JPH11306041A - 異常診断装置 - Google Patents

異常診断装置

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JPH11306041A
JPH11306041A JP10111995A JP11199598A JPH11306041A JP H11306041 A JPH11306041 A JP H11306041A JP 10111995 A JP10111995 A JP 10111995A JP 11199598 A JP11199598 A JP 11199598A JP H11306041 A JPH11306041 A JP H11306041A
Authority
JP
Japan
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data
machine
memory
stored
control
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10111995A
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English (en)
Inventor
Shoji Hiraoka
松次 平岡
Minako Saito
美奈子 斉藤
Shiro Sugimoto
志郎 杉本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11306041A publication Critical patent/JPH11306041A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】突発的に発生する動作異常に対応でき、再現テ
ストの必要なく異常診断する。 【解決手段】診断対象の機械7に対してその制御装置6
と共に組込み、制御装置6から機械7に送られる制御信
号及びこの制御信号に対応した機械7の動作状態信号を
入力する入力ポート5と、制御装置6と接続され、機械
7の制御状態について通信する第1の通信部3と、外部
接続されたパーソナルコンピュータ8との通信を行なう
第2の通信部4と、入力ポート5から入力される制御信
号及び動作状態信号と第1の通信部3を介して制御装置
6から入力される機械7の制御状態とを記憶するメモリ
2と、入力ポート5、第1及び第2の通信部3,4、及
びメモリ2を統括制御する本体部1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば各種プラン
ト等の産業機械の制御装置に適用される異常診断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば各種プラント等の産業機械の制御
装置では、当該制御装置から機械に対して出力される制
御信号、ならびに制御対象となる機械で得られる状態信
号を記憶するために、各種記録計、オシロスコープ、ロ
ジックアナライザ等の機器を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、制御対象と
なる機械が正常な動作を行わなくなった場合、上記制御
装置が正常であったかどうかを調べるために、通常は上
述したような各種記録計等を取付けて再現テストを行な
う。
【0004】この場合、制御装置と比較して記録計類は
大規模なものとなり、また異常動作の再現までに多大の
時間を要する際には、いつ発生するか分らない異常動作
を待機して長時間にわたる記録を続行しなければならな
い。
【0005】さらに、ロジックアナライザや最新の記録
計は、外部からのトリガ信号を受けて記録を制御するも
のも多く、これらの計器と制御対象となる機械の起動、
停止等との動作との連動がとりにくいという不具合があ
った。
【0006】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、突発的に発生する
動作異常に対応することができ、再現テスト等を行なう
必要のない異常診断装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
診断対象となる機械に対してその制御装置と共に組込
み、該制御装置から機械に送られる制御信号及びこの制
御信号に対応した上記機械の動作状態信号を入力する入
力ポートと、上記制御装置と接続され、上記機械の制御
状態について通信する第1の通信手段と、外部接続され
たデータ処理装置との通信を行なう第2の通信手段と、
上記入力ポートから入力される制御信号及び動作状態信
号と上記第1の通信手段を介して上記制御装置から入力
される上記機械の制御状態とを記憶する記憶手段と、上
記入力ポート、第1及び第2の通信手段、及び記憶手段
を統括制御する制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0008】このような構成とすれば、診断対象となる
機械及びその制御装置との通信により、機械の運転、停
止状態に連動して機械運転時の機械からの動作状態信号
と制御装置の出力する制御信号とを常時サンプリングし
て記憶しておくために、再現テスト等を行なう必要がな
く、また例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理
装置とも通信接続しているために記憶したデータの解
析、サンプリング条件やトリガ条件の変更等の動作を容
易に実行させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態につい
て図面を参照して説明する。図1はその回路構成を示す
もので、7が診断対象となる機械、6がその制御装置、
9が上記機械7及び制御装置6と接続された異常診断装
置である。
【0010】異常診断装置9は、制御装置6の出力する
機械7への制御信号と機械7の動作状態信号とを入力す
る信号入力ポート5、この異常診断装置9全体の動作制
御を行なう、内部にデータポインタを備えた本体部1、
EEPROM等の不揮発性メモリで構成された、上記機
械7及び制御装置6から入力したデータを記憶しておく
メモリ2、上記制御装置6と本体部1との間での信号の
送受を行なう第1の通信部3、及び外部のデータ処理装
置としてのパーソナルコンピュータ(図では「P/C」
と示す)8と本体部1との間に接続され、このパーソナ
ルコンピュータ8と信号の送受を行なうことでメモリ2
に記憶した信号の解析や、サンプリング条件、トリガ条
件等の診断動作の設定変更などを行わせる第2の通信部
4を有している。
【0011】上記のような構成にあって、その動作につ
いて図2により説明する。図2は異常診断装置9の主と
して本体部1の制御に基づく所定の時間間隔で実行され
る動作処理の内容を示すものである。
【0012】その処理当初には、まず診断対象となる機
械7の動作状態を表すデータ、制御装置6の機械7に対
する制御信号を信号入力ポート5を介してサンプリング
して入力すると共に、制御装置6内部の信号を第1の通
信部3を介してサンプリングして入力し(ステップS
