行な
っておらず、かつ、しばらく調理器を利用しない場合に
は、電力の無駄な使用を防ぐ便利な機能である。したが
って、制御部への通電は、調理停止後早期に停止される
ことが好ましいと考えられていた。しかし、同公報に開
示された電子レンジでは、たとえば調理中のトラブルの
ために調理を中断している場合等、調理再開の必要があ
る場合にも、調理器を利用しない場合と同様に、調理停
止後前記一定時間が経過すると制御部への通電が停止さ
れていた。
【0009】以上のように、従来の調理器においては、
ユーザが調理開始等の指示を与える指示手段を操作した
にもかかわらず制御部への通電が行なわれなかったり、
自動調理の中断後比較的短い時間が経過すると制御部へ
の通電が停止されることがあったため、ユーザは、調理
器に対して、調理開始等の指示を与えるために、また
は、中断された調理動作を再開させるために、さらなる
操作を行なわなければならなかった。したがって、従来
の調理器では、ユーザに余計な操作を必要とさせる場合
があり、操作が煩雑であった。
【0010】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、ユーザによる操作をより少なく
する調理器を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る調理器は、マイクロコンピュータを備え、前記マイ
クロコンピュータにより自動調理を制御する制御部を含
む調理器であって、外部電源と前記制御部を含み、前記
制御部に前記外部電源からの電力を供給するために形成
される電力供給回路と、前記制御部に、電力を供給する
ことを指示するための指示手段と、前記電力供給回路を
開閉可能に設けられ、前記指示手段が操作されることに
より、前記マイクロコンピュータの初期化と並行して前
記電力供給回路を継続的に閉路させる回路開閉手段とを
含むことを特徴とする。
【0012】請求項1に記載の発明によると、指示手段
が操作されると、回路開閉手段により、マイクロコンピ
ュータの初期化と並行して、電力供給回路が継続的に閉
路される。
【0013】これにより、指示手段を操作する状態を継
続すべき時間が、マイクロコンピュータの初期化を行な
うほどは必要とされないため、ユーザが指示手段を操作
したにもかかわらず、制御部に外部電源が供給されず自
動調理が行なわれないという不都合およびユーザに再度
指示手段を操作させるという不都合を極力回避すること
ができる。したがって、調理器において、ユーザによる
操作を少なくすることができる。
【0014】請求項2に記載の発明に係る調理器は、請
求項1に記載の発明に係る調理器の構成に加えて、前記
指示手段は、操作されることにより前記電力供給回路を
閉路するスイッチからなり、前記回路開閉手段は、前記
電力供給回路を開閉でき前記スイッチと並列接続された
リレー接点と、前記スイッチおよび前記リレー接点に直
列接続された前記リレー接点を開閉するリレーコイルと
からなり、前記スイッチが一時的に前記電力供給回路を
閉路した場合に、前記リレーコイルに通電されて前記リ
レー接点を閉じることにより前記電力供給回路を継続的
に閉路させることを特徴とする。
【0015】請求項2に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明による作用に加えて、操作されることによ
り前記電力供給回路を閉路するスイッチにより前記指示
手段が構成され、前記電力供給回路を開閉でき前記スイ
ッチと並列接続されたリレー接点と、前記スイッチおよ
び前記リレー接点に直列接続された前記リレー接点を開
閉するリレーコイルとにより前記回路開閉手段が構成さ
れる。そして、回路開閉手段は、前記スイッチが一時的
に前記電力供給回路を閉路した場合に、前記リレーコイ
ルに通電されて前記リレー接点を閉じることにより前記
電力供給回路を継続的に閉路させるように構成されてい
る。
【0016】これにより、請求項1に記載の発明による
効果に加えて、指示手段を操作する状態を継続すべき時
間がマイクロコンピュータの初期化を行なうほどは必要
とされない調理器を、より容易に構成することができ
る。
【0017】請求項3に記載の発明に係る調理器は、請
求項2に記載の発明に係る調理器の構成に加えて、マイ
クロコンピュータを備え、前記マイクロコンピュータに
より自動調理を制御する制御部を含む調理器であって、
前記制御部は、前記調理器の調理動作が停止された場合
に、所定時間が経過した後、当該制御部への電力の供給
を停止し、前記所定時間は、前記調理動作の停止にかか
る停止モードによって異なることを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の発明によると、制御部に
より、調理器が調理動作を所定時間停止している場合に
は、制御部への通電が停止されるが、その所定時間は、
調理器における停止モードによって変化する。
【0019】これにより、調理動作の停止モードによっ
て、ユーザの希望するように制御部への通電停止までの
時間を設定することができ、電力の無駄な使用を防ぎつ
つ、ユーザに、余計に、制御部への通電再開の操作を行
なわせることを極力回避できる。したがって、調理器に
おいて、ユーザによる操作をより少なくすることができ
る。
【0020】請求項4に記載の発明に係る調理器は、請
求項3に記載の発明に係る調理器の構成に加えて、前記
自動調理にかかる調理動作が終了した停止モードの前記
所定時間よりも、前記自動調理にかかる調理動作が中断
された停止モードの前記所定時間の方が長いことを特徴
とする。
【0021】請求項4に記載の発明によると、請求項3
に記載の発明による作用に加えて、調理器が調理動作を
中断している場合、調理動作を終了している場合より
も、調理動作の停止から制御部への電力供給の停止まで
の時間が長くなる。
【0022】これにより、請求項3に記載の発明による
効果に加えて、調理動作を再開させる可能性の高い場合
の方が、当該可能性の低い場合よりも調理動作の停止か
ら制御部への電力供給の停止までの時間が長くなる。し
たがって、より確実に、調理器において、電力の無駄な
使用を防ぎつつ、ユーザによる制御部への通電再開のた
めの操作回数を少なくすることができる。
【0023】請求項5に記載の発明に係る調理器は、請
求項4に記載の発明に係る調理器の構成に加えて、前記
マイクロコンピュータに接続された不揮発性メモリをさ
らに含み、前記制御部は、前記自動調理にかかる調理動
作が中断されて当該制御部への電力の供給が停止される
場合、前記中断により実行されなかった残りの調理動作
の内容を前記不揮発性メモリに記憶させることを特徴と
する。
【0024】請求項5に記載の発明によると、請求項4
に記載の発明による作用に加えて、制御部により、自動
調理にかかる調理動作が中断されて制御部への電力の供
給が停止される場合、マイクロコンピュータに接続され
る不揮発性メモリに、中断されることにより実行されな
かった残りの調理動作の内容が記憶される。
【0025】これにより、請求項4に記載の発明による
効果に加えて、調理器において、中断された調理動作を
容易に再開させることができる。
【0026】請求項6に記載の発明に係る調理器は、請
求項5に記載の発明に係る調理器の構成に加えて、前記
制御部は、前記自動調理にかかる調理動作が中断されて
当該制御部への電力の供給が停止された後当該制御部へ
の電力の供給が再開された場合に、前記不揮発性メモリ
から前記残りの調理動作の内容を取込み、前記調理器を
調理動作が中断された状態に復帰させることを特徴とす
る。
【0027】請求項6に記載の発明によると、請求項5
に記載の発明による作用に加えて、制御部への電力の供
給が再開されると、調理器は、調理動作が中断された状
態に復帰する。
【0028】これにより、請求項5に記載の発明による
効果に加えて、調理器において、中断された調理動作を
より容易に再開させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態の一例を説明する。
【0030】図1(a)に、調理器の一例の電子レンジ
の斜視図を示す。電子レンジ1は、主に、本体2とドア