1)、得たそれぞれのデータをメモリ2に更新記憶させ
る(ステップS2)。
【0013】その後、本体部1内部のデータポインタの
値を更新設定した後に(ステップS3)、上記メモリ2
に記憶させた各データの値が異常であるか否かを判断し
(ステップS4)、いずれも異常ではないと判断した場
合には再び上記ステップS1に戻って以上の処理を繰返
し実行する。
【0014】ここで、メモリ2の各データを記憶するデ
ータエリアをリングカウンタ状に「2n+1(nは自然
数)」段で構成し、複数「2n+1」組のデータを順次
循環的に更新記憶させるものとすると、常にメモリ2に
は直前の過去「2n+1」組分のデータが連続して記憶
されていることとなる。
【0015】そして、ステップS4でメモリ2に記憶さ
せたいずれか少なくとも1つのデータの値が異常である
と判断すると、続いてその時点での本体部1内部のデー
タポインタの値を併せてメモリ2に記憶させる(ステッ
プS5)。
【0016】その後、上記メモリ2に記憶されるデータ
を消去することなく、さらに上記ステップS1乃至S3
の処理と同様に再度機械7の動作状態を表すデータ、制
御装置6の機械7に対する制御信号を信号入力ポート5
を介してサンプリングして入力すると共に、制御装置6
内部の信号を第1の通信部3を介してサンプリングして
入力し(ステップS6)、得たそれぞれのデータをメモ
リ2に追加記憶させる(ステップS7)。
【0017】そして、本体部1内部のデータポインタの
値をさらに更新設定した後に(ステップS8)、上記ス
テップS6乃至S8の処理で異常であると判断したもの
を含むデータ以外にメモリ2に記憶させたデータの数が
予め指定されている数nに達したか否かを判断し(ステ
ップS9)、達していないと判断した場合には再び上記
ステップS5に戻って以上の処理を繰返し実行する。
【0018】そして、ステップS9でメモリ2にさらに
記憶させたデータの数が指定された数nに達したと判断
すると、その時点でメモリ2には、異常であると判断し
た時点でのデータの組を中心としてその前のデータがn
組、その後のデータがn組、計「2n+1」組分の時間
的に連続したデータが記憶されていることとなる。
【0019】したがって、次に上記メモリ2に記憶させ
た全データ、すなわち異常であると判断したものを中心
とした「2n+1」組分のデータをすべて読出し、第2
の通信部4を介してパーソナルコンピュータ8に送出し
(ステップS10)、次いでメモリ2に合わせて記憶さ
せた、データが異常であると判断した時点でのデータポ
インタの値も読出して同様に第2の通信部4を介してパ
ーソナルコンピュータ8に送出して(ステップS1
1)、以上でこの本体部1による処理を一旦終了する。
【0020】パーソナルコンピュータ8では、機械7に
異常を生じたと判断した時点から一定の時間経過後に異
常診断装置9から送られてくる一連のデータを基にデー
タ解析処理を行なうことで、異常状態を生じた原因を究
明することができ、結果として異常状態の発生に対する
迅速な処理を施すことができる。
【0021】上記のように機械7での運転状態及びその
機械7に対する制御装置6の状態を常時異常診断装置9
内のメモリ2に更新記憶しておき、異常が発生したと判
断した時点でさらに指定数分だけ連続してデータを追加
記憶させた上で、それらの記憶内容をデータ処理装置と
してのパーソナルコンピュータ8に転送してデータ解析
等の処理を実行させるようにしたので、異常発生状態の
データ取得の再現テスト等を行なう必要がなく、再現性
に乏しい異常に対しても迅速に対処することが可能とな
る。また、上記メモリ2を上述した如く不揮発性のメモ
リで構成するものとしたことで、停電時に対するデータ
保護も可能となる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、診断対象
となる機械及びその制御装置との通信により、機械の運
転、停止状態に連動して機械運転時の機械からの動作状
態信号と制御装置の出力する制御信号とを常時サンプリ
ングして記憶しておくために、再現テスト等を行なう必
要がなく、また例えばパーソナルコンピュータ等のデー
タ処理装置とも通信接続しているために記憶したデータ
の解析、サンプリング条件やトリガ条件の変更等の動作
を容易に実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る回路構成を示すブ
ロック図。
【図2】同実施の形態に係る処理内容を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1…本体部 2…メモリ 3…第1の通信部 4…第2の通信部 5…信号入力ポート 6…制御装置 7…機械 8…パーソナルコンピュータ(P/C) 9…異常診断装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断対象となる機械に対してその制御装
    置と共に組込み、該制御装置から機械に送られる制御信
    号及びこの制御信号に対応した上記機械の動作状態信号
    を入力する入力ポートと、 上記制御装置と接続され、上記機械の制御状態について
    通信する第1の通信手段と、 外部接続されたデータ処理装置との通信を行なう第2の
    通信手段と、 上記入力ポートから入力される制御信号及び動作状態信
    号と上記第1の通信手段を介して上記制御装置から入力
    される上記機械の制御状態とを記憶する記憶手段と、 上記入力ポート、第1及び第2の通信手段、及び記憶手
    段を統括制御する制御手段とを具備したことを特徴とす
    る異常診断装置。
JP10111995A 1998-04-22 1998-04-22 異常診断装置 Withdrawn JPH11306041A (ja)

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JP10111995A JPH11306041A (ja) 1998-04-22 1998-04-22 異常診断装置

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JP10111995A JPH11306041A (ja) 1998-04-22 1998-04-22 異常診断装置

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JPH11306041A true JPH11306041A (ja) 1999-11-05

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ID=14575320

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JP10111995A Withdrawn JPH11306041A (ja) 1998-04-22 1998-04-22 異常診断装置

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