3とからなる。本体2には、本体2の外郭を覆う外装部
4と、コントロールパネル6と、複数の脚8が設けられ
ている。なお、コントロールパネル6は、ユーザが電子
レンジ1を操作するために、電子レンジ1の前面に設け
られている。
【0031】ドア3は、その左端を軸として開閉され、
ユーザがドア3を開閉するために用いる把手3aを備え
ている。
【0032】図1(b)は、図1(a)のドア3が手前
に開かれた状態を示している。ドア3の奥の本体2内部
には、加熱室50が設けられている。また、ドア3は、
ドアラッチ31,32を備えている。ドアラッチ31,
32は、ドア3から突出し、ドア3が閉じられていると
きには本体2内に嵌め込まれている。また、本体2内の
ドアラッチ31,32が嵌め込まれる部分には、所定の
センサが設けられている。そして、当該センサの検出出
力に基づいて、電子レンジ1では、ドア3が閉じられて
いるか否かが判断される。
【0033】図2は、図1のコントロールパネル6の構
成を示す図である。コントロールパネル6は、たとえば
液晶からなる表示パネル60を含む。また、コントロー
ルパネル6は、予め記憶された調理プログラムに従って
調理が進行する自動メニュー61の中から所望のメニュ
ーを選択するために操作される自動メニューキー6aを
含む。
【0034】さらに、コントロールパネル6は、冷凍さ
れた食材を常温またはそれ以下の温度まで解凍するため
に操作される解凍キー6b、オーブン調理のために操作
されるオーブンキー6c、調理開始(または再開)のた
めに操作されるスタートキー6d、キー操作により指定
された内容を取消すために操作される取消キー6e、食
品を1分等の決められた時間だけ温めるために操作され
る温めキー6f、レンジ調理のために操作されるレンジ
キー6gおよび調理時間を設定するために回転操作され
るタイマキー6iを含む。また、コントロールパネル6
は、電子レンジ1を調理時以外にもタイマとして使用す
るために操作されるキッチンタイマキー62を含む。こ
れら各種のキー操作の内容は、その都度表示パネル60
に表示されて、ユーザは操作内容を確認できる。
【0035】なお、図中63は、電源キーであり、後述
する電子レンジ1の制御部40に電力を供給するため
に、すなわち、電子レンジ1を立上げるために操作する
キーである。そして、電子レンジ1は、電源キー63を
押圧され立上げが行なわれた後にコントロールパネル6
の各キーを用いた調理メニューの入力を受付けるよう構
成されている。
【0036】図3は、図1の電子レンジ1の電気回路を
模式的に示す図である。図3を参照して、15は、電子
レンジ1に電力を供給するための外部電源である。ま
た、10は高周波発振器の一例であるマグネトロンであ
り、11は高圧トランス、12は高圧ダイオード、13
は高圧コンデンサである。なお、マグネトロン10は、
高周波の電波を発して、加熱室50内の食品等の被加熱
物を加熱する。また、高圧トランス11と高圧ダイオー
ド12と高圧コンデンサ13は、半波倍電圧回路を構成
し、前記マグネトロン10に高電圧(3〜4kV)を供
給している。また、14は、マグネトロン10への給電
停止後に高圧コンデンサ13に溜まった電気を放電する
放電抵抗である。なお、放電抵抗14としては、高圧ト
ランス11への電力の供給が停止された後、約1分程度
で高圧コンデンサ13の放電が完了するような抵抗値を
有する抵抗が用いられる。
【0037】また、18はドアスイッチであり、ドア3
が開かれると図3に示す回路を開き、ドア3が閉じられ
ると当該回路を閉じる。したがって、電子レンジ1で
は、ドア3が開かれていると、ドアスイッチ18が回路
を開いて、トランス11への外部電源15からの電力供
給が妨げられるため、マグネトロン10が電波を発しな
いように構成されている。
【0038】図中30は、加熱調理のためにマグネトロ
ン10への通電を規制する出力調整用リレー接点であ
る。出力調整用リレー接点30は、マグネトロン10の
出力を調整するために、加熱調理の最中にオン/オフを
繰返している。出力調整用リレー接点30のオン/オフ
は、通電制御回路32により制御されている。通電制御
回路32は、マイクロコンピュータ20に制御される。
また、マイクロコンピュータ20は、コントロールパネ
ル6の各種キーより構成されるキー入力部34に接続さ
れる。そして、通電制御回路32は、マイクロコンピュ
ータ20から、ユーザがコントロールパネル6の各種キ
ーを用いて入力した調理メニューに応じたデータが送ら
れ、当該データに従って出力調整用リレー接点30をオ
ン/オフする。25は、マイクロコンピュータ20に一
定電圧の電力を供給する定電圧回路である。
【0039】マイクロコンピュータ20は、後述するメ
インルーチンについての1ルーチンの長さを規定する内
部タイマと、調理動作停止時からオートオフまでの時間
を計時するためのオートオフタイマとを備えている。
【0040】また、マイクロコンピュータ20は、リセ
ット回路31、不揮発性メモリ35、表示パネル60
(図2参照)に接続されている。リセット回路31は、
電源キー63が押圧され、電子レンジ1が立上げられる
際に、マイクロコンピュータ20に初期化のための信号
を発するものである。マイクロコンピュータ20、定電
圧回路25、リセット回路31、通電制御回路32、キ
ー入力部34および不揮発性メモリ35により、制御部
40が構成されている。なお、制御部40は、コントロ
ールパネル6から入力された調理メニューに従った調理
動作を行なうよう、電子レンジ1を制御する。そして、
本実施の形態では、制御部40により、マイクロコンピ
ュータにより自動調理を制御する制御部が構成されてい
る。
【0041】また、後述するように、マイクロコンピュ
ータ20への通電は調理メニューの実行途中で停止され
る場合があるが、このような場合には、当該実行途中の
調理メニューの残りの調理内容は、不揮発性メモリ35
に記憶される。
【0042】電子レンジ1を構成する回路には、さら
に、外部電源15から電子レンジ1に過電流が投入され
ることを防ぐヒューズ16と、制御部40等に所定の電
圧の電力を供給するためのトランス23と、トランス2
3から供給される交流を直流に変換する整流回路24
と、スイッチ21と、リレー接点22と、平滑コンデン
サ26と、抵抗27およびリレーコイル28が含まれ
る。
【0043】抵抗27およびリレーコイル28は、平滑
コンデンサ26と並列に接続されている。そして、リレ
ーコイル28には、さらにトランジスタ29が並列接続
されており、トランジスタ29は、マイクロコンピュー
タ20により、オン/オフを制御される。
【0044】ここで、電子レンジ1の立上げについて、
図3を用いて説明する。ユーザは、電子レンジ1を立上
げる際に、電源キー63を押圧する。電子レンジ1で
は、電源キー63が押圧されている間、スイッチ21の
接点が閉じる。スイッチ21の接点が閉じると、トラン
ス23,整流回路24,抵抗27を介して、リレーコイ
ル28が通電される。リレーコイル28が通電される
と、リレー接点22が閉じる。なお、リレー接点22が
開かなければ、リレーコイル28は通電され続ける。し
たがって、一度リレーコイル28が通電されると、それ
以降スイッチ21の接点が開いても、継続的にリレー接
点22が閉じる。リレー接点22が継続的に閉じると、
マイクロコンピュータ20を含む制御部40にも継続的
に電力が供給される。このようにして、電子レンジ1の
立上げが行なわれる。
【0045】電子レンジ1では、マイクロコンピュータ
20を含む制御部40に電力を供給する場合、電源キー
63の押圧によりスイッチ21が接点を閉じた後、リレ
ーコイル28が通電されることにより、リレー接点22
が閉じるように構成されている。このとき、マイクロコ
ンピュータ20の初期化は、リレー接点22の閉成と並
行して行なわれる。つまり、電源キー63の押圧からリ
レー接点22の継続的な閉成が開始されるまでに、従来
のようにマイクロコンピュータ20の初期化が必要とさ
れない。これにより、電源キー63の押圧からリレー接
点22の継続的な閉成が開始されるまでの時間が、約
0.01秒程度と短くなるため、電源キー63の押圧
が、マイクロコンピュータ20の初期化に必要な約0.
3秒継続しなくとも、約0.01秒以上継続すれば、確
実にリレー接点22の継続的な閉成が開始される。した
がって、電子レンジ1では、従来のように、電源キー6
3の押圧継続時間が短すぎることにより、ユーザが電源
キー63を押圧したにもかかわらず制御部40に電力が
供給されないという不都合を極力回避できる。
【0046】電子レンジ1では、コントロールパネル6
を用いて調理メニューの入力を行なった後、スタートキ
ー6dを押圧することによりマグネトロン10を用いた
調理動作が開始される。そして、調理メニューに基づい
た調理動作が終了するか、または、調理動作中にドア3
が開かれることにより、調理動作は停止する。そして、
調理動作が停止した後、所定時間、マグネトロン10を
用いた調理動作を行なうような操作がなされなければ、
電子レンジ1では、制御部40が、当該制御部40への
通電を自動的に停止するように構成されている。このよ
うな制御部40への通電の自動的な停止を、「オートオ
フ」という。このオートオフが行なわれることにより、
調理動作を行なわない間、電子レンジ1に無駄に電力が
供給されることを防止できる。
【0047】なお、制御部40への通電の停止は、トラ
ンジスタ29をオンすることにより行なわれる。すなわ
ち、マイクロコンピュータ20がトランジスタ29のベ
ースにオン信号を出力すると、トランジスタ29のコレ
クタ(図中上部)からエミッタ(図中下部)に電流が流
れる。これにより、リレーコイル28には電流がほぼ流
れなくなり、リレー接点22が開く。したがって、制御
部40への通電が停止されるのである。
【0048】次に、電子レンジ1の動作を、マイクロコ
ンピュータ20の処理内容に沿って説明する。図4は、
マイクロコンピュータ20のメインルーチンのフローチ
ャートである。
【0049】図4を参照して、まず、電源キー63が押
圧され、制御部40に継続的に電力が供給され、マイク
ロコンピュータ20が初期化されると、ステップ1(以
下、ステップをSと略す)で、メインルーチンについて
の1ルーチンの長さを規定する内部タイマがスタートさ
れる。
【0050】次に、S2で、不揮発性メモリ35に記憶
された調理動作に関するデータを取込む処理(メモリデ
ータ取込処理)が行なわれる。次に、S3で、オートオ
フ前に、不揮発性メモリ35に、残りの調理動作に関す
るデータを書込む処理(データ書込処理)が行なわれ
る。そして、S4で、調理動作の停止状態が所定時間継
続した場合に前述のオートオフを行なう処理がなされ
る。そして、S5で、その他の処理がなされた後、S6
に進み、S1でスタートした内部タイマが終了したか否
かが判断される。内部タイマが終了したと判断されると
(S6で、Yes)、メインルーチンは終了する。な
お、メインルーチンの長さは、たとえば、1秒とするこ
とができる。
【0051】次に、図4のS4のオートオフ処理の内容
について説明する。図5は、オートオフ処理のサブルー
チンのフローチャートである。
【0052】図5を参照して、まず、S1で、マグネト
ロン10に通電されているか否か、すなわち、電子レン
ジ1が調理動作を行なっているか否かが判断される。調
理動作を行なっている場合には、そのままリターンし、
調理動作を行なっていない場合には、S42に進む。
【0053】S42では、既にS44またはS45でオ
ートオフタイマがセットされているか否かが判断され
る。セットされている場合には、S46に進み、セット
されていない場合にはS43に進む。
【0054】S43では、調理動作を行なっていないの
は、調理メニューの実行中にドア3が開けられたためで
あるか、すなわち、実行中の調理メニューが中断された
状態であるか否かの判断がなされる。調理メニューが中
断された状態である場合には、S44で、オートオフタ
イマに10分を設定する処理がなされ、S46に進む。
一方、中断された状態でない場合、すなわち、調理メニ
ューが終了したかまたはもともと調理メニューを実行し
ていなかった場合には、S45で、オートオフタイマに
2分を設定する処理がなされS46に進む。
【0055】S46では、オートオフタイマのカウント
ダウンがなされ、S47に進む。S47では、オートオ
フタイマが終了しているか否かの判断がなされ、終了し
ていない場合にはそのままリターンする。一方、オート
オフタイマが終了している場合には、S48に進む。
【0056】S48では、トランジスタ29のベースに
オン信号を出力する処理がなされ、リターンする。な
お、前述のように、トランジスタ29のベースにオン信
号が出力されると、トランジスタ29が通電され、リレ
ーコイル28には電流がほぼ流れなくなるため、リレー
接点22が開き、制御部40への通電が停止される。
【0057】以上のオートオフ処理により、電子レンジ
1では、マグネトロン10を用いた調理動作が停止され
た場合、所定時間が経過すると、制御部40への電力の
供給が停止される。なお、調理動作が停止してから制御
部40への電力の供給が停止されるまでの時間は、調理
メニューについての調理動作が終了した場合(2分、S
45参照)よりも、調理メニューにかかる調理動作が中
断された場合(10分、S44参照)の方が長くなって
いる。これは、調理メニューの調理動作が終了した場合
よりも、中断された場合の方が調理動作の再開の可能性
が高いからである。すなわち、電子レンジ1では、調理
動作の再開の可能性の高い、調理メニューの中断中の方
が、制御部40への電力の供給が停止されにくく構成さ
れており、電力の無駄な消費を防ぐオートオフ機能を採
用しつつも、ユーザが電源キー63を押圧する回数をよ
り少なくしようとしている。
【0058】次に、図4のS3のデータ書込処理の内容
について説明する。図6は、データ書込処理のサブルー
チンのフローチャートである。
【0059】図6を参照して、まず、S31で、電子レ
ンジ1が調理メニューの実行中であるか否かが判断され
る。実行中でなければ、すなわち、コントロールパネル
6により調理メニューが未だ入力されていないかまたは
入力された調理メニューが終了した場合には、そのまま
リターンする。一方、調理メニューの実行中の場合は、
S32に進む。
【0060】S32では、S31で実行中であると判断
された調理メニューが中断されているか否か、すなわち
ドア3が開けられているか否かが判断される。調理メニ
ューが中断されていなければそのままリターンする。一
方、調理動作が中断されている場合には、S33で、不
揮発性メモリ35に、これから行なうべき残りの調理動
作についてのデータを書込む処理がなされる。
【0061】以上説明したデータ書込処理では、電子レ
ンジ1において、調理動作が中断される毎に、不揮発性
メモリ35にその時点での残りの調理動作のデータが書
込まれる。
【0062】次に、図4のS2のメモリデータ取込処理
の内容について説明する。図7は、メモリデータ取込処
理のサブルーチンのフローチャートである。
【0063】図7を参照して、まず、S21で、不揮発
性メモリ35内のデータをチェックする。次に、S22
で、不揮発性メモリ35にデータが書込まれているか否
かを判断する。データが書込まれていない場合にはその
ままリターンする。一方、データが書込まれている場合
にはS23に進む。S23では、不揮発性メモリ35に
書込まれたデータを、マイクロコンピュータ20が内蔵
するRAMに取込む処理が行なわれる。次に、S24
で、不揮発性メモリ35の記憶内容をクリアする処理を
行なう。
【0064】以上説明したメモリデータ取込処理によ
り、調理メニューの中断中にオートオフが行なわれる
と、次に電子レンジ1を立上げたとき、マイクロコンピ
ュータ20は、不揮発性メモリ35から、中断された調
理メニューの残りの調理動作のデータを取込み、電子レ
ンジ1を調理動作が中断された状態に復帰させる。
【0065】なお、電子レンジ1は、図7に示すメモリ
データ取込処理が行なわれた後、表示パネル60に、不
揮発性メモリ35から取込まれた残りの調理動作のデー
タを表示し、スタートキー6dが押圧されれば、当該残
りの調理動作を実行し、取消キー6eが押圧されれば、
マイクロコンピュータ20において当該残りの調理動作
のデータがクリアされ、次の調理メニューを入力可能な
状態になるように構成されることができる。
【0066】なお、本実施の形態における「調理メニュ
ー」とは、自動メニューキー6aを用いて選択する自動
メニュー61内の各メニューだけでなく、レンジキー6
g等の他のキーを用いて入力されたメニューも含む。
【0067】以上説明した本実施の形態におけるメモリ
データ取込処理(図7)においては、調理メニューの中
断中にオートオフが行なわれ、再度電子レンジ1が立上
げられた場合、マイクロコンピュータ20は自動的に不
揮発性メモリ35内に書込まれたデータを取込むように
構成されたが、本発明はこれに限定されるものではな
い。すなわち、コントロールパネル6に、オートオフに
より不揮発性メモリ35に書込まれた残りの調理動作の
データをマイクロコンピュータ20に取込ませるための
キー(たとえば「呼出しキー」)を設け、当該呼出しキ
ーが操作された場合のみ、不揮発性メモリ35から残り
の調理動作のデータを取込むように構成することもでき
る。図8に、この場合のメモリデータ取込処理の変形例
のフローチャートを示す。
【0068】図8を参照して、まずSA21で、キー入
力があったか否かが判断される。キー入力がない場合は
そのままリターンする。キー入力があった場合には、S
A22に進む。
【0069】SA22では、SA21で入力があったと
されるキーが、前述の呼出しキーであるか否かが判断さ
れる。呼出しキーでない場合にはSA23で、不揮発性
メモリ35の記憶内容をクリアし、リターンする。一
方、呼出しキーである場合には、SA24に進む。
【0070】SA24では、不揮発性メモリ35にデー
タが書込まれているか否かが判断され、書込まれていな
い場合にはそのままリターンする。一方、書込まれてい
る場合には、SA25に進む。
【0071】SA25では、不揮発性メモリ35に書込
まれたデータを、マイクロコンピュータ20内のRAM
に取込む処理が行なわれ、SA26に進む。SA26で
は、不揮発性メモリ35の記憶内容をクリアする処理が
行なわれ、SA27に進む。SA27では、マイクロコ
ンピュータ20内のRAMに取込まれた残りの調理動作
のデータに従って、調理が開始される。
【0072】図8を用いて説明した、メモリデータ取込
処理の変形例においては、調理メニューの中断中にオー
トオフが行なわれ、再度電子レンジ1が立上げられた際
に、「呼出しキー」が押圧されると、不揮発性メモリ3
5に記憶された残りの調理動作のデータに従った調理が
行なわれ、呼出しキー以外のキーが押圧されると不揮発
性メモリ35内の残りの調理動作のデータが消去され
る。電子レンジ1が、このように構成されると、中断時
の残りの調理動作を容易に実行でき、かつ、当該残りの
調理動作を行なわない場合には当該残りの調理動作のデ
ータがマイクロコンピュータ20に取込まれず、処理を
より簡略化できる。
【0073】以上説明した本実施の形態においては、外
部電源15、スイッチ21、リレー接点22、トランス
23、整流回路24、リレーコイル28、トランジスタ
29、制御部40を含む回路により、外部電源と制御部
を含み、制御部に外部電源からの電力を供給するために
形成される電力供給回路が構成されている。
【0074】また、電源キー63により、制御部に電力
を供給することを指示するための指示手段が構成されて
いる。また、リレー接点22とリレーコイル28によ
り、電力供給回路を開閉可能に設けられ、指示手段が操
作されることにより、マイクロコンピュータの初期化と
並行して電力供給回路を継続的に閉路させる回路開閉手
段が構成されている。
【0075】また、本実施の形態では、リレーコイル2
8に並列接続されたトランジスタ29を設けることによ
り、制御部40は、リレーコイル28への通電を停止し
てリレー接点22を開き、制御部40への電力の供給を
停止することができる。
【0076】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
【0077】すなわち、S44やS45(図5参照)に
おいてオートオフタイマにセットされる時間は、10分
または2分に限定されるものではない。また、電子レン
ジ1は、実行中の調理メニューにかかる調理動作を、ド
ア3を開くことだけでなく、コントロールパネル6上に
設けられた所定のキーの押圧によっても中断するよう、
構成されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調理器の一例の電子レンジの斜視図で
ある。
【図2】図1の電子レンジのコントロールパネルを示す
図である。
【図3】図1の電子レンジの電気回路を模式的に示す図
である。
【図4】図1の電子レンジのマイクロコンピュータにお
けるメインルーチンのフローチャートである。
【図5】図4のオートオフ処理のサブルーチンのフロー
チャートである。
【図6】図4のデータ書込処理のサブルーチンのフロー
チャートである。
【図7】図4のメモリデータ取込処理のサブルーチンの
フローチャートである。
【図8】図7に示すメモリデータ取込処理の変形例のフ
ローチャートである。
【図9】従来の調理器の電気回路を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1 電子レンジ 3 ドア 6 コントロールパネル 15 外部電源 20 マイクロコンピュータ 21 スイッチ 22 リレー接点 28 リレーコイル 29 トランジスタ 63 電源キー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータを備え、前記マイ
    クロコンピュータにより自動調理を制御する制御部を含
    む調理器であって、 外部電源と前記制御部を含み、前記制御部に前記外部電
    源からの電力を供給するために形成される電力供給回路
    と、 前記制御部に、電力を供給することを指示するための指
    示手段と、 前記電力供給回路を開閉可能に設けられ、前記指示手段
    が操作されることにより、前記マイクロコンピュータの
    初期化と並行して前記電力供給回路を継続的に閉路させ
    る回路開閉手段とを含む、調理器。
  2. 【請求項2】 前記指示手段は、操作されることにより
    前記電力供給回路を閉路するスイッチからなり、 前記回路開閉手段は、 前記電力供給回路を開閉でき前記スイッチと並列接続さ
    れたリレー接点と、前記スイッチおよび前記リレー接点
    に直列接続された前記リレー接点を開閉するリレーコイ
    ルとからなり、 前記スイッチが一時的に前記電力供給回路を閉路した場
    合に、前記リレーコイルに通電されて前記リレー接点を
    閉じることにより前記電力供給回路を継続的に閉路させ
    る、請求項1に記載の調理器。
  3. 【請求項3】 マイクロコンピュータを備え、前記マイ
    クロコンピュータにより自動調理を制御する制御部を含
    む調理器であって、 前記制御部は、前記調理器の調理動作が停止された場合
    に、所定時間が経過した後、当該制御部への電力の供給
    を停止し、 前記所定時間は、前記調理動作の停止にかかる停止モー
    ドによって異なる、調理器。
  4. 【請求項4】 前記自動調理にかかる調理動作が終了し
    た停止モードの前記所定時間よりも、前記自動調理にか
    かる調理動作が中断された停止モードの前記所定時間の
    方が長い、請求項3に記載の調理器。
  5. 【請求項5】 前記マイクロコンピュータに接続された
    不揮発性メモリをさらに含み、 前記制御部は、前記自動調理にかかる調理動作が中断さ
    れて当該制御部への電力の供給が停止される場合、前記
    中断により実行されなかった残りの調理動作の内容を前
    記不揮発性メモリに記憶させる、請求項4に記載の調理
    器。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記自動調理にかかる調
    理動作が中断されて当該制御部への電力の供給が停止さ
    れた後当該制御部への電力の供給が再開された場合に、
    前記不揮発性メモリから前記残りの調理動作の内容を取
    込み、前記調理器を調理動作が中断された状態に復帰さ
    せる、請求項5に記載の調理器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002238668A (ja) * 2001-02-14 2002-08-27 Sanyo Electric Co Ltd 配膳カートの加熱制御装置
JP2002327924A (ja) * 2002-04-26 2002-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 調理器
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